JP4274265B2 - 光アクセスシステムおよびそのレンジング方法 - Google Patents

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Description

この発明は、冗長型光アクセスシステムに設けられたレンジング機能の改良に関する。この発明は、例えばPON(Passive Optical Network) 等のアクセスシステムを構築するための、冗長型光アクセスシステムに適用することができる。
従来より、インターネット、IP(Internet Protocol) 電話、映像配信等の通信サービスを提供するための光アクセスネットワークとして、FTTx(Fiber To The x)が知られている。FTTxとしては、例えば、FTTH(Fiber To The Home)、FTTC(Fiber To The Curb)、FTTN(Fiber To The Node)、FTTP(Fiber To The Premises)等が知られている。
また、FTTxを安価に実現する加入者アクセス技術として、PONが知られている。PONとしては、例えば、ATM−PON(Asynchronous Transfer Mode-PON:ITU−T G.983.1、G983.2で標準化された技術)、B−PON(Broadband-PON:ITU−T G.983.3で標準化された技術)、G−PON(Gigabit-PON:ITU−T G.984で標準化された技術)、GE−PON(Gigabit Ethernet(登録商標)-PON:IEEE802.3ahで標準化された技術)が知られている。
図3は、PONのトポロジーを示す概念図である。図3に示したように、OLT(Optical Line Terminal:加入者端局装置)301は、スプリッタ302および光ファイバ303,304−1〜304−nを介して、n個のONU(Optical Network Unit:光回線終端装置)305−1〜305−nを収容する。OLT301およびONU305−1〜305−nは、下り通信と上り通信とで、異なる周波数を使用する。このため、下り通信と上り通信とを、平行して行うことができる。
下り通信では、まず、OLT301が、ONU305−1〜305−n宛のIPパケットを上位ネットワーク311から受信する。そして、OLT301は、これらのIPパケットから、時分割多重された下り信号を生成する。下り信号は、各ONU305−1〜305−nに宛てた通信データD1〜Dnを含むことができる。この下り信号は、OLT301から出力され、光ファイバ303を介して、スプリッタ302に到達する。スプリッタ302は、各光ファイバ304−1〜304−nに対して、同一の下り信号を出力する。ONU305−1〜305−nは、対応する光ファイバ304−1〜304−nから下り信号を入力すると、自己宛のIPパケットD1〜Dnを抽出して通信データに変換し、対応する通信端末(例えば、パーソナルコンピュータ、IP電話機等)312,312,・・・に送る。なお、通信の機密性を確保するため(すなわち、通信データD1〜Dnを宛先以外のONUが解読できないようにするため)に、OLT301は、通信データD1〜Dnを暗号化して送信する。
一方、上り通信時には、ONU305−1〜305−nが、対応する通信端末312から、通信データU1〜Unを受信する。通信データU1〜Unは、各ONU305−1〜305−nごとに定められたタイミングで、出力される。通信データU1〜Unは、光ファイバ304−1〜304−nを介して、スプリッタ302に到達する。スプリッタ302は、通信データU1〜Unをそのまま重畳する。このとき、通信データU1〜Unが各ONU305−1〜305−nから出力されるタイミングを適当に設定すれば、スプリッタ302の重畳により、多重化された上り信号が生成される。上り信号は、スプリッタ302から出力され、光ファイバ303を介して、OLT301に到達する。OLT301は、上り信号を多重分離してIPパケットを生成し、上位ネットワーク311に送る。
上述のように、スプリッタ302が上り信号の時分割多重を行うためには、各ONU305−1〜305−n毎に、通信データU1〜Unの出力タイミングを調整する必要がある。ここで、ONU305−1〜305−nからスプリッタ302までの距離は、当該ONU305−1〜305−n毎に異なる。したがって、ONU305−1〜305−nからスプリッタ302までの遅延時間(信号伝搬時間)も、相互に異なる。このため、スプリッタ302による時分割多重を行うためには、これら遅延時間の差を考慮して、各ONU305−1〜305−nの信号出力タイミングを調整する必要がある。このような理由から、PONにおいては、各ONU305−1〜305−nからスプリッタ302までの遅延時間を高精度に計測する必要がある。
かかる遅延時間を計測する方法として、レンジングと称される方法が知られている。レンジングの方式としては、例えばITU−T勧告のG.983.1に規定された方式がある(下記非特許文献1参照)。図4は、この方法を説明するための概念図であり、ITU−T勧告G.983.1の図25と実質的に同じ図である。
図4に示した技術では、まず、OLT401の処理回路402が、遅延測定用の電気信号(以下、「レンジング信号」と記す)を生成・出力する。このレンジング信号は、電気/光コンバータ403で光信号に変換され、光通信路404を介してONU405に送られる。入力されたレンジング信号は、光/電気コンバータ406で電気信号に変換されて、処理回路407に入力される。処理回路407は、このレンジング信号を電気/光コンバータ408に転送する。そして、このレンジング信号は、電気/光コンバータ408で再び光信号に変換されたのち、光通信路404を介してOLT401に返送され、さらに、光/電気コンバータ409で電気信号に変換されて、処理回路402に入力される。処理回路402は、内蔵タイマ(図示せず)を用いて、レンジング信号の出力から入力までの経過時間Tconstを計測する。
ここで、光通信路404をレンジング信号が通過するときの遅延時間は下り方向、上り方向とも同一であるため、かかる遅延時間をそれぞれTpdと定義する。また、コンバータ403,406,408,409の遅延時間をTiS1,TiO1,TiO2,TiS2と定義し、さらに、処理回路407が光/電気コンバータ406から電気/光コンバータ408にレンジング信号を転送する際の遅延時間をTsと定義し、処理回路407の均等化遅延時間(すなわち、OLT〜ONU間の伝送遅延の時間)をTdと定義する。ここで、TiS1およびTiS2は、独自に測定或いは設定することができる。また、TiO1,Ts,Td,TiO2の和Tresponceも、測定することが可能である。したがって、下式(1a)、(1b)により、Tconstから遅延時間Tpdを得ることができる。
Tconst = TiS1+Tpd+TiO1+Ts+Td+TiO2+Tpd+TiS2
= 2×Tpd+Tresponse+TiS1+TiS2 ・・・(1a)
Tresponse = TiO1+Ts+Td+TiO2
(Td=0のとき、Tresponse=TiO1+Ts+TiO2)・・・(1b)
このような手順でONU305−1〜305−n(図3参照)のそれぞれについて遅延時間Tpdを求め、各遅延時間の差を考慮してONU305−1〜305−nの出力タイミングを調整することにより、時分割多重された上り信号をスプリッタ302で生成することができる。
図3に示したように、PONにおいては、1台のOLT301が複数のONU305−1〜305−nを収容することができ、さらには、PONの運用開始後に、収容されるONUを追加することができる。ONUを追加する場合、新たに収容されるONUについて、上述のようなレンジングを行う必要がある。また、新たなONUを収容する場合以外でも、PONの稼働中にレンジングを行いたい場合がある。ここで、いずれかのONUのレンジングを行っているとき、他のONUは、上り通信を停止する必要がある。遅延時間Tpd(図4参照)が特定されていないにも拘わらずレンジング信号の上り通信を行うことになるので、当該レンジング信号が他のONUの上り信号と衝突するおそれがあり、したがって、他のONUの上り信号の信頼性を保証できないからである。このため、ITU−T勧告G.983、G984では、レンジング期間中(すなわち、レンジングウインドウ)に他のONUが上り信号を送信しないと規定されている。
図5は、PONにおけるレンジング動作を説明するための概念図であり、(A)はPONの構成を示す概念図、(B)は動作を示す概念図である。図5(A)では、スプリッタ等は省略されている。図5は、OLTとONU♯2との間で光通信路501を介して通信が行われているときに、ONU♯1のレンジングを行う場合の例である。この場合、上述のように、ONU♯2の上り通信の信頼性を保証することができない。このため、図5(B)に示したように、ONU♯1に対するレンジングが開始されてから終了するまで(すなわち、OLTがレンジング信号を送信してから該レンジング信号を受信するまで)の間、ONU♯2の上り通信は禁止される。レンジングが終了すると、OLTとONU♯2との間の通信(図5(B)のa,b,c参照)が再開される。
しかしながら、レンジングのためにONUのサービスを停止することは、サービスの品質や信頼性を確保するという観点から望ましくない。このため、他のONUへのサービスを停止せずにレンジングを行うための対策が望まれる。
かかる対策としては、ONU側にバッファを設けて上り信号を一時的に蓄積する方法がある。図6は、ONUにバッファを設けた例を示す概念図である。図6に示したように、上り通信では、通信端末(図3参照)から出力された信号が、一旦、ONU602内のバッファ604に蓄積される。バッファ604に蓄積された信号は、読出制御回路605が指定したタイミングで出力され、光通信路603を介してOLT601に到達する。
バッファを設けない場合、レンジング対象とならないONUは、図7(A)に示したように動作する。すなわち、レンジングウインドウWに対応する期間中、このONUは、通信端末から入力した上り信号をOLTに送信することができない。したがって、上り信号は欠落することになる。
一方、バッファを設けた場合、レンジング対象とならないONUは、図7(B)に示したように動作する。通信端末から入力した上り信号は、一旦バッファに蓄積され、読出制御回路(図6参照)が与えたタイミングで順次出力される。したがって、レンジングウインドウWの開始前であっても、ONUが各上り信号を出力するタイミングは、図7(A)の場合よりも、遅くなる。レンジングウインドウWが開始すると、読出制御回路は、蓄積された上り信号の読み出しを停止する。このため、バッファに蓄積される上り信号の個数が増加していく。その後、レンジングウインドウWが終了すると、読出制御回路は、バッファに蓄積された上り信号を高速で順次読み出して、ONUから出力させる。
International Telecommunications Union発行 「ITU-T Recommendation」2005年1月(第72頁、Figure25/G.983.1-Configuration of the specification points)
しかしながら、バッファを用いる方法には、必要とされるバッファ容量が非常に大きいために、PONの高価格化等を招くという欠点がある。必要なバッファ容量は、1台のOLTに収容されるONUの台数が多いほど大きくなり、さらには、光通信路の分岐数(すなわち、スプリッタの個数)や伝送帯域が増大するにつれて大きくなる。
加えて、当該バッファをONU側に設置する場合には、レンジングウインドウ終了後に高速で上り信号の読み出し・送信を行う必要があるので、高精度且つ複雑な制御が要求されるという欠点もある。
この発明の課題は、レンジングウインドウ中のサービスを簡単な制御で安価に続行することができる光アクセスシステムを安価に提供する点にある。
(1)第1の発明に係る光アクセスシステムは、現用系局インタフェースおよび予備系局インタフェースを有する局装置と、現用系局インタフェースに接続された現用系伝送路および予備系局インタフェースに接続された予備系伝送路を有する光通信ケーブルと、現用系伝送路に接続された現用系端末インタフェースおよび予備系伝送路に接続された予備系端末インタフェースを有する端末アクセス装置と、現用系局インタフェースから現用系伝送路に出力するための第1レンジング信号を生成する第1レンジング信号生成器と、現用系端末インタフェースが現用系伝送路から受信した第1レンジング信号を予備系端末インタフェースに転送する第1ループ回路と、予備系局インタフェースが予備系伝送路を介して予備系端末インタフェースから受信した第1レンジング信号を現用系局インタフェースに転送する第2ループ回路と、現用系局インタフェースが第1レンジング信号を送信してから現用系局インタフェースが第1レンジング信号を受信するまでの時間をチェックする第1チェッカーと、予備系局インタフェースから予備系伝送路に出力するための第2レンジング信号を生成する第2レンジング信号生成器と、予備系端末インタフェースが予備系伝送路から受信した第2レンジング信号を予備系端末インタフェースから予備系伝送路に出力させるための第3ループ回路と、予備系局インタフェースが第2レンジング信号を送信してから予備系局インタフェースが第2レンジング信号を受信するまでの時間をチェックする第2チェッカーとを備える。
(2)第2の発明は、現用系局インタフェースおよび予備系局インタフェースを有する局装置と、現用系局インタフェースに接続された現用系伝送路および予備系局インタフェースに接続された予備系伝送路を有する光通信ケーブルと、現用系伝送路に接続された現用系端末インタフェースおよび予備系伝送路に接続された予備系端末インタフェースを有する端末アクセス装置とを備える光アクセスシステムのレンジング方法に関する。
そして、第1レンジング信号を生成して、現用系局インタフェースから現用系伝送路に出力する第1ステップと、現用系端末インタフェースが現用系伝送路から受信した第1レンジング信号を予備系端末インタフェースに転送する第2ステップと、第1レンジング信号を予備系端末インタフェース、予備系伝送路および予備系局インタフェースを介して現用系局インタフェースに転送する第3ステップと、第2レンジング信号を生成して予備系局インタフェースから予備系伝送路に出力する第4ステップと、予備系端末インタフェースが予備系伝送路から受信した第2レンジング信号を予備系端末インタフェースから予備系伝送路を介して予備系局インタフェースに転送する第5ステップと、現用系局インタフェースが第1レンジング信号を送信してから現用系局インタフェースが第1レンジング信号を受信するまでの時間と予備系局インタフェースが第2レンジング信号を送信してから予備系局インタフェースが第2レンジング信号を受信するまでの時間とを用いて現用系伝送路の遅延時間を演算する第6ステップとを含む。
この発明では、レンジング時に、下り通信(局側から端末インタフェース側への通信)には現用系伝送路を用い、上り通信(端末インタフェース側から局側への通信)には予備系伝送路を用いる。ここで、下り通信では、局装置が時分割多重を行うので、信号衝突のおそれはない。また、上り通信では、レンジング用の信号すなわち第1、第2レンジング信号に予備系伝送路を用いるので、他のアクセス端末から送信された信号と衝突するおそれはない。このため、この発明によれば、レンジングウインドウ中のサービス停止を、複雑な制御を伴わずに、安価に防止することができる。
以下、この発明に係る光アクセスシステムの実施の形態について、この発明をPONシステムに適用した場合を例に採り、図1および図2を用いて説明する。なお、図中、各構成成分の大きさ、形状および配置関係は、この発明が理解できる程度に概略的に示してあるにすぎず、また、以下に説明する数値的条件は単なる例示にすぎない。
図1は、この実施形態に係るPONシステムの冗長構成を概略的に示すブロック図である。図1に示したように、この実施形態に係るPONシステム100は、OLT110と、ONU120と、光通信ケーブル130とを備えている。
OLT110は、現用系のインタフェース111、予備系のインタフェース112、現用系の共通部113および予備系の共通部114を有する。
現用系インタフェース111は、伝送路131(後述)を介して、ONU120の現用系インタフェース121との通信を行う。この現用系インタフェース111は、PON終レイヤ処理部111aと、光/電気変換器111bと、電気/光変換器111cと、セレクタ111dとを備えている。
PON終レイヤ処理部111aは、従来と同様のPON通信を行うための信号処理や、この実施形態のレンジングに係る処理を行う。PON終レイヤ処理部111aの内部構成および動作については、後述する。
光/電気変換器111bは、現用系伝送路131から入力された光信号を電気信号に変換して、PON終レイヤ処理部111aに出力する。
電気/光変換器111cは、PON終レイヤ処理部111aから入力された電気信号を光信号に変換して、伝送路131に出力する。
セレクタ111dは、現用系共通部113または予備系共通部114の一方を選択し、選択された共通部の出力信号をPON終レイヤ処理部111aに送る。
予備系インタフェース112は、予備系伝送路132(後述)を介して、ONU120の予備系インタフェース122との通信を行う。この予備系インタフェース112は、PON終レイヤ処理部112aと、光/電気変換器112bと、電気/光変換器112cと、セレクタ112dとを備えている。
PON終レイヤ処理部112aは、この実施形態のレンジングに係る処理を行う。PON終レイヤ処理部112aの内部構成および動作については、後述する。
光/電気変換器112bは、予備系伝送路132から入力された光信号を電気信号に変換して、PON終レイヤ処理部112aに出力する。
電気/光変換器112cは、PON終レイヤ処理部112aから入力された電気信号を光信号に変換して、伝送路132に出力する。
セレクタ112dは、共通部113,114の出力信号を選択的にPON終レイヤ処理部112aに送る。
現用系共通部113は、インタフェース111,112と上位ネットワークとの通信を仲介する。現用系共通部113は、セレクタ113aを有する。セレクタ113aは、インタフェース111,112の出力信号を選択的に外部ネットワークに送る。
予備系共通部114は、インタフェース111,112と上位ネットワークとの通信を仲介する。予備系共通部114は、セレクタ114aを有する。セレクタ114aは、インタフェース111,112の出力信号を選択的に外部ネットワークに送る。
ONU120は、現用系のインタフェース121、予備系のインタフェース122および共通部123を有する。
現用系インタフェース121は、伝送路131を介して、OLT110の現用系インタフェース111との通信を行う。現用系インタフェース121は、PON終レイヤ処理部121aと、電気/光変換器121bと、光/電気変換器121cとを備えている。
PON終レイヤ処理部121aは、従来と同様のPON通信を行うための信号処理や、この実施形態のレンジングに係る処理を行う。PON終レイヤ処理部121aの内部構成および動作については、後述する。
電気/光変換器121bは、PON終レイヤ処理部121aから入力された電気信号を光信号に変換して、伝送路131に出力する。
光/電気変換器121cは、現用系伝送路131から入力された光信号を電気信号に変換して、PON終レイヤ処理部121aに出力する。
予備系インタフェース122は、予備系伝送路132を介して、OLT110の予備系インタフェース112との通信を行う。この予備系インタフェース122は、PON終レイヤ処理部122aと、電気/光変換器122bと、光/電気変換器122cとを備えている。
PON終レイヤ処理部122aは、この実施形態のレンジングに係る処理を行う。PON終レイヤ処理部122aの内部構成および動作については、後述する。
電気/光変換器122bは、PON終レイヤ処理部122aから入力された電気信号を光信号に変換して、伝送路132に出力する。
光/電気変換器122cは、予備系伝送路132から入力された光信号を電気信号に変換して、PON終レイヤ処理部122aに出力する。
共通部123は、インタフェース121,122と通信端末との通信を仲介する。共通部123は、UNI(User Network Interface)を介して、通信端末に接続される。共通部123は、コピー部123aとセレクタ123bとを有する。コピー部123aは通信端末から入力した信号をコピーし、全く同じ信号を各インタフェース121,122のPON終レイヤ処理部121a,122aに送る。セレクタ123bは、PON終レイヤ処理部121a,122aの出力信号を選択的に通信端末に送る。
光通信ケーブル130は、現用系の伝送路131と予備系の伝送路132とを有する。現用系伝送路131は、上述のように、OLT110の現用系インタフェース111とONU120の現用系インタフェース121とを通信接続する。また、予備系伝送路132は、OLT110の予備系インタフェース112とONU120の予備系インタフェース122とを通信接続する。
後述するように、この実施形態ではOLT110内およびONU120内にループ回路が形成されるが、図1では省略されている(図2参照)。
図2は、この実施形態に係るPONシステムの機能的構成を概念的に示すブロック図である。図2において、図1と同じ符号を付した構成要素は、それぞれ図1の場合と同じものを示している。
図2に示したように、PON終レイヤ処理部111aには、信号ジェネレータ211、信号チェッカー212およびタイマ213が機能的に構築される。信号ジェネレータ211は、レンジング信号R1を生成して、電気/光変換器111cに送る。信号チェッカー212は、ループ回路253(後述)からレンジング信号R1を入力する。さらに、信号チェッカー212は、レンジング信号R1が信号ジェネレータ211により送信されてから当該信号チェッカー212に到達するまでの所要時間を、タイマ213を用いてチェックする。タイマ213は、信号チェッカー212の制御に基づいて、計時を行う。
PON終レイヤ処理部112aには、信号ジェネレータ221、信号チェッカー222およびタイマ223が機能的に構築される。信号ジェネレータ221は、レンジング信号R2を生成して、電気/光変換器112cに送る。信号チェッカー222は、光/電気変換器112bからレンジング信号R2を入力する。さらに、信号チェッカー222は、レンジング信号R2が信号ジェネレータ221により送信されてから当該信号チェッカー222に到達するまでの所要時間を、タイマ223を用いてチェックする。タイマ223は、信号チェッカー222の制御に基づいて、計時を行う。さらに、PON終レイヤ処理部112aは、光/電気変換器112bからレンジング信号R1が入力されたときに、このレンジング信号R1をループ回路253に転送する。
PON終レイヤ処理部121aは、光/電気変換器121cから入力したレンジング信号R1を、ループ回路251に転送する。
PON終レイヤ処理部122aには、セレクタ231が機能的に構築される。セレクタ231は、ループ回路251,252から入力されたレンジング信号R1,R2を、電気/光変換器122bに送る。また、PON終レイヤ処理部122aは、光/電気変換器122cから入力されたレンジング信号R2を、ループ回路252に送る。
ループ回路251は、光/電気変換器121cから出力されたレンジング信号R1を電気/光変換器122bに転送するための回路である。
ループ回路252は、光/電気変換器122cから出力されたレンジング信号R2を電気/光変換器122bに転送するための回路である。
ループ回路253は、光/電気変換器112bから出力されたレンジング信号R1を信号チェッカー212に転送するための回路である。
次に、この実施形態に係るPONシステムの動作について説明する。
最初に、PONシステムは、レンジング信号R1を用い、以下のようにして、信号遅延時間Tloopを計測する。
まず、PON終レイヤ処理部111a、すなわちOLT110の現用系インタフェース111に設けられたPON終レイヤ処理部で、レンジング信号R1が生成される。上述のように、レンジング信号R1は、信号ジェネレータ211で生成される。レンジング信号R1が出力されたとき、タイマ213が示す時刻を、信号チェッカー212が記憶する。
レンジング信号R1は、電気/光変換器111cで光信号に変換されて、現用系伝送路131に出力される。上述のように、OLT110からONU120に送信される光信号は、OLT110内で時分割多重化され、したがって、レンジング信号R1と他のONU(図示せず)に宛てた光信号とが衝突するおそれはない。
伝送路131に出力された光信号(すなわち、レンジング信号R1を含む時分割多重信号)は、スプリッタ(図1、図2では示さず。図3参照)等を通過して、ONU120に達する。ONU120の光/電気変換器121cは、この光信号を電気信号に変換して、PON終レイヤ処理部121aに送る。PON終レイヤ処理部121aは、この電気信号からレンジング信号R1を抜き出して、ループ回路251に出力する。
レンジング信号R1は、ループ回路251およびセレクタ231を通過して、電気/光変換器122bに達する。電気/光変換器122bは、レンジング信号R1を光信号に変換して、予備系伝送路132に出力する。伝送路132は他のONUの上り通信には使用されないので、レンジング信号R1が衝突破壊を起こすおそれはない。
レンジング信号R1は、予備系伝送路132を通過して、光/電気変換器112bに達する。レンジング信号R1は、光/電気変換器112bで電気信号に変換され、PON終レイヤ処理部112aおよびループ回路253を介して、PON終レイヤ処理部111a内の信号チェッカー212に受信される。
信号チェッカー212は、レンジング信号R1を受信した時刻を、タイマ213から読み出して記憶する。そして、信号チェッカー212は、この時刻を、信号ジェネレータ211がレンジング信号R1を出力した時刻と比較することにより、全体の信号遅延時間Tloopを算出する。Tloopは、下式(2)で表すことができる。式(2)において、TiS1_wは信号ジェネレータ211から伝送路131の入力端までの遅延時間、Tpd_wは伝送路131の遅延時間、TiO1_wは伝送路131の出力端からループ回路251の入力端までの遅延時間、Tsd_wpはループ回路251の遅延時間、TiO2_pはセレクタ231から伝送路132の入力端までの遅延時間、Tpd_pは伝送路132の遅延時間、TiS2_pは伝送路132の出力端から信号チェッカー222までの遅延時間、Tsd_pwはループ回路253の遅延時間である。
Tloop=TiS1_w+Tpd_w+TiO1_w+Tsd_wp+TiO2_p+Tpd_p+TiS2_p+Tsd_pw
・・・(2)
次に、PONシステムは、レンジング信号R2を用い、以下のようにして、信号遅延時間Tres_pを計測する。
まず、PON終レイヤ処理部112a、すなわちOLT110の予備系インタフェース112に設けられたPON終レイヤ処理部で、レンジング信号R2が生成される。上述のように、レンジング信号R2は、信号ジェネレータ221で生成される。レンジング信号R2が出力されたとき、タイマ223が示す時刻を、信号チェッカー222が記憶する。
レンジング信号R2は、電気/光変換器112cで光信号に変換されて、予備系伝送路132に出力される。上述のように、予備系伝送路132は他のONUに使用されず、したがって、レンジング信号R2が他の信号と衝突するおそれはない。
伝送路132に出力されたレンジング信号R1は、図示しないスプリッタ等を通過して、ONU120に達する。ONU120の光/電気変換器122cは、レンジング信号R2を電気信号に変換して、PON終レイヤ処理部122aに送る。PON終レイヤ処理部122aは、このレンジング信号R2をループ回路252に出力する。
レンジング信号R2は、ループ回路252およびセレクタ231を通過して、電気/光変換器122bに達する。電気/光変換器122bは、レンジング信号R2を光信号に変換して、予備系伝送路132に出力する。このときも、レンジング信号R2が衝突破壊を起こすおそれはない。
レンジング信号R2は、予備系伝送路132を通過して、光/電気変換器112bに達する。レンジング信号R2は、光/電気変換器112bで電気信号に変換され信号チェッカー222に受信される。
信号チェッカー222は、レンジング信号R2を受信した時刻を、タイマ223から読み出して記憶する。そして、信号チェッカー222は、この時刻を、信号ジェネレータ221がレンジング信号R2を出力した時刻と比較することにより、全体の信号遅延時間Tres_pを算出する。Tres_pは、下式(3)で表すことができる。式(3)において、TiS1_pは信号ジェネレータ221から伝送路132の入力端までの遅延時間、Tpd_pは伝送路132の遅延時間、TiO1_pは伝送路132の出力端からループ回路252の入力端までの遅延時間、Ts_p+Td_pはループ回路252の遅延時間と均等化遅延時間との和、TiO2_pはセレクタ231から伝送路132の入力端までの遅延時間、Tpd_pは伝送路132の遅延時間、TiS2_pは伝送路132の出力端から信号チェッカー222までの遅延時間である。
Tres_p = TiS1_p+Tpd_p+TiO1_p+Ts_p+Td_p+TiO2_p+Tpd_p+TiS2_p
・・・(3)
さらに、式(2)、(3)より、現用系伝送路131の遅延時間Tpd_wは下式(4)で表すことができる。
Tpd_w = Tloop−Tres_p+Tpd_p−(TiS1_w+TiO1_w)−(Tsd_wp+Tsd_pw)
+TiS1_p+TiO1_p+Ts_p+Td_p ・・・(4)
ここで、遅延時間Tpd_pは、予備系伝送路の遅延時間であるため、従来と同様の方法を用いて、現用系インタフェース111,121の動作を妨げること無しに測定することができる。
また、遅延時間TiSi_w、TiO1_wは装置の設計時に算出できるので、既知の値として扱うことができる。
遅延時間Tsd_wp、Tsd_pwは、装置の設計時に算出し或いは現用系インタフェース111,121の動作を妨げること無しに測定することができるので、既知の値として扱うことができる。
遅延時間TiS1_p、TiO1_p、Ts_p、Td_pは、装置の設計時に算出できるので、既知の値として扱うことができる。
したがって、遅延時間Tloop、Tres_pを測定することにより、遅延時間Tpd_wを算出することが可能である。
以上説明したように、この実施形態によれば、レンジング時の上り通信(すなわち、ONU120からOLT110へレンジング信号R1を送る通信)に予備系伝送路132を用いたので、該レンジング信号R1が他のOLTの上り通信信号と衝突するおそれがない。このため、この実施形態によれば、レンジング時に他のONUによるサービスを中断する必要がない。
また、この実施形態によれば、他のONUによるサービスの中断を回避するためにバッファを設ける必要がないので、回路規模の増大を抑えることができ、したがってシステムのコスト上昇を抑えることができる。さらに、バッファを用いないことにより、トラフィック制御を簡単化することができる。
なお、現用系の各構成(インタフェース111,121や伝送路131)と予備系の各構成(インタフェース112,122や伝送路132)とを全く同一とすれば、インタフェース112,122および伝送路132を用いて他のONUがサービスを提供しているときにもONU120のレンジングを行うことができる。
実施の形態に係るPONシステムの冗長構成を概略的に示すブロック図である。 実施の形態に係るPONシステムの機能的構成を概念的に示すブロック図である。 PONのトポロジーを示す概念図である。 ITU−T勧告のG.983.1に規定されたレンジング方法を説明するための概念図である。 PONにおけるレンジング動作を説明するための概念図である。 従来のPONシステムの構成例を示す概念図である。 従来のPONシステムの動作例を示す概念図である。
符号の説明
100 PONシステム
110 OLT
111,112,121,122 インタフェース
111a,112a,121a,122a PON終レイヤ処理部
111b,112b,121c,122c 光/電気変換器
111c,112c,121b,122b 電気/光変換器
111d,112d,113a,114a,123b,231 セレクタ
113,114,123 共通部
120 ONU
123a コピー部
130 光通信ケーブル
131,132 伝送路
211,221 信号ジェネレータ
212,222 信号チェッカー
213,223 タイマ
251,252,253 ループ回路

Claims (3)

  1. 現用系局インタフェースおよび予備系局インタフェースを有する局装置と、
    前記現用系局インタフェースに接続された現用系伝送路および前記予備系局インタフェースに接続された予備系伝送路を有する光通信ケーブルと、
    前記現用系伝送路に接続された現用系端末インタフェースおよび前記予備系伝送路に接続された予備系端末インタフェースを有する端末アクセス装置と、
    前記現用系局インタフェースから前記現用系伝送路に出力するための第1レンジング信号を生成する第1レンジング信号生成器と、
    前記現用系端末インタフェースが前記現用系伝送路から受信した前記第1レンジング信号を前記予備系端末インタフェースに転送する第1ループ回路と、
    前記予備系局インタフェースが前記予備系伝送路を介して前記予備系端末インタフェースから受信した前記第1レンジング信号を前記現用系局インタフェースに転送する第2ループ回路と、
    前記現用系局インタフェースが前記第1レンジング信号を送信してから該現用系局インタフェースが該第1レンジング信号を受信するまでの時間をチェックする第1チェッカーと、
    前記予備系局インタフェースから前記予備系伝送路に出力するための第2レンジング信号を生成する第2レンジング信号生成器と、
    前記予備系端末インタフェースが前記予備系伝送路から受信した前記第2レンジング信号を該予備系端末インタフェースから該予備系伝送路に出力させるための第3ループ回路と、
    前記予備系局インタフェースが前記第2レンジング信号を送信してから該予備系局インタフェースが該第2レンジング信号を受信するまでの時間をチェックする第2チェッカーと、
    を備えることを特徴とする光アクセスシステム。
  2. 前記局装置が、前記現用系局インタフェースおよび前記予備系局インタフェースと上位ネットワークとの通信を仲介するための現用系共通部および予備系共通部と、
    前記現用系局インタフェースまたは前記予備系局インタフェースの一方から出力された信号を前記現用系共通部または前記予備系共通部に選択的に供給する第1セレクタと、
    前記現用系共通部または前記予備系共通部の一方から出力された信号を前記現用系局インタフェースまたは前記予備系局インタフェースに選択的に供給する第2セレクタと、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の光アクセスシステム。
  3. 現用系局インタフェースおよび予備系局インタフェースを有する局装置と、前記現用系局インタフェースに接続された現用系伝送路および前記予備系局インタフェースに接続された予備系伝送路を有する光通信ケーブルと、前記現用系伝送路に接続された現用系端末インタフェースおよび前記予備系伝送路に接続された予備系端末インタフェースを有する端末アクセス装置とを備える光アクセスシステムのレンジング方法であって、
    第1レンジング信号を生成して、前記現用系局インタフェースから前記現用系伝送路に出力する第1ステップと、
    前記現用系端末インタフェースが前記現用系伝送路から受信した前記第1レンジング信号を、前記予備系端末インタフェースに転送する第2ステップと、
    前記第1レンジング信号を、前記予備系端末インタフェース、前記予備系伝送路および前記予備系局インタフェースを介して、前記現用系局インタフェースに転送する第3ステップと、
    第2レンジング信号を生成して、前記予備系局インタフェースから前記予備系伝送路に出力する第4ステップと、
    前記予備系端末インタフェースが前記予備系伝送路から受信した前記第2レンジング信号を、該予備系端末インタフェースから該予備系伝送路を介して前記予備系局インタフェースに転送する第5ステップと、
    前記現用系局インタフェースが前記第1レンジング信号を送信してから該現用系局インタフェースが該第1レンジング信号を受信するまでの時間と、前記予備系局インタフェースが前記第2レンジング信号を送信してから該予備系局インタフェースが該第2レンジング信号を受信するまでの時間とを用いて、前記現用系伝送路の遅延時間を演算する第6ステップと、
    を含むことを特徴とする光アクセスシステムのレンジング方法。
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