JP4273980B2 - 照明器具の取付け構造 - Google Patents

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Description

本発明はセードを回転させて弾性的な力でセードを灯具本体に取り付ける照明器具の取付け構造に関するものである。
従来、照明器具のセードの取り付け方法としては、以下の特許文献1のようなものが知られている。
天井直付け式の照明器具では、天井面に設置されている灯具本体に、当該灯具本体の地面側を覆う半球形状のセードが着脱されるものがある。すなわち、地面と略垂直方向を軸心として、該軸心回りに照明器具のセードを相対回転自在に装着するのである。
この照明器具では、灯具本体のセード取り付け部の円周方向の複数箇所に、回転半径方向外向きに、セードが装着される係止片が突出して設けられている。該係止片は外向きに弾性力を有する材料を用いて設けられている。
セードにおける灯具本体に取り付けられる環状の被取り付け部には、セードの内半径方向に開口して設けられた凹部が環状に設けられている。該凹部には灯具本体に設置された係止片が支持されて、セードが固定されることになる。また、灯具本体に対してセードが特定の位置にあるときにのみ、灯具本体に設置された係止片を通すことができる係止解除用の切り欠き部が、凹部の特定の位置に設けられている。さらに、該切り欠き部のセード回転方向の両端部付近にはセードの内半径方向に突出した弾性力を有する部材が設けられている。
上記照明器具はまず、灯具本体の突出した係止片をセードの切り欠き部と合致させる。次いで、地面に対して略垂直方向の軸を中心として、凹部に係止片が嵌った状態で回転させる。次いで、灯具本体の係止片がセードの切り欠き部以外の凹部に位置するまでセードを回転させて、セードが係止片をもって灯具本体に取り付けられるという照明器具の取付け構造である。
特開平6−243712号公報
しかし、特許文献1の照明器具の取り付け方法には以下のような問題点がある。
すなわち、照明器具の長期使用により、切り欠き部の両端付近に設けられた弾性体に用いられているバネ等の弾性部材が劣化し、弾性力が減少する場合がある。この場合、弾性的な力によって取り付けられている灯具本体とセードとの互いの保持力が減少し、振動等によりセードが勝手に微小な回転をしてしまうことがある。すると、セードの切り欠き部から灯具本体の係止片が抜けてしまい、セードが落下するといった事態が起きてしまう可能性がある。
また、セードは灯具本体に回転して取り付けられるが、灯具本体の係止片は、セードにおける凹部の任意の場所に取り付けられるので、固定の際の手応えがない。さらにセードは弾性的に固定されるので、嵌り合った時に固定音がしないため、きちんとセードが灯具本体に固定されたか確信を持つことができない。その結果、実際にセードが灯具本体にきちんと固定できていない状態であると、セードが落下してしまう危険性がある。
本発明は上記事項に鑑みてなしたもので、その目的は灯具本体とセードとがしっかりと固定され、セード装着時に確実に装着されたことを確認することが可能な照明器具の取付け構造を提供することにある。
請求項1に係る発明の照明器具の取付け構造は、内部にランプを装備する灯具本体と、前記灯具本体の透光開口部に取り付けられるセードとを備え、前記灯具本体は前記セードを取り付ける係合部を有し、前記セードは前記灯具本体に取り付けられる被係合部を有していて、前記灯具本体と前記セードとが弾性的に取り付けられ、係合される照明器具の取付け構造において、前記灯具本体には前記係合部とは別に、前記灯具本体内側面側に突出した突出部が設けられており、前記セードには、前記被係合部とは別に、前記セードの灯具本体側に向けて突出した突出逃がし部が設けられていて、前記突出逃がし部の突出高さが前記セードの締まり方向に向けて徐々に低くなっていく傾斜を持つものであって、前記灯具本体と前記セードとが完全に係合される前に、前記セードに設けられた前記突出逃がし部が、前記灯具本体に設けられた前記突出部に接触して、前記セードの回転と共に前記突出部が前記突出逃がし部上を移動するにつれ、前記セードの一部が前記灯具本体から浮き上がり、さらに前記セードが回転して前記突出部から前記突出逃がし部がはずれた時に、セードの浮き上がりがなくなり、前記セードと前記灯具本体とが隙間なく係合されることを特徴とする。
請求項2に係る発明の照明器具の取付け構造は、請求項1記載の照明器具の取付け構造において、前記突出部における前記突出逃がし部との接触部は、前記接触部と前記透光開口部の開口面との距離が前記セードの締まり方向に向けて徐々に小さくなっていく傾斜面を有していることを特徴とする。
請求項3に係る発明の照明器具の取付け構造は、内部にランプを装備する灯具本体と、前記灯具本体の透光開口部に取り付けられるセードとを備え、前記灯具本体は前記セードを取り付ける係合部を有し、前記セードは前記灯具本体に取り付けられる被係合部を有していて、前記灯具本体と前記セードとが、弾性的に取り付けられ、係合される照明器具の取付け構造において、前記セードには前記被係合部とは別に、前記セードの灯具本体側に向けて突出した突出部が設けられていて、前記灯具本体には前記係合部とは別に、前記灯具本体内側面側に突出した突出逃がし部が設けられており、前記突出逃がし部における前記突出部との接触部は、前記接触部と前記透光開口部の開口面との距離が前記セードの締まり方向に向けて徐々に小さくなっていく傾斜面を有しており、前記灯具本体と前記セードとが完全に係合される前に、前記セードに設けられた前記突出部が、前記灯具本体に設けられた前記突出逃がし部に接触して、前記セードの回転と共に前記突出部が前記突出逃がし部上を移動するにつれ、前記セードの一部が前記灯具本体から浮き上がり、さらに前記セードが回転して前記突出部から前記突出逃がし部がはずれた時に、セードの浮き上がりがなくなり、前記セードと前記灯具本体とが隙間なく係合されることを特徴とする。
請求項4に係る発明の照明器具の取付け構造は、請求項3記載の照明器具の取付け構造において、前記突出部の突出高さが前記セードの締まり方向に向けて徐々に低くなっていく傾斜を持つことを特徴とする。
請求項1に係る発明の照明器具の取付け構造によれば、灯具本体の係合部に突出部が、また、セードの被係合部には突出逃がし部が設けられている。
このことにより、灯具本体にセードを取り付ける場合、セードを回転させた時に、突出部が突出逃がし部を乗り越えようとすることにより、セードの一部が灯具本体から浮き上がる。セードを回転させて、突出部が突出逃がし部を乗り越えると、突出逃がし部の段差から突出部が急に外れて、セードが灯具本体側に戻されて、セードの被係合部近傍の前面枠が灯具にぶつかり、その時の衝撃で音が出る。そして、セードと灯具本体とが係合部で固定される。
以上の一連の動作により、セードが灯具本体に確実に取り付けられたことを視覚的および聴覚的に確認することができる。
さらに、セードが灯具本体に取り付けられた後には、セードと灯具本体とは弾性的に取り付けられ、完全に係合されているが、たとえセードを弾性力に反して回転させたとしても、突出逃がし部と突出部が互いにぶつかって回転することができなくなり、セードを灯具本体に反して引っ張らない限り、セードが勝手に外れてしまうことはない。
請求項2に係る発明の照明器具の取付け構造によれば、請求項1記載の照明器具の取付け構造において、前記突出部における前記突出逃がし部との接触部は、前記接触部と前記透光開口部の開口面との距離が前記セードの締まり方向に向けて徐々に小さくなっていく傾斜面を有していることにより、セードを回転させた場合に、突出部が突出逃がし部と接触し、突出部が突出逃がし部を乗り越えていく時に、滑らかに乗り越えていくことができるようになり、灯具本体にセードをスムーズに取り付けることができるようになる。
請求項3に係る発明の照明器具の取付け構造によれば、灯具本体の係合部に突出逃がし部が、また、セードの被係合部には突出部が設けられている。
このことにより、請求項1と同様の効果を発現することができる。
請求項4に係る発明の照明器具の取付け構造によれば、請求項3記載の照明器具の取付け構造において、前記突出部の突出高さが前記セードの締まり方向に向けて徐々に低くなっていく傾斜を持つことにより、請求項2と同様の効果を発現することができる。
以下、本発明を実施形態に基づいて説明する。
(実施形態1)
図2は、灯具本体にセードを取り付けた照明器具の斜視図である。図2における下部のセード1から、灯具本体2内部に取り付けられたランプの光が放射されて、対象物を明るく照らすことができる。本実施形態の照明器具のセード1と灯具本体2との取り付け方法は、ネジ等で固定してしまわないものであり、セード1を回転させて灯具本体2に取り付けるのである。
図1は図2の照明器具における灯具本体2とセード1との取り付け前の斜視図である。
灯具本体2は大別して次の四部材から成り立っている。すなわち、一つにランプを設けて点灯させるために設けられた配線部3と、二つにランプを覆い、光を反射させる反射笠4と、三つにセード1と係合し合う係合部5と、四つに係合部5近傍に設けられた突出部6である。
また、セード1は大別して次の四部材から成り立っている。すなわち、一つに灯具本体2の透光開口部を覆い隠す前面枠7と、二つに前面枠7の灯具本体2側に設けられる嵌合部8と、三つに嵌合部8の複数箇所に設けられ、灯具本体2の係合部5に係合される被係合部9と、四つに被係合部9近傍に設けられた突出部逃がし部10である。
まず、灯具本体2の部位について詳細に説明する。
灯具本体2における配線部3は反射笠4の一端に設置され、反対側は略円形の透光開口部が設けられており、透光開口部からランプの光が放射される。反射笠4はランプが十分に収納できる大きさのものであればよい。
図3は、灯具本体2の係合部5周辺を灯具本体2内部側からみた拡大図である。係合部5は反射笠4の内部の透光開口部縁部に複数箇所(図1では三箇所)設けられている。係合部5には、弾性材受け止め部材5aが設けられている。弾性材受け止め部材5aは、灯具本体2における透光開口部の内半径方向に向かって突出して設けられている。弾性材受け止め部材5aの突出高さは、灯具本体2にセード1を取り付ける場合に、セード1の取り付けの邪魔にならないように、セード1が灯具本体2にすっぽり収まるような高さを有していればよい。また、弾性材受け止め部材5aは、セード1の弾性材9aと接触して取り付けられるため、弾性材受け止め部材5aの表面は凹凸がなく、滑らかな形状であることが好ましい。よって、弾性材受け止め部材5aは長手方向を灯具本体2の透光開口部縁部に沿わせて取り付ける長方形状の平板を用いるのが好ましい。以上のような弾性材受け止め部材5aは灯具本体2の係合部5における透光開口部縁部付近に、縁部に沿って二箇所に設けられている。この対になって設けられている弾性材受け止め部材5aは、他の二箇所の係合部5にも同様に設けられている。
係合部5におけるセード1の締まり方向側の近くには、突出部6が設けられている(図3参照。)。突出部6は灯具本体2の透光開口部縁部付近に内半径方向に向かって突出して設けられている。突出部6は弾性材受け止め部材5aの、突出高さと略同じ高さであるとよい。また、突出部6の透光開口部縁部からの距離は、透光開口部縁部から弾性材受け止め部材5aとの距離と略同じにすることが好ましい。突出部6におけるセード1の突出逃がし部10との接触部にあたる場所は、表面が滑らかな形状のものであるとよい。本実施形態の場合、略円柱形の部材を嵌合部8の側面から突出させて突出部6としている。さらに、突出部6は灯具本体2にセード1を取り付ける時に、セード1の取り付けの妨げにならないような大きさでなければならない。
次にセード1の部位について図1に基づいて説明する。
前面枠7は、灯具本体2の反射笠4の透光開口部と略同じ形状であるとよい(図1参照。)。また、前面枠7の大きさは反射笠4の略円形の透光開口部の直径と同じか、若干直径が大きい円形形状のものであることが好ましい。しかし、前面枠7は、ランプの光が漏れることがなければ、使用環境等に応じて、多様な形状のものを用いても構わない。
嵌合部8は前面枠7の反射笠4側に突出して設けられる(図1参照。)。嵌合部8の形状は円形の平面形状であり、反射笠4の開口部の直径よりも若干小さくなければならない。嵌合部8の前面枠7からの高さは嵌合部8のどの場所においても略一定の高さであるのがよく、反射笠4の天井部分に接しないようにして、セード1が灯具本体2にぴたりと嵌る高さでなければならない。
図4は被係合部周辺を示した拡大図である。
図4に例示したように、被係合部9は突出して設けられた嵌合部8の側面部分に複数箇所(図1では三箇所)設けられている。被係合部9は灯具本体2の反射笠4と係合されるため、反射笠4の三箇所に設けられた係合部5とぴたりと係合される間隔で設置しなければならない。被係合部9には弾性材9aが設けられている。弾性材9aは金属の薄板のような材料で形成されるのがよく、透光方向に弾性力を持つように設置される。また、灯具本体2とより強固に取り付けるために、前面枠7方向に湾曲した湾曲部を設けることが好ましい。該湾曲部が灯具本体2の対になった弾性材受け止め部材5aの間に入り込み、セード1が回転方向に動き出す事態をより防ぐことができる。残りの二箇所の被係合部9にも同様に弾性材受け止め部材5aが設けられている。
突出逃がし部10は、灯具本体2に設置された突出部6が接触する部材である。突出逃がし部10は、被係合部9の近傍であって、セード1の締まり方向にあたる側の嵌合部8側面に設けられている。突出逃がし部10の前面枠7からの最大高さは、嵌合部8の前面枠7からの高さと略同じか、前面枠7より低いことが好ましい。突出逃がし部10の突出高さはセード1の締まり方向に向かって徐々に低くなっていく傾斜を有している。残り二箇所の被係合部9に設置されている突出逃がし部10も同様な形状を有している。
以上のような突出部6と突出逃がし部10はそれぞれ一対のものでなければならず、設置個数は一箇所だけに限定されるものではなく、係合部5および被係合部9近傍の複数箇所に設けてもよい。
次に灯具本体2とセード1との取り付け方法について図5(a)〜図5(c)に基づいて、以下に説明する。
図5(a)は、突出逃がし部10に、突出部6が位置するようにして、灯具本体2にセード1を重ね合わせた時の側面図である。
この場合、突出部逃がし部10に突出部6が位置することは、外部からは分かり難いので、反射笠4の外壁側面および前面枠7の外壁側面に印を設け、該印が一致するように、灯具本体2とセード1とを重ね合わせれば、容易に灯具本体2とセード1との位置合わせができる。
灯具本体2とセード1とを重ね合わせた時点では、突出部6は突出逃がし部10の傾斜の最下部に位置しており、弾性材受け止め部材5aは反射笠4の弾性材9aと、突出逃がし部10との間に位置している。
図5(b)はセード1を締まり方向に回転させた時の側面図である。
突出部6が突出逃がし部10の傾斜を上り、それと共に、突出部6が設けられている付近の灯具本体2がセード1と離れるように浮き上がる。このようにして、灯具本体2にセード1が取り付けられる段階を外部から確認することができる。この時、弾性材受け止め部材5aは、セード1の弾性材9aと前面枠7との間に潜り込み、灯具本体2の浮き上がりに伴って弾性材受け止め部材5aも浮き上がる。弾性材受け止め部材5aは浮き上がることで弾性材9aに接触し、弾性材9aもその弾性力に抗して浮き上がった状態となっている。
図5(c)は灯具本体2にセード1が完全に取り付けられた時の側面図である。
セード1を締まり方向にさらに回転させると、突出逃がし部10を上ってきた突出部6が、突出逃がし部10から外れて、その瞬間、浮き上がっていた灯具本体2が、前面枠7側に移動し、灯具本体2とセード1との隙間がなくなり、灯具本体2とセード1とが取り付けられる。この時、灯具本体2の瞬間移動により、灯具本体2の開口部の縁部と、前面枠7とがぶつかり合い、カチンという音が鳴ることにより、灯具本体2とセード1とが完全に係合されたことが確認できる。灯具本体2の係合部5の弾性材9aが、セード1の被係合部9の弾性材受け止め部材5aに係合される。弾性材受け止め部材5aは二部材で並んで構成されているが、該二部材の弾性材受け止め部材5aの間に、弾性材9aの湾曲部分がはまって、弾性材9aの弾性力によって弾性材受け止め部材5aを抑え付けて、灯具本体2とセード1とが係合される。
灯具本体2とセード1との係合後は、弾性材9aの抗力に反してセード1を緩み方向に回転させても、突出逃がし部10に突出部6が当たって、その位置以上は緩まないようになっている。セード1を灯具本体2から外す時には、セード1を灯具本体2から浮き上がらせて、弾性材9aの抗力に反して持ち上げて、持ち上げた状態でセード1を緩み方向に回転させて、突出部6が突出逃がし部10を越えると、その時点で弾性材9aが弾性材受け止め部材5aから外れて、セード1が灯具本体2から外れることになる。
(実施形態2)
図6は本発明の他の実施形態を示した図である。本発明の実施形態2を図6に基づいて説明する。
実施形態1の突出部6における突出逃がし部10との接触部が傾斜面を有している。該傾斜面は突出部6の突出逃がし部10との接触部と灯具本体2の透光開口部の開口面との距離がセード1の締まり方向に向けて徐々に短くなっているようなものである。ここで、透光開口部の開口面とは、灯具本体2における反射笠4の透光開口部の縁端部から形成されている平面のことである。
突出部6に傾斜が設けられていることにより、セード1を締め付け方向に回転させて、より滑らかに引っ掛かりなく、突出部6が突出逃がし部10を乗り越えることができて、セード1の灯具本体2への取り付けがよりスムーズになる。
灯具本体2とセード1の取り付け方法は、実施形態1と同じ要領である。
(実施形態3)
図7は本発明の他の実施形態を示した図である。本発明の実施形態3を図7に基づいて説明する。
実施形態3では、実施形態1で突出部6が設けられていた灯具本体2に、突出逃がし部10が設けられ、実施形態1で突出逃がし部10が設けられていたセード1に、突出部6が設けられているものである。
すなわち、突出逃がし部10は灯具本体2の係合部5の近傍であって、セード1の締まり方向側の近くに設けられている。また、突出逃がし部10における突出部6との接触部が、接触部と灯具本体2の開口部との距離がセード1の締まり方向に向けて徐々に短くなっていく傾斜面を有している。
図8は灯具本体2の開口部近傍を灯具本体2内部から見た拡大図である。突出逃がし部10の灯具本体2内部への突出高さは、弾性材受け止め部材5aの高さと略同じであればよい。また、突出逃がし部10の開口部の縁部からの距離は、開口部の縁部から弾性材受け止め部材5aとの距離と略同じにすることが好ましい。突出逃がし部10のセード1における突出部6との接触部にあたる場所は、表面が滑らかな形状のものであるとよい。さらに、突出逃がし部10は灯具本体2にセード1を取り付ける時に、セード1の取り付けの妨げにならないような大きさでなければならない。
図9はセード1の被係合部近傍を示した拡大図である。突出部6はセード1の被係合部9の近傍であって、セード1の締まり方向にあたる側の嵌合部8側面に設けられている。
突出部6の前面枠7からの最大高さは、嵌合部8の前面枠7からの高さと略同じか、前面枠7より低いことが好ましい。突出部6のセード1における突出部6との接触部にあたる場所は、表面が滑らかな形状のものであるとよい。本実施形態の場合、略円柱形の部材を嵌合部8の側面から突出させて突出部6としている。さらに、突出逃がし部10は灯具本体2にセード1を取り付ける時に、セード1の取り付けの妨げにならないような大きさでなければならない。
図10は本実施形態のセード1と灯具本体2とを組み合わせた時の、係合前の側面図である。
灯具本体2とセード1の取り付け方法は、実施形態1と同じ要領である。
(実施形態4)
図11は本発明の他の実施形態を示した図である。実施形態4を図11に基づいて説明する。
実施形態3の突出部6における突出逃がし部10との接触部が傾斜面を有している。突出部6の突出高さがセード1の締まり方向に向けて徐々に低くなっていく傾斜を有している。
突出部6に傾斜が設けられていることにより、セード1を締め付け方向に回転させて、より滑らかに引っ掛かりなく、突出部6が突出逃がし部10を乗り越えることができて、セード1の灯具本体2への取り付けがよりスムーズになる。
灯具本体2とセード1の取り付け方法は、実施形態1と同じ要領である。
本発明の照明器具の取付け構造の実施形態1を示した斜視図である。 本発明の照明器具の取付け構造の実施形態1によって取り付けられた照明器具を示した斜視図である。 本発明の照明器具の取付け構造の実施形態1において、灯具本体の係合部近傍を灯具本体内部側からみた拡大図である。 本発明の照明器具の取付け構造の実施形態1において、セードの被係合部の拡大図である。 本発明の照明器具の取付け構造の実施形態1において、灯具本体とセードとを重ね合わせた時の側面図である。 本発明の照明器具の取付け構造の実施形態1において、セードを締め付け方向に回転させた時の側面図である。 本発明の照明器具の取付け構造の実施形態1において、灯具本体とセードとが完全に係合された時の側面図である。 本発明の照明器具の取付け構造の実施形態2において、灯具本体の係合部近傍を灯具本体内部側からみた拡大図である。 本発明の照明器具の取付け構造の実施形態3を示した斜視図である。 本発明の照明器具の取付け構造の実施形態3において、灯具本体の係合部近傍を灯具本体内部側からみた拡大図である。 本発明の照明器具の取付け構造の実施形態3において、セードの被係合部の拡大図である。 本発明の照明器具の取付け構造の実施形態3において、灯具本体とセードとを重ね合わせた時の側面図である。 本発明の照明器具の取付け構造の実施形態4において、セードの被係合部の拡大図である。
符号の説明
1.セード
2.灯具本体
3.配線部
4.反射笠
5.係合部
5a.弾性材受け止め部材
6.突出部
7.前面枠
8.嵌合部
9.被係合部
9a.弾性材
10.突出逃がし部


Claims (4)

  1. 内部にランプを装備する灯具本体と、前記灯具本体の透光開口部に取り付けられるセードとを備え、
    前記灯具本体は前記セードを取り付ける係合部を有し、前記セードは前記灯具本体に取り付けられる被係合部を有していて、前記灯具本体と前記セードとが弾性的に取り付けられ、係合される照明器具の取付け構造において、
    前記灯具本体には前記係合部とは別に、前記灯具本体内側面側に突出した突出部が設けられており、
    前記セードには、前記被係合部とは別に、前記セードの灯具本体側に向けて突出した突出逃がし部が設けられていて、前記突出逃がし部の突出高さが前記セードの締まり方向に向けて徐々に低くなっていく傾斜を持つものであって、
    前記灯具本体と前記セードとが完全に係合される前に、前記セードに設けられた前記突出逃がし部が、前記灯具本体に設けられた前記突出部に接触して、前記セードの回転と共に前記突出部が前記突出逃がし部上を移動するにつれ、前記セードの一部が前記灯具本体から浮き上がり、さらに前記セードが回転して前記突出部から前記突出逃がし部がはずれた時に、セードの浮き上がりがなくなり、
    前記セードと前記灯具本体とが隙間なく係合されることを特徴とする照明器具の取付け構造。
  2. 前記突出部における前記突出逃がし部との接触部が、前記接触部と前記透光開口部の開口面との距離が前記セードの締まり方向に向けて徐々に小さくなっていく傾斜面を有していることを特徴とする請求項1記載の照明器具の取付け構造。
  3. 内部にランプを装備する灯具本体と、前記灯具本体の透光開口部に取り付けられるセードとを備え、
    前記灯具本体は前記セードを取り付ける係合部を有し、前記セードは前記灯具本体に取り付けられる被係合部を有していて、前記灯具本体と前記セードとが、弾性的に取り付けられ、係合される照明器具の取付け構造において、
    前記セードには前記被係合部とは別に、前記セードの灯具本体側に向けて突出した突出部が設けられていて、
    前記灯具本体には前記係合部とは別に、前記灯具本体内側面側に突出した突出逃がし部が設けられており、前記突出逃がし部における前記突出部との接触部は、前記接触部と前記透光開口部の開口面との距離が前記セードの締まり方向に向けて徐々に小さくなっていく傾斜面を有していて、
    前記灯具本体と前記セードとが完全に係合される前に、前記セードに設けられた前記突出部が、前記灯具本体に設けられた前記突出逃がし部に接触して、前記セードの回転と共に前記突出部が前記突出逃がし部上を移動するにつれ、前記セードの一部が前記灯具本体から浮き上がり、さらに前記セードが回転して前記突出部から前記突出逃がし部がはずれた時に、セードの浮き上がりがなくなり、
    前記セードと前記灯具本体とが隙間なく係合されることを特徴とする照明器具の取付け構造。
  4. 前記突出部の突出高さが前記セードの締まり方向に向けて徐々に低くなっていく傾斜を持つことを特徴とする請求項3記載の照明器具の取付け構造。


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