JP4273138B2 - 磁気共鳴撮像装置及び磁気共鳴受信装置 - Google Patents

磁気共鳴撮像装置及び磁気共鳴受信装置 Download PDF

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Description

本発明は、磁気共鳴撮像装置、磁気共鳴受信装置及び磁気共鳴撮像方法に関する。
特許文献1では、ラインスキャンという手法を開示している。図3は、ラインスキャンを説明する概念図である。ラインスキャンでは、互いに交差する2つのスライスS1、S2のスピンをそれぞれ90°励起及び180°励起して、その交差部ITから生じるスピンエコーを受信し、受信したスピンエコーを1次元逆フーリエ変換して交差部のライン画像を求めることを、撮像空間内で交差部ITを位相方向Dph等へ平行移動させながら繰り返す。そして、それらライン画像を集合させることにより、被検体を投影方向Dprに見た2次元画像を構成する。
特開2001−61810号公報
特許文献1では、一平面上における交差部ITの移動により、一の2次元画像を得ている。これに対し、立体的に交差部を移動させ、一の2次元画像を得ることが考えられる。図5は、立体的に交差部を移動させ、2次元画像を得る場合のスキャン位置及びスキャン順の一例を示す概念図である。
図5において、紙面鉛直方向は交差部ITの長手方向である。図中の菱形は、交差部ITのスキャン位置であるラインL′を交差部ITの断面形状で示している。ラインL′の中の数字は、スキャン順を示している。以下において、ラインL′1など、ラインL′にスキャン順を示す数字を付して、特定のスキャン順のラインL′を指すことがある。
図5では、4行14列のマトリックスM′上にラインL′が設定されている。具体的には、各列においては1つのラインL′が設定され、各行においては列数よりも少ない複数のラインL′が設定されている。そして、ラインL′のスキャンに基づくライン画像を集合させることにより、列方向と平行な投影方向Dprに被検体を見た2次元画像IMGを得ている。
このように交差部ITを立体的に移動させることにより、一平面(1行のみ)において交差部を移動させる場合に比較して、2次元画像IMGの位相方向Dphの分解能を高く維持しつつ、ラインL′間の距離的なスキャン間隔を長くし、ラインL′間の相互影響を緩和できる。また、投影方向Dpr以外の方向に被検体を見た画像や3次元画像を得ることも可能となる。
ラインL′の具体的な配置やスキャン順は、ラインL′間の相互影響を緩和させること、ラインL′間の相互影響を被検体の関心領域に亘って均一化させること等の種々の事情を考慮して設定される。
図5では、ラインL′は、一の行のラインL′に対して次の行のラインL′が1列分だけ紙面右手方向にずれるように配置されている。スキャンは、各行毎に列方向(投影方向Dpr)へ順次行われる。各行においては、各行間で共通の法則に沿ってスキャン順が設定されている。
従って、1行目のラインL′から2行目のラインL′までの時間的なスキャン間隔、2行目のラインL′から3行目のラインL′までの時間的なスキャン間隔は互いに等しい。例えば、時間的なスキャン間隔をスキャンの順番の差で表現することとすると、ラインL′1からラインL′5までのスキャン間隔は5−1=4であり、ラインL′5からラインL′9までのスキャン間隔は9−5=4であり、互いに等しい。
しかし、ラインL′12に注目すると、ラインL′5からラインL′9までの時間的なスキャン間隔(9−5=4)に比べて、ラインL′9からラインL′12までの時間的なスキャン間隔(12−9=3)は短くなっている。このため、ラインL′12では、スピン飽和による信号強度の低下がラインL′9よりも大きくなる。ラインL′13、L′14でも同様である。従って、2次元画像IMGのラインL′12、L′13、L′14に対応する位置では、ライン状の輝度ムラが生じてしまう。
本発明の目的は、信号強度のばらつきをなくすことができる磁気共鳴撮像装置、磁気共鳴受信装置及び磁気共鳴撮像方法を提供することにある。
本発明の磁気共鳴撮像装置は、互いに交差する2つのスライスのスピンをそれぞれ90°励起及び180°励起して、その交差部から生じるスピンエコーを受信するスキャンを、前記交差部を複数のスキャン位置へ順次平行移動させて繰り返し、受信したスピンエコーに基づいて、前記複数のスキャン位置を前記交差部に直交する所定の投影方向に見た2次元画像を生成する磁気共鳴撮像装置であって、前記複数のスキャン位置は、前記交差部及び前記投影方向に直交する方向に第1の間隔で配列される複数の位置を行とし、前記投影方向に第2の間隔で配列される複数の位置を列とする、複数行複数列のマトリックスにおいて設定され、前記マトリックスの各行においては、前記第1の間隔の一定数個分を互いの間隔とする複数の前記スキャン位置が設定され、前記マトリックスの各列においては、一の前記スキャン位置が設定され、前記各行内の複数のスキャン位置の数は、前記マトリックスの列数の約数であって、前記各行の間で互いに同一の数に設定されている。
好適には、前記スキャンは、前記行毎に、前記複数の行の並び順に従って順次行われ、若しくは、前記行毎に、前記複数の行の並び方向へ一定数飛ばしで順次行うことを繰り返して行われ、前記各行内の複数のスキャン位置は、直前に前記スキャンが行われる行の複数のスキャン位置に対する相対位置が、前記各行の間において互いに同一になるように配置され、前記各行内におけるスキャン順は、前記各行の間で共通の法則に従う。
好適には、前記各行内における前記スキャンは、当該各行内の前記複数のスキャン位置の並び順に従って順次行われる。
好適には、前記各行内の複数のスキャン位置の数は、前記各行内の複数のスキャン位置の間隔が、前記各行内の前記複数のスキャン位置の並び方向における、前記交差部の最大厚みの2倍以上になるという条件を満たす。
好適には、前記各行内の複数のスキャン位置の数は、前記条件を満たす前記マトリックスの列数の約数のうち、最大の約数である。
好適には、前記スキャンは、前記行毎に、前記複数の行の並び順の先頭の行を最初に当該スキャンが行われる行として順次行われ、前記先頭の行における前記スキャンの前に、前記マトリックスの前記先頭の行側かつ前記マトリックスの外側のスピンを90°励起及び180°励起する。
好適には、前記スキャンは、前記複数の行の並び順に従って順次行われ、若しくは、前記複数の行の並び方向へ一定数飛ばしで順次行うことを繰り返して行われ、前記先頭の行における前記スキャンの前に行われる90°励起及び180°励起は、前記先頭の行が2番目に前記スキャンが行われる行であると仮定した場合に、最初に前記スキャンが行われる行に対して行われる。
好適には、前記各行内の前記複数のスキャン位置の配置及びスキャン順は、前記各行の間で共通の法則に従って設定され、前記先頭の行における前記スキャンの前に行われる90°励起及び180°励起は、前記先頭の行が2番目に前記スキャンが行われる行であると仮定した場合に、前記共通の法則に従って設定される、最初に前記スキャンが行われる行の複数のスキャン位置に対して、前記共通の法則に従うスキャン順で行われる。
本発明の磁気共鳴受信装置は、互いに交差する2つのスライスのスピンをそれぞれ90°励起及び180°励起して、その交差部から生じるスピンエコーを受信することを、前記交差部を複数のスキャン位置へ順次平行移動させて繰り返す磁気共鳴受信装置であって、前記複数のスキャン位置は、前記交差部及び前記投影方向に直交する方向に第1の間隔で配列される複数の位置を行とし、前記投影方向に第2の間隔で配列される複数の位置を列とする、複数行複数列のマトリックスにおいて設定され、前記マトリックスの各行においては、前記第1の間隔の一定数個分を互いの間隔とする複数の前記スキャン位置が設定され、前記マトリックスの各列においては、一の前記スキャン位置が設定され、前記各行内の複数のスキャン位置の数は、前記マトリックスの列数の約数であって、前記各行の間で互いに同一の数に設定されている。
本発明の磁気共鳴撮像方法は、互いに交差する2つのスライスのスピンをそれぞれ90°励起及び180°励起して、その交差部から生じるスピンエコーを受信することを、前記交差部を複数のスキャン位置へ順次平行移動させて繰り返し、受信したスピンエコーに基づいて前記複数のスキャン位置を前記交差部に直交する所定の投影方向に見た2次元画像を生成する磁気共鳴撮像方法であって、前記複数のスキャン位置を、前記交差部及び前記投影方向に直交する方向に第1の間隔で配列される複数の位置を行とし、前記投影方向に第2の間隔で配列される複数の位置を列とする、複数行複数列のマトリックスにおいて設定し、前記マトリックスの各行においては、前記第1の間隔の一定数個分を互いの間隔とする複数の前記スキャン位置を設定し、前記マトリックスの各列においては、一の前記スキャン位置を設定し、前記各行内の複数のスキャン位置の数を、前記マトリックスの列数の約数であって、前記各行の間で互いに同一の数に設定する。
本発明よれば、信号強度のばらつきをなくすことができる磁気共鳴撮像装置、磁気共鳴受信装置及び磁気共鳴撮像方法を提供できる。
図1は、本実施形態の磁気共鳴撮像装置(MRI装置)1の概略構成を示すブロック図である。なお、MRI装置1は、磁気共鳴受信装置の一例でもある。MRI装置1は、静磁場マグネット部11と、勾配コイル部12と、RFコイル部13と、RF駆動部15と、勾配駆動部16と、データ収集部17と、制御部25と、データ処理部27と、操作部28と、表示部29とを有している。
静磁場マグネット部11は、クレードル5によって被検体H1が搬入される撮像空間(ボア)Bに静磁場を形成する。静磁場マグネット部11は、例えば、超伝導磁石により構成されている。静磁場の方向は、例えば被検体H1の体軸方向に対して垂直な方向である。なお、静磁場マグネット部11は、一対の永久磁石により構成されていてもよい。
勾配コイル部12は、静磁場が形成されている撮像空間Bに勾配磁場を形成し、RFコイル部13が受信する磁気共鳴信号に位置情報を付加する。発生する勾配磁場は、2つのスライス勾配磁場Gs1、Gs2及びリードアウト勾配磁場Grである。スライス勾配磁場Gs1及びGs2は、互いに交差する2つのスライス方向Ds1、Ds2(図3参照)において勾配を有する。リードアウト勾配磁場Grは、スライス方向Ds1及びDs2に直交する周波数方向Dr(図3参照)において勾配を有する。なお、スライス方向Ds1及びDs2の互いに交差する角度は適宜に設定してよく、例えば直角である。
RFコイル部13は、静磁場が形成されている撮像空間Bにおいて、電磁波であるRFパルスを被検体H1に送信して高周波磁場を形成し、被検体H1の撮像領域におけるプロトンのスピンを励起する。RFパルスは、例えば90°パルス、180°パルスである。そして、RFコイル部13は、その励起された被検体H1内のプロトンから発生する電磁波を磁気共鳴信号として受信する。受信する磁気共鳴信号は、例えばスピンエコーである。
RF駆動部15は、制御部25からの制御信号に基づいて、RFコイル部13を駆動させて撮像空間Bに高周波磁場を形成する。勾配駆動部16は、制御部25からの制御信号に基づいて、勾配コイル部12を駆動させて撮像空間Bに勾配磁場を発生させる。データ収集部17は、制御部25からの制御信号に基づいて、RFコイル部13が受信する磁気共鳴信号を収集し、A/D変換してデジタルデータとしてデータ処理部27に出力する。
制御部25は、コンピュータと、所定のパルスシーケンスに対応するようにコンピュータに各部の機能を実行させるプログラムとを有している。制御部25は、データ処理部27から出力された制御信号に基づいて、RF駆動部15と勾配駆動部16とデータ収集部17とのそれぞれに、所定のパルスシーケンスを実行させる制御信号を出力し制御を行う。
データ処理部27は、コンピュータと、所定のデータ処理をコンピュータに実行させるプログラムとを有している。データ処理部27は、操作部28から出力された操作信号に基づく制御信号を制御部25に出力する。また、データ処理部27は、データ収集部17から磁気共鳴信号に基づくデータを取得し、その取得したデータに対して画像処理を行って、被検体H1の画像データを生成し、生成した画像データを表示部29に出力する。
操作部28は、キーボードやマウスなどの操作デバイスにより構成され、操作に応じた操作信号をデータ処理部27に出力する。表示部29は、CRTや液晶表示装置などの表示デバイスにより構成され、データ処理部27から出力された画像データに応じた画像を表示する。
図2は、MRI装置1においてラインスキャンを行うときのパルスシーケンスを説明するタイミングチャートである。パルスシーケンスは時間軸tに沿って進行する。RFが付された線はRFパルス(90°パルス、180°パルス)のタイミングを、Gs1、Gs2が付された線はスライス勾配磁場Gs1、Gs2のタイミングを、Grが付された線はリードアウト勾配磁場Grのタイミングを、SEが付された線はスピンエコーのタイミングを示している。また、図3は、ラインスキャンを説明する概念図である。
まず、図2に示すように、撮像空間Bへ90°パルスが送信されるとともにスライス勾配磁場Gs1の印加が行われる。このとき、90°パルスの帯域幅に含まれる周波数は、スライス勾配磁場Gs1の磁場強度の範囲のうち一部の範囲に対応する共鳴周波数である。従って、スライス方向Ds1に直交するスライスS1(図3)においてスピンの90°励起が選択的に行われる。
次に、90°励起から所定時間(TE/2、TEはエコー時間)後、撮像空間Bへ180°パルスが送信されるとともにスライス勾配磁場Gs2の印加が行われる。このとき、180°パルスの帯域幅に含まれる周波数は、スライス勾配磁場Gs2の磁場強度の範囲のうち一部の範囲に対応する共鳴周波数である。従って、スライス方向Ds2に直交するスライスS2(図3)においてスピンの180°励起が選択的に行われる。
その結果、90°励起からTE後、スライスS1とスライスS2との交差部IT(図3)において、スピンエコーが発生する。このとき、撮像空間Bにはリードアウト勾配磁場Grが印加される。これにより、スピンエコーの周波数は周波数方向Drにおいて変化し、受信したスピンエコーの一次元フーリエ変換による周波エンコーディングが可能となる。
そして、図2に示すパルスシーケンスは、90°パルス及び180°パルスの帯域幅に含まれる周波数を変化させつつ、すなわち、交差部ITの位置を変化させつつ、繰り返し行われる。なお、図2は、ラインスキャンのパルスシーケンスを簡潔に示したものであり、適宜なタイミングでディフェーズ等を行ってもよいことはもちろんである。
図4は、MRI装置1においてラインスキャンを行う場合のスキャン位置及びスキャン順の一例を示す概念図である。
図4において、紙面鉛直方向は交差部ITの長手方向である。図中の菱形は、交差部ITのスキャン位置であるラインLを交差部ITの断面形状で示している。ラインLの中の数字は、スキャン順を示している。以下において、ラインL1など、ラインLにスキャン順を示す数字を付して、特定のスキャン順のラインLを指すことがある。
図4では、複数行複数列のマトリックスM上にラインLが設定されている。行の間隔は互いに同一であり、列の間隔は互いに同一である。なお、図4では、本実施形態のスキャン位置及びスキャン順を分かり易く説明するために、便宜的に7行14列のマトリックスMを示している。実際には、行数及び列数は、必要とされる位相方向Dphの分解能等に応じて適宜に設定してよく、例えば、行数は126、列数は126である。
各列においては1つのラインLが設定され、各行においては列数よりも少ない複数のラインLが一定の間隔(列の間隔の一定数個分の間隔)で設定されている。そして、ラインLのスキャンに基づくライン画像を集合させることにより、列方向と平行な投影方向Dprに被検体を見た2次元画像IMGを得ている。
ラインLは、一の行のラインLに対して次の行のラインLが1列分だけ位相方向Dphにずれるように配置されている。ただし、ラインL14のように、位相方向Dphに1列分だけずれた位置がマトリックスMの範囲外となってしまう場合には、位相方向Dphの1列目に戻る。スキャンは、行毎に順次行われる。行毎のスキャンは、例えば、投影方向Dpr(その逆方向でもよい)へ、行の並び順に従って順次行われる。各行においては、各行間で共通の法則に沿ってスキャン順が設定されている。
図4では、各行のラインLの数を列数の約数(1及び列数自体は除く)とするとともに互いに同一としている。これにより、先に説明した、図5の3行目のラインL′から4行目のラインL′までの時間的なスキャン間隔が、1行目のラインL′から2行目のラインL′までの時間的なスキャン間隔等に比較して短くなってしまう課題を解決する。具体的には以下のとおりである。
図5に示すように、各行においてラインL′の配置間隔をm列分とし、各列において一のラインL′を設定する場合、必要な行数はmである。そのm個の行のうち、列数をmで除したときの余りと同数の行は、列数をmで除した商+1と同数のラインL′を有し、残りの行は、列数をmで除したときの商と同数のラインL′を有する。図5に示す例では、m=4であり、列数14を4で除した商は3、余りは2であるから、4行のうち2行は3+1=4個のラインL′を有し、残りの2行は3個のラインL′を有している。
そして、1行目及び2行目においてそれぞれラインL′が4つ配置されているのに対し、3行目ではラインL′が3つしか配置されていないことにより、3行目のスキャンを開始してから4行目のスキャンに移行する時間間隔が、1行目のスキャンを開始してから2行目のスキャンに移行する時間間隔等に比較して短くなり、その結果、ラインL′から次の行の隣接するラインL′までのスキャン間隔(例えばラインL′9からラインL′12までの時間間隔)が短くなっている。
しかし、ラインL′の数は、画像IMGにおいて必要とされる位相方向Dphの大きさや分解能によって規定されているから、1行目や2行目のラインL′の数を減らしたり、3行目のラインL′の数を増加させることは得策ではない。例えば、ラインL′4、ラインL′8を省略すれば、画像IMGは位相方向Dphにおいて小さくなる。3行目にラインL′を追加すれば、他の行のいずれかのラインL′と投影方向Dprにおいて重複してスキャンを行うことになる。また、3行目のスキャン(ラインL′11のスキャン)を終了してから、4行目のスキャン(ラインL′12のスキャン)を開始するまでに待ち時間を設けて時間的なスキャン間隔を均一化しようとすれば、全体のスキャン時間が長くなる。
そこで、図4に示すように、本実施形態では、各行のラインLの数を列数の約数(図4では2)とすることにより、各行のラインLの数を互いに同一とすることを可能としている。従って、待ち時間を設けるようなことをしなくても、一の行のスキャンを開始してから次の行のスキャンに移行するまでの時間を全ての行に亘って均一にできる。
マトリックスMの列数の約数は複数存在する。例えば、図4では、列数は14であるから、約数は2、7の2つ存在する。比較的大きな約数を選択すれば行数が少なくなるから、投影方向Dprにおけるスキャン範囲を狭くし、被検体H1を投影方向Dprに見た断層画像の精度を向上させることができる。また、比較的小さな約数を選択すれば行数が多くなり、ひいては、投影方向Dprにおけるスキャン範囲が広くなるから、被検体H1の広い範囲に亘る情報の収集、被検体H1を投影方向Dpr以外の方向から見た断層画像の取得、被検体H1の3次元画像の取得が容易になる。従って、各行におけるラインLの数は、目的等に応じて複数の約数から適宜に選択されてよい。
ただし、比較的大きい約数を選択する場合、行内におけるラインL間の距離的なスキャン間隔が短くなり、ラインL間の相互影響によりスピン飽和が生じやすくなる。そこで、ラインL間の距離D(図4の菱形の中心間距離)が交差部ITの最大厚さd(図4の菱形の対角線長さ)の2倍以上となるように約数を選択することが好ましい。従って、例えば、投影方向Dprのスキャン範囲を極力狭くする場合には、複数の約数のうち、距離Dが最大厚さd×2以上という条件を満たす最大の約数を選択する。
各行におけるスキャン順は、例えば、位相方向Dph(その逆方向でもよい)へ、ラインLの並び順に従って順次行われる。この場合、互いに異なる行のラインL間の時間的なスキャン間隔だけでなく、各行におけるラインL間の時間的なスキャン間隔も均一化される。すなわち、図5に示すように、スキャン順の方向が位相方向Dph及びその逆方向の間で変化する場合に比較して、時間的なスキャン間隔が均一化される。
2行目以降のラインLにおいては、それ以前に励起が行われるラインL、とりわけ、直前の行のラインLからの影響を受けるのに対し、1行目のラインLにおいては、他の行のラインLからの影響を受けない。従って、1行目のラインLの信号強度は他の行に比較して強くなりやすい。そこで、1行目のラインLの周辺を予め励起し、信号強度のばらつきを均一化する。具体的には以下のとおりである。
図4において、ラインLI1、LI2(以下、単にライン「LI」といい、両者を区別しないことがある。)は、予め励起する位置を示している。ラインLIは、1行目のラインLに対して、2行目とは反対側(0行目)に配置されている。換言すれば、マトリックスMの1行目側かつ外側に配置されている。より具体的には、1行目以降のラインL(スピンエコーの受信やライン画像の生成が行われ、2次元画像の生成に利用されるライン)は各行間で共通の法則に従って配列されているところ、最初にスピンエコーの受信が行われる1行目のラインL1、L2が2番目にスピンエコーの受信が行われる行(2行目)であると仮定した場合に、最初にスピンエコーの受信が行われる行の複数のスキャン位置にラインLIは配置されている。例えば、図4の例では、ラインLI1、LI2は、ラインL1、L2に対して位相方向Dphとは反対側に1列分ずれた位置に配置されている。
また、ラインLI1、LI2の励起順及びその時間間隔は、1行目以降のスキャン順と同様の法則に従って設定されている。すなわち、図4の例では、ラインLは位相方向Dphへ並び順に従って順にスキャンされるから、ラインLIも位相方向Dphへ並び順に従って順に励起され、ラインLI1とラインLI2との時間間隔は、ラインL1とL2との時間間隔と同等である。さらに、0行目から1行目へ移行する時間間隔も、1行目以降において次行に移行する時間間隔と同等である。すなわち、ラインLI2の励起終了からラインL1のスキャン開始までの時間間隔は、ラインL2のスキャン終了からラインL3のスキャン開始までの時間間隔と同等である。
ラインLIに対するパルスシーケンスは、図2に示したものと同様である。すなわち、90°パルス、180°パルス、スライス勾配磁場Gs1、Gs2、リードアウト勾配磁場Gr等の印加が行われる。ただし、ラインLIで発生したスピンエコーの受信は行われない。又は、スピンエコーの受信が行われたとしても、その受信したスピンエコーに基づくライン画像は生成されない。若しくは、ライン画像が生成されたとしても、そのライン画像は最終的な画像IMGへ組み込まれない。ただし、スピンエコーの受信に基づいて画像IMGの何らかのオフセット値や補正値を計算するなど、ラインLIからのスピンエコーを適宜に利用してもよい。
以上の実施形態によれば、MRI装置1が実行するラインスキャンでは、各行における複数のラインL(スキャン位置)の数が、マトリックスMの列数の約数であって、各行の間で互いに同一の数に設定されていることから、各行においてスキャンに必要な時間を均一化させることができる。従って、時間的なスキャン間隔を均一化させることができ、スピン飽和による信号強度の低下などに起因する信号強度のばらつきを低減することができる。
特に、スキャンが、行毎に、行の並び順に従って順次行われ、各行におけるラインLが、直前の行のラインLに対する相対位置が各行間において互いに同一になるように配置され、各行におけるスキャン順が各行間で共通の法則に従う場合には、各行の複数のラインLと、その直前の行の複数のラインLとの時間的なスキャン間隔は、複数の行の間で互いに同一となり、信号強度のばらつきの低減効果が大きい。
さらに、各行におけるスキャン順が、行内におけるラインLの並び順に従って順に設定されている場合には、各行においても時間的なスキャン間隔が均一化され、一層、信号強度のばらつきが低減される。
各行においてラインLの距離D(距離的なスキャン間隔)は、マトリックスMの大きさ、列数、及び、各行のラインLの数として選択される列数の約数によって決定されるが、複数の約数から、距離Dが交差部ITの最大厚みdの2倍以上になるように各行のラインLの数を選択することにより、スピン飽和による信号強度の低下を防止できる。
特に、列数の約数のうち、距離Dが最大厚みdの2倍以上となる最大の約数を選択した場合には、投影方向Dprのスキャン範囲を狭くして、精度の高い断層画像を得ることができる。
最初にスキャンが行われる1行目のスキャンの前に、マトリックスの外周を励起することにより、1行目においてのみ信号強度が強くなることを防止できる。特に、1行目が2行目であると仮定した場合の1行目(0行目)のラインの配置位置を励起することにより、信号強度のばらつきをより均一化できる。
本発明は以上の実施形態に限定されず、種々の態様で実施してよい。
行毎のスキャンの列方向(投影方向)におけるスキャン順は適宜に設定してよく、行の並び順に従うものに限定されない。同様に、各行内における複数のスキャン位置(ライン)の行方向(投影方向に直交する方向)におけるスキャン順は適宜に設定してよく、行内のスキャン位置の並び順に従うものに限定されない。また、各行におけるスキャン位置は適宜に設定してよく、直前の行若しくは隣接する行に対する相対位置が各行間において互いに同一となるスキャン位置に限定されない。これらのスキャン順やスキャン位置を適宜に設定するとしても、各行のスキャン位置の数が列数の約数であれば、各行のスキャンに必要な時間は互いに同一となり、時間的なスキャン間隔を各行間において均一化することが容易である。
例えば、図6に示すように、行毎のスキャンの列方向におけるスキャン順は、列方向(又はその逆方向)へn行飛ばし(図6では1行飛ばしを例示)で行毎のスキャンを順次行い、その後、飛ばされた行を対象に、再度列方向へn行飛ばしで行毎のスキャンを順次行うことを繰り返してもよい。すなわち、列方向(又はその逆方向)へn行飛ばしで行毎のスキャンを順次行うことを、対象とする行を1行ずつずらしてn回繰り返してもよい。この場合、行数が多ければ、i回目とi+1回目(i,i+1<n)との時間的なスキャン間隔が長くなり、かつ、i回目においてスキャンが行われる行と行との距離はn行分長くなる。
なお、図6においては、n行(図6では1行)離れた行との時間的なスキャン間隔(例えば、5行目と7行目との時間的なスキャン間隔)がスピン飽和に及ぼす影響が大きい。換言すれば、隣接するn行分のスキャン位置からの影響を緩和することができる。一方、上述のように、各行のスキャン位置(ラインL)間の配置間隔をm列分とした場合、m行のうち、列数をmで除したときの余りと同数の行と、残りの行との間でスキャン位置の数に相違が生じる。余りは最大でm−1であるから、n<m−1の場合には、n行飛ばしによっても余りと同数の行を飛ばすことはできず、約数を選択する効果が大きいといえる。
また、例えば、各行における行方向におけるスキャン順については、図5に示すように、行方向(又はその逆方向)へk列飛ばし(図5では1列飛ばしを例示)でスキャンを順次行い、その後、飛ばされた列を対象に、再度行方向へk列飛ばしでスキャンを順次行うことを繰り返してもよい。すなわち、行方向(又はその逆方向)へk列飛ばしでスキャンを順次行うことを、対象とする列を1列ずつずらしてp回繰り返してもよい。なお、図5のスキャン位置及びスキャン順も、各行間において相互に共通の法則に従うスキャン位置及びスキャン順の一例であり、各行におけるスキャン位置の数として列数の約数が選択されていれば、互いに隣接するスキャン位置同士の時間間隔は互いに同一になり、各行において相互に共通の法則に従わない場合に比較して、約数を選択した効果が大きい。
図1の磁気共鳴撮像装置の信号処理系の構成の概略を示すブロック図。 図1の磁気共鳴撮像装置が実行するラインスキャンを説明するタイミングチャート。 図1の磁気共鳴撮像装置が実行するラインスキャンを説明する概念図。 図1の磁気共鳴撮像装置が実行するラインスキャンにおけるスキャン位置及びスキャン順を説明する概念図。 比較例のラインスキャンにおけるスキャン位置及びスキャン順を説明する概念図。 ラインスキャンにおけるスキャン順の変形例を説明する概念図。
符号の説明
1…磁気共鳴撮像装置、S1、S2…スライス、IT…交差部、IMG…画像(2次元画像)、M…マトリックス。

Claims (9)

  1. 互いに交差する2つのスライスのスピンをそれぞれ90°励起及び180°励起して、その交差部から生じるスピンエコーを受信するスキャンを、前記交差部を複数のスキャン位置へ順次平行移動させて繰り返し、受信したスピンエコーに基づいて、前記複数のスキャン位置を前記交差部に直交する所定の投影方向に見た2次元画像を生成する磁気共鳴撮像装置であって、
    前記複数のスキャン位置は、前記交差部及び前記投影方向に直交する方向に第1の間隔で配列される複数の位置を行とし、前記投影方向に第2の間隔で配列される複数の位置を列とする、複数行複数列のマトリックスにおいて設定され、
    前記マトリックスの各行においては、前記第1の間隔の一定数個分を互いの間隔とする複数の前記スキャン位置が設定され、
    前記マトリックスの各列においては、一の前記スキャン位置が設定され、
    前記各行内の複数のスキャン位置の数は、前記マトリックスの列数の約数であって、前記各行の間で互いに同一の数に設定されている
    磁気共鳴撮像装置。
  2. 前記スキャンは、前記行毎に、前記複数の行の並び順に従って順次行われ、若しくは、前記行毎に、前記複数の行の並び方向へ一定数飛ばしで順次行うことを繰り返して行われ、
    前記各行内の複数のスキャン位置は、直前に前記スキャンが行われる行の複数のスキャン位置に対する相対位置が、前記各行の間において互いに同一になるように配置され、
    前記各行内におけるスキャン順は、前記各行の間で共通の法則に従う
    請求項1に記載の磁気共鳴撮像装置。
  3. 前記各行内における前記スキャンは、当該各行内の前記複数のスキャン位置の並び順に従って順次行われる
    請求項2に記載の磁気共鳴撮像装置。
  4. 前記各行内の複数のスキャン位置の数は、前記各行内の複数のスキャン位置の間隔が、前記各行内の前記複数のスキャン位置の並び方向における、前記交差部の最大厚みの2倍以上になるという条件を満たす
    請求項3に記載の磁気共鳴撮像装置。
  5. 前記各行内の複数のスキャン位置の数は、前記条件を満たす前記マトリックスの列数の約数のうち、最大の約数である
    請求項4に記載の磁気共鳴撮像装置。
  6. 前記スキャンは、前記行毎に、前記複数の行の並び順の先頭の行を最初に当該スキャンが行われる行として順次行われ、
    前記先頭の行における前記スキャンの前に、前記マトリックスの前記先頭の行側かつ前記マトリックスの外側のスピンを90°励起及び180°励起する
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の磁気共鳴撮像装置。
  7. 前記スキャンは、前記複数の行の並び順に従って順次行われ、若しくは、前記複数の行の並び方向へ一定数飛ばしで順次行うことを繰り返して行われ、
    前記先頭の行における前記スキャンの前に行われる90°励起及び180°励起は、前記先頭の行が2番目に前記スキャンが行われる行であると仮定した場合に、最初に前記スキャンが行われる行に対して行われる
    請求項6に記載の磁気共鳴撮像装置。
  8. 前記各行内の前記複数のスキャン位置の配置及びスキャン順は、前記各行の間で共通の法則に従って設定され、
    前記先頭の行における前記スキャンの前に行われる90°励起及び180°励起は、前記先頭の行が2番目に前記スキャンが行われる行であると仮定した場合に、前記共通の法則に従って設定される、最初に前記スキャンが行われる行の複数のスキャン位置に対して、前記共通の法則に従うスキャン順で行われる
    請求項7に記載の磁気共鳴撮像装置。
  9. 互いに交差する2つのスライスのスピンをそれぞれ90°励起及び180°励起して、その交差部から生じるスピンエコーを受信することを、前記交差部を複数のスキャン位置へ順次平行移動させて繰り返す磁気共鳴受信装置であって、
    前記複数のスキャン位置は、前記交差部及び前記投影方向に直交する方向に第1の間隔で配列される複数の位置を行とし、前記投影方向に第2の間隔で配列される複数の位置を列とする、複数行複数列のマトリックスにおいて設定され、
    前記マトリックスの各行においては、前記第1の間隔の一定数個分を互いの間隔とする複数の前記スキャン位置が設定され、
    前記マトリックスの各列においては、一の前記スキャン位置が設定され、
    前記各行内の複数のスキャン位置の数は、前記マトリックスの列数の約数であって、前記各行の間で互いに同一の数に設定されている
    磁気共鳴受信装置。
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