JP4273051B2 - 分注装置および分注方法 - Google Patents

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Description

本発明は、典型的には着脱自在なノズルチップを有する分注ノズルを使用する分注装置および分注方法に関する。
分注装置や分析装置において正確な位置決め機構を用いて、サンプルや試薬容器の位置にノズルチップを搬送し、分注動作を行う必要がある。高速処理や微量分注を目的とする機構では、吸引あるいは吐出容器のサイズが小さくなるため、ノズル先端を分注位置に正確に位置決めするのは困難になる。ノズルの位置ずれが起こると、ノズルが容器の外縁部に接触したり、目標からはずれた位置にサンプル等を分注してしまう。
特にたとえば「1536ウェルプレート(1枚のプレートに1536個のウェル(穴)が設けられているマイクロプレート)」に分注する場合、ノズルチップの先端の外径はφ0.8mm程度あるのに対して、マイクロプレートにおいてウェル(穴)のピッチは2.25mm、穴径はφ1.4〜1.7mm程度しかない。この場合、ノズル先端を位置決めする際の許容誤差は、±0.05mmであり、位置決め精度の良否は極めて重要な問題である。
この種の分注装置において、たとえば特許文献1あるいは特許文献2に開示される分注装置では、ディスポーザルチップの位置ずれをジャミングセンサまたは圧力センサにより検出するようにしている。
また、特許文献3に開示されるサンプリング装置では、サンプル容器の絶対位置を検出するようにしている。
また、特許文献4に開示される自動分注装置および方法では、ノズルチップの先端部を撮像して位置ずれを検出している。
さらに、特許文献5に開示される自動精密対象物ホルダでは、マイクロプレートを精密に位置決めする。
特許第3231269号公報 特許第3231271号公報 特開平8−15272号公報 特許第3446597号公報 特表2004−503782号公報
一般にノズルの位置ずれを回避するためには分解能が高く、位置決め再現性が良い搬送機構が用いられる。しかしながら、特にディスポーザルチップを使用する分注装置では、チップが成形品であるため曲がりや反りがあり、搬送機構の高性能化だけでは有効に対応することが実質的に困難である。また、CCDカメラ等を使って、容器あるいはマイクロプレートやチップ先端の位置を直接検出する方法では、高価なセンサや検出回路を別途付設する必要があり、構成が複雑化する上、コストが高くならざるを得ない。
本発明はかかる実情に鑑み、簡便かつ正確にノズル位置ずれを検出・補正し、高い精度の分注動作を保証する分注装置および分注方法を提供することを目的とする。
本発明による分注装置は、着脱自在に構成されたノズルを分注位置に搬送し、検体等を前記分注位置に分注するようにした分注装置であって、前記ノズルが搬送されるワークエリアの適所に該ノズルの先端部位を直交3軸方向に検出する受発光式非接触型センサユニットを含むノズル検出手段を備え、このノズル検出手段の検出信号に基づき基準ノズルに対する前記ノズルの位置ずれをノズルごとに検出し、分注の度にノズル単位でその位置ずれを補正して搬送するようにしたことを特徴とする。
また、本発明の分注装置において、前記基準ノズルに対する検出信号により基準点からの基準距離が検知されるとともに、前記基準距離とノズルごとに検出した前記位置ずれとに基づき、搬送されるべき各ノズルの前記分注位置までの搬送距離が設定されることを特徴とする。
また、本発明の分注装置において、前記ノズルを直交3軸方向に沿って搬送する搬送機構を備え、この搬送機構により前記ノズルを前記基準点から前記分注位置まで搬送する途中適所で、前記ノズル検出手段によって前記ノズルの先端部位を検出することを特徴とする。
また、本発明の分注装置において、前記ノズルを直交3軸方向に沿って搬送する搬送機構を備え、この搬送機構により前記ノズルを前記基準点から前記分注位置まで搬送する途中適所で、前記ノズル検出手段によって前記ノズルの先端部位をノズルごとに検出することを特徴とする。
また、本発明による分注方法は、着脱自在に構成されたノズルを分注位置に搬送し、検体等を前記分注位置に分注するようにした分注方法であって、ワークエリアの適所において、搬送される各ノズルごとにその先端部位を直交3軸方向に非接触式に検出し、それぞれの検出信号に基づき基準ノズルに対する前記各ノズルの先端部位の位置ずれ量をノズルごとに算出し、分注の度にノズル単位でその位置ずれ量を補正した後、前記各ノズルを前記分注位置に搬送することを特徴とする。
また、本発明による分注方法において、前記ノズルを基準点から前記分注位置まで搬送する途中適所に、前記ノズルの先端部位を検出するノズル検出点を設定し、前記ノズル検出点において前記基準ノズルの先端部位を検出し、この検出信号により前記基準点からの基準距離を測定し、搬送される前記ノズルの先端部位を検出し、この検出信号により前記基準点から前記ノズル検出点までの移動距離をノズルごとに測定し、前記基準距離と前記移動距離を比較して前記ノズルの先端部位の位置ずれ量をノズルごとに算出し、分注の度にノズル単位で該ノズルの搬送距離を補正することを特徴とする。
本発明によれば、ワークエリアの適所で、搬送される各ノズルごとにその先端部位を検出し、それぞれの検出信号に基づき基準ノズルに対する前記各ノズルの先端部位の位置ずれ量を算出する。その位置ずれ量を補正した後、各ノズルを前記分注位置に搬送する。
このように分注に際して、予めノズルの位置ずれを検出し、その位置ずれ量を見込んで移動させることにより、そのノズルを目標位置に正確に到達させることができる。したがって、曲りや反りがある場合でも極めて正確かつ適正に分注することができる。
以下、図面に基づき、本発明による分注装置および分注方法の好適な実施の形態を説明する。
図1は、この実施形態における本発明装置の概略構成を示している。この分注装置において、検体あるいは試薬等を吸引または吐出するノズル10は、X軸、Y軸およびZ軸に可動な搬送機構によって支持され、ワークエリア100上で直交3軸方向に移動可能である。ノズル10はホルダ12の端部に着脱自在なノズルチップ11を有し、ワークエリア100上の分注位置に搬送されて、検体等をその分注位置に分注するようになっている。
ノズルチップ11は、樹脂等で成型された所謂ディスポーザルチップであり、先細となるようにテーパ状に形成される。搬送機構の詳細構造については省略するが、XYZ3軸方向のガイドに沿ってノズル10を移動させるようになっている。各ガイドの端部等においてパルスモータ等のアクチュエータを備え、アクチュエータに対する駆動パルス(数)をカウントすることにより、各軸の移動方向に沿ったノズル10の移動量を把握し得るように構成することができる。
ノズルチップ11は適度な圧着強度でホルダ12の装着部12a(チップフィッティング)に嵌着し、ホルダ12、したがってノズルチップ11はチューブ13を介して分注ポンプ14と接続される。分注ポンプ14はそのシリンダ内でピストン14aが往復動することで、ノズルチップ11内に検体あるいは試薬等Mを吸引させ、または吐出させるようになっている。なお、分注ポンプ14にはシリンダの内圧を検出する圧力センサ15が付設され、圧力センサ15の圧力検出値に基づいてノズルチップ11における吸引・吐出量等をコントロールすることができる。
ここで、図2はワークエリア100における配置構成例を示している。この例ではワークエリア100の所定位置に、検体(たとえば血清)あるいは試薬等が分注される複数の穴が形成されたマイクロプレート101,102,103が配置される。これらのマイクロプレート101〜103の穴101a,102a,103aは、極めて微細なピッチ間隔で多数設けられており、ワークエリア100上での各穴の座標(XY座標)は予め決められている。
ワークエリア100の所定位置にはまた、多数の未使用のノズルチップ11をストックするチップラック104が配置される。この場合、チップラック104にはノズルチップ11を保持する保持部104aが所定のピッチ間隔で穿設されており、各保持部104aにノズルチップ11を垂直方向に収容保持するようになっている。このようにストックされたノズルチップ11は、ノズル10のホルダ12を上方から下降させることで、その装着部12aに嵌着させることができる。
また、ワークエリア100の所定位置には試薬あるいはサンプル等が保管された複数の保管部105aを有するチューブラック105が配置される。さらに、使用後のノズルチップ11をノズル10から取り外すためのチップリムーバ106が配置されている。チップリムーバ106は、ノズルチップ11の開口縁部に係合するように凹設された取外し部106aを有する。
このような配置構成でなるワークエリア100における分注動作の一例では、たとえばマイクロプレート101上の検体(血清等)に、ノズルチップ11によってチューブラック105から吸引した試薬(A)を混合する。この混合したものを別(未使用)のノズルチップ11によって吸引し、これをマイクロプレート102上に吐出する。さらにマイクロプレート102上の検体に、別(未使用)のノズルチップ11によってチューブラック105から吸引した試薬(B)を混合する。検体に対する検査項目によっては、さらにマイクロプレート103が使用されるが、このような試薬等の吸引および吐出のたびに使用済みのノズルチップ11をホルダ12から取り外し、未使用のものを装着する。
さて、本発明においてノズル10が搬送されるワークエリア100の適所(ノズル検出点)、たとえば図2のようにマイクロプレート102あるいはチップラック104等の側近に該ノズルチップ11の先端部位を検出するノズル検出手段16を備える。このノズル検出手段16の検出信号によりノズルチップ11の搬送開始点からの基準距離が検知されるとともに、この基準距離に基づき、搬送される各ノズル(ノズルチップ11)の分注位置までの搬送距離が設定される。
この実施形態では図3に示されるように、ノズル検出手段16として基台17上にセットされた3つの受発光式非接触型センサユニット16A,16B,16Cを含む。これらのセンサユニット16A〜16Cは、ノズルチップ11の先端部位を直交XYZ3軸方向に検出するように配置される。この場合、受発光式であるため実装に際して、センサユニット16A〜16Cを外装18で囲繞し、外光によるノイズの発生を防止するように遮光するのが好ましい。
各センサユニット16A,16B,16Cは図4に示されるように、発光側および受光側相互間をノズルチップ11の先端部が通過し得るように空隙19が設けられている。各センサユニット16A,16B,16Cの構成として、たとえば図4(b)に示されるように空隙19の一方側に配置された、たとえばLED等の発光素子20と空隙19の他方側に対向配置された受光素子21を有し、受光素子21の前方至近位置にスリット22が配置される。ノズルチップ11の先端部が空隙19内を通る際、スリット22の前方通過時点で「ON」信号が得られるようになっている。
ここで図5は、この実施形態におけるノズル検出手段16を含めた本発明装置の概略構成を示している。ノズル検出手段16の各センサユニット16A,16B,16Cは、制御部23に接続され、それぞれの検出信号を制御部23に送出する。制御部23は、分注ポンプ14を駆動するポンプ駆動部24の作動を制御し、前述したノズル10のXYZ3軸搬送機構のノズル駆動部25の作動を制御する。ノズル駆動部25において前述したようにパルスモータ等のアクチュエータを使用する場合、そのアクチュエータに対する駆動パルス(数)を必要に応じて記憶するメモリ26を有する。また、装置動作を制御する各種入力操作を行うための入力部27や、装置動作状態あるいは各種データ等の出力表示を行うための表示部28が制御部23に接続される。
上記構成において、つぎに本発明装置の作動について説明する。図6にも示されるように先ず、ステップS1において装置の運用前にノズル10のティーチングが行われる。このティーチング動作ではノズル10のホルダ12の装着部12aに、曲りや反りのない基準となるノズルチップ(基準ノズルチップ11A(図7参照))を取り付け、その先端部を開始もしくは基準点O(図4(a))に移動する。なお、この基準点Oは、ワークエリア100上の任意適当な位置を選択することができるが、この例ではたとえばZ軸用のセンサユニット16Cの上方とする。
基準ノズルチップ11Aを装着したノズル10を図4のように、先ずX軸に沿って距離OA′で移動させる。基準ノズルチップ11Aがセンサユニット16Aのスリット22の前方を通過した時点(位置A)で、センサユニット16Aのオン信号が得られる。この瞬間同時にX軸用のアクチュエータを停止させ、このときの移動距離を基準距離Lxとしてメモリ26に記憶する。
Y軸およびZ軸についても同様に行い、すなわちそれぞれの軸に沿って距離OB′およびOC′で移動させ、基準ノズルチップ11Aがセンサユニット16Bおよび16Cを通過した時点(位置Bおよび位置C)で、それぞれオン信号が得られる。そして、基準距離LyおよびLzをメモリ26に記憶し、ノズル10のティーチングが完了する。
つぎに、ノズル10の吸引元であるチューブラック105や吐出先であるマイクロプレート101〜103のティーチングが行われる。このティーチング動作において、マイクロプレート101〜103の場合、たとえば4つの角部の穴101a,102a,103aのみを設定する。それら以外の残りの穴については、均等なピッチ間隔で列設されているため、それぞれにおいて4つの角部の穴101a,102a,103aを基準にして算出することができる。そして、各マイクロプレート101,102,103ともN番目の穴位置の座標は、基準点Oを原点として(xn,yn,zn)となる。
ステップS2において実際の分注動作が開始される。先ず、ステップS3でホルダ12をチップラック104まで移動し、そこに保持されているノズルチップ11を選択し、そのノズルチップ11を装着する。
装着したノズルチップ11の位置ずれを検出すべく、その先端部を基準点Oに移動する(ステップS4)。つぎに、ステップS5においてX軸に沿って距離OA′で移動する。位置Aでセンサユニット16Aのオン信号が得られ、同時にX軸用のアクチュエータを停止させ(ステップS6)、ステップS7ではこのときの移動距離Ixとしてメモリ26に記憶する。
移動距離Ixを既に求めた基準距離Lxと比較して、その差を計算し(ステップS8)、装着したノズルチップ11の位置ずれに対する補正値ΔLx(=Ix−Lx)としてメ
モリ26に記憶する。たとえば、図7に示すように装着したノズルチップ11がX軸方向に曲り、基準ノズルチップ11Aに対してΔLx位置ずれしている場合、ノズルチップ1
1は基準距離LxよりもΔLxだけ小さい移動距離Ixで、センサユニット16Aをオン
させたことになる。したがって、この場合にはΔLxだけ差し引いて移動させることで、
そのノズルチップ11を目標位置に正確に到達させることができる。
ステップS9において、補正値もしくは位置ずれΔLxが許容範囲であるか否かを判断
する。補正値ΔLxが規定値から外れている場合、すなわちΔLxmin<ΔLx<ΔLxmax
の範囲にない場合、たとえば±1mmの範囲にない場合、チップ未装着かチップ先端部が破損等しているものとし、エラー処理を行なう(ステップS10)。ステップS9においてΔLxmin<ΔLx<ΔLxmaxの範囲にある場合、ノズルチップ11の先端部を、再び基
準点Oに移動する(ステップS11)。
Y軸およびZ軸についても同様に、それぞれセンサユニット16Bおよび16Cを使用し、ノズルチップ11の位置ずれを検出する(ステップS12およびS13)。そして、この場合にも基準距離LyおよびLzに対する補正値ΔLyおよびΔLzとしてメモリ2
6に記憶する。ここで、値ΔLyおよびΔLzが許容範囲内にない場合、ΔLxと同様に
エラー処理を行なうのは言うまでもない。
この後ステップS14において、既にティーチングが行われている吸引元のチューブラック105に対する補正を行い、移動量を算出する。なお、この移動量として、つぎのようになり、すなわち、
吸引先座標から吐出先座標(x+ΔLx,y+ΔLx,z+ΔLx)まで移動して、その位置で吸引動作を行う(ステップS15)。
ステップS16において、既にティーチングが行われている吐出先のマイクロプレート101〜103に対する補正を行い、移動量を算出する。なお、この移動量として、N番目の穴位置の座標はつぎのようになり、すなわち、
吸引先座標から吐出先座標(xn+ΔLx,yn+ΔLx,zn+ΔLx)まで移動して、その位置で吐出動作、すなわち分注を行う(ステップS17)。
吐出動作完了後、ノズル10をチップリムーバ106まで移動し、ステップS18においてそのノズルチップ11を取り外し、これにより1つの分注動作が終了する(ステップS19)。
上記のように分注に際して、予めノズルチップ11の位置ずれを検出し、その位置ずれ量を見込んで移動させることにより、そのノズルチップ11を目標位置に正確に到達させることができる。したがって、曲りや反りがある場合でも狭小ピッチで穴径の小さいマイクロプレート101〜103等に適正に分注することができる。
また、高価な画像センサ等を使用しないため構成が比較的簡素になり、これにより低コストでありながら高精度な位置ずれ検出を実現する。さらに、非接触式に検出することでノズルチップ11の先端を汚し、あるいは破損する等の心配がなく、安全かつ円滑な装置動作が保証される。
以上、本発明を種々の実施形態とともに説明したが、本発明はこれらの実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲内で変更等が可能である。
たとえば、図2に示されるワークエリア100の配置構成は、その一例を示すものであり、必要に応じて適宜変更可能である。
また、基準点とノズル検出点の間の基準距離が予め分かっている場合には、基準ノズルチップによる基準距離の測定を省略することができる。
また、ノズル検出手段16として3つのセンサユニット16A,16B,16Cを有する例を説明したが、たとえば図8のように単一のセンサユニット16′を用い、このセンサユニット16′を基台17上で水平軸29のまわりに回動可能に支持する。さらに、基台17自体を垂直軸30に対して回転可能に支持することで、単一のセンサユニットにより2軸あるいは3軸検出用センサとして機能させることも可能である。
本発明の実施形態における分注装置の概略構成を示す斜視図である。 本発明の実施形態におけるワークエリアの配置構成例を示す平面図である。 本発明の実施形態におけるノズル検出手段の構成例を示す平面図および側面図である。 本発明の実施形態におけるノズル検出手段の作用を示す斜視図およびD−D線に沿う断面図である。 本発明の実施形態における分注装置の構成例を示す図である。 本発明の実施形態における分注装置の動作例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態におけるノズル検出手段の作用を示す図である。 本発明の実施形態におけるノズル検出手段の変形例を示す斜視図である。
符号の説明
10 ノズル
11 ノズルチップ
12 ホルダ
14 分注ポンプ
15 圧力センサ
16 ノズル検出手段
16A,16B,16C センサユニット
19 空隙
20 発光素子
21 受光素子
22 スリット
23 制御部
24 ポンプ駆動部
25 ノズル駆動部
26 メモリ
27 入力部
28 表示部
100 ワークエリア
101,102,103 マイクロプレート
104 チップラック
105 チューブラック
106 チップリムーバ

Claims (5)

  1. 着脱自在に構成されたノズルを分注位置に搬送し、検体等を前記分注位置に分注するようにした分注装置であって、
    前記ノズルが搬送されるワークエリアの適所に該ノズルの先端部位を直交3軸方向に検出する受発光式非接触型センサユニットを含むノズル検出手段を備え、このノズル検出手段の検出信号に基づき基準ノズルに対する前記ノズルの位置ずれをノズルごとに検出し、分注の度にノズル単位でその位置ずれを補正して搬送するようにしたことを特徴とする分注装置。
  2. 前記基準ノズルに対する検出信号により基準点からの基準距離が検知されるとともに、前記基準距離とノズルごとに検出した前記位置ずれとに基づき、搬送されるべき各ノズルの前記分注位置までの搬送距離が設定されることを特徴とする請求項1に記載の分注装置。
  3. 前記ノズルを直交3軸方向に沿って搬送する搬送機構を備え、この搬送機構により前記ノズルを前記基準点から前記分注位置まで搬送する途中適所で、前記ノズル検出手段によって前記ノズルの先端部位をノズルごとに検出することを特徴とする請求項2に記載の分注装置。
  4. 着脱自在に構成されたノズルを分注位置に搬送し、検体等を前記分注位置に分注するようにした分注方法であって、
    ワークエリアの適所において、搬送される各ノズルごとにその先端部位を直交3軸方向に非接触式に検出し、それぞれの検出信号に基づき基準ノズルに対する前記各ノズルの先端部位の位置ずれ量をノズルごとに算出し、分注の度にノズル単位でその位置ずれ量を補正した後、前記各ノズルを前記分注位置に搬送することを特徴とする分注方法。
  5. 前記ノズルを基準点から前記分注位置まで搬送する途中適所に、前記ノズルの先端部位を検出するノズル検出点を設定し、
    前記ノズル検出点において前記基準ノズルの先端部位を検出し、この検出信号により前記基準点からの基準距離を測定し、
    搬送される前記ノズルの先端部位を検出し、この検出信号により前記基準点から前記ノズル検出点までの移動距離をノズルごとに測定し、
    前記基準距離と前記移動距離を比較して前記ノズルの先端部位の位置ずれ量をノズルごとに算出し、分注の度にノズル単位で該ノズルの搬送距離を補正することを特徴とする請求項4に記載の分注方法。
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