JP4272540B2 - 内燃機関の筒内圧検出装置 - Google Patents

内燃機関の筒内圧検出装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4272540B2
JP4272540B2 JP2004002315A JP2004002315A JP4272540B2 JP 4272540 B2 JP4272540 B2 JP 4272540B2 JP 2004002315 A JP2004002315 A JP 2004002315A JP 2004002315 A JP2004002315 A JP 2004002315A JP 4272540 B2 JP4272540 B2 JP 4272540B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylinder pressure
crank angle
internal combustion
pressure
combustion engine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004002315A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005194939A (ja
Inventor
将樹 上野
誠 小林
英樹 坂本
勇一 島崎
衛 長谷川
山口  聡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2004002315A priority Critical patent/JP4272540B2/ja
Publication of JP2005194939A publication Critical patent/JP2005194939A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4272540B2 publication Critical patent/JP4272540B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

この発明は内燃機関の筒内圧検出装置に関する。
内燃機関の筒内圧センサとしては圧電素子が用いられているが、圧電素子は一般に焦電効果によって温度に対して出力特性が変化するため、長時間運転を続けていると、センサ出力がドリフトする不都合がある。
また、筒内圧センサは大気圧下での筒内圧を検出するために大気圧が変化すると検出された筒内圧も変化することから、下記に示す従来技術において、吸気管内圧力を検出するセンサの出力を利用し、吸気管内圧力が大気圧に近いクランク角度区間において検出された吸気管内圧力に基づいて検出筒内圧を補正する技術が提案されている。
特開平11−193743号公報
しかしながら、吸気バルブには少なからず流体抵抗が存在することから、その前後に圧力差が生じ、筒内圧と吸気管内圧力との間にズレが発生する。特に、この傾向は機関回転数が上昇するにつれて顕著となる。その点、上記した従来技術においては、吸気管内圧力が大気圧に近いクランク角度区間における吸気管内圧力に基づいて筒内圧を補正するに止まっているため、筒内圧の補正精度において必ずしも満足できるものではなかった。
従って、この発明の目的は上記した課題を解決し、機関回転数に応じた筒内圧と吸気管内圧力との間のズレを補償すると共に、併せて筒内圧センサに圧電素子を用いるときの焦電効果によるセンサ出力のドリフトを補償し、よって筒内圧を精度良く検出できるようにした内燃機関の筒内圧検出装置を提供することにある。
上記の目的を解決するために、請求項1にあっては、内燃機関の気筒に設けられて筒内圧の変化量を検出し、前記変化量を積分して前記筒内圧を算出する筒内圧算出手段、前記内燃機関の吸気管に設けられて吸気管内圧力を検出する吸気管内圧力検出手段、前記内燃機関のクランク角度を検出するクランク角度検出手段、前記クランク角度検出手段の出力に基づいて前記内燃機関の機関回転数を検出する機関回転数検出手段、前記クランク角度検出手段の出力に基づいて吸気バルブが開弁される所定のクランク角度区間にあるか否か判定するクランク角度区間判定手段、および前記所定のクランク角度区間にあると判定されるとき、前記検出された吸気管内圧力に前記検出された機関回転数が増加するほど減少するように設定される係数を乗じて得た積を前記筒内圧算出手段の算出値とすることで前記算出される筒内圧を補正する筒内圧補正手段を備える如く構成した。
請求項2に係る内燃機関の筒内圧検出装置にあっては、さらに、前記内燃機関の運転状態に応じて前記吸気バルブのリフト量を変更する可変吸排気バルブ機構を備えると共に、前記係数は、前記検出された機関回転数と前記可変吸排気バルブ機構によって変更される前記吸気バルブのリフト量に基づいて算出される如く構成した。
請求項1にあっては、吸気バルブが開弁される所定のクランク角度区間にあると判定されるとき、検出された吸気管内圧力に検出された機関回転数が増加するほど減少するように設定される係数を乗じて得た積を筒内圧算出手段の算出値とすることで算出される筒内圧を補正する如く構成した、即ち、筒内圧算出手段の出力を、吸気管内圧力のみならず、機関回転数に基づいても補正するように構成したので、筒内圧と吸気管内圧力との間にズレが発生し、そのズレが機関回転数に応じて変化するときも、それを良く補償して筒内圧センサの出力を補正することができると共に、併せて、筒内圧センサに圧電素子を用いるときも焦電効果によるセンサ出力のドリフトも補償することができ、よって筒内圧を精度良く検出することができる。
請求項2に係る内燃機関の筒内圧検出装置にあっては、前記係数は、検出された機関回転数と前記可変吸排気バルブ機構によって変更される前記吸気バルブのリフト量に基づいて算出される如く構成したので、上記した効果を一層良く得ることができる。即ち、可変吸排気バルブ機構を備えた内燃機関にあっては、例えば、ごく低負荷運転時のように吸気バルブのリフト量が非常に小さいときは、然らざる場合に比し、そこでの流体抵抗が増加し、同様に筒内圧と吸気管内圧力の差が増大するが、上記の如く、変更される吸気バルブのリフト量に基づいて筒内圧算出手段の出力を補正することで、それを良く補償して筒内圧センサの出力を補正することができ、請求項1で述べた効果に加え、可変吸排気バルブ機構を備えるときも、筒内圧を精度良く検出することができる。
以下、添付図面に即してこの発明に係る内燃機関の筒内圧検出装置を実施するための最良の形態について説明する。
図1は、この発明の第1実施例に係る内燃機関の筒内圧検出装置を全体的に示す概略図である。
図1において、符号10は4気筒の内燃機関(以下「エンジン」という。図1に1気筒のみ図示)を示す。エンジン10の吸気管12に配置されたスロットルバルブ14の下流には、絶対圧センサ(吸気管内圧力検出手段)16が配置され、吸気管内圧力(絶対圧)PBAに比例する出力を生じる。各気筒の吸気ポートの近傍にはインジェクタ20が配置される。インジェクタ20は燃料供給系を介して加圧燃料の供給を受けると共に、ECU(電子制御ユニット)22に電気的に接続され、駆動されて開弁するとき、供給された加圧燃料を噴射する。
各気筒には筒内圧(筒内圧検出手段)センサ24が配置され、エンジン10が位置する場所の大気圧に対する相対圧としての筒内圧(気筒内圧力)Pcyl−i(i:気筒)の変化量に相当する出力dPを生じる。筒内圧センサ24は、図2に示す如く、圧電素子からなるセンサ素子部24aと、そのセンサ素子部24aから生成された電圧を増幅して出力dPを生じる増幅部24bとからなる。より正確には、筒内圧Pcyl−iは後述する如く、この増幅部24bの出力dPをA/D変換して得られた値を積分することで算出される。
同図に示すように、シリンダヘッド26のネジ孔26aには点火プラグ30がねじ込まれて固定され、筒内圧センサ24のセンサ素子部24aは、シリンダヘッド26の点火プラグ取り付け座面26bと点火プラグ30の座金30aとの間にワッシャ30bと共に挟まれて圧着固定される。
図1の説明に戻ると、エンジン10のクランク軸32の付近にはクランク角センサ(クランク角度検出手段)34が配置され、所定のクランク角度で基準位置信号を、各気筒のTDCあるいはその付近でTDC信号を出力すると共に、クランク角度1度ごとのクランク角度信号を出力する。また、エンジン10の冷却水通路(図示せず)の付近には水温センサ36が配置され、エンジン冷却水温TWに応じた信号を出力する。
さらに、エンジン10のシリンダヘッド26の付近には公知の可変吸排気バルブ機構40が設けられ、ECU22に制御されてエンジン回転数NEおよび負荷(吸気管内圧力など)PBAに応じて吸気バルブと排気バルブ(共に図示せず)の開閉タイミング(位相)およびリフト量を変更する。
ECU22は、図3に示す如く、CPU22a,ROM22b,RAM22c,A/D変換器22d,駆動回路22e,およびカウンタ22f,22gを少なくとも備え、それらはバスで相互に接続される。
ECU22において、クランク角センサ34が出力するクランク角度信号はカウンタ22f,22gに入力される。カウンタ22fはクランク角度信号の発生間隔をクロックパルスでカウントしてエンジン回転数NEを検出すると共に、カウンタ22gはクランク角度信号をカウントする。
クランク角センサ34が出力する他の信号および絶対圧センサ16などの他のセンサの出力はECU22に入力された後、A/D変換器22dを介してRAM22cに格納される。カウンタ22gにはクランク角センサ34が出力する基準位置信号も入力され、その入力がある度、カウント値がリセットされる。
CPU22aは後述するように筒内圧Pcyl−iを補正すると共に、ROM22bに格納されたプログラムに従って検出されたエンジン回転数NEと吸気管内圧力PBAとから所定の特性に従って燃料噴射量を演算し、演算された燃料噴射量に基づいてインジェクタ20を駆動して燃料を噴射させる。
また、CPU22aは、検出された筒内圧Pcyl−iから最適な燃焼となるように点火時期を演算し、演算された点火時期で点火装置42を介して点火プラグ30によって点火させる。さらに、CPU22aは、エンジン回転数NEと吸気管内圧力PBA(負荷)に基づいて可変吸排気バルブ機構40を制御し、吸、排気バルブの開閉タイミングとリフト量を可変に制御する。
次いで、この内燃機関の筒内圧検出装置の動作を説明する。
図4はその動作を示すフロー・チャートである。この動作は具体的には、ECU22のCPU22aが行う処理であり、所定のクランク角度、例えばクランク角度1度ごとに実行される。
以下説明すると、S10において筒内圧センサ24の出力dP(圧力変化量)を取り込み、前回(前回の図4フロー・チャートのプログラムループ時)までの筒内圧Pcyl−iに加算して今回の筒内圧Pcyl−iを算出する。前述の如く、iは気筒、例えば4気筒の中の第1気筒を意味する。筒内圧センサ24は気筒ごとに配置されることから、その出力の補正も気筒ごとに行う。
次いでS12に進み、クランク角度CRKが、CRKm以上でCRKn未満の、あるクランク角度区間にあるか否か判断する。図5にそのクランク角度区間を「CRK−Pcylres」と示す。図示の如く、このクランク角度区間CRK−Pcylresは吸気バルブが開弁される所定のクランク角度区間であり、より具体的には排気バルブが閉弁する直前であると共に、吸気バルブが開弁した直後から吸気バルブが閉弁する直前までの吸入行程にほぼ相当する区間を意味する。
尚、この区間に限定したのは、吸気バルブが開弁していることから、筒内圧が吸気管内圧力に比較的接近するためである。また、S12においては、基準位置信号が入力される度にリセットされて1度ごとのクランク角度信号をカウントするカウンタ22gのカウント値から判断する。
S12で否定されるときは以降の処理をスキップすると共に、肯定されるときはS14に進み、検出された吸気管内圧力(絶対圧)PBAとエンジン回転数NEを取り込み、S16に進み、取り込んだエンジン回転数NEから図6にその特性を示すテーブルを検索して筒内圧リセット係数kPcyl−i―resを算出し、S18に進み、S14で取り込んだ吸気管内圧力PBAに算出した筒内圧リセット係数kPcyl−i―resを乗じ、よって得た積を筒内圧Pcyl−iとする。換言すれば、検出された吸気管内圧力PBAとエンジン回転数NEとに基づいて筒内圧センサ24の出力Pcyl−iを補正する。
図6に示す如く、筒内圧リセット係数kPcyl−i−resは、エンジン回転数NEが零のとき、1.0(補正なし)に設定されると共に、エンジン回転数NEが増加するにつれて減少し、例えば、4000rpmにおいて0.7となるように設定される。
これは、吸気バルブの流体抵抗を無視すると、吸気管内圧力PBAが大気圧にあるとき、筒内圧はほぼ1:1の関係にあって等しいと考えられるが、前記した通り、吸気バルブには少なからぬ流体抵抗が存在することから、その前後に圧力差が生じて筒内圧と吸気管内圧力との間にズレが発生し、そのズレはエンジン回転数NEが上昇するにつれて増加するため、筒内圧リセット係数kPcyl−i−resはエンジン回転数NEが増加するほど減少するように設定される。
従って、かく設定された筒内圧リセット係数kPcyl−i−resを検出された吸気管内圧力PBAに乗じて得た積を筒内圧Pcyl−iとする、換言すればエンジン回転数NEと吸気管内圧力PBAとから筒内圧センサ出力Pcyl−iを補正することにより、筒内圧Pcyl−iと吸気管内圧力PBAとの間にズレが発生し、そのズレがエンジン回転数NEに応じて変化するときも、それを良く補償して筒内圧センサ24の出力を補正することができると共に、併せて、筒内圧センサ24に圧電素子を用いるときも焦電効果によるセンサ出力のドリフトも補償することができ、よって筒内圧Pcyl−iを精度良く検出することができる。
尚、上記において、S12で肯定される度にS14以降に進んでセンサ出力の補正(筒内圧の補正)が実行されるようにしたが、1回のみ実行するようにしても良く、あるいは筒内圧リセット係数kPcyl−i−resが複数個得られたとき、その平均値を求め、求めた平均値により筒内圧を補正するようにしても良い。
次いで、この発明の第2実施例に係る内燃機関の筒内圧検出装置の動作を説明する。
図7はその動作を示すフロー・チャートであり、第1実施例の図4に類似する図である。
第1実施例と相違する点に焦点をおいて説明すると、S100からS104において図4フロー・チャートのS10からS14までと同様の処理を経た後、S106に進み、第1実施例で述べたと同様な筒内圧リセット係数kPcyl−i−resを算出する。第2実施例において、この係数は、エンジン回転数NEと可変吸排気バルブ機構40によって変更される吸気バルブのリフト量から図8にその特性を示すテーブルを検索して算出する。
次いで、S108に進み、S104で取り込んだ吸気管内圧力PBAに算出した筒内圧リセット係数kPcyl−i―resを乗じ、よって得た積を筒内圧Pcyl−iとする。換言すれば、検出された吸気管内圧力PBAとエンジン回転数NEと可変吸排気バルブ機構40によって変更される吸気バルブのリフト量とに基づいて筒内圧センサ24の出力Pcyl−iを補正する。
図8に示す如く、筒内圧リセット係数kPcyl−i−resは、図6に示す筒内圧リセット係数kPcyl−i−resの特性と同様、エンジン回転数NEが零のとき、1.0(補正なし)に設定されると共に、エンジン回転数NEが増加するにつれて減少し、例えば、4000rpmにおいて0.9から0.7の間となるように、即ち、変更されるリフト量が増加するにつれて増加するように設定される。
これは、前記した如く、可変吸排気バルブ機構40を備えたエンジン10にあっては、例えば、ごく低負荷運転時のように吸気バルブのリフト量が非常に小さいときは、然らざる場合に比し、そこでの流体抵抗が増加し、同様に筒内圧と吸気管内圧力の差が増大するためである。
従って、かく設定された筒内圧リセット係数kPcyl−i−resを吸気管内圧力PBAに乗じて得た積を筒内圧Pcyl−iとすることにより、エンジン回転数NEの変動に関わらず、筒内圧Pcyl−iと吸気管内圧力PBAのズレを補償することができると共に、リフト量の変更に関わらず、筒内圧と吸気管内圧力のズレも補償することができる。その結果、可変吸排気バルブ機構40を備えるときも、筒内圧を精度良く検出することができる。また、筒内圧センサ24に圧電素子を用いるときも焦電効果によるセンサ出力のドリフトを補償して筒内圧を精度良く検出することができる点は、第1実施例と同様である。
上記の如く、この実施例においては、内燃機関(エンジン)10の気筒に設けられて筒内圧の変化量を検出し、前記変化量を積分して前記筒内圧を算出する筒内圧算出手段(筒内圧センサ24,ECU22)、前記内燃機関の吸気管12に設けられて吸気管内圧力PBAを検出する吸気管内圧力検出手段(絶対圧センサ16,ECU22)、前記内燃機関のクランク角度を検出するクランク角度検出手段(クランク角センサ34,ECU22)、前記クランク角度検出手段の出力に基づいて前記内燃機関の機関回転数(エンジン回転数)NEを検出する機関回転数検出手段(ECU22,カウンタ22f)、前記クランク角度検出手段の出力に基づいて吸気バルブが開弁される所定のクランク角度区間にあるか否か判定するクランク角度区間判定手段(ECU22,S12,S102)、および前記所定のクランク角度区間にあると判定されるとき、前記検出された吸気管内圧力に前記検出された機関回転数が増加するほど減少するように設定される係数kPcyl−i−resを乗じて得た積を前記筒内圧算出手段の算出値とすることで前記算出される筒内圧を補正する筒内圧補正手段(ECU22,S14からS18,S104からS108)を備える如く構成した。
さらに、前記内燃機関の運転状態に応じて前記吸気バルブのリフト量を変更する可変吸排気バルブ機構40を備えると共に、前記係数は、前記検出された機関回転数と前記可変吸排気バルブ機構によって変更される前記吸気バルブのリフト量に基づいて算出される(ECU22,S104からS108)如く構成した。
尚、上記において、筒内圧センサとして、出力を積分することで筒内圧を検出するようなタイプのセンサを使用したが、この発明はそれに限られるものではなく、積分出力を生じる、換言すれば、出力そのものが直ちに筒内圧に比例する値を示すような筒内圧センサを用いても良い。
また、上記において火花点火式のガソリンエンジンを例にとって説明したが、この発明はディーゼルエンジンにも妥当する。
さらに、車両用のエンジンを例にとって説明したが、この発明は、クランク軸を鉛直方向とした船外機などのような船舶用推進機関用エンジンにも適用が可能である。
この発明の第1実施例に係る内燃機関の筒内圧検出装置を全体的に示す概略図である。 図1に示す筒内圧センサのセンサ素子部の取り付けを示す説明断面図である。 図1に示すECU(電子制御ユニット)の構成を詳細に示す説明ブロック図である。 図1に示す装置の動作を示すフロー・チャートである。 図4の処理で使用される所定のクランク角度区間を示す説明図である。 図4の処理で使用される筒内圧リセット係数の特性を示す説明グラフである。 この発明の第2実施例に係る内燃機関の筒内圧検出装置の動作を示す、図4と同様のフロー・チャートである。 図7の処理で使用される筒内圧リセット係数の特性を示す説明グラフである。
符号の説明
10 エンジン(内燃機関)
12 吸気管
16 絶対圧センサ(吸気管内圧力検出手段)
22 ECU(電子制御ユニット)
24 筒内圧センサ(筒内圧検出手段)
34 クランク角センサ(クランク角度検出手段)
40 可変吸排気バルブ機構

Claims (2)

  1. a.内燃機関の気筒に設けられて筒内圧の変化量を検出し、前記変化量を積分して前記筒内圧を算出する筒内圧算出手段、
    b.前記内燃機関の吸気管に設けられて吸気管内圧力を検出する吸気管内圧力検出手段、
    c.前記内燃機関のクランク角度を検出するクランク角度検出手段、
    d.前記クランク角度検出手段の出力に基づいて前記内燃機関の機関回転数を検出する機関回転数検出手段、
    e.前記クランク角度検出手段の出力に基づいて吸気バルブが開弁される所定のクランク角度区間にあるか否か判定するクランク角度区間判定手段、
    および
    f.前記所定のクランク角度区間にあると判定されるとき、前記検出された吸気管内圧力に前記検出された機関回転数が増加するほど減少するように設定される係数を乗じて得た積を前記筒内圧算出手段の算出値とすることで前記算出される筒内圧を補正する筒内圧補正手段、
    を備えたことを特徴とする内燃機関の筒内圧検出装置。
  2. さらに、
    g.前記内燃機関の運転状態に応じて前記吸気バルブのリフト量を変更する可変吸排気バルブ機構、
    を備えると共に、前記係数は、前記検出された機関回転数と前記可変吸排気バルブ機構によって変更される前記吸気バルブのリフト量に基づいて算出されることを特徴とする請求項1記載の内燃機関の筒内圧検出装置。
JP2004002315A 2004-01-07 2004-01-07 内燃機関の筒内圧検出装置 Expired - Fee Related JP4272540B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004002315A JP4272540B2 (ja) 2004-01-07 2004-01-07 内燃機関の筒内圧検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004002315A JP4272540B2 (ja) 2004-01-07 2004-01-07 内燃機関の筒内圧検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005194939A JP2005194939A (ja) 2005-07-21
JP4272540B2 true JP4272540B2 (ja) 2009-06-03

Family

ID=34817574

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004002315A Expired - Fee Related JP4272540B2 (ja) 2004-01-07 2004-01-07 内燃機関の筒内圧検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4272540B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005194939A (ja) 2005-07-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4409376B2 (ja) 内燃機関の制御装置
US8267076B2 (en) Engine control apparatus
US8024107B2 (en) Ignition timing control system for internal combustion engine
US7448360B2 (en) Controller of internal combustion engine
JP4312752B2 (ja) 内燃機関の制御装置
US6810855B2 (en) 4-Stroke engine control device and control method
JP2007278223A (ja) 筒内噴射型火花点火式内燃機関の制御装置
US5765530A (en) Method of controlling ignition timing of internal combustion engine and apparatus therefore
US6530360B1 (en) Electronic control apparatus of internal combustion engine
WO2011036743A1 (ja) 内燃機関の制御装置
JP4747977B2 (ja) 筒内圧センサの校正装置
US6834641B2 (en) Fuel injection system for internal combustion engine
JP5287298B2 (ja) ディーゼル機関の制御装置
JP4272540B2 (ja) 内燃機関の筒内圧検出装置
JP2012207656A (ja) 内燃機関の制御装置
JP4277749B2 (ja) スロットル開度検出方法、目標スロットル開度補償方法、スロットル開度検出装置及び目標スロットル開度補償装置
JP4345723B2 (ja) 内燃機関の図示平均有効圧の推定方法
JP4340577B2 (ja) 筒内圧センサの温度検知装置、ならびにこれを用いた筒内圧の検出装置および内燃機関の制御装置
JPWO2019107103A1 (ja) 内燃機関の制御装置
JP4385542B2 (ja) 内燃機関の空燃比制御装置
JP2000352349A (ja) 内燃機関の制御装置
JP4269931B2 (ja) 筒内圧測定装置および筒内圧測定方法
JP2002276451A (ja) 内燃機関の大気圧検出装置
JP2750797B2 (ja) エンジンのサージ検出装置及び空燃比制御装置
JPH04314951A (ja) エンジン用圧力検出装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061128

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081017

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081028

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081222

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090210

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090227

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120306

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120306

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130306

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130306

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140306

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees