JP4270730B2 - データ端末装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、コンテンツデータを外部装置から受信したとき、最後に受信したコンテンツデータから再生を開始するデータ端末装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、インターネット等の情報通信網等の進歩により、携帯電話機等を用いた個人向け端末により、各ユーザが容易にネットワーク情報にアクセスすることが可能となっている。
【0003】
そして、ユーザは、携帯電話機等によりネットワークを介して各種のコンテンツデータをダウンロードする。
【0004】
コンテンツデータをダウンロードするときは、携帯電話機等は、コンテンツデータを保持するサーバへアクセスし、ダウンロードを希望するコンテンツデータを特定する情報をサーバへ送信する。
【0005】
そうすると、サーバは、コンテンツデータを特定する情報に基づいて、コンテンツデータを特定し、そのコンテンツデータを携帯電話機等へ送信する。
【0006】
そして、携帯電話機等は、受信したコンテンツデータを記録媒体に記録する。また、携帯電話機等は、記録媒体からコンテンツデータを再生するとき、コンテンツデータがダウンロードされた順序に従ってコンテンツデータを再生する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、通常、ユーザは受信したコンテンツデータを直ちに再生して受信したコンテンツデータが期待とおりのコンテンツデータであるか否かを確認したい。ところが、従来のコンテンツ再生装置は、コンテンツデータを記録した順序で再生するため、ユーザの操作なくして再生することができない。受信したコンテンツデータを直ちに再生しようとした場合、そのコンテンツデータを検索する必要があり、手間がかかるという問題があった。
【0008】
そこで、この発明は、かかる問題を解決するためになされたものであり、その目的は、コンテンツデータを受信したとき、新たに受信したコンテンツデータから再生することができるデータ端末装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段および発明の効果】
この発明によるデータ端末装置は、外部装置から受信したコンテンツデータを記録する記録部と、前記コンテンツデータの再生順序に関する再生番号を保持する情報保持部と、前記再生順序に関する再生番号に基づき、前記記録したコンテンツデータを再生する再生部と、前記受信したコンテンツデータに対して再生番号を付与するとともに、前記情報保持部に保持された再生番号に対応するコンテンツデータが次に再生されるように、前記再生部を制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記記録したコンテンツデータのうち、最後に記録したコンテンツデータから順に再生されるように、前記情報保持部に保持された再生番号を前記最後に記録したコンテンツデータの再生番号に更新記憶する。
【0010】
この発明によるデータ端末装置においては、コンテンツデータの受信時、外部装置から受信したコンテンツデータの再生順序を示す再生番号を情報保持部に更新記録する。そして、コンテンツデータを再生するとき、情報保持部に記憶された再生番号を読出し、その再生番号に該当するコンテンツデータから再生される。なお、更新記憶とは、既に再生番号が記憶されているとき、記憶されている再生番号を消去し、新たに受信したコンテンツデータの再生番号を記憶することを意味する。以下においても同様である。
【0011】
したがって、この発明によれば、ユーザは受信したコンテンツデータから再生したいとき、コンテンツデータを検索する手間を掛けずに、受信したコンテンツデータから再生することができる。
【0012】
好ましくは、コンテンツデータの受信時、制御部は、受信した複数のコンテンツデータの各々に対して再生番号を付与して記録し、付与した再生番号に基づいて、受信した複数のコンテンツデータのうち、再生番号が最も小さいコンテンツデータが次に再生されるように情報保持部に保持されたコンテンツデータの再生順序に関する再生番号を、前記最も小さい再生番号に更新記憶する。
【0013】
外部装置から複数のコンテンツデータが受信されるとき、制御部は、その受信した複数のコンテンツデータのうち、再生番号が最も小さいコンテンツデータから再生が開始されるように前記最も小さい再生番号を情報保持部に更新記憶する。そして、再生時、情報保持部に更新記憶された再生番号に該当するコンテンツデータから再生を開始する。
【0014】
したがって、この発明によれば、複数のコンテンツデータを新たに受信したとき、新たに受信した複数のコンテンツデータを再生番号の若い順に再生できる。
【0015】
好ましくは、記録部は、コンテンツデータと再生番号との関連付けを行なう再生リストを含み、データ端末装置の制御部は、再生リストに含まれる再生番号を読出し、情報保持部のコンテンツデータの再生順序に関する再生番号を前記読出した再生番号に更新記憶する。
【0016】
制御部は、記録部の再生リストに含まれる再生番号を読出し、その読出した再生番号を情報保持部に更新記憶する。そして、コンテンツデータの再生時、情報保持部に記憶された再生番号を読出し、その再生番号を記録部に送ると、記録部は再生リストに基づいて、受取った再生番号に対応するコンテンツデータをデータ端末装置へ送る。データ端末装置の制御部は、受取ったコンテンツデータを再生部に与える。
【0017】
したがって、この発明によれば、再生リストによって再生番号とコンテンツデータとを対応付けることができる。つまり、再生番号を特定すれば、特定した再生番号に対応するコンテンツデータの位置を特定でき、対応するコンテンツデータを記録部から読出すことができる。
【0018】
好ましくは、外部装置は、もう1つのデータ端末装置である。
もう1つのデータ端末装置は、コンテンツデータを受信する。そして、データ端末装置は、もう1つのデータ端末装置へアクセスし、もう1つのデータ端末装置から希望するコンテンツデータを受信する。そして、コンテンツデータを受信したデータ端末装置の制御部は、受信したコンテンツデータの再生番号をメモリに更新記憶する。
【0019】
したがって、この発明によれば、コンテンツデータを受信した他のデータ端末装置からコンテンツデータを受信した場合にも、受信したコンテンツデータから再生できる。
【0020】
好ましくは、外部装置は、コンテンツデータを保持した配信サーバである。
データ端末装置は、配信サーバへアクセスして希望するコンテンツデータを受信する。そして、制御部は、受信したコンテンツデータの再生番号を情報保持部に更新記憶する。
【0021】
したがって、この発明によれば、データ端末装置によって配信サーバへアクセスし、配信サーバから希望するコンテンツデータを受信し、その受信したコンテンツデータから再生できる。
【0022】
好ましくは、情報保持部は、記録部内に設けられる。
情報保持部は、記録部内に設けられ、データ端末装置の制御部は、コンテンツデータの再生時、記録部の情報保持部にアクセスし、次に再生されるべき再生番号を取得した後に、その再生番号に該当するコンテンツデータから再生を開始する。
【0023】
したがって、この発明によれば、コンテンツデータと、次に再生されるべきコンテンツデータの再生番号とを一体的に記憶できる。その結果、新たに受信したコンテンツデータからの再生を確実に開始できる。
【0027】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
【0028】
本発明においては、配信されるコンテンツデータは音楽データに限らず、画像データ(静止画像、動画像の両方を含む。)、テキストデータ等のどのようなデータであっても良い。また、コンテンツデータは、平文のまま配信されても良いし、所定の暗号化方式によって暗号化した後に配信しても良い。
【0029】
このように本発明においては、各種のコンテンツデータが対象となるが、以下においては、説明を簡単化するために音楽データを例にして説明する。
【0030】
本発明によるデータ端末装置が再生の対象とするコンテンツデータの配信システムについて説明する。
【0031】
[実施の形態1]
図1は、実施の形態1における携帯電話網を用いたコンテンツデータの配信システムを示したものである。配信サーバ10は、コンテンツデータである複数の音楽データを保持する。携帯電話機30のユーザは、携帯電話網20を介して配信サーバ10に対して電話を掛け、受信を希望する音楽データの曲名を指定する。
【0032】
そうすると、配信サーバ10は、指定された曲名の音楽データを保持するか否かを調べる。そして、配信サーバ10は、指定された曲名の音楽データを保持するときは、指定された音楽データを携帯電話網20を介して携帯電話機30へ送信する。
【0033】
携帯電話機30は、受信した音楽データを装着されたメモリカード40へ記録する。そして、携帯電話機30のユーザは、後述する方法によって、音楽データがメモリカード40へ配信された順序ではなく、メモリカード40に最後に配信された音楽データから再生を開始する。そして、ユーザは、携帯電話機30に接続されたヘッドホーン50を介して再生された音楽を聴く。
【0034】
なお、配信サーバ10は、音楽データ(または暗号化音楽データと、コンテンツ鍵)の他に課金データベースを保持し、音楽データを携帯電話機30へ配信する度に課金を行なっても良い。その場合、課金は、配信を要求された音楽データの曲数または配信時間に基づいて料金を決定しても良い。
【0035】
図2を参照して、図1に示す携帯電話機30は、通信部301と、キー操作部302と、コントローラ303と、ディスプレイ304と、メモリカードインタフェース305と、再生部306と、メモリ307と、スピーカ308と、端子309とを備える。
【0036】
通信部301は、アンテナを含み、上述した配信システムにおいて、配信サーバ10との間でデータのやり取りを行なう。キー操作部302は、携帯電話機30のユーザが各種の情報を入力するためのものである。
【0037】
コントローラ303は、キー操作部302を介して入力されたユーザからの音楽データの配信要求に応じて、配信サーバ10へ音楽データの配信要求を送信するようにバスBS2を介して通信部301を制御する。また、コントローラ303は、通信部301が配信サーバ10から受信した音楽データをバスBS1、およびメモリカードインタフェース305を介してメモリカード40へ記録するとともに、その受信した音楽データの再生番号をメモリ307に更新記憶する。さらに、コントローラ303は、音楽データをメモリカード40から再生するとき、後述するように、メモリ307に更新記憶された再生番号に該当する音楽データをメモリカードインタフェース305を介してメモリカード40から読出し、その読出した音楽データを再生部306へ与える。
【0038】
メモリカードインタフェース305は、バスBS1とメモリカード40との間でデータのやり取りを行なう。再生部306は、バスBS1から入力された音楽データを再生し、再生信号をスピーカ308および端子309へ出力する。
【0039】
メモリ307は、バスBS1を介して再生番号等を一時的に記憶する。メモリ307に記憶されている再生番号は、1曲再生される毎に、次に、再生する曲の再生番号に更新記憶される。なお、「更新記憶」とは、既にメモリ307に記憶されている再生番号を消去し、新たに受信した音楽データの再生番号を記憶することを言う。
【0040】
スピーカ308は、再生部306からの音楽データを再生した再生信号を外部へ出力する。端子309はヘッドホーン50と接続されており、再生部306からの再生信号をヘッドホーン50へ出力する。
【0041】
図3を参照して、メモリカード40のデータ構造について説明する。メモリカード40は、メモリカード40に記録された音楽データの再生順序を示す再生リスト61を保持している。図3に示す場合は、4曲の音楽データがメモリカード40に記録されているので、再生リスト61は番号(No.)=1〜4が詰まった状態になっている。再生リストの番号(No.)は音楽データの再生番号を示す。また、再生リスト61は、音楽データに関連するメタデータの中から主要な関連情報であるタイトル、アーティスト名、および再生時間を抜き出して構成される。なお、メタデータは、音楽データのタイトル、アーティスト名、再生時間、作詞者、および作曲者等の関連情報から構成され、配信サーバ10から携帯電話機30へ音楽データが配信されるとき、音楽データとともに携帯電話機30へ配信される。そして、音楽データと、メタデータとは、1つのファイルとしてメモリカード40へ記録される。すなわち、図4に示すコンテンツ1〜4の各々は、音楽データと、メタデータとから成る。
【0042】
メモリカード40は、携帯電話機30のコントローラ303から再生リスト61の再生番号(No.)を指定されると、その番号に対応するコンテンツ(音楽データ)を読出すことができるデータ構造になっている。つまり、メモリカード40は、再生リスト61の番号と、コンテンツ(音楽データ)とを対応付けてコンテンツ(音楽データ)を記録している。
【0043】
図4を参照して、図3に示すように4曲分の音楽データが記録された状態で、携帯電話機30のユーザが1曲分の音楽データの配信を希望し、携帯電話機30の通信部301が配信サーバ10から1曲分の音楽データを受信すると、コントローラ303は、その受信した音楽データをバスBS1およびメモリカードインタフェース305を介してメモリカード40へ記録する。そうすると、メモリカード40は、再生リスト61の再生番号(No.)5の欄に携帯電話機30が新たに受信した音楽データを追加し、再生番号5と新たに受信した音楽データとを対応付けて記録する。それとともに、コントローラ303は、新たに受信した音楽データの再生番号5をメモリ307に更新記憶する。この場合、メモリ307には、直前に再生された音楽データの再生番号が記憶されているので、メモリ307は、既に記憶されている再生番号を消去して新たに再生番号5を記憶する。
【0044】
図5を参照して、図4に示すように5曲分の音楽データがメモリカード40に記録された状態で、携帯電話機30のユーザが3曲分の音楽データの配信を希望し、携帯電話機30の通信部301が配信サーバ10から3曲分の音楽データを受信すると、コントローラ303は、その受信した音楽データをバスBS1およびメモリカードインタフェース305を介してメモリカード40へ記録する。そうすると、メモリカード40は、再生リスト61の再生番号6〜8の欄62に携帯電話機30が新たに受信した3曲分の音楽データを追加し、再生番号6〜8の各々を、それぞれ、コンテンツ(音楽データ)6〜8と対応付けて記録する。そして、コントローラ303は、新たに受信した3曲分の音楽データの再生番号6〜8のうち、再生リストの最も前に記録された音楽データの再生番号6をメモリ307に更新記憶する。この場合、メモリ307は、既に記録されている再生番号を消去して新たに再生番号6を記憶する。
【0045】
このように、携帯電話機30が複数の音楽データを受信したとき、コントローラ303は、新たに受信した複数の音楽データのうち、再生リスト61に最も早く再生するように追加された再生番号をメモリ307に更新記憶する。これによって、携帯電話機30のユーザは、新たに受信した音楽データを、既に記録されている音楽データに優先して再生することができる。
【0046】
図6を参照して、携帯電話機30が新たに音楽データを受信し、その受信した音楽データを最初に再生するように設定するフローチャートについて説明する。キー操作部302を介して新たな音楽データの配信要求が入力されると、コントローラ303は、通信部301を制御して配信サーバ10へ電話を掛け、配信サーバ10に接続する(ステップS1)。そうすると、配信サーバ10は、音楽データのメニューを携帯電話機30へ送信する。そして、コントローラ303は、通信部301が受信した音楽データのメニューをディスプレイ304に表示する。
【0047】
携帯電話機30のユーザは、ディスプレイ304に表示された音楽データのメニューから配信を希望する音楽データを選択する。コントローラ303は、通信部301を介してユーザが選択した音楽データの番号を配信サーバ10へ送信して取得コンテンツ(音楽データ)を選択する(ステップS2)。
【0048】
そうすると、配信サーバ10は、選択された音楽データを携帯電話機30へ送信し、携帯電話機30は、音楽データを受信する。コントローラ303は、受信した音楽データをメモリカードインタフェース305を介してメモリカード40へ記録する。そうすると、メモリカード40は、再生リスト61に新たに受信した音楽データを追加し、その新たに受信した音楽データの再生番号と、音楽データとを対応付けて記録する(ステップS3)。
【0049】
そして、コントローラ303は、メモリカード40に記録した音楽データが最初に受信した音楽データか否かを判別する(ステップS4)。最初に受信した音楽データでないとき、ステップS6へ移行する。最初に受信した音楽データであるとき、コントローラ303は、その音楽データの再生番号をメモリ307に更新記憶する(ステップS5)。
【0050】
そして、コントローラ303は、他の音楽データも取得するか否かを判別し(ステップS6)、他の音楽データも取得するとき、ステップS2〜S6の動作を繰返す。他の音楽データを取得しないとき、コントローラ303は、配信サーバ10との接続を切断するように通信部301を制御して配信サーバ10との接続が切断される。
【0051】
これによって、一連の動作が終了する。
携帯電話機30のユーザが、メモリカード40に記録された音楽データを再生するとき、ユーザはキー操作部302を介して再生要求を入力する。そうすると、コントローラ303は、キー操作部302から入力された再生要求に応じて、メモリ307に記憶された再生番号を読出し、その読出した再生番号に対応する音楽データをメモリカードインタフェース305を介してメモリカード40から読出す。
【0052】
コントローラ303は、読出した音楽データを再生部306へ与える。再生部306は、入力された音楽データを再生し、スピーカ308または端子309を介してヘッドホーン50へ出力する。
【0053】
これによって、携帯電話機30が受信した音楽データから再生を開始することができる。
【0054】
本発明の実施の形態1によれば、携帯電話機は、配信サーバから新たに受信した音楽データの再生番号を記憶しており、再生要求が入力されると、その記憶した再生番号に該当する音楽データから再生を開始するので、携帯電話機のユーザは、新たに受信した音楽データを検索する手間を省いて、新たに受信した音楽データを直ぐに聴くことができる。
【0055】
[実施の形態2]
図7を参照して、実施の形態2について説明する。携帯電話機30は、配信サーバ10から音楽データを受信し、その受信した音楽データを記録媒体41に記録した携帯電話機31にアクセスし、携帯電話機31から希望する音楽データを受信しても良い。つまり、携帯電話機30のユーザは、携帯電話機31のユーザとの間で音楽データのやり取りを行ない、希望する音楽データを相手側から受信した場合にも、その受信した音楽データから再生を開始することが可能である。なお、図2においては、携帯電話機31のユーザも、携帯電話機31によって記録媒体41から音楽データを再生し、ヘッドホーン51を介して音楽を聴くことができる。
【0056】
携帯電話機30は、図6に示すフローチャートに従って携帯電話機31から新たな音楽データを受信し、コントローラ303は、その受信した音楽データの再生番号をメモリ307に更新記憶する。
【0057】
なお、携帯電話機30が携帯電話機31から音楽データを受信するとき、携帯電話機30のユーザが携帯電話機31へ電話を掛けて音楽データの送信を要求すると、携帯電話機31は、図3に示す再生リスト61と同じ構成から成る音楽データのメニューを携帯電話機30へ送信する。そして、携帯電話機30のコントローラ303は、受信した音楽データのメニューをディスプレイ304に表示し、携帯電話機30のユーザは、ディスプレイ304に表示されたメニューから受信を希望する音楽データを選択する。その他の動作は、実施の形態1における説明と同じである。
【0058】
本発明の実施の形態2によれば、他の携帯電話ユーザから音楽データを新たに受信した場合にも、その受信した音楽データを検索する手間を省いて新たに受信した音楽データを直ぐに聴くことができる。
【0059】
[実施の形態3]
図8を参照して、実施の形態3について説明する。携帯電話機30は、コンピュータ140に配信された音楽データを新たに受信しても良い。携帯電話機30にはメモリカード40が着脱可能であり、音楽を再生するためのヘッドホーン50が接続されている。そして、携帯電話機30は、通信ケーブル145を介してコンピュータ140と接続されている。
【0060】
コンピュータ140は、ハードディスク141と、コントローラ142と、外部インタフェース143とを備える。そして、ハードディスク141はバスBS2を介してコントローラ142と接続される。
【0061】
ハードディスク141は、インターネット配信によってコンピュータ140に配信された音楽データをバスBS2を介して記憶する。コントローラ142は、携帯電話機30のユーザから通信ケーブル145および外部インタフェース143を介して音楽データの送信要求があると、ハードディスク141から音楽データを読出し、外部インタフェース143を介して外部へ出力する。
【0062】
外部インタフェース143は、携帯電話機30から通信ケーブル145を介してコンピュータ140に入力された信号をコントローラ142に入力するとともに、コントローラ142からの信号を外部へ出力する。
【0063】
インターネット配信によって配信サーバからコンピュータ140に音楽データが配信され、コンピュータ140のハードディスク141にバスBS2を介して音楽データが記憶されている。
【0064】
ユーザがコンピュータ140を操作して音楽データを送信するよう指示すると、コントローラ142は、指示された音楽データをバスBS2を介してハードディスク141から読出し、外部インタフェース143を介して携帯電話機30へ送信する。
【0065】
送信後、携帯電話機30のユーザは、上述したように、音楽データが受信された順序ではなく、最後に受信した音楽データから再生を開始する。そして、ユーザは、携帯電話機30に接続されたヘッドホーン50を介して再生された音楽を聴く。
【0066】
また、コンピュータ140は、インターネット配信によって音楽データと、その音楽データのメタデータとを受信しなくても良く、音楽データが記録されたCD−ROMをコンピュータ140に接続されたCD−ROMドライブ(図示せず)に装着し、そのCD−ROMから音楽データを読出して携帯電話機30へ送信しても良い。また、CD−ROMに記録された音楽データを、一旦、ハードディスク141に記憶しておいても良い。
【0067】
さらに、コンピュータ140は、CDリッピングによって音楽データを生成しても良い。リッピングとは、音楽CDから取得した音楽データを、音楽再生モジュールで再生できるように変換することを言う。まず、取得した音楽データに対してライセンスを生成する。次いで、取得した音楽データを音楽再生部にて再生可能なコンテンツデータに変換した後、生成したライセンスに含まれるコンテンツキーにて復号可能な形式に変換を行なうもので、リッピングによって得られたライセンスには、複製ができないように管理される。したがって、音楽CDからの1次複製であるCDリッピングは、ライセンスが複製できない構成を取ることで著作権を保護した適法な行為である。
【0068】
CDを用いた場合、音楽CDから取得して生成した音楽データとライセンスは、一旦、ハードディスク141に記録してから携帯電話機30へ送信しても良いい。
【0069】
なお、CDリッピングによる場合、コンピュータ140は、音楽CDから取得した音楽データのみを携帯電話機30へ送信する。したがって、音楽データのメタデータはリッピングを行なう者がコンピュータ140のキーボード(図示せず)からメタデータを入力する。そして、コンピュータ140は、入力されたメタデータを外部インタフェース143、および通信ケーブル145を介してメモリカード40へ送信する。
【0070】
これによって、CDリッピングによって音楽データを受信した場合にも、音楽データのメタデータに基づいて再生リスト61が作成され得る。
【0071】
その他については、実施の形態1と同じである。
[実施の形態4]
図9を参照して、実施の形態4について説明する。図9は、コネクション型の通信方式による音楽データの配信システムを示したものである。
【0072】
配信サーバ10は、音楽データを保持し、端末装置32からの音楽データの配信要求に応じて、音楽データをモデム11、公衆回線網21、およびモデム33を介して端末装置32へ送信する。
【0073】
モデム11は、配信サーバ10と公衆回路網21との間に配置される。そして、モデム11は、配信サーバ10から出力された音楽データを公衆回線網21に適合する信号形式に変換し、その変換した音楽データを公衆回線網21へ出力する。また、モデム11は、公衆回線網21から受取った信号を配信サーバ10に適合する信号形式に変換し、その変換した信号を配信サーバ10へ出力する。たとえば、公衆回線網21が公衆電話網の場合、モデム11は、アナログ信号からディジタル信号へ、またはディジタル信号からアナログ信号への変換を行なう。
【0074】
公衆回線網21は、コネクション型通信を行なう回線網であり、モデム11からの信号をモデム33へ送信し、また、モデム33からの信号をモデム11へ送信する。つまり、公衆回線網21は、モデム11とモデム33とを1対1に接続し、相互間で信号のやり取りを行なう回線網である。このような公衆回線網21の具体例として公衆電話網がある。なお、本発明において、「コネクション型通信」とは、通信を行なうにあたり、前もって通信に必要なネットワークリソースを確保して通信を行なう方式を言う。すなわち、前もって通信路を確保してから通信を行なう方式である。
【0075】
したがって、図9においては、公衆回線網21は、配信サーバ10と端末装置32との間で通信を行なう前に、モデム11とモデム33とを接続する通信路を確保した後に、相互間で信号のやり取りを行なう。
【0076】
モデム33は、公衆回路網21と端末装置32との間に配置される。そして、モデム33は、端末装置32から出力されたデータを公衆回線網21に適合する信号形式に変換し、その変換したデータを公衆回線網21へ出力する。また、モデム33は、公衆回線網21から受取った信号を端末装置32に適合する信号形式に変換し、その変換した信号を端末装置32へ出力する。
【0077】
公衆回線網21が公衆電話網である場合、モデム11,33は、それぞれ、アナログ信号からディジタル信号への変換、またはディジタル信号からアナログ信号への変換を行なう。
【0078】
端末装置32は、モデム33から受取った音楽データを1つのファイル形式によって装着されたメモリカード40へ記録する。
【0079】
端末装置32のユーザは、音楽データの配信要求を端末装置32に入力すると、端末装置32は、入力された配信要求をモデム33へ出力する。そして、モデム33は公衆回線網21に適合する信号形式に配信要求を変換し、公衆回線網21へ配信要求を出力する。そうすると、公衆回線網21は、入力された配信要求をモデム11へ出力し、モデム11は配信サーバ10に適合する信号形式に配信要求を変換し、配信サーバ10へ出力する。
【0080】
配信サーバ10は、配信要求を受取ると、要求された音楽データを保持するか否かを判別する。そして、配信サーバ10は、要求された音楽データを保持しないとき、その旨をモデム11、公衆回線網21、およびモデム33を介して端末装置32へ送信し、配信要求を拒絶する。配信サーバ21は、要求された音楽データを保持するとき、音楽データをモデム11、公衆回線網21、およびモデム33を介して端末装置32へ送信する。
【0081】
端末装置32は、図2に示すブロック図と同じブロック図から成る。端末装置32が音楽データを受信すると、コントローラ303は、受信した音楽データをメモリカードインタフェース305を介してメモリカード40へ記録するとともに、その音楽データの再生番号をメモリ307に更新記憶する。
【0082】
そして、端末装置32のユーザは、上述したように、新たに受信した音楽データから再生を開始する。そして、ユーザは、端末装置32に接続されたヘッドホーン50を介して再生された音楽を聴く。その他は、実施の形態1と同じである。
【0083】
なお、公衆回線網は、公衆ディジタル回線(ISDN)であっても良い。
[実施の形態5]
図10を参照して、実施の形態5について説明する。図10は、コネクションレス型の通信方式による音楽データの配信システムを示したものである。
【0084】
配信サーバ10は、音楽データを保持し、端末装置32からの音楽データの配信要求に応じて、音楽データをケーブルモデム12、ケーブルテレビジョン(CATV)網22、およびケーブルモデム34を介して端末装置32へ送信する。
【0085】
ケーブルモデム12は、配信サーバ10とCATV網22との間に配置され、CATV網22上の信号を配信サーバ10に適合する信号に変換し、または配信サーバ10からの信号をCATV網22に適合する信号に変換する。ケーブルモデム34は、CATV網22と端末装置32との間に配置され、CATV網22上の信号を端末装置32に適合する信号に変換し、または端末装置32からの信号をCATV網22に適合する信号に変換する。
【0086】
CATV網22は、コネクションレス型通信を行なうものである。「コネクションレス型」とは、通信の開始に先だってネットワークとの間で通信路の確保を行なわずに通信を行なう方式である。したがって、配信サーバ10から端末装置32へ音楽データを送信する場合、音楽データの先頭に通信相手である端末装置32のアドレスを付与してCATV網22に送出する。そうすると、CATV網22内のルータが音楽データの先頭に付与されたアドレスに従って通信相手である端末装置32へデータを送り届けてくれる。端末装置32から配信サーバ10へデータを送信する場合も同じである。
【0087】
ユーザが端末装置32に設けられたキー操作部(図示せず)から曲番号を指定して配信要求を行なうと、端末装置32は、ケーブルモデム34を介して曲番号をCATV網22に送出する。そして、配信サーバ10は、CATV網22、およびケーブルモデム12を介して端末装置32からの曲番号を受信する。配信サーバ10は、曲番号を受信すると、その受信した曲番号の音楽データを保持するか否かを判別し、音楽データを保持しないとき、その旨をケーブルモデム12、CATV網22、およびケーブルモデム34を介して端末装置32へ送信し、配信要求を拒絶する。
【0088】
配信サーバ10は、受信した曲番号の音楽データを保持するとき、音楽データをケーブルモデム12、およびCATV網22、およびケーブルモデム34を介して端末装置32へ送信する。
【0089】
そして、端末装置32は、受信した音楽データを装着されたメモリカード40に記録する。
【0090】
端末装置32から配信サーバ10への音楽データの配信要求に際しては、CATV網22およびケーブルモデム12を介して複数の端末装置32,32が各々独立に配信サーバ10へアクセス可能である。つまり、配信サーバ10と端末装置32との間でデータの通信を行なう場合、配信サーバ10、または端末装置32が、独自に、データをCATV網22に送出し、CATV網22内のルータが通信の相手先までデータを送り届ける。したがって、コネクションレス型の通信方式を用いた配信システムにおいては、コネクション型の通信方式を用いた配信システムのように配信サーバ10と端末装置32との間で回線を接続せずにデータの送受信を行なうことができるが、データが集中してCATV網22が混雑しないようにすることが重要である。
【0091】
コネクションレス型の通信方式としては、CATV網22の他にインターネット、LAN、および無線パケット通信等が考えられる。これらの通信方式を用いた場合もCATV網22を用いた場合と同様に配信サーバ10と端末装置32との間でデータの送受信を行なうことができる。
【0092】
なお、無線パケット通信を用いた場合、1曲分の音楽データは一度に端末装置32へ送信されるのではなく、複数のパケットに分割されて端末装置32へ送信される。その場合、複数の端末装置32,32からの複数のパケットは、時分割方式または周波数分割方式によって、随時、送信される。したがって、配信サーバ10から端末装置32へ1曲分の音楽データを無線パケット通信によって送信する場合、端末装置32は、1つのパケットで送られてくる所定の単位ごとに音楽データを記憶する。
【0093】
端末装置32が音楽データを受信すると、コントローラ303は、受信した音楽データをメモリカードインタフェース305を介してメモリカード40へ記録するとともに、その音楽データの再生番号をメモリ307に更新記憶する。
【0094】
そして、端末装置32のユーザは、上述したように、新たに受信した音楽データから再生を開始する。そして、ユーザは、端末装置32に接続されたヘッドホーン50を介して再生された音楽を聴く。その他は、実施の形態1と同じである。
【0095】
[実施の形態6]
図1,7〜10に示す配信システムを用いて暗号化音楽データを携帯電話機30または端末装置32へ配信しても良い。その場合、配信サーバ10は、暗号化音楽データと、その暗号化音楽データを復号するためのコンテンツ鍵とを保持する。そして、配信サーバ10は、携帯電話機30または端末装置32からの暗号化音楽データの配信要求に応じて、暗号化音楽データと、コンテンツ鍵とを携帯電話機30または端末装置32へ配信する。暗号化音楽データ等の配信に際しては、コンテンツ鍵を暗号化して配信する。
【0096】
コンテンツ鍵を暗号化して配信する場合、公開鍵暗号方式等の各種の暗号化方式が用いられる。公開鍵暗号方式とは、配信サーバ10が秘密復号鍵を保持しており、その秘密復号鍵と対をなす公開暗号鍵をメモリカード40に配布し、公開暗号鍵によって暗号化を行なって配信サーバ10とメモリカード40との間でデータ等をやり取りする方式である。この場合、公開暗号鍵によって暗号化された暗号化データは、秘密復号鍵によって復号され得るように、公開暗号鍵および秘密復号鍵が生成される。
【0097】
そして、暗号化音楽データと、暗号化されたコンテンツ鍵とは、携帯電話機30または端末装置32を介してメモリカード40に記録される。携帯電話機30または端末装置32のユーザは、上述したように、新たに配信された暗号化音楽データから再生を開始する。そして、ユーザは、携帯電話機30または端末装置32に接続されたヘッドホーン50を介して再生された音楽を聴く。
【0098】
携帯電話機30または端末装置32が配信サーバ10から暗号化音楽データと、その暗号化音楽データを復号するためのコンテンツ鍵とを受信するとき、携帯電話機30または端末装置32の再生部306は、図11に示すように復号回路3061と、再生回路3062とから成る。復号回路3061は、バスBS1から入力された暗号化音楽データを、コンテンツ鍵によって復号する。また、再生回路3062は、復号回路3061によって復号された平文の音楽データを再生し、スピーカ308または端子309へ出力する。
【0099】
この場合、配信サーバ10は、暗号化音楽データと、コンテンツ鍵とを保持し、携帯電話機30または端末装置32からの配信要求に応じて、選択された暗号化音楽データと、コンテンツ鍵とを携帯電話機30または端末装置へ送信する。
【0100】
そして、携帯電話機30または端末装置32は、暗号化音楽データと、コンテンツ鍵とを受信し、コントローラ303は、暗号化音楽データと、コンテンツ鍵とをメモリカードインタフェース305を介してメモリカード40へ記録する。
【0101】
メモリカード40では、図12に示すように、受信した暗号化音楽データの再生リスト61が作成され、再生リスト61の番号と、コンテンツとが対応付けられて保持される。この場合、各コンテンツ1〜4は、コンテンツ鍵1〜4と、暗号化音楽データ1〜4とが、それぞれ、対応付けられて1つのファイルとして保持される。そして、メモリカード40は、コントローラ303から再生リスト61の再生番号(No.)が入力されると、その再生番号に対応する暗号化音楽データと、コンテンツ鍵とをメモリカードインタフェース305を介してバスBS1へ出力する。
【0102】
その他については、実施の形態1と同じである。
本発明においては、新たな音楽データがメモリカード40に記録された後、携帯電話機30または端末装置32から抜かれると、メモリ307は記憶した再生番号を消去する。したがって、メモリカード40が抜かれた後に、再度、装着されても、メモリ307は最後に受信した音楽データの再生番号を記憶していないので、携帯電話機30または端末装置のユーザは、新たに受信した音楽データから再生を開始することはできない。メモリカード40が携帯電話機30または端末装置から、一度、抜かれ、再度、装着されても、その間にメモリカード40に新たに音楽データが記録されている可能性もあり、どの音楽データが最後に記録された音楽データであるか明確ではないので、本発明においては、メモリカード40が抜かれた場合は想定していない。
【0103】
また、新たに受信した音楽データから再生を開始するための情報である再生番号は、メモリ307に記憶される場合に限られず、メモリカード40内に記憶されていれも良い。つまり、メモリカード40は、次に再生されるべきコンテンツデータの再生番号を保持するメモリ(図示せず)を保持していても良い。
【0104】
本発明によれば、携帯電話機等の端末装置は、新たに受信した音楽データの再生番号を記憶しており、再生要求が入力されると、その記憶した再生番号に該当する音楽データから再生を開始するので、携帯電話機のユーザは、新たに受信した音楽データを検索する手間を省いて、新たに受信した音楽データから再生を開始できる。
【0105】
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1における携帯電話網を用いたコンテンツデータの配信システムを概念的に説明する概略図である。
【図2】 図1に示す携帯電話機のブロック図である。
【図3】 図1に示すメモリカードに記録されるコンテンツのデータフォーマットを示す図である。
【図4】 新たな音楽データを受信したときのメモリカードに記録されるコンテンツのデータフォーマットを示す図である。
【図5】 複数曲の音楽データを新たに受信したときのメモリカードに記録されるコンテンツのデータフォーマットを示す図である。
【図6】 新たに受信した音楽データから再生を開始するフローチャートである。
【図7】 実施の形態2における携帯電話網を用いたコンテンツデータの配信システムを概念的に説明する概略図である。
【図8】 実施の形態3におけるコンピュータを用いたコンテンツデータの配信システムを概念的に説明する概略図である。
【図9】 実施の形態4におけるコネクション型の通信方式によってコンテンツデータを配信する配信システムを概念的に説明する概略図である。
【図10】 実施の形態5におけるコネクションレス型の通信方式によってコンテンツデータを配信する配信システムを概念的に説明する概略図である。
【図11】 暗号化音楽データを再生する場合の図2に示す再生部のブロック図である。
【図12】 暗号化音楽データを受信したときのメモリカードに記録されるコンテンツのデータフォーマットを示す図である。
【符号の説明】
10 配信サーバ、11,33 モデム、12,34 ケーブルモデム、20携帯電話網、30,31 携帯電話機、32 端末装置、40,41 メモリカード、50,51 ヘッドホーン、61 再生リスト、62 欄、140 コンピュータ、141 ハードディスク、142,303 コントローラ、143外部インタフェース、145 通信ケーブル、301 通信部、302 キー操作部、304 ディスプレイ、305 メモリカードインタフェース、306再生部、307 メモリ、308 スピーカ、309 端子。
Claims (6)
- 外部装置から受信したコンテンツデータを記録する記録部と、
前記コンテンツデータの再生順序に関する再生番号を保持する情報保持部と、
前記再生順序に関する再生番号に基づき、前記記録したコンテンツデータを再生する再生部と、
前記受信したコンテンツデータに対して再生番号を付与するとともに、前記情報保持部に保持された再生番号に対応するコンテンツデータが次に再生されるように、前記再生部を制御する制御部とを備え、
前記制御部は、前記記録したコンテンツデータのうち、最後に記録したコンテンツデータから順に再生されるように、前記情報保持部に保持された再生番号を前記最後に記録したコンテンツデータの再生番号に更新記憶する、データ端末装置。 - 前記コンテンツデータの受信時、
前記制御部は、前記受信した複数のコンテンツデータの各々に対して再生番号を付与して記録し、前記付与した再生番号に基づいて、前記受信した複数のコンテンツデータのうち、再生番号が最も小さいコンテンツデータが次に再生されるように前記情報保持部に保持されたコンテンツデータの再生順序に関する再生番号を、前記最も小さい再生番号に更新記憶する、請求項1に記載のデータ端末装置。 - 記録部は、コンテンツデータと再生番号との関連付けを行なう再生リストを含み、
前記制御部は、前記再生リストに含まれる再生番号を読出し、前記情報保持部のコンテンツデータの再生順序に関する再生番号を前記読出した再生番号に更新記憶する、請求項1または請求項2に記載のデータ端末装置。 - 前記外部装置は、もう1つのデータ端末装置である、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のデータ端末装置。
- 前記外部装置は、コンテンツデータを保持した配信サーバである、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のデータ端末装置。
- 前記情報保持部は、前記記録部内に設けられる、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のデータ端末装置。
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