JP4268512B2 - スタッキングトレイ - Google Patents

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本発明は、野菜や果実などの保管や運搬に使用する多段積み可能なスタッキングトレイに関するものである。
本発明のスタッキングトレイに関連する先行技術文献情報としては次のものがある。
実開平6−78242号公報
この特許文献1に記載のスタッキングトレイは、図7から図9に示すように、矩形状をなす底壁2の外周縁に、二重構造をなす外周壁4A,4Bが設けられている。また、前記外周壁4A,4Bには、上向きに突出する係止部12が設けられる一方、前記底壁2に前記係止部12と対応する係止孔3Bが設けられ、複数のスタッキングトレイを多段に積み上げることが可能とされている。
具体的には、このスタッキングトレイは、段ボール紙などを一枚のブランクとして打ち抜き、所定位置を折り曲げることにより組み立てられる紙製のものである。このスタッキングトレイのブランクは、図9に示すように、中央の底壁2の4つの外周縁に、それぞれ外周壁4A,4Bが連設されている。なお、図中、一点鎖線は罫を入れて肉厚を圧縮するようにして形成した折曲線1である。
前記底壁2には、4つの辺のそれぞれに一対の係止孔3A,3Bが設けられている。なお、この従来例では、長辺に沿って形成する係止孔3Aは、後述する外周壁4Aを係止するためだけに使用され、短辺に沿って形成する係止孔3Bは、後述する外周壁4Bを係止するとともに、係止部12を挿入して係止するために使用される。そのため、係止孔3Aの幅は小さく、係止孔3Bの幅は大きく形成されている。
前記外周壁4A,4Bは、それぞれ底壁2に連設された外板部5A,5B、該外板部5A,5Bに連設した上板部6A,6Bおよび該上板部6A,6Bに連設した内板部7A,7Bからなる二重構造のものである。前記内板部7A,7Bの先端には、対応する係止孔3A,3Bに挿入係止される係止突部8A,8Bが設けられている。
上下の外周壁4Aを構成する外板部5Aには、外周壁4Bの外板部5Bの内面に位置する第1補強フラップ9が連設されている。さらに、外周壁4Aの内板部7Aには、外周壁4Bの内板部7Bの内面に位置する第2補強フラップ10が連設されている。
左右の外周壁4Bには、前記外板部5Bから上板部6Bを経て内板部7Bにかけて延びる一対の切断線11,11が設けられ、これら切断線11,11の間に上板部6Bより上方に突出する係止部12が設けられている。この係止部12には、一対の切断線11,11の両端間、および、各板部5B,6B,7Bとの境界部分に設けた折曲線1,1間の中央に、合計で3本の折曲線13が設けられている。
このように構成したスタッキングトレイは、外板部5A、上板部6Aおよび内板部7Aを折り曲げて係止突部8Aを係止孔3Aに係止して外周壁4Aを形成する。ついで、第1,第2補強フラップ9,10を内向きに折り曲げた後、これら補強フラップ9,10を覆うように、外板部5B、上板部6Bおよび内板部7Bを折り曲げて係止突部8Bを係止孔3Bに係止して外周壁4Bを形成する。これにより、外周壁4Bの係止部12は、図7に示すように、略逆V字形状をなすように折り曲げられ、その上部が略水平方向に延びる上板部6Bより、上向きに突出する。
そして、このスタッキングトレイの内部に野菜や果実などの商品を収容し、図8(A),(B)に示すように、他のスタッキングトレイを積み重ねると、前記係止部12が底壁2の係止孔3Bに挿入される。その結果、積み重ねた状態の複数のスタッキングトレイを位置決めし、積み重ね状態を維持することができる。
しかしながら、前記スタッキングトレイでは、額縁形状に折り曲げる二重壁の間隔、即ち、上板部6Bの幅により、該上板部6Bから上向きに突出する寸法が必然的に決定されるため、この上板部6Bの間隔が小さいものは特に安定性が悪いという問題がある。
そこで、本発明では、係止部の突出量の設定の自由度を向上し、安定して多段に積み重ねることが可能なスタッキングトレイを提供することを課題とするものである。
前記課題を解決するため、本発明のスタッキングトレイは、底壁の外周縁に、外板部、該外板部に連設した上板部および該上板部に連設した内板部からなる二重構造の外周壁を設けるとともに、該外周壁の所定位置に、前記外板部から内板部にかけて延びる一対の切断線を設け、これら切断線の間に前記上板部より上方に突出する係止部を設ける一方、前記底壁に前記係止部と対応する係止孔を設けたスタッキングトレイにおいて、前記係止部に切起用の切断線を設け、該係止部に上向きに延びる係止用切起部を更に設けた構成としている。
本発明のスタッキングトレイでは、係止部に上向きに延びる係止用切起部を設けているため、積み重ねた状態での安定性を向上することができる。しかも、切起用切断線の設計により、上板部の幅に拘わらず前記係止用切起部の突出量を変更および調整が可能であるため、設計の自由度を向上することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に従って説明する。
図1から図3は、本発明の第1実施形態に係るスタッキングトレイを示す。このスタッキングトレイは、底壁2に形成した係止孔3Bに係止する係止部20の構成を変更した点でのみ、図7から図9に示す従来例と相違している。そのため、従来と同一の構成には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
第1実施形態の係止部20は、図3(A),(B)に示すように、従来と同様に、外板部5Bから上板部6Bを経て内板部7Bにかけて平行に延びる一対の切断線21,21が設けられ、これら切断線21,21の間に設けられている。そして、一対の切断線21,21の両端間、および、各板部5B,6B,7Bとの境界部分に設けた折曲線1,1間の中央には、折曲線22a,22bが設けられている。
この係止部20の中央部には、略凹字形状をなす切起用切断線23が設けられ、この切起用切断線23内に、組立状態で上板部6Bより上向きに延びる係止用切起部24が更に設けられている。具体的には、前記切起用切断線23は、中央に形成した折曲線22bから内板部7Bに向けて延びる一対の第1切断部23a,23aと、これら第1切断部23a,23aの先端間に設けた第2切断部23bとからなる。そして、この切起用切断線23の両端間である第1切断部23a,23aの間には、前記折曲線22bは設けない構成としている。言い換えれば、この係止部20は、その中央に略凹字形状をなす切起用切断線23を設け、該切起用切断線23の両端から折曲線1と平行に延びるように外向きに折曲線22bが設けられている。
この係止部20を形成したスタッキングトレイは、従来と同様にして組み立てると、図1(A),(B),(C)に示すように、上板部6Bの幅に応じた寸法のみ突出する従来の係止部12と略同様の基部20aから、突片状の係止用切起部24が更に突出する。
そのため、このスタッキングトレイの内部に野菜や果実などの商品を収容し、図2(A),(B)に示すように、他のスタッキングトレイを積み重ねると、前記係止部20が底壁2の係止孔3Bに挿入され、前記係止用切起部24が更に深く差し込まれた状態をなす。そのため、積み重ねた上側のスタッキングトレイを位置決めし、確実に積み重ね状態を維持できる。しかも、切起用切断線23を構成する第2切断部23bの位置を変更することにより、上板部6Bの幅の設定に拘わらず、前記係止用切起部24の突出量の変更および調整が可能であるため、設計の自由度を向上できるとともに、係止(積み重ね状態)に係る安定性を向上することができる。言い換えれば、二重構造をなす外周壁4A,4Bの幅、即ち、上板部6A,6Bの幅を小さくすることが可能になるため、スタッキングトレイを形成するためのブランクの小型化を図ることができる。
図4から図6は第2実施形態のスタッキングトレイを示す。このスタッキングトレイは、係止部30を形成するための切断線31の構造、および、切起用切断線33の構造を変更した点で第1実施形態と相違している。
具体的には、第2実施形態の係止部30は、図6(A),(B)に示すように、一対の切断線31を、外板部5Bから内板部7Bとの境界部分にかけて互いに近接するように延びる第1切断部31a,31aと、これら第1切断部31a,31aから互いに離間するように内板部7B内に延びる第2切断部31b,31bとで構成している。そして、一対の切断線31,31の両端間、および、各板部5B,6B,7Bとの境界部分に設けた折曲線1,1間の中央には、折曲線32a,32bが設けられている。
この係止部30の中央部には、対称な略L字形状をなす一対の切起用切断線33,33が設けられ、これら切起用切断線33,33により、組立状態で上板部6Bより上向きに延びる一対の係止用切起部34,34が更に設けられている。具体的には、前記切起用切断線33は、中央に形成した折曲線32bから内板部7Bとの境界部分に向けて延びる一対の第1切断部33a,33aと、これら第1切断部33a,33aの先端から折曲線1と直線的に連続するように外向きに延びるように設けた第2切断部33b,33bとからなる。そして、この切起用切断線33の両端より外側には、前記折曲線32bは設けない構成としている。言い換えれば、この係止部30は、その中央に対称な略L字形状をなす一対の切起用切断線33,33を設け、これら切起用切断線33,33の両端間にのみ折曲線1と平行に延びるように折曲線32bが設けられている。
この係止部30を形成した第2実施形態のスタッキングトレイは、従来と同様にして組み立てると、図4(A),(B),(C)に示すように、上板部6Bの幅に応じた寸法のみ突出する従来の係止部12と略同様の基部30aから、突片状をなす一対の係止用切起部34,34が更に突出する。そして、本実施形態では、基部30aを含む前記係止用切起部34は、前記切断線31を構成する切断部31a,31bの傾斜により、外形が台形状をなすように突出する。
そのため、このスタッキングトレイの内部に野菜や果実などの商品を収容し、図5(A),(B)に示すように、他のスタッキングトレイを積み重ねると、第1実施形態と同様に、前記係止部30が底壁2の係止孔3Bに挿入され、前記係止用切起部34が更に深く差し込まれた状態をなし、第1実施形態と同様の作用および効果を得ることができる。しかも、積み重ねる際には、係止用切起部34の上端縁の寸法が係止孔3Bより小さくなっているため、作業性を損なうことを防止できる。
なお、本発明のスタッキングトレイは、前記実施形態の構成に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。
例えば、第2実施形態では、傾斜した切断部31a,31bからなる一対の切断線31により係止部30を形成したが、第1実施形態と同様に互い平行な切断線21,21より構成してもよい。
また、前記実施形態では、対向する外周壁4B,4Bに一対の係止部20,30を設けたが、外周壁4A,4Aに設けてもよいうえ、両方に設けてもよい。即ち、係止部20,30の係止位置および数は、希望に応じて変更が可能である。
(A)は本発明の第1実施形態に係るスタッキングトレイを示す斜視図、(B),(C)は(A)の要部拡大斜視図である。 (A),(B)は第1実施形態のスタッキングトレイを積み重ねる状態を示す要部断面図である。 (A)は第1実施形態のスタッキングトレイのブランクを示す平面図、(B)は(A)の要部拡大平面図である。 (A)は本発明の第2実施形態に係るスタッキングトレイを示す斜視図、(B),(C)は(A)の要部拡大斜視図である。 (A),(B)は第2実施形態のスタッキングトレイを積み重ねる状態を示す要部断面図である。 (A)は第2実施形態のスタッキングトレイのブランクを示す平面図、(B)は(A)の要部拡大平面図である。 従来のスタッキングトレイを示す斜視図である。 (A),(B)は従来のスタッキングトレイを積み重ねる状態を示す要部断面図である。 (A)は従来のスタッキングトレイのブランクを示す平面図、(B)は(A)の要部拡大平面図である。
符号の説明
2…底壁
3A,3B…係止孔
4A,4B…外周壁
5A,5B…外板部
6A,6B…上板部
7A,7B…内板部
20,30…係止部
21,31…切断線
23,33…切起用切断線
24,34…係止用切起部

Claims (1)

  1. 底壁の外周縁に、外板部、該外板部に連設した上板部および該上板部に連設した内板部からなる二重構造の外周壁を設けるとともに、該外周壁の所定位置に、前記外板部から内板部にかけて延びる一対の切断線を設け、これら切断線の間に前記上板部より上方に突出する係止部を設ける一方、前記底壁に前記係止部と対応する係止孔を設けたスタッキングトレイにおいて、
    前記係止部に切起用の切断線を設け、該係止部に上向きに延びる係止用切起部を更に設けたことを特徴とするスタッキングトレイ。
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