JP4268460B2 - コネクタ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はコネクタに係り、特に、プリント配線板に実装されるコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、パーソナルコンピュータと周辺機器との間でのデータ伝送方式として平衡伝送方式が採用されつつある。平衡伝送方式は、送信側で1つの信号を互いにレベルが等しく、その極性が逆向きの2つの信号として、2本の伝送線を通して伝送し、受信側で、2つの信号のレベル差から送信された1つの信号を認識する方式である。平衡伝送方式によれば、レベル変動の影響を小さくできるため、ノイズの影響を低減できる。
【0003】
近年、平衡伝送方式においては信号の伝送速度が高速化しており、信号の高速化にともない、シールドが重要となっている。
【0004】
図1は従来の平衡伝送方式のコネクタの一例の斜視図を示す。
【0005】
従来の平衡伝送方式に用いられるソケットコネクタ300は、絶縁体301、端子302、接地板303を含む構成とされている。
【0006】
絶縁体301は、プラグ係合部311、固定部312、端子延出部313を含む。端子302の一端は、固定部312に形成された穴部に圧入され、プラグ係合部311の内周側に延出される。端子302の他端は、端子延出部313から延出され、プリント配線板401のパターン402に半田付けされる。端子302の他端をプリント配線板401のパターン402に半田付けすることにより、コネクタ300がプリント配線板401に固定されていた。また、従来のコネクタ300では外部とのシールド性のみを考慮しており、接地板303はプラグと接触する、絶縁体301のプラグ係合部311の周辺部及び絶縁体301の前面にのみ取り付けられていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかるに、従来の平衡伝送方式に用いられるコネクタでは、外部とのシールド性を考慮して、プラグと接触する部分のみに接地板303が取り付けられており、コネクタのプリント配線板上に搭載される部分は装置内に収納され、装置のケースなどによりシールドされることを前提として、シールドされていなかった。しかしながら、装置内部で扱う信号が高速化、すなわち、高周波になるにしたがって、その影響が無視できなくなっており、プリント配線板に搭載されるコネクタに対しても充分なシールド性が要求されている。
【0008】
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、シールド性を向上させることができるコネクタを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、プリント配線板に搭載される平衡伝送方式のコネクタであって、前記プリント配線板上に配置される端子固定部と、断面形状が略四角形の筒形状とされており、前記端子固定部から突出しプラグが挿入される突出部とを有するコネクタ本体と、前記端子固定部に圧入される固定部と、該固定部の一端から延長され、前記プリント配線板に半田付けされる接続部と、該固定部の他端から延長され、前記突出部の内周上側に表出する接触部とを有する上側信号端子と、前記端子固定部に圧入される固定部と、該固定部の一端から延長され、前記プリント配線板に半田付けされる接続部と、該固定部の他端から延長され、前記突出部の内周下側に前記上側信号端子に対向するように表出する接触部とを有する下側信号端子と、前記端子固定部に圧入される固定部と、該固定部の一端から延長され、前記プリント配線板に半田付けされる接続部と、該固定部の他端から延長され、前記突出部の前記上側信号端子及び前記下側信号端子を挟持するように配置され、内周上下側に表出する接触部とを有する接地端子と、前記コネクタ本体に装着され、前記プリント配線板に半田付けされて、前記端子固定部の上面及び両側面、並びに、前記突出部の上面、両側面、下面をシールドする金属シェルとを有し、前記接地端子は、前記固定部が前記端子固定部の一端から延長されるとともに、前記接続部の形状が前記上側信号端子の前記接続部及び下側信号端子の前記接続部の先端部分の形状に対応する形状とされ、前記固定部及び前記接続部により前記上側信号端子及び下側信号端子の前記固定部及び前記接続部の側部を覆う形状とされ、前記上部信号端子の前記接触部、前記固定部、及び、前記下部信号端子の前記接触部、前記固定部は、前記コネクタ本体に、前記プリント配線板の搭載面に直交する方向に直線上に配列され、前記上部信号端子の前記接続部及び前記下部信号端子の前記接続部は、前記上部信号端子及び前記下部信号端子と前記接地端子との配列方向に配列されるように折曲された構成とされている。
【0010】
本発明によれば、金属シェルによりコネクタ本体の少なくとも上面及び両側面をシールドすることにより、シールド性を向上させることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
〔第1実施例〕
図2は本発明の第1実施例の構成図を示す。
【0012】
本実施例のコネクト装置1は、平衡伝送方式のケーブルをプリント配線板に接続するときに用いられるものであり、ソケット11及びプラグ12から構成されている。
【0013】
ソケット11は表面実装型電子部品であり、端子がプリント配線板21の縁部の一面側に半田付けされる。一方、プラグ12には、ケーブル22が接続されている。プラグ12は、ソケット11に挿入される。ソケット11にプラグ12を挿入することにより、プリント配線板21とケーブル22とが平衡伝送方式により接続される。
【0014】
ソケット11の構成について説明する。
【0015】
図3はソケット11の斜視図、図4はソケット11の側面図を示す。
【0016】
本実施例のソケット11は、主に、絶縁体31、上側信号端子32−1、下側信号端子32−2及び接地端子32−3、金属シェル33から構成されている。
【0017】
図5は絶縁体31の正面側斜視図、図6は絶縁体31の背面側斜視図、図7、図8は絶縁体31の断面図を示す。
【0018】
絶縁体31は、電気絶縁性を有する合成樹脂材料をモールド加工して成形されており、プラグ係合部41、端子固定部42、端子延出部43を含む構成とされている。プラグ係合部41は、その断面形状が略四角形の筒形状とされており、端子固定部42から矢印Y1方向に延出して形成されている。プラグ係合部41は、幅がw11、高さがh11程度に形成されている。プラグ係合部41の幅w11及び高さh11は、端子固定部42の幅w12及び高さh12よりわずかずつ小さく形成されており、絶縁体31を金属シェル33に装着したとき、プラグ係合部41にプラグ12が係合するための間隙Δd0が形成されるように構成されている。
【0019】
また、プラグ係合部41の内面の矢印Z1、Z2方向側の面には、矢印Y1、Y2方向に延在する溝部51が形成されている。溝部51には、上側信号端子32−1、下側信号端子32−2及び接地端子32−3が嵌合して位置決めされる。
【0020】
端子固定部42には、溝部51に延長して、上側信号端子32−1、下側信号端子32−2及び接地端子32−3が挿入される穴部52−1、52−2、52−3が形成されている。穴部52−1と穴部52−2とは、矢印Z1、Z2方向に並んで端子固定部42に形成されている。穴部52−1は、矢印Z1方向側に高さh0、幅d0の大きさで、端子固定部42を矢印Y1、Y2方向に貫通して形成されている。穴部52−1には、上側信号端子32−1が圧入される。
【0021】
穴部52−2は、矢印Z2方向側に高さh0、幅d0の大きさで、端子固定部42を矢印Y1、Y2方向に貫通して形成されている。穴部52−2には、下側信号端子32−2が圧入される。
【0022】
穴部52−3は、高さh1、幅d0の大きさで、端子固定部42を矢印Y1、Y2方向に貫通している。穴部52−3には、接地端子32−3が圧入される。また、穴部52−1及び穴部52−2と穴部52−3とは、所定のピッチp0で交互に形成されている。
【0023】
絶縁体31の端子固定部42の左右側面には、金属シェル33を係止するための突出部53が形成されている。突出部53は、前面、矢印Y1方向に傾斜面53aを有する。金属シェル33は、この傾斜面53aに沿って矢印X1、X2方向に押し広げられ、所定位置で突出部53に係合して、係止される。
【0024】
また、絶縁体31の端子延出部43は、端子固定部42に固定された上側信号端子32−1、下側信号端子32−2、接地端子32−3が延出している。上側信号端子32−1、下側信号端子32−2、接地端子32−3は、この端子延出部43内でプリント配線板21に半田付けされる。
【0025】
この端子延出部43には、端子保持部54が端子固定部42から矢印Y2方向に延出している。端子保持部54は、矢印Y2方向の先端部が櫛波状に形成されており、その凹部54aに上側信号端子32−1、下側信号端子32−2、接地端子32−3が係合し、所定位置に位置決めされる。
【0026】
次に、上側信号端子32−1、下側信号端子32−2、接地端子32−3について説明する。
【0027】
図9は上側信号端子32−1、下側信号端子32−2、接地端子32−3の斜視図を示す。なお、図9は絶縁体31に固定された状態における上側信号端子32−1、下側信号端子32−2、接地端子32−3の状態を示している。
【0028】
上側信号端子32−1は、電気導電性を有する金属板をプレス加工することにより成形されており、接触部61、固定部62、接続部63から構成されている。接触部61は、固定部62から矢印Y1方向に延出しており、固定部62を絶縁体31の端子固定部42に固定した状態で、プラグ係合部41の上側、矢印Z1方向側の溝部51に係合する。このとき、接触部61は、固定部62から矢印Z2方向に傾斜しており、固定部62を絶縁体31の端子固定部42に固定した状態ではその先端部64が溝部51から僅かにプラグ係合部41の内周側に突出する構成とされている。
【0029】
溝部51から突出した先端部64がプラグ係合部41にプラグ12を挿入したときに、プラグ12の端子により上側に押圧される。これによって、接触部61が矢印Z1方向に弾性変位してプラグ12との接続が図られる。
【0030】
また、固定部62の接触部61との結合部分には、段部65が形成されている。段部65は、端子固定部42の穴部52−1の矢印Y1方向端部に形成された係止部55に当接する。段部65が係止部55に当接することにより上部信号端子32−1の矢印Y1方向の移動が規制される。
【0031】
接続部63は、固定部62の矢印Y1方向端部の最下部から延出しており、まず、矢印X1方向に僅かに折曲された後、位置P11で矢印X2方向に僅かに折曲させることにより、接続部63は、固定部62に平行な状態に戻され、位置P12で矢印Z2方向に傾斜した状態で折曲され、さらに、位置P13で矢印Z2方向に折曲される。さらに、位置P14でその先端部66が矢印Y2方向に折曲される。先端部66は矢印Y2方向に折曲された状態で、プリント配線板21と平行となり、かつ、その底面が絶縁体31の底面と略一致するようになる。
【0032】
次に下側信号端子32−2について説明する。
【0033】
下側信号端子32−2は、上側信号端子32−1と同様に、電気導電性を有する金属板をプレス加工することにより成形されており、接触部71、固定部72、接続部73から構成されている。接触部71は、固定部72から矢印Y1方向に延出しており、固定部72を絶縁体31の端子固定部42に固定した状態で、プラグ係合部41の下側、矢印Z2方向側の溝部51に係合する。このとき、接触部71は、固定部72から矢印Z1方向に傾斜しており、固定部72を絶縁体31の端子固定部42に固定した状態ではその先端部74が溝部51から僅かにプラグ係合部41の内周側に突出する構成とされている。
【0034】
溝部51から突出した先端部74がプラグ係合部41にプラグ12を挿入したときに、プラグ12の下側の端子により押圧される。これによって、接触部71が矢印Z2方向に弾性変位してプラグ12との接続が図られる。
【0035】
また、固定部72の接触部71との結合部分には、段部75が形成されている。段部75は、端子固定部42の穴部52−2の矢印Y1方向端部に形成された係止部56に当接する。段部75が係止部56に当接することにより下部信号端子32−2の矢印Y1方向の移動が規制される。
【0036】
接続部73は、固定部72の矢印Y2方向端部の最下部から延出しており、まず、矢印X1方向に僅かに折曲された後、位置P21で矢印X2方向に僅かに折曲させることにより、接続部73は固定部72に平行な状態で矢印X2方向にずれた状態となる。次に、接続部73は、位置P22から位置P23に亘って矢印Z1方向に略円弧状に折曲される。さらに、接続部73は、位置P23で矢印Z2方向に向き、位置P24でその先端部76が矢印Y2方向に折曲される。先端部76は矢印Y2方向に折曲された状態で、プリント配線板21と平行となり、かつ、その底面が絶縁体31の底面と略一致するようになる。
【0037】
次に接地端子32−3について説明する。
【0038】
接地端子32−3は、上側信号端子32−1、下側信号端子32−3と同様に、電気導電性を有する金属板をプレス加工することにより成形されており、接触部81、82、固定部83、接続部84から構成され、端子固定部42に形成された穴部52−3に挿入され、絶縁体31に固定される。接触部81は、固定部83の矢印Z1方向の端部から矢印Y1方向に延出しており、固定部83を絶縁体31の端子固定部42に固定した状態で、プラグ係合部41の下側、矢印Z1方向側の溝部51に係合する。このとき、接触部81は、固定部83から矢印Z2方向に傾斜しており、固定部83を絶縁体31の端子固定部42に固定した状態ではその先端部85が溝部51から僅かにプラグ係合部41の内周側に突出する構成とされている。
【0039】
溝部51から突出した先端部85がプラグ係合部41にプラグ12を挿入したときに、プラグ12の上側の端子により押圧される。これによって、接触部81が矢印Z1方向に弾性変位してプラグ12との接続が図られる。
【0040】
接触部82は、固定部83の矢印Z2方向の端部から矢印Y1方向に延出しており、固定部83を絶縁体31の端子固定部42に固定した状態で、プラグ係合部41の下側、矢印Z2方向側の溝部51に係合する。このとき、接触部82は、固定部83から矢印Z1方向に傾斜しており、固定部83を絶縁体31の端子固定部42に固定した状態ではその先端部86が溝部51から僅かにプラグ係合部41の内周側に突出する構成とされている。
【0041】
溝部51から突出した先端部86がプラグ係合部41にプラグ12を挿入したときに、プラグ12の下側の端子により押圧される。これによって、接触部82が矢印Z2方向に弾性変位してプラグ12との接続が図られる。
【0042】
なお、固定部83の接触部81との結合部分には、段部87が形成されている。段部87は、端子固定部42の穴部52−3の矢印Y1方向端部に形成された係止部57に当接する。段部87が係止部57に当接することにより下部信号端子32−3の矢印Y1方向の移動が規制される。また、固定部83の接触部82との結合部分には、段部88が形成されている。段部88は、端子固定部42の穴部52−3の矢印Y1方向端部に形成された係止部58に当接する。段部88が係止部58に当接することにより接地端子32−3の矢印Y1方向の移動が規制される。
【0043】
接続部84は、固定部83の矢印Y2方向端部の最下部から矢印Z2方向に延出しており、位置P31でその先端部87が矢印Y2方向に折曲される。先端部87は矢印Y2方向に折曲された状態で、プリント配線板21と平行となり、かつ、その底面が絶縁体31の底面と略一致するようになる。
【0044】
このとき、上側信号端子32−1の接続部63は、その長さが下側信号端子32−2の接続部73の長さと同じになるように屈曲されている。例えば、上側信号端子32−1は、下側信号端子32−2に比べてプリント配線板21までの距離が長いので、その延在距離が短くなるように傾斜が設けられている。また、下側信号端子32−2は、上側信号端子32−2に比べてプリント配線板21までの距離が短いので、その延在距離が長くなるように円弧状に成形されている。
【0045】
上側信号端子32−1の接続部63の距離を短くし、下側信号端子32−2の接続部73の距離を長くすることにより、上側信号端子32−1の接続部63及び下側信号端子32−2の接続部73のプリント配線板21までの距離を等しくしている。これによって、互いに反転した、対をなす信号の伝送速度を等しくできる。
【0046】
また、上側信号端子32−1と下側信号端子32−2とは接地端子32−3により挟まれている。このとき、接地端子32−3の固定部83は矢印Y2方向に延長されており、また、接続部84はその先端部分の形状が上側信号端子32−1の接続部63及び下側信号端子32−2の接続部73の先端部分の形状と同じ形状とされており、上側信号端子32−1及び下側信号端子32−2の両側部を接地端子32−3により完全に覆うことができるため、隣接する上側信号端子32−1及び下側信号端子32−2への影響を抑制できる。
【0047】
なお、上記上絶縁体31には、金属シェル33が装着される。
【0048】
金属シェル33は、絶縁体31の上面及び側面の略全面、並びに、下面のプラグ12が挿入される部分を覆うように構成されている。
【0049】
図10は金属シェル33の正面側斜視図、図11は金属シェル33の背面側斜視図を示す。
【0050】
金属シェル33は、金属板を打ち抜き、折曲して成形されており、上面部91、右側面部92、左側面部93、右下面部94、左下面部95、右取付部96、左取付部97から構成されている。
【0051】
上面部91は、絶縁体34の上面の略全体を覆う部分である。右側面部92は、絶縁体34の右側面の略全体を覆う部分である。左側面部93は、絶縁体31の左側面の略全体を覆う部分である。右下面部94は、絶縁体31のプラグ係合部41の右下面を覆う部分である。
【0052】
右取付部96は、右側面部92の後方、矢印Y2方向側に、下方、矢印Z2方向に延出して形成されており、上側信号端子32−1、下側信号端子32−3、接地端子32−3の接続部63、73、84の右側,矢印X1方向側に配置されている。左取付部97は、左側面部93の後方、矢印Y2方向側に、下方、矢印Z2方向に延出して形成されており、上側信号端子32−1、下側信号端子32−3、接地端子32−3の接続部63、73、84の左側,矢印X2方向側に配置されている。
【0053】
右取付部96及び左取付部97をプリント配線板21の取付穴21bに挿入し、裏面側で折曲し、半田付けして取り付けることによりソケット11がプリント配線板21に固定される。なお、右取付部96及び左取付部97は、プリント配線板21の接地パターンに半田付けされる。
【0054】
このように右取付部96及び左取付部97をプリント配線板21の接続パッド21aの横方向、矢印X1、X2方向に隣接して設け、プリント配線板21の取付穴21bに上側信号端子32−1、下側信号端子32−3、接地端子32−3の接続部63、73、84とプリント配線板21の接続パッド21aとの接続部分に加わる負荷を低減できる。
【0055】
右側面部92及び左側面部93には、絶縁体31の突出部53と係合する穴部101及びプラグ12の突起部と係合し、プラグ12のソケット11からの脱落を防止する係合部102が形成されている。穴部101は、略四角形状をなし、絶縁体31の左右側面に形成された突起部53と係合する。穴部101と突起部53とが係合することにより絶縁体31に金属シェル33が係止される。
【0056】
なお、金属シェル33の矢印Y1方向の端部周縁の各辺には、プラグ12をガイドするための鍔部103が形成されている。上面部91に形成される鍔部103は、矢印Z1方向に折曲されている。また、右側面部92に形成される鍔部103は、矢印X1方向に折曲されている。さらに、左側面部93に形成される鍔部103は、矢印X2方向に折曲されている。また、右下面部94及び左下面部95に形成される鍔部103は、矢印Z2方向に折曲されている。このように、鍔部103は、金属シェル33から外側に開いて折曲された構成とされており、プラグ12を金属シェル33の内周側にガイドするように作用する。
【0057】
ここで、金属シェル33の取付方法について説明する。
【0058】
金属シェル33は、右下面部94に凹部111を有し、左下面部95に凹部111と係合する凸部112を有する。金属シェル33を絶縁体31に取り付ける際には、図10に破線で示すように右下面部94の凹部111と左下面部95の凸部112との係合を解除した状態で、矢印Y2方向から矢印Y1方向に向けて絶縁体31を挿入する。
【0059】
絶縁体31が挿入される際に、絶縁体31の左右側面に形成された突起部53の傾斜面53aに沿って、金属シェル33の右側面部92が矢印X1方向に、左側面部93が矢印X2方向に弾性的に押圧され、突起部53が金属シェル33の右側面部92及び左側面部93の内側面に入り込む。突起部53が金属シェル33の右側面部92及び左側面部93に形成された穴部101に係合すると、金属シェル33の右側面部92及び左側面部93は元の状態に戻る。
【0060】
次に、右下面部94の凹部111と左下面部95の凸部112とを再び係合させることにより、絶縁体31の突起部53と金属シェル91の穴部101とが係止され、その係止状態が外れることがなくなる。
【0061】
係合部102は、金属シェル33の右側面部92及び左側面部93の絶縁体31のプラグ係合部41に対応する部分に形成されている。係合部102は、矢印Y1、Z1、Z2方向の辺が金属シェル33から切り離され、矢印Y2方向の辺で金属シェル33に連結され、矢印X1、X2方向に弾性的に変移可能とされた略板バネ状の構造とされている。また、右側面部92側の係合部102は矢印X2方向に略くさび形状に折曲されており、左側面部93側の係合部102は矢印X1方向に略くさび形状に折曲されている。
【0062】
係合部102には、プラグ12が挿入されたときに、プラグ12側の金属シェルの左右側面に設けられた突起と係合する。
【0063】
図12はプラグ12の斜視図を示す。
【0064】
プラグ12は、挿入部121、樹脂モールド部122から構成される。
【0065】
挿入部121は、ソケット11のプラグ係合部41に挿入される部分であり、その形状がプラグ係合部41の内周側の形状と略同じ形状とされており、プラグ係合部41の内周側に挿入可能とされている。挿入部121は、端子部131、金属シェル132から構成されている。端子部131は、絶縁体141に上部信号端子151−1、下部信号端子151−2、接地端子151−3を圧入した構成とされている。上部信号端子151−1は、ソケット11のプラグ係合部41に挿入部121が挿入された状態で、ソケット11の上部信号端子32−1に接続される。また、下部信号端子151−2は、ソケット11のプラグ係合部41に挿入部121が挿入された状態で、ソケット11の下部信号端子32−2に接続される。さらに、接地信号端子151−3は、ソケット11のプラグ係合部41に挿入部121が挿入された状態で、ソケット11の接地信号端子32−3に接続される。
【0066】
金属シェル132の外周側の形状は、ソケット11を構成する金属シェル33の内周側の形状と略同じ形状とされており、プラグ12をソケット11に装着した際に、金属シェル132の外面と金属シェル33の内面とが摺動する構成とされている。なお、金属シェル132の左右側面の略中央部には、凸部161が形成されている。凸部161は、プラグ12をソケット11に装着した際に、ソケット11の金属シェル33に設けられた係合部53に係合される。
【0067】
次にプラグ12をソケット11に挿入するときの動作を説明する。
【0068】
プラグ12の開口とソケット11の開口とをおおまかに合致させ、プラグ12を矢印Y2方向に押圧する。これにより、プラグ12の金属シェル132の外周がソケット11の金属シェル33の先端に設けられた鍔部103によりガイドされて、プラグ12の端子部131とソケット11のプラグ係合部31とが略位置決めされる。さらに、プラグ12を矢印Y2方向に押圧することにより、プラグ12の端子部131がソケット11のプラグ係合部31に挿入されるとともに、プラグ12の金属シェル132がソケット11の金属シェル33の内周側に挿入される。
【0069】
以上により、ソケット11にプラグ12が挿入される。
【0070】
本実施例によれば、金属シェル33はプラグ12が装着されるプラグ係合部41の周囲のみならず、絶縁体31の上面及び側面の全面に亘って形成されているため、上部信号端子32−1、及び、下部信号端子32−2へのノイズの影響を防止できるとともに、外部への電磁波の漏れを防止できる。すなわち、シールド性を向上できる。このとき、本実施例では、金属シェル33は、絶縁体31の上面及び側面の略全面、並びに、プラグ係合部41の下面をシールドし、その背面はシールドしていない。絶縁体31の背面側は、上部信号端子32−1、及び、下部信号端子32−2並びに接地端子32−3の延在方向に直交する面であり、ノイズは各端子の端面に供給されることになり、上面や側面などのように端子の延在方向に亘ってノイズが供給される場合に比べてノイズの影響が充分に小さい。このため、金属シェル33の絶縁体31への取付性を考慮して絶縁体31の背面を金属シェル33で覆う構造とはしなかった。
【0071】
また、上側信号端子32−1、下側信号端子32−2、接地端子32−3の接続部66、76、87の左右、矢印X1、X2方向端部に金属シェル33をプリント配線板21に取り付けるための右取付部96及び左取付部97を設けることにより上側信号端子32−1、下側信号端子32−2、接地端子32−3の接続部66、76、87とプリント配線板21の接続パッド21aとの接続部分に働く負荷を右取付部96及び左取付部97と取付穴21bとの結合により吸収し、低減できる。
【0072】
なお、本実施例では、上側信号端子32−1、下側信号端子32−2、接地端子32−3の接続部66、76、87の形状を表面実装型としたが、ライトアングル型としてもよい。
〔第2実施例〕
図13は本発明の第2実施例の分解図を示す。同図中、図1と同一構成部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
【0073】
本実施例のコネクト装置200は、ソケット211の端子構造及びソケット211が実装されるプリント配線板221の構造が第1実施例とは相違する。本実施例のソケット211及びプリント配線板211は、いわゆる、ライトアングル型の端子構造とされている。
【0074】
図14はソケット211の斜視図、図15はソケット211の側面図を示す。同図中、図3、図4と同一構成部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
【0075】
本実施例のソケット211は、絶縁体231及び上側信号端子232−1、下側信号端子232−2、接地端子232−3の構造が第1実施例とは相違する。
【0076】
本実施例は、端子構造がライトアングル構造であるため、上側信号端子232−1、下側信号端子232−2、接地端子232−3がプリント配線板221の接続穴221aに挿入され、位置決めされるので、第1実施例の絶縁体31に上側信号端子32−1、下側信号端子32−2、接地端子32−3を保持するために設けられていた端子保持部54が不要となるので、これを削除した構造とされている。
【0077】
図16は絶縁体231の背面斜視図、図17は絶縁体231の上側信号端子232−1、下側信号端子232−2取付部分の断面図、図18は絶縁体231の接地端子232−3取付部分の断面図を示す。同図中、図6、図7、図8と同一構成部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
【0078】
本実施例の絶縁体231は、図6、図7、図8に示す絶縁体31において上側信号端子32−1、下側信号端子32−2、接地端子32−3を保持するために設けられていた端子保持部54が削除されている。
【0079】
絶縁体231の穴部52−1には上側信号端子232−1が圧入され、穴部52−2には下側信号端子232−2が圧入され、穴部52−3には接地端子232−3が圧入される。
【0080】
次に上側信号端子232−1、下側信号端子232−2、接地端子232−3について説明する。
【0081】
図19は上側信号端子232−1、下側信号端子232−2、接地端子232−3の斜視図を示す。なお、図19は絶縁体231に固定された状態における上側信号端子232−1、下側信号端子232−2、接地端子232−3の状態を示している。同図中、図9と同一構成部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
【0082】
本実施例の上側信号端子232−1は、その接続部263の構造が、第1実施例の端子とは相違する。上側信号端子232−1の接続部263は、まず、固定部62の矢印Y2方向端部の最下端、矢印Z2方向端部の位置である位置p40から矢印Y2方向に延出される。接続部263は、位置p41で矢印X1方向に折曲された後、再び位置p42で矢印Y2方向に折曲される。以上により、接続部263は矢印X1方向に平行移動する。次に、接続部263は、位置p43で矢印Z2方向に傾斜して折曲され、位置p44で矢印Z2方向に折曲され、先端位置p45に至る。
【0083】
本実施例の下側信号端子232−2は、その接続部273の構造が、第1実施例の端子とは相違する。下側信号端子232−2の接続部273は、まず、固定部72の矢印Y2方向端部の最上端、矢印Z1方向端部の位置である位置p50から矢印Y2方向に延出される。接続部273は、位置p51で矢印X2方向に折曲された後、再び位置p52で矢印Y2方向に折曲される。以上により、接続部273が矢印X2方向に平行移動する。次に、接続部273は、位置p53で矢印Z2方向に折曲され、先端位置p54に至る。
【0084】
上側信号端子232−1が矢印X1方向に平行移動し、下側信号端子232−2が矢印X2方向に平行移動することにより、上側信号端子232−1の接続部263と下側信号端子232−2の接続部273とは矢印X1、X2方向に所定のピッチp10をもって延出される。また、このとき、上側信号端子232−1の接続部263と下側信号端子232−2の接続部273とは、矢印Y1、Y2方向に所定の間隔d10だけずれて延出される。
【0085】
接地端子232−3は、固定部83の矢印Y2方向の端部から矢印Z2方向に突出する突出部283を有する。固定部83及び突出部283は、その矢印Y2方向端部が上側信号端子232−1の接続部263の矢印Y2方向端部より突出して形成されている。また 突出部283は、その矢印Y1方向端部が下側信号端子232−2の接続部273の矢印Y1方向端部より突出して形成されている。このような構成により、上側信号端子232−1の接続部263及び下側信号端子232−2の接続部273の左右、矢印X1、X2方向の面を確実に覆うことができ、よって、上側信号端子232−1、下側信号端子232−2のシールド性を向上できる。
【0086】
接地端子232−3の突出部283の矢印Y1方向端部には、矢印Z2方向に接続部284が延出されている。また、接地端子232−3の突出部283の矢印Y2方向端部には、矢印Z2方向に接続部285が延出されている。
【0087】
なお、接続部284は、下側信号端子232−2とは矢印Y1方向に距離d11だけずれて延出し、接続部285は、上側信号端子232−1とは矢印Y2方向に距離d11だけずれて延出している。このように接続部284と接続部285とは、上側信号端子232−1及び下側信号端子232−2の接続部263、273を矢印Y1、Y2方向で挟むように配置されている。これにより、シールド性を向上させることができる。
【0088】
上側信号端子232−1の接続部263、及び、下側信号端子232−2の接続部273、並びに、接地端子232−3の接続部284、285は、プリント配線板221の貫通穴221aに挿入され、半田付けされる。
【0089】
次に上側信号端子232−1の接続部263、及び、下側信号端子232−2の接続部273の延面距離設定方法について説明する。
【0090】
図20は上側信号端子232−1の接続部263、及び、下側信号端子232−2の接続部273の延面距離設定方法を説明するための図を示す。
【0091】
このとき、上側信号端子232−1の接続部263がプリンタ配線板221の上面側の配線Ltに半田付けされ、下側信号端子232−2の接続部273がプリント配線板221の下面側の配線Lbに半田付けされる場合、その長さにプリント配線板221の矢印X1、X2方向に平行な所定の線分Aから距離は、プリント配線板22の厚さh1だけ差分が発生する。
【0092】
このため、本実施例では、プリント配線板221の位置paから上側信号端子232−1の位置p40までの距離L1と、プリント配線板221の位置pa´から下側信号端子232−2の位置p50までの距離L2とが同じ、(L1=L2)となるように、上側信号端子232−1の接続部263の経路及び下側信号端子232−2の接続部273の経路が設定されている。
【0093】
以上により、上側信号端子232−1を伝送する信号と、下側信号端子232−2を伝送する信号とで差分が生じることを防止できる。
【0094】
なお、第2実施例において、金属シェル33は第1実施例と同様な構成であるので、その説明は省略する。
〔変形例〕
なお、第1及び第2実施例では、金属シェル33の矢印Y2方向の端面、背面を絶縁体31の取付性を向上させるために開放状態としたが、閉蓋するようにしてもよい。背面側を閉蓋することによりさらにノイズを低減できる。
【0095】
【発明の効果】
上述の如く、本発明によれば、金属シェルによりコネクタ本体の少なくとも上面及び両側面をシールドすることにより、シールド性を向上させることができる等の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の一例の構成図である。
【図2】 本発明の第1実施例の構成図である。
【図3】 ソケット11の斜視図である。
【図4】 ソケット11の側面図である。
【図5】 絶縁体31の正面側斜視図である。
【図6】 絶縁体31の背面側斜視図である。
【図7】 絶縁体31の断面図である。
【図8】 絶縁体31の断面図である。
【図9】 上側信号端子32−1、下側信号端子32−2、接地端子32−3の斜視図である。
【図10】 金属シェル33の正面側斜視図である。
【図11】 金属シェル33の背面側斜視図である。
【図12】 プラグ12の斜視図である。
【図13】 本発明の第2実施例の分解図である。
【図14】 ソケット211の斜視図である。
【図15】 ソケット211の側面図である。
【図16】 絶縁体231の背面斜視図である。
【図17】 絶縁体231の上側信号端子232−1、下側信号端子232−2取付部分の断面図である。
【図18】 絶縁体231の接地端子232−3取付部分の断面図である。
【図19】 上側信号端子232−1、下側信号端子232−2、接地端子232−3の斜視図である。
【図20】 上側信号端子232−1の接続部263、及び、下側信号端子232−2の接続部273の延面距離の設定方法を説明するための図である。
【符号の説明】
1 コネクト装置
11 ソケット、12 プラグ
21、221 プリント配線板、22 ケーブル
21a 配線パターン、21b 貫通穴
31 絶縁体、32−1、232−1 上側信号端子
32−2、232−2 下側信号端子
32−3、232−3 絶縁端子
33 金属シェル
41 プラグ係合部、42 固定部、43 端子延出部
51 溝部、52−1〜52−3 穴部、53 係合部
54 端子保持部、55 段部
61、71、81、82 接触部、62、72、83 固定部
63、73、84、263、273 接続部
91 上面部、92 右側面部、93 左側面部、94 右下面部
95 左下面部、96 右取付部、97 左取付部
101 穴部、102 係合部、103 鍔部
283 突出部

Claims (5)

  1. プリント配線板に搭載される平衡伝送方式のコネクタであって、
    前記プリント配線板上に配置される端子固定部と、断面形状が略四角形の筒形状とされており、前記端子固定部から突出しプラグが挿入される突出部とを有するコネクタ本体と、
    前記端子固定部に圧入される固定部と、該固定部の一端から延長され、前記プリント配線板に半田付けされる接続部と、該固定部の他端から延長され、前記突出部の内周上側に表出する接触部とを有する上側信号端子と、
    前記端子固定部に圧入される固定部と、該固定部の一端から延長され、前記プリント配線板に半田付けされる接続部と、該固定部の他端から延長され、前記突出部の内周下側に前記上側信号端子に対向するように表出する接触部とを有する下側信号端子と、
    前記端子固定部に圧入される固定部と、
    該固定部の一端から延長され、前記プリント配線板に半田付けされる接続部と、該固定部の他端から延長され、前記突出部の前記上側信号端子及び前記下側信号端子を挟持するように配置され、内周上下側に表出する接触部とを有する接地端子と、
    前記コネクタ本体に装着され、前記プリント配線板に半田付けされて、前記端子固定部の上面及び両側面、並びに、前記突出部の上面、両側面、下面をシールドする金属シェルとを有し、
    前記接地端子は、前記固定部が前記端子固定部の一端から延長されるとともに、前記接続部の形状が前記上側信号端子の前記接続部及び下側信号端子の前記接続部の先端部分の形状に対応する形状とされ、前記固定部及び前記接続部により前記上側信号端子及び下側信号端子の前記固定部及び前記接続部の側部を覆う形状とされ、
    前記上部信号端子の前記接触部、前記固定部、及び、前記下部信号端子の前記接触部、前記固定部は、前記コネクタ本体に、前記プリント配線板の搭載面に直交する方向に直線上に配列され、
    前記上部信号端子の前記接続部及び前記下部信号端子の前記接続部は、前記上部信号端子及び前記下部信号端子と前記接地端子との配列方向に配列されるように折曲された構成とされているコネクタ。
  2. 前記金属シェルは、前記上側信号端子、前記下側信号端子、前記接地端子の前記接続部と前記プリント配線板との接続部分に隣接して、前記プリント配線板との取り付けを行う取付部を有することを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  3. 前記金属シェルは、その両側面に前記プラグが前記突出部に装着されたときに、前記プラグと係合する係合部を有することを特徴とする請求項1又は2記載のコネクタ。
  4. 前記上側信号端子、前記下側信号端子、前記接地端子の前記接続部は、前記プリント配線板に直交する方向に配列され、
    前記上側信号端子と前記下側信号端子とは、前記プリント配線板までの距離が等長となるように成形されたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項記載のコネクタ。
  5. 前記上側信号端子、前記下側信号端子、前記接地端子の前記接続部は、前記プリント配線板に直交する方向に配列され、
    前記上側信号端子と前記下側信号端子とは、前記プリント配線板上に設定された所定の位置からの距離が等長となるように成形されたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項記載のコネクタ。
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