JP4265749B2 - 液晶リモコン付き電子装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、液晶リモコンを操作することにより、接続された本体機器の操作が行え、また、この本体機器からの情報等を液晶リモコンの液晶表示部に表示する液晶リモコン付き電子装置に関するものであり、特に、液晶リモコンの液晶表示部を背面から照明するバックライトの点灯制御を行う液晶リモコン付き電子装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、音楽データ等が記憶されたSDメモリカード、メモリスティックカード等の記憶媒体を装着し、接続された液晶リモコンを操作して、音楽再生や通話等を可能にした携帯電話機等の電子機器が普及している。このとき、液晶リモコンの液晶表示部には、曲名、アーチスト名等の前記記憶媒体に記憶された情報やメール等の情報が表示される。
【0003】
図6は、従来のこのような液晶リモコン付き携帯電話機の電気的構成を示すブロック図である。図6において、1は液晶リモコン、2は携帯電話機本体を示し、液晶リモコン1と携帯電話機本体2とは接続プラグが付いた接続コード等から成るプラグ部3を介して接続されている。液晶リモコン1は、液晶表示部41、LED(バックライト)42、リモコンCPU(リモコン制御部)43、操作部5及び音声入出力部6から構成されている。液晶表示部41は、曲名、アーチスト名、メール等の情報を表示し、LED42は、プラグ部3の電源端子31に接続された電流制限抵抗RXを介して電流が流れて発光し、液晶表示部41を背面から照明する。尚、液晶表示部の背面から直接的に照明する場合と、反射光等を用いて間接的に照明する場合とがある。
【0004】
リモコンCPU43は、電源端子31を介して携帯電話機本体2から供給される電源を駆動電源としている。また、リモコンCPU43は、液晶表示部41のドット、セグメント及びコモン制御を行う液晶コントロール部44と、LED42が接続されたLED制御端子49を有し、このLED制御端子49の電位をL(Low)電位にしてLED42を点灯させ、H(High)電位にして消灯させる点灯制御を行うとともに、プラグ部3の通信端子32、33を介して携帯電話機本体2と接続されたUART45を用いて携帯電話機本体2とシリアルデータ通信を行うリモコンコアCPU46と、リモコンコアCPU46に接続されたROM47とRAM48とを備えている。
【0005】
また、操作部5は、音楽再生のために携帯電話機本体2を操作する操作キーSW1〜SW7と、直列に接続された分圧抵抗R1〜R6とを備えている。プラグ部3のリモコンSW検出端子36に分圧抵抗R1〜R6の直列回路の一端(分圧抵抗R1側)が接続され、他端(分圧抵抗R6側)が操作キーSW7を介して、プラグ部3のGND端子35に接続されている。GND端子35は携帯電話機本体2のGNDに接続されている。また、リモコンSW検出端子36と分圧抵抗R1との接続点が操作キーSW1を介して、分圧抵抗R1とR2との接続点が操作キーSW2を介して、分圧抵抗R2とR3との接続点が操作キーSW3を介して、分圧抵抗R3とR4との接続点が操作キーSW4を介して、分圧抵抗R4とR5との接続点が操作キーSW5を介して、分圧抵抗R5とR6との接続点が操作キーSW6を介して、それぞれGND端子35に接続されている。
【0006】
尚、操作キーSW1は、携帯電話機本体2に音楽再生の「再生/停止」を指示するための操作キーであり、操作キーSW2は「早送り」を、操作キーSW3は「巻き戻し」を、操作キーSW4は通話の「開始/終了」を、操作キーSW5は「音質切り替え」を、操作キーSW6は「音量切り替えアップ」を、操作キーSW7は「音量切り替えダウン」を、それぞれ指示するための操作キーである。
【0007】
また、音声入出力部6は、プラグ部3のマイク入力端子34とGND端子35とに接続され、ユーザの発した音声等を電気信号に変換して携帯電話機本体2に伝えるマイク61と、プラグ部3のレシーバ出力端子37、38とGND端子35に接続され、ヘッドホン(図示せず)を接続するためのヘッドホン接続ジャック62とを備えている。これにより、ユーザは携帯電話機本体2を鞄の中に入れたまま等の状態でも、液晶リモコン1により再生された音楽を聞いたり、通話をしたりすることができる。
【0008】
次に、携帯電話機本体2を説明する。携帯電話機本体2は、装着された充電電池等(図示せず)から得られる携帯電話本体電源7と、本体CPU(本体制御部)8を備えている。携帯電話本体電源7は、電源端子31を介してリモコンCPU43とLED42に電源電圧V(V)を供給している。また、携帯電話本体電源7は、プルアップ抵抗R0を介してリモコンSW検出端子36に接続され、操作部5に電圧を供給している。
【0009】
また、本体CPU8は、通信端子32、33を介して液晶リモコン1のUART45と接続されたUART81を用いて液晶リモコン1とシリアルデータ通信を行う本体コアCPU82と、現在時刻をデータとして与えるRTC(リアルタイムクロック)83と、リモコンSW検出端子36からの電圧をA/D変換してデジタル化した電圧値を本体コアCPUに与えるA/D変換器(A/D変換部)84と、本体コアCPUに接続されたRAM(記憶部)85とを備えている。
【0010】
このような構成により、液晶リモコン1の操作キーSW1〜SW7を操作することにより、携帯電話機機本体2のプルアップ抵抗R0と操作された操作キーに対応した分圧抵抗R1〜R6までの合成抵抗値とで、携帯電話本体電源7の電源電圧V(V)を分圧することになり、分圧された分圧電圧は操作された操作キーに対応した直流電圧値となり、リモコンSW検出端子36に発生する。例えば、操作キーSW5の操作時は、R1〜R4までの合成抵抗値とプルアップ抵抗R0の比に、電源電圧V(V)を積算した値となる。
【0011】
そして、この各操作キーに対応した直流電圧値は、携帯電話機本体2の本体CPU8内のA/D変換器84でデジタル数値に変換され、本体コアCPU82により、非同期に発生するイベントをチェックするための手法の1つであるポ−リングを行い、連続したデジタル変換数値と連続したデジタル変換数値の回数とをそれぞれ検出する。そして、本体CPU8のソフトウエアで設定している液晶リモコン1の各操作キーに対応したデジタル変換数値(予め定められた所定値)と検出された連続したデジタル変換数値とその回数との比較判別処理での一致により、操作された操作キーの判別を行っている。操作された操作キー判別後は、本体CPU8により、操作された各操作キーに応じた音楽再生/停止、通話の発信開始、通話の終了等の各動作制御が行われる。
【0012】
また、液晶リモコンの操作キーの入力方法として、図7に示すような方法もある。図7は、音楽データ等が記憶されたSDメモリカード、メモリスティックカード等の記憶媒体を装着し、接続された液晶リモコンを操作して、音楽再生及び通話等を可能にした従来の他の液晶リモコン付き携帯電話機の電気的構成を示すブロック図である。図7において、図6と同一の部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0013】
図6に示す液晶リモコン付き携帯電話機と相違する点は、図6に示す操作部5の代わりに、図6に示した操作キーSW1〜SW7のような操作キーで構成された操作部10がリモコンCPU43のキー入力端子に接続されている点と、操作部5の操作キー判別のために必要としていたプラグ部3のリモコンSW検出端子36と、プルアップ抵抗R0と、本体CPU8のA/D変換器84とが無い点である。
【0014】
このような構成により、リモコンCPU43が、操作部10のどの操作キーが押されたかのキー入力を検出し、この検出されたキー入力データを携帯電話機本体2の本体CPU8にUART通信で送出することにより、本体CPU8が操作された操作キーの判別を行う。操作された操作キー判別後は、本体CPU8により、操作された各操作キーに応じた音楽再生/停止、通話の発信開始、通話の終了等の各動作制御が行われる。また、操作部10の各操作キーが直接、リモコンCPU43のキ−入力端子に接続される場合と、操作部10の各操作キーでキ−マトリクス回路を組んだうえでリモコンCPU43のキ−入力端子に接続される場合とがある。
【0015】
図6及び図7に示す液晶リモコン付き携帯電話機において、リモコンCPU43は、携帯電話機本体2の本体CPU8とシリアルデータ通信を行い、液晶コントロ−ル部44で液晶表示部41のドット、セグメント及びコモン制御を行い、前記シリアルデータ通信で得たデータに基づいた情報を液晶表示させている。表示情報が一度に液晶表示部41に表示できない長文メールのような場合は、前記シリアルデータ通信で得たデータに応じてスクロール表示させている。
【0016】
また、液晶表示部41の視認性を高めるため、液晶表示部41の背面から照明を行うLED(バックライト)42は、その電源を携帯電話機器本体2より供給を受け、液晶リモコン1の各キー操作に連動して数秒間(例えば、3秒間や5秒間)点灯する。液晶表示内容が曲名、ア−チスト名、メ−ル等の場合はスクロール表示するので表示時間が長いため、数十秒程度(例えば、最大20秒)点灯し、その後はLED42の点灯のための消費電流(例えば、15mA)を削減して携帯電話機本体2の電池容量消費量を少なくするために消灯させる時間固定制御仕様となっている。
【0017】
このLED42の点灯制御は、上述したようにして、液晶リモコン1の操作された各操作キーが判別されたときに、本体CPU8とリモコンCPU43との間でUARTシリアルデ−タ通信を行い、この通信で得たデ−タに基づき、リモコンコアCPU46にてLED制御端子49をL電位にしてLED42を点灯させる。そして、本体コアCPU82にて、RTC83の現在時刻データとRAM85の設定時間データとの比較一致を行い、設定時間(例えば、3秒間や5秒間、スクロール表示の場合は最大20秒間)が経過すると、UARTシリアルデータ通信を行い、この通信で得たデータに基づき、リモコンコアCPU46にて、LED制御端子49をH電位にしてLED42を消灯させている。
【0018】
また、押釦式電話機において、オンフックダイヤル時に発生する確認音を、「キータッチ音」、「ピーポーパー音」、或いは、「消音」に切り換えるスイッチを設けたものがある(例えば、特許文献1参照)。
【0019】
また、無線電波を利用して通信するために、少なくとも、送受信機部、操作部及び電池部を有し、操作部が、ボタンスイッチによるテンキー、電源キー及び機能キーを有し、操作部の前記ボタンスイッチが筐体の外面に露出する携帯電話機において、全てのボタンスイッチの操作を電気的に無効とする禁止スイッチを筐体の外面に設けたものもある(例えば、特許文献2参照)。
【0020】
【特許文献1】
実開昭62−49893号公報
【特許文献2】
実開平4−44751号公報
【0021】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の液晶リモコン付き携帯電話機では、液晶リモコンの液晶表示を確認する場合において、夜間等のバックライト点灯が必要なときに、メ−ル着信における長文メ−ルが表示された場合は、上述した時間固定制御仕様の設定時間が経過するとバックライトが消灯してメ−ル内容の確認ができないという問題があった。
【0022】
また、液晶リモコンの操作キーを操作してバックライトを再点灯させた場合であっても、バックライトの消灯時から再点灯の間はメ−ル内容の連続スクロ−ル表示中のため、連続した内容で見ることができないという問題もあった。また、バックライトを再点灯させても、再び前記設定時間が経過するとバックライトが消灯するため、バックライト点灯のために液晶リモコンの操作キーを複数回操作する必要が生じるという問題もあった。
【0023】
また、液晶リモコンのバックライト点灯が不要である昼間において、ユーザが、バックライト点灯時と消灯時とで液晶リモコンの液晶表示の視認性に違和感を感じるという問題があった。
【0024】
また、音楽再生時に音量調整、音質効果の変更等を液晶リモコンの操作キーを操作して頻繁に行うユーザの場合、音量、音質の切り替え結果は聴感で確認するため、操作キーの操作に応じた液晶リモコンのバックライト点灯は不要であるにも拘わらず、上述したように、従来の液晶リモコン付き携帯電話機はキー操作に連動して数秒間点灯する仕様のため、電池容量消費に関して不利であるという問題があった。
【0025】
また、特許文献1に記載の従来技術では、押釦式電話機でオンフックダイヤル時に発生する確認音を「キ−タッチ音」、「ピ−ポ−パ−音」、或いは「消音」に切り替えることはできるが、液晶表示のバックライトの点灯状態を切り替えるものではないので、液晶表示部の視認性の向上や電池容量消費の低減を図ることはできない。
【0026】
また、特許文献2に記載の従来技術では、携帯電話機において、全てのボタンスイッチの操作を電気的に有効/無効に切り替えることはできるが、無効にした場合は、ボタンスイッチを操作しても液晶表示のバックライトの点灯が行われず、液晶表示の視認性が悪くなり、有効にした場合は、ボタンスイッチの操作の度にバックライトが点灯して電池容量消費に関して不利であるという問題があった。
【0027】
本発明は、上記の点に鑑み、液晶リモコン付き電子装置において、液晶リモコンのバックライト点灯状態を状況に応じて切り替え、液晶表示内容の視認性及び使い勝手を向上し、電池容量消費を削減できる液晶リモコン付き電子装置を提供することを目的とする。
【0030】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、本体機器と該本体機器をリモコン操作する液晶リモコンとから成る液晶リモコン付き電子装置であって、前記液晶リモコンは、液晶表示部と、該液晶表示部を背面から照明するバックライトと、前記本体機器をリモコン操作する操作キーを備える操作部と、前記本体機器から送信されたデータを受信し該データに基づいて前記液晶表示部に情報を表示するとともに前記バックライトを点灯/消灯させるリモコン制御部を有し、前記本体機器は、前記操作部の前記操作キーのキー入力に応じて前記データを前記リモコン制御部に送信する本体制御部を有する液晶リモコン付き電子装置において、前記操作キーによる前記本体機器の操作を有効にするとともに、前記バックライトを常時点灯させるホールドオフ常時点灯モード、常時消灯させるホールドオフ常時消灯モード、前記操作キーが操作されたときから予め定められた所定期間だけ点灯させるホールドオフオートモードと、前記操作キーによる前記本体機器の操作を無効にするとともに、前記バックライトを前記操作キーが操作されたときから前記所定期間だけ点灯させるホールドオンオートモードのいずれかのモードを選択するスイッチを前記操作部に設け、前記本体制御部が、前記スイッチにより選択されたモードに応じた前記バックライトの点灯/消灯を行うようにデータを前記リモコン制御部に送信するとともに、前記スイッチにより選択されたモードに応じて前記操作キーによる前記本体機器の操作を有効/無効にするようにしたものである。
【0031】
このようにすると、前記液晶リモコンのバックライト点灯状態を切り替えるスイッチと、前記液晶リモコンの操作キーによる前記本体機器の操作を有効/無効にするホールドスイッチとを別々に設ける必要がなくなるので、液晶リモコンの省スペース化、小型化が図れる。また、コストを低減することもできる。
【0040】
また、本発明は、本体機器と該本体機器をリモコン操作する液晶リモコンとから成る液晶リモコン付き電子装置であって、前記液晶リモコンは、液晶表示部と、該液晶表示部を背面から照明するバックライトと、前記本体機器をリモコン操作する操作キーを備える操作部と、前記本体機器から送信されたデータを受信し該データに基づいて前記液晶表示部に情報を表示するとともに前記バックライトを点灯/消灯させるリモコン制御部を有し、前記本体機器は、前記操作部の前記操作キーのキー入力に応じて前記データを前記リモコン制御部に送信する本体制御部を有する液晶リモコン付き電子装置において、前記本体制御部は、前記液晶表示部に前記情報をスクロール表示させるためのデータを前記リモコン制御部に送信する前に前記バックライトを点灯させるデータを前記リモコン制御部に送信し、前記情報のスクロール表示を終了させるデータを前記リモコン制御部に送信した後に前記バックライトを消灯させるデータを前記リモコン制御部に送信することにより、前記情報がスクロール表示される間は前記バックライトを点灯させ、前記操作キーによる前記本体機器の操作を有効にするとともに、前記バックライトを常時点灯させるホールドオフ常時点灯モード、常時消灯させるホールドオフ常時消灯モード、前記操作キーが操作されたときから予め定められた所定期間と前記液晶表示部に前記情報がスクロール表示されている間だけ点灯させるホールドオフオートモードと、前記操作キーのキー操作による前記本体機器の操作を無効にするとともに、前記バックライトを前記操作キーが操作されたときから予め定められた所定期間と前記液晶表示部に前記情報がスクロール表示されている間だけ点灯させるホールドオンオートモードのいずれかのモードを選択するスイッチを前記操作部に設け、前記本体制御部が、前記スイッチにより選択されたモードに応じた前記バックライトの点灯/消灯を行うようにデータを前記リモコン制御部に送信するとともに、前記スイッチにより選択されたモードに応じて前記操作キーによる前記本体機器の操作を有効/無効にするにしたものである。このようにすると、前記液晶表示部に前記情報がスクロール表示される間は、前記バックライトの点灯を自動的に継続することができる。
【0043】
このようにすると、液晶リモコンのバックライト点灯状態をユーザの選択によって常時点灯状態と、常時消灯状態と、前記操作キーを操作したときから前記所定期間と前記液晶表示部に前記情報がスクロール表示されている間だけ点灯させる期間点灯状態とに切り替えるスイッチと、前記液晶リモコンの操作キーによる前記本体機器の操作を有効/無効にするホールドスイッチとを別々に設ける必要がなくなるので、液晶リモコンの省スペース化、小型化が図れる。また、コストを低減することもできる。
【0045】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1は本発明の第1実施形態の液晶リモコン付き携帯電話機の電気的構成を示すブロック図である。
【0046】
図1において、図6と同一の部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。図6に示す液晶リモコン付き携帯電話機と相違する点は、液晶リモコン1の操作部5にバックライトスイッチSW11と分圧抵抗R10〜R12を設けた点である。また、バックライトスイッチSW11は、接点a、b、c、dの4つの接点を有しており、接点aと接点bとを短絡するA位置が、LED42の点灯状態を常時点灯とするバックライト常時点灯モードを指示し、接点bと接点cとを短絡するB位置が、LED42の点灯状態を操作キーSW1〜SW7のいずれかの操作があったときから所定期間だけ点灯させるバックライトオートモードを指示し、接点cと接点dとを短絡するC位置が、LED42の点灯状態を常時消灯とするバックライト常時消灯モードを指示する。
【0047】
また、分圧抵抗R10の一端が分圧抵抗R6と操作キーSW7との接続点に接続され、分圧抵抗R10の他端が接点aと分圧抵抗R11の一端に接続されている。そして、分圧抵抗R11の他端が接点cに接続され、接点dが分圧抵抗R12を介してGND端子35に接続されている。また、接点bは直接、GND端子35に接続されている。
【0048】
このような構成により、バックライトスイッチSW11がA位置にあるバックライト常時点灯モード時、操作キーSW1〜SW7が操作されていないときには、分圧抵抗R1〜R6、R10の直列回路の合成抵抗値と携帯電話機器本体2のプルアップ抵抗R0とで携帯電話本体電源7の電源電圧V(V)を分圧することになる。そして、この分圧された直流電圧値は、本体CPU8内のA/D変換器84でデジタル数値に変換されて本体コアCPU82に与えられる。即ち、バックライトスイッチSW11のA位置に対応したデジタル数値が本体コアCPU82に与えられる。
【0049】
本体コアCPU82は、上述した操作された操作キーを判別するときと同様に、非同期に発生するイベントをチェックするための手法の1つであるポ−リングを行い、連続したデジタル変換数値と連続したデジタル変換数値の回数とをそれぞれ検出する。そして、本体CPU8のソフトウエアで設定している液晶リモコン1のバックライトスイッチSW11の各スイッチ位置に対応したデジタル変換数値(予め定められた所定値)と検出された連続したデジタル変換数値とその回数との比較判別処理での一致により、バックライトスイッチSW11がA位置のバックライト常時点灯モードを指示する位置であることを判別し、これを記憶する。記憶する理由は、操作キーSW1〜SW7が操作されたときには、前記分圧された直流電圧値が操作された操作キーに応じた分圧電圧に変化するからである。
【0050】
そして、バックライトスイッチSW11がA位置であることを判別した後は、リモコンCPU43にUART81を介したシリアルデータ通信によりバックライトを点灯させるデータを送出する。リモコンCPU43のリモコンコアCPU46は、UART45を介して、このデータを受信し、このデータに基づき、LED制御端子49をL電位にしてLED42を点灯させる。そして、本体コアCPU82では、RTC83の現在時刻データとRAM85に記憶された設定時間データとの比較一致動作は行われず、LED42は点灯を継続する。
【0051】
次に、バックライトスイッチSW11がB位置にあるバックライトオートモード時、操作キーSW1〜SW7が操作されていないときには、分圧抵抗R1〜R6、R10、R11の直列回路の合成抵抗値と携帯電話機器本体2のプルアップ抵抗R0とで携帯電話本体電源7の電源電圧V(V)を分圧することになる。そして、この分圧された直流電圧値は、本体CPU8内のA/D変換器84でデジタル数値に変換されて本体コアCPU82に与えられる。即ち、バックライトスイッチSW11のB位置に対応したデジタル数値が本体コアCPU82に与えられる。
【0052】
本体コアCPU82は、このデジタル数値を上述した比較判別処理で比較することにより、バックライトスイッチSW11がB位置のバックライト常時点灯モードを指示する位置であることを判別して記憶する。その後、操作キーSW1〜SW7が操作されたときに、前記分圧された直流電圧値が操作された操作キーに応じた分圧電圧に変化することから、操作キーが操作されたことを検出したときに、リモコンCPU43にUART81を介したシリアルデータ通信によりバックライトを点灯させるデータを送出する。リモコンCPU43のリモコンコアCPU46は、UART45を介して、このデータを受信し、このデータに基づき、LED制御端子49をL電位にしてLED42を点灯させる。そして、本体コアCPU82では、バックライトを点灯させるデータを送出した後、RTC83の現在時刻データとRAM85に記憶された設定時間データとの比較一致動作を行い、設定時間(例えば、3秒)が経過したときに、再度シリアルデータ通信を行い、バックライトを消灯させるデータを送出する。リモコンCPU43のリモコンコアCPU46は、UART45を介して、このデータを受信し、このデータに基づき、LED制御端子49をH電位にしてLED42を消灯させる。
【0053】
次に、バックライトスイッチSW11がC位置にあるバックライト常時消灯モード時、分圧抵抗R1〜R6、R10〜R12の直列回路の合成抵抗値と携帯電話機器本体2のプルアップ抵抗R0とで携帯電話本体電源7の電源電圧V(V)を分圧することになる。そして、この分圧された直流電圧値は、本体CPU8内のA/D変換器84でデジタル数値に変換されて本体コアCPU82に与えられる。即ち、バックライトスイッチSW11のC位置に対応したデジタル数値が本体コアCPU82に与えられる。
【0054】
本体コアCPU82は、このデジタル数値を上述した比較判別処理で比較することにより、バックライトスイッチSW11がC位置のバックライト常時消灯モードを指示する位置であることを判別して記憶する。その後、リモコンCPU43にUART81を介したシリアルデータ通信によりバックライトを消灯させるデータを送出する。リモコンCPU43のリモコンコアCPU46は、UART45を介して、このデータを受信し、このデータに基づき、LED制御端子49をH電位にしてLED42を消灯させる。そして、本体コアCPU82では、RTC83の現在時刻データとRAM85に記憶された設定時間データとの比較一致動作は行われず、LED42は消灯を継続する。
【0055】
このようにして、液晶リモコン1のバックライト点灯制御が行われる。このようにすると、夜間等のバックライト点灯が必要なときに、メ−ル着信における長文メ−ルが表示された場合は、バックライトスイッチSW11をA位置に切り替えて、バックライトを常時点灯させることによって、他の操作キーのキー操作等を行うことなく、前記長文メールを最後まで連続した内容で見ることができる。
【0056】
また、液晶リモコンのバックライト点灯が不要である昼間において、ユーザが、バックライト点灯時と消灯時とで液晶リモコンの液晶表示の視認性に違和感を感じる場合は、バックライトスイッチSW11をA位置またはC位置に切り替えて、バックライトを常時点灯または消灯させることによって、液晶リモコンの液晶表示の視認性を一定とすることができる。
【0057】
また、音楽再生時に音量調整、音質効果の変更等を聴感で確認するため、操作キーの操作に応じた液晶リモコンのバックライト点灯が不要であるときや、昼間等の液晶リモコンのバックライト点灯をしなくても液晶表示が充分確認できるときは、バックライトスイッチSW11をC位置に切り替えて、バックライトを常時消灯させることによって、電池容量消費を低減することができる。
【0058】
また、バックライトスイッチSW11をB位置に切り替えることにより、液晶表示の視認のためにバックライトが必要なときに、液晶リモコンのバックライトを操作キー操作後の所定期間だけ点灯させ、電池容量消費を低減することができる。また、操作キーSW1〜SW7とバックライトスイッチSW11の接点の数に応じて入力回路等が増加して回路規模が大きくなることがなくなる。
【0059】
通常、操作キーSW1〜SW7は液晶リモコン1の表面に露出しているため、これらの操作キーが何かに接触する等により携帯電話機本体2がユーザの意志に反した動作を行ってしまうのを防ぐため、通常、図1に示すような液晶リモコン付き携帯電話機の液晶リモコン1には、液晶リモコン1の操作キーSW1〜SW7の操作による携帯電話機本体2の操作を有効/無効に切り替えるホールドスイッチが備えられている。次に、このようなホールドスイッチと兼用したバックライトスイッチの例を説明する。
【0060】
図2は、本発明の第2実施形態の液晶リモコン付き携帯電話機の電気的構成を示すブロック図である。図2において、図1と同一の部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。図1に示す液晶リモコン付き携帯電話機と相違する点は、操作部5のバックライトスイッチ11と分圧抵抗R10〜R12とから成る分圧回路部分が、バックライトスイッチ12と分圧抵抗R20〜R23とから構成されている点である。
【0061】
バックライトスイッチSW12は、接点e、f、g、h、iの5つの接点を有しており、接点eと接点fとを短絡するD位置が、LED42の点灯状態を操作キーSW1〜SW7のいずれかの操作があったときから所定期間だけ点灯させるとともに、操作キーSW1〜SW7の操作による携帯電話機本体2の操作を無効にするホールドオンオートモードを指示し、接点fと接点gとを短絡するE位置が、LED42の点灯状態を操作キーSW1〜SW7のいずれかの操作があったときから所定期間だけ点灯させるとともに、操作キーSW1〜SW7の操作による携帯電話機本体2の操作を有効にするホールドオフオートモードを指示する。
【0062】
また、接点gと接点hとを短絡するF位置が、LED42の点灯状態を常時消灯とするとともに、操作キーSW1〜SW7の操作による携帯電話機本体2の操作を有効にするホールドオフ常時消灯モードを指示し、接点hと接点iとを短絡するG位置が、LED42の点灯状態を常時点灯とするとともに、操作キーSW1〜SW7の操作による携帯電話機本体2の操作を有効にするホールドオフ常時点灯モードを指示する。
【0063】
図3は、上述したバックライトスイッチSW12のスイッチ位置と、バックライト点灯制御機能とホールド機能との関係を示した図である。図3において、縦線が描かれた楕円部がスライドスイッチのスライド部をイメージしたものであり、黒丸部が前記D〜Gの各スイッチ位置を示すものである。楕円部を黒丸部にスライドしてスイッチ内部の接点の状態を上述のように切り替え、バックライト点灯制御モードとホールド有効/無効が切り替えられる。
【0064】
図2において、分圧抵抗R20の一端が分圧抵抗R6と操作キーSW7との接続点に接続され、分圧抵抗R20の他端が接点eと分圧抵抗R21の一端に接続されている。そして、分圧抵抗R21の他端が接点gと分圧抵抗R22の一端に接続され、分圧抵抗R22の他端が接点iに接続されている。また、接点hが分圧抵抗R23を介してGND端子35に接続され、接点fは直接、GND端子35に接続されている。
【0065】
このような構成により、操作キーSW1〜SW7が操作されていないときであって、バックライトスイッチSW12がD位置にあるホールドオンオートモード時は、分圧抵抗R1〜R6、R20の直列回路の合成抵抗値と携帯電話機器本体2のプルアップ抵抗R0とで携帯電話本体電源7の電源電圧V(V)を分圧し、E位置にあるホールドオフオートモード時は、分圧抵抗R1〜R6、R20、R21の直列回路の合成抵抗値と携帯電話機器本体2のプルアップ抵抗R0とで携帯電話本体電源7の電源電圧V(V)を分圧する。
【0066】
また、操作キーSW1〜SW7が操作されていないときであって、バックライトスイッチSW12がF位置にあるホールドオフ常時消灯モード時は、分圧抵抗R1〜R6、R20、R21、R23の直列回路の合成抵抗値と携帯電話機器本体2のプルアップ抵抗R0とで携帯電話本体電源7の電源電圧V(V)を分圧し、G位置にあるホールドオフ常時点灯モード時は、分圧抵抗R1〜R6、R20〜R23の直列回路の合成抵抗値と携帯電話機器本体2のプルアップ抵抗R0とで携帯電話本体電源7の電源電圧V(V)を分圧する。
【0067】
そして、これらの分圧された直流電圧値は、本体CPU8内のA/D変換器84でデジタル数値に変換されて本体コアCPU82に与えられる。即ち、バックライトスイッチSW12のスイッチ位置に対応したデジタル数値が本体コアCPU82に与えられる。
【0068】
本体コアCPU82は、これらのデジタル数値を上述した比較判別処理で比較することにより、バックライトスイッチSW12のスイッチ位置がD位置〜G位置のいずれであるかを判別し、これを記憶する。その後、各スイッチ位置が指示するモードに応じたバックライト点灯制御を行う。
【0069】
先ず、バックライトスイッチSW12がD位置またはE位置であることを判別した場合、その後、操作キーSW1〜SW7が操作されたときに、即ち、前記分圧された直流電圧値が操作された操作キーに応じた分圧電圧に変化することから、操作キーが操作されたことが検出されたときに、リモコンCPU43にUART81を介したシリアルデータ通信によりバックライトを点灯させるデータを送出する。リモコンCPU43のリモコンコアCPU46は、UART45を介して、このデータを受信し、このデータに基づき、LED制御端子49をL電位にしてLED42を点灯させる。そして、本体コアCPU82では、バックライトを点灯させるデータを送出した後、RTC83の現在時刻データとRAM85に記憶された設定時間データとの比較一致動作を行い、設定時間(例えば、3秒)が経過したときに、再度シリアルデータ通信を行い、バックライトを消灯させるデータを送出する。リモコンCPU43のリモコンコアCPU46は、UART45を介して、このデータを受信し、このデータに基づき、LED制御端子49をH電位にしてLED42を消灯させる。
【0070】
次に、バックライトスイッチSW12がF位置であることを判別した場合、その後、リモコンCPU43にUART81を介したシリアルデータ通信によりバックライトを消灯させるデータを送出する。リモコンCPU43のリモコンコアCPU46は、UART45を介して、このデータを受信し、このデータに基づき、LED制御端子49をH電位にしてLED42を消灯させる。そして、本体コアCPU82では、RTC83の現在時刻データとRAM85に記憶された設定時間データとの比較一致動作は行われず、LED42は消灯を継続する。
【0071】
次に、バックライトスイッチSW12がG位置であることを判別した場合、その後、リモコンCPU43にUART81を介したシリアルデータ通信によりバックライトを点灯させるデータを送出する。リモコンCPU43のリモコンコアCPU46は、UART45を介して、このデータを受信し、このデータに基づき、LED制御端子49をL電位にしてLED42を点灯させる。そして、本体コアCPU82では、RTC83の現在時刻データとRAM85に記憶された設定時間データとの比較一致動作は行われず、LED42は点灯を継続する。
【0072】
また、本体CPU8は、上述のようにバックライト点灯制御を行うとともに、上述のようにして判別されたバックライトスイッチSW12のスイッチ位置に応じて、操作キーSW1〜SW7の操作による携帯電話機本体2の操作を有効にするか、無効にするかの切り替えを行う。
【0073】
リモコンSW検出端子36に発生する分圧電圧は、操作キーSW1〜SW7のいずれかが操作されたときは、バックライトスイッチSW12のスイッチ位置に関係なく、操作された操作キーに応じた分圧電圧になるので、上述したように、本体CPU8により、操作された操作キーが判別できる。バックライトスイッチSW12がD位置であることを判別した場合、本体CPU8はホールドオンモード、即ち、操作キーSW1〜SW7の操作による携帯電話機本体2の操作を無効にするモードであることを記憶しておき、操作された各操作キーに応じた音楽再生/停止、通話の発信開始、通話の終了等の各動作制御を行わないようにする。
【0074】
一方、バックライトスイッチSW12がE位置またはF位置またはG位置であることを判別した場合、本体CPU8はホールドオフモード、即ち、操作キーSW1〜SW7の操作による携帯電話機本体2の操作を有効にするモードであることを記憶しておき、操作された各操作キーに応じた音楽再生/停止、通話の発信開始、通話の終了等の各動作制御が行われる。
【0075】
このように、液晶リモコン1のバックライト制御機能と操作キーSW1〜SW7の操作による携帯電話機本体2の操作を有効/無効にするホールドスイッチ機能とを併せ持った図3に示すバックライトスイッチSW12を設けることにより、液晶リモコン1の省スペース化、小型化、及び、使い勝手の向上を図ることができる。
【0076】
図4は、本発明の第3実施形態の液晶リモコン付き携帯電話機の電気的構成を示すブロック図である。図4において、図7と同一の部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。図7に示す液晶リモコン付き携帯電話機と相違する点は、液晶リモコン1の操作部10にバックライトスイッチ部11を設けた点である。
【0077】
図4に示すバックライトスイッチ部11は、図1に示すバックライトスイッチSW11や、図2に示すバックライトスイッチSW12のような液晶リモコン1のバックライト点灯制御モードの切り替えや、ホールド機能を有効/無効に切り替える切替スイッチを有している。そして、この切替スイッチのスイッチ入力は操作部10が有する他の操作キーのキー入力とともに、リモコンCPU43に入力され、リモコンCPU43からシリアルデータ通信により本体CPU8に伝えられる。尚、この切替スイッチと他の操作キーとでマトリクス回路を組んだうえでリモコンCPUに入力されても良い。
【0078】
このような構成により、図4に示すバックライトスイッチ部11の前記切替スイッチを切り替えることにより、図1及び図2に示す液晶リモコン付き携帯電話機と同様に、バックライトの常時点灯、常時消灯、操作キー操作後所定期間だけ点灯させるオート点灯の切り替えが可能となる。その制御はリモコンCPU43で操作キー及び前記切替スイッチ情報を取り込み、UARAT通信にて本体CPU8にこのキー及びスイッチ情報を送出し、本体CPU8で操作された操作キー及び切替スイッチの選択するバックライト点灯モードを判別後、リモコンCPU43へデータを送出して、リモコンコアCPU46にてLED42を点灯/消灯させる。また、図2に示すバックライトスイッチSW12のような液晶リモコン1のバックライト点灯制御モードの切り替えとホールド機能を有効/無効に切り替える切替スイッチを有している場合は、更に、操作キーによる携帯電話機本体2の操作を有効/無効に切り替えることができる。
【0079】
これにより、図1及び図2に示す液晶リモコン付き携帯電話機と同様の効果が得られる上に、図1及び図2に示すプラグ部3のリモコンSW検出端子36と、プルアップ抵抗R0と、本体CPU8のA/D変換器84とが不要になる。また、液晶リモコン1の操作キーのキー入力とバックライトスイッチの接点入力とを個別に携帯電話機本体2に伝えるための配線等の信号伝達経路を新たに設ける必要がない。
【0080】
次に、携帯電話機本体キー入力にてユーザが液晶リモコンにおけるバックライト点灯を制御する実施例を説明する。図5は、本発明の第4実施形態の液晶リモコン付き携帯電話機の電気的構成を示すブロック図である。図5において、図6と同一の部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。図6に示す液晶リモコン付き携帯電話機と相違する点は、携帯電話機本体2に時刻を設定する設定部9を設けた点である。設定部9で設定された設定時刻は、本体CPU8内のRAM(記憶部)85に記憶される。尚、設定部9は、携帯電話機が通常有する数字キー等のキー入力部を利用すると良い。
【0081】
設定部9で設定される設定時刻には、設定時刻になると自動的に液晶リモコンのバックライトであるLED42が点灯する自動ON設定時刻と、設定時刻になると自動的にLED42が消灯する自動OFF設定時刻とが有り、例えば、ユーザは、夜間に液晶表示が見づらくなるので、夕方6時(18:00)に自動ON設定時刻を設定すると、夕方6時になると自動的に液晶リモコンのバックライトが点灯する。また、昼間はバックライトがなくとも液晶表示が充分見えるので、朝6時(6:00)に自動OFF設定時刻を設定すると、朝6時以降はバックライトを自動的に消灯して、携帯電話機本体2の電池消費を抑制する。
【0082】
また、設定部9で設定される設定時刻には、設定時刻以降、または、2つの設定時刻の間は、液晶リモコン1の操作キーSW1〜SW7が操作されたときから所定期間だけLED42が点灯するオートモードになる自動オート設定時刻があり、例えば、夕方6時(18:00)にオートモードになるオートイン設定時刻を設定し、朝6時(6:00)にオートモードが解除されるオートアウト設定時刻を設定すると、夕方6時から朝6時までの液晶表示が見づらくなる時間帯には、操作キーを操作したときに所定期間だけバックライトが点灯し、朝6時から夕方6時までのバックライトがなくとも液晶表示が充分見える時間帯は、バックライトを常時消灯して、携帯電話機本体2の電池消費を抑制する。
【0083】
これらの設定時刻による液晶リモコン1のバックライト点灯制御動作は、携帯電話機本体2の設定部9で自動ON時刻、自動OFF時刻及び自動オ−ト時刻を入力すると、本体CPU8のRAM85にこれらの設定時刻データが入力され、これらの設定時刻データとRTC83からの現在時刻データとを本体コアCPU82で比較することにより、設定時刻データと現在時刻データとの一致時に、本体CPU8からリモコンCPU43にUARTシリアルデータ通信によりデータが送られ、受信したこのデータに基づいて、リモコンコアCPU46にてLED制御端子49を制御して液晶バックライトのLED42の点灯/消灯を自動制御する。
【0084】
このようにして、液晶リモコン1のバックライト点灯制御が行われる。このようにすると、夜間等のバックライト点灯が必要なときに、メ−ル着信における長文メ−ルが表示された場合でも、自動ON設定時刻をバックライト点灯が必要になる時刻(例えば、夕方6時)に設定しておくことにより、夜間等のバックライト点灯が必要なときにはバックライトを常時点灯させることによって、他の操作キーのキー操作等を行うことなく、前記長文メールを最後まで連続した内容で見ることができる。
【0085】
また、液晶リモコンのバックライト点灯が不要である昼間において、ユーザが、バックライト点灯時と消灯時とで液晶リモコンの液晶表示の視認性に違和感を感じる場合は、自動OFF設定時刻をバックライト点灯が不要になる時刻(例えば、朝6時)に設定して、バックライトを常時消灯させることによって、液晶リモコンの液晶表示の視認性を一定とすることができる。
【0086】
また、音楽再生時に音量調整、音質効果の変更等を聴感で確認するため、操作キーの操作に応じた液晶リモコンのバックライト点灯が不要であるときや、昼間等の液晶リモコンのバックライト点灯をしなくても液晶表示が充分確認できるときは、自動OFF設定時刻をバックライト点灯が不要になる時刻に設定して、バックライトを常時消灯させることによって、電池容量消費を低減することができる。
【0087】
尚、図7に示す液晶リモコン付き携帯電話機において、設定部9を設けて上述した制御と同様の制御を行っても、同様の効果があるのは言うまでもない。
【0088】
次に、以上の第1〜第4実施形態の液晶リモコン付き携帯電話機において、液晶リモコン1の液晶表示部41に情報がスクロール表示されるときに、表示開始時にバックライトが点灯し、表示終了と同時に消灯するバックライト点灯制御を説明する。
【0089】
図1、図2、図4及び図5において、携帯電話機本体2が他の機器から受信して蓄積されたメ−ル等の情報を液晶リモコン1を操作して液晶表示部41に表示させる場合、通常、液晶表示部41には前記メールの全文を表示できないので、スクロール表示で順次表示している。このとき、本体CPU8は、スクロール表示開始時にUART通信で、表示するメールデータとともにスクロール表示させるためのコマンドデータを送出する前に、バックライトを点灯させるためのデータを送出し、メールのスクロール表示を終了させるコマンドデータを送信した後に、バックライトを消灯させるデータを送出する。
【0090】
このようにすることで、長文メ−ルのスクロール表示時において、スクロール表示開始時にバックライトが点灯し、スクロール表示終了の後、消灯させることができるので、他の操作キーのキー操作等を行うことなく、長文メールを最後まで連続した内容で見ることができる。また、液晶リモコン1の操作キーを操作したときから所定期間だけバックライトを点灯させるオートモード時に限って、上述した情報がスクロール表示している間はバックライトを点灯させるようにしても良い。
【0091】
尚、本実施形態において、液晶リモコン付き携帯電話機を用いて説明したが、本発明は液晶リモコン付きのCDプレーヤ、MDプレーヤ等の他の液晶リモコン付き電子装置に適用できる。また、液晶リモコンに搭載されるバックライトはLEDに限られるものではなく、ELパネル等の他の照明装置であっても良い。
【0093】
【発明の効果】
以上、本発明によれば、液晶リモコンのバックライト点灯状態を切り替えるスイッチと、液晶リモコンの操作キーによる前記本体機器の操作を有効/無効にするホールドスイッチとを別々に設ける必要がなく、液晶リモコンの省スペース化、小型化が図れる。また、コストを低減することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】は、本発明の第1実施形態の液晶リモコン付き携帯電話機の電気的構成を示すブロック図である。
【図2】は、本発明の第2実施形態の液晶リモコン付き携帯電話機の電気的構成を示すブロック図である。
【図3】は、図2に示すバックライトスイッチのスイッチ位置とバックライト点灯制御機能とホールド機能との関係を示した図である。
【図4】は、本発明の第3実施形態の液晶リモコン付き携帯電話機の電気的構成を示すブロック図である。
【図5】は、本発明の第4実施形態の液晶リモコン付き携帯電話機の電気的構成を示すブロック図である。
【図6】は、従来の液晶リモコン付き携帯電話機の電気的構成を示すブロック図である。
【図7】は、従来の他の液晶リモコン付き携帯電話機の電気的構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 液晶リモコン
2 携帯電話機本体
3 プラグ部
5、10 操作部
6 音声入出力部
7 携帯電話本体電源
8 本体CPU(本体制御部)
9 設定部
11 バックライトスイッチ部
31 電源端子
32、33 通信端子
34 マイク入力端子
35 GND端子
36 リモコンSW検出端子
37、38 レシーバ出力端子
41 液晶表示部
42 LED(バックライト)
43 リモコンCPU(リモコン制御部)
44 液晶コントロール部
45、81 UART
46 リモコンコアCPU
47 ROM
48 RAM
61 マイク
62 ヘッドホン接続ジャック部
82 本体コアCPU
83 RTC(リアルタイムクロック)
84 A/D変換器(A/D変換部)
85 RAM(記憶部)
a、b、c、d、e、f、g、h、i 接点
R0 プルアップ抵抗
R1〜R6、R10〜R12、R20〜R23 分圧抵抗
SW1〜SW7 操作キー

Claims (2)

  1. 本体機器と該本体機器をリモコン操作する液晶リモコンとから成る液晶リモコン付き電子装置であって、前記液晶リモコンは、液晶表示部と、該液晶表示部を背面から照明するバックライトと、前記本体機器をリモコン操作する操作キーを備える操作部と、前記本体機器から送信されたデータを受信し該データに基づいて前記液晶表示部に情報を表示するとともに前記バックライトを点灯/消灯させるリモコン制御部を有し、
    前記本体機器は、前記操作部の前記操作キーのキー入力に応じて前記データを前記リモコン制御部に送信する本体制御部を有する液晶リモコン付き電子装置において、
    前記操作キーによる前記本体機器の操作を有効にするとともに、前記バックライトを常時点灯させるホールドオフ常時点灯モード、常時消灯させるホールドオフ常時消灯モード、前記操作キーが操作されたときから予め定められた所定期間だけ点灯させるホールドオフオートモードと、前記操作キーによる前記本体機器の操作を無効にするとともに、前記バックライトを前記操作キーが操作されたときから前記所定期間だけ点灯させるホールドオンオートモードのいずれかのモードを選択するスイッチを前記操作部に設け、前記本体制御部が、前記スイッチにより選択されたモードに応じた前記バックライトの点灯/消灯を行うようにデータを前記リモコン制御部に送信するとともに、前記スイッチにより選択されたモードに応じて前記操作キーによる前記本体機器の操作を有効/無効にすることを特徴とする液晶リモコン付き電子装置。
  2. 本体機器と該本体機器をリモコン操作する液晶リモコンとから成る液晶リモコン付き電子装置であって、前記液晶リモコンは、液晶表示部と、該液晶表示部を背面から照明するバックライトと、前記本体機器をリモコン操作する操作キーを備える操作部と、前記本体機器から送信されたデータを受信し該データに基づいて前記液晶表示部に情報を表示するとともに前記バックライトを点灯/消灯させるリモコン制御部を有し、
    前記本体機器は、前記操作部の前記操作キーのキー入力に応じて前記データを前記リモコン制御部に送信する本体制御部を有する液晶リモコン付き電子装置において、
    前記本体制御部は、前記液晶表示部に前記情報をスクロール表示させるためのデータを前記リモコン制御部に送信する前に前記バックライトを点灯させるデータを前記リモコン制御部に送信し、前記情報のスクロール表示を終了させるデータを前記リモコン制御部に送信した後に前記バックライトを消灯させるデータを前記リモコン制御部に送信することにより、前記情報がスクロール表示される間は前記バックライトを点灯させ
    前記操作キーによる前記本体機器の操作を有効にするとともに、前記バックライトを常時点灯させるホールドオフ常時点灯モード、常時消灯させるホールドオフ常時消灯モード、前記操作キーが操作されたときから予め定められた所定期間と前記液晶表示部に前記情報がスクロール表示されている間だけ点灯させるホールドオフオートモードと、前記操作キーのキー操作による前記本体機器の操作を無効にするとともに、前記バックライトを前記操作キーが操作されたときから予め定められた所定期間と前記液晶表示部に前記情報がスクロール表示されている間だけ点灯させるホールドオンオートモードのいずれかのモードを選択するスイッチを前記操作部に設け、前記本体制御部が、前記スイッチにより選択されたモードに応じた前記バックライトの点灯/消灯を行うようにデータを前記リモコン制御部に送信するとともに、前記スイッチにより選択されたモードに応じて前記操作キーによる前記本体機器の操作を有効/無効にすることを特徴とする液晶リモコン付き電子装置。
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