JP4264040B2 - アンテナ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、パッチアンテナと高周波回路とがユニット化されているアンテナ装置に係り、特に、自動車のタイヤ内に設置されてタイヤ空気圧を監視するシステムや、その他の屋外での使用に好適なアンテナ装置に関する。
従来より、パッチアンテナと高周波回路とをユニット化したアンテナ装置が知られており(例えば、特許文献1参照)、かかる従来のアンテナ装置を図6に示す断面図と共に説明する。同図に示すアンテナ装置は、片面(図示下面)に配線パターン51が形成されて他面(図示上面)に接地パターン52が形成された回路基板50と、この回路基板50の前記片面に実装された各種の電子部品53と、これら電子部品53群を覆うようにして回路基板50の前記片面側に取り付けられた板金製のシールドケース54と、回路基板50の前記他面に搭載されたアンテナ素子55とによって主に構成されている。ここで、アンテナ素子55は、セラミック等からなる誘電体基板56と、この誘電体基板56の回路基板50側とは逆側の面(図示上面)に形成された所定形状の放射導体57と、誘電体基板56の回路基板50側の面(図示下面)のほぼ全面に形成されたグラウンド導体層58と、誘電体基板56を貫通して一端が放射導体57の給電点に接続された給電ピン59とを備えて構成されるパッチアンテナである。このアンテナ素子55は回路基板50上に載置され、グラウンド導体層58を接地パターン52に半田付けすることによって取り付けられている。また、給電ピン59の他端は回路基板50を貫通して配線パターン51に接続されており、この給電ピン59はグラウンド導体層58や接地パターン52とは非接触に保たれている。
かかる従来のアンテナ装置は、配線パターン51と電子部品53群とによって高周波回路が構成されており、この高周波回路とアンテナ素子55の放射導体57とが給電ピン59を介して接続されているため、放射導体57で受信した信号を高周波回路で増幅処理したり、高周波回路で処理した信号を放射導体57から送信することが可能である。また、この高周波回路をシールドケース54で覆って電磁シールドしているため、電子部品53群から出る電磁波がアンテナ特性に悪影響を及ぼさないように配慮されている。
特開平9−223912号公報(第3−4頁、図1)
しかしながら、前述した従来のアンテナ装置は、回路基板50の片面側に箱形のシールドケース54を取り付けると共に、回路基板50の他面側に誘電体基板56をベースとするアンテナ素子55を取り付けて構成されるため、全体の高さ寸法が増大して薄型化が図りにくいという問題があった。そのため、この種のアンテナ装置を自動車のタイヤ内へ組み込んでタイヤ空気圧監視システム(TPMS)に適用する場合、煩雑な組み込み作業を余儀なくされていた。また、かかる従来のアンテナ装置は、部品点数が多くて製造工程も煩雑なため、安価に製造できないという問題があった。さらに、かかる従来のアンテナ装置では、シールドケース54に覆われた電子部品53群の防水対策について考慮されていないため、屋外で使用された場合に誤動作や故障を起こしやすいという問題があった。
本発明は、このような従来技術の実情に鑑みてなされたもので、その目的は、薄型化が容易で防水性を備えたアンテナ装置を安価に提供することにある。
上述した目的を達成するため、本発明によるアンテナ装置では、片面に配線パターンが形成されると共に他面に放射導体が形成された誘電体基板と、この誘電体基板の前記片面に実装されて前記配線パターンと共に高周波回路を構成する電子部品と、前記誘電体基板を貫通して前記放射導体の給電点と前記配線パターンとを電気的に接続する給電手段と、前記電子部品を覆った状態で前記誘電体基板の前記片面側に取り付けられた接地導体板と、前記放射導体よりも大径で片面がチップ部品を実装した部品実装面となっている回路補助基板とを備え、前記接地導体板に前記電子部品の収納スペースを有する凹状蓋部を設けると共に、この凹状蓋部の周囲を全周に亘って前記誘電体基板の前記片面に密着固定し、かつ、前記回路補助基板を、前記部品実装面を前記放射導体と対向させた状態で前記誘電体基板の前記他面上に固定した
このように構成されたアンテナ装置は、アンテナ素子の誘電体基板が高周波回路の回路基板を兼ねており、かつ、接地導体板がシールドケースを兼ねているため、部品点数を削減できてコストダウンが図れると共に、装置全体の薄型化も促進できる。また、接地導体板の凹状蓋部の周囲が全周に亘って誘電体基板に密着固定されているため、電子部品が収納されている凹状蓋部内の空間を確実に密閉して防水性を高めることができる。さらに、内蔵する高周波回路を誘電体基板と回路補助基板とに分散することができるため、装置全体の小型化が図れると共に、回路補助基板で放射導体を覆って保護することができて信頼性も向上する。
上記の構成において、前記接地導体板または前記誘電体基板に前記凹状蓋部内の空間と外部空間とを連通する通気孔を形成し、この通気孔を通気性および防水性を備えた通気防水部材によって塞いでおけば、防水性を損なうことなく、接地導体板の凹状蓋部内での結露発生を防止することができるため、信頼性が一層向上して屋外等での使用に好適となる。この場合、前記通気孔を前記接地導体板の前記凹状蓋部に形成し、この凹状蓋部の外表面に前記通気防水部材を貼着すれば、通気防水部材の取付作業が簡単かつ確実に行えるため好ましい。
また、上記の構成において、前記接地導体板に前記凹状蓋部の開口端を全周に亘って包囲する平坦な鍔部を延設し、この鍔部を前記誘電体基板の前記片面に密着させるようにすれば、接地導体板の凹状蓋部の周囲を誘電体基板に密着固定する作業が簡単かつ確実に行えるため好ましい。
また、上記の構成において、前記電子部品に水晶振動子が含まれている場合、水晶振動子を空気圧に応じた振動数で共振させることができるため、このアンテナ装置を自動車のタイヤ内に組み込むことによってタイヤ空気圧監視システムに適用可能となる。この場合、アンテナ装置を薄型化できることからタイヤ内への組み込み作業は比較的容易に行える。また、アンテナ装置をタイヤ内のホイール近傍に設置して放射導体をタイヤの外周側へ向けておけば、タイヤの回転時に水晶振動子は遠心力によって実装面側(誘電体基板側)へ押しつけられることとなり、水晶振動子を実装面から引き離す向きに遠心力が作用する虞がなくなるため、タイヤ回転時の遠心力に起因する水晶振動子の誤動作や破壊を防止できて好ましい。
また、上記の構成において、前記回路補助基板の部品実装面に検波回路を設け、この検波回路を介して放射導体の給電点と前記配線パターンとを電気的に接続させることが好ましい。
この場合において、放射導体の略中央部に開口を形成すると共に、誘電体基板の前記他面に前記開口に臨出する凹段部を形成し、この凹段部内の空間をチップ部品の収納スペースとなしておけば、アンテナ特性に悪影響を及ぼさずに装置全体の薄型化が図れるため好ましい。
本発明によるアンテナ装置は、アンテナ素子の誘電体基板が高周波回路の回路基板を兼ねており、かつ、接地導体板がシールドケースを兼ねているため、部品点数を削減できてコストダウンが図れると共に、装置全体の薄型化も促進できる。また、接地導体板の凹状蓋部の周囲が全周に亘って誘電体基板に密着固定されているため、電子部品が収納されている凹状蓋部内の空間を確実に密閉して防水性を高めることができる。
また、本発明によるアンテナ装置は、内蔵する高周波回路を誘電体基板と回路補助基板とに分散することができるため、装置全体の小型化が図れると共に、回路補助基板で放射導体を覆って保護することができて信頼性も向上する。
発明の実施の形態を図面を参照して説明すると、図1は参考例に係るアンテナ装置の断面図、図2は該アンテナ装置に内蔵されている水晶振動子の取付構造を示す説明図、図3は該アンテナ装置をタイヤ内に設置した状態を示す説明図である。
これらの図に示すアンテナ装置1は、パッチアンテナと高周波回路とがユニット化されたアンテナユニットであって、タイヤ空気圧監視システム用のトランスポンダーとして自動車のタイヤ20内に設置して使用される。このアンテナ装置1は、片面(図示下面)に配線パターン3が形成されて他面(図示上面)に放射導体4が形成された誘電体基板2と、この誘電体基板2の前記片面に実装されて配線パターン3と共に高周波回路を構成する各種の電子部品5と、誘電体基板2を貫通して両端が放射導体4と配線パターン3とに接続された給電ピン6と、電子部品5群を覆った状態で誘電体基板2の前記片面側に取り付けられた接地導体板7とによって主に構成されており、接地導体板7は高周波回路を電磁シールドするシールドケースを兼ねている。また、図3に示すように、このアンテナ装置1はタイヤ20内でホイール21やバルブ22の近傍に設置され、放射導体4をタイヤ20の外周側に向けている。
誘電体基板2の図示下面側に設けられた前記高周波回路は検波回路や共振回路等によって構成されており、その共振回路には電子部品5のひとつである水晶振動子5aが配設されている。図2に示すように、この水晶振動子5aは、基板5bと、基板5bの図示下面に設けられた導電路5cと、一端部が導電性接着剤5dによって導電路5cに固定された水晶片5eと、導電路5cに接続されて基板5bの図示上面へ導出された接続部5fと、水晶片5eを覆った状態で基板5bに取り付けられた絶縁性カバー5gとを備えており、水晶片5eの他端部(図示左端部)は自由端部となっている。この水晶振動子5aは、接続部5fが配線パターン3に接続された状態で誘電体基板2の図示下面に実装されている。
放射導体4は銅箔等を所定形状にパターニングしたものであり、この放射導体4の給電点に給電ピン6の一端が接続されている。給電ピン6の他端は高周波回路の配線パターン3に接続されており、この給電ピン6を介して放射導体4が給電されるため送受信が行えるようになっている。放射導体4は誘電体基板2を介して板金製の接地導体板7と対向しており、これら放射導体4と誘電体基板2と接地導体板7および給電ピン6によってアンテナ素子が構成されている。
この接地導体板7は、電子部品5群の収納スペースを有する凹状蓋部7aと、凹状蓋部7aの開口端の周囲に延設された平坦な鍔部7bとによって構成されており、鍔部7bは凹状蓋部7aの開口端を全周に亘って包囲している。そして、鍔部7bが接着剤や半田等によって誘電体基板2の図示下面に密着固定してあるため、電子部品5群が収納されている凹状蓋部7a内の空間は密閉状態に保たれて防水性が確保されている。また、電子部品5群を配設した高周波回路が接地導体板7に完全に覆われて電磁シールドされているため、電子部品5群から出る電磁波がアンテナ特性に悪影響を及ぼさないように配慮されている。ただし、凹状蓋部7aには内外の空間を連通させるための通気孔7cが形成されており、通気性および防水性を備えた通気防水部材8を凹状蓋部7aの外表面に貼着してこの通気孔7cを塞いでいる。これは、防水性を損なうことなく凹状蓋部7a内での結露発生を防止するための対策であり、通気防水部材8としては例えばゴアテックス(登録商標)などが好適である。なお、半田付けによって鍔部7bを誘電体基板2に密着固定する場合には、予め誘電体基板2の図示下面に枠状の導体パターンを形成しておけばよい。
このように構成されたアンテナ装置1は、アンテナ素子の誘電体基板2が高周波回路の回路基板を兼ねており、かつ、接地導体板7が電子部品5群を覆うシールドケースを兼ねている。また、図示していないが、このアンテナ装置1と同じものが、自動車の各タイヤ20内のホイール21近傍(バルブ22近傍)にそれぞれ設置されている。そして、任意のタイヤ20内のアンテナ装置1が、車両本体側に設けられた図示せぬ質問器からの質問信号を受信すると、水晶片5eが励振されてそのタイヤ20の空気圧に応じた振動数で共振するようになっている。この共振信号は高周波信号に重畳されて放射導体4から質問器に向けて送信され、質問器では共振信号の周波数からそのタイヤ20の空気圧を検出する。したがって、各タイヤ20の空気圧を各アンテナ装置1を介して車両本体側に表示することができる。
上述したように参考例に係るアンテナ装置1は、誘電体基板2が回路基板を兼ねると共に接地導体板7がシールドケースを兼ねているため、部品点数が少なく、その分、製造コストを低減できると共に、装置全体の薄型化も促進されている。また、接地導体板7の凹状蓋部7a内に電子部品5群を収納し、鍔部7bを全周に亘って誘電体基板2に密着固定しているため、凹状蓋部7a内の空間が確実に密閉されて、屋外等での使用に好適な防水性が確保されている。しかも、凹状蓋部7aに形成した通気孔7cを通気防水部材8で塞ぐことにより、凹状蓋部7a内での結露発生を防止して信頼性を高めている。なお、平坦な鍔部7bを誘電体基板2の一面に密着固定する作業や、通気防水部材8を凹状蓋部7aの外表面に貼着する作業は、いずれも簡単かつ確実に行える。
また、このアンテナ装置1は薄型化されているため、タイヤ20内への組み込み作業が比較的容易に行える。しかも、このアンテナ装置1はタイヤ20内において、放射導体4をタイヤ20の外周側へ向けた姿勢でホイール21やバルブ22の近傍に設置されているので、タイヤ20の回転時に遠心力が水晶振動子5aに悪影響を及ぼす心配がない。つまり、タイヤ20の回転によって水晶振動子5aに作用する遠心力は、水晶片5eを実装面側(誘電体基板2側)へ押しつける向き(図3の矢印A方向)の力であって、水晶片5eを実装面から引き離す向きに遠心力が作用する虞はないため、タイヤ20の回転時の遠心力に起因する水晶振動子5aの誤動作や破壊を防止できて信頼性が高まっている。
なお、上述した参考例に係るアンテナ装置1では、凹状蓋部7aに通気孔7cを形成した場合について説明したが、同様の通気孔を誘電体基板2に形成して凹状蓋部7a内の空間と外部空間とを連通させる構成にしてもよく、この場合も、通気孔を通気防水部材8で塞ぐことによって凹状蓋部7a内での結露発生を防止することができる。また、アンテナ装置1がタイヤ20内に設置されていることから、空気圧だけでなくタイヤ20内の温度を測定して車両本体側の質問器へ送信することも可能である。
図4は本発明実施形態例に係るアンテナ装置の断面図、図5は該アンテナ装置を回路補助基板を図示省略して示す平面図であり、図1〜図3と対応する部分には同一符号が付してあるため重複する説明は割愛する。
実施形態例に係るアンテナ装置10は、図4に示すように、放射導体4を覆って配線パターン3に接続された回路補助基板11を備え、この回路補助基板11が誘電体基板2上に接着剤等で固定されている点が、前述した参考例に係るアンテナ装置1と大きく異なっている。回路補助基板11は、高周波特性の良好な液晶ポリマー材等からなる絶縁性薄板基板の片面に図示せぬ配線パターンを形成して部品実装面11aとなした板厚の薄い回路基板であって、この部品実装面11aに各種のチップ部品12を実装して検波回路を構成しているため、誘電体基板2の図示下面に設けられている高周波回路には検波回路が含まれていない。また、回路補助基板11は放射導体4よりも大径であって、放射導体4を完全に被覆している。さらに、本実施形態例では、放射導体4の略中央部に開口4aが形成されていると共に、誘電体基板2の図示上面に開口4aに臨出する凹段部2aが形成されており、この凹段部2a内の空間がチップ部品12群の収納スペースとなっている。そして、誘電体基板2を貫通する導電ピン13によって高周波回路の配線パターン3と回路補助基板11側の検波回路とが接続されており、図示していないが、該検波回路の端子部に放射導体4の給電点が半田付けされている。
このように実施形態例に係るアンテナ装置10は、上述した参考例に係るアンテナ装置1の効果に加えて、内蔵する高周波回路を誘電体基板2と回路補助基板11とに分散することができるため装置全体の小型化が図れると共に、回路補助基板11で放射導体4を覆って保護することができるため信頼性も向上する。また、放射導体4のうち電界の発生にほとんど寄与しない略中央部に開口4aを形成し、この開口4aと誘電体基板2の凹段部2aとを利用してチップ部品12群の収納スペースを確保しているため、アンテナ特性に悪影響を及ぼすことなく、回路補助基板11を付設した装置全体の薄型化が実現されている。
なお、実施形態例と同様に回路補助基板11を付設したアンテナ装置において、この回路補助基板11に検波回路以外の回路やその一部を設ける構成にしてもよい。
参考例に係るアンテナ装置の断面図である。 該アンテナ装置に内蔵されている水晶振動子の取付構造を示す説明図である。 該アンテナ装置をタイヤ内に設置した状態を示す説明図である。 本発明実施形態例に係るアンテナ装置の断面図である。 該アンテナ装置を回路補助基板を図示省略して示す平面図である。 従来例に係るアンテナ装置の断面図である。
符号の説明
1,10 アンテナ装置
2 誘電体基板
2a 凹段部
3 配線パターン
4 放射導体
4a 開口
5 電子部品
5a 水晶振動子
5e 水晶片
6 給電ピン
7 接地導体板
7a 凹状蓋部
7b 鍔部
7c 通気孔
8 通気防水部材
11 回路補助基板
11a 部品実装面
12 チップ部品
13 導電ピン
20 タイヤ
21 ホイール
22 バルブ

Claims (7)

  1. 片面に配線パターンが形成されると共に他面に放射導体が形成された誘電体基板と、この誘電体基板の前記片面に実装されて前記配線パターンと共に高周波回路を構成する電子部品と、前記誘電体基板を貫通して前記放射導体の給電点と前記配線パターンとを電気的に接続する給電手段と、前記電子部品を覆った状態で前記誘電体基板の前記片面側に取り付けられた接地導体板と、前記放射導体よりも大径で片面がチップ部品を実装した部品実装面となっている回路補助基板とを備え、
    前記接地導体板に前記電子部品の収納スペースを有する凹状蓋部を設けると共に、この凹状蓋部の周囲を全周に亘って前記誘電体基板の前記片面に密着固定し、かつ、前記回路補助基板を、前記部品実装面を前記放射導体と対向させた状態で前記誘電体基板の前記他面上に固定したことを特徴とするアンテナ装置。
  2. 請求項1の記載において、前記接地導体板または前記誘電体基板に前記凹状蓋部内の空間と外部空間とを連通する通気孔を形成し、この通気孔を通気性および防水性を備えた通気防水部材によって塞いだことを特徴とするアンテナ装置。
  3. 請求項2の記載において、前記通気孔を前記接地導体板の前記凹状蓋部に形成し、この凹状蓋部の外表面に前記通気防水部材を貼着したことを特徴とするアンテナ装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項の記載において、前記接地導体板に前記凹状蓋部の開口端を全周に亘って包囲する平坦な鍔部を延設し、この鍔部を前記誘電体基板の前記片面に密着させたことを特徴とするアンテナ装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項の記載において、前記電子部品に水晶振動子が含まれていることを特徴とするアンテナ装置。
  6. 請求項の記載において、前記回路補助基板の前記部品実装面に検波回路が設けられており、この検波回路を介して前記放射導体の給電点と前記配線パターンとが電気的に接続されていることを特徴とするアンテナ装置。
  7. 請求項1または6の記載において、前記放射導体の略中央部に開口を形成すると共に、前記誘電体基板の前記他面に前記開口に臨出する凹段部を形成し、この凹段部内の空間を前記チップ部品の収納スペースとなしたことを特徴とするアンテナ装置。
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