JP4263206B2 - 熱処理方法、熱処理装置及び気化装置 - Google Patents

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Description

本発明は、加熱雰囲気及び水蒸気雰囲気下にて例えば半導体ウェハなどの基板の熱処理を行うための熱処理方法、熱処理装置及び気化装置に関するものである。
半導体製造プロセスの中には、水蒸気雰囲気下で半導体ウエハ(以下ウエハという)に対して熱処理を行うプロセスがある。例えばポリシラザンの塗布液を基板に塗布し、次いで熱処理を行うことにより、アスペクト比の高い凹部への埋め込み特性を向上した二酸化珪素膜を形成できることが知られているが、塗布膜に対して熱処理を行う場合に水蒸気雰囲気下で段階的にプロセス温度を昇温することにより良好な膜質が得られることも知られている。またこの種の熱処理としてはシリコン膜の表面部を酸化するウエット酸化処理が代表的であるが、その他酸素ガスを用いたドライ酸化処理を行う場合に、プロセス温度まで昇温する工程において水蒸気をウエハに供給して極薄のウエット酸化膜を形成する場合もある。これまで水蒸気を供給するために、例えば特許文献1と2の中で示された方法が知られている。
特許文献1に示されている手法では、液体の純水をノズル等により霧化し、その液滴を加熱し水蒸気を得ている。この方法では水蒸気を得るための構造は単純であり、水蒸気の量はキャリアガスの流量、ヒータ出力などの変更によって容易に変えることが可能である。しかしながらこのような装置を用いて熱処理を行った場合、熱処理後のウエハを観察すると表面部にパーティクルが多く見られる。これは、半導体デバイスの薄膜化が進み、またパターンが微細化してくるとウェハや個片化したチップの歩留まり低下の要因になり問題視されているが、このパーティクルの発生する原因は特定されていない。
特許文献2に示されている手法では、酸素ガスと水素ガスを触媒下で反応させ、水蒸気を得ている。気体は液体と比較して高純度品の入手が容易であるため、液体である純水を用いるよりも金属分等の不純物の混入を減らすことができると考えられる。しかし、水蒸気の生成量を増やすためには触媒の量を増やす必要があり、この触媒は主に白金であるためコスト高となる。さらにこの水蒸気の反応機構では、触媒の量を単純に増やしただけでは反応温度の制御が困難になるため、水蒸気の生成量に応じて水蒸気発生部の体積または個数を増やす必要がありコスト的に不利である。また、水素を使用しているため、その安全性確保に格別な配慮が必要になる。
特開平7−142461 特開2004−247124
本発明はこのような事情の下になされたものであり、その目的は、基板に水蒸気を供給して熱処理を行うにあたり、熱処理後の基板に発生するパーティクルの数を減少させることができ、これにより良好な熱処理を行うことができる熱処理装置ないし熱処理方法を提供することにある。
本発明の熱処理方法は、
キャリアガスにより純水を霧化し、これに熱を加えて水蒸気を得る第一の気化工程と、前記水蒸気を網状構造体からなる薄膜に通じて未気化の純水ミストを捕捉し、当該薄膜において気化させる第二の気化工程と、前記薄膜を通過した水蒸気を反応容器内に供給して当該反応容器内の基板に対して熱処理を行う工程と、
を含むことを特徴とする。
本発明の熱処理装置は、反応容器内の基板に対して加熱雰囲気下で水蒸気により処理を行うための熱処理装置において、キャリアガスにより純水を霧化し、これに熱を加えて水蒸気を得る第一の気化部と、この第一の気化部にて気化された水蒸気を前記反応容器内に供給するためのガス供給路と、このガス供給路に設けられ、未気化のミストを捕捉して気化させるための網状構造体からなる薄膜を備えた第二の気化部と、を備えていることを特徴とする。
前記薄膜は非金属材料からなることが好ましく、例えばフッ素樹脂またはセラミックスなどを挙げることができる。前記薄膜は加熱されていることが好ましく、これは前記薄膜を加熱する手段により実現できる。前記キャリアガスは前記第一の気化部に導入する前に加熱されていることが好ましく、これはこのキャリアガスを前記第一の気化部に導入する前に加熱する手段によって実現できる。
本発明の気化装置は、
気密に構成された霧化室と、
純水をキャリアガスにより噴霧して前記霧化室内に供給するために、前記霧化室の上部に設けられた純水霧化部と、
前記霧化室内に噴霧された純水ミストを気化させるために、前記霧化室内を加熱する第一の加熱手段と、
前記霧化室の側面に接続され、前記純水ミストを霧化室から排出するための排出ポートと、
この排出ポートに設けられ、未気化の純水ミストを捕捉するための網状構造体からなる薄膜と、
前記薄膜を加熱して、前記薄膜において捕捉された純水ミストを気化させるための第二の加熱手段と、を備えたことを特徴とする。
前記薄膜は、非金属材料からなることが好ましく、更に、フッ素樹脂またはセラミックスであることが好ましい。
本発明では、純水を霧化しかつ加熱して得た水蒸気を網状構造体からなる薄膜に通して純水ミストを捕捉すると共にここで気化させるという2段の気化工程を行っているので、水蒸気中に含まれる微細なミストが低減される。このため基板へのミストの付着量が抑えられるので、基板表面部のパーティクルとして認識されていた変質部位(ウォーターマーク)が少なくなり、良好な熱処理を行うことができる。また後段の気化を薄膜により行っているのでガスの圧損が小さく、水蒸気を必要な供給量だけ容易に供給することができる。
本発明に係る熱処理方法を実施する熱処理装置の実施の形態を説明する。図1は熱処理装置の全体構成を示す図であり、図1中1は加熱炉を示しており、加熱炉1は筒状の断熱材21と、この断熱材21の内壁面に沿って周方向に設けられたヒータ22とを備えている。ヒータ22は上下に複数の領域に分かれており、処理雰囲気を複数に分割したそれぞれの区域に設けられた図示しない熱電対等の温度検知器により得られた温度に基づいてそれぞれの温度制御が可能となっている。加熱炉1の中には、例えば石英製の円筒型反応容器3が設けられており、この下端は炉口として開口され、その開口部41の周縁部にはフランジ42が形成されている。この開口部41は、フランジ42と図示しないボートエレベータにより昇降可能である蓋体43とによって密閉され真空シール可能となっている。
蓋体43の上には複数枚例えば100枚のウェハを棚状に保持する保持具であるウェハボート45が設けられており、蓋体43の昇降によってウェハボート45が反応容器3に対して搬入出されることとなる。ウェハボート45の下部には断熱材46を介して回転軸44が設けられ、この回転軸44は駆動部であるモータMによって回転する機構となっている。よってウェハボート45はモータMの回転によって回転軸44と共に回転可能となっている。
反応容器3の上部には、反応容器3内を排気するための排気口5が形成されている。この排気口5には、例えばバタフライバルブからなる圧力調整部52を備えた排気管53を介して、反応容器3内を所望の真空度に減圧可能な真空ポンプ51が接続されている。
前記反応容器3の下部フランジ42には、反応容器3内にガスを供給するためのガス供給路であるガス供給管71が設けられ、その先端部がL字型に屈曲している。このガス供給管71には、上流側から第一の気化部6及び第二の気化部7が設置されている。ガス供給管71には水蒸気の凝縮防止用ヒータ65が巻かれている。尚、この装置の配管の説明において特に断りのない場合、その材質はステンレス(SUS316L等)が用いられる。
第一の気化部6の上流側には純水供給管17及びキャリアガス供給管18が接続されている。純水供給管17の第一の気化部6より上流側はバルブV5、分岐管16、バルブV1、流量調整部であるマスフローコントローラーM1、及びフィルタF1を介して純水供給源11に接続されている。このフィルタF1は、純水中に含まれるパーティクルを除去するためのものである。分岐管16は純水供給管17よりバルブV4を介して図示しない排水口に接続されている。 この第一の気化部6から純水供給源11に至るまでの純水供給管17及び純水に接する部位は、全て非金属製の材質例えばフッ素樹脂から構成されている。
キャリアガス供給管18の第一の気化部6より上流側はヒータHとフィルタF4を介して酸素ガス供給管14と窒素ガス供給管15に分岐している。第一の気化部6とヒータHとの間のキャリアガス供給管18にはガス保温ヒータ19が巻かれている。
酸素ガス供給管14と窒素ガス供給管15との分岐点より上流側では、酸素ガス供給管14についてはバルブV2、流量調整部であるマスフローコントローラーM2、及びフィルタF2を介して酸素ガス供給源12へ、窒素ガス供給管15についてはバルブV3、流量調整部であるマスフローコントローラーM3、及びフィルタF3を介して窒素ガス供給源13に接続されている。フィルタF2〜F4はガス中に含まれるパーティクルを除去するためのものである。
そしてこの熱処理装置は例えばコンピュータからなる制御部100を備えており、第一の気化部6、及び第二の気化部7に設けられた後述のヒータ、バルブV1〜V5とマスフローコントローラーM1〜M3、並びに圧力調整手段23を制御する機能を有している。この制御部100は処理パラメータ及び処理手順の格納された処理プログラムを読み出し、図示しないコントローラを介して制御信号を出力する。
次に第一の気化部6について図2を参照しながら説明する。第一の気化部6はその軸が上下方向に例えば鉛直方向に伸びるように配置された円筒状の霧化室62を備えており、その側壁面には加熱手段であるヒータ63が埋め込まれている。霧化室62の上側には、接液部が非金属材料により被覆された純水霧化ノズル61が設けられており、この純水霧化ノズル61には純水供給管17とガス保温ヒータ19の巻かれたキャリアガス供給管18とが接続されている。
純水霧化ノズル61では、キャリアガス供給管18から供給されるキャリアガスにより純水供給管17から供給される純水が霧化室62中に噴霧され、キャリアガスとヒータ63によって加えられる熱により気化し、水蒸気となってガス供給管71へと排出される。霧化室62にて気化されないある程度大きな液滴は、重力により落下して霧化室62の底面64に付着するが、かなり小さな液滴例えば直径1μm以下のミストはキャリアガスと共にガス供給管71へ排出される。尚、霧化室62の底面64に付着した液滴は集合して水溜となるが、定期的に図示しないドレイン管から排出される。ここで、図2における霧化室62からガス供給管71へ排出される部分(水蒸気排出ポート)については、簡略化して表している。
次に第二の気化部7について図3、図4を参照しながら説明する。第二の気化部7は軸方向に分割可能な円筒状のハウジング74と純水ミスト77の捕捉気化部73をなす薄膜75、及びヒータ72から構成されている。ハウジング74の軸方向中央部には、内周面全周に亘って溝が設けられており、捕捉気化部73の周縁部における環状保持体76がこの溝に嵌合されることで捕捉気化部73が流路を塞いだ状態で固定されると共に、分割されたハウジング74が前後に締め付けらることにより気密性が保持されている。
捕捉気化部73は、図4(a)に示す様に網状構造体からなる例えば厚さ1mm程度の薄膜75が蛇腹状に折りたたまれ、その外側の環状保持体76に溶着されている構成となっている。この薄膜75は、非金属材料からなることが望ましい。これは、ガス中に含まれる未気化の純水ミスト77が薄膜75に捕捉される際、金属の材質によっては、薄膜75からその金属分が純水中に溶出しウェハを汚染するおそれがあるためであり、この例ではフッ素樹脂例えば商品名「テフロン」が用いられている。図4(b)は、薄膜75の網状構造体を写真を下に描いたイメージ図であり、無数の繊維状体が網状に三次元構造をなしている。このような構造によれは、薄膜75内部におけるキャリアガスの流れを複雑にし、純水ミスト77が接触する薄膜75の表面積を大きくする一方、薄膜75における圧力損失が小さくなり、エネルギーロスが減少する。
また、ハウジング74の外周面は、加熱手段である例えばテープヒータ72により覆われ、内部空間を加熱するようになっている。未気化の純水ミスト77は捕捉気化部73において、キャリアガスの熱によって気化を促進されるが、テープヒータ72により捕捉気化部73を80℃ないし250℃に加熱することによってほぼ完全に気化させることができる。そのため薄膜75は耐熱性の高い材質のものが好まれる。この薄膜75を構成する物質として、フッ素樹脂の他、セラミックス例えばアルミナや石英等が挙げられる。
薄膜75は使用条件に応じて開口率を選択すればよいが、この例では微粒子0.0003μm以上のパーティクルを99.9999999%以上捕捉可能なフッ素樹脂により構成されている。なおハウジング74内には、同種あるいは異種の薄膜を流路に沿って複数段設けるようにしてもよい。
次に上述の熱処理装置を用いて実施する熱処理方法の一例について、基板の表面にあらかじめ塗布されたポリシラザン膜(−(SiR1−NR2)n−:R1、R2はアルキル基)の塗布膜を熱処理する場合について述べる。
水蒸気処理を行わないときはバルブV1、V4を開けバルブV5を閉じて排水口に純水を排出し、純水供給源11に液流れを形成することでバクテリア等の発生を防止している。先ずウェハボート45を搬入する前に、バルブV3、V5を閉じた状態でバルブV2を開け酸素ガスを反応容器3内にパージしておく。このようにパージガスとして酸素を用いている理由は、ウェハを反応容器3内に搬入した時、溶媒や有機物の分解を促しウェハへ残留しないようにするものであるが、そのような懸念が無い場合は窒素等の不活性ガスを使用しても構わない。また、ヒータHを150℃、ヒータ19を150℃、ヒータ22を200℃、ヒータ63を160℃、ヒータ65を150℃、ヒータ72を150℃に設定しておく。それぞれのヒータの設定温度は酸素と純水の供給量によって適宜決定される。
次に図示しない塗布ユニットにて表面にポリシラザン膜が塗布、乾燥、ベークされた基板であるウェハWを例えば100枚ウェハボート45に保持し、図示しないボートエレベータを用いて反応容器3内に搬入する。その後蓋体43を上昇させ反応容器3を密閉し、真空ポンプ51にて反応容器3内を例えば53200Pa(400Torr)に減圧する。その後、バルブV4を閉じV5を開けて第一の気化部6に純水を供給する。
純水は第一の気化部6にてキャリアガスである酸素ガスにより既述のように霧化されて、更にヒータHによって加熱されたキャリアガスとヒータ63の熱により気化される。そして液滴の大部分は重力により落下してガスから分離されるが、未気化の特に小さな液滴例えば直径1μm以下のミストはキャリアガスと共にガス供給管71へ排出される。次いでこのガスは第二の気化部7に送られ、図5の模式図に示す通りガス中の純水ミスト77が第二の気化部7内の薄膜75によって捕捉されると共に、ガスは薄膜75の複雑な内部構造により乱流となって抜けようとし、捕捉された純水ミスト77がこの乱流によって気化を促進される。また、純水ミスト77の薄膜75内部における毛細管現象によって純水ミスト77の表面積が増加しさらに気化しやすい状態となり、キャリアガスとヒータ72からの伝熱によってほぼ完全に気化する。
純水とキャリアガスである酸素ガスの供給量は、反応容器3内のポリシラザン膜が塗布されたウェハW100枚を処理するために必要な量例えばそれぞれ20slm、2slmに設定される。酸素ガスの圧力は純水の霧化状態が良好な値に設定されるが、例えば2kg/cm2に設定することができる。
その後、真空度とガスの流量はそのままにしておき、ヒータ22を制御し、ポリシラザン膜の熱処理に適した焼成プログラムに沿って装置の運転を行う。例えば、反応容器3内を200℃、真空度53200Pa(400Torr)のプロセス条件で30分保持して膜中の溶媒及び不純物を除去する。続いて1℃/分〜200℃/分の昇温速度で反応容器3内を400℃まで昇温し、真空度53200Pa(400Torr)にて30分保持する。これにより、ポリシラザン膜中のケイ素と酸素以外の不純物元素が酸化、除去され二酸化ケイ素の骨格が形成される。
次に、1℃〜200℃/分の昇温速度で反応容器3内を600℃まで昇温し、真空度53200Pa(400Torr)で60分保持する。この工程によってポリシラザン膜中に残っていたOH基が除去される。
その後1℃/分〜200℃/分の昇温速度で反応容器3内を800℃まで昇温し、真空度53200Pa(400Torr)で30分保持する。この工程によって二酸化ケイ素膜は緻密化される。
最後に1℃/分〜200℃/分の降温速度にて反応容器3内を400℃まで降温し、バルブV2とV5を閉じ反応容器3への水蒸気と酸素の供給を止め、バルブV3を開け反応容器3内のガスを窒素で置換し反応容器3内を大気圧に戻し、ウェハボート45を搬出する。またバルブ4を開けて純水を排水口へ排出し、バクテリアの発生を防止する。このようにしてポリシラザン膜の形成されたウェハの処理が行われる。
上述の実施の形態では、第一の気化部6により純水を霧化しかつ加熱して水蒸気を得(第一の気化工程)、次いでこの水蒸気を第二の気化部7にて網状構造体からなる薄膜75に通して純水ミスト77を捕捉すると共にここで気化させ(第二の気化工程)、こうして2段の気化工程を行っている。従って前段の気化工程によっても気化されない未気化の純水ミスト77が後段の気化工程によって微細なミストまで十分に気化されるので、後述の例からも分かるように例えば250℃もの低いプロセス温度(反応容器3内の温度)であってもウエハWへのミストの付着量が抑えられ、ウエハWの表面部のパーティクルとして認識されていた変質部位(ウォーターマーク)の数を低減することができる。この結果良好な熱処理を行うことが可能であり、歩留まりの低下を抑えられ、例えば600℃よりも低い温度で熱処理を行う場合に有効な技術である。また後段の気化工程を薄膜75により行っているのでガスの圧損が小さく、水蒸気を必要な供給量だけ容易に供給することができる。 また第二の気化部7にてヒータ72により通気空間及び薄膜75を加熱しているので、捕捉されたミストの気化をより一層促進でき、ミストの低減に寄与できる。
上述の例では、水蒸気を用いた処理としてポリシラザン膜の熱処理を例に挙げているが、本発明はこれに限らずシリコン膜の酸化を行うための処理、あるいはシリコン酸化を行うプロセス温度まで反応容器3内を昇温する工程においてウエハWに対して水蒸気を供給する処理などに対しても適用できる。
以下に本発明の効果について確認するため行った実験例の説明を行う。
(参考例)
前記第一の気化部6のみを用いた装置において、ウェハW上にパーティクルの発生する原因を解明するため、ベアシリコンウェハを用いて実験を行った。ウェハWをウェハボートの上段、中段、下段に保持し、反応容器内に水蒸気を供給してウェハWを水蒸気雰囲気に5分間曝し、ウェハWを反応容器から搬出した後、ウェハWの表面に生成したパーティクルの数を各サイズ毎にカウントした。
反応容器以外の各部の温度、純水及びキャリアガスの各流量、反応容器内の圧力は既述の本発明の熱処理装置と同じ条件に設定し、反応容器内の温度については、200℃、400℃、500℃、600℃、800℃、900℃の6通りに設定した。結果は図6に示す通りである。各温度におけるグラフのうち左端は上段のウェハW、中央は中段のウェハW、右端は下段のウェハWに夫々対応するものである。
実験の結果、反応容器内の温度を上げる程パーティクルの数の減少することが分かった。この結果から、特許文献1における装置を用いて基板の熱処理を行う時、未気化の純水ミストが反応容器内に供給され、そのミストがウェハに付着し、蒸発する時に基板表面が変質し、ウォーターマーク(水分によるシミ)となってパーティクルとして認識されると考えられる。そして反応容器内の温度を800℃以上に設定した時には、このパーティクルの数は8インチサイズウェハ表面に概ね50個以下と充分に少ないものであるが、600℃以下になると、パーティクルの数が増えていることが分かる。
(実施例)
上述の実施の形態に示した熱処理装置を用い、ベアシリコンウェハをウェハボート45の上段、中段、下段に保持し、反応容器3内に水蒸気を供給してウェハWを水蒸気雰囲気に5分間曝し、ウェハWを反応容器3から搬出した後、ウェハWの表面に生成したパーティクルを各サイズ毎にカウントした。
反応容器3以外の各部の温度、純水及びキャリアガスの各流量、反応容器3内の圧力は既述の通りに設定し、反応容器3内の温度については250℃とし、水蒸気の供給量を3.5slm、7slm、15slm、20slmの4通りに設定した。この結果を図7に示す。各温度におけるグラフのうち左端は上段のウェハW、中央は中段のウェハW、右端は下段のウェハWに夫々対応するものである。尚、20slmの水蒸気供給量においては、再現性を確認するため再度実験を行った。
この実験の結果、水蒸気量を増やしてもウェハW上のパーティクルの数は増加傾向はあるものの、8インチサイズウェハ表面上で50個以下であり問題ないレベルであることが確認された。
尚、この時捕捉気化部73を設置したことによりウェハWへの金属成分の溶出が発生するか確認したところ、薄膜75を使用しない場合と同じレベルであり、問題無きことがわかった。
次に、本発明の第2の実施の形態について、図8を参照して説明する。この第2の実施の形態は、第一の気化部6と第二の気化部7とを組み合わせた気化装置80を構成した例であり、図2に示した第一の気化部6における水蒸気排出ポート(第一の気化部6における水蒸気出口)に図3に示した捕捉気化部73を設けている。
即ちこの例では、水蒸気排出ポート91は、霧化室62の側面から概ね同じ口径で外に伸びる第一排出路92、この第一排出路92の先端から急激に拡径し続いて急激に縮径する第二排出路93及びこの第二排出路93の先端から前記第一排出路92よりも口径の小さい第三排出路94を有している。またこの水蒸気排出ポート91には、周囲に第二の加熱手段をなすヒータ95が設けられており、内部の捕捉気化部73を加熱できるように構成されている。そして前記捕捉気化部73は、第一排出路92の先端に設けられており、この捕捉気化部73と水蒸気排出ポート91とにより第二の気化部7が構成されている。尚、この例では、霧化室62の側壁に埋設された既述のヒータ63は、第1の加熱手段を構成している。
更にまた第一の気化部6が既述の図2に示した構成と異なる点は、霧化室62の下面に霧化室62よりも小径の略円筒状の下部ブロック83が設けられている点である。この下部ブロック83は、例えば鉛直方向における中心位置が霧化室62の中央位置から水蒸気排出ポート91側に所定の距離例えば1mm〜4mm程度ずれるように配置されている。この下部ブロック83は、霧化室62内において、純水が均一に霧化されるように、ノズル61と下部ブロック83の上面との間が十分な間隔となるように設けられている。尚、この下部ブロック83には、内部に図示しないヒーターが埋設されており、この下部ブロック83の近傍の純水ミスト77を加熱するように構成されている。
次いで、この実施の形態における作用について説明する。先ず、既述の実施の形態と同様の経路で純水供給源11と酸素ガス供給管14及び窒素ガス供給管15とを介して、ノズル61から純水が酸素ガスや窒素ガスをキャリアガスとして霧化室62内に噴霧される。この純水は、下部ブロック83の上方においてミスト状になると共に、円錐状に広がって落下して、下部ブロック83に衝突する。霧化室62内は、ヒータ63及び下部ブロック83に埋設されたヒーターによって加熱されているので、純水ミスト77が気化して、水蒸気となる。この純水ミスト77と水蒸気とを含むガス流は、その後下部ブロック83の周縁部に入り込み、水蒸気排出ポート91に流れていく。ところで、この霧化室62内は、水蒸気排出ポート91が形成されている部位が負圧となっているが、下部ブロック83が水蒸気排出ポート91側にずれている(霧化室62内の水蒸気排出ポート91側におけるガス流路が狭い)ため、下部ブロック83の周縁部におけるガス流速が均等になるように調整されている。そのため、ガス流は均等に加熱されて、内部の純水ミスト77が均等に蒸発する。そして、水蒸気と未気化の粒径の小さな純水ミスト77とは、キャリアガスと共に水蒸気排出ポート91に排出されて、捕捉気化部73に流入する。また、ある程度大きな純水ミスト77例えば直径1μm以上の液滴は、霧化室62の底面64に落下して、その後ヒータ63の熱により蒸発する。
そして、このガス流は、既述の第二の気化部7と同様に、捕捉気化部73を構成する薄膜の繊維によって流れが乱されて、内部に含まれていた微少な純水ミスト77が捕捉される。既述の通り、ヒータ95によって捕捉気化部73が加熱されているため、捕捉気化部73において捕捉された純水ミスト77は、気化して水蒸気となる。
その後、このガス流は既述の加熱炉1に送られて、ウェハWの熱処理が行われる。
上述の実施の形態によれば、既述の実施の形態における効果(第一の気化部6及び第二の気化部7における効果)に加えて、以下の効果が得られる。即ち、ガス供給管71に第二の気化部7を設けずに、第一の気化部6における水蒸気の出口である水蒸気排出ポート91に第二の気化部7を設けているので、気化装置80がコンパクトになり、更に第一の気化部6と第二の気化部7とを一体的にメンテナンスできる。
尚、この例では、霧化室62の底面64に落下した粒径の大きな液滴をそのまま自然に蒸発させたが、この底面64に液滴を回収するための回収口を設けて、液滴を排出するようにしても良い。
また、霧化室62内に下部ブロック83を配置して、ガス流を均等に加熱するように構成したが、下部ブロック83を設置しなくとも良い。
更に、この気化装置80の下流側に、既述の第二の気化部7を設けるようにしても良い。即ち、この気化装置80を既述の実施の形態における第一の気化部6に置き換えても良い。
本発明の実施の形態に係る熱処理装置の全体構成を示す構成図である。 上述の実施の形態に用いられる第一の気化部の一例を示す縦断面図である。 上述の実施の形態に用いられる第二の気化部の一例を示す縦断面図である。 第二の気化部に用いられる薄膜の形状、構造を示す説明図である。 第二の気化部における純水ミストの捕集、気化時の概念図である。 反応容器の温度とウェハ上のパーティクルの数との関係を示す特性図である。 純水の流量とウェハ上のパーティクルの数との関係を示す特性図である。 本発明の第2の実施の形態における気化装置の一例を示す縦断面図である。
符号の説明
6 第一の気化部
7 第二の気化部
73 捕捉気化部
75 薄膜
80 気化装置
83 下部ブロック
91 水蒸気排出ポート

Claims (13)

  1. 反応容器内の基板に対して加熱雰囲気下で水蒸気により処理を行う熱処理方法において、
    キャリアガスにより純水を霧化し、これに熱を加えて水蒸気を得る第一の気化工程と、前記水蒸気を網状構造体からなる薄膜に通じて未気化の純水ミストを捕捉し、当該薄膜において気化させる第二の気化工程と、前記薄膜を通過した水蒸気を反応容器内に供給して当該反応容器内の基板に対して熱処理を行う工程と、
    を含むことを特徴とする熱処理方法。
  2. 前記薄膜は、非金属材料からなることを特徴とする請求項1に記載の熱処理方法。
  3. 前記非金属材料は、フッ素樹脂またはセラミックスであることを特徴とする請求項2に記載の熱処理方法。
  4. 前記薄膜は、加熱されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一つに記載の熱処理方法。
  5. キャリアガスを第一の気化部に導入する前に加熱する工程を含むことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一つに記載の熱処理方法。
  6. 反応容器内の基板に対して加熱雰囲気下で水蒸気により処理を行うための熱処理装置において、
    キャリアガスにより純水を霧化し、これに熱を加えて水蒸気を得る第一の気化部と、この第一の気化部にて気化された水蒸気を前記反応容器内に供給するためのガス供給路と、このガス供給路に設けられ、未気化の純水ミストを捕捉して気化させるための網状構造体からなる薄膜を備えた第二の気化部と、を備えていることを特徴とする熱処理装置。
  7. 前記薄膜は、非金属材料からなることを特徴とする請求項6に記載の熱処理装置。
  8. 前記薄膜は、フッ素樹脂またはセラミックスであることを特徴とする請求項7に記載の熱処理装置。
  9. 前記第二の気化部は、前記薄膜を加熱する加熱手段を備えていることを特徴とする請求項6ないし8のいずれか一つに記載の熱処理装置。
  10. 前記キャリアガスを第一の気化部に導入する前に加熱する加熱手段を備えていることを特徴とする請求項6ないし9のいずれか一つに記載の熱処理装置。
  11. 気密に構成された霧化室と、
    純水をキャリアガスにより噴霧して前記霧化室内に供給するために、前記霧化室の上部に設けられた純水霧化部と、
    前記霧化室内に噴霧された純水ミストを気化させるために、前記霧化室内を加熱する第一の加熱手段と、
    前記霧化室の側面に接続され、前記純水ミストを霧化室から排出するための排出ポートと、
    この排出ポートに設けられ、未気化の純水ミストを捕捉するための網状構造体からなる薄膜と、
    前記薄膜を加熱して、前記薄膜において捕捉された純水ミストを気化させるための第二の加熱手段と、を備えたことを特徴とする気化装置。
  12. 前記薄膜は、非金属材料からなることを特徴とする請求項11に記載の気化装置。
  13. 前記非金属材料は、フッ素樹脂またはセラミックスであることを特徴とする請求項12に記載の気化装置。
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