JP4262704B2 - Seal member and cap of reagent container using the same - Google Patents
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Description
本発明は、シール部材およびそれを用いた試薬容器のキャップに関するものである。 The present invention relates to a seal member and a cap of a reagent container using the seal member.
従来、自動分析装置で使用する試薬容器は、自動分析装置の試薬庫内に回転可能に設け
た載置台上に周方向に沿って開封状態で複数配置し、載置台を回転させて分注位置へ移動
させることによって、試薬が反応容器に分注される。このとき、自動分析装置は、試薬の
質的劣化を防止するため、通常、試薬庫内が5〜10℃に保冷され、湿度が低い状態にあ
る。このため、従来の試薬容器は、収容した試薬の蒸発を抑えるため特殊構造のキャップ
を容器に被着したものがある(例えば、特許文献1参照)。
Conventionally, a plurality of reagent containers used in an automatic analyzer are arranged in an open state along a circumferential direction on a mounting table rotatably provided in a reagent container of the automatic analyzer, and the mounting table is rotated to a dispensing position. The reagent is dispensed into the reaction vessel. At this time, in order to prevent the qualitative deterioration of the reagent, the automatic analyzer is normally kept at 5-10 ° C. in the reagent storage and in a low humidity state. For this reason, some conventional reagent containers have a special structure cap attached to the container in order to suppress evaporation of the contained reagent (see, for example, Patent Document 1).
ところで、特許文献1に開示された試薬容器のキャップは、試薬容器の開口を封止する
封止体を保持した保持部材に連結部を設け、一端が軸支され、弾性部を有するアーム状の
開閉部材の他端と前記連結部とを連結し、前記開閉部材に押圧力を作用させ、或いは解除
することで前記保持部材を連結部と共に起伏させて開口を開閉している。即ち、特許文献
1のキャップは、アーム状の開閉部材の回動を前記連結部を介して保持部材に伝達してい
る。このため、特許文献1の封止体は、試薬容器の開口を開閉する際に、応力が伝達され
る開閉部材,連結部,保持部材を連結する方向に動いてずれを生じ易く、前記保持部材の
起伏動作時に封止体の前記開閉部材側が開口に落ち込み、封止体の開閉動作が阻害される
ことがあるという問題があった。また、特許文献1のキャップは、構成部品数が多く、構
造が複雑であるという問題があった。
By the way, the cap of the reagent container disclosed in
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、試薬容器の開口を封止するシール部材
が開閉の際に開口に落ち込むことを規制し、円滑な開閉動作が可能なシール部材および構
成部品数が少なく、構造が簡単な試薬容器のキャップを提供することを目的とする。
The present invention has been made in view of the above, and restricts the sealing member that seals the opening of the reagent container from falling into the opening when opening and closing, and a sealing member and a component that can perform a smooth opening and closing operation An object of the present invention is to provide a cap for a reagent container having a small number and a simple structure.
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1に係るシール部材は、試薬容
器に被着されるキャップに用いられ、所定位置を中心として起伏されて前記キャップの開
口を開閉自在に覆うシール部を有するシール部材であって、前記シール部は、前記開口の
外方へ延出する延出部が前記所定位置側の外周に設けられ、前記延出部は、前記シール部
が前記開口を覆った状態で前記開口の上縁に当接することを特徴とする。
In order to solve the above-described problems and achieve the object, the seal member according to
また、請求項2に係るシール部材は、上記の発明において、前記シール部材は、前記延
出部を前記所定位置側に位置決めする位置決め部が前記シール部の近傍に設けられている
ことを特徴とする。
The seal member according to
また、上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項3に係る試薬容器のキャ
ップは、試薬を収容する本体の開口筒部に被着される試薬容器のキャップであって、前記
開口筒部と連通する挿通筒部を有し、前記開口筒部に被着される固定部材と、前記固定部
材にスライド自在に嵌合されて前記固定部材を覆い、前記固定部材に対するスライド動作
に伴い前記挿通筒部によって起伏される起伏部を有するスライド部材と、前記起伏部に支
持されて前記挿通筒部の開口を開閉自在に封止する前記シール部材と、前記固定部材と前
記スライド部材との間に配置して前記スライド部材を前記固定部材から離反する方向へ付
勢し、前記スライド部材を介して前記シール部材に前記挿通筒部の開口を封止する付勢力
を付与する付勢部材と、を備えたことを特徴とする。
In order to solve the above-described problems and achieve the object, the reagent container cap according to claim 3 is a reagent container cap that is attached to an open cylindrical portion of a main body that contains a reagent, and An insertion tube portion that communicates with the opening tube portion, a fixing member that is attached to the opening tube portion, and a sliding member that is slidably fitted to the fixing member and covers the fixing member. A slide member having a undulation portion that is raised and lowered by the insertion tube portion, the seal member that is supported by the undulation portion and seals the opening of the insertion tube portion, and the fixing member and the slide member. An urging member that is disposed between the urging member and urges the slide member in a direction away from the fixing member, and applies an urging force that seals the opening of the insertion tube portion to the seal member via the slide member. And equipped with It is characterized in.
本発明にかかるシール部材は、キャップの開口の外方へ延出する延出部がシール部の所
定位置側の外周に設けられ、前記延出部は、前記シール部が前記開口を覆った状態で前記
開口の上縁に当接するので、シール部材が開口に落ち込むことを延出部が規制する。この
ため、シール部材は、円滑な開閉動作が可能となり、このシール部材を用いた試薬容器の
キャップは、構成部品数が低減され、構造が簡単になる。
In the sealing member according to the present invention, the extending portion extending outward of the opening of the cap is provided on the outer periphery on the predetermined position side of the sealing portion, and the extending portion is in a state where the sealing portion covers the opening Therefore, the extending portion regulates that the seal member falls into the opening. Therefore, the seal member can be smoothly opened and closed, and the reagent container cap using the seal member has a reduced number of components and a simple structure.
以下、本発明のシール部材およびそれを用いた試薬容器のキャップにかかる実施の形態
を試薬容器に関する図面を参照しつつ詳細に説明する。図1は、本発明のシール部材およ
び試薬容器のキャップを用いた試薬容器の上部及びキャップを断面にして示した正面図で
ある。図2は、キャップを構成する固定部材の右半断面正面図である。図3は、固定部材
の平面図である。図4は、図3に示す固定部材のC1−C1線に沿った断面図である。
DESCRIPTION OF EMBODIMENTS Hereinafter, embodiments of a sealing member of the present invention and a cap of a reagent container using the same will be described in detail with reference to the drawings relating to the reagent container. FIG. 1 is a front view showing the upper part of a reagent container and the cap using the seal member and the cap of the reagent container according to the present invention in cross section. FIG. 2 is a right half sectional front view of the fixing member constituting the cap. FIG. 3 is a plan view of the fixing member. 4 is a cross-sectional view of the fixing member shown in FIG. 3 taken along line C1-C1.
試薬容器1は、高密度ポリエチレン等の合成樹脂から成形され、図1に示すように、本
体1aの上部に形成された開口筒部1bにキャップ2が被着されている。本体1aは、略
円筒状に成形され、側面の一部に情報ラベルを貼付する平面部1cが形成され、開口筒部
1bの外周には雄ねじが形成されている。前記情報ラベルには、試薬容器1に保持されて
いる試薬の種類や有効期限等の試薬情報が記録されている。
The
キャップ2は、図1に示すように、固定部材3、スライド部材4、シール部材5及び付
勢部材6を備え、試薬容器1の開口筒部1bを開閉自在に封止している。
As shown in FIG. 1, the
固定部材3は、ポリプロピレン等の合成樹脂から成形され、図1〜図8に示すように、
試薬容器1の開口筒部1bにねじ止めによって被着される被着部3aと、被着部3aに連
設される案内筒部3bと、案内筒部3bの中央に配置される挿通筒部3cとを有している
。被着部3aは、外周にローレット3d(図2,図5参照)が加工され、内面には雌ねじ
が形成されている。案内筒部3bは、図2に示すように、上部外周に係合部3eが形成さ
れている。挿通筒部3cは、下部が開口筒部1bと連通し、自動分析装置の分注プローブ
が上方から挿通される筒体である。挿通筒部3cは、試薬容器1内に収容した試薬の蒸発
と変質並びに外部からの液体の侵入を防止するため、上部開口3fがシール部材5によっ
て開閉自在に封止されている。挿通筒部3cは、図3及び図4に示すように、互いに対向
する部分を平行に形成した平面部3gが上部に形成されている。平面部3gは、挿通筒部
3cの筒中心を挟んで上部外周の対向する位置に係合突起3h(図2〜図5参照)が設け
られている。また、挿通筒部3cは、図2及び図4に示すように、被着部3a側へ延出し
、開口筒部1bの内側に当接する当接筒3jが下端全周に形成されている。挿通筒部3c
は、図3及び図7に示すように、係合突起3h近傍の上部外周に当接部となる2つのリブ
3kが設けられている。さらに、挿通筒部3cは、図8に示すように、2つのリブ3kの
間においては上部外周が僅かに上方へ突出した突出部3mが設けられ、上部内周部分には
僅かに内側へ膨出させたシール部3nが全周に亘って形成されている。突出部3m及びシ
ール部3nは、シール部材5のシール部5g下面が当接して上部開口3fを封止する部分
であるため段差等のない滑らかな面に形成されている。
The fixing member 3 is molded from a synthetic resin such as polypropylene, and as shown in FIGS.
An
As shown in FIG. 3 and FIG. 7, two
スライド部材4は、ポリプロピレン等の合成樹脂から成形され、固定部材3に上方から
嵌合して鉛直方向にスライド自在に取り付けられ、固定部材3の上部を覆う部材である。
スライド部材4は、図1,図9〜図15に示すように、天板4aの外周にスライド筒部4
bが一体に垂設されている。ここで、スライド部材4は、起伏部4hにシール部材5が支
持されているが、スライド部材4の構造を明示するため、シール部材5は図12及び図1
3のみに示している。
The
As shown in FIGS. 1 and 9 to 15, the
b is vertically suspended. Here, in the
Only 3 is shown.
天板4aは、上面外周寄りに周方向に沿って突条4c,4dが設けられている。突条4
cは、突条4dよりも長く形成され、それぞれの突条4c,4dの外周には外方に向かっ
て連続して低くなる位置調整リブ4eが放射状に複数設けられている。複数の位置調整リ
ブ4eは、図10に示すように、挿着孔4iを中心として同一半径上に設けられている。
また、天板4aは、突条4dに隣接する部分を薄肉にしたヒンジ部4fと開口4gとによ
って中央に起伏部4hが形成されている。起伏部4hは、シール部材5を挿着する挿着孔
4iが中央に形成されている。ここで、挿着孔4iは、ヒンジ部4fの反対側にシール部
材5を位置決めする凹部4j(図10,図14参照)が設けられている。また、起伏部4
hは、ヒンジ部4f近傍の互いに対向する位置に起伏部4hの起伏を案内する案内片4k
が垂設されている。さらに、起伏部4hは、ヒンジ部4fと挿着孔4iとの間の下面両側
に挿着孔4iの中心を中心として半径方向に配置される突部Pが設けられている。
The
c is formed longer than the
Further, the
h is a
Is suspended. Further, the undulating
案内片4kは、固定部材3の係合突起3hが係合するガイド孔4m(図13,図15参
照)が設けられている。ガイド孔4mは、図15に示すように、天板4aと平行な水平方
向に延びる長孔Hhと水平方向に対して傾斜した長孔Hsとから構成されている。また、2
つの案内片4kは、図15に示すように、下縁側が深く、ガイド孔4mに接近するに従っ
て浅くなるように傾斜した傾斜溝4nが対向する位置に設けられている。さらに、起伏部
4hは、図14及び図15に示すように、僅かに窪んだ凹部4pが下面のヒンジ部4fと
挿着孔4iとの間に設けられている。凹部4pは、シール部材5が起伏部4hと共に起伏
して上部開口3fを開閉する際、シール部材5の傾斜部5kが起伏部4h下面と接触しな
いように規制する。ここで、案内片4kは、係合突起3hが係合すれば、長孔に代えて溝
としてもよい。
The
As shown in FIG. 15, the two
スライド筒部4bは、案内筒部3bの外周に配置され、下部にはスリット4sを介して
係合片4tが周方向に沿った3箇所に設けられている。各係合片4sは、下部内側に設け
た突起4uが案内筒部3bの上部外周に形成した係合部3eと係合して、スライド部材4
の上昇位置を規制する。
The
Regulate the rising position of
シール部材5は、例えば、エチレンポリエチレンターポリマー(EPDM)等の弾性を
有する合成樹脂から成形され、起伏部4hに支持されて固定部材3の上部開口3fを封止
し、起伏部4hの起伏によって上部開口3fを開閉する。シール部材5は、図16〜図1
8に示すように、支持部5aとシール部5gとを有している。支持部5aは、上係止部5
bと下係止部5cとの間に小径部5dが配置され、下係止部5cの下部に円盤状のシール
部5gが設けられている。また、支持部5aは、上係止部5bの半径方向中心に上係止部
5bから小径部5dの中間に至る穴5eが形成されている。支持部5aは、穴5eを形成
したことにより、上係止部5bから小径部5dが撓み易く、起伏部4hに形成した挿着孔
4iへの取り付けが容易になる。また、支持部5aは、小径部5dに起伏部4hの凹部4
jと係合し、フランジ5jがヒンジ部4f側に配置されるように位置決めする位置決めリ
ブ5fが設けられている。
The sealing
As shown in FIG. 8, it has the
A small-
一方、シール部5gは、上部開口3fの内直径と挿通筒部3c上部における外直径との
間の直径を有し、上面外周に外方に向かって低くなる傾斜部5kが形成されている。傾斜
部5kは、シール部材5を起伏部4hに取り付けたとき、凹部4pの位置と対応するよう
にシール部5gの上面外周に形成されている。シール部5gは、下面の半径方向中央に周
方向に沿って形成した凹部5hによって下部外周に下方へ膨出するシール突条5iが設け
られ、穴5eを挟んで位置決めリブ5fの反対側には半径方向外方へ延出する延出部であ
る四角形状のフランジ5jが形成されている。シール部材5は、位置決めリブ5fが凹部
4jと係合することによってフランジ5jがヒンジ部4f側に配置され、起伏部4hが起
伏するときにフランジ5jが上部開口3f上縁及び挿通筒部3cの上部外周に設けた2つ
のリブ3kの上面に当接する。これにより、フランジ5jは、起伏部4hが起伏動作をし
たときに、シール部5gのヒンジ部4f側が上部開口3f内へ落ち込むことがないように
規制している。このため、フランジ5jは、起伏部4hの起伏に伴うシール部材5の上部
開口3fの半径方向外方に沿った移動量を考慮してヒンジ部4f側への延出量が決められ
る。シール部材5は、凹部5hを形成することによってシール部5gに可撓性が付与され
、シール突条5iがシール部3n(図8参照)に隙間なく密着する。
On the other hand, the
付勢部材6は、固定部材3とスライド部材4との間に配置してスライド部材4を固定部
材5から離反する上方へ付勢し、シール部材5に上部開口3fを封止する付勢力を付与す
るコイルばねである。付勢部材6は、例えば、ポリアセタール(POM)等の合成樹脂か
ら成形され、図19〜図22に示すように、2つのばねユニット61とばねユニット62
とを積層して構成されている。
The biasing
Are laminated.
ばねユニット61は、図20に示すように、コイル部61aとコイル部61aの両側に
配置されるリング状の支持部61bとを有している。コイル部61aは、巻き数が1/2
ターンであり、巻き方向が右巻きである2本のコイル部材61cが、その両端を周方向に
それぞれ180°位相をずらして両側の支持部61bと連結されている。下側に配置され
る支持部61bは、下面の複数個所に突起61d(図22参照)が設けられている。
As shown in FIG. 20, the
Two
ばねユニット62は、図21に示すように、コイル部62aと支持部62bとを有して
ばねユニット61と略同様に構成される。但し、ばねユニット62は、ばねユニット61
と異なり2本のコイル部材62cの巻き方向が左巻きであり、上側に配置される支持部6
2bは、上面の複数個所に凹部62d(図21,図22参照)が設けられている。凹部6
2dは、突起61dと係合させたときに、コイル部材61cとコイル部材62cとが周方
向に90°位相がずれる位置に設けてばねユニット61とばねユニット62とを位置決め
する。
As shown in FIG. 21, the spring unit 62 includes a
Unlike the case, the winding direction of the two
As for 2b, the recessed
2d positions the
ここで、ばねユニット61,62は、ばね力を大きくするためピッチ角を20°よりも
大きくするか、巻き数を1/2ターンよりも多くすると、圧縮時にコイル部材61c,6
2cが中心軸から半径方向外方へ膨出してしまう傾向がある。このようなコイル部材61
c,62cの膨出が生じると、ばねユニット61,62は、固定部材3の案内筒部3bや
スライド部材4のスライド筒部4bの内壁と接触し、ばね機能が阻害され、或いは内壁と
の摩擦によって十分なばね力を発揮することができなくなる。但し、ばねユニット61,
62は、コイル部材61c,62cのピッチ角や巻き数があまりに小さいと必要なばね力
が得られない。
Here, if the pitch angle is made larger than 20 ° or the number of turns is made more than 1/2 turn in order to increase the spring force, the
2c tends to bulge radially outward from the central axis. Such a
When c and 62c bulge, the
If the pitch angle and the number of turns of the
付勢部材6は、図22に示すように、ばねユニット61とばねユニット62とを積層し
、それぞれ対応する突起61dと凹部62dとを係合させて製造される。このとき、付勢
部材6は、ばねユニット61とばねユニット62の互いに対向する支持部61b,62b
を接着剤で接着してもよい。また、ばねユニット61やばねユニット62は、単独で使用
したときに、応力が作用して伸縮すると、コイル部材61c,62cの巻き方向に対応し
て支持部61bや支持部62bが回転することがある。しかし、付勢部材6のように、巻
き方向の異なるばねユニット61とばねユニット62とを積層すると、伸縮の際に支持部
61bや支持部62bが回転しても、ばねユニット61とばねユニット62とで回転方向
が異なるため回転が相殺される。このため、付勢部材6は、支持部61bや支持部62b
の回転による摩擦抵抗に起因したコイル部材61cやコイル部材62cの伸縮機能の阻害
を回避することができ、ばね機能を十分に発揮することができる。
As shown in FIG. 22, the urging
May be adhered with an adhesive. Further, when the
Inhibition of the expansion / contraction function of the
ここで、付勢部材6は、隣接するばねユニット間でコイル部材61c,62cの巻き方
向を異ならせてばねユニット61,62を奇数段積層する場合、1個多いばねユニットに
おけるコイル部材61c,62cのピッチ角を20°以下に設定する。このようにすると
、付勢部材6は、1個多いばねユニットに起因した支持部61bや支持部62bの回転を
抑えることができる。なお、付勢部材6は、合成樹脂によって一体成形し、図23に示す
ように、2つのコイル部6aをリング状の3つの支持部6bによって連結すると共に、各
コイル部6aの2本のコイル部材6cの巻き方向を右巻きと左巻きのそれぞれ逆方向とし
てもよい。
Here, when the
以上のように構成される試薬容器1は、被着部3aを開口筒部1bにねじ止めして固定
部材3を被着し、案内筒部3bの内周に付勢部材6を配置した後、上方からスライド部材
4を固定部材3に被着するだけで、スライド筒部4bが案内筒部3bの外側に配置され、
簡単に組み立てることができる。
In the
Easy to assemble.
このとき、シール部材5は、上部開口3fの上縁に当接し、上部開口3fの外方へ延出
する延出部としてフランジ5jがシール部5gの外周に設けられている。このため、シー
ル部材5は、起伏部4fと共に起伏する際、フランジ5jが上部開口3fの上縁に当接し
てシール部5gが上部開口3f内に落ち込むのを規制するので、円滑に開閉動作をする。
また、シール部材5を用いたキャップ2は、従来のキャップに比べて構造が簡単であり、
構成部品数が少ないので、安価に製造することができる。
At this time, the
Further, the
Since the number of components is small, it can be manufactured at low cost.
次に、以上のように構成される試薬容器1を使用する自動分析装置10を図24に基づ
いて説明する。自動分析装置10は、複数の試薬容器1を円周状に配列載置して回動され
る載置台11と、載置台11に載置された複数の試薬容器1を冷却手段(図示せず)によ
って一定温度(たとえば、5〜10℃に保冷)の下に格納する格納ケース12と、試薬容
器1の開口筒部1bを封止するキャップ2を選択的に開放する蓋開放装置20と、開放装
置20を駆動してキャップ2による開口筒部1bの封止を開放し、プローブ30を降下さ
せて試薬容器1内に進入させる制御装置19とを備えている。
Next, the
載置台11は、軸受15によって回転自在に支持された軸16に連結されている。軸1
6は、モータ18に連結されたギア18aと噛み合うギア16aを備えている。載置台1
1は、制御装置19の指令によりモータ18が作動し、ギア18a,16aを介して軸1
6が回転することにより、所定量回動するように構成されている。
The mounting table 11 is connected to a
6 includes a
1 is that the
By rotating 6, it is configured to rotate a predetermined amount.
格納ケース12は、蓋開放装置20を試薬庫13とプローブ30挿通用の開口部14a
を有した蓋14とを備え、内部に蓋開放装置20が設けられている。
In the
A
制御装置19は、開放装置20を駆動する際、載置台11に載置された試薬容器1の位
置を検出する位置検知センサS及び試薬容器1の平面部1cに貼付された情報ラベルから
試薬情報を読み取る読取装置Rからの信号を受けて載置台11を回動させ、所定の試薬容
器1を分注位置に位置決めする。
When the
蓋開放装置20は、試薬容器1のキャップ2を開くアーム21と、アーム21を上下方
向に移動させるスライド軸22と、連結部23を介してスライド軸22を上下動させるロ
ータリー式のソレノイド24と、スライド軸22を案内するガイド25とを備えている。
このとき、アーム21は、複数の位置調整リブ4eと係合することにより、アーム21に
対する試薬容器1の位置を調整する開口21aがキャップ2の直上部分に設けられている
。
The
At this time, the
このように構成される自動分析装置10は、制御装置19の制御の下に、モータ18を
駆動して選択された分析項目に対応した試薬容器1をプローブ30の真下に移動し、開放
装置20を駆動してアーム21によって試薬容器1のキャップ2を下方に押圧する。この
とき、キャップ2は、天板4aの上面に外周側に向かって連続して低くなる複数の位置調
整リブ4eが設けられているので、開口21aに複数の位置調整リブ4eが係合すること
によって試薬容器1がアーム21に対して常に同じ位置となるように位置調整される。
The
そして、アーム21によってキャップ2を下方に押圧すると、試薬容器1は、キャップ
2のスライド部材4が押し下げられて起伏部4hが挿通筒部3cの上部開口3fを封止し
ているシール部材5と共に起立し、上部開口3fが開放される。つぎに、図示しない駆動
装置によりプローブ30を下降して挿通筒部3cの上部開口3fから試薬容器1内部に進
入させ、試薬を吸引する。自動分析装置10は、試薬を吸引下後、開放装置20の駆動を
停止してアーム21によるキャップ2の押圧を解除すると、付勢部材6の付勢力によって
前記と逆の動作によってスライド部材4が押し上げられる。これにより、試薬容器1は、
スライド部材4が初期位置に復帰して起伏部4hが倒伏し、シール部材5によって挿通筒
部3cの上部開口3fが封止される。
When the
The
このときのキャップ2の動きを図25〜図31に基づいて以下に説明する。まず、キャ
ップ2は、図1の上部を拡大した図25に示すように、通常は、付勢部材6の付勢力によ
ってスライド部材4が押し上げられ、上部開口3fが略同じ直径を有するシール部材5に
よって封止されている。このとき、キャップ2は、固定部材3の挿通筒部3c上部に設け
た固定点としての突起3hが案内片4kに形成したガイド孔4mの水平方向に延びる長孔
Hhに係合している。このため、起伏部4hは、付勢部材6の付勢力により、突起3hと
係合している案内片4kが下方へ押し下げられ、図25に示すように、ヒンジ部4fと対
向する側が、ヒンジ部4を中心として僅かな角度θだけ下がっている。この状態において
は、シール部材5は、下部外周のシール突条5i(図16参照)がシール部3n(図8参
照)に隙間なく密着し、上部開口3fを封止している。
The movement of the
次に、開放装置20が駆動されてアーム21によってキャップ2のスライド部材4が僅
かに押し下げられると、突起3hによって案内片4kが僅かに押し上げられるため、図2
6に示すように、起伏部4hがヒンジ部4fを中心として反時計方向に僅かに回動して略
水平となる。但し、起伏部4hが略水平となっても、シール突条5i(図16参照)がシ
ール部3n(図8参照)に隙間なく密着し、シール部材5は、上部開口3fを封止してい
る。このとき、突起3hは、図26に示すように、ガイド孔4mの水平方向に延びる長孔
Hhと水平方向に対して傾斜した長孔Hsとの境界部分に位置している。
Next, when the
As shown in FIG. 6, the undulating
次いで、キャップ2のスライド部材4が更に押し下げられると、突起3hが固定点であ
るため、ガイド孔4mの長孔Hsが突起3h側へ徐々に移動し、見掛け上突起3hが長孔
Hsを左方へ移動し、起伏部4hがヒンジ部4fを中心として更に反時計方向に回動して
起立し始める。この結果、試薬容器1は、図27に示すように、シール部材5による上部
開口3fの封止が解除され、起伏部4hがシール部材5と共にヒンジ部4fを中心として
傾斜状態となる。このとき、シール部材5は、起伏部4hと一体に起立し始めるが、シー
ル部5gが上部開口3fの内直径と挿通筒部3c上部における外直径との間の直径を有し
、フランジ5jは上部開口3fの上縁及び挿通筒部3cの上部外周に設けた2つのリブ3
kの上面に下面が当接してシール部5gが上部開口3f内に落ち込むのを規制している。
このため、シール部材5は、シール部5gが上部開口3f内に落ち込むことなく円滑に開
閉動作をする。そして、スライド部材4が押し下げられることによるガイド孔4mの長孔
Hsの突起3h側への移動は、図28に示すように、長孔Hsが水平になるまで続き、起伏
部4hがヒンジ部4fを中心として反時計方向に回動して略45°起立する。
Next, when the
The lower surface abuts on the upper surface of k and restricts the
For this reason, the
キャップ2のスライド部材4が図28に示す位置から更に押し下げられると、突起3h
によって案内片4kが押し上げられ、起伏部4hがヒンジ部4fを中心として反時計方向
に回動し、図29に示すように、更に起立する。
When the
As a result, the
次いで、キャップ2のスライド部材4が図29に示す位置から更に押し下げられると、
図30に示すように、ガイド孔4mの長孔Hsが下方へ移動し、見掛け上突起3hが長孔
Hsから長孔Hhへと移動し、起伏部4hがヒンジ部4fを中心として更に反時計方向に回
動し起立する。
Next, when the
As shown in FIG. 30, the long hole Hs of the
そして、スライド部材4が最下部まで押し下げられると、図31に示すように、見掛け
上、突起3hが長孔Hhの端部まで移動すると共に、起伏部4hがヒンジ部4fを中心と
して回動し、水平面に対して90°直立する。試薬容器1は、この状態が挿通筒部3cの
上部開口3fが開放された全開の状態である。従って、試薬容器1は、この状態でプロー
ブ30を上部開口3fから挿通することにより、内部に保持した試薬がプローブ30によ
って吸引される。
When the
プローブ30によって試薬が吸引された試薬容器1は、アーム21によるスライド部材
4の押圧を解除すると、付勢部材6の付勢力によってスライド部材4が押し上げられて上
記と逆の作動によって起伏部4hが倒伏し、上部開口3fがシール部材5によって再び封
止される。この起伏部4hが倒伏する際、起伏部4hが起立する場合と同様に、シール部
材5は、シール部5gが上部開口3f内に落ち込むことなく円滑に開閉動作をする。ここ
で、起伏部4hは、薄肉に形成したヒンジ部4fによって天板4aに連結されているので
、起伏動作は円滑に行われる。なお、プローブ30によって吸引された試薬は、検体が分
注された図示しない反応容器に吐出され、反応容器内で検体と反応させた反応液が分析さ
れる。自動分析装置10は、このような動作を繰り返すことにより、複数種類の分析項目
につき連続的に分析を実行する。
When the
以上説明したように、シール部材5は、上部開口3fの上縁に当接し、上部開口3fの
外方へ延出する延出部としてフランジ5jがシール部5gのヒンジ部4f側の外縁に設け
られている。このため、シール部材5は、起伏部4fと共に起伏する際、フランジ5jが
上部開口3fの上縁に当接してシール部5gが上部開口3f内に落ち込むのを規制する。
従って、シール部材5は、起伏部4fの起伏に伴って上部開口3fを開閉する際、フラン
ジ5jが上部開口3fの上縁及び挿通筒部3cの上部外周に設けた2つのリブ3kの上面
に当接しながら起伏するので、シール部5gが上部開口3f内に落ち込むことなく円滑に
開閉動作をする。このとき、シール部材5は、位置決めリブ5fを設けたので、位置決め
リブ5fを凹部4jと係合させて支持部5aを挿着孔4iに取り付ければ、取り付け方向
を誤ることなくフランジ5jをヒンジ部4f側に位置決めすることができる。また、シー
ル部材5を用いたキャップ2は、特許文献1に開示された従来のキャップに比べて構造が
簡単であり、構成部品数が少ないので、安価に製造することができる。
As described above, the
Therefore, when the
以上のように、本発明にかかるシール部材は、試薬容器の開口を封止するシール部材が
起伏する際に開口に落ち込むことを規制し、円滑な開閉動作を実現するのに有用であり、
このシール部材を用いた試薬容器のキャップは、構成部品数を低減し、構造を簡単にする
のに有用である。
As described above, the sealing member according to the present invention is useful for restricting falling into the opening when the sealing member that seals the opening of the reagent container is raised and lowered, and realizing a smooth opening and closing operation.
The cap of the reagent container using this seal member is useful for reducing the number of components and simplifying the structure.
1 試薬容器
1a 本体
1b 開口筒部
1c 平面部
2 キャップ
3 固定部材
3a 被着部
3b 案内筒部
3c 挿通筒部
3f 上部開口
3h 係合突起
3k リブ
4 スライド部材
4a 天板
4b スライド筒部
4e 位置調整リブ
4f ヒンジ部
4g 開口
4h 起伏部
4i 挿着孔
4j 凹部
4k 案内片
4m ガイド孔
4n 傾斜溝
4p 凹部
4s スリット
4t 係合片
5 シール部材
5a 支持部
5f 位置決めリブ
5g シール部
5i シール突条
5j フランジ
5k 傾斜部
6 付勢部材
6a コイル部
6b 支持部
6c コイル部材
61,62 ばねユニット
61a,62a コイル部
61b,62b 支持部
61c,62c コイル部材
Hh,Hs 長孔
P 突部
DESCRIPTION OF
Claims (4)
前記シール部は、前記開口の外方へ延出する延出部が前記所定位置側の外周に設けられ、
前記延出部は、前記シール部が前記開口を覆った閉状態から前記開口を開放する開状態の間を起伏する間に前記開口の上縁に当接し、前記シール部の前記開口への落ち込みを規制することを特徴とするシール部材。 A seal member used for a cap attached to a reagent container, having a seal portion that is raised and lowered around a predetermined position and covers an opening of the cap so as to be freely opened and closed,
The seal portion is provided with an extending portion extending outward of the opening on an outer periphery on the predetermined position side,
The extending portion is to abut against the upper edge of the opening while the seal portion is undulating between the opening from covered closed state of an open state to open the opening, to the opening of the seal portion A seal member that regulates depression .
前記開口筒部と連通する挿通筒部を有し、前記開口筒部に被着される固定部材と、
前記固定部材にスライド自在に嵌合されて前記固定部材を覆い、前記固定部材に対するスライド動作に伴い前記挿通筒部によって起伏される起伏部を有するスライド部材と、
前記起伏部に支持されて前記挿通筒部の開口を開閉自在に封止する請求項1又は2に記載のシール部材と、
前記固定部材と前記スライド部材との間に配置して前記スライド部材を前記固定部材から離反する方向へ付勢し、前記スライド部材を介して前記シール部材に前記挿通筒部の開口を封止する付勢力を付与する付勢部材と、
を備えたことを特徴とする試薬容器のキャップ。 A cap of a reagent container that is attached to an opening cylinder of a main body that contains a reagent,
A fixing member that has an insertion tube portion that communicates with the opening tube portion, and is attached to the opening tube portion;
A slide member that is slidably fitted to the fixing member and covers the fixing member, and has a undulating portion that is undulated by the insertion tube portion in accordance with a sliding operation with respect to the fixing member;
The seal member according to claim 1 or 2, which is supported by the undulating portion and seals the opening of the insertion tube portion so as to be freely opened and closed.
It arrange | positions between the said fixing member and the said sliding member, and urges | biases the said sliding member in the direction away from the said fixing member, and seals the opening of the said insertion cylinder part to the said sealing member via the said sliding member. A biasing member for applying a biasing force;
A reagent container cap characterized by comprising:
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