JP4261699B2 - 貼付剤貼付用補助器具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、貼付剤を背中等の貼付しにくい部位に貼付する際に使用する貼付剤貼付用補助器具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、肩こり、腰痛、筋肉痛、筋肉疲労、関節痛等の改善を目的とした多様な貼付剤が流通しており、これらの貼付剤においては使用者が所望の貼付部位に対して容易に貼付できるようにするために様々な工夫が施されている。例えば、貼付剤を構成する剥離フィルムに切れ目を施しておき、使用者が貼付作業をスムーズに行えるようにした製品等が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、いかにスムーズに貼付作業を行える貼付剤をもってしても、背中等の目で直接見えにくくしかも手が届きにくい貼付部位に対して、使用者が独力で容易にしかも的確に貼付剤を貼付することは困難であった。
【0004】
本発明は以上の問題を鑑みてなされたものであり、適切な貼付位置を視覚的に直接確認しにくい背中等の部位に対し、使用者が独力で容易にしかも的確に貼付剤を貼付することのできる貼付剤貼付用補助器具を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、上記目的を達成するべく鋭意研究を重ねた結果、貼付作業を補助する補助器具を用いて貼付剤を手で届きにくい貼付部位に容易に貼付部位に運ぶことと、さらにこの補助器具に位置決めの機能を持たせることにより、貼付部位に対して視覚或いは指先の感触に代わる貼付剤の位置決めが可能となり、背中のような貼付部位に対して使用者が単独で貼付剤を貼付する際の貼付しにくさを解決できることを見出した。
【0006】
すなわち、本発明の貼付剤貼付用補助器具は、使用されるべき貼付剤よりも大きな面を有する支持板と、この支持板の一方の面の外縁部に設けられており、使用されるべき貼付剤の厚さよりも大きな厚さを有するスぺーサーと、支持板の一方の面に固定され、使用されるべき貼付剤を一時的に剥離可能に保持する仮止め手段とを備えることを特徴とする。
【0007】
このような貼付剤貼付用補助器具によれば、貼付剤の使用者は、支持板に固定された仮止め手段上に使用する貼付剤をシワなくきれいに広げた状態で保持させることができるので、使用する貼付剤を手で届きにくい貼付部位に容易に貼付部位に運ぶことができるとともに、貼付作業中に貼付剤が折れ曲がることにより貼付剤の粘着面同士が部分的に接着してしまうという不具合も防止できる。さらに、貼付剤の使用者は、貼付部位においてスぺーサーを貼付部位付近の皮膚に接触させることにより得られる感触によって使用する貼付剤の貼付位置を正確に決めることができ、貼付剤を貼付部位にシワの無いきれいな状態で貼り付けることができる。
【0008】
また、本発明の貼付剤貼付用補助器具は、スぺーサーに設けられた突起状の貼付剤位置決め部を更に備えることが好ましい。貼付部位において突起状の貼付剤位置決め部と貼付部位の皮膚が点接触することにより、スペーサーを接触させる場合よりも鋭敏な感触が得られるので、更に精密な貼付剤の位置決めを行うことができることとなる。
【0009】
さらに、本発明の貼付剤貼付用補助器具は、支持板に接続されたハンドル部を更に備えていることが好ましい。これにより、貼付剤を運ぶことのできる範囲が大きくなるので、手で届きにくい貼付部位への貼付作業をより容易に行うことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態について更に詳しく説明する。なお、図中、同一又は相当部分には同一符号を付することとする。
【0011】
図1は本発明の貼付剤貼付用補助器具の好適な実施形態の基本構成を示す斜視図である。また、図2は、図1の貼付剤貼付用補助器具の裏面を示す。
【0012】
図1及び図2に示すとおり、本実施形態の貼付剤貼付用補助器具10は、使用されるべき貼付剤70よりも大きな面を有する矩形の支持板20と、この支持板20の一方の面の外縁部に設けられており、使用されるべき貼付剤の厚さよりも大きな厚さを有する矩形リング状のスぺーサー30と、支持板20のスぺーサー30側の面に固定され、使用されるべき貼付剤70を一時的に剥離可能に保持する矩形の仮止め手段40と、スぺーサー30の四隅にそれぞれ設けられた突起状の貼付剤位置決め部50と、支持板20の他方の面に設けられたハンドル部60とから構成されている。
【0013】
以下に、図1及び図2に基づき上記の各構成要素の詳細を説明する。
【0014】
図1に示すように、支持板20は平滑な面20aを有する矩形の板体である。この平滑な面20aは、貼付の際に仮止め手段40を挟んで貼付剤70を配置し、皮膚患部等の貼付部位Sに向けて押し当てることとなる側の面である。なお、この平滑な面20aを「貼付面20a」として以降の説明に記述することとする。
【0015】
この支持板20の大きさは、使用される貼付剤70の大きさよりも大きければ特に限定されない。また、支持板20の形状も特に限定されないが、後述するように、通常使用される貼付剤70の形状が矩形であるので、貼付部位に対する貼付剤の位置決めのし易さとその貼付部位における貼付剤の向きの決め易さとの観点から矩形状であることが好ましい。
【0016】
また、背中等の貼付部位Sの面は通常凹凸を有しているので、この凹凸面に貼付剤70を密着させるために、支持板20は適度な形状弾性(可とう性)を有していることが好ましい。これにより、貼付部位S付近が多少の凹凸を有していても、支持板20の貼付面20aがこれらの凹凸に合わせて弾性変形するとともに貼付部位Sの面も支持板20により押圧されてその凹凸の度合いが低減されほぼ平滑な面となるので、貼付剤70は貼付部位Sにフィットした状態で貼付されることとなる。
【0017】
また、支持板20の構成材料は、貼付剤70を支持し得る強度を有しているとともに支持板20を形成した際に支持板20が形状弾性を有するものが好ましく選択される。例えば、ゴム(エラストマー)、ゴム製スポンジ、合成樹脂(エラストマーを除く)、合成樹脂製スポンジ、紙、プラスチック、金属等を使用することができる。さらに、選択される構成材料に応じて支持板20の好適な厚みT20も決められ、形成される支持板20が貼付剤70を支持し得る強度と十分な形状弾性を有するように調整されることとなる。
【0018】
仮止め手段40は、合成樹脂等から形成された平滑な矩形のフィルムであり、一方の面を支持板20の貼付面20aの略中央に固定されており、他方の面には粘着加工が施されている。また、この仮止め手段40の粘着加工が施されている側の面は、使用される貼付剤70が薬効成分を含む粘着層の粘着面70aを貼付部位に向けるようにしてシワなくきれいに広げられて剥離可能に保持されるためのものである。なお、この仮止め手段40の貼付剤を剥離可能に保持するための面を「貼付面40a」として以降の説明に記述することとする。
【0019】
この仮止め手段40の大きさは特に限定されないが、使用される貼付剤70の大きさよりも大きい方が好ましい。このようにすることにより、貼付剤70全体が仮止め手段40の貼付面40a上に剥離可能に貼着されることとなり、貼付部位Sに貼付する際に貼付剤70はその中心部だけでなく外縁部もすべて押圧されて貼付部位Sに十分に貼着固定されることとなる。従って、貼付後に外縁部の貼着が不十分なために外縁部の一部または全部が剥離してしまうといった不具合が防止される。
【0020】
また、仮止め手段40の貼付面40aには、使用する貼付剤70を剥離可能に保持するために粘着加工が施されている。この粘着加工により仮止め手段40の貼付面40aが貼付剤70の背面に対して有する粘着力は、貼付部位に対して貼付剤70の貼付面70aが有する粘着力よりも低く設定されている。これにより、貼付の際において貼付剤70はスムーズに仮止め手段40から剥離され貼付部位Sに貼着されることとなる。また、仮止め手段40の貼付面40aに施される粘着加工は、その粘着力を長期間保持できるものであり、繰り返し使用を可能とするものが好ましく、さらに貼付面40aに汚れ等が付着しても軽く拭き取ることにより容易に初期の粘着力を回復させることができるものが好ましい。
【0021】
仮止め手段40の構成材料は特に限定されず、上記の所望の粘着力とその粘着力を長期にわたり保持できるものが適宜選択される。例えば、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリプロピレン(PP)、ポリエステル(PET)等の合成樹脂にアクリル酸エステル系粘着剤を塗布したもの等が用いられる。
【0022】
スぺーサー30は、矩形リング状の連続環状体である。このスぺーサー30は、支持板20の貼付面20a上に設けられている。そしてこのスぺーサー30のリングの内側に形成される矩形の平面領域の大きさは、使用される貼付剤70及び仮止め手段40の面積よりも大きな面積を有している。
【0023】
このスぺーサー30は、使用する貼付剤70の厚みよりも大きな厚みを有しており、貼付部位Sに対して貼付剤70を貼付する際に、皮膚に面する平滑な面30aが貼付剤70の粘着面70aよりも先に皮膚に接触するとともに皮膚と貼付面20aの間に適度なスペースを形成する。使用する貼付剤70を仮止め手段40にセットする際にスペーサー30のリング内の中心に貼付剤70の中心が位置するように予め貼付剤70を仮止め手段40にセットすることにより、使用者はこのスぺーサー30の皮膚に面する平滑な面30aが皮膚に接触した感触を媒介にして、貼付部位Sに対する貼付剤70の相対的な位置を認識することができ、貼付部位Sに対して貼付剤70の貼付すべき位置を的確に決められることとなる。なお、皮膚に面する平滑な面30aを「貼付面30a」として以降の説明に記述することとする。
【0024】
また、貼付剤70の貼付後の向きも所望の向きに設定したい場合には、貼付剤70をセットする際に予めスペーサー30が皮膚に触れた時の感触によって貼付剤の向きも容易にイメージできるようにセットする。例えば図3に示すように、スぺーサー30の長手方向L30と、矩形の貼付剤70の長手方向L70とが平行になるようにしておく。このようにすることにより容易に貼付部位Sにおける貼付剤70の貼付後の向きを自在に決めることができ、他人に貼付してもらう場合と同じ作用効果が得られることとなる。
【0025】
このスペーサー30の形状は特に限定されないが、上記の貼付部位Sに対する貼付剤70の位置決めの容易性及び貼付位置における向きの設定の容易性という観点から矩形リング状が好ましい。これは、使用される貼付剤70の形状が通常矩形であるためである。このように貼付剤70の形状にスペーサー30の形状を合わせることによって、使用者は貼付剤70の位置決めを行う際に皮膚に接触するスペーサー30の矩形の貼付面30aの感触から矩形の貼付剤70の位置のより具体的なイメージを得ることができる。さらに、使用者は貼付剤70の貼付位置における向きの設定を行いたい場合にも貼付剤70の形状にスペーサー30の形状を合わせておけば、スペーサー30の矩形リングの各辺に対して貼付剤70の外周の各辺が平行になるように合わせ易いので仮止め手段40上に容易にセットできることとなる。
【0026】
なお、貼付面30aは平面である必要は無く、例えば断面凸形の曲面であって、皮膚と線接触するものであってもよい。この場合にはスペーサー30の貼付面30aが皮膚に接触する際の感触がより鋭敏になるので、上記のような面接触する場合に比較して貼付剤70の位置決めがより容易となる。
【0027】
また、スペーサー30は、支持板20と同様にこの貼付部位Sの凹凸面に貼付剤70を密着させるために、適度な形状弾性(可とう性)を有していることが好ましい。さらに、このスペーサー30は、支持板20よりも柔軟性が高く、支持板20が貼付部位Sの方向に押圧される場合に支持板20と貼付部位Sの間で容易に収縮できるものが好ましい。このようにすることにより、後述するように貼付部位S付近が多少の凹凸を有していても、貼付の際に支持板20が貼付部位に向けて押圧されるとともにこのスペーサー30が収縮し、この時のスペーサー30の応力によって貼付部位S付近の凹凸面は押し広げられてほぼ平滑な面となるので、貼付剤70は貼付部位Sにフィットした状態で貼付されることとなる。
【0028】
スぺーサー30の構成材料は、スぺーサー30を形成した際にスぺーサー30が形状弾性を有するものが好ましく選択される。例えば、ゴム(エラストマー)、ゴム製スポンジ、合成樹脂(エラストマーを除く)、合成樹脂製スポンジ等を使用することができる。さらに、選択される構成材料に応じてスぺーサー30の好適な厚みT30も決められ、形成されるスぺーサー30が十分な形状弾性を有するように調整されることとなる。
【0029】
貼付剤位置決め部50は、スぺーサー30の貼付面30aの四隅に設けらた円柱状の突起である。この貼付剤位置決め部50は貼付部位S付近の皮膚と点接触することができるので、貼付剤貼付用補助器具10を皮膚に接触させて貼付剤70の位置決めを行う際に、使用者は、スペーサー30を皮膚に接触させる場合よりも鋭敏な感触を得ることができ、所望の貼付部位Sに対する貼付剤70位置をより正確に把握できることとなる。
【0030】
また、貼付剤70を仮止め手段40にセットする際に、貼付剤位置決め部50に対する貼付剤70の向きも予め規定しておくと、各貼付剤位置決め部50が皮膚に触れた時の感触によって貼付部位Sにおける貼付剤70の向きも容易にイメージできることとなる。例えば、図3に示すように、スぺーサー30の長手方向に位置する一組の貼付剤位置決め部50を結ぶ直線L50と、矩形の貼付剤70の長手方向L70とが平行になるようにしておく。このようにすることによりスペーサー30と同様に貼付部位Sにおける貼付剤70の向きを自在に決めることができる。
【0031】
また、貼付剤位置決め部50は、支持板20及びスペーサー30と同様に貼付部位Sの凹凸面に貼付剤70を密着させるために適度な形状弾性(可とう性)を有していることが好ましい。さらに、この貼付剤位置決め部50は、支持板20よりも柔軟性が高く、支持板20が貼付部位Sの方向に押圧される場合に支持板20と貼付部位Sの間で容易に収縮できるものが好ましい。このようにすることにより、貼付部位S付近が多少の凹凸を有していても、貼付の際に支持板20が貼付部位に向けて押圧されるとともにスペーサー30とこの貼付剤位置決め部50が共に収縮し、この時のスペーサー30及び貼付剤位置決め部50の応力によって貼付部位S付近の凹凸面は押し広げられてほぼ平滑な面となるので、貼付剤70は貼付部位Sにフィットした状態で貼付されることとなる。なお、この貼付剤位置決め部50の有する柔軟性の大きさは、スペーサー30の有する柔軟性に対しては特に限定して設定される必要はなく、貼付剤位置決め部50の有する柔軟性がスペーサー30の有する柔軟性よりも低い場合においても高い場合においても上記したような貼付の際の貼付部位Sを押し広げて平滑な面にする作用効果を得ることができる。
【0032】
また、この貼付剤位置決め部50の構成材料は、貼付部位Sに接触した時に得られる感触により使用者が貼付剤70の貼付位置を認識できるものであれば特に限定されず、スペーサー30と同様の構成材料が使用される。例えばスペーサー30と同じ材質であってもよい。なお、この貼付剤位置決め部50の突出方向の高さは、貼付の際に支持板20が貼付部位Sに押圧された際に貼付剤70の貼付面70aが皮膚に十分に接触できるように、支持板20、スペーサー30、仮止め手段40との兼ね合いから調整されることとなる。
【0033】
また、この貼付剤位置決め部50の数は、少なくともこの貼付剤位置決め部50によって貼付剤70を囲む平面領域を形成し得る3つ以上が好ましく、特に矩形の平面領域を形成し得る4つであることが好ましい。これは、各貼付剤位置決め部50の頂点を結ぶ平面内に貼付剤70が入るように位置させることにより、使用者が、貼付作業の際に貼付部位Sに対する貼付剤70の位置をイメージし易くなるからである。
【0034】
なお、貼付剤位置決め部50の突起の形状は、使用者がこれを皮膚に接触させた際に鋭敏な感触を得ることができ、かつ皮膚に押し当てた時に痛みを感じたり皮膚に傷やこの部分の跡が残るといった不具合の無いものであれば特に限定されず、半球状、錘状であってもよい。
【0035】
図2に示すようにハンドル部60は、矩形リング状の連続環状体である。このハンドル部60は、支持板20の背面20b上にリングが垂直に倒立されるように設けられている。使用者はこのリング内に指を挿入して容易に貼付剤貼付用補助器具10を握ることが可能となる。また、これにより手で届きにくい貼付部位Sに対しても貼付剤70を容易に位置させることができる。
【0036】
ハンドル部60の構成材料は、支持板20を押圧して貼付剤70を貼付部位Sに貼着させる時にかかる負荷に十分に耐えられるものであればよく、特に限定されない。例えば、支持板20と同じ構成材料から形成されていてもよい。
【0037】
以下、図3〜図7に基き図1及び図2に示した本実施形態係る貼付剤貼付用補助器具10の使用方法を説明する。
【0038】
まず、図3に示すように、矩形の貼付剤70を貼付剤貼付用補助器具10の粘着フィルム(仮止め手段)40の貼付面40a中央部にシワのないようにきれいに広げてセットし保持させる。このようにすることにより、各貼付剤位置決め部50が、貼付剤70を囲むようにして形成する平面領域の中心と貼付剤70の中心とがほぼ一致することになり、各貼付剤位置決め部50の皮膚に触れる感触により貼付剤70の中心を貼付部位Sの中心に合わせ易くすることができる。また貼付剤70は、粘着フィルム40の貼付面40a上にシワのないようにきれいに広げてセットされているので、貼付作業中に貼付剤70が折れ曲がることによりその粘着面70a同士が部分的に接着してしまうという不具合も防止される。
【0039】
さらに、貼付剤70を貼付する際に貼付部位Sにおける貼付剤70の向きも決めたい場合には、各貼付剤貼付剤位置決め部50が皮膚に触れた時の感触によって貼付剤70の向きも容易にイメージできるようにセットする。例えば、スぺーサー30の長手方向に位置する一組の貼付剤位置決め部50を結ぶ直線の方向L50と、矩形の貼付剤70の長手方向L70とが平行になるようにしておく。このようにすることにより容易に貼付部位Sにおける貼付剤70の向きを自在に決めることができる。
【0040】
次に、ハンドル部60を手で握り、図4に示すような直接目で見にくい背中の貼付部位Sに貼付剤貼付用補助器具10を運ぶ。この時ハンドル部60が備わっているので、手が届きにくい貼付部位Sに対しても容易に貼付剤貼付用補助器具10を運ぶことができる。次に、図5(a)に示すように貼付部位S上に貼付剤貼付用補助器具10を位置させて、図5(b)に示すように貼付剤位置決め部50を貼付部位S付近に接触させることにより、貼付部位Sに対する貼付剤貼付用補助器具10の相対的な位置を決める。このとき貼付剤位置決め部50の突起と皮膚の接触部の感触を頼りにして貼付部位Sの中心部と貼付剤貼付用補助器具10の中心部がほぼ一致するように調節する。
【0041】
さらに、貼付剤70を所望の向きに貼付したい場合、例えば使用者の背骨方向Xに矩形貼付剤70の長手方向L70を平行にしたい場合には、図5(a)に示すように貼付部位Sに対して貼付剤70の中心位置が決まった時点で適宜貼付剤貼付用補助器具10を回転させて向きを変える。これにより、図6(a)に示すように他の人に貼付してもらう時と同様に貼付剤70の方向も含めて貼付部位Sに的確に貼付位置を決めることができる。
【0042】
次に図6(b)に示すようにハンドル部60を軽く貼付部位Sの方向に押し込む。この時、形状弾性を有する支持板20が貼付部位Sの方向にわずかに屈曲されるとともに、形状弾性を有するスぺーサー30及び貼付剤位置決め部50が収縮され、貼付部位Sの周囲を押圧しつつ貼付部位Sを外方向に放射状に押し広げる。このことにより貼付部位Sの凹凸状の面は中心部が僅かに***したほぼ平滑な面となる。次にこの***した貼付部位Sの中心部と貼付剤70の中心部とが接触する。次にハンドル部60をさらに押し込むことにより貼付剤70全体が貼付部位Sの面に貼着されることとなる。このような貼付部位Sの凹凸状の面を適度に押し広げながらシワができないようにきれいに貼付剤70を貼着する一連の動作は、このような貼付剤貼付用補助器具10なしに片手のみで行うことは通常できない動作である。また、貼付剤70の大きさよりも粘着フィルム40の大きさの方が大きく設定されており、貼付剤70は中心部のみならず外縁部全体を皮膚に対して十分に貼着固定されることになるので、貼付後の外縁部の剥がれといった不具合が生じることはない。
【0043】
次に、図7(b)に示すように、ハンドル部60を引き上げて貼付剤貼付用補助器具10を貼付部位Sより引き離す。この時貼付部位Sに対する貼付剤70の粘着力の方が貼付剤70に対する粘着フィルム40の粘着力よりも大きいので、貼付剤70は容易に粘着フィルム40から速やかに剥離されて貼付部位Sに貼着される。さらに、貼付剤貼付用補助器具10を引き離すと、貼付部位Sの面は元の凹凸面に戻るが、貼付剤70は、その基布の有する柔軟性により、貼付部位Sの凹凸面に合わせて変形しシワなくきれいにフィットしている。しかも、図7(a)に示すように、他人に貼付してもらう場合と同様に貼付剤70の向きも所望の向きに合わせることができる。
【0044】
このようにして、本実施形態の貼付剤貼付用補助器具10により目で直接見えにくい貼付部位Sにも使用者が独力で容易に貼付剤70を貼付することができる。
【0045】
図8及び図9は本発明に係る貼付剤貼付用補助器具10の別の実施形態を示す斜視図である。
【0046】
図8に示す貼付剤貼付用補助器具10は、図1及び図2に示した貼付剤貼付用補助器具10の構成と以下の2点において異なるものである。
【0047】
第一に、スペーサー30が円柱状の突起として支持板20の四隅にそれぞれ配置されている。このスペーサー30は、先に延べた図1及び図2に示した貼付剤貼付用補助器具のスペーサーと貼付剤位置決め部の両方の機能を兼ね備えるものである。これにより、貼付剤貼付用補助器具10の構造がシンプルになり軽量化することができる。
【0048】
第二に、ハンドル部60が支持板20と折りたたみ式で一体化されており、使用する際には支持板20の中央部から突出され、使用しない場合は支持板20内に収納されるようになっている。このハンドル部60により、貼付剤貼付用補助器具10がよりコンパクトになり、特に使用しない場合に嵩張らないので狭い収納スペースに片づけておくことができる。
【0049】
図9に示す貼付剤貼付用補助器具10は、図1及び図2に示した貼付剤貼付用補助器具10の構成と以下の2点において異なるものである。
【0050】
第一に、図8の貼付剤貼付用補助器具10と同様にスペーサー30が円柱状の突起として支持板20の四隅にそれぞれ配置されている。
【0051】
第二に、ハンドル部60が棒状の柄として支持板20の外縁部に設けられている。このハンドル部60により、手が届きにくい貼付部位Sに対して貼付剤70を位置させることができる範囲が更に大きくなる。また、このようにハンドル部60を棒状の柄とすることにより高齢者等の身体の柔軟性の劣る使用者が、単独で背中などの貼付部位Sに貼付剤70を容易に貼付できることとなる。
【0052】
以上、本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、スペーサー30の形状は、貼付剤70及び仮止め手段40を挟んで対向する2本の棒状のものであってもよい。また、スペーサー30の取付位置は支持板20の貼付面20a上に限られず、貼付剤70の位置決めの際に皮膚と支持板20の貼付面20aの間に適度なスペースを形成することのできる厚みを有していれば外枠として支持板20の外縁部に取り付けられるものであってもよい。また、この貼付剤位置決め部50の設置位置もスぺーサー30上に限られず、スぺーサー30の貼付面30aよりも突出していれば支持板20に直接設置されていてもよい。さらに、この貼付剤位置決め部50の数は、使用者がこの貼付剤位置決め部50を介して貼付剤70の貼付すべき位置を把握することが可能であれば3つ未満でもよい。例えば貼付剤位置決め部50が1つでも、貼付部位Sに接触させた場合にこの貼付剤位置決め部50と、その他のスぺーサー30等の部位と貼付部位Sとの接触部から得られる感触から貼付部位Sに対する貼付剤70の位置を使用者がイメージできる。
【0053】
また、上述した貼付剤貼付用補助器具においては、仮止め手段40として表面に粘着加工を施したものを例示したが、例えば、貼付作業中に貼付剤70を一時的に保持できるとともに繰り返し使用が可能であれば、貼付面40aに粘着加工を施していない合成樹脂フィルムであり貼付剤70の基布側の面とこの合成樹脂フィルムの貼付面40aとが静電気的に接合して貼付剤70を保持するものであってもよく、また、面ファスナーや紙製シートに合成樹脂のラミネート加工を施したものが用いられてもよい。
【0054】
また、上述した貼付剤貼付用補助器具においては、支持板とスペーサーが共に形状弾性を有するものであるが、本発明に係る貼付剤貼付用補助器具は、支持板とスペーサーとが必ずしも形状弾性を有していなくともよい。
【0055】
すなわち、支持板20が適度の形状弾性を有しておりスペーサー30が形状弾性を有していない場合には、貼付部位Sに対する貼付剤70の位置決め後、支持板20を貼付部位Sの方向に押し込みながら貼付部位Sに貼付剤70を貼着する際の支持板20および貼付部位Sの動きは、図6(b)と基本的に同様である。この場合においても貼付部位Sの凹凸面は支持板20が屈曲することによりスペーサー30が貼付部位Sの凹凸面を外方向に放射状に押し広げて貼付部位Sを平滑な面にし、貼付剤70を容易に貼着できることとなる。なお、この場合においてはスペーサー30は収縮しないので、貼付剤70が貼付部位Sに十分に貼着されるようにその厚みT30(図1参照)が適度に調節されることとなる。
【0056】
また、スペーサー30が適度の形状弾性を有しており支持板20が形状弾性を有していない場合には、図10(a)に示すように貼付部位Sに対する貼付剤70の位置決め後、図10(b)に示すように支持板20を貼付部位Sに向けて押し込む際に、支持板20は変形せずスペーサー30のみが収縮して貼付部位Sの面を押圧することになる。この場合にも貼付部位Sの面は支持板20に押圧されるに伴い中央部が***してほぼ平滑な面となる。さらに支持板20を貼付部位Sに向けて押し込むことにより貼付部位Sの中心部と貼付剤70の中心部から徐々に全体的に貼付されることとなる。そして図10(c)に示すように補助器具10を貼付部位Sから引き離した後の貼付剤70は貼付部位Sにシワの無いようにフィットされて貼着されることとなる。なお、この場合には支持板20が変形しないので、この貼付剤補助器具10は図10(b)に示した貼付機能が有効に働くような貼付部位Sとして凹凸の緩やかな面か或いは比較的小さな面に対して使用する場合に特に有効となる。
【0057】
更に、支持板20、スペーサー30がともに形状弾性を有していない場合には、貼付部位Sに対する貼付剤70の位置決め後、支持板20を貼付部位Sの方向に押し込みながら貼付部位Sに貼付剤70を貼着する際の支持板20および貼付部位Sの動きは、基本的に図10(b)と同様である。この場合においても貼付部位Sの凹凸面は支持板20が貼付部位Sに向けて押圧されることによりスペーサー30が貼付部位Sの凹凸面を押圧して貼付部位Sを平滑な面にし、貼付剤70を容易に貼着できることとなる。なお、この場合においてスペーサー30は収縮しないので、貼付剤70が貼付部位Sに十分に貼着されるようにその厚みT30(図1参照)が適度に調節されることとなる。
【0058】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の貼付剤貼付用補助器具によれば、貼付剤の使用者は、使用する貼付剤を支持板上の仮止め手段に保持させることにより所望の貼付部位付近に位置させることができ、さらにスぺーサーにより正確な貼付位置を認識することができるので、適切な貼付位置を視覚的に直接確認しにくい背中等の部位に対して貼付剤を貼付する際に、使用者が独力で容易にしかも的確に貼付することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の貼付剤貼付用補助器具の好適な一実施形態を示す斜視図である。
【図2】図1に示す貼付剤貼付用補助器具の背面を示す斜視図である。
【図3】図1の貼付剤貼付用補助器具への貼付剤の取り付け方法の一例を示す正面図である。
【図4】貼付剤使用者の背中における貼付部位の位置を示す模式図である。
【図5】(a)及び(b)は図1の貼付剤貼付用補助器具を用いて図6の貼付部位に対する貼付剤の位置決めを行う場合の作業の一例を示す模式図である。
【図6】(a)及び(b)は図1の貼付剤貼付用補助器具を用いて図6の貼付部位に対して貼付剤を貼付する場合の作業の一例を示す模式図である。
【図7】(a)及び(b)は図1の貼付剤貼付用補助器具を用いて貼付剤を貼付した後の貼付剤及び貼付部位の状態を示す模式図である。
【図8】本発明の貼付剤貼付用補助器具の第二の実施形態を示す斜視図である。
【図9】本発明の貼付剤貼付用補助器具の第三の実施形態を示す斜視図である。
【図10】(a)〜(c)は、スペーサーが形状弾性を有しており、支持板が形状弾性を有していない場合の一連の貼付作業における支持板、スペーサー及び貼付部位の動きを示す模式断面図である。
【符号の説明】
10…貼付剤貼付用補助器具、20…支持板、20a…支持板20の貼付面、30…スぺーサー、30a…スぺーサー30の貼付面、40…仮止め手段、40a…仮止め手段40の貼付面、50…貼付剤位置決め部、60…ハンドル部、70…貼付剤、S…貼付部位、T20…支持板20の厚み、T30…スぺーサー30の厚み、L30…スぺーサー30の長手方向、L50…スぺーサー30の長手方向に位置する貼付剤位置決め部50を結ぶ直線の方向、L70…貼付剤70の長手方向。

Claims (3)

  1. 使用されるべき貼付剤よりも大きな面を有する支持板と、
    前記支持板の一方の面の外縁部に設けられており、使用されるべき貼付剤の厚さよりも大きな厚さを有するスぺーサーと、
    前記支持板の一方の面に固定され、使用されるべき貼付剤を一時的に剥離可能に保持する仮止め手段と、
    を備えることを特徴とする貼付剤貼付用補助器具。
  2. 前記スぺーサーに設けられている突起状の貼付剤位置決め部を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の貼付剤貼付用補助器具。
  3. 前記支持板に接続されているハンドル部を更に備えていることを特徴とする請求項1または2に記載の貼付剤貼付用補助器具。
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