JP4261108B2 - Pipe fitting - Google Patents

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、管継手に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来から、流体移送用のチューブやホースの管の接続箇所に、プラグ（雄部材）とソケット（雌部材）とから成る管継手が用いられている。この管継手には、プラグとソケットの連結状態が外れないようにするためのラッチ等のロック機構を有している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
従来の管継手では、プラグとソケットを連結する場合に、ロック機構であるラッチをスライドさせてプラグとソケットをロックさせている。しかし、何かの衝撃によってラッチがスライドしてロックが解除され、プラグとソケットとの連結が確実に行われないおそれがあった。
【０００４】
また、従来の管継手では、ロック機構を解除してプラグとソケットとの連結状態を外した場合には、更にプラグとソケットとを連結位置から互いに引き離す作業を必要としていた。これは、プラグとソケットにはそれぞれ長いチューブ等が取付けられているため、プラグとソケットとのロック状態を外しても、プラグとソケットはそのままの位置にあるため、ロック機構の解除レバーを放すとプラグとソケットとが再度ロックされるおそれがあるためである。プラグとソケットとを連結位置から互いに離すためには、プラグやソケットを長いチューブ等を伴って引張る作業が必要となり、相当な力を必要とするものであった。
【０００５】
従来の不具合を解消する管継手として、ロック機構のロック状態を解除した際に、プラグとソケットとを引き離すためのスプリングを備えるものが提案されている。しかし、このスプリングを備えるものでは、部品（スプリング）点数が増加して、部品コストが上昇するという欠点があった。
【０００６】
更に、従来の管継手においては、ロック機構のロック状態を解除する操作箇所を１箇所としていた。もし、１箇所の操作箇所に何かが衝突した場合に、ロックが解除されるという不慮の事故が発生するという不具合があった。
【０００７】
本発明は従来の欠点に鑑みてなされたもので、プラグとソケットと連結部の固定性を強化するようにした管継手を提供することを目的とするものである。
本発明はまた、プラグとソケットとが不慮の事態によって連結が外れることを防止できるようにした管継手を提供することを目的とするものである。
本発明は更に、部品点数を増加させることなく、ロック状態を解除する際にプラグとソケットとを互いに引き離せるようにした管継手を提供することを目的とするものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
本発明は、プラグとソケットとそのソケットに取り付けるものであって前記プラグと前記ソケットを連結解除するラッチとを有する管継手において、前記プラグの外面に前記ソケットへの挿入先端側から後部側に向けて先端側外壁部とその先端側外壁部より径大の突起部とその突起部より径小の嵌合溝と前記突起部より径大の鍔部とを順に形成し、前記ラッチがバネ材から成る一対の腕部とその一対の腕部と連結する操作手段とを有し、前記各腕部の一端を自由端とし、その自由端に内向きに張り出した爪部を形成し、前記ソケットにおいて、前記腕部に形成した前記爪部と係合する係合面を形成し、前記係合面から続く左右の傾斜側面を形成し、その左右の傾斜側面の間隔が前記係合面から離れるに伴って狭くなるようにし、前記爪部が前記係合面に近い位置の前記傾斜側面に接触している状態では、その傾斜側面が一対の腕部に互いに開くような外力を与えるようにし、前記ラッチを前記ソケットに取り付けた状態では、前記爪部と前記係合面とが係合して一対の腕部の間隔は前記突起部の直径より小さく設定し、前記操作手段を押すことによって一対の腕部の間隔は前記突起部の直径より大きくなるよう設定し、前記プラグを前記ソケット側に挿入する際に前記突起部が前記一対の腕部を押し広げてその一対の腕部を通過し、一対の腕部を前記突起部と前記鍔部との間で前記プラグの軸方向にそれらを越えて移動しないように保持し、その後前記ラッチの操作手段を前記ソケットの軸方向に押すことによって一対の腕部の間隔を前記突起部が通過できる大きさにしたことを特徴とするものである。
【０００９】
本発明はまた、一対の腕部の両端をそれぞれ操作手段と連結し、ラッチをソケットに取り付けた状態では一対の腕部がソケットに形成したガイド部を挟み、そのガイド部によって一対の腕部の間隔が前記突起部の直径より小さい状態を保持し、ソケットとプラグとを外す場合には一対の操作手段を互いに近づく方向に押すようにしたものである。
【００１０】
本発明はまた、前記ラッチに前記操作手段と連結するものであって前記鍔部をプラグをソケットから離す方向に押すための押出し手段を備え、前記操作手段を前記ソケットの軸方向に押して一対の腕部の間隔を前記突起部が通過できる大きさになった時に前記押出し手段が前記鍔部を押して前記突起部を一対の腕部の間を通過させて前記プラグを前記ソケットに対して反対側に移動させるようにしたものである。
【００１１】
【発明の第一実施形態】
次に本発明を図面に基づいて説明する。
図１は本発明に係る管継手におけるプラグとソケットとが離れた状態を示す断面図、図２はプラグとソケットとが更に離れた状態を示す正面図、図３は図１のA−A線断面図、図４は本発明で使用するラッチの正面図、図５は図４のラッチのＢ−Ｂ線断面図である。図１や図２に示すように、管継手は、プラグ１０と、ソケット１２と、そのソケット１２に取り付けられるロック機構としてのラッチ１４とから成る。プラグ１０もソケット１２もその素材を合成樹脂とするのが望ましいが、それに限るものではない。ラッチ１４は、外力が加えられると変形するが、外力が除去されると元の形に戻る性質を有する素材（以下「バネ材」とする）で構成するのが望ましい。
【００１２】
プラグ１０は内部に通路１６を形成したものであり、プラグ１０の外面には、ソケット１２側への挿入先端側から後端側にかけて、先端側外壁部１８と、それに続くテ−パ状で環状突起部２０と、それに連なるものであって環状突起部２０より直径が小さい嵌合溝２２と、それに連なるものであって環状突起部２０より直径が大きい環状の鍔部２４と、それに連なるものであって図示しないチューブ等を嵌合させるための管嵌合部２６とが形成される。環状突起部２０の外面には、先端側外壁部１８側から嵌合溝２２に向かうにつれて徐々に直径が大きくなるテ−パ面２８が形成されている。ここで、先端側外壁部１８の直径をｄとし、環状突起部２０の最大直径をＤとし、Ｄはｄより大きいものとする（図２）。
【００１３】
図１に示すように、ソケット１２は内部に通路３０を形成したものであり、プラグ１０が挿入される側の通路３０の内壁を径大にして、その径大にした通路３０の奥側にＯリング３２とＯリング押え３４とを備える。図３に示すように、ソケット１２におけるプラグ１０の挿入側先端付近の断面には、ラッチ１４を取付けるための空間３６が形成される。この空間３６の形成位置におけるソケット１２の断面には、左右のガイド部３８と、上側のラッチストッパ４０と、下側の係合手段としてのラッチ受け４２とが形成される。ラッチストッパ４０は、ラッチ１４のそれ以上のＰ方向（図３）への移動を阻止するためのものである。ラッチ受け４２には、ラッチストッパ４０の反対側の面に係合手段としての底面（係合面）４４と、その底面４４と連絡する左右一対の傾斜側面４６が形成される。左右一対の傾斜側面４６の間隔は、底面４４に近い側が広く、ラッチストッパ４０側に向かうにつれて徐々に狭くなるように設定されている。
【００１４】
ロック機構としてのラッチ１４は、図４並びに図５に示すように、上部に設けられる操作手段としての操作レバー４８と、操作レバー４８の下位にそれと若干の間隔を開けて平行に備えられるものであって前記ラッチストッパ４０と当接可能なストッパ当接部５０と、一端側を操作レバー４８並びにストッパ当接部５０と連結するものであって他端を自由端とする左右の腕部５２と、各腕部５２の自由端に形成される係合手段としての爪部５４と、操作レバー４８の先端（プラグ１０の挿入側の先端）と連結した押出し手段としての押出し部材５６とから成る。ラッチ１４は、全ての構成部材をバネ材で一体に構成するのが望ましいが、ラッチ１４の各部材を別体に形成して、それらを連結するようにしても良い。しかし、少なくとも腕部５２はバネ材とする。
【００１５】
押出し部材５６は、ラッチ１４をソケット１２に取付けた状態において、ソケット１２の軸中心に向けて伸びる舌状のもので、その先端は自由端となっている。この押出し部材５６は、プラグ１０をソケット１２に挿入した際に、プラグ１０には接触しないが、プラグ１０をソケット１２から引き離す際に、プラグ１０の鍔部２４を押してソケット１２に対してプラグ１０を離す方向に移動させるものである（その詳細は後述する）。押出し部材５６における鍔部２４と接触する箇所には、押出し部材５６の長さの途中から自由端に向かうにつれて、鍔部２４とは相対的に離れる形状の傾斜面５８（図５）が形成されている。押出し部材５６は、ソケット１２に対してプラグ１０を離す方向へ弾性力が加えることが望ましいことから、素材をバネ材で形成するのが望ましい。
【００１６】
図４，図５及び図６に示すように、腕部５２におけるプラグ１０と対向する面には、プラグ１０をソケット１２に挿入した際に、プラグ１０の環状突起部２０（テ−パ面２８）と接触するためのテ−パ面６０が形成されている。このテ−パ面６０は、プラグ１０がソケット１２に挿入されることによって腕部５２を押し広げ、プラグ１０の環状突起部２０が一対の腕部５２の間を容易に通過するためのものである。
【００１７】
ラッチ１４をソケット１２に取付ける場合には、腕部５２の自由先端を先頭にしてソケット１２の空間３６に向けて挿入する。一対の腕部５２の自由先端はラッチ受け４２の傾斜側面４６に沿って広げられ、各腕部５２の先端の爪部５４がラッチ受け４２の底面４４に係合した状態で、ラッチ１４がソケット１２に取付けられる（図３）。腕部５２の先端の爪部５４がラッチ受け４２の底面４４に係合した状態では、ラッチ１４の操作レバー４８はソケット１２の外側に突出しているが、図１や図２に示すように、操作レバー４８はソケット１２に近接した位置にある。この図３の状態では、腕部５２を広げる方向の外力が腕部５２に働かない限り、腕部５２の先端の爪部５４がラッチ受け４２の底面４４に係合した状態を保つ。この図３の状態では、一対の腕部５２の間隔Ｅは、先端側外壁部１８の直径ｄより大きく、環状突起部２０の最大直径Ｄより小さくなるよう設定されている。
なお、図４に示すように、外力がかからないラッチ１４単体の状態では、一対の腕部５２の間隔Ｆは図３に示した間隔Ｅであっても、あるいは先端側外壁部１８の直径ｄと同じかそれより小さいものであっても良い。
【００１８】
次に、プラグ１０をソケット１２の内部へ挿入する場合における一対の腕部５２とプラグ１０との相対関係を図６に基づいて説明する。プラグ１０をソケット１２に向けて先端側外壁部１８側から挿入すると、直径ｄの先端側外壁部１８は図３の状態の一対の腕部５２の間（間隔Ｅ）を通過するが、その際に先端側外壁部１８が腕部５２に接触することはない（図６の▲１▼の状態）。あるいは接触しても、先端側外壁部１８が一対の腕部５２の間（間隔Ｅ）を通過することの支障にはならない。
【００１９】
その後、直径Ｄの環状突起部２０のテ−パ面２８が一対の腕部５２のテ−パ面６０に接触する。環状突起部２０のテ−パ面２８と腕部５２のテ−パ面６０とが接触するので、その接触した状態からプラグ１０を更に押し入れることによって、環状突起部２０は一対の腕部５２を互いに離れる方向に押し開き（図６の▲２▼の状態）、環状突起部２０は一対の腕部５２の間を通過する。環状突起部２０のテ−パ面２８と腕部５２のテ−パ面６０とを形成したが、いずれか一方のテ−パ面があれば一対の腕部５２は互いに離れる方向に容易に押し開かれ、環状突起部２０は一対の腕部５２の間を容易に通過することができる。
【００２０】
ここで、環状突起部２０が一対の腕部５２を通過する際の図３相当図を図７に示す。一対の腕部５２が互いに離れる方向に押し開かれることによって、腕部５２の自由先端も互いに離れる方向に押し開かれ、それによって腕部５２の爪部５４はラッチ受け４２の底面４４から外れる。一対の腕部５２の間隔が広げられているため、腕部５２の爪部５４がラッチ受け４２の底面４４から外れた際には、腕部５２の爪部５４は図３の位置よりやや上方に移動する。それと共に、ラッチ受け４２の底面４４から外れた爪部５４は互いに近づく方向に戻される。これによって、腕部５２の爪部５４はラッチ受け４２の傾斜側面４６の下方側に接触する。爪部５４が底面４４に近い位置の傾斜側面４６に接触している状態では、その傾斜側面４６によって一対の腕部５２に互いに開くような外力を与えている。
【００２１】
プラグ１０の環状突起部２０が腕部５２を通過した後は、図６に示すように、鍔部２４の挿入側側面６２が腕部５２に衝突し、プラグ１０のそれ以上のソケット１２側への挿入が停止され、腕部５２は嵌合溝２２（環状突起部２０と鍔部２４の間）に嵌合する（図６の▲３▼の状態）。プラグ１０のソケット１２側への挿入が停止した状態（図８並びに図９）では、プラグ１０の先端側外壁部１８は、Ｏリング３２と嵌合する。
【００２２】
腕部５２が嵌合溝２２に嵌合した状態では、環状突起部２０によって押し広げられた腕部５２からの外力は除去されるが、一対の腕部５２は傾斜側面４６によって外力が与えられている。このため、一対の腕部５２は外力を除くために、その自由端に互いに近づく方向の力が働き、爪部５２がラッチ受け４２の傾斜側面４６に沿って移動しながら、ラッチ１４が図７の状態から上昇する。ラッチ１４の上方への移動は、一対の腕部５２でプラグ１０の嵌合溝２２をバネ力（バネ材である一対の腕部５２の外力に対して戻る力）で挟持した状態で停止する（図９）。
【００２３】
この図９の状態では、プラグ１０にソケット１２から引き抜く力がかかっても、プラグ１０の環状突起部２０と鍔部２４が一対の腕部６７を挟持しており、しかも一対の腕部５２が環状突起部２０を越えることがないので、プラグ１０がソケット１２から外れることはない。更に、一対の腕部５２がバネの戻り力によってプラグ１０の嵌合溝２２を挟持するようにすれば、プラグ１０にソケット１２から引き抜く力がかかっても、プラグ１０をソケット１２から外れることをより防止することができる。これによって、プラグ１０とソケット１２との固定性を強固にすることができる。
【００２４】
次に、プラグ１０とソケット１２とを外す場合に、ラッチ１４の操作レバー４８をソケット１２の軸中心に向けて押し下げる。即ち、図８並びに図９において、ラッチ１４の操作レバー４８をＧ方向に押し下げる。これによって、ラッチ１４の押出し手段５６は、図１０に示すようにプラグ１０の鍔部２４の挿入側側面６２またはその外縁に接触し、プラグ１０をソケット１２から外す方向（Ｈ方向）に押す。ラッチ１４の操作レバー４８をＧ方向に押し下げることによって、一対の腕部５２の先端の爪部５４は、傾斜側面４６と接触しながら下方に押し下げられる。これによって、一対の腕部５２は互いに離れる方向に押し広げられ、途中で一対の腕部５２の間隔Ｅが環状突起部２０の最大直径Ｄより大きくなる図７の状態となる。
【００２５】
この図７の状態では、ラッチ１４の押出し手段５６は、図１０に示すようにプラグ１０の鍔部２４をプラグ１０をソケット１２から外す方向に押しているので、一対の腕部５２が環状突起部２０を越えることができる。即ち、本発明ではプラグ１０とソケット１２との連結を外す操作（ラッチ１４の操作レバー４８を押し下げる操作）を行った際に、ラッチ１４の押出し手段５６によって、プラグ１０とソケット１２とを連結位置から互いに離すことができる。プラグ１０とソケット１２とを連結位置より少ない距離であるが離すことによって、その後はチューブ等を取付けたプラグ１０とソケット１２とを簡単に離すことができる。
【００２６】
【発明の第二実施形態】
次に、本発明に係る管継手の他の実施形態について説明する。図１１は本発明に係る他の実施形態の管継手のプラグとソケットとが離れた状態を示す断面図、図１２は図１１のＩ−Ｉ線断面図、図１３は図１１の状態から更にプラグとソケットとを離した状態を示す断面図、図１４は図１１で使用するラッチの正面図、図１５は図１４のラッチのＪ−Ｊ線断面図である。図１１に示すように、管継手は、第一実施形態と同一のプラグ１０と、ソケット６４と、そのソケット６４に取り付けられるロック機構としてのラッチ６６とから成る。ソケット６４は内部に通路６８を形成し、プラグ１０が挿入される側の通路６８を径大にする。図１２並びに図１３に示すように、ソケット６４におけるプラグ１０の挿入側先端付近の断面には、ラッチ６６を取付けるための空間７０が形成される。空間７０の形成位置におけるソケット６４の断面には、上下に左右のガイド部７２が形成される。ソケット６４のプラグ１０の挿入側先端で、左右のガイド部７２の間に溝７４が形成されている。
【００２７】
図１４に示すように、ロック機構としてのラッチ６６は、上下に設けられる操作手段としての操作レバー７６と、その上下の操作レバー７６に連結する一対の腕部７８と、上下の操作レバー７６の先端（プラグ１０の挿入側の先端）とそれぞれ連結する押出し手段としての押出し部材８０とを有する。ラッチ６６は、全ての構成部材をバネ材で一体に構成するのが望ましいが、ラッチ６６の各部材を別体に形成して、それらを連結するようにしても良い。しかし、腕部７８はバネ材とする。
【００２８】
押出し部材８０は、第一実施形態の押出し部材５６と同じ形状と同じ働きをするものである。押出し部材８０における鍔部２４と接触する箇所には、押出し部材８０の長さの途中から自由端に向かうにつれて、鍔部２４とは相対的に離れる形状の傾斜面８２（図１５）が形成されている。押出し部材８０は、ソケット６４に対してプラグ１０を離す方向へ弾性力が加えることが望ましいことから、素材をバネ材で形成するのが望ましい。
【００２９】
図１４及び図１５に示すように、腕部７８におけるプラグ１０と対向する面には、プラグ１０をソケット６４に挿入した際に、プラグ１０の環状突起部２０（テ−パ面２８）と接触するためのテ−パ面８４が形成されている。このテ−パ面８４は、プラグ１０がソケット６４に挿入されることによって腕部７８を押し広げ、プラグ１０の環状突起部２０が一対の腕部７８の間を容易に通過するためのものである。
【００３０】
ラッチ６６をソケット６４に取付ける際に、図１２に示すように、ラッチ６６の上下の押出し部材８０は、左右のガイド部７２の間の溝７４に挿入する。これと共に、一対の腕部７８を上下左右のガイド部７２の外側に装着する。この一対の腕部７８は左右のガイド部７２を挟み、そのガイド部７２によって一対の腕部７８の間隔Ｋは、先端側外壁部１８の直径ｄより大きく、環状突起部２０の最大直径Ｄより小さくなるよう設定される。ラッチ６６をソケット１２に取付けた状態（図１２）では、ラッチ６６の操作レバー７６はソケット１２から離れた位置にあり、ラッチ６６の上下の操作レバー７６を互いに近づく方向（Ｑ方向）に押せば、操作レバー７６は互いに近づくことができるように設定されている。
なお、外力がかからないラッチ６６単体では、一対の腕部７８の間隔は、図１４に示した間隔Ｋであっても、あるいは先端側外壁部１８の直径ｄと同じかそれより小さいものであっても良い。
【００３１】
次に、プラグ１０をソケット６４の内部へ挿入する場合における一対の腕部７８とプラグ１０との相対関係を図６に基づいて説明する。プラグ１０をソケット６４に向けて先端側外壁部１８側から挿入すると、先端側外壁部１８は図１２の状態の一対の腕部７８の間（間隔Ｋ）を通過する。その後、直径Ｄの環状突起部２０のテ−パ面２８が一対の腕部７８のテ−パ面８４に接触すると、環状突起部２０が一対の腕部７８を互いに離れる方向に押し開き（図６の▲２▼の状態）、環状突起部２０は一対の腕部７８の間を通過する。
【００３２】
プラグ１０の環状突起部２０が腕部７８を通過した後は、鍔部２４の挿入側側面６２が腕部７８に衝突し、プラグ１０のそれ以上のソケット６４側への挿入が停止され、腕部７８は嵌合溝２２（環状突起部２０と鍔部２４の間）に嵌合する（図６の▲３▼の状態）。一対の腕部７８は、プラグ１０のソケット１２側への挿入が停止した状態（図１６）では、プラグ１０の先端側外壁部１８は、Ｏリング３２と嵌合する。
【００３３】
環状突起部２０が腕部７８を越えた後は、環状突起部２０によって押し広げられた腕部７８から外力が除去され、一対の腕部７８が図１２の形態に戻される。図１２の状態で、一対の腕部７８によってプラグ１０の嵌合溝２２を挟持（固定）しても、挟持（固定）しないように設定しても良い。しかし、一対の腕部７８によってプラグ１０の嵌合溝２２を挟持（固定）する方が、プラグ１０とソケット６４とをより離れ難くすることができる。
【００３４】
図１２の状態で、しかも腕部７８が環状突起部２０と鍔部２４の間に嵌合した状態では、プラグ１０にソケット６４から引き抜く力がかかっても、プラグ１０の環状突起部２０と鍔部２４が一対の腕部６７を挟んでおり、しかも一対の腕部５２が環状突起部２０を越えることがないので、プラグ１０がソケット１２から外れることはない。更に、一対の腕部７８がバネの戻り力によってプラグ１０の嵌合溝２２を挟持するようにすれば、プラグ１０にソケット１２から引き抜く力がかかっても、プラグ１０をソケット１２から外れることをより防止することができる。これによって、プラグ１０とソケット１２との固定性を強固にすることができる。
【００３５】
次に、プラグ１０とソケット６４とを外す場合に、ラッチ６６の上下の操作レバー７６を互いに近づけるように押す。即ち、図１２において、ラッチ６６の上下の操作レバー７６をＱ方向（互いに近づく方向）に押す。これによって、一対の腕部７８は互いに離れる方向に押し広げられ、図１７に示すように、一対の腕部７８の間隔Ｌは環状突起部２０の最大直径Ｄより大きくなる。この際、ラッチ６６の押出し手段８０は、図１８に示すようにプラグ１０の鍔部２４の挿入側側面６２またはその外縁に接触し、プラグ１０をソケット６４から外す方向（Ｈ方向）に押す。これによって、プラグ１０はソケット６４都の連結位置から離れることができる。
【００３６】
以上のように、本発明の第二実施形態ではプラグ１０とソケット６４との連結を外す操作は、上下２箇所の操作レバー７６を互いに近づける操作をすることによってのみ行うことができる。これは、１箇所の操作によってプラグ１０とソケット６４との連結を解除するものでは、１箇所の操作箇所への何かの衝突によって連結が解除されるおそれがあるが、それと比べて第二実施形態のような２箇所の操作箇所を有するものでは、誤動作の発生率を格段に少なくすることができる。なお、この第二実施形態では第一実施形態と同様、ラッチ６６の押出し部材８０によって、プラグ１０とソケット１２とを連結位置から互いに離すことができ、その後はチューブ等を取付けたプラグ１０とソケット６４とを簡単に離すことができる。
【００３７】
なお、前記実施形態において、腕部５２，７８の間隔をプラグ１０の先端側外壁部１８の直径ｄより大きく設定し、プラグ１０をソケット１２，６４に向けて挿入した際に、プラグ１０の先端側外壁部１８は腕部５２，７８に接触しないと説明した。しかし、腕部５２，７８の間隔をプラグ１０の先端側外壁部１８の直径ｄより小さく設定して、プラグ１０をソケット１２，６４に向けて挿入した際に、先端側外壁部１８が腕部５２，７８に接触して、腕部５２，７８は先端側外壁部１８に合わせて広げられるようにしても良い。
【００３８】
【発明の効果】
以上のように、本発明に係わる管継手によれば、プラグによってラッチの腕部を押し広げてプラグをソケットに取付ける。プラグをソケットに取付けた状態では、押し広げられた腕部が押し広げられる前の位置に戻るので、ラッチの腕部を押し広げる操作を人為的に行わない限り、プラグがソケットから離れることは無く、従ってプラグをソケットに強固に固定することができる。
連結を解除する手段を２箇所とすることで、１箇所の操作手段のものと比べて、操作手段への何かの衝突によって発生する誤動作の確率を格段に低くすることができる。
プラグとソケットとの連結を外す際に、ラッチの腕部が広げると同時にラッチの押出し手段でプラグをソケットから外す方向に押す。これによって、プラグとソケットとの連結を外すと共に、プラグをソケットから簡単に離すことができる。従来のスプリングを備えるものと比べて、この押出し手段をラッチの一部で構成することで、部品点数を増加させることがない。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る管継手のプラグとソケットとが離れた状態を示す断面図である。
【図２】本発明に係る管継手のプラグとソケットとが離れた状態を示す正面図である。
【図３】図１のA−A線断面図である。
【図４】図１や図２で使用するラッチの正面図である。
【図５】図４のラッチのＢ−Ｂ線断面図である。
【図６】一対の腕部とプラグとの相対関係を示す構成図である。
【図７】環状突起部が腕部を通過する際の図３相当図である。
【図８】本発明に係る管継手のプラグとソケットとを連結した状態を示す断面図である。
【図９】プラグとソケットとが連結した状態の図３相当図である。
【図１０】押出し部材が鍔部を押す状態を示す断面図である。
【図１１】本発明に係る他の実施形態の管継手のプラグとソケットとが離れた状態を示す断面図である。
【図１２】図１１のＩ−Ｉ線断面図である。
【図１３】図１３は図１１の状態から更にプラグとソケットとを離した状態を示す断面図である。
【図１４】図１１で使用するラッチの正面図である。
【図１５】図１４のラッチのＪ−Ｊ線断面図である。
【図１６】プラグとソケットとを連結した状態示す断面図である。
【図１７】ラッチを押してプラグとソケットとの連結を外す状態を示す図１２相当図である。
【図１８】押出し部材が鍔部を押す状態を示す断面図である。
【符号の説明】
１０ プラグ
１２ ソケット
１４ ラッチ
１８ 先端側外壁部
２０ 環状突起部
２２ 嵌合溝
２４ 鍔部
２８ テ−パ面
４２ ラッチ受け
４４ 底面
４６ 傾斜側面
４８ 操作レバー
５２ 腕部
５４ 爪部
５６ 押出し部材
５８ 傾斜面
６０ テ−パ面
６２ 挿入側側面
６４ ソケット
６６ ラッチ
７６ 操作レバー
７８ 腕部
８０ 押出し部材
８２ 傾斜面
８４ テ−パ面[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a pipe joint.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, a pipe joint composed of a plug (male member) and a socket (female member) is used at a connection point of a tube for fluid transfer or a hose tube. This pipe joint has a locking mechanism such as a latch for preventing the plug and socket from being disconnected.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
In a conventional pipe joint, when connecting a plug and a socket, a latch which is a locking mechanism is slid to lock the plug and the socket. However, there is a possibility that the latch is slid by an impact and the lock is released, and the connection between the plug and the socket is not surely performed.
[0004]
Further, in the conventional pipe joint, when the lock mechanism is released and the connection state between the plug and the socket is released, it is necessary to further separate the plug and the socket from the connection position. This is because long plugs are attached to the plug and socket, so the plug and socket remain in the same position even if the plug and socket are unlocked. This is because the plug and the socket may be locked again. In order to separate the plug and the socket from the connection position, it is necessary to pull the plug and the socket with a long tube or the like, and a considerable force is required.
[0005]
As a pipe joint that solves the conventional problems, there has been proposed a pipe joint that includes a spring for separating the plug and the socket when the lock mechanism is unlocked. However, with this spring, the number of parts (springs) increases and the part cost increases.
[0006]
Furthermore, in the conventional pipe joint, the operation part which cancels | releases the lock state of a lock mechanism was made into one place. If something collides with one operation location, there is a problem that an unexpected accident occurs in which the lock is released.
[0007]
The present invention has been made in view of conventional drawbacks, and an object of the present invention is to provide a pipe joint in which the fixability of a plug, a socket, and a connecting portion is enhanced.
Another object of the present invention is to provide a pipe joint that can prevent a plug and a socket from being disconnected due to an unexpected situation.
It is another object of the present invention to provide a pipe joint in which a plug and a socket can be separated from each other when releasing a locked state without increasing the number of parts.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
The present invention relates to a pipe joint that is attached to a plug, a socket, and the socket, and has a latch that releases the connection between the plug and the socket, and the outer surface of the plug faces the rear side from the leading end side into the socket. A distal end side outer wall portion, a projection portion having a diameter larger than that of the distal end side outer wall portion, a fitting groove having a diameter smaller than that of the projection portion, and a flange portion having a diameter larger than that of the projection portion. A pair of arms and an operating means connected to the pair of arms, One end of each arm portion is a free end, a claw portion projecting inwardly is formed at the free end, and in the socket, an engagement surface that engages with the claw portion formed on the arm portion is formed, The left and right inclined side surfaces that extend from the engagement surface are formed such that the interval between the left and right inclined side surfaces decreases as the distance from the engagement surface decreases, and the claw portion is positioned at a position close to the engagement surface. In the state where it is in contact with the side surface, the inclined side surface gives an external force that opens the pair of arms to each other, With the latch attached to the socket, The claw portion and the engagement surface are engaged The distance between the pair of arms is set to be smaller than the diameter of the protrusion, and the distance between the pair of arms is set to be larger than the diameter of the protrusion by pushing the operating means, and the plug is placed on the socket side. When inserting, the projections spread the pair of arms and pass through the pair of arms, and the pair of arms are moved between the projection and the flange in the axial direction of the plug. It is characterized in that it is held so as not to move beyond, and then the operation means of the latch is pushed in the axial direction of the socket so that the projection can pass through the gap between the pair of arms. .
[0009]
In the present invention, both ends of the pair of arm portions are respectively connected to the operating means, and when the latch is attached to the socket, the pair of arm portions sandwich the guide portion formed on the socket, and the guide portions of the pair of arm portions When the distance is smaller than the diameter of the protrusion and the socket and the plug are removed, the pair of operating means are pushed in a direction approaching each other.
[0010]
The present invention is also provided with push means for pushing the hook portion in a direction away from the socket, the push means being connected to the latch with the operation means, and pushing the operation means in the axial direction of the socket. When the projection becomes large enough to pass through the gap between the arms, the push-out means pushes the flange so that the projection passes between the pair of arms and the plug is opposite to the socket. It is made to move to.
[0011]
First Embodiment of the Invention
Next, the present invention will be described with reference to the drawings.
1 is a sectional view showing a state in which the plug and the socket are separated from each other in the pipe joint according to the present invention, FIG. 2 is a front view showing a state in which the plug and the socket are further separated, and FIG. 3 is a line AA in FIG. 4 is a front view of the latch used in the present invention, and FIG. 5 is a sectional view taken along the line BB of the latch of FIG. As shown in FIGS. 1 and 2, the pipe joint includes a plug 10, a socket 12, and a latch 14 as a lock mechanism attached to the socket 12. The plug 10 and socket 12 are preferably made of synthetic resin, but are not limited thereto. The latch 14 is preferably made of a material (hereinafter referred to as “spring material”) having a property of deforming when an external force is applied but returning to its original shape when the external force is removed.
[0012]
The plug 10 has a passage 16 formed therein, and the outer surface of the plug 10 has an outer wall 18 at the front end side and a taper-like annular shape extending from the front end side to the rear end side toward the socket 12 side. A projection 20, a fitting groove 22 that is continuous with the annular projection 20 and has a diameter smaller than that of the annular projection 20, a ring-shaped flange 24 that is continuous with the groove 20 and has a diameter larger than that of the annular projection 20; Thus, a tube fitting portion 26 for fitting a tube or the like (not shown) is formed. A taper surface 28 is formed on the outer surface of the annular projecting portion 20 so that the diameter gradually increases from the distal end side outer wall portion 18 side toward the fitting groove 22. Here, it is assumed that the diameter of the distal end side outer wall portion 18 is d, the maximum diameter of the annular protrusion 20 is D, and D is larger than d (FIG. 2).
[0013]
As shown in FIG. 1, the socket 12 has a passage 30 formed therein, and the inner wall of the passage 30 on the side into which the plug 10 is inserted is enlarged in diameter, and the inner side of the passage 30 is increased in diameter. An O-ring 32 and an O-ring presser 34 are provided. As shown in FIG. 3, a space 36 for attaching the latch 14 is formed in the cross section of the socket 12 near the distal end of the plug 10 on the insertion side. In the cross section of the socket 12 at the position where the space 36 is formed, left and right guide portions 38, an upper latch stopper 40, and a latch receiver 42 as a lower engagement means are formed. The latch stopper 40 is for preventing the latch 14 from moving further in the P direction (FIG. 3). The latch receiver 42 has a bottom surface (engagement surface) as an engagement means on the opposite surface of the latch stopper 40. 44 A pair of left and right inclined side surfaces 46 communicating with the bottom surface 44 are formed. The distance between the pair of left and right inclined side surfaces 46 is set so that the side close to the bottom surface 44 is wide and gradually decreases toward the latch stopper 40 side.
[0014]
As shown in FIGS. 4 and 5, the latch 14 as the locking mechanism is provided in parallel with an operation lever 48 as an operation means provided in the upper portion and a lower portion of the operation lever 48 with a slight gap therebetween. A stopper contact portion 50 capable of contacting the latch stopper 40, and left and right arm portions 52 having one end connected to the operation lever 48 and the stopper contact portion 50 and having the other end as a free end; The claw portion 54 as an engaging means formed at the free end of each arm portion 52 and the pushing member 56 as pushing means connected to the tip of the operation lever 48 (tip on the insertion side of the plug 10). In the latch 14, it is desirable that all the constituent members are integrally formed of a spring material. However, the members of the latch 14 may be formed separately and connected to each other. However, at least the arm 52 is made of a spring material.
[0015]
The pushing member 56 is a tongue-shaped member extending toward the axial center of the socket 12 in a state where the latch 14 is attached to the socket 12, and the tip thereof is a free end. The pushing member 56 does not come into contact with the plug 10 when the plug 10 is inserted into the socket 12, but when the plug 10 is pulled away from the socket 12, it pushes the flange portion 24 of the plug 10 to push the plug 10 against the socket 12. (The details will be described later). An inclined surface 58 (FIG. 5) is formed at a position in contact with the flange portion 24 of the extrusion member 56 so as to move away from the flange portion 24 from the middle of the length of the extrusion member 56 toward the free end. ing. The pushing member 56 is preferably made of a spring material because it is desirable to apply an elastic force in the direction in which the plug 10 is separated from the socket 12.
[0016]
As shown in FIGS. 4, 5, and 6, on the surface of the arm portion 52 that faces the plug 10, when the plug 10 is inserted into the socket 12, the annular protrusion 20 (taper surface 28) of the plug 10. A taper surface 60 is formed for contact with the surface. The taper surface 60 is used to push and spread the arm portion 52 when the plug 10 is inserted into the socket 12, so that the annular protrusion 20 of the plug 10 easily passes between the pair of arm portions 52. is there.
[0017]
When the latch 14 is attached to the socket 12, it is inserted toward the space 36 of the socket 12 with the free end of the arm portion 52 as the head. The free ends of the pair of arm portions 52 are widened along the inclined side surface 46 of the latch receiver 42, and the latch 14 is connected to the socket in a state where the claw portions 54 at the tips of the arm portions 52 are engaged with the bottom surface 44 of the latch receiver 42. 12 (FIG. 3). In a state where the claw portion 54 at the tip of the arm portion 52 is engaged with the bottom surface 44 of the latch receiver 42, the operation lever 48 of the latch 14 protrudes outside the socket 12, but as shown in FIGS. The operation lever 48 is in a position close to the socket 12. In the state of FIG. 3, the claw portion 54 at the tip of the arm portion 52 is kept engaged with the bottom surface 44 of the latch receiver 42 unless an external force in the direction of expanding the arm portion 52 acts on the arm portion 52. In the state of FIG. 3, the distance E between the pair of arm portions 52 is set to be larger than the diameter d of the distal end side outer wall portion 18 and smaller than the maximum diameter D of the annular projection portion 20.
As shown in FIG. 4, in the state of the latch 14 alone where no external force is applied, the distance F between the pair of arm portions 52 is the distance E shown in FIG. 3 or the diameter d of the outer wall 18 on the front end side. It may be the same or smaller.
[0018]
Next, the relative relationship between the pair of arm portions 52 and the plug 10 when the plug 10 is inserted into the socket 12 will be described with reference to FIG. When the plug 10 is inserted into the socket 12 from the front end side outer wall portion 18 side, the front end side outer wall portion 18 having a diameter d passes between the pair of arm portions 52 in the state shown in FIG. Further, the distal end side outer wall portion 18 does not come into contact with the arm portion 52 (state (1) in FIG. 6). Or even if it contacts, it does not become a hindrance that the front end side outer wall part 18 passes between a pair of arm parts 52 (space | interval E).
[0019]
Thereafter, the taper surface 28 of the annular protrusion 20 having a diameter D contacts the taper surface 60 of the pair of arms 52. Since the taper surface 28 of the annular projecting portion 20 and the taper surface 60 of the arm portion 52 are in contact with each other, the annular projecting portion 20 is pushed into the pair of arm portions 52 by further pressing the plug 10 from the contacted state. Are pushed apart in a direction away from each other (in the state of (2) in FIG. 6), the annular projecting portion 20 passes between the pair of arm portions 52. The taper surface 28 of the annular projecting portion 20 and the taper surface 60 of the arm portion 52 are formed. However, if any one of the taper surfaces is present, the pair of arm portions 52 can be easily pushed away from each other. Opened, the annular protrusion 20 can easily pass between the pair of arms 52.
[0020]
Here, FIG. 7 shows a view corresponding to FIG. 3 when the annular protrusion 20 passes through the pair of arms 52. When the pair of arm portions 52 are pushed away in a direction away from each other, the free ends of the arm portions 52 are also pushed away in a direction away from each other, whereby the claw portion 54 of the arm portion 52 is detached from the bottom surface 44 of the latch receiver 42. Since the gap between the pair of arm portions 52 is widened, when the claw portion 54 of the arm portion 52 is detached from the bottom surface 44 of the latch receiver 42, the claw portion 54 of the arm portion 52 is slightly above the position of FIG. Move to. At the same time, the claw portions 54 removed from the bottom surface 44 of the latch receiver 42 are returned in a direction approaching each other. As a result, the claw portion 54 of the arm portion 52 is located below the inclined side surface 46 of the latch receiver 42. Contact. When the claw portion 54 is in contact with the inclined side surface 46 at a position close to the bottom surface 44, the inclined side surface 46 applies an external force that opens the pair of arm portions 52.
[0021]
After the annular protrusion 20 of the plug 10 passes through the arm portion 52, as shown in FIG. 6, the insertion side surface 62 of the flange portion 24 collides with the arm portion 52, and further toward the socket 12 side of the plug 10. Is stopped, and the arm portion 52 is fitted into the fitting groove 22 (between the annular protruding portion 20 and the flange portion 24) (state (3) in FIG. 6). In a state where the insertion of the plug 10 into the socket 12 side is stopped (FIGS. 8 and 9), the distal end side outer wall portion 18 of the plug 10 is fitted with the O-ring 32.
[0022]
In a state where the arm portion 52 is fitted in the fitting groove 22, the external force from the arm portion 52 pushed and spread by the annular protrusion 20 is removed, but the pair of arm portions 52 is given external force by the inclined side surfaces 46. ing. For this reason, in order to remove the external force, the pair of arm portions 52 is subjected to a force in a direction approaching the free ends thereof, and the claw portion 52 moves along the inclined side surface 46 of the latch receiver 42, while the latch 14 is in FIG. Rise from the state of. The upward movement of the latch 14 is stopped in a state in which the fitting groove 22 of the plug 10 is clamped by the spring force (the force returning to the external force of the pair of arm portions 52 as a spring material) between the pair of arm portions 52. (FIG. 9).
[0023]
In the state of FIG. 9, even if the plug 10 is pulled out of the socket 12, the annular protrusion 20 and the flange 24 of the plug 10 sandwich the pair of arms 67, and the pair of arms 52 are Since the annular protrusion 20 is not exceeded, the plug 10 is not detached from the socket 12. Further, if the pair of arms 52 sandwich the fitting groove 22 of the plug 10 by the return force of the spring, the plug 10 can be removed from the socket 12 even if the plug 10 is pulled out from the socket 12. More can be prevented. Thereby, the fixing property between the plug 10 and the socket 12 can be strengthened.
[0024]
Next, when the plug 10 and the socket 12 are removed, the operation lever 48 of the latch 14 is pushed down toward the axial center of the socket 12. That is, in FIGS. 8 and 9, the operation lever 48 of the latch 14 is pushed down in the G direction. As a result, the push-out means 56 of the latch 14 contacts the insertion side surface 62 of the flange 24 of the plug 10 or the outer edge thereof as shown in FIG. 10 and pushes the plug 10 in the direction to remove it from the socket 12 (H direction). By pushing down the operation lever 48 of the latch 14 in the G direction, the claw portions 54 at the tips of the pair of arm portions 52 are pushed down while contacting the inclined side surfaces 46. As a result, the pair of arm portions 52 are pushed apart in a direction away from each other, and the state shown in FIG. 7 is reached in which the distance E between the pair of arm portions 52 is larger than the maximum diameter D of the annular protrusion 20.
[0025]
In the state shown in FIG. 7, the pushing means 56 of the latch 14 pushes the flange 24 of the plug 10 in the direction to remove the plug 10 from the socket 12 as shown in FIG. Can exceed 20. In other words, according to the present invention, when the operation of releasing the connection between the plug 10 and the socket 12 (the operation of pushing down the operation lever 48 of the latch 14) is performed, the plug 10 and the socket 12 are connected to each other by the pushing means 56 of the latch 14. Can be separated from each other. By separating the plug 10 and the socket 12 by a distance that is less than the connection position, the plug 10 and the socket 12 to which a tube or the like is attached can be easily separated thereafter.
[0026]
Second Embodiment of the Invention
Next, another embodiment of the pipe joint according to the present invention will be described. 11 is a cross-sectional view showing a state in which a plug and a socket of a pipe joint according to another embodiment of the present invention are separated from each other, FIG. 12 is a cross-sectional view taken along the line II of FIG. 11, and FIG. FIG. 14 is a front view of the latch used in FIG. 11, and FIG. 15 is a sectional view taken along line JJ of the latch of FIG. As shown in FIG. 11, the pipe joint includes the same plug 10 as in the first embodiment, a socket 64, and a latch 66 as a lock mechanism attached to the socket 64. The socket 64 forms a passage 68 therein, and enlarges the passage 68 on the side where the plug 10 is inserted. As shown in FIGS. 12 and 13, a space 70 for attaching the latch 66 is formed in the cross section of the socket 64 near the distal end of the plug 10 on the insertion side. In the cross section of the socket 64 at the position where the space 70 is formed, left and right guide portions 72 are formed vertically. A groove 74 is formed between the left and right guide portions 72 at the distal end of the socket 64 on the insertion side of the plug 10.
[0027]
As shown in FIG. 14, the latch 66 as a lock mechanism includes an operation lever 76 as an operation means provided above and below, a pair of arm portions 78 coupled to the upper and lower operation levers 76, and an upper and lower operation lever 76. It has an extruding member 80 as an extruding means connected to the tip (tip on the insertion side of the plug 10). In the latch 66, it is desirable that all the constituent members are integrally formed of a spring material. However, the members of the latch 66 may be formed separately and connected to each other. However, the arm portion 78 is a spring material.
[0028]
The pushing member 80 has the same shape and function as the pushing member 56 of the first embodiment. An inclined surface 82 (FIG. 15) having a shape that is relatively separated from the flange portion 24 is formed at a portion of the extrusion member 80 that comes into contact with the flange portion 24 toward the free end from the middle of the length of the extrusion member 80. ing. The pushing member 80 is preferably made of a spring material because it is desirable to apply an elastic force in the direction of separating the plug 10 from the socket 64.
[0029]
As shown in FIGS. 14 and 15, the surface of the arm portion 78 facing the plug 10 contacts the annular protrusion 20 (taper surface 28) of the plug 10 when the plug 10 is inserted into the socket 64. A taper surface 84 is formed. The taper surface 84 pushes and spreads the arm portion 78 when the plug 10 is inserted into the socket 64, so that the annular protrusion 20 of the plug 10 easily passes between the pair of arm portions 78. is there.
[0030]
When the latch 66 is attached to the socket 64, the upper and lower pushing members 80 of the latch 66 are inserted into the grooves 74 between the left and right guide portions 72 as shown in FIG. At the same time, the pair of arm portions 78 are attached to the outside of the upper, lower, left and right guide portions 72. The pair of arm portions 78 sandwich the left and right guide portions 72, and the distance K between the pair of arm portions 78 by the guide portions 72 is larger than the diameter d of the distal end side outer wall portion 18 and larger than the maximum diameter D of the annular projecting portion 20. Set to be smaller. When the latch 66 is attached to the socket 12 (FIG. 12), the operation lever 76 of the latch 66 is at a position away from the socket 12, and if the upper and lower operation levers 76 of the latch 66 are pushed toward each other (Q direction). The operation levers 76 are set so that they can approach each other.
Note that, in the latch 66 alone to which no external force is applied, the distance between the pair of arm portions 78 is equal to or smaller than the diameter d of the distal end side outer wall portion 18 even if it is the interval K shown in FIG. Also good.
[0031]
Next, the relative relationship between the pair of arms 78 and the plug 10 when the plug 10 is inserted into the socket 64 will be described with reference to FIG. When the plug 10 is inserted toward the socket 64 from the distal end side outer wall portion 18 side, the distal end side outer wall portion 18 passes between the pair of arm portions 78 in the state of FIG. 12 (interval K). Thereafter, when the taper surface 28 of the annular projection 20 having the diameter D contacts the taper surface 84 of the pair of arms 78, the annular projection 20 pushes the pair of arms 78 away from each other (see FIG. 6), the annular protrusion 20 passes between the pair of arms 78.
[0032]
After the annular projecting portion 20 of the plug 10 passes through the arm portion 78, the insertion side surface 62 of the collar portion 24 collides with the arm portion 78, and the further insertion of the plug 10 into the socket 64 side is stopped. The part 78 is fitted into the fitting groove 22 (between the annular protrusion 20 and the flange part 24) (state (3) in FIG. 6). In the state where the insertion of the plug 10 into the socket 12 side is stopped (FIG. 16), the distal end side outer wall portion 18 of the plug 10 is fitted to the O-ring 32.
[0033]
After the annular projecting portion 20 exceeds the arm portion 78, the external force is removed from the arm portion 78 spread by the annular projecting portion 20, and the pair of arm portions 78 are returned to the form of FIG. In the state of FIG. 12, the fitting groove 22 of the plug 10 may be clamped (fixed) or not clamped (fixed) by the pair of arm portions 78. However, it is more difficult to separate the plug 10 and the socket 64 when the fitting groove 22 of the plug 10 is clamped (fixed) by the pair of arm portions 78.
[0034]
In the state shown in FIG. 12 and the arm portion 78 fitted between the annular protrusion 20 and the flange 24, even if the plug 10 is pulled out of the socket 64, the annular protrusion 20 and the flange of the plug 10 are applied. Since the portion 24 sandwiches the pair of arm portions 67 and the pair of arm portions 52 does not exceed the annular protrusion 20, the plug 10 does not come off the socket 12. Further, if the pair of arms 78 hold the fitting groove 22 of the plug 10 by the return force of the spring, the plug 10 can be detached from the socket 12 even if the plug 10 is pulled out from the socket 12. More can be prevented. Thereby, the fixing property between the plug 10 and the socket 12 can be strengthened.
[0035]
Next, when the plug 10 and the socket 64 are removed, the upper and lower operation levers 76 of the latch 66 are pushed toward each other. That is, in FIG. 12, the upper and lower operation levers 76 of the latch 66 are pushed in the Q direction (direction approaching each other). As a result, the pair of arms 78 are pushed apart in a direction away from each other, and the distance L between the pair of arms 78 is larger than the maximum diameter D of the annular protrusion 20 as shown in FIG. At this time, the pushing means 80 of the latch 66 contacts the insertion side surface 62 or the outer edge of the flange 24 of the plug 10 as shown in FIG. 18, and pushes the plug 10 in the direction to remove it from the socket 64 (H direction). As a result, the plug 10 can be separated from the connection position of the socket 64 capital.
[0036]
As described above, in the second embodiment of the present invention, the operation of disconnecting the connection between the plug 10 and the socket 64 can be performed only by operating the upper and lower operation levers 76 closer to each other. In the case where the connection between the plug 10 and the socket 64 is released by one operation, there is a possibility that the connection is released due to a collision of something with one operation place. In what has two operation places like a form, the malfunction occurrence rate can be remarkably reduced. In the second embodiment, as in the first embodiment, the plug 10 and the socket 12 can be separated from the connecting position by the pushing member 80 of the latch 66, and thereafter, the plug 10 and the socket to which a tube or the like is attached. 64 can be easily separated.
[0037]
In the embodiment, when the distance between the arm portions 52 and 78 is set larger than the diameter d of the outer wall 18 on the distal end side of the plug 10 and the plug 10 is inserted toward the sockets 12 and 64, the distal end of the plug 10 is inserted. It has been described that the side outer wall portion 18 does not contact the arm portions 52 and 78. However, when the gap between the arm portions 52 and 78 is set smaller than the diameter d of the distal end side outer wall portion 18 of the plug 10 and the plug 10 is inserted toward the sockets 12 and 64, the distal end side outer wall portion 18 becomes the arm portion. The arm portions 52 and 78 may be expanded in accordance with the distal end side outer wall portion 18 in contact with the 52 and 78.
[0038]
【The invention's effect】
As described above, according to the pipe joint of the present invention, the plug is attached to the socket by expanding the arm portion of the latch with the plug. When the plug is attached to the socket, the arm that has been spread out will return to the position before it was unfolded, so the plug will not leave the socket unless you manually push the arm of the latch apart. Therefore, the plug can be firmly fixed to the socket.
By using two means for releasing the connection, the probability of malfunction caused by a collision of something with the operating means can be significantly reduced as compared with that of one operating means.
When the connection between the plug and the socket is released, the arm portion of the latch is widened, and at the same time, the plug is pushed away from the socket by the pushing means of the latch. Thus, the connection between the plug and the socket can be removed, and the plug can be easily separated from the socket. Compared with the conventional one having a spring, the pushing means is constituted by a part of the latch, so that the number of parts is not increased.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view showing a state where a plug and a socket of a pipe joint according to the present invention are separated from each other.
FIG. 2 is a front view showing a state in which the plug and the socket of the pipe joint according to the present invention are separated.
FIG. 3 is a cross-sectional view taken along line AA in FIG.
4 is a front view of a latch used in FIGS. 1 and 2. FIG.
5 is a cross-sectional view of the latch of FIG. 4 along the line BB.
FIG. 6 is a configuration diagram showing a relative relationship between a pair of arm portions and a plug.
FIG. 7 is a view corresponding to FIG. 3 when the annular protrusion passes through the arm.
FIG. 8 is a cross-sectional view showing a state where a plug and a socket of a pipe joint according to the present invention are connected.
FIG. 9 is a view corresponding to FIG. 3 in a state in which the plug and the socket are connected to each other.
FIG. 10 is a cross-sectional view showing a state in which the pushing member pushes the flange portion.
FIG. 11 is a cross-sectional view showing a state where a plug and a socket of a pipe joint according to another embodiment of the present invention are separated.
12 is a cross-sectional view taken along the line II of FIG.
13 is a cross-sectional view showing a state where the plug and the socket are further separated from the state of FIG. 11. FIG.
14 is a front view of the latch used in FIG. 11. FIG.
15 is a cross-sectional view of the latch of FIG. 14 taken along the line JJ.
FIG. 16 is a cross-sectional view showing a state in which a plug and a socket are connected.
FIG. 17 is a view corresponding to FIG. 12 showing a state in which the latch is pushed to disconnect the plug and the socket.
FIG. 18 is a cross-sectional view showing a state in which the pushing member pushes the collar portion.
[Explanation of symbols]
10 plugs
12 socket
14 Latch
18 Tip side outer wall
20 Annular protrusion
22 Fitting groove
24 Buttocks
28 taper surface
42 Latch receiver
44 Bottom
46 Inclined side
48 Control lever
52 arms
54 Nail
56 Extruded member
58 Inclined surface
60 taper surface
62 Insertion side
64 socket
66 Latch
76 Control lever
78 arms
80 Extruded member
82 Inclined surface
84 taper surface

Claims (6)

プラグとソケットとそのソケットに取り付けるものであって前記プラグと前記ソケットを連結解除するラッチとを有する管継手において、
前記プラグの外面に前記ソケットへの挿入先端側から後部側に向けて先端側外壁部とその先端側外壁部より径大の突起部とその突起部より径小の嵌合溝と前記突起部より径大の鍔部とを順に形成し、
前記ラッチがバネ材から成る一対の腕部とその一対の腕部と連結する操作手段とを有し、前記各腕部の一端を自由端とし、その自由端に内向きに張り出した爪部を形成し、
前記ソケットにおいて、前記腕部に形成した前記爪部と係合する係合面を形成し、前記係合面から続く左右の傾斜側面を形成し、その左右の傾斜側面の間隔が前記係合面から離れるに伴って狭くなるようにし、前記爪部が前記係合面に近い位置の前記傾斜側面に接触している状態では、その傾斜側面が一対の腕部に互いに開くような外力を与えるようにし、
前記ラッチを前記ソケットに取り付けた状態では、前記爪部と前記係合面とが係合して一対の腕部の間隔は前記突起部の直径より小さく設定し、前記操作手段を押すことによって一対の腕部の間隔は前記突起部の直径より大きくなるよう設定し、
前記プラグを前記ソケット側に挿入する際に前記突起部が前記一対の腕部を押し広げてその一対の腕部を通過し、一対の腕部を前記突起部と前記鍔部との間で前記プラグの軸方向にそれらを越えて移動しないように保持し、その後前記ラッチの操作手段を前記ソケットの軸方向に押すことによって一対の腕部の間隔を前記突起部が通過できる大きさにしたことを特徴とする管継手。In a pipe joint that is attached to a plug, a socket, and the socket and has a latch that releases the connection between the plug and the socket.
From the front end side to the rear side of the socket inserted into the socket on the outer surface of the plug, from the front end side outer wall portion, a protrusion portion having a diameter larger than that of the front end side outer wall portion, a fitting groove having a diameter smaller than that of the protrusion portion, and the protrusion portion In order to form a large buttock,
The latch has a pair of arm portions made of a spring material and an operating means to be connected to the pair of arm portions, one end of each arm portion being a free end, and a claw portion projecting inwardly to the free end. Forming,
In the socket, an engagement surface that engages with the claw portion formed in the arm portion is formed, and left and right inclined side surfaces that continue from the engagement surface are formed, and an interval between the left and right inclined side surfaces is the engagement surface. In such a state that the claw portion is in contact with the inclined side surface at a position close to the engaging surface, an external force is applied so that the inclined side surface opens to the pair of arm portions. West,
In a state where the latch is attached to the socket, the claw portion and the engagement surface are engaged with each other so that the distance between the pair of arm portions is set to be smaller than the diameter of the projection portion, and the pair of the arm portions is pushed by pushing Set the gap between the arms to be larger than the diameter of the protrusion,
When the plug is inserted into the socket side, the projecting portion spreads the pair of arm portions and passes through the pair of arm portions, and the pair of arm portions are interposed between the projecting portion and the flange portion. Holding the plug so that it does not move beyond the axial direction of the plug, and then pushing the operating means of the latch in the axial direction of the socket so that the projection can pass through the gap between the pair of arms. Pipe fittings characterized by 前記一対の腕部が前記突起部と前記鍔部との間で前記プラグの軸方向にそれらを越えて移動しないように保持された状態で、一対の腕部が前記突起部と前記鍔部との間の前記嵌合溝をバネ力で挟持することを特徴とする請求項１記載の管継手。  In a state where the pair of arm portions are held between the projection portion and the flange portion so as not to move beyond them in the axial direction of the plug, the pair of arm portions are the projection portion and the flange portion. The pipe joint according to claim 1, wherein the fitting groove is sandwiched by a spring force. 前記腕部における前記プラグの挿入時にそのプラグと接触する面にプラグの挿入を促進するためのテ−パ面を形成したことを特徴とする請求項１記載の管継手。  2. The pipe joint according to claim 1, wherein a taper surface for promoting insertion of the plug is formed on a surface of the arm portion that comes into contact with the plug when the plug is inserted. 前記プラグの突起部が、前記先端側外壁部側より前記嵌合溝に向かうにつれて徐々に直径が大きくなるテ−パ面を形成したことを特徴とする請求項１記載の管継手。  2. The pipe joint according to claim 1, wherein the protruding portion of the plug forms a taper surface having a diameter that gradually increases from the distal end side outer wall portion side toward the fitting groove. 前記ラッチの押出し手段において、前記プラグの鍔部に接触する箇所に、ソケットの軸方向に向かうにつれて徐々に前記鍔部と離れるような傾斜面を形成したことを特徴とする請求項１記載の管継手。  2. The tube according to claim 1, wherein in the push-out means of the latch, an inclined surface is formed at a position in contact with the flange portion of the plug so as to gradually move away from the flange portion in the axial direction of the socket. Fittings. 前記ラッチに前記操作手段と連結するものであって前記鍔部をプラグをソケットから離す方向に押すための押出し手段を備え、前記操作手段を前記ソケットの軸方向に押して一対の腕部の間隔を前記突起部が通過できる大きさになった時に前記押出し手段が前記鍔部を押して前記突起部を一対の腕部の間を通過させて前記プラグを前記ソケットに対して反対側に移動させるようにしたことを特徴とする請求項１記載の管継手。  The latch is connected to the operation means, and includes pushing means for pushing the flange portion in a direction to separate the plug from the socket, and the operation means is pushed in the axial direction of the socket so that the distance between the pair of arm portions is increased. When the projection becomes large enough to pass, the pushing means pushes the flange so that the projection passes between a pair of arms and moves the plug to the opposite side with respect to the socket. The pipe joint according to claim 1, wherein

Images