JP4260375B2 - 引戸用施解錠装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、引戸を閉めると自動的にカマ鉤が出て施錠状態となる引戸用施解錠装置に関し、さらに詳しくは、施錠状態及び解錠状態に関わらず引戸を閉鎖させた状態に保持させることのできる改良技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば引戸用施解錠装置には、引戸を閉めた後に、引戸に設けられた錠本体からカマ鉤を突出させ、このカマ鉤を引戸の縦框が当接する縦枠に設けた引戸用ストライク板に係合させることで、引戸を開放不能に施錠するものがある。
【0003】
この種の引戸用施解錠装置は、錠本体に、揺動自在なカマ鉤を設け、このカマ鉤をフロント板から突出される構成とされ、カマ鉤にサムターンなどが連動連結されている。
【0004】
従って、引戸を閉め、錠本体のサムターンなどを操作することで、これに従動して錠本体のフロント板からカマ鉤が回動されて突出されることになる。引戸用施解錠装置は、このカマ鉤を、ストライク板のカマ進入穴に係合することで、引戸を開放不能に施錠することができた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記した従来の引戸用施解錠装置は、一般的にストライク板に当接するトリガーボルトを備えており、このトリガーボルトの進退状態で、施錠モードと、非施錠モードとの切り換えが行われるようになっている。
すなわち、トリガーボルトが錠本体内に後退される状態を施錠モードとし、カマ鉤が揺動自在となることから、サムターンなどにより施錠操作が行える。一方、トリガーボルトがバネなどの付勢部材によって錠本体より突出する状態を非施錠モードとし、カマ鉤が揺動自在とならないよう掛止状態となり、サムターンなどによる施錠操作を不可能にする。
【0006】
従って、単に引戸を閉めた状態では、カマ鉤が自動的に突出しないことから、引戸は、開閉が自在な状態となる。この引戸に、開閉が容易となるように摺動を軽くする構造、例えば戸車などを設けた場合、ストライク板に当接する上記したトリガーボルトを突出付勢するバネの付勢力が大きいと、この付勢力によりトリガーボルトは常に突出する状態を保つことから、引戸を閉鎖しても、その付勢力(反発力)により引戸が閉鎖方向と反対方向に押し戻される不具合が発生する。
【0007】
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、引戸を閉鎖した際に、その閉鎖状態に仮保持できる引戸用施解錠装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
次に、上記の課題を解決するための手段を、実施の形態に対応する図面を参照して説明する。
この発明の請求項1記載の引戸用施解錠装置1は、錠本体Bのフロント板31から突出させたスライダ37の先端部47を、引戸5の閉鎖とともにストライク板Aに当接することで錠本体内に後退させ、該スライダ37の後退に連動させて前記フロント板31から突出させたカマ鉤15を、前記ストライク板Aのカマ進入穴25に係合させる引戸用施解錠装置1であって、
外周にラッチ爪85を有し前記錠本体Bの側板39に回動自在に支持されるとともに、前記スライダ37に連結されて該スライダ37の進退に従動して回動されるラッチ板81と、
前記錠本体Bの側板39にスライド自在に案内され、前記ラッチ板81に近接する方向となるスライド方向の一端側に解除板用付勢部材97によって付勢される係止解除板91と、
係止片109を有し前記錠本体Bの側板39に回動自在に支持され前記スライダ37の後退に従動して回動された前記ラッチ板81のラッチ爪85に前記係止片109を係止して前記ラッチ板81の回動を規制する一方、前記係止解除板91のスライドに従動して回動され前記ラッチ爪85に対する前記係止片109の係止を解除する係止板101と、
を具備するとともに、
前記スライダ37に形成された階段状の係止段部51と、
前記錠本体Bに揺動自在に設けられ前記スライダ37の後退に伴って前記係止段部51に段階的に係止して該スライダ37の前進を阻止するロック板55と、
前記カマ鉤15に形成され前記錠本体Bの側板39に固定された固定ピン71に係合して前記カマ鉤15を回動かつ直線移動可能に支持する長穴69と、
前記カマ鉤15に設けられ前記スライダ37に係合して前記スライダ37の進退に応じて該カマ鉤15を従動させる連動ピン73と、
連続する曲部75aと直線部75bとを有して前記錠本体Bの側板39に形成され、前記連動ピン73を摺動自在に係合することで前記スライダ37に従動する前記カマ鉤15を回転させて前記フロント板31から突出させた後に直線移動させて前記錠本体内に引き込むように移動規制する本体案内孔75と、
を具備し、
前記スライダ37が後退することで回動する前記ラッチ板81のラッチ爪85が、前記係止板101の係止片109に係止することで前記ラッチ板81の回動が規制され、該ラッチ板81を介して前記スライダ37の前進を規制して、前記カマ鉤15の回動が阻止され前記ストライク板Aに対して係合状態となるとともに、
前記スライダ37の後退に従動して前記カマ鉤15が、前記固定ピン71を中心に前記連動ピン73が前記曲部75aに沿って回転することで前記フロント板31から突出し、前記ストライク板Aのカマ進入穴25に係合した後に、前記固定ピン71に対して前記長穴69が沿い、且つ前記直線部75bに沿う前記連動ピン73にて前記カマ鉤15を直線移動させ、前記スライダ37とともに、突出して係合状態となっている前記カマ鉤15を前記錠本体B内に引き込むことを特徴とする。
【0009】
この引戸用施解錠装置1では、引戸5が閉鎖され、スライダ37の先端部47がストライク板Aに当接して錠本体Bの内部に後退されると、ラッチ板81が回動され、ラッチ板81のラッチ爪85が係止板101の係止片109に係止して、ラッチ板81の回動が規制される。つまり、スライダ37の進退が、回動規制されたラッチ板81を介して規制される。これにより、前進方向に付勢されるスライダ37の付勢力によって引戸5が閉鎖方向と反対方向に移動されなくなり、引戸5が閉鎖された状態に仮保持されることになる。
この結果、スライダ37の反発力によって、縦枠3と引戸5との間に隙間が生じなくなる。また、スライダ37の進退が規制されることで、スライダ37に従動するカマ鉤15も回動が規制されるので、結果的に、ストライク板Aに係合したカマ鉤15が回動阻止されて、擬似的な施錠状態すなわち仮施錠状態とすることができる。
また、この仮保持状態(仮施錠状態)を解くには、係止板101を操作することで、係止片109とラッチ爪85との係止状態を解除することで行われ、これにより引戸5が開放可能となる。
【0011】
また、この引戸用施解錠装置1によれば、スライダ37が後退されると、スライダ37の係止段部51にロック板55が段階的に係止され、スライダ37の前進が阻止されて行く。つまり、後退されればされる程スライダ37が深い後退位置でロックされる。
一方、カマ鉤15は、長穴69を介して固定ピン71に支持されるとともに、連動ピン73を介してスライダ37の進退に従動されるようになっている。また、連動ピン73は、本体案内孔75の曲部75aと直線部75bとに沿って移動される。
従って、連動ピン73が曲部75aを移動することで、カマ鉤15が回転されてストライク板Aに係合され、その後、さらにスライダ37が後退されると、連動ピン73が直線部75bを移動して、カマ鉤15が錠本体内に引き込まれるように直線移動される。この際、スライダ37は、上記ロック板55によって前進が阻止されて行く。これにより、ストライク板Aに係合されたカマ鉤15が錠本体B内に引き寄せられ、ストライク板Aとカマ鉤15とにガタツキが生じなくなる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る引戸用施解錠装置の好適な実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明に係る引戸用施解錠装置の外観斜視図、図2は図1に示した引戸用施解錠装置の内部側面図、図3は図1に示した引戸用施解錠装置の施錠状態の内部側面図、図4は図1に示した引戸用施解錠装置の施錠状態の内部側面図、図5はカマ鉤が引き寄せられた引戸用施解錠装置の内部側面図である。
【0013】
本実施の形態による引戸用施解錠装置1は、縦枠3に設けられる引戸用ストライク板Aと、引戸5に内設される錠本体Bとに大別して構成される。
【0014】
ストライク板Aは、トロヨケ7と、カマ係合金具9と、化粧板11とから構成される。ストライク板Aは、引戸5の縦框13が当接する縦枠3に取り付けられ、引戸5に内蔵された錠本体Bから突出するカマ鉤15にカマ係合金具9が係合される。
【0015】
トロヨケ7は、一側面の開口した箱状の凹部17を有している。凹部17の上下の開口縁部には鍔部19が延出形成され、鍔部19にはネジ穴が形成されている。トロヨケ7は、凹部17が縦枠3に凹設され、鍔部19が縦枠3の戸当たり面に平行になるように取り付けられる。また、凹部17の対向する一対の側壁にはネジ挿通穴が穿設され、このネジ挿通穴にはカマ係合金具9を固定するための金具固定ネジ21が挿通される。
【0016】
カマ係合金具9は、長板を平行に対面させた一対の脚部22を有している。脚部22は、長手方向の寸法が、凹部17の上下方向の内寸と略同一長に形成される。
また、脚部22は、下端部が凹部17の幅方向の内寸と略同等に形成される一方、上端部がそれより狭い幅で形成されている。脚部22の板幅は、凹部17の深さ方向の内寸と略同等に形成される。
【0017】
脚部22の上端部にはU字状に屈曲された掛合部23が架橋される。つまり、一対の脚部22は、この掛合部23によって一体に連結されている。従って、カマ係合金具9は、脚部22が凹部17に収容された状態で、掛合部23のみが凹部17から突出するようになっている。
【0018】
それぞれの脚部22の下端部にはネジ穴が形成されている。このネジ穴には凹部17に挿通された金具固定ネジ21が螺合される。従って、トロヨケ7とカマ係合金具9とは、この金具固定ネジ21によって一体固定される。
【0019】
化粧板11には、カマ係合金具9の掛合部23を貫通させかつ引戸5の縦框13から突出されるカマ鉤15を凹部17へ進入させるためのカマ進入穴25が形成されている。
カマ進入穴25は、略上半部が、カマ係合金具9の掛合部23の幅と略同一に形成され、略下半部が、カマ鉤15の厚みと略同一に形成されている。つまり、カマ鉤15は、このカマ進入穴25の下半部から先端が凹部17内に進入した後、掛合部23の背面に係合するようになっている。
【0020】
カマ進入穴25の下半部の対向する一対の縁部には、凹部17内の方向に向けて折り曲げられた折曲部27がそれぞれ形成されている。この折曲部27は、凹部17に収容された脚部22の内側に突出され、凹部17の内壁とで脚部22をそれぞれ挟むように配置される。
【0021】
化粧板11には上下一対の取付穴が穿設されている。化粧板11は、この取付穴に挿通された化粧板固定ネジ29をトロヨケ7及び縦枠3に挿着し螺合させることで、縦枠3に略面一に固定される。カマ係合金具9は、上記の金具固定ネジ21と化粧板11とで、トロヨケ7の凹部17からの脱落が二重に阻止されている。なお、図2に示すように、縦枠3に取り付けられて状態で、カマ係合金具9の掛合部23が化粧板11の表面よりも突出する。
【0022】
一方、錠本体Bは、引戸5の端部に内設される。錠本体Bにはフロント板31が取り付けられ、フロント板31は縦框13と面一となるようにフロント板固定ネジ33によって取り付けられている。このフロント板31にはカマ鉤15及び後述のトリガー部47を突出させるための開口部35が穿設されている。
【0023】
錠本体Bの内部には、スライダ37が、引戸5の開閉方向と同方向にスライド自在に設けられている。スライダ37は、錠本体Bの側板39に形成された第一ガイド穴43、第二ガイド穴45によってスライド自在に側板39に支持される。
【0024】
スライダ37の先端部は、トリガー部47となり、上記したフロント板31の開口部35から突出可能となっている。スライダ37と錠本体Bの後壁との間にはスライダ付勢バネ49が設けられ、スライダ付勢バネ49はトリガー部47を突出させる方向にスライダ37を付勢している。
【0025】
このスライダ37の上縁には、スライダ37の先端方向に向かって下り傾斜となる階段状の係止段部51が形成されている。本実施の形態における係止段部51は、四つの段部51a,51b,51c,51dからなる。
【0026】
錠本体Bの内部には側板39に固定された軸53を中心に回動自在となったロック板55が設けられている。ロック板55の回動先端には係止爪57と、解除爪59が形成されている。ロック板55は、ロック板付勢バネ61によって係止爪57がスライダ37の上縁51eに当接する方向に付勢されている。
【0027】
従って、ロック板55は、スライダ37が、錠本体Bの内部に後退する方向に移動されることで、係止爪57が係止段部51に段階的に係止するようになっている。つまり、スライダ37は、スライダ付勢バネ49の付勢力に抗して錠本体B内に押し込められることで、ロック板55の係止爪57が下方の段部51a,51b,51c,51dへと順次に係止して行き、前進方向の復帰が阻止されるようになっている。
【0028】
錠本体Bの内部には施解錠切換板63が上下方向にスライド自在に設けられ、施解錠切換板63は上下に長い係合穴65をロック板55の解除爪59に係合させている。施解錠切換板63は、側板39に形成された上下方向に長い第三ガイド穴67によって上下方向に移動自在に支持される。
【0029】
この施解錠切換板63は、引戸5の表面に表出される図示しない操作部、例えばスライドレバーや揺動レバー等に連動連結され、この操作部を操作することにより、上下方向に摺動されるようになっている。また、施解錠切換板63は、切換板用バネ68によって上端又は下端の一方に付勢されるようになっている。
本実施の形態の引戸用施解錠装置1は、この施解錠切換板63が上端に配置されることで非施錠モード(図2,図3の状態)となり、施解錠切換板63が下端に配置されることで施錠モード(図4,図5の状態)となる。
【0030】
施解錠切換板63が上端位置にあるときは、ロック板55が上方位置となって係止爪57と係止段部51とが係合しない状態を保ち、また、施解錠切換板63が下端位置にあるとき、係止段部51に係止爪57を係止したロック板55は、施解錠切換板63が上方へ摺動操作されることにより、係止爪57が係止段部51から上方に外され、スライダ37との係止が解除されるようになっている。ロック板55による係止が解除されたスライダ37は、スライダ付勢バネ49の付勢力によって再びフロント板31から突出されることになる。
【0031】
錠本体Bの内部には、スライダ37の下方に、上記したカマ鉤15が設けられている。カマ鉤15には長穴69が穿設され、カマ鉤15はこの長穴69に、側板39に固定された固定ピン71が挿通されることで、回動かつ直線移動可能に側板39に支持されている。
【0032】
カマ鉤15には連動ピン73が設けられている。この連動ピン73は、スライダ37の下縁に形成された連動凹部37aに係合されている。カマ鉤15は、連動ピン73を連動凹部37aに係合させることで、スライダ37の進退に従動するようになっている。
【0033】
錠本体Bの側板39には、略円弧状の曲部75aと直線部75bとが連続して形成される本体案内孔75が形成されている。この本体案内孔75には上記した連動ピン73が係合されている。すなわち、連動ピン73は、スライダ37の進退によってカマ鉤15を従動させるとともに、この本体案内孔75に沿って移動される。
【0034】
カマ鉤15は、連動ピン73が、曲部75aを移動する際、固定ピン71を中心に図中時計回り方向に約90°回動され、先端爪15aがフロント板31から突出される。また、カマ鉤15は、連動ピン73が直線部75bを移動する際、固定ピン71に対して長穴69の長手方向に移動され、錠本体Bの内部に引き込まれるように移動される。
【0035】
錠本体Bの側板39にはラッチ板81が設けられている。ラッチ板81は側板39に固定されたラッチ回動ピン83によって回動自在に支持されている。
このラッチ板81の外周には、回動方向に並んだ複数のラッチ爪85が形成されている。また、ラッチ板81には長穴であるラッチ穴87が形成され、ラッチ穴87にはスライダ37に突設されたスライダピン89が係合されている。
【0036】
つまり、ラッチ板81は、スライダピン89を介してスライダ37に連結され、スライダ37の進退に従動して回動されるようになっている。また、逆に、スライダ37は、ラッチ板81が回動規制されることによって、スライドが阻止されるようになっている。
【0037】
また、ラッチ板81の下方に位置して、錠本体Bの側板39には係止解除板91が設けられている。係止解除板91は側板39に固定された解除板ガイドピン93に長穴である解除板スライド穴95を介して図2中上下方向にスライド自在に支持されている。なお、この係止解除板91は、図示しないが、引戸5の表面に表出される操作レバーや操作スライダに連動連結され、操作されるようになっている。
【0038】
錠本体Bの下縁と係止解除板91との間には解除板用付勢部材としての解除板用バネ97が配設されている。解除板用バネ97は解除板スライド穴95の長手方向一端(図1に示す解除板スライド穴95の下端)が解除板ガイドピン93に当接する位置に係止解除板91を付勢させ、この係止解除板91をラッチ板81に近接する方向へ付勢するようになっている。
【0039】
また、錠本体Bの側板39には、係止板回動ピン103によって基端側が回動自在に支持されている係止板101が設けられている。係止板101は、先端側が係止解除板91に重なっている。係止板101の先端側には係止板ピン105が突設され、係止板ピン105は係止解除板91に形成された係止板連結穴107に係合されている。つまり、係止板101は、係止板ピン105を介して係止解除板91に連結され、係止解除板91の上下方向のスライドに従動して揺動するようになっている。
【0040】
係止板101の先端側上縁には、係止片109が一体に設けられている。この係止片109は、スライダ37の後退に従動して回動されたラッチ板81のラッチ爪85に係止するようになっている。
ラッチ板81は、ラッチ爪85が係止片109に係止されることで、回動が規制される。従って、スライダ37は、回動が規制されたラッチ板81によってスライドが阻止される。係止板101は、係止解除板91がスライドされると、係止板ピン105を介して回動され、ラッチ爪85への係止片109の係止を解除するようになっている。
【0041】
次に、このように構成される引戸用施解錠装置1の作用を説明する。
先ず、施解錠切換板63が非施錠モードとなっている場合、すなわち、引戸5を閉鎖した際に、この引戸5が閉鎖状態を保つ仮施錠状態を説明する。
【0042】
図2に示すように、引戸5の未閉鎖時には、スライダ付勢バネ49の付勢力によって、スライダ37が図中左側に付勢され、フロント板31からトリガー部47が突出された状態となる。
一方、図1に示すように、ストライク板Aからは、トリガー部47に対応する位置で、カマ係合金具9の掛合部23が突出されている。
【0043】
この状態で、カマ鉤15は、連動ピン73が曲部75aの図2中左端に位置しており、錠本体Bの内部に収容状態となる。
【0044】
引戸5が閉鎖方向へ移動されると、トリガー部47がカマ係合金具9の掛合部23に当接する。
【0045】
さらに引戸5が閉鎖方向へ移動されると、トリガー部47が掛合部23に押圧され、図3に示すように、スライダ37がスライダ付勢バネ49に抗して錠本体Bの内側に後退される。
【0046】
スライダ37が後退されると、スライダ37の連動凹部37aに係合されたカマ鉤15の連動ピン73が曲部75aに沿って移動され、カマ鉤15が固定ピン71を中心に図中時計回り方向に回動される。
スライダ37がさらに後退され、図3に示すように、連動ピン73が曲部75aの右端に到達すると、カマ鉤15が水平状態となる。
【0047】
これにより、図3に示すように、カマ鉤15は、先端爪15aを掛合部23の背面に係合させた状態となる。
この際、ロック板55は、図2,3に示すように、解除爪59が施解錠切換板63に係合されていることから、回動が規制され、係止爪57が段部51aに係止されない。一方、ラッチ板81は、スライダピン89を介して図中時計回り方向に回動され、ラッチ爪85が係止板101の係止片109に係止される。従って、スライダ37は、ラッチ板81を介して係止板101に係止されて前進方向の移動が阻止される。
以上で引戸5は、閉鎖状態を保持され、仮施錠状態となる。
【0048】
なお、この状態から、さらに引戸5が閉鎖方向へ移動されると、スライダ37がカマ係合金具9の掛合部23によってさらに錠本体Bの内部へ押し込まれることになる。すると、ラッチ板81もさらに図中時計回り方向に回動され、外周に形成された複数のラッチ爪85を係止片109に順次係止させて行く。
【0049】
このスライダ37の錠本体B奥方(図中右方)への移動に伴って、カマ鉤15は、連動ピン73が本体案内孔75の直線部75bに沿って移動されるとともに、固定ピン71に対して長穴69の長手方向へ水平移動され、錠本体Bの内部へと引き込まれることになる。
【0050】
この非施錠モードにおける仮施錠状態おいて、カマ係合金具9とカマ鉤15との係合を解除するには、係止解除板91を下方へスライドさせる操作を行う。すると、スライドに連動して係止板101が図中反時計回り方向に揺動され、係止片109のラッチ爪85への係止が解除される。
これにより、スライダ37は、ラッチ板81を介した係止板101との係止が解除され、スライダ付勢バネ49の付勢力により、トリガー部47を突出させる方向に移動される。
【0051】
同時に、連動凹部37aに係合した連動ピン73が、曲部75aの左方に移動され、カマ鉤15が反時計回りに回動され、カマ係合金具9との係合が解除されて、図2に示すように、錠本体Bの内部に再び収容される。
これにより、ストライク板Aと錠本体Bとの仮施錠が解除され、引戸5が再び開放可能となる。
【0052】
なお、この非施錠モードの際に、引戸5を閉鎖させ、仮施錠状態とした後に、施解錠切換板63を操作し、下方にスライド移動させると、ロック板55がロック板付勢バネ61の付勢力により、図4及び5に示すように、図中時計回り方向に回動され、係止爪57が段部51に係止される。これによって、スライダ37は、前進方向の移動が阻止されることとなる。また、スライダ37に、連動ピン73を介して従動するカマ鉤15も、図中反時計回り方向への回動が阻止されることになる。
【0053】
つまり、スライダ37は、ロック板55と係止板101の双方に係止されて前進方向の移動が阻止される。すなわち、引戸5は、カマ鉤15を介してストライク板Aに施錠されることになる。
【0054】
次に、施解錠切換板63が施錠モードとなっている場合、すなわち、引戸5を閉鎖した際に、この引戸5が施錠状態となる場合を説明する。
この施錠モードは、予め、施解錠切換板63を下方にスライド操作しておくことで施錠モード状態となる。
【0055】
引戸5の未閉鎖時には、スライダ付勢バネ49の付勢力によって、スライダ37が図中左側に付勢され、フロント板31からトリガー部47が突出された状態となる(図2参照)。
一方、図1に示すように、ストライク板Aからは、トリガー部47に対応する位置で、カマ係合金具9の掛合部23が突出されている。
【0056】
この状態で、カマ鉤15は、連動ピン73が曲部75aの図中左端に位置しており、錠本体Bの内部に収容状態となる。
【0057】
引戸5が閉鎖方向へ移動されると、トリガー部47がカマ係合金具9の掛合部23に当接する。
【0058】
さらに引戸5が閉鎖方向へ移動されると、トリガー部47が掛合部23に押圧され、図4に示すように、スライダ37がスライダ付勢バネ49に抗して錠本体Bの内側に後退される。
【0059】
スライダ37が後退されると、スライダ37の連動凹部37aに係合されたカマ鉤15の連動ピン73が曲部75aに沿って移動され、カマ鉤15が固定ピン71を中心に図中時計回り方向に回動される。
スライダ37がさらに後退され、図4に示すように、連動ピン73が曲部75aの右端に到達すると、カマ鉤15が水平状態となる。
【0060】
これにより、図4に示すように、カマ鉤15は、先端爪15aを掛合部23の背面に係合させた状態となる。
この状態で、ロック板55がロック板付勢バネ61の付勢力により、図中時計回り方向に回動され、係止爪57が段部51に係止される。これによって、スライダ37は、前進方向の移動が阻止される。
【0061】
また、スライダ37に、連動ピン73を介して従動するカマ鉤15も、図中反時計回り方向への回動が阻止されることになる。すなわち、引戸5は、カマ鉤15を介してストライク板Aに施錠されることになる。
【0062】
同時に、スライダピン89を介してラッチ板81が図4中時計回り方向に回動され、ラッチ板81のラッチ爪85に、係止板101の係止片109が係止する。
【0063】
つまり、スライダ37は、ロック板55と係止板101の双方に係止されて前進方向の移動が阻止され施錠状態となり、この施錠モードにおいては、引戸5を閉鎖させるのみの動作で、自動的に施錠が行えることとなる。
【0064】
この状態から、さらに引戸5が閉鎖方向へ移動されると、図5に示すように、スライダ37がカマ係合金具9の掛合部23によってさらに錠本体Bの内部へ押し込まれることになる。
すると、スライダ37の係止段部51が図中右方へ移動するため、ロック板55は、係止爪57を順次下方の段部51b,51c,51dへと係止して行く。また、ラッチ板81もさらに図中時計回りに回動され、外周に形成された複数のラッチ爪85を係止片109に順次係止させて行く。
【0065】
このスライダ37の図5中右方への移動に伴って、カマ鉤15は、連動ピン73が本体案内孔75の直線部75bに沿って移動されるとともに、固定ピン71に対して長穴69の長手方向へ水平移動され、図5に示すように、錠本体Bの内部へと引き込まれることになる。
【0066】
一方、カマ係合金具9とカマ鉤15との係合を解除する、すなわち解錠操作を行うには、先ず、施解錠切換板63を上方へと移動させる。
施解錠切換板63が上方へスライド移動されると、係合穴65に係合された解除爪59を介してロック板55が図中反時計回りに回動され、これにより係止爪57が係止段部51から外されることになる。
これにより、ロック板55とスライダ37との係止が解除される。
【0067】
次いで、係止解除板91が下方へスライドされると、係止板101が図中反時計回りに回動され、係止片109のラッチ爪85への係止が解除される。
これにより、スライダ37は、ロック板55と、ラッチ板81を介した係止板101との係止がともに解除される。
従って、スライダ37は、スライダ付勢バネ49の付勢力により、トリガー部47を突出させる方向に移動される。
【0068】
同時に、連動凹部37aに係合した連動ピン73が、曲部75aの図中左方に移動され、カマ鉤15が図中反時計回りに回動され、カマ係合金具9との係合が解除されて、図2に示すように、錠本体Bの内部に再び収容される。
これにより、ストライク板Aと錠本体Bとの施錠が解除され、引戸5が再び開放可能となる。
【0069】
このように、上記の引戸用施解錠装置1によれば、引戸5が閉鎖され、トリガー部47がストライク板Aに当接して、スライダ37が錠本体Bの内部に後退されると、ラッチ板81が回動され、ラッチ板81のラッチ爪85が係止板101の係止片109に係止して、ラッチ板81の回動が規制される。つまり、スライダ37の進退が、回動規制されたラッチ板81を介して規制される。
【0070】
これにより、前進方向に付勢されるスライダ37の付勢力によって引戸5が閉鎖方向と反対方向に移動されなくなり、引戸5が閉鎖された状態に保持されることになる。
この結果、スライダ37の反発力によって、縦枠3と引戸5との間に隙間が生じなくなる。
【0071】
また、スライダ37の進退が規制されることで、スライダ37に従動するカマ鉤15も回動が規制されるので、結果的に、ストライク板Aに係合したカマ鉤15が回動阻止されて、擬似的な施錠状態、すなわち仮施錠状態とすることができる。
そして、上記施錠モードとした場合では、ロック板55がさらにスライダ37に係止されて二重係止状態となり、防犯性が高められることになる。
【0072】
また、この引戸用施解錠装置1によれば、スライダ37が後退されると、スライダ37の係止段部51にロック板55が段階的に係止され、スライダ37の前進が阻止されて行く。つまり、後退されればされる程スライダ37が深い後退位置でロックされる。一方、カマ鉤15は、長穴69を介して固定ピン71に支持されるとともに、連動ピン73を介してスライダ37の進退に従動されるようになっている。また、連動ピン73は、本体案内孔75の曲部75aと直線部75bとに沿って移動されるようになっている。従って、連動ピン73が曲部75aを移動することで、カマ鉤15が回転されてストライク板Aに係合され、その後、さらにスライダ37が後退されると、連動ピン73が直線部75bを移動して、カマ鉤15が錠本体内に引き込まれるように直線移動される。この際、スライダ37は、上記ロック板55によって前進が阻止されて行く。これにより、ストライク板Aに係合したカマ鉤15を、錠本体内に引き寄せることができ、ストライク板Aとカマ鉤15とのガタツキをなくすことができ、縦枠3と引戸5との間の隙間(チリ)を小さくすることが可能となる。
【0073】
そして、カマ係合金具9の掛合部23がストライク板Aから突出されているので、引戸5が閉められると、カマ係合金具9がスライダ37に当接し、さらに引戸5が閉められると、スライダ37がカマ係合金具9に押圧されて、カマ係合金具9とともに錠本体Bに押し込まれる。この結果、カマ係合金具9とカマ鉤15との係合部が錠本体Bの内部で隠蔽され、防犯性を高めることができる。
【0074】
なお、上述した実施の形態では、ロック板55と係止段部51とによるスライダ37の移動規制と、ラッチ板81と係止板101とによるスライダ37の移動規制とを兼ね備えた構成とし、施錠モード,非施錠モードを選択できる構成として述べたが、引戸5の閉鎖状態を維持させる仮施錠状態のみを行う構成とするには、ラッチ板81と係止板101との構成を備えることとすればよい。
【0075】
また、上述した実施の形態では、引戸5の施錠を行う構成として、施解錠切換板63を用い、ロック板55と係止段部51との係止状態を維持させることで施錠状態とする構成としたが、ラッチ板81に対して係止する係止板101に、例えばサムターンやシリンダ錠などを連動連結する構成とすれば、カマ鉤15の進出状態が保持され、すなわちラッチ板81,係止板101,係止解除板91にて施解錠装置を構成することが可能である。
【0076】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明に係る引戸用施解錠装置によれば、外周にラッチ爪の形成されたラッチ板をスライダの進退に従動して回動自在に設け、スライダの後退に従動して回動されたラッチ板に係止片を係止してラッチ板の回動を規制する係止板を設け、スライドされることによりこの係止板を回動させ、ラッチ爪への係止片の係止を解除させる係止解除板を設けたので、引戸が閉鎖され、スライダの先端部がストライク板に当接して錠本体の内部に後退されると、ラッチ板が回動され、ラッチ板のラッチ爪が係止板の係止片に係止して、ラッチ板の回動が規制される。つまり、スライダの進退が、回動規制されたラッチ板を介して規制されることになる。
これにより、前進方向に付勢されるスライダの付勢力によって引戸が閉鎖方向と反対方向に移動することを防止でき、引戸は閉鎖状態に保持することができ、すなわち施錠状態とすることが可能となる。また、スライダの反発力により縦枠と引戸との間に生じる隙間をなくすことができる。
【0077】
また、スライダの係止段部にロック板を段階的に係止し、カマ鉤の長穴を固定ピンに係合してカマ鉤を回動かつ直線移動可能に支持し、スライダに従動させるカマ鉤の連動ピンを曲部と直線部とからなる本体案内孔に係合したので、スライダに従動させてカマ鉤をストライク板に係合させた後、さらに引戸を閉める方向に移動させることで、スライダの後退に従動させてカマ鉤を錠本体内に引き込むように直線移動させることができる。この結果、ストライク板に係合した状態のカマ鉤を錠本体内に引き寄せて施錠状態とすることができるとともに、ロック板と係止段部とによるスライダの移動規制と、ラッチ板と係止板とによるスライダの移動規制とを兼ね備えた二重の係止状態となり、ストライク板とカマ鉤とのガタツキをなくすことができ、そして、縦枠と引戸との間の隙間(チリ)を小さくすることが可能となり、防犯性が高められる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る引戸用施解錠装置の外観斜視図である。
【図2】図1に示した引戸用施解錠装置の内部側面図である。
【図3】図1に示した引戸用施解錠装置の施錠状態の内部側面図である。
【図4】図1に示した引戸用施解錠装置の施錠状態の内部側面図である。
【図5】カマ鉤が引き寄せられた引戸用施解錠装置の内部側面図である。
【符号の説明】
1…引戸用施解錠装置
5…引戸
15…カマ鉤
25…カマ進入穴
31…フロント板
37…スライダ
39…側板
47…先端部(トリガー部)
51…係止段部
55…ロック板
69…長穴
71…固定ピン
73…連動ピン
75…本体案内孔
75a…曲部
75b…直線部
81…ラッチ板
85…ラッチ爪
91…係止解除板
97…解除板用付勢部材(解除板用バネ)
101…係止板
109…係止片
A…ストライク板
B…錠本体

Claims (1)

  1. 錠本体のフロント板から突出させたスライダの先端部を、引戸の閉鎖とともにストライク板に当接することで錠本体内に後退させ、該スライダの後退に連動させて前記フロント板から突出させたカマ鉤を、前記ストライク板のカマ進入穴に係合させる引戸用施解錠装置であって、
    外周にラッチ爪を有し前記錠本体の側板に回動自在に支持されるとともに、前記スライダに連結されて該スライダの進退に従動して回動されるラッチ板と、
    前記錠本体の側板にスライド自在に案内され、前記ラッチ板に近接する方向となるスライド方向の一端側に解除板用付勢部材によって付勢される係止解除板と、
    係止片を有し前記錠本体の側板に回動自在に支持され前記スライダの後退に従動して回動された前記ラッチ板のラッチ爪に前記係止片を係止して前記ラッチ板の回動を規制する一方、前記係止解除板のスライドに従動して回動され前記ラッチ爪に対する前記係止片の係止を解除する係止板と、
    を具備するとともに、
    前記スライダに形成された階段状の係止段部と、
    前記錠本体に揺動自在に設けられ前記スライダの後退に伴って前記係止段部に段階的に係止して該スライダの前進を阻止するロック板と、
    前記カマ鉤に形成され前記錠本体の側板に固定された固定ピンに係合して前記カマ鉤を回動かつ直線移動可能に支持する長穴と、
    前記カマ鉤に設けられ前記スライダに係合して前記スライダの進退に応じて該カマ鉤を従動させる連動ピンと、
    連続する曲部と直線部とを有して前記錠本体の側板に形成され、前記連動ピンを摺動自在に係合することで前記スライダに従動する前記カマ鉤を回転させて前記フロント板から突出させた後に直線移動させて前記錠本体内に引き込むように移動規制する本体案内孔と、
    を具備し、
    前記スライダが後退することで回動する前記ラッチ板のラッチ爪が、前記係止板の係止片に係止することで前記ラッチ板の回動が規制され、該ラッチ板を介して前記スライダの前進を規制して、前記カマ鉤の回動が阻止され前記ストライク板に対して係合状態となるとともに、
    前記スライダの後退に従動して前記カマ鉤が、前記固定ピンを中心に前記連動ピンが前記曲部に沿って回転することで前記フロント板から突出し、前記ストライク板の進入穴に係合した後に、前記固定ピンに対して前記長穴が沿い、且つ前記直線部に沿う前記連動ピンにて前記カマ鉤を直線移動させ、前記スライダとともに、突出して係合状態となっている前記カマ鉤を前記錠本体内に引き込むことを特徴とする引戸用施解錠装置。
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