JP4258233B2 - 遠隔制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば住宅等に設けられ、住宅外からの遠隔操作信号に応じて住宅内の各種機器を遠隔制御するための遠隔制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、住宅内の各種機器は、その機器のスイッチやその機器に付属のリモコンを操作することにより作動するようになっている。このほか、自宅の外から自宅内の機器を遠隔操作したいという利用者の要望に応えるべく、遠隔制御システムなどが各社から提供されている。
【0003】
例えば、特許文献1には、複数の電子機器とネットワークとの間を結ぶ制御装置(ホームバス制御端末)と、この制御装置にネットワークを介して通信接続して、複数の電子機器を遠隔制御する移動可能な通信端末装置(情報端末)とを具備した遠隔制御システムが開示されている。この遠隔制御システムによれば、制御対象の各電子機器に対応する動作設定情報を遠隔制御情報として一括して送信することにより、制御対象の電子機器を遠隔制御するために必要な通信時間を短縮することが可能となっている。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−197154号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特許文献1の遠隔制御システムでは、専用の通信端末装置を用意する必要があり、遠隔制御情報を送るためにデータ回線が別に必要となるほか、住宅内における制御装置としての遠隔制御装置と各機器との間の配線工事が必要となり、システムが大がかりなものとなるという課題がある。
【0006】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、遠隔制御装置と各機器との間の配線工事の手間を無くすことができ、外部から各種機器を遠隔制御することができる遠隔制御装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための請求項1記載の発明は、受信手段を持ちこの受信手段で受信された制御信号に従って動作する所定機器に対する遠隔操作信号を、宅外から通信回線を介して受けるとともに、電話回線との接続用の回線インターフェースを備えるインターフェースと、前記受信手段に対応する送信手段と、前記回線インターフェースにおける前記電話回線との接続用の入力端子と並列に接続され留守録機能を有する電話機が接続される電話接続端子と、前記電話回線を監視して前記電話機がオフフックしたかどうかを検出するオフフック検出手段とを備え、前記インターフェースを通して受けた遠隔操作信号に応じて、前記送信手段を介して前記制御信号を前記所定機器に送信する遠隔制御装置であって、前記送信手段は前記制御信号をワイヤレスで送信するものであり、前記受信手段は前記制御信号をワイヤレスで受信するものであり、前記電話回線からの呼出信号の着信時には、前記呼出信号の回数である呼出回数が、前記電話機に予め設定された留守録用の呼出回数よりも多くなるように設定された待ち限度呼出回数になるまでの間、前記オフフック検出手段によって前記電話機がオフフックしたことが検出されるまで待機し、前記オフフック検出手段によって前記電話機がオフフックしたことが検出された後に自己もオフフックすることを特徴とする。
【0008】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の遠隔制御装置において、前記送信手段は前記制御信号を赤外線信号で送信するものであり、前記受信手段は前記制御信号を赤外線信号で受信するものであることを特徴とする。
【0009】
請求項3記載の発明は、請求項2記載の遠隔制御装置において、前記送信手段は、各方向に赤外線を射出する複数の赤外線発光ダイオードにより構成されることを特徴とする。
【0011】
請求項記載の発明は、請求項1から3のいずれかに記載の遠隔制御装置において、前記インターフェースとして、データ回線終端装置を介して公衆通信網と接続されるネットワークインターフェースを備え、このネットワークインターフェースを通して前記遠隔操作信号をメールで受けることを特徴とする。
【0012】
請求項記載の発明は、請求項1からのいずれかに記載の遠隔制御装置において、前記インターフェースを通して受けた遠隔操作信号に応じて、前記送信手段を介して前記制御信号を複数回、前記所定機器に送信することを特徴とする。
【0013】
請求項記載の発明は、請求項1からのいずれかに記載の遠隔制御装置において、自己がオフフックした後、前記インターフェースを通して、暗証番号を受けて認証を行い、暗証番号の正しい認証結果が得られた後に前記遠隔操作信号を受けることを特徴とする。
【0014】
請求項記載の発明は、請求項記載の遠隔制御装置において、所定時間内に前記暗証番号の正しい認証結果が得られない場合には前記認証を停止することを特徴とする。
【0015】
請求項記載の発明は、請求項6または7記載の遠隔制御装置において、前記認証を所定回数繰り返しても前記暗証番号の正しい認証結果が得られない場合には前記認証を停止してオンフックすることを特徴とする。
【0016】
請求項記載の発明は、請求項1からのいずれかに記載の遠隔制御装置において、周囲における人の在否検出用の人感センサを備え、この人感センサの検出結果を利用して、前記送信手段を介して前記制御信号を前記所定機器に送信することを特徴とする。
【0017】
請求項10記載の発明は、請求項記載の遠隔制御装置において、前記所定機器にはエアコンが含まれ、このエアコンの遠隔操作時に前記人感センサの検出結果を所定時間無効にすることを特徴とする。
【0018】
請求項11記載の発明は、請求項1から10のいずれかに記載の遠隔制御装置において、前記所定機器は、照明器具であり、前記遠隔操作信号に応じた前記制御信号に従って点灯または消灯することを特徴とする。
【0019】
請求項12記載の発明は、請求項1から11のいずれかに記載の遠隔制御装置において、前記所定機器は、エアコンであり、前記遠隔操作信号に応じた前記制御信号に従って運転を実行または停止することを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
図1は本発明による第1実施形態の遠隔制御装置の構成図、図2は同遠隔制御装置を用いて構成される遠隔制御システムの構成図、図3は同遠隔制御装置の回線インターフェースの構成図、図4は同遠隔制御装置の動作フロー図である。
【0021】
図2に示すように、第1実施形態の遠隔制御装置1は、例えば住宅に設けられて、電話回線Lを通して受けた住宅外からの遠隔操作信号に応じて住宅内の各種機器2を遠隔制御するためのものであり、各種機器2と電話機3とともに簡易的な遠隔制御システムを構成している。
【0022】
図2の例において、機器2としては、受信部210を持ち、この受信部210で受信された制御信号に従って動作する照明器具21と、受信部220を持ち、この受信部220で受信された制御信号に従って動作するエアコン22とが設けられている。電話機3は、留守録設定時に呼出回数が予め設定された所定の呼出回数になれば留守録を行う留守録機能付きの電話機である。
【0023】
そして、図1に示すように、遠隔制御装置1には、商用電源を整流および平滑などして各部に供給する電源部10と、各種操作用の操作、設定スイッチにより構成される操作部11と、動作状態表示用でLED(発光ダイオード)または液晶表示パネルなどにより構成される表示部12とが設けられているほか、回線インターフェース13と、機能チップ15と、コントローラ16と、赤外線送信部17とが設けられている。
【0024】
回線インターフェース13は、機器2に対する遠隔操作信号を外部から受けるとともに、後述の機能チップ15からの音声ガイダンスを外部に流すためのものであり、図3に示すように、送受信可能な構成になっている。すなわち、電話回線Lとの接続用の入力端子L1,L2と、これに並列に接続され電話機3が接続される電話接続端子T1,T2と、電話回線Lを監視して呼出信号を検出する呼出検出回路130と、電話回線Lを監視して電話機3のオフフックを検出する電流検出回路(極性反転回路)131と、オフフック時に閉結する常開接点のリレー132と、信号のみを伝達させるためのライントランス133とにより構成されている。なお、呼出検出回路130は、呼出信号のパルスを測定することにより電話回線Lからの呼出を検出する。電流検出回路131は、電話回線Lを流れる電流を測定することにより、電話回線Lがオフフックされて使用中となっているかどうかを検出する。また、オフフック後にダイアルパルスを発生させる必要がある場合には、リレー132の接点をオンオフすることによりそのダイアルパルスを発生させる。
【0025】
図1に戻って、機能チップ15は、ダイヤル制御、電話回線Lへの所定の音声信号送出および電話回線Lからのトーン信号のコードへの変換などを行うものである。具体的には、DTMF(Dial Tone Multi Frequency) エンコードによって電話回線LへのDTMFによるトーン信号を生成し、音声合成(IC)によって電話回線Lへの所定の音声信号を生成し、またDTMFデコーダによって電話回線LからのDTMF信号を解読するようになっている。
【0026】
コントローラ16は、CPUおよび記憶装置などにより構成され、本遠隔制御システム全般の制御などの処理を実行するものである。
【0027】
上記記憶装置は、例えば、揮発性の半導体メモリのほか、不揮発性の半導体メモリを含み、いわゆるユニバーサルリモコンと同様に、各機器2に対する各制御信号に含まれる制御コマンドを各種予め記憶しており、また後で利用者が登録した制御コマンドも記憶することができるようになっている。また、各制御コマンドは、機能チップ15を介して、外部からの遠隔操作信号に含まれるDTMFから得られる(操作)コードに対応付けて記憶される。さらに、記憶装置は、利用者によって予め登録され、外部からの遠隔操作信号に含まれるDTMFから得られる情報と比較される暗証番号を記憶する。なお、記憶装置は、ユニバーサルリモコンと同様の制御コマンドを予め記憶するものでなくてもよく、少なくとも各機器2に対する各制御信号に含まれる制御コマンドを各種予め記憶するものであればよい。また、制御コマンドは、操作コマンドと同一のコードであっても同一のコードでなくてもよい。
【0028】
第1実施形態の特徴となるコントローラ16の処理としては、操作部11の操作入力に応じて、対応する制御コマンドを含んだ制御信号を、赤外線送信部17を介して機器2に送信する制御が実行される。これにより、照明器具21を点灯または消灯することができ、エアコン22の運転を実行または停止することができ、遠隔制御装置1をユニバーサルリモコン(またはそれらの機器2に付属のリモコン)のように使用することができる。
【0029】
また、機能チップ15および回線インターフェース13を介して電話回線Lを監視し、電話回線Lからの呼出信号の着信時には電話機3が先にオフフックするまで待機し、電流検出回路131によって電話機3がオフフックしたことが検出された後にリレー132を閉にして自己もオフフックする制御が実行される。
【0030】
ここで、電話機3が先にオフフックするまで待機することについてさらに説明すると、第1実施形態では、電話機3に設定された留守録用の呼出回数よりも多く、かつ電話機3の留守録機能解除時に住宅内の利用者がその電話機3の受話器をとるオフフックに必要な呼出回数よりも多くなるように設定された待ち限度呼出回数を保持している。これにより、通常、留守時には留守録機能の設定された電話機3が先にオフフックし、住宅内に利用者が居るときには利用者が先に電話をとってオフフックすることになる。これに対し、遠隔制御装置1が先にオフフックする場合は、留守録の設定を忘れて留守にした場合であって、なおかつ呼出検出回路130から得られる呼出回数が上記待ち限度呼出回数に達した場合などである。
【0031】
また、オフフックした後、暗証番号入力の音声ガイダンスを流すことなく、バックグラウンドであたかも隠れるようにして暗証番号の入力を待ち、回線インターフェース13等を通して暗証番号の入力を受けた場合には、それを用いて認証を行う処理が実行される。ここで、遠隔操作の開始手順として、電話機3の留守録動作時の音声ガイダンスと遠隔操作入力とがバッティングするのを防止するため、電話機3の録音開始時点以降に暗証番号を入力するものと決めておく。
【0032】
また、認証時において、所定時間内に暗証番号の正しい認証結果が得られない場合には認証を停止し、また認証を所定回数繰り返しても暗証番号の正しい認証結果が得られない場合には、認証を停止してオンフックする処理が実行される。
【0033】
また、暗証番号の正しい認証結果が得られたとき、遠隔操作入力の音声ガイダンスを流し、この音声ガイダンスの後またはその間の無音時に、通信相手から遠隔操作信号を受ける処理が実行される。ここで、上記音声ガイダンスの間の無音時は、例えば文節または文の区切りなどに、DTMFを送信可能に設けられる。なお、音声ガイダンスは、必ずしも流す必要はなく、例えば遠隔操作信号からガイダンス要求のコマンドを受けた場合に流すようにしてもよい。
【0034】
また、回線インターフェース13を通して受けた遠隔操作信号に応じて、赤外線送信部17を介して、その遠隔操作信号に含まれる操作コマンドに対応する制御コマンドを含む制御信号を、複数回、機器2に送信する制御が実行される。
【0035】
さらに、回線インターフェース13を通して受けた遠隔操作信号に応じて、赤外線送信部17を介して運転実行の制御信号を複数回エアコン22に送信した場合には、エアコン22の運転停止忘れを防止するべく、運転実行の制御信号を送信した時点から所定時間(数時間)経過後に、運転停止の制御信号を複数回エアコン22に送信する処理が実行される。
【0036】
赤外線送信部17は、第1実施形態の特徴として、機器2への制御信号を赤外線信号で送信するように、例えば赤外線LEDにより構成される。これにより、図2の例に示したように、機器2の各受信部が上記制御信号を赤外線で受信するものであれば、第1実施形態の遠隔制御装置1とともに遠隔制御システムを構成することができる。
【0037】
また、上記のように構成される遠隔制御装置1の各部を一の器体に収納することにより、その器体における入力端子L1,L2および電話接続端子T1,T2に、それぞれ電話回線Lおよび電話機3を接続するだけで、極めて簡単に遠隔制御システムを構築することができる。
【0038】
次に、第1実施形態の特徴となる遠隔制御装置1による呼出監視に係る動作について説明する。呼出検出回路130で呼出信号が検出されたかどうかの確認が行われ(図4のS1)、検出されなければ(S1でNO)、リターンし、別の処理を実行した後、再度ステップS1に入る。
【0039】
呼出信号が検出されれば(S1でYES)、電流検出回路131でオフフックが検出されたかどうかの確認が行われる(S2)。そして、検出されれば(S2でYES)、ステップS3に進む一方、検出されなければ(S2でNO)、呼出回数が待ち限度呼出回数に達したかどうかの確認が行われ(S4)、達していなければ(S4でNO)、ステップS2に戻り、達していれば(S4でYES)、ステップS3に進む。
【0040】
ステップS3に進むとリレー132を閉にしてオフフックし、タイマをスタートし(S5)、バックグラウンドで暗証番号の入力を待つ。つまり、タイマスタート時点から所定時間(例えば30秒)が経過したかどうかの確認が行われ(S6)、経過すれば(S6でYES)、ステップS13に進む一方、経過しなければ(S6でNO)、暗証番号が入力されたかどうかの確認が行われる(S7)。
【0041】
そして、暗証番号が入力されなければ(S7でNO)、ステップS6に戻り、暗証番号が入力されれば(S7でYES)、認証を行って認証OKであるかどうかの確認が行われる(S8)。
【0042】
認証OKでなければ(S8でNO)、認証に失敗した回数をカウントアップする(S9)。なおこのとき、認証に失敗したことを利用者に知らせるため、その旨を音声ガイダンスで流すようにするのが望ましい。続いて、そのカウント値が所定値以上であるかどうかの確認が行われる(S10)。カウント値が所定値以上でなければ(S10でNO)、ステップS6に戻り、所定値以上であれば(S10でYES)、ステップS13に進む。
【0043】
認証OKであれば(S8でYES)、遠隔操作入力用の音声ガイダンスを流しながら、遠隔操作信号から得られる操作コマンドを受信したかどうかの確認が行われる(S11)。ここで、認証OK時から所定時間(例えば5秒程度)経過後に流される遠隔操作入力の音声ガイダンスの後またはその間の無音時に、操作コマンドを受ける処理が実行されることになるので、外部から遠隔操作する利用者が、遠隔操作に慣れていない場合には音声ガイダンスを聞きながら遠隔操作を進めることができ、遠隔操作に慣れている場合には音声ガイダンス全てを聞くことなく迅速に遠隔操作を進めることができ、通話料金を節約することができる。
【0044】
操作コマンドを受信しなければ(S11でNO)、ステップS11に戻る。なおこのとき、通信相手が電話回線を切断しているかどうかを監視し、電話回線を切断した場合にはステップS13に進むようにするのが望ましい。一方、操作コマンドを受信すれば(S11でYES)、操作コマンドに対応する制御コマンドを含む制御信号を、赤外線送信部17を介して機器2に複数回送信する処理が実行される(S12)。ここで、リモコンを用いた操作と異なり、遠隔操作後に機器2の動作を確認することができないが、ステップS12で制御信号を複数回送信することにより、遠隔操作で機器2を確実に動作させることができる。具体的には、操作コマンドに対応する制御コマンドが照明器具21に対する点灯コマンドであれば、点灯コマンドを送信し、所定時間後にその点灯コマンドを再度送信するのである。消灯、調光コマンドも同様に複数回送信される。また、制御コマンドがエアコン22に対するコマンドであれば、そのコマンドも同様に複数回送信される。さらに、照明器具21およびエアコン22の両方を遠隔操作する場合も、それぞれに対するコマンドが複数回送信される。
【0045】
ステップS12の後またはステップS13に進むと、リレー132を開にしてオンフックし、この後、リターンする。ここで、電話機3が通話していたときにステップS13でオンフックされたとしても、電話機3がオフフックになっているため、電話回線が切れることはない。
【0046】
なお、第1実施形態では、遠隔制御装置は制御信号を赤外線信号で送信し、機器の受信部は制御信号を赤外線信号で受信する構成になっているが、これに限らず、遠隔制御装置は制御信号を電波で送信し、機器の受信部は制御信号を電波で受信する構成でもよい。
【0047】
(第2実施形態)
図5は本発明による第2実施形態の遠隔制御装置における赤外線送信部の説明図である。
【0048】
第2実施形態の遠隔制御装置は、図5に示すように、第1実施形態の遠隔制御装置との相違点として、赤外線送信部17Aが、各方向に赤外線を射出する複数の赤外線LED170により構成されることを第1の特徴とする。
【0049】
通常、照明器具21およびエアコン22の設置場所としては、部屋の中央の天井に照明器具21が設けられ、部屋の隅の壁にエアコン22が設けられることが多い。このため、赤外線送信部を構成する赤外線LEDが同一方向に赤外線を射出するようになっていると、その赤外線が照明器具21およびエアコン22の双方の受信部210,220で受信されなくなる可能性がある。
【0050】
そこで、第2実施形態では、赤外線送信部17Aから射出された赤外線を照明器具21およびエアコン22の双方の受信部210,220で受信されるようにするべく、各方向に赤外線を射出する複数の赤外線LED170により赤外線送信部17Aを構成するのである。
【0051】
また、第2の特徴として、複数の赤外線LED170を方向別に順番に動作させる構成になっている。これにより、互いに異なる方向の赤外線が衝突しないようにすることができ、確実な送信が可能となるほか、同時に赤外線を送信する赤外線LED170の個数が減るので、電源部10の電源容量を小さくすることができる。図5の例では、3つの方向に向けて赤外線を射出し、各方向に赤外線LED170が2個ずつ設けられている。
【0052】
(第3実施形態)
図6は本発明による第3実施形態の遠隔制御装置における赤外線送信部の説明図である。
【0053】
第3実施形態の遠隔制御装置は、図6に示すように、第1または第2実施形態の遠隔制御装置との相違点として、回線インターフェース13の構成に加えて、電話回線Lから電話機3を切り離すための常閉接点のリレー135を設けて回線インターフェース13Bを構成し、暗証番号の正しい認証結果が得られたときにリレー135の接点を開にし、本遠隔制御装置によるオンフック時にリレー135の接点を閉に戻すことを特徴とする。
【0054】
通常、リレー132の接点が開で、リレー135の接点が閉であるので、電話機3を従来と同様に使用することができる。呼出信号の着信時には、第1実施形態と同様に、電話機3を先にオフフックさせるので、この場合も、電話機3を従来と同様に使用することができる。
【0055】
そして、第3実施形態では、第1または第2実施形態との相違点として、暗証番号の正しい認証結果が得られたとき、その着呼が本遠隔制御装置に対するものとみなし、リレー135の接点を開にすることにより電話回線Lから電話機3を切り離す。これにより、電話機3の留守録再生時に無用な音声ガイダンスやDTMF音などを聞かなくて済むようにできる。また、本遠隔制御装置によるオンフック時にリレー135の接点が閉に戻されるので、電話機3を従来と同様に使用することができる状態に戻る。
【0056】
(第4実施形態)
図7は本発明による第4実施形態の遠隔制御装置の構成図である。
【0057】
図7に示すように、第4実施形態の遠隔制御装置1Cは、第1から第3実施形態のいずれかの遠隔制御装置との相違点として、周囲における人の在否検出用の人感センサをセンサ18としてさらに備え、このセンサ18の検出結果を利用して、赤外線送信部17を介して制御信号を機器2に送信したり、機能チップ15および回線インターフェース13を介して予め設定された電話番号の通知先に通報を行うようにコントローラ16Cを構成したことを特徴とする。
【0058】
例えば、センサ18から人の居ることを示す検出結果が得られたときには、赤外線送信部17を介して点灯コマンドを含む制御信号を照明器具21に送信し、人の居ることを示す検出結果が得られなくなってから所定時間経過後に、赤外線送信部17を介して消灯または調光コマンドを含む制御信号を照明器具21に送信するようにコントローラ16Cを構成することにより、照明器具21を人感センサ付照明器具と同様に動作させることができる。
【0059】
また、例えば留守時において、センサ18から人の居ることを示す検出結果が得られたとき、予め設定された電話番号の通知先にその旨の通報を、例えば機能チップ15による予め作成された音声信号で行うようにコントローラ16Cを構成することにより、本遠隔制御システムをセキュリティシステムとしても利用可能となる。なお、この場合の動作モードは、宅外からの遠隔操作に応じて各機器2を制御する遠隔操作モードに対して、留守時にセンサ18から人の居ることを示す検出結果が得られたとき、予め設定された電話番号の通知先にその旨の通報を行うセキュリティモードを付加したモードとなるので、例えば宅外からの遠隔操作または操作部11に対する操作入力により、遠隔操作モードにセキュリティモードを付加することができるように、本遠隔制御装置1Cを構成すればよい。
【0060】
(第5実施形態)
本発明による第5実施形態の遠隔制御装置は、第4実施形態の遠隔制御装置1Cとの相違点として、エアコン22の遠隔操作時にセンサ18の検出結果を所定時間無効にするようにコントローラを構成したことを特徴とする。
【0061】
センサ18を例えばPIR(Pyroelectric Infrared)センサとした場合、PIRセンサは周囲の温度変化幅(差)を見て人の在否を検出するため、エアコン22の運転実行時、その運転開始直後における急激な温度変化によって人が居るとする誤検出の可能性がある。
【0062】
第5実施形態によれば、エアコン22の遠隔操作時にセンサ18の検出結果を所定時間(例えば5〜10分程度)無効にすることにより、センサ18がPIRセンサである場合に、センサ18の誤検出を排除することができ、その誤検出による本遠隔制御システムの誤動作を防止することができる。
【0063】
(第6実施形態)
図8は本発明による第6実施形態の遠隔制御装置の構成図である。
【0064】
図8に示すように、第6実施形態の遠隔制御装置1Eは、第4または第5実施形態の遠隔制御装置との相違点として、マイク191およびスピーカ192により構成される音声入出力部19をさらに備え、例えば、暗証番号の正しい認証結果が得られた後、回線インターフェース13を通して受けた遠隔操作信号により宅内監視モードが選択されたとき、機能チップ15および回線インターフェース13を介してマイク191から得られる音声信号を通話先に送信し、回線インターフェース13を通して受けた遠隔操作信号により警報音発報が選択されたとき、スピーカ192から予め定められた警報音を出すようにコントローラ16Eを構成したことを特徴とする。
【0065】
これにより、マイク191を通して住宅内の状況を知ることができ、不審者がいないか、他に何か異常が発生していないかをリアルタイムの音で確認することができる。また、スピーカ192から警報音を出すことにより、不審者を威嚇することができる。なお、スピーカ192は、動作等を音で利用者に知らせるためにも使用することができる。
【0066】
(第7実施形態)
図9は本発明による第7実施形態の遠隔制御装置の構成図である。
【0067】
図9に示すように、第7実施形態の遠隔制御装置1Fは、第4または第5実施形態の遠隔制御装置との相違点として、赤外線の受信部に加えて制御コマンドに対するアンサーバック送信用の赤外線送信部を持つ機器2から、その現在の動作状態を示すアンサーバックの赤外線信号を受信するための赤外線受信部172をさらに備え、この赤外線受信部172で受信されたアンサーバックを基に、機器2の動作を操作コマンドないし制御コマンドのそれに合わす制御を実行するようにコントローラ16Fを構成したことを特徴とする。
【0068】
例えば、コントローラ16Fは、エアコン22からのアンサーバックの有無または内容を確認して、エアコン22の動作を操作コマンドないし制御コマンドのそれに合わす制御を実行する。このとき、アンサーバックが無い場合や、アンサーバックから得られるエアコン22の動作が操作コマンドないし制御コマンドのそれと一致しない場合には、一致するまで、赤外線送信部17を介してその制御コマンドを含む制御信号をエアコン22に送信する処理が繰り返される。これにより、遠隔操作を確実なものとすることができる。なお、この場合、第1実施形態のように制御信号を複数回送信する必要はない。
【0069】
(第8実施形態)
図10は本発明による第8実施形態の遠隔制御装置の構成図である。
【0070】
図10に示すように、第8実施形態の遠隔制御装置1Gは、第1実施形態の遠隔制御装置1との相違点として、回線インターフェース13および機能チップ15に代えて、例えば、IEEE802.3などのLAN規格に準拠し、データ回線終端装置4を介してインターネットへの接続のための公衆通信網と接続されるネットワークインターフェース13Gを備え、これを通して遠隔操作信号(操作コマンド)をメールで受ける制御を実行するようにコントローラ16Gを構成したことを特徴とする。
【0071】
ここで例えば、遠隔制御装置1Gの利用者はインターネットに接続するための所定のプロバイダと契約しており、ADSLまたはケーブルモデムなどのデータ回線終端装置4がそのプロバイダと常時接続されているとする。また、そのプロバイダからメールアドレスを取得しているとする。
【0072】
このような環境の遠隔制御システムにおいて、コントローラ16Gが所定時間(例えば数十秒ないし数分〜数十分程度)毎に上記プロバイダのメールサーバにアクセスして、利用者のメールアドレス宛に操作コマンドを含んだメールが届いているかどうかを確認し、メールが届いていれば、そのメールに含まれる操作コマンドに対応した制御コマンドを含む制御信号を、赤外線送信部17を介して機器2に送信する処理を実行する。
【0073】
このような遠隔制御装置1Gによれば、メールを保存することによりそのメールを使って同じ遠隔操作を実行することができるので、遠隔操作が極めて簡単になる。また、メールの履歴を確認することにより、遠隔操作の履歴を確認することができる。さらに、音声ガイダンスなどの回路が不要になるため、遠隔制御装置1Gの構成を簡単化することができる。
【0074】
(第9実施形態)
図11は本発明による第9実施形態の遠隔制御装置の構成図である。
【0075】
図11に示すように、第9実施形態の遠隔制御装置1Hは、第8実施形態の遠隔制御装置1Gとの相違点として、周囲における人の在否検出用の人感センサをセンサ18としてさらに備え、このセンサ18の検出結果を利用して、赤外線送信部17を介して制御信号を機器2に送信したり、ネットワークインターフェース13Gを介して上記利用者のメールアドレス宛に通報を行うようにコントローラ16Hを構成したことを特徴とする。
【0076】
例えば、センサ18から人の居ることを示す検出結果が得られたときには、赤外線送信部17を介して点灯コマンドを含む制御信号を照明器具21に送信し、人の居ることを示す検出結果が得られなくなってから所定時間経過後に、赤外線送信部17を介して消灯または調光コマンドを含む制御信号を照明器具21に送信するようにコントローラ16Hを構成することにより、照明器具21を人感センサ付照明器具と同様に動作させることができる。
【0077】
また、センサ18から人の居ることを示す検出結果が得られたとき、利用者のメールアドレス宛にその旨のメールを送信するようにコントローラ16Hを構成することにより、本遠隔制御システムをセキュリティシステムとしても利用可能となる。このようにメールを用いることにより、音声で通報する場合に比べ、より詳細な内容(時間、検知回数等)を知らせることができる。また、常時接続のため、メール送信のために通信料金がかかることもない。
【0078】
【発明の効果】
以上のことから明らかなように、請求項1記載の発明は、受信手段を持ちこの受信手段で受信された制御信号に従って動作する所定機器に対する遠隔操作信号を、宅外から通信回線を介して受けるとともに、電話回線との接続用の回線インターフェースを備えるインターフェースと、前記受信手段に対応する送信手段と、前記回線インターフェースにおける前記電話回線との接続用の入力端子と並列に接続され留守録機能を有する電話機が接続される電話接続端子と、前記電話回線を監視して前記電話機がオフフックしたかどうかを検出するオフフック検出手段とを備え、前記インターフェースを通して受けた遠隔操作信号に応じて、前記送信手段を介して前記制御信号を前記所定機器に送信する遠隔制御装置であって、前記送信手段は前記制御信号をワイヤレスで送信するものであり、前記受信手段は前記制御信号をワイヤレスで受信するものであり、前記電話回線からの呼出信号の着信時には、前記呼出信号の回数である呼出回数が、前記電話機に予め設定された留守録用の呼出回数よりも多くなるように設定された待ち限度呼出回数になるまでの間、前記オフフック検出手段によって前記電話機がオフフックしたことが検出されるまで待機し、前記オフフック検出手段によって前記電話機がオフフックしたことが検出された後に自己もオフフックするので、遠隔制御装置と各機器との間の配線工事の手間を無くすことができ、外部から各種機器を遠隔制御することができる。また、遠隔制御装置の存在を意識させずに電話機による通話が可能になるとともに、遠隔操作の対応も可能となる。
【0079】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の遠隔制御装置において、前記送信手段は前記制御信号を赤外線信号で送信するものであり、前記受信手段は前記制御信号を赤外線信号で受信するものであるのであり、この構成でも、遠隔制御装置と各機器との間の配線工事の手間を無くすことができ、外部から各種機器を遠隔制御することができる。
【0080】
請求項3記載の発明は、請求項2記載の遠隔制御装置において、前記送信手段は、各方向に赤外線を射出する複数の赤外線発光ダイオードにより構成されるので、所定機器が複数あっても、送信手段から射出された赤外線をそれら複数の機器で受信させることが可能になる。
【0082】
請求項記載の発明は、請求項1から3のいずれかに記載の遠隔制御装置において、前記インターフェースとして、データ回線終端装置を介して公衆通信網と接続されるネットワークインターフェースを備え、このネットワークインターフェースを通して前記遠隔操作信号をメールで受けるので、メールを保存することによりそのメールを使って同じ遠隔操作を実行することができるため、遠隔操作が極めて簡単になる。
【0083】
請求項記載の発明は、請求項1からのいずれかに記載の遠隔制御装置において、前記インターフェースを通して受けた遠隔操作信号に応じて、前記送信手段を介して前記制御信号を複数回、前記所定機器に送信するので、遠隔操作で機器を確実に動作させることが可能となる。
【0084】
請求項記載の発明は、請求項1からのいずれかに記載の遠隔制御装置において、自己がオフフックした後、前記インターフェースを通して、暗証番号を受けて認証を行い、暗証番号の正しい認証結果が得られた後に前記遠隔操作信号を受けるので、セキュリティを強化することができる。
【0085】
請求項記載の発明は、請求項記載の遠隔制御装置において、所定時間内に前記暗証番号の正しい認証結果が得られない場合には前記認証を停止するので、不正アクセスを排除することができる。
【0086】
請求項記載の発明は、請求項6または7記載の遠隔制御装置において、前記認証を所定回数繰り返しても前記暗証番号の正しい認証結果が得られない場合には前記認証を停止してオンフックするので、不正アクセスを排除することができる。
【0087】
請求項記載の発明は、請求項1からのいずれかに記載の遠隔制御装置において、周囲における人の在否検出用の人感センサを備え、この人感センサの検出結果を利用して、前記送信手段を介して前記制御信号を前記所定機器に送信するので、機器を人感センサ付の機器と同様に動作させることが可能となり、またセキュリティシステムとしての利用も可能となる。
【0088】
請求項10記載の発明は、請求項記載の遠隔制御装置において、前記所定機器にはエアコンが含まれ、このエアコンの遠隔操作時に前記人感センサの検出結果を所定時間無効にするので、人感センサがPIRセンサである場合に、人感センサの誤検出を排除することができ、その誤検出による誤動作を防止することができる。
【0089】
請求項11記載の発明は、請求項1から10のいずれかに記載の遠隔制御装置において、前記所定機器は、照明器具であり、前記遠隔操作信号に応じた前記制御信号に従って点灯または消灯するので、遠隔操作で照明器具を点灯または消灯することができる。
【0090】
請求項12記載の発明は、請求項1から11のいずれかに記載の遠隔制御装置において、前記所定機器は、エアコンであり、前記遠隔操作信号に応じた前記制御信号に従って運転を実行または停止するので、遠隔操作でエアコンの運転を実行または停止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第1実施形態の遠隔制御装置の構成図である。
【図2】同遠隔制御装置を用いて構成される遠隔制御システムの構成図である。
【図3】同遠隔制御装置の回線インターフェースの構成図である。
【図4】同遠隔制御装置の動作フロー図である。
【図5】本発明による第2実施形態の遠隔制御装置における赤外線送信部の説明図である。
【図6】本発明による第3実施形態の遠隔制御装置における赤外線送信部の説明図である。
【図7】本発明による第4実施形態の遠隔制御装置の構成図である。
【図8】本発明による第6実施形態の遠隔制御装置の構成図である。
【図9】本発明による第7実施形態の遠隔制御装置の構成図である。
【図10】本発明による第8実施形態の遠隔制御装置の構成図である。
【図11】本発明による第9実施形態の遠隔制御装置の構成図である。
【符号の説明】
1,1C,1E,1F,1G,1H 遠隔制御装置
10 電源部
11 操作部
12 表示部
13,13B 回線インターフェース
13G ネットワークインターフェース
15 機能チップ
16,16E,16F,16G,16H コントローラ
17,17A 赤外線送信部
172 赤外線受信部
18 センサ
19 音声入出力部
2 機器
21 照明器具
22 エアコン
3 電話機
4 データ回線終端装置

Claims (12)

  1. 受信手段を持ちこの受信手段で受信された制御信号に従って動作する所定機器に対する遠隔操作信号を、宅外から通信回線を介して受けるとともに、電話回線との接続用の回線インターフェースを備えるインターフェースと、前記受信手段に対応する送信手段と、前記回線インターフェースにおける前記電話回線との接続用の入力端子と並列に接続され留守録機能を有する電話機が接続される電話接続端子と、前記電話回線を監視して前記電話機がオフフックしたかどうかを検出するオフフック検出手段とを備え、前記インターフェースを通して受けた遠隔操作信号に応じて、前記送信手段を介して前記制御信号を前記所定機器に送信する遠隔制御装置であって、
    前記送信手段は前記制御信号をワイヤレスで送信するものであり、前記受信手段は前記制御信号をワイヤレスで受信するものであり、
    前記電話回線からの呼出信号の着信時には、前記呼出信号の回数である呼出回数が、前記電話機に予め設定された留守録用の呼出回数よりも多くなるように設定された待ち限度呼出回数になるまでの間、前記オフフック検出手段によって前記電話機がオフフックしたことが検出されるまで待機し、前記オフフック検出手段によって前記電話機がオフフックしたことが検出された後に自己もオフフックする
    ことを特徴とする遠隔制御装置。
  2. 前記送信手段は前記制御信号を赤外線信号で送信するものであり、前記受信手段は前記制御信号を赤外線信号で受信するものであることを特徴とする請求項1記載の遠隔制御装置。
  3. 前記送信手段は、各方向に赤外線を射出する複数の赤外線発光ダイオードにより構成されることを特徴とする請求項2記載の遠隔制御装置。
  4. 前記インターフェースとして、データ回線終端装置を介して公衆通信網と接続されるネットワークインターフェースを備え、このネットワークインターフェースを通して前記遠隔操作信号をメールで受けることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の遠隔制御装置。
  5. 前記インターフェースを通して受けた遠隔操作信号に応じて、前記送信手段を介して前記制御信号を複数回、前記所定機器に送信することを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の遠隔制御装置。
  6. 自己がオフフックした後、前記インターフェースを通して、暗証番号を受けて認証を行い、暗証番号の正しい認証結果が得られた後に前記遠隔操作信号を受けることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の遠隔制御装置。
  7. 所定時間内に前記暗証番号の正しい認証結果が得られない場合には前記認証を停止することを特徴とする請求項記載の遠隔制御装置。
  8. 前記認証を所定回数繰り返しても前記暗証番号の正しい認証結果が得られない場合には前記認証を停止してオンフックすることを特徴とする請求項6または7記載の遠隔制御装置。
  9. 周囲における人の在否検出用の人感センサを備え、この人感センサの検出結果を利用して、前記送信手段を介して前記制御信号を前記所定機器に送信することを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の遠隔制御装置。
  10. 前記所定機器にはエアコンが含まれ、このエアコンの遠隔操作時に前記人感センサの検出結果を所定時間無効にすることを特徴とする請求項記載の遠隔制御装置。
  11. 前記所定機器は、照明器具であり、前記遠隔操作信号に応じた前記制御信号に従って点灯または消灯することを特徴とする請求項1から10のいずれかに記載の遠隔制御装置。
  12. 前記所定機器は、エアコンであり、前記遠隔操作信号に応じた前記制御信号に従って運転を実行または停止することを特徴とする請求項1から11のいずれかに記載の遠隔制御装置
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