JP4255669B2 - 自動旋盤 - Google Patents

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動旋盤に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の自動旋盤として、たとえば特許文献1に記載されたものがある。これに記載の自動旋盤は、主軸移動型のものであり、主軸の移動方向に直交する平面上に広がる支持スタンドが機台に対して固定位置に設けられている。この機台の前面には、主軸の移動方向に直交する第1方向に延びる蟻溝が案内部材として形成されており、この蟻溝によって板状の可動体(ベース部材)を同方向に移動可能に支持するものである。
【特許文献1】
特開2001−18101号公報
【0003】
このような自動旋盤におけるベース部材を移動可能に支持する案内部材としては、他にリニアガイドなどの転がり案内と滑り案内があり、上記の蟻溝を有するものは、滑り案内の一つとして知られている。一方、架台に取り付けられ、架台に対して所定の第1方向に移動可能な第1ベース部材と、第1ベース部材に取り付けられ、第1方向に直交する方向に移動可能な第2ベース部材を備える刃物台を有する自動旋盤がある。この自動旋盤では、第1ベース部材を移動させることにより、刃物を第1方向に移動させ、第2ベース部材を移動させることにより、刃物を第2方向に移動させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このような自動旋盤において、架台に対する第1ベース部材の取付、及び第1ベース部材に対する第2ベース部材取付を、それぞれ、滑り案内の一例である蟻溝を介して行う態様としては、図6,図7に示すものが考えられる。
図6に示す第1の態様における刃物台50では、架台51の垂直面に、紙面奥行き方向かつ水平方向に沿って第1蟻溝52を形成し、この第1蟻溝52を介して第1ベース部材53を取り付けている。この第1蟻溝52は、その摺動面52bが鉛直方向に沿って配置されており、第1ベース部材53が架台51の側方に並べて取り付けられている。第1ベース部材53には、垂直方向に沿った第2蟻溝54が形成されており、この第2蟻溝54を介して第1ベース部材53に第2ベース部材55が取り付けられている。また、第1ベース部材53には、第2ベース部材55を移動制御するためのサーボモータも取り付けられている。一方、第2ベース部材55には、工具であるバイト56等が取り付けられている。
架台51には、更に第1蟻溝52の方向に、第1ベース部材53を移動制御するためのサーボモータ(不図示)が取り付けられている。サーボモータの回転軸には、これと同軸上に送りねじ46が連結されて設けられており、送りねじ46と螺合される送りナット45が第1ベース部材53に設けられている。送りねじ46は、第1蟻溝52の摺動抵抗のバランスを考慮し、第1蟻溝52に近くかつ第1蟻溝52の案内面間隔のほぼ中央に設けられている。
このように、この例においては、蟻溝52、送りねじ46は、バイト56が材料を切削する切削点から、それぞれ主軸の軸心方向でかつ主軸台側に距離A2’,A2だけオフセットされた位置に配置される構成となっている。
【0005】
一方、図7に示す第2の態様における刃物台60では、架台61の水平面に紙面奥行き方向かつ水平方向に沿った第1蟻溝62を形成し、この第1蟻溝62を介して第1ベース部材63を取り付ける。第1蟻溝62は、その摺動面62bが水平方向に沿って配置されており、第1ベース部材63が架台61の上に載置される形で取り付けられている。この第1ベース部材63に垂直方向に沿った第2蟻溝64が形成されており、この第2蟻溝64を介して第2ベース部材65が上記第1の態様と同様に取り付けられている。また、第1ベース部材には第2ベース部材を移動制御するためのサーボモータも取り付けられている。一方、第2ベース部材65には、工具であるバイト65等が取り付けられている。
架台61には、更に第1蟻溝62の方向に、第1ベース部材63を移動制御するためのサーボモータ(不図示)が取り付けられている。サーボモータの回転軸には、これと同軸上に送りねじ46が連結されて設けられており、送りねじ46と螺合される送りナット45が第1ベース部材63に設けられている。送りねじ46は、第1蟻溝62の摺動抵抗のバランスを考慮し、第1蟻溝62に近くかつ第1蟻溝62の案内面間隔のほぼ中央に設けられている。
このように、この例においては、蟻溝62、送りねじ46は、バイト56が材料を切削する切削点から、それぞれ主軸軸心と直交方向でかつ上方側に距離A3’,A3だけオフセットされるだけでなく、主軸軸心方向でかつ主軸側にも距離B3だけオフセットされた位置に配置される構成となっている。
【0006】
一般に、バイト56を使用して旋削を行う場合には、バイト56が、主軸方向に前後移動することによって切削を行う。この切削時には、バイト56先端には主分力Fy,送り分力Fz,背分力Fxが作用する。この場合に、バイト56の案内及び支持の為に必要な剛性が第2ベース部材55、65に与えられた上で、第1ベース部材53,63に支持されることになるので、第2ベース部材55,65の案内面は、バイト56がワークに対して切削を行う切削点よりも主軸台側に奥まった位置になる。また、第2ベース部材55、65を架台51,61に対して支持する第1ベース部材53,63は、上述と同様に、第2ベース部材55、65、バイト56からの荷重等の入力に対しての十分な剛性が必要になるため、第1ベース部材53,63の案内面は、第2ベース部材55,65の案内面よりも、更に主軸台側に奥まった位置になる。このために、第1ベース部材53,63を案内するべく設けられる蟻溝52,62、送りねじ46から上述した切削点までのオフセット距離が非常に大きくなる結果、蟻溝52,62により形成される案内面に加わるモーメントも非常に大きなものになる。
【0007】
結局、これらのようなオフセット距離が大きい場合には、モーメントが非常に大きくなるために、バイト56の支持剛性を十分に確保することが困難であった。この結果として高精度に加工を行える機械を設計することが困難になる懸念があった。また、これらの構造を前提にして、支持剛性を確保しようとすれば、蟻溝を大型化する必要があり、ひいては装置が大型化してしまう懸念がある。装置が大型化してしまえば、オフセット距離も増大し、更なる剛性向上を果たす為の工夫が必要になる可能性もある。
【0008】
そこで、本発明の課題は、ベース部材の大型化を防止して、全体的に小型化をすると共に、蟻溝などの案内構造に掛かる荷重負担を軽減することが出来る自動旋盤を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決した本発明に係る自動旋盤は、ワークを把持してワークを所定のZ軸周りに回転させる主軸と、ワークを加工する工具を保持するバイトホルダと、バイトホルダをZ軸方向と直交するY軸方向に移動案内する第1案内部材と、第1案内部材を介して架台に設けられ、Y軸方向に架台に対して相対的に移動可能な第1ベース部材と、バイトホルダをZ軸方向およびY軸方向に直交するX軸方向に移動案内する第2案内部材と、第2案内部材を介して第1ベース部材に設けられ、X軸方向に移動可能であり、バイトホルダが取り付けられた第2ベース部材と、を備え、第1案内部材の案内面が、X軸とY軸とを含むX−Y平面に対して傾斜して形成されている。
また、第1案内部材が、第1ベース部材および架台の一方に形成された蟻溝と、第1ベース部材および架台の他方に設けられ、蟻溝に嵌め込まれ、蟻溝に沿って移動可能な突起部材と、を備える。
【0010】
このように、工具でワークの加工を行う際に第1案内部材に掛かるモーメントを小さくすることが出来るので、加工時における第1案内部材の負担を軽減することが出来る。このため、好適に第1案内部材の摩耗を防止することが出来る。
【0011】
更に、前記自動旋盤は、前記第1案内部材が水平方向又は垂直方向に配置された時の前記ワークを加工する工具の切削点と、前記第1ベース部材を前記第1方向に移動させる送り手段の作用点との前記第1案内部材の高さ方向の距離よりも、前記ワークを加工する工具の切削点と前記送り手段の作用点との前記第1案内部材の高さ方向距離が短くなるように、前記傾斜角度及び前記送り手段の作用点の位置が設定されているものである。
このように、作用点と切削点との距離を短くしたことによって、第1案内部材における案内面に印加されるモーメント発生量を、より低減できる。
【0012】
更に、前記自動旋盤は、前記第1案内部材が滑り案内を備えているものである。
上述のように、本発明に係る自動旋盤では、第1ベース部材が架台に対して傾斜して取り付けられている。その上で滑り案内を用いるようにすることで、第1,2ベース部材の重量を広い面積で受けることが可能になり、第1案内部材の一部に集中的に重量が掛かってしまうことを防止できる。このため、第1案内部材の摩耗を好適に防止することが可能である。また、第1案内部材の案内面を水平方向に配置した場合と比較し、第1ベース部材が機械長手方向に占める面積割合を低いものとする事が出来るので、装置全体の小型化に貢献できるものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面の寸法比率は、説明のものと必ずしも一致していない。
【0014】
図1は本発明の実施形態に係る自動旋盤の側面図、図2は自動旋盤における刃物台の側面図、図3はその刃物台の正面図、図4はその刃物台の平面図である。図1に示すように本実施形態に係る自動旋盤1は、ベッド2を備えている。ベッド2の上には、主軸台3と、刃物台4と、バックアタッチメント5とが設けられている。
【0015】
主軸台3には、主軸11が設置されている。主軸11の先端側には、棒材を保持するためのチャック12が設けられており、切削加工されるワークとなる棒材を保持している。主軸11の内部には、図示しないスピンドルが配置されており、スピンドルを駆動することによってチャック12で保持された棒材を軸線回りに回転させる。主軸11後方の機外には、棒材供給装置が設けられている。棒材供給装置は、送り矢の先端にフィンガーチャックを有しており、フィンガーチャックで棒材の後端をつまんで固定して、棒材供給装置に設けられる送り機構によって、送り矢、フィンガーチャックを介して棒材を前方に付勢している。また、ベッド2における主軸台3が設置されている位置には、Z軸方向に延在する第1ガイドレール13が敷設されており、主軸台3の下面には第1ランナブロック14が取り付けられている。第1ランナブロック14は、第1ガイドレール13に嵌め込まれ、サーボモータを駆動することにより、第1ガイドレール13に沿って第1ランナブロック14が移動し、主軸台3に設置される主軸11等がZ軸方向に移動する。
【0016】
刃物台4は、図2〜図5にも示すように、架台21を備えている。架台21はベッド2上に固定した状態で載置されており、その上面は斜めに傾斜する傾斜面として形成されている。本実施形態において、この傾斜面の角度は60度に設定されている。架台21の上面には断面台形状である本発明の第1案内部材の一部を構成する第1蟻溝22が形成されている。更に、第1蟻溝22には、横荷重担当部22a、摺動面22bが備えられている。第1蟻溝22は、その長手方向がY軸方向(水平方向)に沿って延在している。さらに、架台21の下方位置には、ガイドブッシュ23が設けられており、ガイドブッシュ23の後方(図面左側)には、主軸11が通過する主軸通過部が形成されている。主軸通過部は、架台21をZ軸方向に沿って通過するようにされており、主軸11の軸線はガイドブッシュ23の中央穴部を通過している。したがって、主軸11に把持される棒材は、そのままガイドブッシュ23に案内される。また、主軸11に把持される棒材および棒材の先端に形成されるワークのそれぞれの軸線は主軸11の軸線と一致している。
さらに、架台21には、図示しないサーボモータが設けられる。架台21の奥行き方向長さと略同じ長さに形成された送りねじ46が架台21に設けられる片持ちブラケット(不図示)を介して、架台21に支持される。このサーボモータを駆動することによって、サーボモータのモータ回転軸に連結された送りねじ46が回転される。後述する第1ベース部材25が、これに設けられる送りナット45に螺合される送りねじ46により駆動されて、摺動面22bに摺動しつつ、所定の第1方向であるY軸方向に第1蟻溝22に沿って移動される。
【0017】
架台21の傾斜面には、第1ベース部材25が設けられている。第1ベース部材25には、第1案内部材の一部を構成する断面台形状の第1突起部26が設けられている。この第1突起部26の断面形状は、第1蟻溝22の断面形状の底角と同一の角度の底角を有し、上辺および底辺が第1蟻溝22の断面形状よりも短い形状をなしている。また、第1蟻溝22に対して第1突起部26が挿入されており、第1蟻溝22と第1突起部26の間のスペースには、第1スペーサ27が挿入されている。第1スペーサ27は、第1蟻溝22と第1突起部26との間のスペースを埋める断面平行四辺形状をなしており、第1蟻溝22と第1突起部26の間に第1スペーサ27が挿入されることにより、第1蟻溝22に対して第1突起部26が嵌め込まれている。この第1スペーサ27は、第1蟻溝22の上側部分に配置されている。このように、第1スペーサ27を第1蟻溝22の下側部分ではなく上側部分に配置することにより、第1スペーサ27あるいは、第1蟻溝22自体が摩耗などのために十分な案内精度が得られなくなった際に交換するための交換作業を容易に行うことが出来る。第1スペーサ27の交換作業を行う際には、図2に示すように、第1ベース部材25等の可動部分のうち、少なくとも第1ベース部材25が治具Jによって架台21に固定される。このように治具を用いることにより、第1蟻溝22に対して第1突起部26を圧接させて、第1スペーサをその配設空間から抜き出すための空間を画成出来るようにすると共に、架台21から第1ベース部材25が脱落することの防止を図ることが出来る。
【0018】
また、第1ベース部材25の表面は、Z軸に直交し、鉛直線に沿ったX−Y平面を形成している。この第1ベース部材25の表面には、図4に示すように、第2案内部材の一部を構成する断面台形状の第2蟻溝28が形成されている。第2蟻溝28は、第1蟻溝22の断面形状と同一の断面形状を有しており、X軸方向(鉛直方向)に沿って形成されている。さらに、第1ベース部材25の上方位置には、サーボモータ29が設けられている。このサーボモータ29によって、第2蟻溝28に沿って後述する第2ベース部材30を、Y軸方向に直交する所定の第2方向であるX軸方向に移動させる。
【0019】
第1ベース部材25の表面には、第2ベース部材30が取り付けられており、第2ベース部材30には、第2案内部材の一部を構成する断面台形状の第2突起部31が設けられている。第2突起部31の断面形状は、第1突起部26の断面形状と同一の形状をなしている。この第2蟻溝28に対して第2突起部31が挿入されており、第2蟻溝28と第2突起部31との間には第2スペーサ32が挿入されている。第2スペーサ32は上記第1スペーサ27と同一の形状をなしている。そして、第2蟻溝28と第2突起部31との間に第2スペーサ32が挿入されていることにより、第2蟻溝28に対して第2突起部31が嵌め込まれている。
【0020】
また、第2ベース部材30の表面には、バイトホルダ33が設けられている。バイトホルダ33には、適宜の本数、本実施形態では6本のバイトB1〜B6が取り付けられている。バイトホルダ33には、所定の着座基準面が設定されており、各バイトB1〜B6はこの着座基準面に沿って取り付けられることにより、正確な位置決めが為される。これらのバイトB1〜B6を適宜選択交換しながら使用することによって、主軸11に保持されて回転させられ、ガイドブッシュ23に案内される棒材の先端部におけるワークを加工する。加工の際に用いられるバイトB1〜B6を選択交換させるためには、第1ベース部材25を移動させ選択を行い、第2ベース部材30を移動させて待機位置への移動等を行うものとなっている。さらに、第2ベース部材30の高さ方向中央部には、工具ホルダ24が設けられている。工具ホルダ24は、第2ベース部材30の表面よりもバックアタッチメント側に突出して形成されており、複数、本実施形態では4本の穴明け工具D1〜D4を保持している。これらの穴明け工具D1〜D4は、正面穴明け加工に用いられる。これらの各バイトB1〜B6や、穴明け工具D1〜D4によって、棒材の先端部にワークが加工形成される。
【0021】
さらに、第2ベース部材30には、突っ切りバイトの破損を検知する破損検知装置34が設けられている。破損検知装置34は、板状の駆動板34Aを有しており、駆動板34Aには、途中位置で折れ曲がったクランク状をなす棒状の検出子であるである検知棒34Bの上端部が取り付けられている。また、破損検知装置34は、図示しない近接センサ等を有している。そして、突っ切り加工が終了した後、第1ベース部材25および第2ベース部材30を移動させた際に、検知棒34Bがワークに接触したときに、近接センサが反応して、突っ切りバイトが破損していることを検出する。
【0022】
バックアタッチメント5は、アタッチメント本体41を備えており、アタッチメント本体41の前方には、バイトB1〜B6で加工され、突っ切られたワークを保持するワーク保持部42が設けられている。さらに、ベッド2におけるアタッチメント本体41が設けられている位置には、第2ガイドレール43が敷設されており、アタッチメント本体41の下面には第2ランナブロック44が取り付けられている。第2ランナブロック44は、第2ガイドレール43に嵌め込まれ、サーボモータを駆動することにより、第2ガイドレール43に沿って第2ランナブロック44が移動し、アタッチメント本体41及びこれに設けられるワーク保持部42がZ軸方向に移動する。
【0023】
また、バックアタッチメント5と刃物台4との間にはシュート6が設けられている。刃物台4に設けられたバイトB1〜B6および穴明け工具D1〜D4等によって加工されたワークは、このシュート6を介して回収される。
【0024】
以上の構成を有する本実施形態に係る自動旋盤の作用を達成するメカニズムについて、図5、図6、図7を用いて説明する。
【0025】
まず、図5を用いて、バイト56によって切削加工を行う際の切削点P1、送りねじ46による荷重作用点P2との関係を説明する。荷重作用点P2と切削点P1との間のオフセット距離はA1である。荷重作用点P2には、送りねじ45からバイトの主分力Fyに等しい反力が生じる。この場合、主分力Fyによるモーメントの釣り合い式は、次式の通りである。
【0026】
My1a=Fy*A1
My1b=Fy*B1
比較のために、図6,7に示される形態の自動旋盤においても同様の釣り合い式を検討すると、次式のようになる。
My2a=Fy*A2 My2b=Fy*B2
My3a=Fy*A3 My3b=Fy*B3
通常の設計要件を満足している前提で描かれる図示の構造では、
A1<A2<A3かつB1≒B2<B3
∴My1a<My2a<My3a、My1b≒My2b<My3b
となる。つまり、比較例に対して、本発明実施例では主分力Fyによって生じるモーメントを一意的に小さくすることが可能となる結果、関連部位の特別な強度向上などを行わなくても主分力Fyに対して高い刃物台剛性を得ることが容易な構造になる。
【0027】
これを説明すると、最初の式から理解されるように、My1aは、距離A1にのみ依存する量である。ガイドブッシュ23を架台21に設けるに際し、第2ベース部材30、バイトホルダ33等、それ用の配置空間を確保すると、傾斜面そのものを配置出来る領域は限られる。一方、蟻溝22に対し、送りねじ46は、それが架台21に対して支持される形態からは、剛性確保と第1蟻溝22の摺動抵抗のバランスを考慮し、斜面に近い位置でかつ第1蟻溝22の案内面間隔のほぼ中央にて支持させたい要求がある。各々の要求を満足させながら、送りねじ46をオフセット距離A1、A1’がゼロに近くなるように配置構成することが好ましい。
【0028】
更に、図8を用いて、切削点P1、斜面に設けられた第1蟻溝22の高さ方向の中央に位置する基準位置に仮想的に定められる荷重作用点P3との釣り合いの関係を説明する。荷重作用点P3と切削点P1との間のオフセット距離はA1’である。荷重作用点P3には、第1蟻溝22からバイトの送り分力Fzの反力が生じる。この場合、送り分力Fzによるモーメントの釣り合い式は、次式の通りである。
【0029】
Mz1=Fzsinθ*B1−Fzcosθ*A1’
比較の為に、図6,7に示される形態の自動旋盤においても同様の釣り合い式を検討すると、次式のようになる。
Mz2=Fz*B2
Mz3=Fz*A3’
通常の設計要件を満足している前提で描かれる図示の構造では、
θ≒60°
B1≒B2≒A3
∴Mz1<Mz2≒Mz3
つまり、比較例に対して、本発明実施例では送り分力Fzによって生じるモーメントを一意的に小さくすることが可能となる結果、関連部位の特別な強度向上などを行わなくても送り分力Fzに対して高い刃物台剛性を得ることが容易な構造になる。
【0030】
これを説明すると、最初の式から理解されるように、Mz1は、距離A1’、B1、θに依存する量である。設計的には、距離B1は蟻溝22の大きさに依存し、即ち蟻溝22が負荷する加工負荷の大きさによって決定され、かつ機械そのものの大きさを出来るだけコンパクトにしたい要求の両条件に基づき選択される定数として考えられる。つまり、B1をMz1の値を最適化することへは利用できない。一方、A1’はθに依存する量であるから、つまりは、θを最適化することによりMz1の値は小さくすることが出来る。
尚、θを最適化するに際し、図5,図8に示されるように蟻溝22の高さ方向に見て、荷重作用点P3,荷重作用点P2、切削点P1の順にて配置されるようにすることがより好ましい。P3,P1,P2の順で配置された場合には、FzcosθがMz1を増大させる成分になるためである。又、このようにした場合には更に、機械の大型化を招くことにも為り好ましくない。
【0031】
以上のメカニズムにより達成される本実施形態に係る自動旋盤の作用について説明する。
上述のように、本実施形態に係る自動旋盤1では、第1ベース部材25が傾斜して架台21に取り付けられている。このため、図6,7に示す態様と比較するに、第1蟻溝22の高さ方向の中央に位置する基準位置に仮想的に定められる荷重作用点P3と切削点P1とのオフセット距離A1’を短くすることが出来る。更に、送りねじ46の中心である荷重作用点P2と切削点P1とのオフセット距離A1も短くすることが出来る。よって主分力Fy、送り分力Fzで生じるモーメントMy1a,Mz1が小さくなり、第1蟻溝22の荷重負担を小さくすることが出来る。
【0032】
本実施形態に係る自動旋盤1では、刃物台4における第1ベース部材25が架台21に対して傾斜して設けられている。このため、第1ベース部材25および第2ベース部材30等の重量を第1ベース部材25の摺動面22bと架台21の第1蟻溝22とが接触する広い面積を有する面で受けることができる。従って、第1ベース部材25および第2ベース部材30等の重量が第1蟻溝22の下端部のみに大きく掛かってしまうことがないようにすることができる。よって、第1ベース部材25および第2ベース部材30等重量により第1蟻溝22が摩耗して寿命に悪影響が及ぶことを防止することが出来る。しかも、第1ベース部材25が傾斜して配置されている分、図7に示すように第1ベース部材を架台上に載置する態様と比較して、装置全体の設置面積を小さくすることが出来る。
【0033】
以上、本発明の好適な実施例について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、上記実施形態では、案内部材として滑り案内、具体的に蟻溝22を有する案内部材を用いているが、その他、断面V字状のV溝や断面矩形状の溝を有する滑り案内を用いることもできる。また、滑り案内に限らず、リニアガイドを有する転がり案内などを用いることもできる。
【0034】
また、上記の実施形態では、架台21に対する第1ベース部材25の取り付け角度を諸要因があって、概略60度に設定しているが、刃物台の形状等に合わせて、適宜設定することが出来る。好適には、45度を中心に下は30度から上は70度までの角度である。ここで、架台21に対する第1ベース部材25の取り付け角度を決定する際、第1蟻溝22の高さ方向の基準位置とバイトB1の刃先位置との距離Aを短くし、あるいは0とするガイドブッシュと第1案内部材の配置関係とするのが好適である。
【0035】
【発明の効果】
以上の通り、本発明によれば、ベース部材の大型化を防止して、全体的に小型化をすると共に、蟻溝などの案内構造に掛かる荷重及び重量負担を軽減することができる自動旋盤を提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る自動旋盤の側面図である。
【図2】自動旋盤における刃物台の側面図である。
【図3】自動旋盤における刃物台の正面図である。
【図4】自動旋盤における刃物台の平面図である。
【図5】刃物台における第1蟻溝に掛かるモーメント荷重を説明するための刃物台の側面図である。
【図6】従来の自動旋盤に基づいて考えうる自動旋盤における刃物台の第1の態様の側面図である。
【図7】従来の自動旋盤に基づいて考えうる自動旋盤における刃物台の第2の態様の側面図である。
【図8】刃物台における第1蟻溝に掛かるモーメント荷重を説明するための刃物台の側面図である。
【符号の説明】
1・・・自動旋盤、2・・・ベッド、3・・・主軸台、4・・・刃物台、5・・・バックアタッチメント、6・・・シュート、11・・・主軸、12・・・チャック、13・・・第1ガイドレール、14・・・第1ランナブロック、21・・・架台、22・・・第1蟻溝、23・・・ガイドブッシュ、24・・・工具ホルダ、25・・・第1ベース部材、26・・・第1突起部、27・・・第1スペーサ、28・・・第2蟻溝、29・・・サーボモータ、30・・・第2ベース部材、31・・・第2突起部、32・・・第2スペーサ、33・・・バイトホルダ、34・・・破損検知装置、34A・・・駆動板、34B・・・検知棒、41・・・アタッチメント本体、42・・・ワーク保持部、43・・・ガイドレール、44・・・ランナブロック、45・・・送りナット、46・・・送りねじ、B1〜B6バイト、D1〜4・・・穴明け工具、My1a,My1b,My2a,My2b,My3a,My3b・・・モーメント荷重、P1・・・切削点、P2・・・荷重作用点、P3・・・荷重作用点、P4・・・交点。

Claims (2)

  1. ワークを把持して前記ワークを所定のZ軸周りに回転させる主軸と、
    前記ワークを加工する工具を保持するバイトホルダと、
    前記バイトホルダを前記Z軸方向と直交するY軸方向に移動案内する第1案内部材と、
    前記第1案内部材を介して架台に設けられ、前記Y軸方向に前記架台に対して相対的に移動可能な第1ベース部材と、
    前記バイトホルダを前記Z軸方向およびY軸方向に直交するX軸方向に移動案内する第2案内部材と、
    前記第2案内部材を介して前記第1ベース部材に設けられ、前記X軸方向に移動可能であり、前記バイトホルダが取り付けられた第2ベース部材と、を備え、
    前記第1案内部材の案内面が、前記X軸と前記Y軸とを含むX−Y平面に対して傾斜して形成されていることを特徴とする自動旋盤。
  2. 前記第1案内部材が、前記第1ベース部材および前記架台の一方に形成された蟻溝と、
    前記第1ベース部材および前記架台の他方に設けられ、前記蟻溝に嵌め込まれ、前記蟻溝に沿って移動可能な突起部材と、
    を備える請求項1に記載の自動旋盤。
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