JP4253692B2 - 一口循環具用の接続アダプタ - Google Patents

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Description

本発明は、浴槽用一口循環具に循環具洗浄装置を取り付ける際に用いられる一口循環具用の接続アダプタに関する。
一般に、浴槽とお湯を沸かす為の熱交換器とを接続するための循環具として一口循環具が知られている。この一口循環具は、循環パイプ、側壁の取付孔に一口循環具を固定するための取付体、及び循環パイプと取付体とを接続するための接続体から構成される。接続体は、有底筒状に成形され、流入通路を構成する流入管の内部に流出通路を構成する流出管を配する二重管構造で構成される。また、その底部には、循環パイプを連結させる一対の接続口が形成され、それぞれ流入通路及び流出通路のいずれか一方と連通している。また、取付体は、さらに、外周面に接続体の内周面に螺刻された雌ねじと螺合する雄ねじ部を備える円筒状のスリーブ並びに浴槽内側からスリーブ内に嵌挿され吸水部及び吐水部を備えてなる円筒状の基体から構成されている。スリーブの内周面には、外周面に螺刻された雄ねじを接続体の雌ねじと螺合させる際に用いる一対の突起が形成されている。
また、一般に、循環具の循環パイプを定期的に洗浄するための洗浄装置として、特許文献1に記載される循環具洗浄装置が知られている。その洗浄装置は、洗浄液を送り出すためのポンプ、そのポンプの吐出口を延長するためのホース、そのホースと循環具の循環口を接続するためのゴム栓又は吸盤からなる接続アダプタ等から構成されている。その接続アダプタにより、ポンプの吐出口と循環具の循環口が連通され、洗浄液が循環具洗浄装置から所定の水圧で排出されることにより循環パイプ内が洗浄される。
実開昭56−50319号公報(図面)
ところが、上述したように、一口循環具のスリーブ内周面に形成された一対の突起が邪魔となり、アダプタとしてゴム栓を用いた場合に、ゴム栓外周面とスリーブ内周面の間から洗浄液が漏れ出すという問題があった。また、同様の理由により、接続アダプタは、循環具洗浄装置からの洗浄液の水圧によりスリーブから容易に外れてしまうことがあった。
本発明は、従来技術の上記問題を解決するためになされたもので、その目的は、循環具洗浄装置において、洗浄液の漏れを防止することができ、且つ容易に外れることのない一口循環具用の接続アダプタを提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、浴槽の側壁に透設された取付孔を介してスリーブと接続体とが螺合によって側壁に固定され、これらスリーブと接続体とに一口循環具が取り付けられ、該一口循環具に接続される循環パイプによって水又はお湯が浴槽内に循環されるように構成され、前記スリーブは取付孔に挿通される筒部とその内端に設けられ浴槽の側壁内面に当接される係合鍔とよりなるとともに、筒部の内周面には側壁外面に位置する接続体との螺合の際、回転操作に用いられる一対の係止突起が設けられる一方、一口循環具は浴槽の側壁の内方に着脱可能な基体を備え、該基体を取り外して循環パイプ内を洗浄するための洗浄装置に接続される連結パイプをスリーブに連結するための一口循環具用の接続アダプタであって、前記スリーブの係止突起に係合される係合部を有する筒状の継手固定体を備え、該継手固定体には洗浄液を導入する導入継手及び循環パイプを洗浄後の洗浄液を吐出する吐水継手を固定し、前記導入継手又は吐水継手を外管又は内管とする二重管構造で構成され、前記継手固定体の内周面には、第1の雌ねじが螺刻され、前記内管は、外周面には前記第1の雌ねじと螺合する第1の雄ねじ及び第2の雄ねじが螺刻され、第1の雄ねじと第2の雄ねじの間には、リング状収容溝にシールリングが嵌着され、外管と内管とが摺動かつシール可能に構成され、継手固定体の係合部をスリーブの係止突起に係合させた後、内管の第1の雄ねじを第1の雌ねじに螺合させ、外管を内管に嵌挿させた状態で第2の雄ねじに螺合される締付リングを備え、該締付リングを第2の雄ねじにさらに螺入して外管の端面をスリーブの係合鍔に当接させるとともに、継手固定体を引き戻して、スリーブの係止突起に対する係合部の係合を強化するように構成したことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記係合部は継手固定体の軸線方向に延びる軸線方向係合部と、その先端から周方向に延びる周方向係合部とよりなり、継手固定体をその周方向係合部がスリーブ内の両係合突起間から係止突起より奥まで挿入した後、継手固定体を周方向に回動させて軸線方向係合部を係止突起に当接させ、次いで継手固定体を引き戻して周方向係合部が係止突起に係合するように構成した。
本発明によれば、循環具洗浄装置において、洗浄液の漏れを防止することができ、且つ容易に外れることのない一口循環具用の接続アダプタを提供することができる。
以下、本発明を一口循環具用の接続アダプタに具体化した一実施形態を図1及び図2にしたがって説明する。
図1に示されるように一口循環具用の接続アダプタ11(以下、「接続アダプタ」とする)は、一口循環具13の一部を構成し、浴槽の側壁12の取付孔14に固定される接続体16及び円筒状のスリーブ17に取り付けられる。一口循環具13は、循環パイプ13a、側壁12の取付孔14に一口循環具13を固定するための取付体15、水又はお湯を循環する循環パイプ13a、及び取付体15と循環パイプ13aを接続するための接続体16から構成される。取付体15は、円筒状のスリーブ17及び図示しない吸水部及び吐水部を備え、浴槽内側からスリーブ17内に嵌挿され、浴槽の側壁の内方に着脱可能な基体15aから構成されている。接続体16は、流入通路18を有する流入管19、及び該流入管19の内部に流出通路20を有する流出管21を配する二重管構造で構成され、それぞれ循環パイプ13aと連通している。
流出管21の内周面には、円環状をなす第1リング状収容溝22が設けられている。該リング状収容溝22には、基体15aの吐水パイプの外周面と流出管21の内周面からの水漏れを防止するための円環状をなすゴム製のシールリング(環状パッキン)23が嵌着されている。スリーブ17は内周面に導入通路24を有し、取付孔14に挿通される筒部と浴槽側端部に浴槽の側壁12の内面に当接する係合鍔27が一体形成されている。スリーブ17の外周面には第1雄ねじ25が螺刻され、浴槽の取付孔14を介し流入管19の内周面に螺刻された第1雌ねじ26と螺合される。スリーブ17の内周面には、その第1雄ねじ25を第1雌ねじ26に螺合させる際、スリーブ17を回転操作するための回転操作部としての一対の係止突起28が形成されている。
図1及び図2に示されるように接続アダプタ11は吐出口29を有してなる吐水継手30、導入口31を有してなる導入継手32、前記吐水継手30を一口循環具13に連結するための継手固定体33、及び導入継手32を吐水継手30に締付け固定するための締付リング34から構成される。接続アダプタ11は、導入継手を外管及び吐水継手を内管とする二重管構造で構成されている。
吐水継手30は金属材料により略円筒状に成形され、吐出口29及び導入口35を有し、内部に通水路36が形成されている。吐水継手30の導入口35側の端部は、先端ほど縮径されたテーパ状をなし、外周面には流出管21の開口端面と当接する当接面37が円環状に形成されている。吐水継手30の中央部外周面には第2雄ねじ38が螺刻され、吐出口29側の外周面には第3雄ねじ39が螺刻されている。吐水継手30の外周面上において、第2雄ねじ38と第3雄ねじ39の間には、円環状の第2リング状収容溝40が設けられており、円筒状に成形された導入継手32の内周面と吐水継手30外周面からの水漏れを防止するための円環状をなすゴム製のシールリング41が嵌着されている。
導入継手32は合成樹脂により構成され、内部には通水路42が形成されるとともに、外周面上には接続筒43がその軸線と直交する方向に延出されている。接続筒43は先端部が導入口31となり、内部が導入路44となるとともに、その導入路44は導入継手32の通水路42と連通している。また、接続筒43の外周面には第4雄ねじ45が螺刻されている。スリーブ17の係合鍔27外面と当接する側の開口端面46には円環状をなす第3リング状収容溝47が設けられ、導入継手32の開口端面46と係合鍔27の外面からの水漏れを防止するゴム製のシールリング48が嵌着されている。
継手固定体33は金属材料により円筒状に成形され、スリーブ17と接続される側の開口端部に一対の係合部49が突設されている。各係合部49はJ字状に成形された板材から構成され、180度対向する位置に設けられている。両板材は継手固定体33の端面から延出され、先端が同一方向に曲がっている。両板材のJ字の内側には、軸線と平行に延びる軸線方向係合部としての第1係合面49a及び第1係合面49aの先端から周方向に延びる周方向係合部としての第2係合面49bがそれぞれ設けられている。継手固定体33の内周面には前記第2雄ねじ38と螺合する第2雌ねじ50が螺刻されている。締付リング34は金属材料により環状に成形され、内周面に前記第3雄ねじ39と螺合する第3雌ねじ51が螺刻されている。締付リング34の外周面の対向位置には第3雌ねじ51を第3雄ねじ39に螺合させ、締付リング34を回転操作するための一対の係止面52が形成されている。
吐水継手30の吐出口29は図示しない循環具洗浄装置の導入口と連結ホース53、連結継手54、及び連結継手54を固定するための固定リング55を介し連通される。導入継手32の導入口31もまた同様の部材を介し図示しない循環具洗浄装置の吐出口と連通される。連結継手54は金属材料により円筒状の連結ホース53と接続される側の端部が先端ほど縮径されたテーパ状をなし、もう一方の端部内周面は縮径部59を有する形状に成形され、該縮径部59の基端位置の外周面にはフランジ部61が径方向に突設されている。縮径部59の外周面には円環状の第4リング状収容溝63が設けられ、吐水継手30又は接続筒43の内周面と縮径部59の外周面からの水漏れを防止するためのゴム製のシールリング65が嵌着されている。
固定リング55はそれぞれ金属材料により有蓋円筒状に成形され、蓋部67に支持孔69が透設されている。固定リング55の内周面には前記第3雄ねじ39又は前記第4雄ねじ45と螺合する第4雌ねじ71が螺刻されている。固定リング55の蓋部67は、連結継手54のフランジ部61を受けるように構成されている。固定リング55の蓋部67は、第4雌ねじ71を第3雄ねじ39に螺合させる際、連結継手54のフランジ部61に圧接され、吐水継手30の吐出口29側の端面とフランジ部61が当接されることにより、連結継手54が吐水継手30に取り付けられる。同様に、固定リング55の蓋部67が、第4雌ねじ71を接続筒43の第4雄ねじ45に螺合させる際、連結継手54のフランジ部61に圧接され、接続筒43の導入口31側の端面とフランジ部61が当接されることにより、連結継手54が接続筒43に取り付けられる。
次に、接続アダプタ11の作用について説明する。
まず、スリーブ17に取り付けられている基体15aを取り外し、スリーブ17の開口部及び第1リング状収容溝22にシールリング23を嵌着させた状態で流出管21の開口部を浴槽側に露出させる。次に、図3(a)に示すように、継手固定体33の係合部49が設けられている側の端部を、スリーブ17の一対の係止突起28が一対の係合部49の間にそれぞれ位置するように、スリーブ17の開口部に挿入させる。続けて、継手固定体33を循環パイプ13a側からみて反時計周りに回動させ、図3(b)に示すように、一対の係合部49の第1係合面49aを一対の係止突起28の側面に当接させる。その後、図3(c)に示すように、継手固定体33を浴槽側に引き戻すことにより、J字状の係合部49の内側に係止突起28を納めるとともに、係合部49の第2係合面49bを係止突起28の端面に循環パイプ13a側から当接させる。
次に、第2リング状収容溝40にシールリング41を嵌着させた状態で、吐水継手30を導入口35側から継手固定体33の第2雌ねじ50内に挿入させる。そして、第2雄ねじ38を第2雌ねじ50に螺合させることにより、当接面37が流出管21の開口端面に当接されるとともに、流出管21の第1リング状収容溝22に嵌着されているシールリング23を吐水継手30の導入口35側の外周面に密着させる。その後、導入継手32の第3リング状収容溝47にシールリング48を嵌着させた状態で、導入継手32をシールリング48嵌着側から吐水継手30及び継手固定体33に嵌挿させる。そして、第2リング状収容溝40に嵌着されたシールリング41を導入継手32の内周面に密着させるとともに、第3リング状収容溝47に嵌着されたシールリング48をスリーブ17の係合鍔27の外面に密着させる。続いて、締付リング34の第3雌ねじ51を吐水継手30の第3雄ねじ39に螺合させ、締付リング34の端面を導入継手32の開口端面に当接させる。締付リング34をさらにねじ込むことにより、導入継手32がスリーブ17に圧接されるとともに、継手固定体33が浴槽側一層引き戻され、係合部49と係止突起28との係合が強固になる。このとき、スリーブ17の係合鍔27の外面にシールリング48が圧接される。
次に、第4リング状収容溝63にシールリング65を嵌着させた状態で、固定リング55の支持孔69に連結継手54を嵌挿し、連結継手54のフランジ部61に固定リング55の蓋部67を係合支持させる。続いて、固定リング55の第4雌ねじ71を第3雄ねじ39に螺合させながら、連結継手54の第4リング状収容溝63に嵌着されているシールリング65を吐水継手30の内周面と密着させる。そのとき、連結継手54の縮径部59が吐水継手30の内側に位置し、フランジ部61が吐水継手30の吐出口29の端面と当接する。そして、固定リング55の蓋部67が、連結継手54のフランジ部61と圧接されることにより、連結継手54が吐水継手30に取り付けられる。最後に連結継手54のテーパ状に成形された端部と図示されない洗浄装置の吐出口とを連結ホース53を介し連結させる。また、接続筒43の導入口31には、上記と同様の方法で連結継手54と固定リング55及び連結ホース53が取り付けられる。次いで、上述のように一口循環具13に取り付けられた接続アダプタ11に洗浄装置を稼働させることにより洗浄液を導入させる。洗浄装置の吐出口から吐出された洗浄液は連結ホース53と連結継手54を介し導入口31から導入路44内に導入される。導入路44内に導入された洗浄液は導入継手32の通水路42、スリーブ17の導入通路24及び流入管19の流入通路18を順に通り循環パイプ13a内に導入される。循環パイプ洗浄後の洗浄済液は流出管21の流出通路20及び吐水継手30の通水路36を順に通り吐出口29から吐出される。その後、洗浄済液は連結継手54及び連結ホース53を介し洗浄装置の導入口に導入される。
本実施形態の接続アダプタ11によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)本実施形態では、一口循環具を構成するスリーブ17の係止突起28に継手固定体33のJ字状に成形した係合部49を係合させることにより吐水継手30及び導入継手32を一口循環具13に取り付けた。したがって、アダプタとしてゴム栓を用いた場合に比べ、洗浄液の水圧により容易にアダプタが一口循環具から外れてしまうことがない。
(2)本実施形態では、継手固定体33の係合部49が設けられている側の端部を、スリーブ17の開口部に挿入させ、回動させることにより一対の係合部49の第1係合面49aを一対の係止突起28の側面に当接させた。そして、継手固定体33を浴槽側に引き戻すことにより、係合部49の第2係合面49bを係止突起28の端面に循環パイプ13a側から当接させた。したがって、かかる構成によれば、容易に継手固定体33をスリーブ17に連結させることができ、接続アダプタ11と循環具との着脱も容易に行うことができる。
(3)本実施形態では、一つの継手固定体33を用い、吐水継手30及び導入継手32を一口循環具に取り付けた。したがって、それぞれの継手に対応する継手固定体を作成する必要がなく、安価に接続アダプタを作成することができる。
(4)本実施形態では、導入継手32はスリーブ17に連結される側の開口端面46がスリーブ17の開口端部に一体形成された係合鍔27と当接する。したがって、導入継手32とスリーブ17の開口部の大きさの相違にかかわらず導入継手32をスリーブ17に連通させることができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、締付リング34の第3雌ねじ51を吐水継手30の第3雄ねじ39に螺合させ、締付リング34の端面を導入継手32の開口端面に当接させる構成とした。しかしながら、締付リング34を使用せずに導入継手32の内周面に吐水継手30の第3雄ねじと螺合する雌ねじを螺刻してもよい。
・上記実施形態では、継手固定体33の係合部49をJ字状に形成した。しかしながら、係合部49はJ字状である必要はなく、例えば、L字状、T字状等の循環パイプ13a側からスリーブ17の係止突起28と係合させることができる構成であればいずれでもよい。
・上記実施形態では、洗浄液を接続筒43の導入口31から導入させ、洗浄済液を吐水継手30の吐出口29から吐出させた。しかしながら、洗浄液を吐水継手30の吐出口29から導入し、洗浄済液を接続筒43の導入口31から吐出させてもよい。
・上記実施形態では、吐水継手30の導入口35の端部外周面を階段状に先端ほど縮径された形状に構成してもよい。かかる構成によれば、大きさの異なる複数の流出管と吐水継手30とを結合させることができる。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について、それらの効果とともに以下に追記する。
(a)前記一口循環具用の接続アダプタにおいて、前記吐水継手の導入口が形成される側の端部は、階段状に先端ほど縮径された形状をなしている一口循環具用の接続アダプタ。
(b)前記一口循環具用の接続アダプタにおいて、前記スリーブの係合鍔と当接する側の開口部側面には円環状のリング状収容溝が設けられており、導入継手の開口部と係合鍔からの水漏れを防止するための円環状をなすゴム製のシールリングが嵌着されている一口循環具用の接続アダプタ。したがって、この(b)に記載の発明によれば、導入継手の開口部と係合鍔からの水漏れを確実に防止することができる。
一口循環具用の接続アダプタの断面図。 一口循環具用の接続アダプタの分解斜視図。 継手固定体のスリーブへの取付工程を示す工程図。(a)接続筒側から見たスリーブを一対の係止突起の間に係合部を挿入させる行程を示す図。(b)接続筒側からみた継手固定体を回動させることにより第1係合面を係止突起の側面に当接させる工程を示す図。(c)継手固定体を浴槽側に引き戻すことにより第1係合面を係止突起の端面に当接させる工程を示す継手固定体及びスリーブの断面図。
符号の説明
11…一口循環具用の接続アダプタ、17…スリーブ、28…係止突起、30…吐水継手、32…導入継手、33…継手固定体、49…係合部、49a…軸線方向係合部としての第1係合面、49b…周方向係合部としての第2係合面

Claims (2)

  1. 浴槽の側壁に透設された取付孔を介してスリーブと接続体とが螺合によって側壁に固定され、これらスリーブと接続体とに一口循環具が取り付けられ、該一口循環具に接続される循環パイプによって水又はお湯が浴槽内に循環されるように構成され、前記スリーブは取付孔に挿通される筒部とその内端に設けられ浴槽の側壁内面に当接される係合鍔とよりなるとともに、筒部の内周面には側壁外面に位置する接続体との螺合の際、回転操作に用いられる一対の係止突起が設けられる一方、一口循環具は浴槽の側壁の内方に着脱可能な基体を備え、該基体を取り外して循環パイプ内を洗浄するための洗浄装置に接続される連結パイプをスリーブに連結するための一口循環具用の接続アダプタであって、
    前記スリーブの係止突起に係合される係合部を有する筒状の継手固定体を備え、該継手固定体には洗浄液を導入する導入継手及び循環パイプを洗浄後の洗浄液を吐出する吐水継手を固定し、
    前記導入継手又は吐水継手を外管又は内管とする二重管構造で構成され、
    前記継手固定体の内周面には、第1の雌ねじが螺刻され、
    前記内管は、外周面には前記第1の雌ねじと螺合する第1の雄ねじ及び第2の雄ねじが螺刻され、第1の雄ねじと第2の雄ねじの間には、リング状収容溝にシールリングが嵌着され、外管と内管とが摺動かつシール可能に構成され、
    継手固定体の係合部をスリーブの係止突起に係合させた後、内管の第1の雄ねじを第1の雌ねじに螺合させ、外管を内管に嵌挿させた状態で第2の雄ねじに螺合される締付リングを備え、該締付リングを第2の雄ねじにさらに螺入して外管の端面をスリーブの係合鍔に当接させるとともに、継手固定体を引き戻して、スリーブの係止突起に対する係合部の係合を強化するように構成したことを特徴とする一口循環具用の接続アダプタ。
  2. 前記係合部は継手固定体の軸線方向に延びる軸線方向係合部と、その先端から周方向に延びる周方向係合部とよりなり、継手固定体をその周方向係合部がスリーブ内の両係合突起間から係止突起より奥まで挿入した後、継手固定体を周方向に回動させて軸線方向係合部を係止突起に当接させ、次いで継手固定体を引き戻して周方向係合部が係止突起に係合するように構成した請求項1に記載される一口循環具用の接続アダプタ。
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