JP4250455B2 - フロント・アンダーラン・プロテクタ - Google Patents
フロント・アンダーラン・プロテクタ Download PDFInfo
- Publication number
- JP4250455B2 JP4250455B2 JP2003152886A JP2003152886A JP4250455B2 JP 4250455 B2 JP4250455 B2 JP 4250455B2 JP 2003152886 A JP2003152886 A JP 2003152886A JP 2003152886 A JP2003152886 A JP 2003152886A JP 4250455 B2 JP4250455 B2 JP 4250455B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle
- reinforcing rod
- body frame
- fup
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両同士の衝突時に、一方の車両が他方の車両の下に潜り込むことを防止すべく、車両の前方下部に設けられるフロント・アンダーラン・プロテクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
フロント・アンダーラン・プロテクタは、トラック等の重量級車両の前方下部に設けられ、乗用車等の中軽量級車両との衝突(追突、正面衝突等)時に、それら中軽量級車両が重量級車両の下に潜り込むことを防止し、大事故を回避するものである。すなわち、フロント・アンダーラン・プロテクタは、衝突時の車両潜り込み防止装置といえる(特許文献1参照)。
【0003】
図9に示すように、フロント・アンダーラン・プロテクタは、車両の前方下部に設けられ、車幅方向に延出させて配置されたFUP本体2と、そのFUP本体2を車両の車体フレーム3に連結するステー4とを備える。FUP本体2は、断面略長方形状の筒体からなり、車両レイアウト上の制約によりその長手方向両端部が車両後方側に曲げられた形状を有することが多い。ステー4は車体フレーム3の両側部にそれぞれ設けられ、FUP本体2の長手方向中間部の2箇所と車体フレーム3とを連結する。なお、図9では片方のステー4のみが示される。FUP本体2は、車両のバンパー(図示せず)及び車体フレーム3の前端部よりも車両進行方向後方側に後退した位置に配置される。
【0004】
【特許文献1】
特表2001−515432号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、フロント・アンダーラン・プロテクタは、衝突時の荷重を支持するため、所定の剛性が必要となる。よって、図に示すように、車両衝突時の模擬の一形態として、車両の最外側より所定距離内側の位置(ステー4よりも外側の位置)に、所定の荷重(車重の50%等)Fを加える試験などが行われる。なお、欧州等ではこの荷重条件で試験されることが知られている。
【0006】
そこで、FUP本体2の耐荷重性能を向上させるために、FUP本体2の板厚を厚くしたり、より強度の高い材質で形成することが考えられるが、その場合、FUP本体2の重量が増加したり、製造コストが上昇してしまうという問題があった。
【0007】
また、FUP本体2に荷重Fが加わると、ステー4に対してモーメント(ねじり力)が作用するため、ステー4にも比較的大きな剛性が必要とされる。しかしながら、車体フレーム3とステー4との取り付け位置には、スタビライザー(図示せず)を車体フレーム3に連結するためのスタビライザーブラケット5や、トラクタの車体(運転台)を車体フレーム3に傾動可能に連結するためのチルトブラケット6など、様々な部品が取り付けられているため、ステー4と車体フレーム3との取り付け部をあまり大きくすることができない。
【0008】
従って、ステー4の剛性を高めるためには、ステー4の板厚を厚くしたり、より強度の高い材質で形成する必要があり、重量及びコストの上昇につながっていた。
【0009】
以上の事情を考慮して創案された本発明の目的は、重量及び製造コストを大きく上昇させることなく、耐荷重性能を向上させることのできるフロント・アンダーラン・プロテクタを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、車両の前方下部に設けられ、車幅方向に延出するFUP本体と、該FUP本体の長手方向中間部と上記車両の車体フレームとを連結するステーとを備えたフロント・アンダーラン・プロテクタであって、上記FUP本体の端部近傍と上記車体フレームとを連結する主補強ロッドを設け、上記FUP本体が上記車体フレームの前端部よりも車両進行方向後方側に後退した位置に配置され、上記主補強ロッドは、上記車体フレームから上記車両の進行方向後方側に直線状に延出するものである。
【0012】
また、上記主補強ロッドの一端が、上記ステー又は上記車体フレームに取り付けられたブラケットを介して上記車体フレームに取り付けられるようにしても良い。
【0013】
また本発明は、車両の前方下部に設けられ、車幅方向に延出するFUP本体と、該FUP本体の長手方向中間部と上記車両の車体フレームとを連結するステーとを備えたフロント・アンダーラン・プロテクタであって、上記FUP本体の端部近傍と上記車体フレームとを連結する主補強ロッドを設けると共に、上記ステーと上記車体フレームとを連結する副補強ロッドを設け、上記FUP本体が上記車体フレームの前端部よりも車両進行方向後方側に後退した位置に配置され、上記主補強ロッドは、上記車体フレームから上記車両の進行方向後方側に直線状に延出するものである。
【0014】
ここで、上記補強ロッドの一端が、上記車体フレームに取り付けられたブラケットを介して上記車体フレームに取り付けられるようにしても良い。
【0015】
更に本発明は、車両の前方下部に設けられ、車幅方向に延出するFUP本体と、該FUP本体の長手方向に間隔を隔てて複数設けられ、上記FUP本体と上記車両の車体フレームとを連結するステーとを備えたフロント・アンダーラン・プロテクタであって、上記FUP本体の端部近傍と上記車体フレームとを連結する主補強ロッドを設けると共に、上記複数のステー間を連結する副補強ロッドを設け、上記FUP本体が上記車体フレームの前端部よりも車両進行方向後方側に後退した位置に配置され、上記主補強ロッドは、上記車体フレームから上記車両の進行方向後方側に直線状に延出するものである。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明の好適な一実施形態を添付図面に基いて説明する。
【0017】
図1は本発明の前提技術となるフロント・アンダーラン・プロテクタの斜視図である。なお、この図1のフロント・アンダーラン・プロテクタの基本的な構成は、図9に示したものと同様であるので、同様の部材には同一の符号を付して説明を省略する。
【0018】
図1のフロント・アンダーラン・プロテクタの特徴は、FUP本体2又はステー4と車体フレーム3とを補強ロッドにより連結することで、FUP本体2及びステー4の強度向上、ひいてはフロント・アンダーラン・プロテクタ全体としての耐荷重性能の向上を図った点にある。図1のフロント・アンダーラン・プロテクタでは、各補強ロッドは、断面が丸状で直線状に延出するパイプ材からなり、ボルトによりFUP本体2、車体フレーム3又はステー4等に取り付けられる。
【0019】
以下、各補強ロッドの取り付け位置、およびその効果を説明する。
【0020】
まず、主補強ロッド10は、その一端が、車体フレーム3に取り付けられたスタビライザーブラケット5の側面に取り付けられ、他端がFUP本体2の端部近傍の後面(車両進行方向後方側の面)に取り付けられる。なお、本明細書中で用いる語句「FUP本体の端部近傍」とは、FUP本体2におけるステー4との取付位置から、長手方向外側端部までの領域を意味する。図2に、主補強ロッド10とFUP本体2との取付部Aの拡大図を示す。図に示すように、主補強ロッド10の端部には平板状のフランジ10aが形成され、そのフランジ10aがFUP本体2に対してボルトBにより締結される。主補強ロッド10は、FUP本体2の長手方向両端部にそれぞれ設けられる。
【0021】
この主補強ロッド10により、FUP本体2及びステー4の強度が向上する。つまり、FUP本体2におけるステー4よりも外側の位置に荷重F(図1参照)が加わったとき、その荷重Fを、主補強ロッド10で受けることができるので、FUP本体2及びステー4にかかる負荷を分散・軽減できる。結果として、FUP本体2及びステー4の耐荷重性能が向上する。
【0022】
ここで、ステー4の強度向上の点から見れば、主補強ロッド10は、なるべくFUP本体2の外側端部に近い位置に取り付けることが好ましい。なぜなら、FUP本体2の外側端部に向かうほど、ステー4からの距離が長くなるため、荷重が加わったときにステー4に作用するモーメントが大きくなり、強度的に不利になるからである。つまり、FUP本体2の外側端部により近い位置に主補強ロッド10を設けることにより、ステー4の耐荷重性能を効果的に向上させることができる。
【0023】
なお、主補強ロッド10の一端(車体フレーム3)は、車体フレーム3に直接取り付けるようにしても良いし、チルトブラケット6に取り付けるようにしても良い。
【0024】
次に、副補強ロッド12は、その一端が、車体フレーム3のサイドメンバ3aの下面に取り付けられ、他端が、上記サイドメンバ3aから遠いほうのステー4に取り付けられる。図3に、副補強ロッド12とステー4との取付部の拡大図を示す。図に示すように、副補強ロッド12の端部には平板状のフランジ12aが形成され、そのフランジ12aがステー4の下部の車両進行方向後方側の面に対してボルトBにより締結される。
【0025】
この副補強ロッド12により、ステー4の強度が向上する。つまり、FUP本体2におけるステー4よりも外側の位置に荷重Fが加わったときに、ステー4に作用するモーメントを、副補強ロッド12及びそれに取り付けられたサイドメンバ3a(車体フレーム3)で受けることができるので、ステー4にかかる負荷を分散・軽減できる。結果として、ステー4の耐荷重性能が向上する。
【0026】
このように、前提技術としての図1のフロント・アンダーラン・プロテクタによれば、FUP本体2又はステー4と、車体フレーム3とを主補強ロッド10、副補強ロッド12で連結することにより、FUP本体2やステー4の板厚を厚くしたり、高強度材で形成したりすることなく、それらの強度を向上させることができる。従って、重量やコストを大幅に上昇させることなく、フロント・アンダーラン・プロテクタ全体としての耐荷重性能を向上させることができる。特に、主補強ロッド10及び副補強ロッド12は、直線状に延出しているので、応力が極度に集中する部位がなく、荷重を均等に受けることができる。従って、フロント・アンダーラン・プロテクタの耐荷重性能を効果的に向上させることができる。
【0027】
しかし、図1のフロント・アンダーラン・プロテクタでは主補強ロッド10が車両の進行方向前方側に直線状に延出しているため、衝突時の負荷を強度的に不利な圧縮応力で受けることになってしまう。そこで本発明においては、衝突時の負荷を受ける主補強ロッドを引張応力を受けるように改良したものであり、この本発明の実施形態を図4を用いて説明する。
【0028】
図4に示すように、本発明のフロント・アンダーラン・プロテクタは、図1のフロント・アンダーラン・プロテクタと同様に、車両の前方下部に設けられ、車幅方向に延出させて配置されたFUP本体2と、そのFUP本体2を車両の車体フレーム3に連結(図3参照)するステー4とを備え、FUP本体2は車両のバンパー(図示せず)及び車体フレーム3の前端部よりも車両進行方向後方側に後退した位置に配置されている。本発明のフロント・アンダーラン・プロテクタと、図1のフロント・アンダーラン・プロテクタでは、主補強ロッド及び副補強ロッドを設ける位置が異なる。まず、図4に示すフロント・アンダーラン・プロテクタが有する副補強ロッド15は、FUP本体2の長手方向に間隔を隔てて取り付けられた二つのステー4,4間を連結するものである。つまり、副補強ロッド15の一端は、一方のステー4の下部の車幅方向内側の面に取り付けられ、他端は、他方のステー4の下部の車幅方向内側の面に取り付けられる。
【0029】
この副補強ロッド15により、ステー4の強度が向上する。つまり、FUP本体2におけるステー4よりも外側の位置に荷重Fが加わったときに、その負荷を二つのステー4及び副補強ロッド15で受けることができるので、各ステー4にかかる負荷を分散・軽減できる。結果として、ステー4の耐荷重性能が向上する。つまり、一本の副補強ロッド15により二つのステー4の強度を向上させることができる。
【0030】
また、主補強ロッド16は、その一端が、車体フレーム3のサイドメンバ3aの前方端部近傍に取り付けられ、他端がFUP本体2の端部近傍の後面に取り付けられる。この主補強ロッド16は、サイドメンバ3aから、FUP本体2側に向かって車両進行方向後方側(図中右側)に直線状に延出する。図5に、主補強ロッド16とサイドメンバ3aとの取付部Cの拡大図を示す。図に示すように、主補強ロッド16の端部には平板状のフランジ16aが形成され、そのフランジ16aがサイドメンバ3aの下面にボルトBにより締結される。主補強ロッド16とFUP本体2との取付部D(図4参照)の構造は、図2に示したものと同様である。主補強ロッド16は、FUP本体2の長手方向両端部にそれぞれ設けられる。
【0031】
この主補強ロッド16により、FUP本体2及びステー4の強度が向上する。つまり、FUP本体2におけるステー4よりも外側の位置に荷重Fが加わったときに、その荷重Fを、主補強ロッド16で受けることができるので、FUP本体2及びステー4にかかる負荷を分散・軽減できる。結果として、FUP本体2及びステー4の耐荷重性能が向上する。
【0032】
図4のフロント・アンダーラン・プロテクタによれば、主補強ロッド16が、サイドメンバ3a(車体フレーム3)から車両進行方向後方側に延出してFUP本体2に取り付けられているため、FUP本体2に加わる荷重を、強度的に有利な引張応力で受けることになる。従って、耐荷重性能をより効果的に向上させることができる。このように、主補強ロッド16と車体フレーム3との取付位置を、FUP本体2よりも前方に配置することで、効率よく強度を向上させることができる。
【0033】
次に図6を用いて本発明の他の実施形態を説明する。
【0034】
図6に示すフロント・アンダーラン・プロテクタが有する主補強ロッド17は、車体フレーム3のクロスメンバ3bとFUP本体2の端部近傍とを連結するものである。この例では、車体フレーム3のクロスメンバ3bが、サイドメンバ3aを越えて車幅方向外側に延出し、そのオーバーハング部18の外側端部近傍に主補強ロッド17の一端が取り付けられる。主補強ロッド17の他端は、FUP本体2の端部近傍の後面に取り付けられる。また、主補強ロッド17は、クロスメンバ3bから、車両進行方向後方側に直線状に延出する。図7に、主補強ロッド17とクロスメンバ3bとの取付部Eの拡大図を示す。図に示すように、主補強ロッド17の端部には平板状のフランジ17aが形成され、そのフランジ17aがクロスメンバ3bのオーバーハング部18の下面にボルトBにより締結される。また、主補強ロッド17とFUP本体2との取付部Gの構造は、図2に示したものと同様である。主補強ロッド17は、FUP本体2の長手方向両端部にそれぞれ設けられる。
【0035】
この主補強ロッド17によっても、図4の主補強ロッド16と同様の理由から、FUP本体2及びステー4の強度を向上させることができる。また、主補強ロッド17は、クロスメンバ3b(車体フレーム3)から車両進行方向後方側に延出してFUP本体2に取り付けられているため、主補強ロッド16と同様の理由から、耐荷重性能を効果的に向上させることができる。
【0036】
図4及び図6に示した形態においても、重量やコストを大幅に上昇させることなく、フロント・アンダーラン・プロテクタの耐荷重性能を向上させることができる。
【0037】
上述の実施形態では、副補強ロッド15を、二つのステー4,4間を連結するように設けたが、図1のフロント・アンダーラン・プロテクタと同様に車体フレーム3とステー4を連結するように設けても良い。これら副補強ロッド12,15は、それぞれ単独でも効果を奏するものである。しかしながら、副補強ロッド12及び副補強ロッド15を組み合わせて用いることも勿論可能である。取付位置の異なる複数の副補強ロッドを設けることで、相乗的な強度向上効果も期待できる。
【0038】
本発明は、他にも様々な変形例が考えられるものである。
【0039】
例えば、ステー4とスタビライザーブラケット5又はチルトブラケット6とを補強ロッドにより連結して、ステー4の強度向上を図っても良い。
【0040】
また、各補強ロッドの断面形状は丸に限定されず、四角形や楕円など様々な形状が適用可能である。
【0041】
更に、各補強ロッドはパイプ材(筒体)に限定されず、図8に示すように、断面略コ字状のプレート材で補強ロッドを形成しても良い。なお、図8では、図6に示した主補強ロッド17をプレート状のものに置き換えた例を示したが、上述した全ての補強ロッドをプレート状のものに置き換えることができることは勿論である。
【0042】
また、FUP本体2の断面形状は長方形状に限らず、丸などでも良い。
【0043】
【発明の効果】
以上説明したように本発明に係るフロント・アンダーラン・プロテクタによれば、重量及びコストを大きく上昇させることなく耐荷重性能を向上させることができるという優れた効果を発揮するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の前提技術となるフロント・アンダーラン・プロテクタの斜視図である。
【図2】 主補強ロッド及び副補強ロッドとFUP本体との取付部の拡大斜視図である。
【図3】 副補強ロッドとステーとの取付部の拡大斜視図である。
【図4】 本発明の一実施形態に係るフロント・アンダーラン・プロテクタの斜視図である。
【図5】 主補強ロッドと車体フレームのサイドメンバとの取付部の拡大斜視図である。
【図6】 本発明の他の実施形態のフロント・アンダーラン・プロテクタの斜視図である。
【図7】 主補強ロッドと車体フレームのクロスメンバとの取付部の拡大斜視図である。
【図8】 プレート状の主補強ロッドを示すとの取付部の拡大斜視図である。
【図9】 従来のフロント・アンダーラン・プロテクタの斜視図である。
【符号の説明】
2 FUP本体
3 車体フレーム
4 ステー
10 主補強ロッド
12 副補強ロッド
15 副補強ロッド
16 主補強ロッド
17 主補強ロッド
Claims (5)
- 車両の前方下部に設けられ、車幅方向に延出するFUP本体と、該FUP本体の長手方向中間部と上記車両の車体フレームとを連結するステーとを備えたフロント・アンダーラン・プロテクタであって、上記FUP本体の端部近傍と上記車体フレームとを連結する主補強ロッドを設け、上記FUP本体が上記車体フレームの前端部よりも車両進行方向後方側に後退した位置に配置され、上記主補強ロッドは、上記車体フレームから上記車両の進行方向後方側に直線状に延出することを特徴とするフロント・アンダーラン・プロテクタ。
- 上記主補強ロッドの一端が、上記ステー又は上記車体フレームに取り付けられたブラケットを介して上記車体フレームに取り付けられる請求項1記載のフロント・アンダーラン・プロテクタ。
- 車両の前方下部に設けられ、車幅方向に延出するFUP本体と、該FUP本体の長手方向中間部と上記車両の車体フレームとを連結するステーとを備えたフロント・アンダーラン・プロテクタであって、上記FUP本体の端部近傍と上記車体フレームとを連結する主補強ロッドを設けると共に、上記ステーと上記車体フレームとを連結する副補強ロッドを設け、上記FUP本体が上記車体フレームの前端部よりも車両進行方向後方側に後退した位置に配置され、上記主補強ロッドは、上記車体フレームから上記車両の進行方向後方側に直線状に延出することを特徴とするフロント・アンダーラン・プロテクタ。
- 上記副補強ロッドの一端が、上記車体フレームに取り付けられたブラケットを介して上記車体フレームに取り付けられる請求項3記載のフロント・アンダーラン・プロテクタ。
- 車両の前方下部に設けられ、車幅方向に延出するFUP本体と、該FUP本体の長手方向に間隔を隔てて複数設けられ、上記FUP本体と上記車両の車体フレームとを連結するステーとを備えたフロント・アンダーラン・プロテクタであって、上記FUP本体の端部近傍と上記車体フレームとを連結する主補強ロッドを設けると共に、上記複数のステー間を連結する副補強ロッドを設け、上記FUP本体が上記車体フレームの前端部よりも車両進行方向後方側に後退した位置に配置され、上記主補強ロッドは、上記車体フレームから上記車両の進行方向後方側に直線状に延出することを特徴とするフロント・アンダーラン・プロテクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003152886A JP4250455B2 (ja) | 2003-05-29 | 2003-05-29 | フロント・アンダーラン・プロテクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003152886A JP4250455B2 (ja) | 2003-05-29 | 2003-05-29 | フロント・アンダーラン・プロテクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004352101A JP2004352101A (ja) | 2004-12-16 |
JP4250455B2 true JP4250455B2 (ja) | 2009-04-08 |
Family
ID=34047990
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003152886A Expired - Fee Related JP4250455B2 (ja) | 2003-05-29 | 2003-05-29 | フロント・アンダーラン・プロテクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4250455B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4207904B2 (ja) | 2005-02-28 | 2009-01-14 | トヨタ自動車株式会社 | 車両端部構造 |
JP5305720B2 (ja) * | 2008-04-23 | 2013-10-02 | 日野自動車株式会社 | 大型車両の緩衝構造 |
JP2009262661A (ja) * | 2008-04-23 | 2009-11-12 | Hino Motors Ltd | 大型車両の緩衝構造 |
JP2009262678A (ja) * | 2008-04-23 | 2009-11-12 | Hino Motors Ltd | 大型車両の緩衝構造 |
WO2016046582A1 (en) | 2014-09-22 | 2016-03-31 | Arcelormittal | Bumper-reinforcing system for motor vehicle |
-
2003
- 2003-05-29 JP JP2003152886A patent/JP4250455B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2004352101A (ja) | 2004-12-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4478654B2 (ja) | 車体フロア構造 | |
JP3604085B2 (ja) | 車体構造 | |
EP2565107B1 (en) | Vehicle body structure and method of manufacturing vehicle body | |
US8398153B1 (en) | Impact deflector for vehicle frame | |
EP1975042B1 (en) | Vehicle body structure | |
EP1975000B1 (en) | Getting-on/off step mounting structure of vehicle | |
JP4670012B2 (ja) | 後部車体構造 | |
CN100999232A (zh) | 车体后部构造 | |
JP6172064B2 (ja) | 車体構造 | |
JP6163417B2 (ja) | アンダランプロテクタの構造 | |
JP4951461B2 (ja) | 車体前部構造 | |
JP4250455B2 (ja) | フロント・アンダーラン・プロテクタ | |
JP6243717B2 (ja) | アンダランプロテクタの構造 | |
JP5760979B2 (ja) | 車両の前部構造 | |
CN101708737B (zh) | 汽车车身前纵梁结构 | |
JP6356959B2 (ja) | アンダランプロテクタの構造 | |
JP2022036771A (ja) | バンパ装置 | |
JP2005067347A (ja) | 車体前部構造 | |
JP3610933B2 (ja) | 車体前部構造 | |
JP4069748B2 (ja) | 車両前部構造 | |
WO2006025438A1 (ja) | 車体補強構造 | |
JP4250457B2 (ja) | フロント・アンダーラン・プロテクタ | |
JP7129749B2 (ja) | 車両構造 | |
JP4581621B2 (ja) | 車両の燃料タンク支持構造 | |
JP5063288B2 (ja) | 車体前部構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060216 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080701 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080630 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080826 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090106 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090119 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120123 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4250455 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120123 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130123 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140123 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |