JP4249666B2 - プリント配線板 - Google Patents

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本発明は、環境不良によって生じるプリント基板上の電子回路の動作不良を検出するプリント配線板に関する。
各種装置の電気、電子回路には、絶縁材料からなる基板上に導電性材料からなる回路パターンを設けたプリント配線板を使用するものが多く用いられている。このようなプリント配線板を用いた装置等を使用する環境においては、プリント配線板は粉塵や切削油等で汚染され、動作不良を生じる場合がある。例えば図8に示すようにプリント配線板上に装着された集積回路(以下ICという)チップ10の2つの足10a間に切削油や切り屑等の異物11が付着し、該異物11が導電性のある場合には、両足10a間の絶縁抵抗が減少し、電気的不具合が発生する。又、この付着した異物が腐食性のあるものである場合には、プリント配線板上の導電パターンが断線され動作不良の原因となる。
このようなプリント配線板の劣化を検出する方法として、劣化検出用パターン、A/Dコンバータ、判定回路、表示回路等を備えたプリント板を、予防保全対象のプリント板ユニットにコネクタにより接続して配置し、劣化検出用パターンの両端に電圧を印加して、A/Dコンバータで検出電圧をデジタル値に変換し、デジタル値に変換された検出データを判定回路で解析して、劣化を判定し表示回路で表示するようにした発明が知られている(特許文献1参照)。
特開平10−62476号公報
上述した特許文献1に記載された発明によるプリント配線板劣化検出方法では、劣化検出用パターンやA/Dコンバータ、検出レベルを判定するための判定回路及び表示回路を必要とし、多数のICチップを必要とし、コストアップとなる。
そこで、本発明の目的は、低コストでプリント配線板の劣化、動作不良を検出できるプリント配線板を提供することにある。
本願請求項1に係わる発明は、絶縁材料からなる基板上に導電性材料からなる回路を設けたプリント配線板において、前記プリント配線板上に設けられた配線接続部に接続された複数の入力端子を備える、論理回路、差動レシーバ回路又は出力イネーブル回路で構成された集積回路を、プリント配線板上の最も汚染しやすい場所に配設し、該集積回路で前記入力端子間の絶縁不良を検出するようにしたものである。請求項2に係わる発明は、前記集積回路が正常時の出力レベルからの出力レベルの変化を検出することにより隣合う入力端子間の絶縁を検出する回路としたものである。
プリント配線板の劣化による動作不良、導電パターンの断線を、汎用の論理集積回路等を用いて検出できるから、安価に構成することができる。
本発明は、汎用の論理ICを用いて、プリント配線板の劣化、動作不良検出ICとするもので、この検出回路用ICをプリント配線板における空気導入口の近く等のプリント配線板が汚染される可能性が高い場所に実装する。これにより、実際に使用するプリント配線板と同位置の条件のもとで、かつ、最も汚染しやすい箇所に検出回路用ICを配置することにより、より確実にプリント配線板の劣化、動作不良を検出することができるようにしたものである。
本発明に用いる検出回路用ICは汎用の論理ICを用いるもので、AND、NAND,OR,NOR,EXOR,EXNOR等の論理ICを用いるものである。
図1は、検出回路用ICをANDゲートで構成したときの第1の実施形態である。IC1に設けられたANDゲート1’の一方の入力端子1aには所定電圧Vccが印加され、他方の入力端子1bは、抵抗Rを介して接地されるようにプリント配線板に装着されている。正常な状態では、IC1(ANDゲート1’)の出力端子2cからは、Lowレベルの信号が出力されている。しかし、導電性の塵芥、切削油等の異物11がこの端子1a,1b間に付着すると、ANDゲート1’の入力は共にHighレベルとなることから、出力端子1cから出力される出力信号はHighレベルとなる。このHighレベル信号をアラーム信号として用いる。
図2は、検出回路用IC2を3入力端子のANDゲートで構成したときの第2の実施形態である。
IC2に設けられた3入力のANDゲート2’の中央の入力端子2bには所定電圧Vccが印加され、両側の入力端子2a,2cは、抵抗Rを介して接地されるようにプリント配線板に装着されている。正常な状態では出力端子2dからは、Lowレベルの信号が出力されている。しかし、導電性の塵芥、切削油等の異物が入力端子2a,2b間又は入力端子2b,2cに付着すると、ANDゲート2’の入力は共にHighレベルとなることから、出力端子2dからHighレベルのアラーム信号が出力されることになる。
この第2の実施形態では、3入力のANDゲート2’で構成された検出回路用IC2の例を示したが、3入力以上のANDゲートを用いてもよい。その場合、所定電圧Vccに接続される端子と、接地された抵抗Rに接続される入力端子が交互に配列されるように接続することによって、隣り合う2つの入力端子が異物で導通した場合、全ての入力端子がHighレベルの入力となり、出力端子からHighレベル信号のアラームが出力されることになる。
図3は、検出回路用IC3をORゲートで構成したときの第3の実施形態である。
IC3に設けられたORゲート3’の一方の入力端子3aには抵抗Rを介して所定電圧Vccが印加され、他方の入力端子3bは接地されるようにプリント配線板に装着されている。正常な状態では出力端子3cからは、Highレベルの信号が出力されている。しかし、導電性の塵芥、切削油等の異物が入力端子3a,3b間に付着すると、ORゲート3の入力は共にLowレベルとなることから、出力端子3cからLowレベルの信号が出力され、このLowレベルの信号をアラーム信号とする。
図4は、検出回路用IC4を3入力端子のORゲート4’で構成したときの第4の実施形態である。
IC4に設けられた3入力のORゲート4’の中央の入力端子4bには所定電圧Vccが抵抗Rを介して印加され、両側の入力端子4a,4cは接地されるようにプリント配線板に装着されている。正常な状態では出力端子4dからは、Highレベルの信号が出力されている。しかし、導電性の塵芥、切削油等の異物が入力端子4a,4b間又は入力端子4b,4cに付着すると、ORゲート4’の入力は共にLowレベルとなることから、出力端子4dからLowレベルのアラーム信号が出力されることになる。
又、3入力以上のORゲートからなる検出回路用IC1で構成した場合も、接地する入力端子と、一旦に所定電圧が印加された抵抗の他端に接続される入力端子を交互に配置されるように接続すればよい。この場合も、隣り合う2つの入力端子が異物で導通した場合、全ての入力端子がLowレベルの入力となり、出力端子からLowレベル信号のアラームが出力されることになる。
上述した各実施形態は、ANDゲートやORゲートを用いたものであるが、このANDゲートやORゲート以外に、NAND,NOR,EXOR,EXNORの各論理回路を用いることができる。NAND,OR,NOR,EXOR,EXNORを用いる場合も上述した第1〜第4の実施形態と同等なものであることから、その詳細な説明は省略する。また、これら論理回路は、特殊なものである必要がなく、汎用の論理回路のICでよいものである。
さらに、論理回路以外にも、汎用の差動レシーバ回路のICを用いることもできる。
図5は、汎用の差動入力のレシーバ回路5’のIC5を使用した本発明の第5の実施形態の説明図である。差動入力のレシーバ回路5’の一方の入力端子5aは接地され、他方の入力端子5bは抵抗Rを介して所定電圧Vccが印加されている。通常は入力端子5a,5b間に電圧の差があるから、その差信号が出力されている。しかし、入力端子5a,5b間が導電性の異物で汚染されると、その電圧差が小さく又は無くなり、出力端子5cから出力される信号レベルが変化する。この変化した信号をアラーム信号とする。
図6は、出力イネーブル端子を持つ回路6’のIC6を検出回路とした第6の実施形態の説明図である。出力イネーブル端子を持つ回路6’の入力端子6aは抵抗Rを介して所定電圧Vccが印加され、出力イネーブル端子6は接地されている。正常の状態で出力端子6cから正常信号(Highレベル信号)が出力されているが、入力端子6と出力イネーブル端子6b間に導電性のある異物が付着し、入力端子6aがLowレベルに代わることにより、出力端子6cから出力される信号レベルが変化する(Lowレベル信号に変化)。この出力信号の変化をアラーム信号とする。
上述した各実施形態は、プリント配線板に切削油や粉塵等の導電性の異物が付着して絶縁が低下したことを検出するものであったが、切削油等の異物の中には導電性はないがプリント配線板のパターンを腐蝕させるようなものがある。このような導電パターンの腐蝕による断線を、本発明は汎用論理回路等のICによって検出する。図7は、ANDゲート7’のIC7によって、プリント配線板のパターンの断線を検出する本発明の第7の実施形態の説明図である。
ANDゲート7’を備えたIC7のANDゲート7’の入力端子7a,7bをプリント配線板の異物が付着しやすいパターン部8の両端部に接続する。そして、一方の入力端子7a側は、抵抗Rを介して所定電圧Vccを印加し、他方の入力端子7bには抵抗Rを介して接地する。
入力端子7a,7b間のプリント配線板のパターン部8が断線していなければ、両入力端子7a,7bの入力はHighレベルであるから、出力端子7cからはHighレベルの信号が出力されている。しかし、入力端子7a,7b間のパターン部8が断線すると、入力端子7の入力がLowレベルとなることから、出力端子7から出力される信号はLowレベルとなる。このLowレベル信号をアラーム信号とする。
断線検出回路については、図7でANDゲートを用いたもののみを示したが、この断線検出回路についても、2端子以上のAND,NAND,OR,NOR,EXOR,EXNOR等の論理ゲートで構成することもできる。さらに、差動レシーバ回路や出力イネーブル端子を持つ回路のICで構成することもできるものである。
なお、上述した各実施形態において、出力されるアラーム信号は、プリント配線板を用いた制御装置等のCPUの処理への割り込み信号としたり、DI(入力回路)にアラーム信号として入力したり、LEDの点灯等に使用し、プリント配線板の劣化、動作不良を知らせるようにする。
本発明の第1の実施形態の説明図である。 本発明の第2の実施形態の説明図である。 本発明の第3の実施形態の説明図である。 本発明の第4の実施形態の説明図である。 本発明の第5の実施形態の説明図である。 本発明の第6の実施形態の説明図である。 本発明の第7の実施形態の説明図である。 プリント配線板に付着した異物により動作不良が発生する原因の説明図である。
符号の説明
1〜7 IC(集積回路)
1’、2’、7’ ANDゲート
3’、4’ ORゲート
5’ 差動レシーバ回路
6’ 出力イネーブル端子を有する回路
8 パターン部

Claims (2)

  1. 絶縁材料からなる基板上に導電性材料からなる回路を設けたプリント配線板において、前記プリント配線板上に設けられた配線接続部に接続された複数の入力端子を備える、論理回路、差動レシーバ回路又は出力イネーブル回路で構成された集積回路を、プリント配線板上の最も汚染しやすい場所に配設し、該集積回路で前記入力端子間の絶縁不良を検出することを特徴とするプリント配線板。
  2. 前記集積回路は正常時の出力レベルからの出力レベルの変化を検出することにより隣合う入力端子間の絶縁を検出する回路であることを特徴とする前記請求項1記載のプリント配線板。
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