JP4249110B2 - ファイル仲介プログラム、ファイル仲介装置およびファイル仲介方法 - Google Patents

ファイル仲介プログラム、ファイル仲介装置およびファイル仲介方法 Download PDF

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本発明は、送信者端末から受信した受信ファイルに送信ファイル作成処理を並列しておこなって受信者端末に送信する送信ファイルを作成し、該作成された送信ファイルを受信者端末に送信することによってファイルの送受信を仲介するファイル仲介プログラム、ファイル仲介装置およびファイル仲介方法に関する。
従来より、企業間電子商取引をおこなう際に、送信者端末および受信者端末の間で伝票などの電子データの授受をサポートするファイル仲介システムが知られている(例えば、特許文献1参照。)。具体的には、送信者端末から受信した受信ファイルを単一のキューでキューイングして「送信ファイル作成処理」をおこない、この「送信ファイル作成処理」がおこなわれた送信ファイルを受信者端末に順次送信するものである。
すなわち、このファイル仲介システムでは、企業間電子商取引のインターフェースとして送信者端末および受信者端末の間でのファイル授受を効果的に仲介するために、送信者端末から受信した受信ファイルに付加されたヘッダ情報をもとに、該ヘッダ情報に含まれる宛先ごとに受信ファイルを分割する「分割処理」や、送信者端末および受信者端末それぞれで取り扱われるファイル形式の互換性を確保するために、送信者端末から受信した受信ファイルのファイル形式を受信者端末で取り扱われているファイル形式に変換する「変換処理」などの「送信ファイル作成処理」がおこなわれている。
ところが、この「送信ファイル作成処理」は、処理負荷が重い処理であるため、当然のことながら処理時間も長くなる。このため、単一のキューで受信ファイルをキューイングして「送信ファイル作成処理」をおこなう構成を採用していたのでは、「送信ファイル作成処理」に係るスループットを低下させることとなる。
このようなことから、近年では、送信者端末から受信した受信ファイルを複数のキューでキューイングして「送信ファイル作成処理」を並列しておこなうファイル仲介システムが開発されるに至っている。
特開2002−373136号公報
この従来技術によれば、送信者端末から受信した受信ファイルを複数のキューでキューイングして「送信ファイル作成処理」を並列しておこなうことにより、「送信ファイル作成処理」に係るスループットを向上させることができる。
しかしながら、上記の従来技術では、送信ファイルの送信順序の妥当性(送信ファイルの送信順序が受信順序通りであるか否か)を評価することができないため、各キューにおける受信ファイルの通過速度が相違することに起因して送信ファイルの作成完了順序が元の受信順序と相違してしまった場合でも、送信ファイルが受信順序と相違した順序で送信される状況を看過してしまうという問題点があった。
これを具体的に例を挙げて説明すると、送信者端末から「発注」に係る受信伝票を受信した後に、この発注の「取消」に係る受信伝票を受信した場合には、かかる受信順序の通り(すなわち、「発注」に係る伝票、「取消」に係る伝票の順)にこれらの送信伝票を受信者端末に送信する必要がある。
ところが、上記の従来技術では、送信伝票の作成完了順序が受信順序と相違しているという状況の評価、並びに送信伝票の送信順序の妥当性の評価をおこなうことができないため、例えば、「発注」に係る伝票の前にキュー入力された受信ファイルに対する「送信ファイル作成処理」の処理負荷が重く、「取消」に係る送信伝票が「発注」に係る送信伝票よりも先に作成された場合であっても、この「発注」に係る伝票を差し置いて「取消」に係る伝票を受信者端末に送信してしまうこととなり、送信者および受信者間での取引に混乱をもたらす事態を招くこととなる。
そこで、本発明は、上述した従来技術による課題(問題点)を解消するためになされたものであり、受信ファイルに対する送信ファイル作成処理(例えば、分割処理および変換処理など)を並列化しつつ、送信ファイルを受信順序の通りに送信することができるファイル仲介プログラム、ファイル仲介装置およびファイル仲介方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係るファイル仲介プログラムは、複数の送信者端末および複数の受信者端末と通信回線を介して接続可能であり前記送信者端末から受信した受信ファイルに基づいて前記受信者端末に送信する送信ファイルを作成してファイルの送受信を仲介する処理をコンピュータに行わせるファイル仲介プログラムであって、コンピュータに、前記送信者端末から受信した受信ファイルの受信順序に応じて前記受信ファイルにシーケンス番号を付加するシーケンス番号付加ステップと、前記受信ファイルを前記送信ファイルへ変換する変換処理ステップと、前記シーケンス番号付加ステップによって付加された受信ファイルのシーケンス番号と、該受信ファイルの送信者端末の情報である送信元と、前記送信ファイルの受信者端末の情報である送信先と、前記受信ファイルの前記送信ファイルへの変換処理の処理状態とを対応付けて記憶領域に格納する処理状態管理ステップと、前記記憶領域を参照し、第一の送信ファイルの作成元となる第一の受信ファイルよりも小さなシーケンス番号を有する第二の受信ファイルが該第一の受信ファイルと同一の送信元であって、該第二の受信ファイルを作成元とする第二の送信ファイルが前記第一の送信ファイルと同一の送信先を有していない場合は、該第一の送信ファイルを送信可能であると判断し、前記第二の送信ファイルが前記第一の送信ファイルと同一の送信先を有している場合は、更に前記変換の処理状態を参照して、前記変換処理ステップによる前記第二の送信ファイルの変換処理が終了していれば、前記第一の送信ファイルを送信可能であるとし、該変換処理が終了していなければ該第一の送信ファイルを送信不可と判断する送信可否判定ステップと、前記送信可否判定ステップによって送信可能であると判定された送信ファイルを送信する送信処理ステップを実行させることを特徴とする。
また、本発明に係るファイル仲介プログラムは、前記ファイル仲介プログラムは前記コンピュータを更に、前記受信ファイルを複数に分割する分割処理ステップを実行させ、前記処理状態管理ステップは、分割元である前記受信ファイルの送信元と、該受信ファイルのシーケンス番号と、前記分割された受信ファイルに基づいたそれぞれの送信ファイルの送信先と、該送信ファイルへのそれぞれの変換の処理状態とを対応付けて前記記憶領域に格納することを特徴とする。
また、本発明に係るファイル仲介装置は、複数の送信者端末および複数の受信者端末と通信回線を介して接続可能であり前記送信者端末から受信した受信ファイルに基づいて前記受信者端末に送信する送信ファイルを作成しファイルの送受信を仲介するファイル仲介装置であって、前記送信者端末から受信した受信ファイルの受信順序に応じて前記受信ファイルにシーケンス番号を付加するシーケンス番号付加手段と、前記受信ファイルを前記送信ファイルへ変換する変換処理手段と、前記シーケンス番号付加手段によって付加された受信ファイルのシーケンス番号と、該受信ファイルの送信者端末の情報である送信元と、前記送信ファイルの受信者端末の情報である送信先と、前記受信ファイルの前記送信ファイルへの変換処理の処理状態とを対応付けて記憶する処理状態管理手段と、前記処理状態管理手段に記憶された情報を参照し、第一の送信ファイルの作成元となる第一の受信ファイルよりも小さなシーケンス番号を有する第二の受信ファイルが該第一の受信ファイルと同一の送信元であって、該第二の受信ファイルを作成元とする第二の送信ファイルが前記第一の送信ファイルと同一の送信先を有していない場合は、該第一の送信ファイルを送信可能であると判断し、前記第二の送信ファイルが前記第一の送信ファイルと同一の送信先を有している場合は、更に前記変換の処理状態を参照して、前記変換処理手段による前記第二の送信ファイルの変換処理が終了していれば、前記第一の送信ファイルを送信可能であるとし、該変換処理が終了していなければ該第一の送信ファイルを送信不可と判断する送信可否判定手段と、前記送信可否判定手段によって送信可能であると判定された送信ファイルを送信する送信処理手段とを有することを特徴とする。
また、本発明に係るファイル仲介方法は、複数の送信者端末および複数の受信者端末と通信回線を介して接続可能であり前記送信者端末から受信した受信ファイルに基づいて前記受信者端末に送信する送信ファイルを作成しファイルの送受信を仲介するファイル仲介方法であって、前記送信者端末から受信した受信ファイルの受信順序に応じて前記受信ファイルにシーケンス番号を付加するシーケンス番号付加ステップと、前記受信ファイルを前記送信ファイルへ変換する変換処理ステップと、前記シーケンス番号付加ステップによって付加された受信ファイルのシーケンス番号と、該受信ファイルの送信者端末の情報である送信元と、前記送信ファイルの受信者端末の情報である送信先と、前記受信ファイルの前記送信ファイルへの変換処理の処理状態とを対応付けて記憶領域に格納する処理状態管理ステップと、前記記憶領域を参照し、第一の送信ファイルの作成元となる第一の受信ファイルよりも小さなシーケンス番号を有する第二の受信ファイルが該第一の受信ファイルと同一の送信元であって、該第二の受信ファイルを作成元とする第二の送信ファイルが前記第一の送信ファイルと同一の送信先を有していない場合は、該第一の送信ファイルを送信可能であると判断し、前記第二の送信ファイルが前記第一の送信ファイルと同一の送信先を有している場合は、更に前記変換の処理状態を参照して、前記変換処理ステップによる前記第二の送信ファイルの変換処理が終了していれば、前記第一の送信ファイルを送信可能であるとし、該変換処理が終了していなければ該第一の送信ファイルを送信不可と判断する送信可否判定ステップと、前記送信可否判定手段によって送信可能であると判定された送信ファイルを送信する送信処理ステップとを有することを特徴とする。
本発明によれば、受信ファイルに対する「送信ファイル作成処理」(例えば、分割処理および変換処理など)を並列化しつつ、送信ファイルを受信順序の通りに送信することが可能なファイル仲介プログラム、ファイル仲介装置およびファイル仲介方法が得られるという効果を奏する。
また、本発明によれば、分割処理によって受信ファイルが複数の送信ファイルに分割された場合でも、各送信ファイルの送信可否判定を正確におこなうことが可能なファイル仲介プログラムが得られるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、本発明に係るファイル仲介装置の好適な実施例を詳細に説明する。なお、以下では、本発明に係るファイル仲介システムの概要および特徴を説明した後に、本実施例1に係るファイル仲介システムを説明し、最後に、他の実施例として種々の変形例(実施例2)を説明することとする。
(概要および特徴)
まず最初に、本発明に係るファイル仲介システムの概要および特徴を説明する。図1は、本実施例1に係るファイル仲介システムの構成を示すブロック図である。同図に示すように、このファイル仲介システム1は、インターネット2を介して、送信者端末50−1、50−2・・・50−n(以下、適宜これらを送信者端末50と言う。)および受信者端末60−1、60−2・・・60−n(以下、適宜これらを受信者端末60と言う。)と相互に通信可能に接続されている。
このうち、送信者端末50は、所望の受信者端末60−1、60−2・・・60−nに当該ファイル仲介システム1を介して所定のファイル(すなわち、伝票などの電子データ)を送信する端末装置であり、受信者端末60は、送信者端末50−1、50−2・・・50−nから送信された所定のファイルを当該ファイル仲介システム1を介して受信する端末装置である。
ここで、本発明に係るファイル仲介システム1は、送信者端末50から受信した受信ファイルの受信順序に応じて受信ファイルにシーケンス番号を付加し、該付加された受信ファイルのシーケンス番号と、該受信ファイルに対する「送信ファイル作成処理」の終了可否状態とを対応付けて記憶し、該記憶された受信ファイルに対する「送信ファイル作成処理」の終了可否状態をもとに、当該送信ファイルの作成元となる受信ファイルのシーケンス番号よりも小さい番号が付加された受信ファイルに対する「送信ファイル作成処理」の終了可否を照査して、送信ファイルの送信可否を判定し、送信可能であると判定された送信ファイルをシーケンス番号の順に送信する点に主たる特徴があり、かかる一連の処理によって、受信ファイルに対する送信ファイル作成処理(例えば、分割処理および変換処理など)を並列化しつつ、送信ファイルを受信順序の通りに送信することができるようにしている。
この主たる特徴を具体的に説明すると、このファイル仲介システム1は、「送信ファイル作成処理」を並列化したことに起因して送信ファイルの作成完了順序が元の受信順序と入れ替わってしまった場合でも、送信ファイルの送信順序を受信順序の通りにソートすることができるように、送信者端末50から受信した受信ファイルの受信順序に応じて受信ファイルにシーケンス番号を昇順に付加する。さらに、先に受信した受信ファイルから作成される送信ファイルを差し置いて後に受信した受信ファイルから作成された送信ファイルが送信されないように監視するために、受信ファイルのシーケンス番号と、該受信ファイルに対する「送信ファイル作成処理」の終了可否状態(すなわち、「未処理」または「処理済」)とを対応付けて記憶している。
そして、このファイル仲介システム1は、受信ファイルに対する「送信ファイル作成処理」の終了可否状態をもとに、当該送信ファイルの作成元となる受信ファイルのシーケンス番号よりも小さい番号が付加された受信ファイルに対する「送信ファイル作成処理」の終了可否を照査することで、現状で送信すべきでない送信ファイル(すなわち、現時点で先に受信した受信ファイルよりも早く作成された送信ファイル)と、現状で送信可能な送信ファイルとを区別することができるようにしている。
したがって、上記した従来技術の例で言えば、「送信ファイル作成処理」を並列化したことに起因して送信ファイルが受信順序と相違した順序で送信される状況を看過してしまうのではなく、先に受信した受信ファイルから作成される送信ファイルを差し置いて後に受信した受信ファイルから作成された送信ファイルが送信されないように監視し、さらに、現状で送信すべきでない送信ファイルと現状で送信可能な送信ファイルとを区別し、このうち、現状で送信可能な送信ファイルについては、送信ファイルの送信順序を受信順序の通りにソートして送信するようにしたので、受信ファイルに対する「送信ファイル作成処理」(例えば、分割処理および変換処理など)を並列化しつつ、送信ファイルを受信順序の通りに送信することが可能になる。
次に、本実施例1に係るファイル仲介システムについて説明する。図1は、本実施例1に係るファイル仲介システムの構成を示すブロック図である。同図に示すように、このファイル仲介システム1は、受信サーバ10、格納サーバ20、送信ファイル作成サーバ30および送信サーバ40を備える。なお、以下では、このファイル仲介システム1を構成する各サーバの機能を説明するとともに、各サーバの処理動作についても機能とともに逐次フローチャートを用いて説明することとする。
このうち、受信サーバ10は、送信者端末50−1、50−2・・・50−nから所定のファイル(すなわち、伝票などの電子データ)を受信するサーバ装置であり、本発明に密接に関連する機能部として、シーケンス番号付加部10aを備える。
このシーケンス番号付加部10aは、送信者端末50から受信した受信ファイルの受信順序に応じて受信ファイルにシーケンス番号を昇順に付加する処理部である。具体的には、送信者端末50から受信した受信ファイルにシーケンス番号としてタイムスタンプを付加する。
このとき、同時に複数の受信ファイルを受信した場合には、同時に受信した各受信ファイルの受信時刻に同時受信ファイル数に応じた補正値(例えば、「α」=「1分」)をそれぞれ加えるようにする。例えば、時刻「10:01」に3つの受信ファイルを受信した場合には、一つ目の受信ファイルの受信時刻には、何も加えず、二つ目の受信ファイルの受信時刻に補正値「1分」を加え、三つ目の受信ファイルの受信時刻には、補正値「2分」を加えるようにする。
このように、送信者端末50から受信した受信ファイルにシーケンス番号としてタイムスタンプを付加することで、簡易な構成で適正なシーケンス番号を付加することができるようにしている。
(受信サーバの処理手順)
ここで、受信サーバ10の処理手順を説明する。図2は、受信サーバ10の処理手順を示すフローチャートである。同図に示すように、受信サーバ10は、送信者端末50から受信ファイルを受信した場合(ステップS201肯定)に、該受信ファイルを受信ファイルDB21に格納する(ステップS202)。
そして、シーケンス番号付加部10aは、図3に示すように、処理状態管理テーブル22における当該受信ファイルの処理状態フラグ(終了可否状態)を「未処理」にセットする(ステップS203)とともに、送信者端末50から受信した受信ファイルにシーケンス番号としてタイムスタンプを付加する(ステップS204)。
このようにして、この受信サーバ10は、上記のステップS201〜S204の処理を回帰的におこなって、送信者端末50から受信ファイルを受信する。
図1の説明に戻り、格納サーバ20は、各サーバ(すなわち、受信サーバ10、送信ファイル作成サーバ30および送信サーバ40)による各種処理に必要なデータおよびプログラムを格納する格納手段(記憶手段)であり、本発明に密接に関連するものとしては、受信ファイル21、処理状態管理テーブル22、送信ファイルDB23および送信状態管理テーブル24を有する。
このうち、受信ファイルDB21は、送信者端末50から受信した受信ファイルを格納するデータベースである。また、処理状態管理テーブル22は、受信ファイルに対する送信ファイル作成処理の処理状態を管理するテーブルであり、例えば、図3に示すように、受信ファイルのシーケンス番号「10:01」と、該受信ファイルに対する送信ファイル作成処理の処理状態フラグ(終了可否状態)「未処理」とを対応付けて記憶する。
送信ファイルDB23は、送信ファイル作成サーバ30によって作成された送信ファイルを格納するデータベースである。送信状態管理テーブル24は、各送信ファイルごとに、当該送信ファイルの送信可否状態を対応付けて管理するテーブルであり、例えば、図6に示すように、送信ファイル「File 2´−1」に送信可否状態フラグ「送信不可」を対応付けて記憶している。
送信ファイル作成サーバ30は、送信者端末50から受信した受信ファイルに送信ファイル作成処理をおこなうサーバ装置であり、本発明に関連する機能部として、分割処理部31および変換処理部32を備える。このうち、分割処理部31は、送信者端末50から受信した受信ファイルに付加されたヘッダ情報をもとに、該ヘッダ情報に含まれる宛先ごとに受信ファイルを分割する処理部であり、変換処理部32は、送信者端末50から受信した受信ファイルのファイル形式を送信先の受信者端末60で取り扱われているファイル形式に変換する処理部である。
このように、送信者端末50から受信した受信ファイルに対して「送信ファイル作成処理」を分散しておこなう複数の送信ファイル作成サーバを有することで、一つの装置内で「送信ファイル作成処理」を並列しておこなう場合に比較して、より高いスペックで「送信ファイル作成処理」をおこなうことができ、ファイル仲介システムのパフォーマンスを向上させることが可能になる。
ここで、送信ファイル作成サーバ30の処理手順を説明する。図4は、送信サーバ作成サーバ30の処理手順を示すフローチャートである。この処理は、送信ファイル作成サーバ30(すなわち、送信ファイル作成サーバ30−1、30−2・・・30−n)それぞれによって処理状態管理テーブル22における処理状態フラグが「未処理」である受信ファイルが順次検索されることによって開始される。なお、ここでは、送信ファイル作成サーバ30−2について例を挙げて説明する。
同図に示すように、他の送信ファイル作成サーバ30によっておこなわれる処理状態フラグが「未処理」である受信ファイルの検索処理が終了した場合(ステップS401肯定)に、送信ファイル作成サーバ30−2は、処理状態フラグが「未処理」である受信ファイルを処理状態管理テーブル22から検索する(ステップS402)。
そして、処理状態フラグが「未処理」である受信ファイルが存在する場合(ステップS403肯定)に、受信ファイルDB21から処理状態フラグが「未処理」である受信ファイル「File 2」を読み込む(ステップS404)。
続いて、送信ファイル作成サーバ30−2における分割処理部31−2は、受信ファイルに付加されたヘッダ情報をもとに、該ヘッダ情報に含まれる宛先(送信先)ごとにファイルを分割し(ステップS405)、該分割したメッセージ(ファイル)それぞれに分割元の受信ファイルの情報(例えば、ファイル番号やシーケンス番号)を付加するとともに、これらのメッセージ(ファイル)を変換処理部32a−2および32b−2に振り分ける(ステップS406)。
例えば、図3に示す例で言えば、送信ファイル作成サーバ30−2における分割処理部31−2は、受信ファイルのヘッダ情報に含まれる宛先(すなわち、「A→C」、「A→D」)ごとにファイルを分割し、該分割したメッセージのうち宛先が「A→C」であるメッセージについては、変換処理部32a−2に、宛先が「A→D」であるメッセージについては、変換処理部32b−2に振り分ける。
そして、変換処理部32a−2および32b−2は、分割されたメッセージを送信ファイルに変換(ステップSA407およびステップSB407)し、該変換した送信ファイルを送信ファイルDB23に格納する(ステップSA408およびステップSB408)。具体的には、図3に示すように、送信者端末50−1(A社)から受信した受信ファイルのファイル形式を送信先の受信者端末60−1または60−2(C社またはD社)で取り扱われているファイル形式に変換することによって送信ファイルを作成し、該作成した送信ファイルを送信ファイルDB24に格納する。
ここで、分割された全てのメッセージ(例えば、変換処理部32a−2に振り分けられたメッセージ、変換処理部32b−2に振り分けられたメッセージ)の変換が終了した場合(ステップS409肯定)に、送信ファイル作成サーバ30−2は、処理状態管理テーブル22における各送信ファイルの作成元となる受信ファイル「File 2」の処理状態フラグを「処理済」に更新する(ステップS410)。
そして、送信ファイル作成処理部30−2は、図6に示すように、各送信ファイル(すなわち、「File 2´−1」および「File 2´―2」)について送信状態管理テーブル24における送信可否状態フラグを「送信不可」にセットする(ステップS411)。
このようにして、この送信ファイル作成サーバ30は、上記のステップS401〜S404の処理を回帰的におこなって、送信者端末50から受信した受信ファイルに送信ファイル作成処理を並列しておこなって受信者端末60に送信する送信ファイルを作成する。
図1の説明に戻り、送信サーバ40は、送信ファイル作成サーバ30によって作成された送信ファイルを受信者端末60に送信するサーバ装置であり、本発明に密接に関連する機能部として、送信可否判定部40aおよび送信処理部40bを備える。
このうち、送信可否判定部40aは、送信状態管理テーブル24によって「送信不可」の送信可否状態フラグが保持された送信ファイルについて、該送信ファイルの作成元となる受信ファイルのシーケンス番号よりも小さい番号が付加された受信ファイルに対する「送信ファイル作成処理」が終了している場合に、当該送信ファイルの送信可否状態フラグを「送信可」に更新する。
また、送信可否判定部40aは、送信ファイル作成処理によって受信ファイルが複数の宛先の送信ファイルにそれぞれ分割された場合に、該複数の宛先ごとに分割された各送信ファイルの作成元となる受信ファイルのシーケンス番号よりも小さい番号が付加された受信ファイルに対する送信ファイル作成処理の終了可否を照査して、複数の宛先ごとに分割された送信ファイルの送信可否を判定する。
具体的に説明すると、図6の例では、分割処理部31−2によって受信ファイルが複数の宛先の送信ファイル(すなわち、宛先が「A→C」である送信ファイル「File 2´−1」、および宛先が「A→D」である送信ファイル「File 2´−2」)にそれぞれ分割された場合に、分割された各送信ファイル(「File 2´−1」および「File 2´−2」)の作成元となる受信ファイル「File 2」のシーケンス番号「10:02」よりも小さい番号が付加された受信ファイルに対する送信ファイル作成処理が終了したか否かを判定する。この例では、「File 2´−1」および「File 2´−2」とも、作成元ファイル「File 2」のタイムスタンプ(10:02)より早いタイムスタンプ(10:01)の「File 1」が存在するため、「送信不可」と判定されることとなる。
このように、送信ファイル作成処理によって受信ファイルが複数の宛先の送信ファイルにそれぞれ分割された場合に、該複数の宛先ごとに分割された各送信ファイルの作成元となる受信ファイルのシーケンス番号よりも小さい番号が付加された受信ファイルに対する送信ファイル作成処理の終了可否を照査して、複数の宛先ごとに分割された送信ファイルの送信可否を判定することで、分割処理によって受信ファイルが複数の宛先の送信ファイルに分割された場合でも、各送信ファイルの送信可否判定を正確におこなうことが可能になる。
ここで、送信可否判定部40aの処理手順を説明する。図5は、送信可否判定部40aの処理手順を示すフローチャートである。同図に示すように、送信可否判定部40aは、送信状態管理テーブル24から送信可否状態フラグが「送信不可」である送信ファイルを検索する(ステップS501)。
そして、送信可否状態フラグが「送信不可」である送信ファイルが存在する場合(ステップS502肯定)に、送信可否判定部40aは、送信可否状態フラグが「送信不可」である送信ファイルの作成元となる受信ファイルの情報(シーケンス番号)を処理状態管理テーブル22から順次読み込む(ステップS503)。
ここで、送信可否判定部40aは、当該送信ファイルの作成元となる受信ファイルのタイムスタンプ(シーケンス番号)より受信時刻が早く、かつ同一の送信者端末から受信した受信ファイルの処理状態フラグ(終了可否状態)が「未処理」である受信ファイルが存在するか否かを照査する(ステップS504)。
そして、かかる判定条件に該当する受信ファイルが存在しない場合(ステップS505否定)には、送信可否判定部40aは、当該送信ファイルの送信可否状態フラグを「送信可」に変更すべき旨を保持する(ステップS506)。例えば、図7の例では、送信ファイル「File 1´」の作成元ファイル「File 1」のタイムスタンプより早く、かつ同一の送信者端末50−1(A社)から受信した受信ファイルが存在しないため、送信ファイル「File 1′−1」の送信可否状態フラグを「送信可」に変更すべき旨を保持する。
一方、かかる判定条件に該当する受信ファイルが存在する場合(ステップS505肯定)には、送信可否判定部40aは、当該送信ファイルの送信可否状態フラグを「送信不可」に変更すべき旨を保持する(ステップS507)。例えば、図6の例では、送信ファイル「File 2´―1」の作成元ファイル「File 2」よりもタイムスタンプが早く、処理状態フラグが「未処理」の受信ファイル「File 1」が存在するため、送信ファイル「File 2´−1」の送信可否状態フラグを「送信不可」に変更すべき旨を保持する。
そして、送信可否判定部40aは、送信可否状態フラグが「送信不可」である送信ファイル全てについて「送信可否判定処理」が終了するまで(ステップS508肯定)、上記のステップS503〜S507の「送信可否判定処理」を続けておこなう。
その後、送信可否判定部40aは、送信可否状態フラグが「送信不可」である送信ファイル全てについて「送信可否判定処理」が終了したならば(ステップS508肯定)、ステップS506およびS507にて保持した各送信ファイルの送信可否状態フラグを同時に更新する(ステップS509)。
このように、当該送信ファイルの作成元となる受信ファイルのシーケンス番号よりも小さい番号が付加された受信ファイルであり、かつ同一の送信者端末から受信した受信ファイルに対する「送信ファイル作成処理」の終了可否を照査することとしたので、送信順序を補償する必要のない異なる送信元の送信ファイルを照査対象から除外することができ、ファイルの授受を実効的に仲介することが可能になる。
図1の説明に戻り、送信処理部40bは、送信可否判定部40bによって送信可能であると判定された送信ファイルをシーケンス番号の順に送信する処理部であり、具体的には、送信状態管理テーブル24によって「送信可」の送信可否状態フラグが保持された送信ファイルをシーケンス番号の順にソートし、該ソートした送信ファイルを受信者端末60に順次送信する。
ここで、送信処理部40bの処理手順について説明する。図8は、送信処理部40bの処理手順を示すフローチャートである。同図に示すように、送信処理部40bは、送信状態管理テーブル24から送信可否状態フラグが「送信可」である送信ファイルを検索する(ステップS801)。
続いて、送信処理部40bは、送信可否状態フラグが「送信可」である送信ファイルが存在する場合(ステップS802肯定)に、送信可否状態フラグが「送信可」である送信ファイルを送信ファイルDB23から読み込む(ステップS803)。
そして、送信処理部40bは、図7に示すように、送信ファイルDBから読み込んだ送信ファイルを作成元となる受信ファイルのタイムスタンプ順(すなわち、「File 0´」(10:00)、「File 1´」(10:01)、「File 2´−1」(10:02)、「File 2´−2」(10:02)の順番)にソートし(ステップS804)、該ソートした送信ファイルを受信者端末60に順次送信する(ステップS805)。
上述してきたように、本実施例1に係るファイル仲介システム1によれば、各送信ファイルごとに、当該送信ファイルの送信可否状態を対応付けて記憶し、送信不可状態と記憶された送信ファイルの作成元となる受信ファイルのシーケンス番号よりも小さい番号が付加された受信ファイルに対する送信ファイル作成処理が終了している場合に、当該送信ファイルの送信可否状態を送信可能状態に更新し、送信可能状態と記憶された送信ファイルをシーケンス番号の順に送信することとしたので、送信ファイルの送信可否状態をより実効的に管理することができ、受信ファイルに対する「送信ファイル作成処理」(例えば、分割処理および変換処理など)をより効果的に並列化しつつ、送信ファイルを受信順序の通りに送信することが可能になる。
さて、これまで本発明の実施例について説明したが、本発明は上述した実施例1以外にも、上記特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施例にて実施されてもよいものである。そこで、以下に示すように、(1)構成、(2)送信可否判定、(3)その他等にそれぞれ区分けして異なる実施例を説明する。
(1)構成
例えば、実施例1では、図1に示すように、「A社」、「B社」・・・「X社」を送信者端末とし、「C社」、「D社」・・・「Y社」を受信者端末とした例を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、「A社」、「B社」、「C社」、「D社」、「X社」および「Y社」は、それぞれ送信者端末であっても良いし、受信者端末であっても良い。
また、実施例1では、送信ファイル作成サーバ30でおこなわれる「送信ファイル作成処理」として、「分割処理」および「変換処理」をおこなうこととしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、これらの双方をおこなっても良いし、また、いずれかの一方のおこなうようにしても良い。
(2)送信可否判定
例えば、実施例1では、「送信ファイル作成処理」がおこなわれた後に、分割処理部31によって分割された送信ファイルの宛先情報を処理状態管理テーブル22に更新することとしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、分割処理部31によって受信ファイルが複数の宛先の送信ファイルにそれぞれ分割された場合(時点)に、該受信ファイルから分割された各送信ファイルの宛先情報を記憶するようにしても良い。
これを具体的に説明すると、図9に示すように、分割処理部31−2は、受信ファイル「File 2」を複数の宛先(「A→C」および「A→D」)の送信ファイルにそれぞれ分割した時点で、受信ファイル「File 2」から分割した各送信ファイルの宛先情報(「A→C」および「A→D」)を処理状態管理テーブル22に書き込む。
そして、送信可否判定部40aは、処理状態管理テーブル22によって記憶された受信ファイルに対する「送信ファイル作成処理」の処理状態フラグ(終了可否状態)、並びに該受信ファイルから分割された各送信ファイルの宛先情報をもとに、当該送信ファイル「File 2´−2」の作成元となる受信ファイル「File 2」のシーケンス番号(10:02)よりも小さい番号(10:01)が付加された受信ファイル「File 1」に対する「送信ファイル作成処理」が終了しているか否か、並びに該「送信ファイル作成処理」が終了していない受信ファイル「File 1」の中に送信元(A社)および送信先(D社)が同一である受信ファイルが存在するか否かを照査して、送信ファイルの送信可否を判定する(図10参照)。
図10に示すように、送信ファイル「File 2´−2」の作成元ファイル「File 2」より前に受信した受信ファイルの中に、送信先が決まっていない受信ファイルがなく、さらに、同一送信先である受信ファイルについて処理状態フラグが「未処理」である受信ファイルが存在しないため、送信状態管理テーブル22における送信可否状態フラグを「送信可」に更新する。
このように、送信ファイル作成処理によって受信ファイルが複数の宛先の送信ファイルにそれぞれ分割された場合に、該受信ファイルから分割された各送信ファイルの宛先情報をさらに記憶し、受信ファイルに対する送信ファイル作成処理の終了可否状態、並びに該受信ファイルから分割された各送信ファイルの宛先情報をもとに、当該送信ファイルの作成元となる受信ファイルのシーケンス番号よりも小さい番号が付加された受信ファイルに対する送信ファイル作成処理が終了しているか否か、並びに該送信ファイル作成処理が終了していない受信ファイルの中に送信元および送信先が同一である受信ファイルが存在するか否かを照査して、送信ファイルの送信可否を判定することとしたので、送信順序を補償する必要のない異なる送信先の送信ファイルを照査対象から除外することができ、ファイルの授受を実効的に仲介することが可能になる。
また、実施例1では、処理状態管理テーブル22において一つの受信ファイルに対して一つの処理状態フラグ(終了可否状態)を記憶する実施例について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、「送信ファイル作成処理」によって受信ファイルが複数の宛先の送信ファイルにそれぞれ分割された場合に、該受信ファイルから分割された各送信ファイルの宛先ごとに当該受信ファイルに対する「送信ファイル作成処理」の処理状態フラグ(終了可否状態)を記憶するようにしても良い。
例えば、図11に示すように、ファイル分割サーバ31−2は、受信ファイル「File 2」を複数の宛先(「A→C」および「A→D」)の送信ファイルにそれぞれ分割した時点で、該受信ファイル「File 2」から分割した各送信ファイルの宛先情報(「A→C」および「A→D」)ごとに処理状態フラグ(終了可否状態)「未処理」を処理状態管理テーブル22に書き込む。このとき、処理状態管理テーブル22は、受信ファイルのシーケンス番号と分割処理の終了可否状態とを対応付けて記憶し、また、分割された送信ファイルの宛先情報と変換処理の終了可否状態とを対応付けて記憶することとなる。
そして、図12に示すように、処理状態管理テーブル22および送信状態管理テーブル24の情報の構成が遷移した場合、送信可否判定部40aは、送信ファイル「File 2´−2」の作成元ファイル「File 2」よりも前に受信した受信ファイルの中に、分割が「未処理」である受信ファイルがなく、分割されたメッセージの中に同一送信先で、かつ変換が「未処理」のメッセージがないため、送信状態管理テーブル22における送信可否状態フラグを「送信可」に更新する。
このように、「送信ファイル作成処理」によって受信ファイルが複数の宛先の送信ファイルにそれぞれ分割された場合に、該受信ファイルから分割された各送信ファイルの宛先ごとに当該受信ファイルに対する「送信ファイル作成処理」の処理状態フラグ(終了可否状態)を記憶することで、送信順序を補償する必要のない異なる送信先の送信ファイルを照査対象から除外することができ、ファイルの授受を実効的に仲介することが可能になる。
また、実施例1では、分割処理によって受信ファイルが複数の宛先の送信ファイルにそれぞれ分割される場合に本発明を適用する実施例について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、分割処理によって受信ファイルが複数(同一宛先)の送信ファイルに分割される場合でも同様に適用することができる。
すなわち、送信可否判定部40aは、分割処理部31−2によって受信ファイル「File 5」が複数の送信ファイル(宛先は、全て「A→C」)に分割された場合に、該分割された各送信ファイル「File 5´−1」、「File 5´−2」および「File 5´−3」の作成元となる受信ファイル「File 5」のシーケンス番号(10:00)よりも小さい番号(10:08)が付加された受信ファイル「File 4」に対する送信ファイル作成処理の終了可否を照査して、分割後の送信ファイルの送信可否を判定する。なお、このとき、分割処理部31−2によって分割された各ファイルは、各変換処理部32a−2、32b−2および32c−2に振り分けて処理をおこなわず、各変換処理部32a−2にシリアルに入力する。
この場合、送信ファイル「File 5´−1」の作成元ファイル「File 5」のタイムスタンプ(10:00)より早く、かつ同一の送信者端末から受信した受信ファイルが存在しないため、送信状態管理テーブル22における送信可否状態フラグを「送信可」に更新する。
このように、送信ファイル作成処理によって受信ファイルが複数の送信ファイルに分割された場合に、該分割された各送信ファイルの作成元となる受信ファイルのシーケンス番号よりも小さい番号が付加された受信ファイルに対する送信ファイル作成処理の終了可否を照査して、分割後の送信ファイルの送信可否を判定することで、分割処理によって受信ファイルが複数の送信ファイルに分割された場合でも、各送信ファイルの送信可否判定を正確におこなうことが可能になる。
また、本発明では、送信可否判定部40aは、当該送信ファイルの作成元となる受信ファイルのシーケンス番号よりも小さい番号が付加された受信ファイルであり、かつ同一の送信者端末から受信した受信ファイルであり、かつ同一のファイル種別である受信ファイルに対する送信ファイル作成処理の終了可否を照査するようにしても良い。すなわち、これによって、送信順序を補償する必要のない異種のファイル種別である送信ファイルを照査対象から除外することができ、ファイルの授受を実効的に仲介することが可能になる。
(3)その他
また、本実施例において説明した各処理のうち、自動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を手動的におこなうこともでき、あるいは、手動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的におこなうこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。さらに、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
(付記1)コンピュータを、
送信者端末から受信した受信ファイルの受信順序に応じて前記受信ファイルにシーケンス番号を付加するシーケンス番号付加手段と、
前記シーケンス番号付加手段によって付加された受信ファイルのシーケンス番号と、該受信ファイルに対する前記送信ファイル作成処理の終了可否状態とを対応付けて記憶する終了可否状態記憶手段と、
前記終了可否状態記憶手段によって記憶された受信ファイルに対する前記送信ファイル作成処理の終了可否状態をもとに、当該送信ファイルの作成元となる受信ファイルのシーケンス番号よりも小さい番号が付加された受信ファイルに対する前記送信ファイル作成処理の終了可否を照査して、前記送信ファイルの送信可否を判定する送信可否判定手段と、
前記送信可否判定手段によって送信可能であると判定された送信ファイルを前記シーケンス番号付加手段によって付加されたシーケンス番号の順に送信する送信処理手段と、
として機能させるファイル仲介プログラム。
(付記2)前記コンピュータを更に、
各送信ファイルごとに、当該送信ファイルの送信可否状態を対応付けて記憶する送信可否状態記憶手段として機能させるとともに、
前記送信可否判定手段は、前記送信可否状態記憶手段によって送信不可状態と記憶された送信ファイルの作成元となる受信ファイルのシーケンス番号よりも小さい番号が付加された受信ファイルに対する前記送信ファイル作成処理が終了している場合に、当該送信ファイルの送信可否状態を送信可能状態に更新し、
前記送信可否状態記憶手段によって送信可能状態と記憶された送信ファイルを前記シーケンス番号付加手段によって付加されたシーケンス番号の順に送信する様機能させることを特徴とする付記1に記載のファイル仲介プログラム。
(付記3)前記送信可否判定手段は、前記送信ファイル作成処理によって前記受信ファイルが複数の送信ファイルに分割された場合に、該分割された各送信ファイルの作成元となる受信ファイルのシーケンス番号よりも小さい番号が付加された受信ファイルに対する前記送信ファイル作成処理の終了可否を照査して、分割後の送信ファイルの送信可否を判定する様機能させることを特徴とする付記1または2に記載のファイル仲介プログラム。
(付記4)前記送信可否判定手段は、前記送信ファイル作成処理によって前記受信ファイルが複数の宛先の送信ファイルにそれぞれ分割された場合に、該複数の宛先ごとに分割された各送信ファイルの作成元となる受信ファイルのシーケンス番号よりも小さい番号が付加された受信ファイルに対する前記送信ファイル作成処理の終了可否を照査して、複数の宛先ごとに分割された送信ファイルの送信可否を判定する様機能させることを特徴とする付記1、2または3に記載のファイル仲介プログラム。
(付記5)前記終了可否記憶手段は、前記送信ファイル作成処理によって前記受信ファイルが複数の宛先の送信ファイルにそれぞれ分割された場合に、該受信ファイルから分割された各送信ファイルの宛先情報をさらに記憶し、
前記送信可否判定手段は、前記終了可否状態記憶手段によって記憶された受信ファイルに対する前記送信ファイル作成処理の終了可否状態、並びに該受信ファイルから分割された各送信ファイルの宛先情報をもとに、当該送信ファイルの作成元となる受信ファイルのシーケンス番号よりも小さい番号が付加された受信ファイルに対する前記送信ファイル作成処理が終了しているか否か、並びに該送信ファイル作成処理が終了していない受信ファイルの中に送信元および送信先が同一である受信ファイルが存在するか否かを照査して、前記送信ファイルの送信可否を判定する様機能させることを特徴とする付記1〜4のいずれか一つに記載のファイル仲介プログラム。
(付記6)前記終了可否記憶手段は、前記送信ファイル作成処理によって前記受信ファイルが複数の宛先の送信ファイルにそれぞれ分割された場合に、該受信ファイルから分割された各送信ファイルの宛先ごとに当該受信ファイルに対する前記送信ファイル作成処理の終了可否状態を記憶する様機能させることを特徴とする付記5に記載のファイル仲介プログラム。
(付記7)前記送信可否判定手段は、当該送信ファイルの作成元となる受信ファイルのシーケンス番号よりも小さい番号が付加された受信ファイルであり、かつ同一の送信者端末から受信した受信ファイルに対する前記送信ファイル作成処理の終了可否を照査する様機能させることを特徴とする付記1〜6のいずれか一つに記載のファイル仲介プログラム。
(付記8)前記送信可否判定手段は、当該送信ファイルの作成元となる受信ファイルのシーケンス番号よりも小さい番号が付加された受信ファイルであり、かつ同一の送信者端末から受信した受信ファイルであり、かつ同一のファイル種別である受信ファイルに対する前記送信ファイル作成処理の終了可否を照査する様機能させることを特徴とする付記1〜7のいずれか一つに記載のファイル仲介プログラム。
(付記9)送信者端末から受信した受信ファイルに送信ファイル作成処理を並列しておこなって受信者端末に送信する送信ファイルを作成し、該作成された送信ファイルを受信者端末に送信することによってファイルの送受信を仲介するファイル仲介装置であって、
前記送信者端末から受信した受信ファイルの受信順序に応じて前記受信ファイルにシーケンス番号を付加するシーケンス番号付加手段と、
前記シーケンス番号付加手段によって付加された受信ファイルのシーケンス番号と、該受信ファイルに対する前記送信ファイル作成処理の終了可否状態とを対応付けて記憶する終了可否状態記憶手段と、
前記終了可否状態記憶手段によって記憶された受信ファイルに対する前記送信ファイル作成処理の終了可否状態をもとに、当該送信ファイルの作成元となる受信ファイルのシーケンス番号よりも小さい番号が付加された受信ファイルに対する前記送信ファイル作成処理の終了可否を照査して、前記送信ファイルの送信可否を判定する送信可否判定手段と、
前記送信可否判定手段によって送信可能であると判定された送信ファイルを前記シーケンス番号付加手段によって付加されたシーケンス番号の順に送信する送信処理手段と、
を備えたことを特徴とするファイル仲介装置。
(付記10)前記送信者端末から受信した受信ファイルに対して前記送信ファイル作成処理を分散しておこなう複数の送信ファイル作成装置をさらに備えたことを特徴とする付記9に記載のファイル仲介装置。
(付記11)前記シーケンス番号付加手段は、前記送信者端末から受信した受信ファイルにシーケンス番号としてタイムスタンプを付加することを特徴とする付記8または9に記載のファイル仲介装置。
(付記12)コンピュータが、送信者端末から受信した受信ファイルに送信ファイル作成処理を並列しておこなって受信者端末に送信する送信ファイルを作成し、該作成された送信ファイルを受信者端末に送信することによってファイルの送受信を仲介する処理を行うファイル仲介方法であって、
前記コンピュータが、
前記送信者端末から受信した受信ファイルの受信順序に応じて前記受信ファイルにシーケンス番号を付加するシーケンス番号付加ステップと、
前記シーケンス番号付加ステップによって付加された受信ファイルのシーケンス番号と、該受信ファイルに対する前記送信ファイル作成処理の終了可否状態とを対応付けて記憶手段に記憶する終了可否状態記憶ステップと、
前記終了可否状態記憶ステップによって記憶された受信ファイルに対する前記送信ファイル作成処理の終了可否状態をもとに、当該送信ファイルの作成元となる受信ファイルのシーケンス番号よりも小さい番号が付加された受信ファイルに対する前記送信ファイル作成処理の終了可否を照査して、前記送信ファイルの送信可否を判定する送信可否判定ステップと、
前記送信可否判定ステップによって送信可能であると判定された送信ファイルを前記シーケンス番号付加ステップによって付加されたシーケンス番号の順に送信する送信処理ステップと、
を備えたことを特徴とするファイル仲介方法。
本実施例1に係るファイル仲介システムの構成を示すブロック図である。 受信サーバの処理手順を示すフローチャートである。 受信サーバおよび送信ファイル作成サーバの処理内容を示す概念図である。 送信ファイル作成サーバの処理手順を示すフローチャートである。 送信可否判定部の処理手順を示すフローチャートである。 送信可否判定部の処理内容を示す概念図である。 送信可否判定部および送信処理部の処理内容を示す概念図である。 送信処理部の処理手順を示すフローチャートである。 送信先情報を更新するタイミングを説明するための説明図である。 送信先情報を分割処理時に更新した場合における送信可否判定部の判定条件を説明するための説明図である。 処理状態管理テーブルに記憶される情報の変形例を説明するための説明図である。 分割したメッセージごとに変換処理の処理状態を管理した場合における送信可否判定部の判定条件を説明するための説明図である。 受信ファイルに複数のメッセージが含まれる場合におけるファイル仲介システムの処理動作を説明するための説明図である。
符号の説明
1 ファイル仲介システム
2 インターネット
10 受信サーバ
10a シーケンス番号付加部
20 格納サーバ
21 受信ファイルDB
22 処理状態管理テーブル
23 送信ファイルDB
24 送信状態管理テーブル
30 送信ファイル作成サーバ
31 分割処理部
32 変換処理部
40 送信サーバ
40a 送信可否判定部
40b 送信処理部
50 送信者端末
60 受信者端末

Claims (4)

  1. 複数の送信者端末および複数の受信者端末と通信回線を介して接続可能であり前記送信者端末から受信した受信ファイルに基づいて前記受信者端末に送信する送信ファイルを作成してファイルの送受信を仲介する処理をコンピュータに行わせるファイル仲介プログラムであって、
    コンピュータ
    前記送信者端末から受信した受信ファイルの受信順序に応じて前記受信ファイルにシーケンス番号を付加するシーケンス番号付加ステップと、
    前記受信ファイルを前記送信ファイルへ変換する変換処理ステップと、
    前記シーケンス番号付加ステップによって付加された受信ファイルのシーケンス番号と、該受信ファイルの送信者端末の情報である送信元と、前記送信ファイルの受信者端末の情報である送信先と、前記受信ファイルの前記送信ファイルへの変換処理の処理状態とを対応付けて記憶領域に格納する処理状態管理ステップと、
    前記記憶領域を参照し、第一の送信ファイルの作成元となる第一の受信ファイルよりも小さなシーケンス番号を有する第二の受信ファイルが該第一の受信ファイルと同一の送信元であって、該第二の受信ファイルを作成元とする第二の送信ファイルが前記第一の送信ファイルと同一の送信先を有していない場合は、該第一の送信ファイルを送信可能であると判断し、前記第二の送信ファイルが前記第一の送信ファイルと同一の送信先を有している場合は、更に前記変換の処理状態を参照して、前記変換処理ステップによる前記第二の送信ファイルの変換処理が終了していれば、前記第一の送信ファイルを送信可能であるとし、該変換処理が終了していなければ該第一の送信ファイルを送信不可と判断する送信可否判定ステップと、
    前記送信可否判定ステップによって送信可能であると判定された送信ファイルを送信する送信処理ステップ
    を実行させることを特徴とするファイル仲介プログラム。
  2. 前記ファイル仲介プログラムは前記コンピュータを更に、
    前記受信ファイルを複数に分割する分割処理ステップを実行させ、
    前記処理状態管理ステップは、分割元である前記受信ファイルの送信元と、該受信ファイルのシーケンス番号と、前記分割された受信ファイルに基づいたそれぞれの送信ファイルの送信先と、該送信ファイルへのそれぞれの変換の処理状態とを対応付けて前記記憶領域に格納することを特徴とする請求項1に記載のファイル仲介プログラム。
  3. 複数の送信者端末および複数の受信者端末と通信回線を介して接続可能であり前記送信者端末から受信した受信ファイルに基づいて前記受信者端末に送信する送信ファイルを作成しファイルの送受信を仲介するファイル仲介装置であって、
    前記送信者端末から受信した受信ファイルの受信順序に応じて前記受信ファイルにシーケンス番号を付加するシーケンス番号付加手段と、
    前記受信ファイルを前記送信ファイルへ変換する変換処理手段と、
    前記シーケンス番号付加手段によって付加された受信ファイルのシーケンス番号と、該受信ファイルの送信者端末の情報である送信元と、前記送信ファイルの受信者端末の情報である送信先と、前記受信ファイルの前記送信ファイルへの変換処理の処理状態とを対応付けて記憶する処理状態管理手段と、
    前記処理状態管理手段に記憶された情報を参照し、第一の送信ファイルの作成元となる第一の受信ファイルよりも小さなシーケンス番号を有する第二の受信ファイルが該第一の受信ファイルと同一の送信元であって、該第二の受信ファイルを作成元とする第二の送信ファイルが前記第一の送信ファイルと同一の送信先を有していない場合は、該第一の送信ファイルを送信可能であると判断し、前記第二の送信ファイルが前記第一の送信ファイルと同一の送信先を有している場合は、更に前記変換の処理状態を参照して、前記変換処理手段による前記第二の送信ファイルの変換処理が終了していれば、前記第一の送信ファイルを送信可能であるとし、該変換処理が終了していなければ該第一の送信ファイルを送信不可と判断する送信可否判定手段と、
    前記送信可否判定手段によって送信可能であると判定された送信ファイルを送信する送信処理手段と
    を有することを特徴とするファイル仲介装置。
  4. 複数の送信者端末および複数の受信者端末と通信回線を介して接続可能であり前記送信者端末から受信した受信ファイルに基づいて前記受信者端末に送信する送信ファイルを作成しファイルの送受信を仲介するファイル仲介方法であって、
    前記送信者端末から受信した受信ファイルの受信順序に応じて前記受信ファイルにシーケンス番号を付加するシーケンス番号付加ステップと、
    前記受信ファイルを前記送信ファイルへ変換する変換処理ステップと、
    前記シーケンス番号付加ステップによって付加された受信ファイルのシーケンス番号と、該受信ファイルの送信者端末の情報である送信元と、前記送信ファイルの受信者端末の情報である送信先と、前記受信ファイルの前記送信ファイルへの変換処理の処理状態とを対応付けて記憶領域に格納する処理状態管理ステップと、
    前記記憶領域を参照し、第一の送信ファイルの作成元となる第一の受信ファイルよりも小さなシーケンス番号を有する第二の受信ファイルが該第一の受信ファイルと同一の送信元であって、該第二の受信ファイルを作成元とする第二の送信ファイルが前記第一の送信ファイルと同一の送信先を有していない場合は、該第一の送信ファイルを送信可能であると判断し、前記第二の送信ファイルが前記第一の送信ファイルと同一の送信先を有している場合は、更に前記変換の処理状態を参照して、前記変換処理ステップによる前記第二の送信ファイルの変換処理が終了していれば、前記第一の送信ファイルを送信可能であるとし、該変換処理が終了していなければ該第一の送信ファイルを送信不可と判断する送信可否判定ステップと、
    前記送信可否判定手段によって送信可能であると判定された送信ファイルを送信する送信処理ステップ
    有することを特徴とするファイル仲介方法
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