JP4248785B2 - ガスタービン固定子の径を調節するための装置 - Google Patents
ガスタービン固定子の径を調節するための装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4248785B2 JP4248785B2 JP2001551951A JP2001551951A JP4248785B2 JP 4248785 B2 JP4248785 B2 JP 4248785B2 JP 2001551951 A JP2001551951 A JP 2001551951A JP 2001551951 A JP2001551951 A JP 2001551951A JP 4248785 B2 JP4248785 B2 JP 4248785B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- casing
- hook
- spacer
- gas
- wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01D—NON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
- F01D11/00—Preventing or minimising internal leakage of working-fluid, e.g. between stages
- F01D11/08—Preventing or minimising internal leakage of working-fluid, e.g. between stages for sealing space between rotor blade tips and stator
- F01D11/14—Adjusting or regulating tip-clearance, i.e. distance between rotor-blade tips and stator casing
- F01D11/20—Actively adjusting tip-clearance
- F01D11/24—Actively adjusting tip-clearance by selectively cooling-heating stator or rotor components
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01D—NON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
- F01D25/00—Component parts, details, or accessories, not provided for in, or of interest apart from, other groups
- F01D25/24—Casings; Casing parts, e.g. diaphragms, casing fastenings
- F01D25/246—Fastening of diaphragms or stator-rings
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F05—INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
- F05D—INDEXING SCHEME FOR ASPECTS RELATING TO NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, GAS-TURBINES OR JET-PROPULSION PLANTS
- F05D2240/00—Components
- F05D2240/10—Stators
- F05D2240/11—Shroud seal segments
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
- Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
- Control Of Turbines (AREA)
Description
本発明の分野は、ガスタービン固定子の径(diameter)を調節するための装置である。
【0002】
現在、ガスタービンには、固定子と動翼の可動端との間に存在する遊びを可能な最小の値に低減するために、固定子内径の調節装置を含むものがある。この径調節を行うために使用される一般的な装置は、圧縮機で発生するより新鮮なガスの一部を取り込み、それを固定子を通して送り込み、動翼の前に延びる固定子駆動リング上に吹き付けることにある。このことにより、固定子換気と呼ばれる、固定子の径を換気ガスの温度および流れに従って修正することを実施することが可能となる。一般には、ガスのブリーディング(抽気)は二系統である。1つの源は、必要なときにケーシングを膨張させることを可能にする固定流を有する高温源(ホットソース)として知られ、別の源は、ケーシングを収縮させることを可能にする可変かつ制御された流れを有する低温源(コールドソース)として知られる。
【0003】
高温源換気ガスの経路は、固定子内の換気すべきリングと、それを囲むケーシングとの間の容積(ボリューム)を使用する。リングをケーシングにリンクするスペーサは、具体的には経路の容積をチャンバに分割するある横壁を含み、したがってそれを通じて、換気ガスが流れることが可能となるように、ある連通を生み出すことが必要である。そのような連通手段の数多くの例が従来技術で提案されてきたが、良好な換気を保証することは簡単なことではないことを認めなければならない。連続するリング間だけではなく、各リングの表面上にも十分にガスが分布しなければならず、さもなければ、リング周囲の周りの換気強度および熱膨張の違いが、リングの起伏を生じ、したがって動翼端にガス逃し領域を残すことになるからである。その上、スペーサを通じて配置する開口は、リングを弱め、強い機械的応力を受ける機械の部分に関しては危険な結果をもたらす。応力は、これらの開口の周囲に集中するからである。
【0004】
したがって本発明の目的は、このガスタービン固定子装置の内部は分割されるが、調節の対象となる固定子のリング上に換気ガスを吹き付けることを可能とする開口を備え、開口は、穿孔する構造要素を過度に弱めることなく、リング周囲の非常に一定な換気を生じるように設計され、ガスタービン固定子装置を提案することである。
【0005】
本発明の最も一般的な形態は、ガスタービン固定子の径を調節するための装置に関し、その固定子は、ケーシングと、流れるガスの管路と接し、回転子の可動翼のそれぞれのレベルの前方に位置するいくつかのリングとを備え、リングは、ケーシングによって取り囲まれ、円形のスペーサによってケーシングに固定され、各リングは、ケーシングからリングのうちの1つに延び、2つのチャンバを分離する横壁を含み、壁は、スペーサのフック内に湾曲し、ケーシングの主部分と、スペーサの前記フックに関連するケーシングのフック内に湾曲するそれぞれの付属物との間を係合する外部縁を含み、チャンバ間に存在する、圧力下のガスのいくつかの連通経路を備え、連通経路のうちの少なくとも1つが、スペーサの1つのフックと、関連するケーシングの1つのフックとからなるフックの接合部を通して提供される空洞によって実施される。
【0006】
スペーサのフックおよびケーシングのフックは、これらの構造の付属物または端部であるので、中程度の応力を受け、したがってそれらを貫通する開口の形成により、許容される応力のレベルが生成される。好ましくは、本明細書で提案するチャンバ間の連通手段は、スペーサの各フックを通って作られた縦方向ノッチと、ケーシングのそれぞれのフックの下に位置し、スペーサのフックの外側に位置する円形空間と、縦方向ノッチと前述のチャンバ中の開口との間のスペーサのフック中に形成される径方向ノッチとを含む。
【0007】
この装置の2つの主要な設計を提案する。すなわち、径方向ノッチが、ケーシングのフックを超えて延びるのに十分なだけ深くえぐられるか、または径方向ノッチが、後に穿孔が続く収束部分を含むかのいずれかである。この後者の付属物は、(径方向ノッチまたは穿孔の取り込み部分による)換気の流れのキャリブレーションと、(穿孔の固定部分を通過した後の)流れの下流側のチャンバ中のガスの静粛化(calming)とを、容易にするのに役立つ。
【0008】
本発明のある具体的な実施形態を示すための添付の図を用いて、本発明の他の特徴を説明する。
【0009】
図1は、図2のいくつかの囲み要素を含む、ガスタービンの固定子1の部分断面を示す。固定子1は、外側にケーシング2と、ガス流の管路(vein)7内に、回転子6の可動翼5の反対レベルに来る囲みリング3とを含み、リング3は、管路7に沿って固定翼9を支持する他のリング8と互い違いになる。ガスタービンは、いくつかの連続するリング3および8を含むが、各種類の1つだけを図1および2の部分断面上に示し、ここでは本発明をリング3のみに適用する。
【0010】
スペーサ10は、リング3をケーシング1に連結する。一般に、以下に詳細に説明する一対のフックのアセンブリからなる接合部は、スペーサ10を固定子1に前方および後方で連結しており、それらの参照番号は、それぞれ11、12、13、および14である。ガスタービンの動作中、リング3と可動翼5との間の遊びを低減することが必要である。ガスタービンの圧縮機の上流側で発生するより新鮮なガスを、可動翼5の反対の面上にリング3の外部に吹き付けるように取出口が付けられている(タップされている)。スペーサ10は、接合部11と13との間の前方の横壁15と、接合部12と14との間の後方の横壁16と、この2つの横壁を接続する中間横壁17とを含み、接合部13と12との間に斜めに、目立つように配置されるので、ケーシング2を通過するが、リング3および8を迂回する換気ガスは、まず壁15の前方の第一チャンバ18を通過し、次いで壁15と中間壁17との間の中間チャンバ19を通過し、最後に中間壁17とリング3との間の下流側チャンバ20を通過する。この下流側チャンバ20をさらに後方壁16によって区切り、穿孔を備えるふた、またはより一般的には、いくつかのこれらのふたからなる1つのボックス21によって分割する。これは換気の均等化に寄与するものとして従来技術ですでに説明されている(例えば米国特許第5273396号)。後方壁16は、換気のチャンバ18、19、および20の外側の壁である。換気の流れがそこで止まり、別の雰囲気がそこから始まるからである。
【0011】
圧縮機からのガスをチャンバ18、19、次いで20を通って流れることを可能にする連通は、本発明に従って、主に接合部11および12を通ってケーシング2に配置されるいくつかの開口を含む。以下の説明を、図3を参照して読まれたい。
【0012】
接合部11は、下流側(または後方)に湾曲しスペーサのフック26を形成する前方壁15の縁部と、上流側に(または前方に向かって)湾曲しケーシングの1つのフック27を与えるケーシング2に関連する1つの付属物とからなる。同様に、後方壁16および中間壁17は、後方の共通面上で終端し、別のスペーサのフック28を形成し、ケーシング2に関連する付属物も前方に曲がり、別のケーシングのフック29を与える。スペーサのフック26および28は、外側のケーシング2と内側のケーシングのフック27および29との間にそれぞれ挿入される。
【0013】
前方に位置するスペーサのフック26は、連続的または完全な構造ではなく、その周囲に一定に分布し、それをまっすぐにその外面に貫通して作られ、したがってチャンバ上流側18から、スペーサのフック26の端部とケーシングのフック27の底部との間の範囲の環状空間31まで延びる、縦方向かつ平行なノッチ30を有する。スペーサのフック26も、平行な径方向ノッチ2でノッチし、より短い距離の縦方向ノッチ30でスペーサのフック26の周囲に渡って分布し、これらの径方向ノッチ32は、ケーシング27のフック15の端部を超えて延びるのに十分な深さを有する。スペーサのフック26および28の端部とケーシング27および29のフックの底部との間に配置された空間31および34は、スペーサ26および28のフックの外面上のケーシングのフック27および29の側にさねはぎ(rabbet)50(図3に示す)を提供し、かつ縦方向ノッチ30および33を延ばすことによって、その経路区間が増加すれば、改善されることになる。さねはぎ50は、いくつかの利点を有する。すなわち、スペーサとケーシングとの間の接触表面を低減し、したがって伝導によるケーシング過熱を低減すること、製造のばらつきが、さねはぎ50についての方がケーシングのフックの溝の底部についてよりも低いので、周囲で循環する空気の流れ区間をより良好に制御すること、したがって空気流の周速度および対流交換係数をより良好に制御すること、ケーシング1上の対流熱伝導表面がより大きくなり、したがって熱の流れおよびその均一性に渡ってより良好に制御することである。
【0014】
熱交換は、空間31および34内で生じる。空間31および34は、ガスによって湿ったケーシング1の表面、空気流の周方向の速度、縦方向ノッチ30および33の数、したがって周方向経路の長さによって規制される。
【0015】
したがって、チャンバ18と19との間の連通が確立され、換気ガスは、縦方向ノッチ30を通って、次いでガスがそこで分散する空間31を通り、最後に径方向ノッチ32を通って流れる。
【0016】
構造を弱め、応力を集中させるノッチ30および32を、接合部11のフック上、すなわち高い応力集中を生じる可能性の低い縁部の部分上にのみ確立する。空間31を通る流れの分散の移動は、機械の周囲上のガスの流れ、したがって換気効果を規制することに寄与する。流れを受ける方向の変更により、換気の効果性の点で有益な、負荷の欠損となる。最後に、ガスは、リング3に向かう中心方向に排出される。
【0017】
ノッチはスペーサのフック26を通してのみ作られるが、径方向ノッチをケーシングのフック27に形成した場合、同様の適切な結果を得る可能性が高いことは、この時点で明らかであろう。
【0018】
同様に、チャンバ19と20との間のある連通を確立することもできる。フック26のノッチ30に類似の縦方向ノッチ33を、まず後方に位置するスペーサのフック28内に作り、スペーサのフック28の端部と、ケーシングのフック29の底部との間の空間に類似の空間34を提供する。換気ガスは、この空間34中で縦方向ノッチ33の間に形成する径方向ノッチ35に向かって排出する。しかし、換気ガスは、下流側チャンバ20に直接には連通せず、各径方向ノッチ35に対して可変な数の穿孔36と連通する。穿孔36は、壁16および17の接合部でのスペーサ10の材料を貫通することによって、チャンバ20に向かって延びる。この装置により、以前のアセンブリ11と同じ特徴および利点が提供され、穿孔36は、換気ガスを必要に応じてリング3の方向に向ける強い中心方向構成要素と斜めの方向に向く。ノッチ33は、依然としてそれを空間34に向かって引き延ばすさねはぎ50中に開く。ガスは、リング3の表皮を貫通して管路7中に提供する構造の逃げおよび放出チャネル51とを通ってその周囲を排出する前であっても、ボックス21を通ってより大きい一定性を有してリング3を換気する。後方壁16の後ろで、後方壁16に向かって位置するケーシングのフック29の端部によって形成されるストップにより、31および34中に空間が確立されることが保証されることになり、すぐ上流側に位置するリング8は、外部前方接合位置13で前方壁15に対して押すことによって、この押しを強化する。フック29の溝中に配置し、後方壁16によって圧縮する接合部37により、接合部12の下流側シーリングが保証される。このジョイントの区間は、一列に配置される3つのローブからなり、このためこのジョイントはオメガジョイントと呼ばれる。隣接するジョイント37とフック29との間のシーリングを後方壁16に対するケーシングのフックの平面押し52によって二重にし、中断のないシーリングの1つのラインを形成する。径方向ノッチ35、穿孔36、42、および43を、このシーリングのラインを中断しないように設計し、空間34をジョイント37のチャンバと連通するように形成する。図8および9の配置により、同様の結果を得ることが可能となる。すなわち、図8では、径方向ノッチ53(35ではなく)が、後方壁16の部分54上の座ぐり中に延び、穿孔36へのアクセスを提供し、平面押し52を除去することなく、平面押し52の幅を減少させる。図9では、ノッチ55(35または53ではなく)が、スペーサのフック28の前方内の、スペーサのフック29の前方にのみ延び、したがってガス経路を空洞34中に延長する。他の取り付けも可能である。後方壁16のくぼみ部分54により、穿孔中への空気取り入れが容易になる。
【0019】
ボックス21は、多数の穿孔を有する単純な衝撃シートでよい。ボックス21は、リングまたはスペーサのいずれかに固定することができる。図1の技術の受け入れられる実施に従って、ボックス21をリング3の縁部38および39に取り付ける。換気ガスの有利な方向により、図4に示すように、壁15および16上に位置するスペーサ10の縁部40および41によってボックス21を支持することによって、ボックス21をチャンバ20中へのガス取り入れにより近づけることが可能となる。
【0020】
図に示す穿孔36は一定の区間を有した。多段穿孔42などの下流側チャンバ20に向かって増加する区間を有するか、または図5のように径が突然変動し、その中にノズル穿孔43を有するか、または図6のように半径が漸進的に変動する散(末広)穿孔によって、穿孔36を置換することができる。これらの穿孔42および43は、穿孔36と同様に位置することになるが、取り入れのサイズおよび放出径により、(より小さい取り入れ径のために)換気ガス取り入れのキャリブレーションと、(より大きい放出径のために)チャンバ20取り入れで生成される静寂性効果と同時に動作することが可能となることになり、ボックス21の供給が向上することになる。
【0021】
本発明は、チャンバ18とチャンバ20との間にスペーサ10の材料を貫通して提供し、横壁15と17との接合部に配置する図7の穿孔44などの、チャンバ間のより一般的な連通手段と組み合わせることもできる。次いで本発明により、穿孔44の必要な数を減じながら、穿孔44によって生じる機械的弱化効果を緩和することが可能となる。
【0022】
図2より、低温源を形成する別のガス換気回路網の分散チャンバ46がその前方または間に配置される外部リブ45を、固定子は備えることができることがわかる。これらの分散チャンバ46は、ガスの換気のために使用する供給パイプ47に接続される。分散チャンバ46は、ガスをそこに到達させるために、リブ45の前方に吹き付け穴を有する。実際にはしばしば、第1の流れ部分のさらに上流側に位置する圧縮機の部分から第2の換気ガス流をタップすることになり、その結果、この第2の流れのガスがより新鮮になることになる。次いでリング3の径の調節は、優れた精度を提供する両方の換気流の調節を組み合わせからなることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に装備されたスペーサおよびその対合部を示す図である。
【図2】 換気スペーサの同じ実施形態と共に、任意選択の第2の空気換気システムの存在を示す図である。
【図3】 スペーサのフックを示す図である。
【図4】 換気を補助または促進する穿孔を形成する手段を示す図である。
【図5】 換気を補助または促進する穿孔を形成する他の手段を示す図である。
【図6】 換気を補助または促進する穿孔を形成する更に他の手段を示す図である。
【図7】 換気を補助または促進する穿孔を形成する更に他の手段を示す図である。
【図8】 換気を補助または促進する穿孔を形成する更に他の手段を示す図である。
【図9】 換気を補助または促進する穿孔を形成する更に他の手段を示す図である。
Claims (12)
- ガスタービン固定子(1)の径を調節するための装置であって、固定子が、1つのケーシング(2)と、ガス流の管路(7)に接し、回転子(5)の可動翼のそれぞれの段に近接して位置するリング(3)とを備え、リング(3)が、ケーシング(2)によって取り囲まれ、スペーサ(10)の円形のグループによってケーシング上に固定され、それぞれが、ケーシングからリングのうちの1つに延び、2つのチャンバ(18、19;19、20)を分離する壁(15、17)を少なくとも含み、該壁はその外縁部に、ケーシング(2)の主部分と該主部分に結合されたケーシングの湾曲したフック(27、29)との間にそれぞれ係合されるスペーサの湾曲したフック(26、28)を含み、前記壁はまた、圧力下の、チャンバ間に存在する、迂回ガス流の連通通路を含み、該連通通路のうちの少なくとも1つが、スペーサの1つのフックとこれに関連するケーシングのフックとからなるフックの接合部を通して提供される空洞(30、32、33、35、36、42、43)によって実現される、ガスタービン固定子(1)の径を調節するための装置。
- 前述の連通が、スペーサのフックのうちの1つを通って作られた複数の縦方向ノッチ(30)と、ケーシングのフックに覆われてスペーサのフックの後方に位置する環状空間(31)と、縦方向ノッチ(30)の間に位置してスペーサのフックに形成され、前述のチャンバのうちの1つに開口する径方向ノッチ(32)からなる請求項1に記載の装置。
- 径方向ノッチ(32)が、ケーシングのフックを超えて延びるのに十分なだけ深くえぐられている請求項2に記載の装置。
- 径方向ノッチ(35)の後に、穿孔(36、42、43)が続く請求項2に記載の装置。
- 多数の穿孔(36、42、43)が、径方向ノッチ(35)に開口している請求項4に記載の装置。
- 穿孔(42、43)が、径方向ノッチ(35)から開始する発散区間を有する請求項4に記載の装置。
- チャンバ内に位置し、より一定の圧力下でガス流を分散させるようにむらなく穿孔された、固定子のリングを覆うふた(21)が、スペーサに固定される請求項1に記載の装置。
- 第2のガス流をケーシング(2)の外部リブ(45)上に吹き付ける装置(46、47、48)をさらに含み、ガス流が異なる温度である請求項1に記載の装置。
- フックの接合部を通るくぼみを迂回するように、壁のうちの1つ(15)を貫通する穿孔によって、下流側に位置するチャンバのうちの1つ(20)が直接供給を受けることをさらに含む請求項1に記載の装置。
- さねはぎ(50)が、縦方向ノッチ(30)を引き延ばして、スペーサのフックのうちの1つを通って作られている請求項2に記載の装置。
- ケーシングのフックのうちの1つ(29)が、チャンバのシール(37)に隣接し、スペーサの壁のうちの1つ(16)と共にシーリング(52)の連続的なラインを形成し、前述の壁(16)が、チャンバの外部壁である請求項1に記載の装置。
- 径方向ノッチ(53、55)が、壁のうちの1つ(16)の部分(54)に延びる請求項2に記載の装置。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR00/00371 | 2000-01-13 | ||
FR0000371A FR2803871B1 (fr) | 2000-01-13 | 2000-01-13 | Agencement de reglage de diametre d'un stator de turbine a gaz |
PCT/FR2001/000101 WO2001051771A2 (fr) | 2000-01-13 | 2001-01-12 | Agencement de reglage de diametre d'un stator de turbine a gaz |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003519742A JP2003519742A (ja) | 2003-06-24 |
JP4248785B2 true JP4248785B2 (ja) | 2009-04-02 |
Family
ID=8845853
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001551951A Expired - Fee Related JP4248785B2 (ja) | 2000-01-13 | 2001-01-12 | ガスタービン固定子の径を調節するための装置 |
Country Status (10)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6666645B1 (ja) |
EP (1) | EP1134360B1 (ja) |
JP (1) | JP4248785B2 (ja) |
CA (1) | CA2366363C (ja) |
DE (1) | DE60114910T2 (ja) |
ES (1) | ES2248248T3 (ja) |
FR (1) | FR2803871B1 (ja) |
RU (1) | RU2292466C2 (ja) |
UA (1) | UA70353C2 (ja) |
WO (1) | WO2001051771A2 (ja) |
Families Citing this family (49)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2816352B1 (fr) * | 2000-11-09 | 2003-01-31 | Snecma Moteurs | Ensemble de ventilation d'un anneau de stator |
US6893217B2 (en) * | 2002-12-20 | 2005-05-17 | General Electric Company | Methods and apparatus for assembling gas turbine nozzles |
US6892931B2 (en) * | 2002-12-27 | 2005-05-17 | General Electric Company | Methods for replacing portions of turbine shroud supports |
FR2857406B1 (fr) * | 2003-07-10 | 2005-09-30 | Snecma Moteurs | Refroidissement des anneaux de turbine |
DE102005013796A1 (de) * | 2005-03-24 | 2006-09-28 | Alstom Technology Ltd. | Wärmestausegment |
DE102005013797A1 (de) * | 2005-03-24 | 2006-09-28 | Alstom Technology Ltd. | Wärmestausegment |
US7600967B2 (en) * | 2005-07-30 | 2009-10-13 | United Technologies Corporation | Stator assembly, module and method for forming a rotary machine |
FR2899281B1 (fr) | 2006-03-30 | 2012-08-10 | Snecma | Dispositif de refroidissement d'un carter de turbine d'une turbomachine |
US20070249823A1 (en) * | 2006-04-20 | 2007-10-25 | Chemagis Ltd. | Process for preparing gemcitabine and associated intermediates |
US7785063B2 (en) * | 2006-12-15 | 2010-08-31 | Siemens Energy, Inc. | Tip clearance control |
US7665962B1 (en) | 2007-01-26 | 2010-02-23 | Florida Turbine Technologies, Inc. | Segmented ring for an industrial gas turbine |
US7597533B1 (en) | 2007-01-26 | 2009-10-06 | Florida Turbine Technologies, Inc. | BOAS with multi-metering diffusion cooling |
AU2009216831B2 (en) * | 2008-02-20 | 2014-11-20 | General Electric Technology Gmbh | Gas turbine |
US8123473B2 (en) * | 2008-10-31 | 2012-02-28 | General Electric Company | Shroud hanger with diffused cooling passage |
JP5254774B2 (ja) * | 2008-12-22 | 2013-08-07 | 三菱重工業株式会社 | 熱機関の流体シール構造 |
EP2415969A1 (en) * | 2010-08-05 | 2012-02-08 | Siemens Aktiengesellschaft | Component of a turbine with leaf seals and method for sealing against leakage between a vane and a carrier element |
RU2465466C1 (ru) * | 2011-05-05 | 2012-10-27 | Открытое акционерное общество "Авиадвигатель" | Высокотемпературная турбина газотурбинного двигателя |
US8826668B2 (en) * | 2011-08-02 | 2014-09-09 | Siemens Energy, Inc. | Two stage serial impingement cooling for isogrid structures |
US9080458B2 (en) | 2011-08-23 | 2015-07-14 | United Technologies Corporation | Blade outer air seal with multi impingement plate assembly |
JP5997834B2 (ja) * | 2012-04-27 | 2016-09-28 | ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ | ガスタービンエンジンのシュラウドアセンブリおよびシール |
EP2719867B1 (de) * | 2012-10-12 | 2015-01-21 | MTU Aero Engines GmbH | Gehäusestruktur mit verbesserter Abdichtung und Kühlung |
EP2728255A1 (en) * | 2012-10-31 | 2014-05-07 | Alstom Technology Ltd | Hot gas segment arrangement |
US9752451B2 (en) * | 2012-12-19 | 2017-09-05 | United Technologies Corporation | Active clearance control system with zone controls |
FR3002971B1 (fr) * | 2013-03-06 | 2015-04-17 | Snecma | Dispositif de ventilation d'un carter de stator d'une turbomachine, comprenant un ajustement sur des circonferences |
FR3002972B1 (fr) * | 2013-03-06 | 2015-04-17 | Snecma | Dispositif de ventilation d'un carter de stator d'une turbomachine comprenant un ajustement en direction axiale |
DE102013212501A1 (de) * | 2013-06-27 | 2014-12-31 | MTU Aero Engines AG | Leitschaufelsegment mit stirnseitiger Ausnehmung |
US9464538B2 (en) * | 2013-07-08 | 2016-10-11 | General Electric Company | Shroud block segment for a gas turbine |
FR3009579B1 (fr) * | 2013-08-07 | 2015-09-25 | Snecma | Carter de turbine en deux materiaux |
EP3044427B8 (en) * | 2013-09-12 | 2021-04-07 | Raytheon Technologies Corporation | Gas turbine engine and corresponding method for regulating blade tip clearance |
EP3092373B1 (en) * | 2013-12-17 | 2020-09-02 | United Technologies Corporation | System comprising a meter plate and a blade outer air seal |
EP3183431B1 (en) | 2014-08-22 | 2018-10-10 | Siemens Aktiengesellschaft | Shroud cooling system for shrouds adjacent to airfoils within gas turbine engines |
US10100659B2 (en) * | 2014-12-16 | 2018-10-16 | Rolls-Royce North American Technologies Inc. | Hanger system for a turbine engine component |
US20170248030A1 (en) * | 2016-02-26 | 2017-08-31 | General Electric Company | Encapsulated Cooling for Turbine Shrouds |
FR3049003B1 (fr) * | 2016-03-21 | 2018-04-06 | Safran Aircraft Engines | Ensemble d'anneau de turbine sans jeu de montage a froid |
US10815814B2 (en) * | 2017-05-08 | 2020-10-27 | Raytheon Technologies Corporation | Re-use and modulated cooling from tip clearance control system for gas turbine engine |
GB201708744D0 (en) * | 2017-06-01 | 2017-07-19 | Rolls Royce Plc | Clearance control arrangement |
US10900378B2 (en) | 2017-06-16 | 2021-01-26 | Honeywell International Inc. | Turbine tip shroud assembly with plural shroud segments having internal cooling passages |
US10677084B2 (en) | 2017-06-16 | 2020-06-09 | Honeywell International Inc. | Turbine tip shroud assembly with plural shroud segments having inter-segment seal arrangement |
US20190218928A1 (en) * | 2018-01-17 | 2019-07-18 | United Technologies Corporation | Blade outer air seal for gas turbine engine |
FR3082872B1 (fr) * | 2018-06-25 | 2021-06-04 | Safran Aircraft Engines | Dispositif de refroidissement d'un carter de turbomachine |
US10634010B2 (en) | 2018-09-05 | 2020-04-28 | United Technologies Corporation | CMC BOAS axial retaining clip |
US10830050B2 (en) | 2019-01-31 | 2020-11-10 | General Electric Company | Unitary body turbine shrouds including structural breakdown and collapsible features |
US11761343B2 (en) * | 2019-03-13 | 2023-09-19 | Rtx Corporation | BOAS carrier with dovetail attachments |
US10995626B2 (en) * | 2019-03-15 | 2021-05-04 | Raytheon Technologies Corporation | BOAS and methods of making a BOAS having fatigue resistant cooling inlets |
FR3109406B1 (fr) * | 2020-04-17 | 2022-10-07 | Safran Aircraft Engines | Dispositif de refroidissement d’un carter de turbine |
FR3127981A1 (fr) * | 2021-10-08 | 2023-04-14 | Safran Aircraft Engines | Virole annulaire de turbine |
US11788425B2 (en) * | 2021-11-05 | 2023-10-17 | General Electric Company | Gas turbine engine with clearance control system |
EP4332351A1 (en) * | 2022-09-05 | 2024-03-06 | General Electric Company Polska Sp. Z o.o | Turbine rotor outer casing assembly |
US20240110487A1 (en) * | 2022-09-30 | 2024-04-04 | Rtx Corporation | Blade outer air seal with retainer ring |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3391904A (en) * | 1966-11-02 | 1968-07-09 | United Aircraft Corp | Optimum response tip seal |
US4177004A (en) * | 1977-10-31 | 1979-12-04 | General Electric Company | Combined turbine shroud and vane support structure |
US4573866A (en) * | 1983-05-02 | 1986-03-04 | United Technologies Corporation | Sealed shroud for rotating body |
DE69309437T2 (de) * | 1992-11-24 | 1997-11-06 | United Technologies Corp | Kühlbarer dichtungsring für eine turbine |
-
2000
- 2000-01-13 FR FR0000371A patent/FR2803871B1/fr not_active Expired - Fee Related
-
2001
- 2001-01-11 EP EP01400059A patent/EP1134360B1/fr not_active Expired - Lifetime
- 2001-01-11 ES ES01400059T patent/ES2248248T3/es not_active Expired - Lifetime
- 2001-01-11 DE DE60114910T patent/DE60114910T2/de not_active Expired - Lifetime
- 2001-01-12 RU RU2001127713/06A patent/RU2292466C2/ru active
- 2001-01-12 WO PCT/FR2001/000101 patent/WO2001051771A2/fr active Application Filing
- 2001-01-12 US US09/926,122 patent/US6666645B1/en not_active Expired - Lifetime
- 2001-01-12 CA CA002366363A patent/CA2366363C/fr not_active Expired - Lifetime
- 2001-01-12 JP JP2001551951A patent/JP4248785B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2001-12-01 UA UA2001096296A patent/UA70353C2/uk unknown
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2001051771A3 (fr) | 2002-01-17 |
JP2003519742A (ja) | 2003-06-24 |
CA2366363C (fr) | 2008-12-09 |
RU2292466C2 (ru) | 2007-01-27 |
UA70353C2 (uk) | 2004-10-15 |
EP1134360A2 (fr) | 2001-09-19 |
FR2803871B1 (fr) | 2002-06-07 |
FR2803871A1 (fr) | 2001-07-20 |
CA2366363A1 (fr) | 2001-07-19 |
DE60114910T2 (de) | 2006-08-10 |
US6666645B1 (en) | 2003-12-23 |
EP1134360B1 (fr) | 2005-11-16 |
EP1134360A3 (fr) | 2002-07-31 |
DE60114910D1 (de) | 2005-12-22 |
WO2001051771A2 (fr) | 2001-07-19 |
ES2248248T3 (es) | 2006-03-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4248785B2 (ja) | ガスタービン固定子の径を調節するための装置 | |
JP4513002B2 (ja) | ノズルセグメントのプラットホーム端縁用の冷却システム | |
US5964575A (en) | Apparatus for ventilating a turbine stator ring | |
US6457935B1 (en) | System for ventilating a pair of juxtaposed vane platforms | |
JP4185476B2 (ja) | ガスタービン内のクリアランスを制御するための装置 | |
EP0924385B1 (en) | Turbine blades | |
EP1116861B1 (en) | A cooling circuit for a gas turbine bucket | |
JP5468831B2 (ja) | 燃焼器トランジションピース後端冷却並びに関連方法 | |
JP4729350B2 (ja) | 調整流式タービンノズル | |
KR100254756B1 (ko) | 냉각식 로터 블레이드를 구비한 가스터빈 | |
JP4341808B2 (ja) | 蒸気タービンの入口部及びそれを改造する方法 | |
RU2001127713A (ru) | Устройство для регулировки диаметра статора газовой турбины | |
US6776573B2 (en) | Bladed rotor disc side-plate and corresponding arrangement | |
US4563125A (en) | Ceramic blades for turbomachines | |
JP4554760B2 (ja) | ガスタービンノズル用の部分的乱流発生後縁冷却通路 | |
JPH073162B2 (ja) | エアホイル装置 | |
JP2007514888A (ja) | 冷却タービンベーンプラットフォーム | |
JP2013508610A (ja) | 冷却流路を形成するテーパ状冷却構造体を組み込んだ翼 | |
KR20010105148A (ko) | 충돌 냉각 영역과 대류 냉각 영역을 갖는 노즐 공동삽입체를 포함하는 터빈 베인 세그먼트 | |
US5545002A (en) | Stator vane mounting platform | |
KR100701546B1 (ko) | 진동 감쇠 장치를 구비한 냉각식 로터 블레이드 | |
GB2427657A (en) | Cooling arrangement in a device/machine such as a gas turbine engine | |
JPH1172005A (ja) | 中空のガスタービン羽根の前方縁部領域のための冷却機構 | |
JP2005061412A (ja) | 冷却式ガスタービンエンジン羽根 | |
WO2015158468A1 (en) | Controlling cooling flow in a cooled turbine vane or blade using an impingement tube |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050510 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071113 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080212 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080603 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080901 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20081216 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090114 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120123 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130123 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |