JP4247544B2 - 光ファイバケーブル配線盤 - Google Patents

光ファイバケーブル配線盤 Download PDF

Info

Publication number
JP4247544B2
JP4247544B2 JP2005090364A JP2005090364A JP4247544B2 JP 4247544 B2 JP4247544 B2 JP 4247544B2 JP 2005090364 A JP2005090364 A JP 2005090364A JP 2005090364 A JP2005090364 A JP 2005090364A JP 4247544 B2 JP4247544 B2 JP 4247544B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical fiber
fiber cable
group
cable core
surplus length
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005090364A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006276085A (ja
Inventor
斉 石田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chugoku Electric Power Co Inc
Original Assignee
Chugoku Electric Power Co Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Chugoku Electric Power Co Inc filed Critical Chugoku Electric Power Co Inc
Priority to JP2005090364A priority Critical patent/JP4247544B2/ja
Publication of JP2006276085A publication Critical patent/JP2006276085A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4247544B2 publication Critical patent/JP4247544B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
  • Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)

Description

本発明は、収容架体に融着接続用トレイを上下に多段に積層した融着ユニットが設けられ、それぞれの融着接続用トレイに光ファイバケーブル心線を一方の側部から導入して融着接続可能に収容するようにしている光ファイバケーブル配線盤に関する。
光ファイバケーブル相互間や光ファイバケーブルと伝送装置間を接続可能に成端する装置として光ファイバケーブル配線盤が一般的に使用されているが、このような光ファイバケーブル配線盤においては、収容架体に引き出し式の融着接続用トレイを上下に多段に積層した融着ユニットが設けられている。
このような光ファイバケーブル配線盤の一例が、図2に示されており、この例における光ファイバー配線盤1は、架下導入型のものであり、収容架体2内の下側において融着接続用トレイ3を上下に多段に積層した融着ユニット4が配設され、その上方にコネクタトレイ5を上下に多段に積層したコネクタユニット6が配設されている。そして、下方より導入された線路側の光ファイバケーブル心線7が各融着接続用トレイ3に引き込まれ、この引き込まれた光ファイバケーブル心線7をジャンパーコード8を介して他の光ファイバケーブル心線7と接続したり、コネクタ付きコード9を介してコネクタユニット6へ導くようにしている。
各融着接続用トレイ3に引き込まれる光ファイバケーブル心線7は、慣例的に図3にも示されるように、融着接続用トレイ3の一方の側部から引き込まれ、また、ジャンパーコード8やコネクタ付きコード9は、融着接続用トレイ3の他方の側部から引き込まれている。また、融着接続用トレイ3の内部においては、該トレイを引き出すための引き出し余長を確保するために、光ファイバケーブル心線7の余長部7aを収容する第1の余長収容部10とジャンパーコード8やコネクタ付きコード9の余長部8a, 9aを収容する第2の余長収容部11とが設けられ、これらの余長収容部10,11を経て光ファイバーケーブル心線7とジャンパーコード8又はコネクタ付きコード9とを突き合わせ、突き合わせ部分を融着接合して融着ホルダ12に固定するようにしている(非特許文献1参照)。
このように従来においては、一方の側部(右側部)からアクセス系の光ファイバケーブル心線7を入線し、他方の側部(左側部)からジャンパーコード8やコネクタ付きコード9を入線し、異なる融着接続用トレイ3に入線された光ファイバケーブル心線を、ジャン
パーコード8を介して互いに接続したり、コネクタ付きコード9と接続するようにしていた。
「光ファイバケーブル配線盤取り扱い説明書」,MUS-H-024 ,株式会社 昭電,2001年5月,p1−9
しかしながら、上述した構成においては、アクセス系の光ファイバケーブル心線7を一方の側部(架体正面から見て左側の側部)から入線するようにしていたので、新たな光ファイバケーブル心線を追加接続しようとすると、追加するたびに新たな融着接続用トレイ3が必要となり、また、融着接続用トレイ3の増加に伴いジャンパーコード8やコネクタ付きコード9を追加する必要があった。
このため、多量の光ファイバケーブル心線15を追加しようとすると、収容架体2に新たな融着接続用トレイ3を実装するスペースがなくなり、収容架体3を追加するか大型の光配線盤に変更せざるを得なくなり、また、光ファイバケーブル心線に融着接続する多量の光コード(ジャンパーコード8やコネクタ付きコード9)が必要となるので、コストや作業工数が増大すると共に接続箇所の増加により伝送特性が悪化する等の不都合があった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、融着接続用トレイや収容架体を追加することなく光ファイバケーブル心線の収容容量を増加し、また、ジャンパーコードやコネクタ付きコードの本数を減らして作業工数やコストの低減を図ると共に、接続箇所を減らして伝送特性の悪化を抑えるようにした(損失の低減を図るようにした)光ファイバケーブル配線盤を提供することを主たる課題としている。また、光ファイバケーブル心線の最少曲半径を確保しつつ、融着接続用トレイを引き出すための引き出し余長をトレイ内に確保することをも課題としている。
上記課題を達成するために、この発明に係る光ファイバケーブル配線盤は、収容架体に前後方向に出し入れ可能な引き出し式の融着接続用トレイが上下に多段に積層された融着ユニットを有し、それぞれの前記融着接続用トレイに光ファイバケーブル心線を導入し、融着接続可能に収容される構成において、少なくとも一部の前記融着接続用トレイに、第1の群をなす光ファイバケーブル心線と第2の群をなす光ファイバケーブル心線とを当該融着接続用トレイの出し入れ方向に沿って設けられた一方の側部から導入し、前記融着接続用トレイ内に、前記第1の群をなす光ファイバケーブル心線の余長部を収容する第1の余長収容部と、前記第2の群をなす光ファイバケーブル心線の余長部を収容する第2の余長収容部とを前記出し入れ方向の奥側で側部間に並設し、前記一方の側部から導入された前記第1及び第2の群をなす光ファイバケーブル心線を前記第1の余長収容部と前記第2の余長収容部との間へ導き、そこからそれぞれの対応する余長収容部を経て外側から引き回して前記第1及び第2の余長収容部よりも前記出し入れ方向の手前側の部分で突き合わせ、この突き合わせた部分を融着接続することを特徴としている。
したがって、第2の群をなす光ファイバケーブル心線を追加する場合には、従来の構成によれは、第1の群をなす光ファイバケーブル心線と第2の群をなす光ファイバケーブル心線とを別々の融着接続用トレイに対して一方の側部から入線し、これら融着接続用トレイに入線された光ファイバケーブル心線に他方の側部から入線されたジャンパーコードやコネクタ付きコードを接続するようにしていたが、本発明に構成によれは、少なくとも一部の融着接続用トレイにおいて、第1の群をなす光ファイバケーブル心線と第2の群をなす光ファイバケーブル心線とが同一の融着接続用トレイに出し入れ方向に沿って設けられた一方の側部から入線され、入線された第1の群をなす光ファイバケーブル心線と第2の群をなす光ファイバケーブル心線とが融着接続用トレイ内で直接融着接続されるので、中継コードとして必要であったジャンパーコードやコネクタ付きコードが不要となり、また、これらコードを収容するために必要であった融着接続用トレイ内のスペースを第2の群をなす光ファイバケーブル心線の収容空間に利用することが可能となる。このため、溶着ユニットや収容架体を増設することなく、入線できる光ファイバケーブル心線の本数を増やすことが可能となり、また、ジャンパーコードやコネクタ付きコードの本数を減らすことが可能となる。
また、前記融着接続用トレイ内に、第1の群をなす光ファイバケーブル心線の余長部を収容する第1の余長収容部と、第2の群をなす光ファイバケーブル心線の余長部を収容する第2の余長収容部とを前記出し入れ方向の奥側で側部間に並設し、前記一方の側部から導入された第1及び第2の群をなす光ファイバケーブル心線を第1の余長収容部と第2の余長収容部との間へ導き、そこからそれぞれの対応する余長収容部を経て外側から引き回して前記第1及び第2の余長収容部よりも前記出し入れ方向の手前側の部分で突き合わせ、この突き合わせた部分を融着接続するようにしているので、第1及び第2の群をなす光ファイバケーブル心線の最少曲半径を確保しつつ、融着接続用トレイを引き出すための引き出し余長をトレイ内に確保することが可能となる。
また、上述の構成において、前記第1の群をなす光ファイバケーブル心線は、前記融着接続用トレイに設けられた第1の導入口を介して導入され、前記第2の群をなす光ファイバケーブル心線は、前記融着接続用トレイに設けられた前記第1の導入口とは別の第2の導入口を介して導入されるようにしてもよい。
このような構成とすることで、第1の群をなす光ファイバケーブル心線と第2の群をなす光ファイバケーブル心線とを互いに干渉させることなく一方の側部から入線することが可能となる。
以上述へたように、請求項1に係る光ファイバケーブル配線盤によれば、収容架体に設けられた融着ユニットの前後方向に出し入れ可能な少なくとも一部の融着接続用トレイに、第1の群をなす光ファイバケーブル心線と第2の群をなす光ファイバケーブル心線とを出し入れ方向に沿って設けられた一方の側部から導入し、導入された第1の群をなす光ファイバケーブル心線と第2の群をなす光ファイバケーブル心線とをトレイ内で直接融着接続するようにしたので、溶着ユニットや収容架体を増やすことなく入線できる光ファイバケーブル心線の数を増やすことが可能となり、収容容量を倍近くまで増加することが可能となる。
また、融着接続用トレイ内において第1の群をなす光ファイバケーブル心線と第2の群をなす光ファイバケーブル心線とを直接融着接続するので、ジャンパーコードやコネクタ付きコードの数を減らすことが可能となる。このため、接続工数を削減することが可能となる、また、コストの低減を図ることが可能になる。さらに、ジャンパーコードやコネクタ付きコードの数を減らすことで、接続箇所を減らして伝送特性の悪化を抑える(損失の低減を図る)ことが可能となる。
さらに、第1の群をなす光ファイバケーブル心線の余長部を収容する第1の余長収容部と、第2の群をなす光ファイバケーブル心線の余長部を収容する第2の余長収容部とを出し入れ方向の奥側で側部間に並設し、前記一方の側部から導入された前記第1及び第2の群をなす光ファイバケーブル心線を前記第1の余長収容部と前記第2の余長収容部との間へ導き、そこからそれぞれの対応する余長収容部を経て外側から引き回して前記第1及び第2の余長収容部よりも前記出し入れ方向の手前側の部分で突き合わせ、この突き合わせた部分を融着接続するようにしているので、融着接続用トレイ内の収容容量を増加する場合においても、第1及び第2の群をなす光ファイバケーブル心線の最少曲半径を確保しつつ、融着接続用トレイを引き出すための引き出し余長をトレイ内に確保することが可能となる。
請求項2に係る光ファイバケーブル配線盤によれは、融着接続用トレイ内の収容容量を増加する場合においても、第1の群をなす光ファイバケーブル心線と第2の群をなす光ファイバケーブル心線とを互いに干渉させることなく一方の側部から入線することが可能となり、光ファイバケーブル心線の破損を防止することが可能となる。
以下、この発明の最良の実施形態を添付図面を参照しながら説明する。
図1において、架下導入型の光ファイバケーブル配線盤1の構成例が示され、この光ファイバケーブル配線盤1は、収容架体2の前面に図示しない開閉扉が設けられ、収容架体2の内部下方に融着ユニット4が設けられ、その上方にコネクタユニット6が設けられている。
融着ユニット4は、前後方向に個別に出し入れ可能な多数の融着接続用トレイ3を上下方向に積層して構成されている。それぞれの融着接続用トレイ3には、線路側の光ファイバケーブルから導出した第1の群をなす光ファイバケーブル心線7が引き入れられ、また、一部の融着接続用トレイ3にあっては、他の光ファイバケーブルから導出された第2の群をなす光ファイバケーブル心線15も引き入れられ、融着接続用トレイ3内において、第1の群をなす光ファイバケーブル心線をジャンパーコード8やコネクタ付きコード9と融着接続するか、第2の光ファイバケーブル心線と融着接続するようにしている。
このうち、図1(b)においては、融着接続用トレイ3内に第1の群をなす光ファイバケーブル心線7と第2の光ファイバケーブル心線15とを引き入れ、引き入れた光ファイバケーブル心線同士を直接融着接続する構成が示されている。即ち、融着接続用トレイの出し入れ方向に沿って設けられた一方の側部には、第1の群をなす光ファイバケーブル心線7を導入可能とする第1の導入口16と第2の群をなす光ファイバケーブル心線15を導入可能とする第2の導入口17とが設けられ、また、他方の側部には、必要に応じてジャンパーコード8やコネクタ付きコード9を導入するするための第3及び第4の導入口18,19が設けられている。融着接続用トレイ3内には、このトレイを引き出すための引き出し余長を確保するために、第1の群をなす光ファイバケーブル心線7の余長部7aを収容する第1の余長収容部10と、第2の光ファイバケーブル心線15の余長部15aを収容する第2の余長収容部11とが融着接続用トレイ3の出し入れ方向の奥側で側部間に並設され(左右に設けられ)、また、融着接続部を保持する融着ホルダ12がフロント側(融着接続用トレイ3の出し入れ方向の手前側)の中央部に設けられている。
そして、第1の群をなす光ファイバケーブル心線7を第1の導入口16から引き入れ、第2の群をなす光ファイバケーブル心線15を第2の導入口17から引き入れ、これら第1の光ファイバケーブル心線7と第2の光ファイバケーブル心線15とを第1の余長収容部10と第2の余長収容部11との間へ導き、その後、第1の群をなす光ファイバケーブル心線7の余長部7aを第1の余長収容部10に収容し、また、第2の群をなす光ファイバケーブル心線15の余長部15aを第2の余長収容部11に収容する。そして、第1の光ファイバケーブル心線7と第2の光ファイバケーブル心線15とを、それぞれの対応する余長収容部10,11の外側から融着ホルダ12に向かって引き回し、互いの光ファイバケーブル心線を突き合わて融着接続し、この融着接続した部分を融着ホルダ12の溝に固定するようにしている。
尚、第1の群をなす光ファイバケーブル心線7とジャンパーコード8又はコネクタ付きコード9とを融着接続するための融着接続用トレイ3の収容構造は、従前の収容構造と同様であり、図3(b)に示されるように、第1の群をなす光ファイバケーブル心線7を融着接続用トレイ3の一方の側部に形成された導入口16又は17から引き入れ、また、ジャンパーコード8やコネクタ付きコード9を融着接続用トレイ3の他方の側部に形成された導入口18.19から引き入れ、光ファイバケーブル心線7の余長部7aを第1の余長収容部10に収容し、ジャンパーコード8やコネクタ付きコード9の余長部8a,9aを第2の余長収容部11に収容し、これら余長収容部を経て光ファイバーケーブル7とジャンパーコード8又はコネクタ付きコード9とを突き合わせ、この突き合わせた部分を融着接合して融着ホルダ12に固定するようにしている
また、コネクタユニット6も、従前の構成と同様の構成を有し、前後方向に個別に出し入れ自在の多数のコネクタトレイ5を上下方向に積層して構成されているもので、各コネクタトレイ5は、前記融着接続用トレイ3で光ファイバケーブル心線と融着接続された局外側のコネクタ付きコードを一方の側部から入線し、他方の側部から局内側のコネクタ付きコード等を入線し、これらコネクタ付きコードのコネクタをアダプタを介して接続するようにしている。
以上の構成において、第2の群をなす光ファイバケーブル心線15を追加する場合について、従前の構成と比較しつつ説明すると、図3に示される従前の構成においては、多量の光ファイバケーブル心線(第2の群をなす光ファイバケーブル心線15)を追加する場合に、追加する光ファイバケーブル心線を入線するための新たな融着接続用トレイ3を確保する必要があり、また、第1の群をなす光ファイバケーブル心線7や第2の群をなす光ファイバケーブル心線15の結線のために多量の光コード(ジャンパーコードやコネクタ付きコード)が必要であり、空いている融着接続用トレイ3が十分にない場合には、収容架体2を追加するか大型の光配電盤に変更せざるを得ないものであった。また、多量の光コードが必要となるため、接続箇所が多くなり、作業工数やコストが増加したり、伝送特性が悪化する等の不都合もあった。
これに対して、図1に示される構成においては、一部の融着接続用トレイにおいて、第1の群をなす光ファイバケーブル心線7と第2の群をなす光ファイバケーブル心線15とをいずれも一方の側部から入線し、入線された第1の光ファイバケーブル心線7と第2の光ファイバケーブル心線15とを融着接続用トレイ内で直接融着接続したので、このトレイに対してはジャンパーコード8やコネクタ付きコード9が不要となり、また、ジャンパーコード8やコネクタ付きコード9を収容するために必要であったトレイ内のスペースを第2の群をなす光ファイバケーブル心線15の余長部15aを収容する収容空間に利用することが可能となる。このため、多量の光ファイバケーブル心線(第2の群をなす光ファイバケーブル心線15)を追加した場合においても、溶着ユニット3や収容架体2を増設せずに収容することが可能となり、入線できる光ファイバケーブル心線の収容容量を大幅に(倍近くまで)増やすことが可能となる。
一方の側部から導入された第1の群をなす光ファイバケーブル心線7と第2の群をなす光ファイバケーブル心線15とを第1の余長収容部10と第2の余長収容部11との間へ導き、そこからそれぞれの対応する余長収容部を経て該余長収容部の外側から融着ホルタ12に向かって引き回し、融着ホルタ12の付近で互いの光ファイバケーブル心線を突き合わせ、この突き合わせた部分を融着接続したので、それぞれの光ファイバケーブル心線7,15の最少曲半径を確保しつつ、融着接続用トレイ3を引き出すための引き出し余長をトレイ内に確保することが可能となる。
さらに、この例においては、第1の群をなす光ファイバケーブル心線7を第1の導入口16を介して引き入れ、第2の群をなす光ファイバケーブル心線15を第1の導入口とは別の第2の導入口17を介して引き入れるようにしたので、既存のトレイをそのまま利用することが可能となり、また、それぞれの群をなす光ファイバケーブル心線7,15が導入部分で物理的に接触することがなくなるので、光ファイバケーブル心線の破損を防止することが可能となる。
尚、上述の構成例においては、第1の光ファイバケーブル心線7を導入する第1の導入口16と第2の光ファイバケーブル心線15を導入する第2の導入口17とを別々に設けた例を示したが、開口幅を大きく形成した共通の導入口を用いて入線するようにしてもよい。
図1(a)は、本発明に係る光ファイバケーブル配線盤の配線状態を示す内観概略図であり、図1(b)は、図1(a)で用いる融着接続用トレイ内の配線の取り回し例を示す拡大概略図である。 図2は、光ファイバケーブル配線盤の全体構成を示す図であり、図2(a)は正面図、図2(b)は図2(a)のA−A矢視部の概略断面図である。 図3(a)は、光ファイバケーブル配線盤の従来の配線状態を示す内観概略図であり、図3(b)は、図3(a)で用いる融着接続用トレイ内の配線の取り回し例を示す拡大概略図である。
符号の説明
1 光ファイバケーブル配線盤
2 収容架体
3 融着接続用トレイ
4 融着ユニット
7 第1の群をなす光ファイバケーブル心線
7a,15a 余長部
10 第1の余長収容部
11 第2の余長収容部
15 第2の群をなす光ファイバケーブル心線
16 第1の導入口
17 第2の導入口

Claims (2)

  1. 収容架体に前後方向に出し入れ可能な引き出し式の融着接続用トレイが上下に多段に積層された融着ユニットを有し、それぞれの前記融着接続用トレイに光ファイバケーブル心線を導入し、融着接続可能に収容される光ファイバケーブル配線盤において、
    少なくとも一部の前記融着接続用トレイに、第1の群をなす光ファイバケーブル心線と第2の群をなす光ファイバケーブル心線とを当該融着接続用トレイの出し入れ方向に沿って設けられた一方の側部から導入し、
    前記融着接続用トレイ内に、前記第1の群をなす光ファイバケーブル心線の余長部を収容する第1の余長収容部と、前記第2の群をなす光ファイバケーブル心線の余長部を収容する第2の余長収容部とを前記出し入れ方向の奥側で側部間に並設し、
    前記一方の側部から導入された前記第1及び第2の群をなす光ファイバケーブル心線を前記第1の余長収容部と前記第2の余長収容部との間へ導き、そこからそれぞれの対応する余長収容部を経て外側から引き回して前記第1及び第2の余長収容部よりも前記出し入れ方向の手前側の部分で突き合わせ、この突き合わせた部分を融着接続することを特徴とする光ファイバケーブ配線盤。
  2. 前記第1の群をなす光ファイバケーブル心線は、前記融着接続用トレイに設けられた第1の導入口を介して導入され、前記第2の群をなす光ファイバケーブル心線は、前記融着接続用トレイに設けられた前記第1の導入口とは別の第2の導入口を介して導入されることを特徴とする請求項1記載の光ファイバケーブル配線盤。
JP2005090364A 2005-03-28 2005-03-28 光ファイバケーブル配線盤 Expired - Fee Related JP4247544B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005090364A JP4247544B2 (ja) 2005-03-28 2005-03-28 光ファイバケーブル配線盤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005090364A JP4247544B2 (ja) 2005-03-28 2005-03-28 光ファイバケーブル配線盤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006276085A JP2006276085A (ja) 2006-10-12
JP4247544B2 true JP4247544B2 (ja) 2009-04-02

Family

ID=37210965

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005090364A Expired - Fee Related JP4247544B2 (ja) 2005-03-28 2005-03-28 光ファイバケーブル配線盤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4247544B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5063376B2 (ja) * 2008-01-10 2012-10-31 中国電力株式会社 光ファイバケーブル配線盤
CN102411176A (zh) * 2011-10-21 2012-04-11 苏州新大诚科技发展股份有限公司 一种光缆分纤箱

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006276085A (ja) 2006-10-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3176906B2 (ja) 光配線盤
JP3448448B2 (ja) 光配線架
JP3307618B2 (ja) 光配線盤
JP2005338618A (ja) モジュール搭載型ラックパネル
JP4247544B2 (ja) 光ファイバケーブル配線盤
JP5015083B2 (ja) 光ケーブル接続用クロージャ
JP5063376B2 (ja) 光ファイバケーブル配線盤
JP3902016B2 (ja) 光配線盤及び光接続ユニット
JP6298547B1 (ja) 整線部材および光配線ユニット
JP2009008960A (ja) 光クロージャ
JP3910556B2 (ja) 光配線架
JP5415905B2 (ja) 二芯光コンセント
JP3065295U (ja) 光ファイバ接続収容トレイ及び光ファイバ接続収容ユニット
JP2020134742A (ja) 光成端箱
JP4840572B2 (ja) 光モジュール及び光接続箱
JP3347683B2 (ja) 光モジュールおよび光配線盤
JP4209376B2 (ja) 光モジュールおよび光配線盤
JP6340491B1 (ja) 整線部材および光配線ユニット
JP3176905B2 (ja) 光モジュール
JP3819373B2 (ja) 光用架体及び光配線方式
JP3432403B2 (ja) 光配線盤
JP2008203466A (ja) 光接続箱及び光配線システム
JP4215257B2 (ja) 光ファイバ余長収納部の構造
JP4753802B2 (ja) 光配線盤およびジャンパコード敷設方法
JP2005300856A (ja) 収納箱

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071017

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080827

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080902

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081028

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20081209

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081225

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120123

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4247544

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120123

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120123

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120123

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130123

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130123

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130123

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140123

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees