JP4246874B2 - 多機能付加型水噴射マニホールド及びその操作方法 - Google Patents

多機能付加型水噴射マニホールド及びその操作方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4246874B2
JP4246874B2 JP2000066481A JP2000066481A JP4246874B2 JP 4246874 B2 JP4246874 B2 JP 4246874B2 JP 2000066481 A JP2000066481 A JP 2000066481A JP 2000066481 A JP2000066481 A JP 2000066481A JP 4246874 B2 JP4246874 B2 JP 4246874B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
water injection
injection manifold
combustor
manifold
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000066481A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001254631A (ja
Inventor
昌則 藤岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2000066481A priority Critical patent/JP4246874B2/ja
Priority to TW089106216A priority patent/TW487774B/zh
Priority to DE60012684T priority patent/DE60012684T2/de
Priority to EP00111558A priority patent/EP1132593B1/en
Priority to US09/592,281 priority patent/US6349536B1/en
Priority to CNB001219340A priority patent/CN1233925C/zh
Publication of JP2001254631A publication Critical patent/JP2001254631A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4246874B2 publication Critical patent/JP4246874B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02CGAS-TURBINE PLANTS; AIR INTAKES FOR JET-PROPULSION PLANTS; CONTROLLING FUEL SUPPLY IN AIR-BREATHING JET-PROPULSION PLANTS
    • F02C3/00Gas-turbine plants characterised by the use of combustion products as the working fluid
    • F02C3/20Gas-turbine plants characterised by the use of combustion products as the working fluid using a special fuel, oxidant, or dilution fluid to generate the combustion products
    • F02C3/30Adding water, steam or other fluids for influencing combustion, e.g. to obtain cleaner exhaust gases
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02CGAS-TURBINE PLANTS; AIR INTAKES FOR JET-PROPULSION PLANTS; CONTROLLING FUEL SUPPLY IN AIR-BREATHING JET-PROPULSION PLANTS
    • F02C7/00Features, components parts, details or accessories, not provided for in, or of interest apart form groups F02C1/00 - F02C6/00; Air intakes for jet-propulsion plants
    • F02C7/12Cooling of plants
    • F02C7/14Cooling of plants of fluids in the plant, e.g. lubricant or fuel
    • F02C7/141Cooling of plants of fluids in the plant, e.g. lubricant or fuel of working fluid
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02CGAS-TURBINE PLANTS; AIR INTAKES FOR JET-PROPULSION PLANTS; CONTROLLING FUEL SUPPLY IN AIR-BREATHING JET-PROPULSION PLANTS
    • F02C7/00Features, components parts, details or accessories, not provided for in, or of interest apart form groups F02C1/00 - F02C6/00; Air intakes for jet-propulsion plants
    • F02C7/22Fuel supply systems
    • F02C7/232Fuel valves; Draining valves or systems
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
    • F05DINDEXING SCHEME FOR ASPECTS RELATING TO NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, GAS-TURBINES OR JET-PROPULSION PLANTS
    • F05D2270/00Control
    • F05D2270/01Purpose of the control system
    • F05D2270/08Purpose of the control system to produce clean exhaust gases
    • F05D2270/082Purpose of the control system to produce clean exhaust gases with as little NOx as possible

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、産業用ガスタービンの運転/停止過程において、ガスタービン燃焼ガスの低NOx化を実現するために、ガスタービンの燃焼温度を下げるべくガスタービン燃焼室へ供給するようにした水が、水の供給を止めても水頭圧によりガスタービン内に侵入するのを防止し、かつドレン弁にゴミがかみ込んだ際、高温車室内の高温高圧の空気が、水の供給が止められて内圧が低下した水噴射マニホールド内逆流しない機能を有する多機能付加型水噴射マニホールド及びその操作方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
産業用ガスタービンとして使用される、油焚き専焼の燃焼器又は油焚き−ガス焚き混焼の燃焼器において低NOx化を実現する為に、燃料に水を混入し又は燃焼ゾーンに水噴射を行い、火炎の温度を低減することが一般的に行なわれている。
このうち、油焚き専焼の火炎の温度を低減するものとしては、本出願人により特願平11−159756号「油焚きDLN燃焼器の水噴射制御装置」が提案されている。
【0003】
すなわち、ガスタービンに用いられる燃焼器が、油焚予混合燃焼器(Dry Low NOx Combustor)の水噴射制御装置において、燃料中に噴射する水量の制御を燃料流量に応じて正確に制御するために、パイロット系統、メインA,B系統が流量調整弁を介して設けられ、油燃料が供給される系統のうちのメインA,B系統には流量検出器、水噴射流量調整弁を備えた水噴射系統が設けられ、水噴射流量制御回路により弁が制御され、水噴射量を制御するようにしている。
このために、制御回路には燃料流量制御信号、水流量検出器の検出信号、車室圧力、水噴射供給圧力(計画値)が入力され、油燃料流量に比例した弁の開度が先行的に算出され、検出器からのフィードバック信号によりこの算出値を補正して、弁を制御するようにしているので油燃料流量に応じて迅速な水噴射量が制御され、燃焼により生じるNOx量を低減できるようにしている。
【0004】
また、従来の油焚き−ガス焚き混焼の拡散型ガスタービン燃焼器においても、NOx量を低減するために、ガスタービンの部分図であり軸心よりも上方を断面図で示し、下方を側面図で示すようにした図3に示すように、燃焼器1の近傍にガスタービン筒体を取り巻いて、直径が5〜6m円環状の水噴射マニホールド2が設けられ、周方向に10数個から20数個配置された各燃焼器1の運転時の火炎に水を噴射して、燃焼温度が低くなるようにしてNOxの発生量を少なくするようにしている。
【0005】
この水噴射マニホールド2は、ブロック図である図4に示すように、後述する水穴16が小径のためにノズル差圧約40〜50kg/cm2 gと燃焼器1の燃焼ガスを発生させる区画(以下車室という)の圧力13〜20kg/cm2 gの合計圧力である53〜70kg/cm2 gに達する高圧の水を供給する水供給管3に、圧縮空気管4、ドレン管5および枝管6がそれぞれ連結されており、上述したように水噴射マニホールド2から燃焼器1内の火炎に水を噴射し、燃焼器1における断熱火炎温度を低くして、燃焼ガスを低NOx化するとともに、停止時には内部の水を抜き出すようにしている。
このために、水供給管には、水噴射ポンプ7、流量調整弁8、および遮断弁9が介装されるとともに、スイープ空気供給弁10、逆止弁11を介装した圧縮空気管4と途中で連結され、水噴射マニホールド2に火炎冷却用の水を供給できるようにするとともに、水噴射穴目塞まり防止(スイープ)用の圧縮空気を供給できるようにしている。
【0006】
また、ドレン管5は途中にドレン弁12が介装されて、水噴射マニホールド2の下端部に連結されて、ガスタービンへの水噴射が不必要なときには、水噴射マニホールド2から水抜きを行えるようにしている。
さらに、水噴射マニホールド2と燃焼器1との間には、10数mmφの枝管6が設けられているだけで、この枝管6には、特に弁等の車室内と水噴射マニホールド2とを遮断するものは、特に設けるようにはしていない。
【0007】
また、圧縮空気管4には、スイープ空気供給弁10と逆止弁11が介装され、油焚き運転を停止した場合、後述する噴射ノズル17の構造から明らかなように、水穴16まで燃料油がたれ、高温環境下でカーボナイズして、水穴16を閉鎖するのを防止するために、油焚き運転停止後、スイープ空気供給弁10を開放することにより水穴16までたれた燃料油を車室内に吹き飛ばすようにしている。
【0008】
従来の水噴射装置は、上述のように構成されており、通常、ガスタービンが着火した後、無負荷(No Load)又はある低負荷から水噴射を開始し、負荷の増加に応じて投入水量を増加し、ガスタービンの断熱火炎温度を下げ、断熱火炎温度が高くなるにつれて増大する出口NOxをできるだけ均一となる様制御している。
一方、停止時においては、最大負荷(Full Load)から負荷を降下すると同時に投入水量を減じ、燃料“断”と同時にドレン弁12を開放することで車室残圧6〜10kg/cm2 gの圧力空気を利用して、瞬時に水噴射マニホールド内に溜った水を抜く方法を採用していた。
【0009】
すなわち、ガスタービンを油焚きのみでNo LoadからFull Loadまで運転する場合には、図5の横軸の右向きの矢印で示すように着火後のNoLoadのaの状態から液体燃料入熱量の増加、換言すれば、油焚き負荷の増加a→b→c→d→eにつれて投入水量を増加し、Full Load迄投入水量を増やし、また、Full Loadから負荷を降下させるときには、左向きの矢印で示すように、e→d→c→b→aと投入水量を減少させるようにしている。
【0010】
さらに、ガスタービンを油焚きとガス焚きの混焼運転するときには、
i)一定負荷、例えば、b−Loadまでガス焚き運転を行い、b−Loadに達した時点でガス焚きに加えて油焚きを行う混焼、すなわち、図3で示すg→h→iに沿って混焼によりLoadを増加させて、このLoadの増加につれて投入水量を増加させ、Full Load迄投入水量を増やし、またFull LoadからLoadを降下させるときには、i→h→gで示すように、燃料油入熱量をまず減少させてFull Loadからb−LoadまでLoadを減少させ、次いでガス燃料入熱量を減少させることにより、b−LoadからNo LoadまでLoadを減少させ、このLoadの減少と共に投入水量を減少させる方法、又はii)ガス着火後昇速し、No LoadからFull Loadまで混焼によりLoadをg→f→kと増加させて、このLoadの増加につれて投入水量を増加させ、またLoadを降下させるときには、k→f→gとLoadの減少につれて投入水量を減少させる方法等が採用されている。
【0011】
なお、図5においては、Full Loadにおけるk点はガス燃料入熱量を70%、液体燃料入熱量を30%の場合を示しているが、この入熱量の比は自在に変えることが出来るが、特に経済性等を考慮して、ガス燃料入熱量と液体燃料入熱量の比がFull Loadにおいて70/30〜30/70になるようにしている。
【0012】
また、燃焼器1内に水を噴射する噴射ノズル17は、図6に示すように構成されている。
すなわち、噴射ノズル1の軸心部には、1次スワラー、2次スワラーで旋回させられている空気と共に、燃料油を燃焼室内に噴射する油穴14が設けられ、油穴14の外周側には周方向に90°の角度を設けて水噴射を行う水穴16が設けられている。
さらに、油穴14の外周には12個のガス穴13が周方向に等ピッチに配置されて燃焼室内に開口するとともに、噴射ノズル17の最外周部には前面で燃焼する火炎に旋回力を付与するスワラー15が設けられている。
【0013】
以上、燃焼室内の火炎温度を低くして、低NOx化するための水噴射を行う水噴射マニホールド2、混焼ガスタービンにおいて従来から行われている水噴射の方法および水噴射を行う噴射ノズルについて説明したが、従来の水噴射マニホールド2においては、水噴射ポンプ7で加圧された水は、流量調整弁8で流量コントロールされ、遮断弁9を介し水噴射マニホールド2に入り、この水噴射マニホールドから各燃焼器1へ枝管6を介して、ガスタービンの負荷に対応した量の水を燃焼に噴射して、高温で燃焼している火炎温度を下げ、燃料ガス中のNOx量を低下させる。
【0014】
また、水噴射マニホールド2が5〜6mにもなることから、水噴射マニホールド2の上端と下端とは5〜6mの水頭が生じるが、ノズル差圧が40〜50kg/cm2 gであり運転中は充分に微粒化された水が供給される。
【0015】
さらに、ガスタービン停止時には、水噴射マニホールド2に溜った水を抜くためのドレン弁12が設置され、タービン停止と同時に遮断弁9を閉鎖し、ドレン12を開にして、水噴射マニホールド2に溜った水を解列と同時に車室残圧を利用して抜く様にしている。
【0016】
しかしながら、近年上述した油専焼及び混燃ガスタービンに使用されている従来型水噴射マニホールドでは、以下の技術的課題が顕著となって来ている。
すなわち、ドレン弁12から排出されるドレンは側溝等に排出されることが多く、このためにドレン排出時にドレン弁12にごみをかみ込むことがある。
このように、ドレン弁12にごみがかみ込んだ場合、ドレンラインから大気に逃げるわずかな通路が形成される。
【0017】
ガスタービン運転時のように、水噴射を実施し、水噴射マニホールド2の内圧が10〜12kg/cm2 Gにもなる車室内圧より大きい場合は、ドレンラインからわずかな水が漏れるに過ぎず問題はないが、ある負荷で運転しているときに、何らかの要因で水噴射“断”とした場合には、水噴射マニホールド2の内圧が急激に下がるために、10〜12kg/cm2 Gの車室内圧により高温・高圧の車室空気がドレン弁12を介し逆流し、特に高温ガスの作用により水噴射マニホールド2が噴破するに至ることがある。
【0018】
また、水噴射の投入/停止のタイミングがある一定の負荷(例えば1/4負荷)の場合、水噴射マニホールド2を使用するようにしたものであれば水噴射“断”の後、前述したように車室内温度・圧力が下がるNo Loadまで上記水抜き操作を待つ必要がある。しかしこの様な水噴射“断”と水抜きと同時に行なわれない場合は、このわずかな時間差の間に水噴射マニホールド2の水頭による圧力では、微粒化しない水がガスタービン下半部に流れ込む現象が確認されている。
そして発停操作を繰り返すことで、燃焼器1およびガスタービン1段静翼は、加熱、急冷が繰り返し行われ、この強烈な熱衝撃により、ガスタービンの高温部品が損傷を受けることがある。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、ガスタービンの断熱火炎温度を低くして、燃焼ガスの低NOx化を図るべく燃焼器に水を噴射するために設けられている、従来の水噴射マニホールドの不具合、すなわち、車室内の高温、高圧の空気が逆流して水噴射マニホールドを噴することがあり、水噴射の投入/停止のタイミング一定の負荷時に行われる場合、水噴射“断”後、車室内温度、圧力が下がるNo Loadまで水抜き操作を持つ必要がある不具合、又は水噴射“断”と水抜きとを同時に行わない場合、微粒化しない水がガスタービン下半部に流れ込み、燃焼器およびガスタービン1段静翼を加熱、急冷することにより、これらの高温部に強烈な熱衝撃を付加して損傷に至らせしめる不具合を解消するため、ドレン弁にごみ等がかみ込まれるようなことがあっても、車室内の高温、高圧空気が逆流することがなく、水噴射マニホールドの噴破を防止することができ、水噴射の投入/停止のタイミングが一定の負荷時に行われる場合でも、No Loadの状態まで車室内の温度、圧力が下がるのを待つことなく、水噴射“断”と同時に水抜き作業ができ、さらには、水噴射“断”と水抜きを同時に行わない場合でも、微粒化しない水がガスタービン下半部に流れ込むのを防止でき、燃焼器およびガスタービン1段静翼に強烈な熱衝撃が付加されるのを回避でき、これらの損傷を防止できるようにした多機能付加型水噴射マニホールドの提供を課題とする。
【0020】
【課題を解決する為の手段】
この為、本発明の多機能付加型水噴射マニホールドは次の手段とした。
【0021】
(1)燃焼器に噴射する水を充填する水噴射マニホールドの頂部に設置された空気連通管に空気連通弁を介装し、水噴射マニホールド内から水を排出するときには、空気連通弁を開放することにより水噴射マニホールド内上部を大気に連通させ、水噴射マニホールド内に空気を導入し、水噴射マニホールドから水を抜き出すことができるようにした空気連通装置を設けた。
【0022】
(2)水噴射マニホールドから噴射する水を燃焼器に供給するために、水噴射マニホールドと燃焼器との間に連結された枝管の途中に介装され、水噴射マニホールドと燃焼器との差圧が、所定圧以上では水噴射マニホールドから燃焼器に自由に水を供給できるが、水噴射マニホールドと燃焼器との間の差圧が所定圧、例えば、水噴射マニホールド内の水頭圧以下になったときには、水噴射マニホールドと燃焼器との連通を遮断して、水噴射マニホールドから燃焼器へ微粒化しない水の流れを止めることのできる加圧型逆止弁を設けた。
【0023】
(a)これにより、水噴射の投入/停止のタイミングがある一定負荷で行なわれる場合でも、火炎温度の低減を行なっている車室内の温度、圧力状態が無負荷の状態になるのを待つことなく、燃焼器への水の供給を止め水噴射マニホールド内からの水抜き操作が出来るようになる。
【0024】
すなわち、水噴射の投入/停止のタイミングがある一定負荷で行なわれ、投入/停止のタイミングである一定負荷時に水抜き操作を行なう場合でも、水噴射マニホールド内圧力を水噴射マニホールド内と大気とを連通させることにより低下させ、又はドレン弁にごみのかみこみがあって低下して、水噴射マニホールドの圧力よりも燃焼室の圧力が高くなっても、加圧型逆止弁に依って阻止され、燃焼室から水噴射マニホールドへの高温、高圧の状態の空気の逆流が生じるようなことがなく、高温、高圧の状態の空気の逆流による水噴射マニホールドの噴破を防止することができる。
【0025】
また、水噴射の投入/停止のタイミングがある一定負荷で行なわれる場合でも、車室内の温度、圧力が無負荷の状態になるまで待つことなく、水噴射マニホールドからの水抜き操作が直ちに行なえることから、スイープ操作が水噴射の停止後時間を要することなく行なえることから、油焚き運転停止後直ちにスイープ操作を行ない、燃料噴射口の近傍に開口する水穴に垂れた液体燃料が高温によりコーキングするのを防止でき、水穴が閉鎖されるのを防止することができる。
【0026】
さらに、水噴射マニホールドと燃焼器との間の差圧が水噴射マニホールド内上端まで充填された水の水頭圧以下になったときには、加圧型逆止弁に設けたスプリングの加圧力等により、水噴射マニホールドから燃焼器への連通が遮断されるので、水噴射マニホールドから上述の水頭圧では微粒化されない水が燃焼器に流入し、高温の状態の燃焼器下部、又は第1段静翼等に接触することがなく、これらの高温部品に生じる熱衝撃を低減することができ、高温部品の損傷を防止することができる。
【0027】
このように、本発明の多機能付加型水噴射ノズルによれば、いかなる混焼ガスタービン負荷においても、ガスタービンの高温部品にダメージあたえることなく、NOx低減のための水の投入/停止が可能となり、ガスタービンの水噴射運用範囲を著しく広げ、且つ、高温部品には損傷が全く発生しないため、補修費用低減による経済効果を大きくすることができる。
また、通常のガスタービンにおいて必要としているマニホールドの水抜き、水穴のスイープ操作が確実に、しかも負荷運転停止の場合でも時間を置かずに行なえることから、液体燃料による水穴のコーキング閉鎖が起こらず、安定した運転をすることができる。
【0028】
このように、本発明の多機能付加型水噴射マニホールドは、NOx低減のための水の投入/停止のタイミングを自在に選定できるため、油専焼及び混焼ガスタービンにおいてその効果は、経済性、信頼性、安定運転の面から見て絶大なものにできる。
【0029】
また、本発明の多機能付加型水噴射マニホールド操作方法は、次の手段を採用した。
【0030】
(3)油専焼及び混焼ガスタービン負荷運転時において、燃焼器に噴射する水を充填する水噴射マニホールドの頂部に設置された空気連通装置により水噴射マニホールド内を大気と連通させる工程、
(4)水噴射マニホールドの底部に設置されたドレン管からドレン弁を開放することにより水噴射マニホールド内の水を外部へ排出する工程、
(5)水噴射マニホールドと燃焼器とを連通する枝管に介装した加圧型逆止弁により、遮断弁の閉鎖により、燃焼器内の圧力が水噴射マニホールド内の圧力よりも充分高いときにおいても、燃焼器から水噴射マニホールドへの空気の逆流を防止するとともに、差圧が水噴射マニホールドの水頭程度の所定圧以下になったときには、水噴射マニホールドから燃焼器への水の通過を遮断する工程、
とからなり、油専焼及び混焼ガスタービンのいかなる負荷運転時においても、NOx低減のための水の投入/停止操作を行なっても、無負荷になるのを待たずに水噴射マニホールドから水抜きを行なえるようにした。
【0031】
このような工程からなる多機能付加型水噴射マニホールド操作方法を採用したことにより、上記(a)と同様な作用、効果が得られる。
【0032】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の多機能付加型水噴射マニホールドの実施の一形態を図面にもとづき説明する。
なお、図において図4に示す従来の水噴射マニホールドブロック図に示された部材と同一若しくは類似の部材には同一符号を符して説明は省略する。
図1は、本発明の多機能付加型水噴射マニホールドの実施の第1形態を示す図、図2は図に示す枝管6に介装するようにした加圧型逆止弁の詳細図を示す断面図である。
【0033】
図に示すように、本実施の形態の多機能付加型水噴射マニホールド50に採用される水噴射マニホールド51は、図3に示す燃焼器1におのおの接続される15mmφの枝管6と、ガスタービンの外周を囲繞して円周状に配置され、直径5〜6mのリング形状をした母管で構成されている。
このように、本実施の形態の多機能付加型水噴射マニホールド50を構成する水噴射マニホールド51の基本的な構成は、図3で説明した従来型の水噴射マニホールド2と同じであるが、本実施の形態の水噴射マニホールド51においては、水噴射マニホールド2のものに加えて、水噴射マニホールド51の上部に空気連通管52を設け、空気連通管52の途中に空気連通弁53を介装した点及び水噴射マニホールド51からおのおの燃焼器1へ接続される枝管6に加圧型逆止弁54を設置するようにした点が、従来の水噴射マニホールド2とは異なる。
【0034】
このうち、空気連通管52および空気連通弁53は、従来の水噴射マニホールド2が車室内の高圧空気を使用して内部の水抜きを行うようにしているのに対して、車室内の状況、換言すれば水噴射の投入/停止のタイミングがある一定負荷で行われる場合でも、水噴射“断”の後、車室内の温度、圧力がNo Loadまで待つことなく、水抜き操作を出来るようにするために設けたものである。
この加圧型逆止弁54は、その詳細を示す図2に示す断面図に示されるように水噴射をある負荷で停止した場合、燃焼器1側から停止時の負荷に対応する一定の車室内圧で高温の空気が水噴射マニホールド51内にかからないようにしているので、No Loadまで待つことなく水抜きをしても、停止を行う負荷によっては高温、高圧の車室内の空気が噴射マニホールド51に流入して、噴射マニホールド51が噴破するのを防止することができる。
【0035】
また、水噴射マニホールド51は前述したように直径5〜6mの大型リングである為、水噴射マニホールド51の上部と下部では、この車室内圧に加え、水頭分の圧力差が出来るがこの圧力差を補正する為に、加圧型逆止弁54を貫通して設けた通路を開閉するためのバルブ部55にスプリング56を設け、このスプリング56により、水頭分の圧力差に対応する5〜6m(0.5〜0.6kg/cm2 g)の加圧力でバルブ部55の弁体を押し付けて水頭分の圧力差を補償し、遮断弁9“断”と同時に水抜きを行わない場合に生じる水頭によって、微粒化しない水がガスタービンの下半部に流れ込む現象が生じないようにした。
これにより、微粒化しない水によって燃焼室1下部、第1段静翼が急冷されることがなく、強烈な熱衝撃が付加され損傷するのを回避することができる。
【0036】
また、水噴射を実施する噴射ノズル17は、図6において説明したように燃焼ノズル中心部から油穴14、その囲りをかこむ様に水穴16を配置し、そして最も外囲部にはガス穴13が配置されている。
従って、油焚きでの運転を停止した場合、水穴16まで燃料油がたれ、これが高温環境下において、この燃料油はカーボナイズし水穴16の目づまり起す可能性がある為、水噴射停止後、水抜きを実施し、前述したように、スイープ空気供給弁10を開放することにより、7kg/cm2 g程度のスイープ空気を供給し、水穴16周辺に垂れた燃料油を車室内に吹き飛ばし、目づまり防止を実施している。
【0037】
以上説明した様に、本実施の形態の多機能付加型水噴射マニホールド5によれば、水噴射マニホールド51と燃焼器1とを連結する枝管6の途中に加圧型逆止弁54を設置することで、加圧逆止弁54を介して車室内と水噴射マニホールド51とは完全に分離されている為、仮にドレン弁12にごみがかみ込み、大気に通じるわずかな通路が形成されて、水噴射マニホールド51の内圧が車室内圧力より低くなったとしても、高温・高圧の車室空気が水噴射マニホールド51内まで逆流することは無い。
【0038】
このことは、いかなる条件においても、ガスタービンを安全に運転、すなわち、運転/停止することが可能になり、信頼性の高い設備を供給することが出来ることになる。
さらに、この加圧型逆止弁54には、水噴射マニホールド51の水頭5〜6mに打ち勝つ程度の反力、すなわち0.5〜0.6kgのスプリング加圧力にされたスプリング56が装着され、このスプリング5が車室内側から水噴射マニホールド51側に向けて、加圧しており、いかなるガスタービン負荷において、遮断弁9を閉鎖して水噴射“断”とした場合でも、噴射マニホールド51の水頭により微粒化されない水が、燃焼器1および第1段静翼の下半部に流れ込まないようにすることができ、特に高負荷時において運転停止した場合における微粒化されない水による高温部品の急冷を防止することができ、ガスタービンの故障を少くし、耐久性の高いものにすることができる。
【0039】
このように、本実施の形態の多機能付加型水噴射マニホールド5によれば、いかなるガスタービン負荷においても、ガスタービンの高温部品にダメージを与えること無く、水の投入/停止が可能となり、ガスタービンの水噴射運用範囲を著しく広げ、かつ、高温部品に損傷が全く発生しない為、保修費用低減による経済効果を大きくすることができる。
【0040】
また、水噴射マニホールド51から水抜きをする場合、空気連通弁53を開放し、ドレン弁12を開けることで完全に実施することが可能である。
また、車室内に水噴射を行う水穴16は小口径であり、かつ油穴14付近に配置されている為、油焚きガスタービン停止後、水穴コーキング防止のスイープ操作を行う必要があるが、この場合でも、水を抜いた後直ちにスイープ用の圧力空気7〜5kg/cm2 gを流すことで、スプリング56の水頭5〜6mの圧力(0.5〜0.6kgf)に打ち勝ち、確実にスイープすることが可能である。
【0041】
このように、通常のガスタービンにおいて必要な操作としてマニホールドの水抜き、水噴射穴のスイープが確実に出来る為、ノズル穴コーキングが起こらず、安定した運転をすることが可能であり、本実施の形態の多機能付加型水噴射マニホールド50の効果は、経済性、信頼性、安定運転の面から見て絶大である。
【0042】
以上、本実施の形態の多機能付加型水噴射マニホールド50について説明したが、本実施の形態の多機能付加型水噴射マニホールド50のガスタービン起動時〜停止時にわたる操作方法を示すために、これら操作のために装着されている弁操作の態様を表1により示す。
【0043】
【表1】
【0044】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の多機能付加型水噴射マニホールドは、燃焼器に噴射する水を充填する水噴射マニホールドの頂部に設置され、水噴射マニホールド内から水を排出するとき、空気連通弁の開放により水噴射マニホールド内上部を大気に連通させ、内部に空気を導入する空気連通装置、水噴射マニホールドから燃焼器に水を供給する水噴射マニホールドと燃焼器との間に連結された枝管の途中に介装され、水噴射マニホールドと燃焼器との差圧が所定圧以上では、水噴射マニホールドから燃焼器に水を供給でき、差圧が所定圧以下になったとき、連通を遮断し、水噴射マニホールドから燃焼器への水を止める加圧型逆止弁からなるものとした。
【0045】
これにより、水噴射の投入/停止のタイミングがある一定負荷で行なわれる場合でも、火炎温度の低減を目的として、車室内の温度、圧力状態が無負荷の状態になるのを待たず、水の供給を止め水噴射マニホールド内からの水抜きが出来る。
また、水噴射の投入/停止のタイミングがある一定負荷で行なわれる場合でも、車室内の温度、圧力が無負荷の状態まで待たず、水抜き操作直ちに行ないスイープ操作を水噴射の停止後、時間を要することなくでき、特に油焚き運転停止後直ちにスイープ操作ができることから、燃料噴射口の近傍に開口する水穴に垂れた液体燃料のコーキングを防止でき、水穴の閉鎖を防止できる。
【0046】
さらに、差圧が水噴射マニホールド内上端まで充填された水の水頭圧以下では、加圧型逆止弁により水噴射マニホールドから燃焼器への連通が遮断され、水噴射マニホールドから微粒化されない水が燃焼器に流入し、高温部品に接触することがなく、これらの高温部品の熱衝撃を低減でき損傷を防止できる。
【0047】
このように、本発明の多機能付加型水噴射マニホールドによれば、いかなる油専焼及び混焼ガスタービンの負荷においても、ガスタービンの高温部品にダメージを与えることなく、NOx低減の水の投入/停止が可能となり、ガスタービンの水噴射運用範囲を著しく広げ、且つ、高温部品には損傷が全く発生せず、補修費用低減による経済効果を大きくできる。
【0048】
このように、本発明の多機能付加型水噴射マニホールドは、NOx低減のための水の投入/停止のタイミングを自在に選定でき、混焼ガスタービンを経済性、信頼性、安定運転の面から効果の絶大なものにできる。
【0049】
また、本発明の多機能付加型水噴射マニホールド操作方法は、混焼ガスタービン負荷運転時に、燃焼器に噴射する水を充填する水噴射マニホールドの頂部に設置した空気連通装置から水噴射マニホールド内に空気を導入する工程、水噴射マニホールドの底部に設置されたドレン管から水を外部へ排出する工程、枝管に介装した加圧型逆止弁を設置して、燃焼器から水噴射マニホールドへの空気の逆流を防止および差圧が所定圧以下のとき水噴射マニホールドから燃焼器への水の通過を遮断する工程とからなり、いかなる負荷運転時においてNOx低減の水の投入/停止操作を行なっても、無負荷になるのを待たず水噴射マニホールドから水抜きができるようにした。
【0050】
この工程からなる多機能付加型水噴射マニホールド操作方法採用により、上記(a)と同様な作用、効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の多機能付加型水噴射マニホールドの実施の第1形態を示すブロック図、
【図2】 図1に示す加圧型逆止弁の縦断面図、
【図3】 油専焼及び混焼ガスタービンに従来の水噴射マニホールドを設置したものを示す図で、中心より上部は断面図、下部は側面図、
【図4】 従来の水噴射マニホールドを示すブロック図、
【図5】 混焼ガスタービンの液体燃料入熱量、ガス燃料入熱量および負荷状態を示す図、
【図6】 燃焼器の噴射ノズルを示す図で、図6(a)は部分縦断面図、図6(b)は正面図である。
【符号の説明】
1 燃焼器
2 水噴射マニホールド
3 水供給管
4 圧縮空気管
5 ドレン管
6 枝管
7 水噴射ポンプ
8 流量調整弁
9 遮断弁
10 スイープ空気供給弁
11 逆止弁
12 ドレン弁
13 ガス穴
14 油穴
15 スワラー
16 水穴
17 噴射ノズル
50 多機能付加型水噴射マニホールド
51 水噴射マニホール
52 空気連通
53 空気連通
54 加圧型逆止弁
55 バルブ部
56 スプリング

Claims (2)

  1. 液体燃料専焼及び液体燃料とガス燃料とを混焼させて駆動力を発生させる混焼ガスタービンの燃焼温度を低減し、燃焼ガスの低NOx化のために燃焼器内に水噴射を行なうための多機能付加型水噴射マニホールドにおいて、燃焼器内に噴射する水を充填する水噴射マニホールドの頂部に設置された空気連通管および空気連通弁とからなり、水噴射マニホールド内と大気とを連通する空気連通装置と、前記水噴射マニホールドから前記燃焼器に水を供給する枝管に介装され、前記水噴射マニホールドと前記燃焼器との差圧が所定圧以上では、前記水噴射マニホールドから前記燃焼器に水を自由に通過させ、前記差圧が所定圧以下では前記水噴射マニホールドと前記燃焼器との連通を遮断する加圧型逆止弁とを設けたことを特徴とする多機能付加型水噴射マニホールド。
  2. 液体燃料専焼及び液体燃料とガス燃料とを混焼させて駆動力を発生させる混焼ガスタービンの燃焼温度を低減し、燃焼ガスの低NOx化のために燃焼器内に水噴射を行なうための多機能付加型水噴射マニホールド操作方法において、前記液体燃料専焼及び混焼ガスタービンの運転時において、燃焼器内に噴射する水を充填する水噴射マニホールドの頂部に設置された空気連通装置により前記水噴射マニホールド内を大気に連通する工程と、前記水噴射マニホールドの底部に設置されたドレン管から前記水噴射マニホールド内の水を排出する工程と、前記水噴射マニホールドと前記燃焼器とを連通する枝管に介装した加圧型逆止弁により、前記燃焼器から前記水噴射マニホールドへの空気の逆流を防止するとともに、差圧が所定圧以下では前記水噴射マニホールドから前記燃焼器への水の通過を遮断する工程とからなり、前記混焼ガスタービンの負荷運転を停止するときにおいても、無負荷になるのをたずに前記水噴射マニホールドから水抜きが行なえるようにしたことを特徴とする多機能付加型水噴射マニホールド操作方法。
JP2000066481A 2000-03-10 2000-03-10 多機能付加型水噴射マニホールド及びその操作方法 Expired - Fee Related JP4246874B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000066481A JP4246874B2 (ja) 2000-03-10 2000-03-10 多機能付加型水噴射マニホールド及びその操作方法
TW089106216A TW487774B (en) 2000-03-10 2000-04-05 Multifunctional water injection manifold and operation method thereof
DE60012684T DE60012684T2 (de) 2000-03-10 2000-05-30 Mehrzweckverteilerrohr zur Wassereinspritzung einer Gasturbine und dessen Arbeitsweise
EP00111558A EP1132593B1 (en) 2000-03-10 2000-05-30 Gas turbine including multifunctional water injection manifold and operation method thereof
US09/592,281 US6349536B1 (en) 2000-03-10 2000-06-12 Multifunctional water injection manifold device and operation method thereof
CNB001219340A CN1233925C (zh) 2000-03-10 2000-07-26 附加多功能型水喷射歧管及其操作方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000066481A JP4246874B2 (ja) 2000-03-10 2000-03-10 多機能付加型水噴射マニホールド及びその操作方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001254631A JP2001254631A (ja) 2001-09-21
JP4246874B2 true JP4246874B2 (ja) 2009-04-02

Family

ID=18585834

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000066481A Expired - Fee Related JP4246874B2 (ja) 2000-03-10 2000-03-10 多機能付加型水噴射マニホールド及びその操作方法

Country Status (6)

Country Link
US (1) US6349536B1 (ja)
EP (1) EP1132593B1 (ja)
JP (1) JP4246874B2 (ja)
CN (1) CN1233925C (ja)
DE (1) DE60012684T2 (ja)
TW (1) TW487774B (ja)

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002156115A (ja) * 2000-11-17 2002-05-31 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 燃焼器
FR2822191B1 (fr) * 2001-03-19 2003-09-19 Inst Francais Du Petrole Methode et dispositif pour neutraliser par injection controlee de gaz, la formation de bouchons de liquide au pied d'un riser se raccordant a une conduite d'acheminement de fluides polyphasiques
US7082765B2 (en) * 2004-09-01 2006-08-01 General Electric Company Methods and apparatus for reducing gas turbine engine emissions
DE102004052483A1 (de) 2004-10-28 2006-05-11 Man Turbo Ag Vorrichtung zum Einspritzen von Wasser oder Wasserdampf in das Arbeitsmittel einer Gasturbinenanlage
DE602006007870D1 (ja) * 2005-09-19 2009-08-27 Bp Exploration Operating
US8033115B2 (en) * 2006-01-05 2011-10-11 General Electric Company Water injection manifold pressure relief vent
DE102007054502A1 (de) * 2007-11-13 2009-05-14 Häußer, Achim Heizung mit Wassereintrag
US8381529B2 (en) * 2009-01-29 2013-02-26 General Electric Company System and method for water injection in a turbine engine
EP2441936A1 (fr) 2010-10-12 2012-04-18 GE Energy Products France SNC Turbine à gaz avec contrôle d'injection d'eau
CH705965A1 (de) * 2012-01-09 2013-07-15 Alstom Technology Ltd Verfahren zum Betrieb einer Gasturbine.
CN102937050B (zh) * 2012-10-16 2014-07-30 中国科学院工程热物理研究所 一种应用于车用燃气轮机燃油稳燃的高压空气路***
US9657899B2 (en) * 2013-08-26 2017-05-23 General Electric Company Replacement oil cartridge tip and method
JP6086860B2 (ja) * 2013-11-29 2017-03-01 三菱日立パワーシステムズ株式会社 ノズル、燃焼器、及びガスタービン
EP3180568B1 (en) * 2014-08-14 2019-04-10 Siemens Aktiengesellschaft Multi-functional fuel nozzle with a heat shield
CN106574774A (zh) 2014-08-14 2017-04-19 西门子公司 具有雾化器阵列的多功能燃料喷嘴
JP2016048044A (ja) * 2014-08-27 2016-04-07 川崎重工業株式会社 ガスタービンエンジンシステム
CN104454174A (zh) * 2014-10-13 2015-03-25 罗显平 一种提高燃气发动机动力输出功率的方法
US10215060B2 (en) * 2014-11-06 2019-02-26 Powerphase Llc Gas turbine efficiency and power augmentation improvements utilizing heated compressed air
FR3030628B1 (fr) * 2014-12-23 2017-02-03 Ge Energy Products France Snc Installation et procede d'alimentation d'une chambre de combustion, notamment d'une turbine a gaz, a injection d'eau dans une cavite d'un circuit de purge
US10082083B2 (en) * 2015-12-22 2018-09-25 General Electric Company False start drain system with vertical header

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2633860A (en) * 1947-04-04 1953-04-07 Lockheed Aircraft Corp Sequential and differential valve actuation
US3805519A (en) * 1972-05-05 1974-04-23 Westinghouse Electric Corp Fuel control system for a multi-fuel gas turbine
US3826080A (en) * 1973-03-15 1974-07-30 Westinghouse Electric Corp System for reducing nitrogen-oxygen compound in the exhaust of a gas turbine
US4893467A (en) * 1988-07-13 1990-01-16 Gas Research Institute Control system for use with steam injected gas turbine
US5175994A (en) * 1991-05-03 1993-01-05 United Technologies Corporation Combustion section supply system having fuel and water injection for a rotary machine
US5784875A (en) * 1995-11-27 1998-07-28 Innovative Control Systems, Inc. Water injection into a gas turbine using purge air
US6145294A (en) * 1998-04-09 2000-11-14 General Electric Co. Liquid fuel and water injection purge system for a gas turbine

Also Published As

Publication number Publication date
CN1313460A (zh) 2001-09-19
JP2001254631A (ja) 2001-09-21
EP1132593B1 (en) 2004-08-04
TW487774B (en) 2002-05-21
EP1132593A2 (en) 2001-09-12
US6349536B1 (en) 2002-02-26
CN1233925C (zh) 2005-12-28
DE60012684D1 (de) 2004-09-09
DE60012684T2 (de) 2005-07-28
EP1132593A3 (en) 2002-11-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4246874B2 (ja) 多機能付加型水噴射マニホールド及びその操作方法
US6199368B1 (en) Coal gasification combined cycle power generation plant and an operating method thereof
US6250065B1 (en) Gas turbine combustion system and combustor ignition method therefor
JP4659543B2 (ja) ガスタービン燃焼器、その燃料のカーボン化防止方法及びパージ方法
US4984424A (en) Fuel injection system for a turbine engine
EP0915242B1 (en) Gas turbine
CN104379905A (zh) 用于连续燃气涡轮的局部负载co减小操作的方法
KR20230046988A (ko) 가스 터빈 설비
EP3147484B1 (en) Method and system for reliable gas to liquid transfer
JP3960222B2 (ja) ガスタービン燃焼器及びガスタービン燃焼器用燃料噴射ノズルとガスタービン燃焼器の燃料噴射方法
EP2379944B1 (en) Method for supplying a gas turbine plant and gas turbine plant
JP7381659B2 (ja) ガスタービン設備
JP4310262B2 (ja) 副室掃気装置を備えたパイロット着火式ガスエンジン
EP2673565B1 (en) An arrangement for preparation of liquid fuel for combustion and a method of preparing liquid fuel for combustion
JPH0979044A (ja) ガスタービンノズルパージ方法
JP4198107B2 (ja) ガンタイプオイルバーナ装置
TWI846023B (zh) 燃氣輪機設備
EP2199676A1 (en) Method and device for cleaning fuel oil nozzles of a burner
JP4524479B2 (ja) 燃焼制御方法および燃焼装置
JP2010196907A (ja) 燃焼装置
KR20050020875A (ko) 중유버너 중유량 및 증기압력 제어장치
JPH0881682A (ja) コークス炉装炭車の車上集塵装置
JPS6056250B2 (ja) 燃料ノズル用ガスパ−ジ系統
JP2000073783A (ja) ガスタービン燃焼器の燃料供給装置
JP2003329221A (ja) ガス燃焼装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070208

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081031

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081111

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081118

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20081224

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090109

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4246874

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120116

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130116

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140116

Year of fee payment: 5

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees