JP4245196B2 - 医療用穿刺具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は医療のために血管や胆管などへ経皮的に穿刺し留置する穿刺具、詳しくは使用後に血液などが付着している内針体を安全な状態で廃棄することができる機能を具えた穿刺具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
血管や胆管などに留置して輸血、輸液または脱血、排液を行う留置針は、一般に柔軟な細管からなるカニューレおよびその基端部に固着したカニューレハブからなるカニューレ体と、カニューレに挿通されて穿刺を行う金属製硬質の内針およびその基端部に固着した内針ハブからなる内針体とからなる構成である。
【0003】
このような留置針を血管や胆管などに穿刺し、血液、薬液などの通路となるカニューレ体を残置して内針体を抜去したとき、その内針部分には血液や体液が溜まっている。これらに含まれている細菌やウイルスが次の被療者に感染するのを防止するため内針体は使い捨てとされるが、感染防止は施術者やその補助者はもとより廃棄物回収業者など関係者の全てに対して配慮しなければならない。そのために、多くは施術のため留置針を取り出して空となっている包装ケースに再び収納して廃棄している。
【0004】
使用済みの内針体を包装ケースに再び収納すると、以後は安全であるが、収納に至るまで内針体および包装ケースのそれぞれを別の手に持って扱うので、内針体を収納ケースに近づけて差込もうとするとき、手元が狂って先端の刃によって包装ケースを持っている手を傷付ける心配が多分にある。
【0005】
その対策として、カニューレ体から内針体を抜去したとき内針先端をキャップで自動的に覆うことにより、指先などを傷付ける機会をなくすことが特開平3−191965号公報に提示されている。
【0006】
即ち、このものは蛇腹状,テレスコープ状またはコイルばね状に作られた伸縮体の先端にキャップを取り付け、伸縮体の基端を内針ハブに固着するとともにキャップをカニューレハブに係合した構成である。そして、伸縮体を収縮した状態でカニューレ先端から内針先端が突出して穿刺可能とされ、目的部位に穿刺して内針体を抜去するに従って伸縮体が伸長し、完全に抜去したときキャップが内針先端を覆った状態でカニューレハブから離脱するものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
前記公報に提示されている使用済み内針体の安全対策手段は、主にカニューレとそこに挿通されている内針との接触摩擦抵抗によって伸縮体を収縮状態に保持させているので、施術前または施術中に不用意に伸長してカニューレを内針先端よりも前方へ突出させてしまうという心配があって充分に注意しながら取り扱わなければならず、そのために穿刺に注意を集中させにくい、という問題がある。
【0008】
また、伸長させたとき内針の長さとほぼ同じ長さとなる伸縮体を収縮させると、その外径が必然的にかなり大きいものとなり、特にカニューレ、内針が長大な留置針にあってはハブの外周から著しく大きく突出する。このため、留置針の基部であるカニューレハブや内針ハブの附近を持って穿刺を行うとき、伸縮体が邪魔になって操作性がよくない、という不都合がある。
【0009】
本発明は包装ケースに使用済みの内針体を戻して廃棄するという前述の処理方法によると、包装ケースを持っている手を傷付ける心配が多分にあって危険である。その対策として提案されている特開平3−191965号公報記載の手段は施術時の操作性に難点がある、という前述の問題点を解消しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は有底の筒状であって先端の開口部分に内向きの突起を有する収容ケースに、保護カバー体によって内針先端部分が保護されている留置針を備え、前記収容ケースを下向きにしたときには前記保護カバー体と一体に自重でもって突出し、上向きに直立させたときに自重でもって前記留置針が前記収容ケース内に落下するように前記収容ケースに収容して、留置針を軸心方向可動に嵌込み、収容ケースの先端近くにケース内部の少なくとも一部を前後に遮断する位置と開放する位置とに可動の停止部材を取付けた。
【0011】
留置針は停止部材によって収容ケースに収納保持された位置と、内針ハブを突起と停止部材とに挟み固定して収容ケースから突出した位置とに選択的に置かれる。そして、出荷、流通、保管の過程でこれら二つの位置のいずれの状態とするかは任意であるが、施術の際は留置針を収容ケースから突出させた位置に置いて穿刺を行うものであり、そのとき収容ケースは留置針を固定してその後方へ延びているので、施術者が持つことのできる部分が大幅に広くなって操作性が向上する。
【0012】
穿刺を終ってカニューレ体から内針体を抜去したとき、停止部材を操作して内針体を収容ケースに落とし込み、とび出し不可に収納することにより手を傷付ける心配なく使用済みの内針体を収容ケースに収納し安全な状態で廃棄することができるものである。
【0013】
また、本発明は留置針の少なくとも内針先端部分を包んだ保護カバー体を具えており、穿刺の直前まで包んでおくことにより使用前に誤って人が傷付けられることがなく、安全に取扱うことができるものである。
【0014】
留置針を収容ケースに収納した状態で出荷、流通、保管をする形態の場合、この保護カバー体はカニューレハブに結合されて収容ケースから突出させたとき内針先端部分を露出させない。
【0015】
留置針を収容ケースから突出させた状態で出荷、流通、保管をする形態の場合、この保護カバー体は収容ケースの先端部に結合されて留置針の包装ケースとして働き、収容ケースは主に廃棄容器として使用される。この形態において、収容ケースはテレスコープ式の伸縮構造とし、使用済みの内針体を収納するとき伸長するようにすると、デッド・スペースが小さくなって流通や保管の面で有利となる。
【0016】
更に、本発明によると使用済みの内針体を収容ケースに格納して廃棄するほかに、収容ケースよりも小容積の廃棄ケースに格納して廃棄することがある。この場合、内針ハブは収容ケース開口部分の突起に係合する後部ハブと突起を通過する前部ハブとからなり、後部ハブと収容ケースおよび前部ハブと廃棄ケースにそれぞれの回り止め手段を具えさせたものとし、収容ケースに落とし込んだ内針体に廃棄ケースをかぶせて回転させることにより、後部ハブを分離、残置して内針と前部ハブとを廃棄ケースに包み込んで収容ケースからとり出しそのまま廃棄する。このため、小容積の金属廃棄物として安全に処理することができ、廃棄ケースは保護カバー体と兼用させるのが好適である。
【0017】
更にまた、停止部材は一般的に往復可動とされるが、廃棄ケースを具えた場合は遮断位置から開放位置へ一方向のみ可動とされることがある。
【0018】
【発明の実施の形態】
図面を参照して本発明を実施する好ましい形態のいくつかを説明する。
【0019】
図1乃至図10に示した形態に適用される留置針1は、軟質合成樹脂製の細管からなるカニューレ3およびその基端に一体または別体に設けられた硬質筒状のカニューレハブ4によって形成されたカニューレ体2と、カニューレ3にほぼ隙間なく挿通される径とされ先端に穿刺刃7を有する金属製の内針6およびその基端を固定させた硬質合成樹脂製の内針ハブ8によって形成された内針体5とによって構成されており、従来から広く知られているものと同じである。内針ハブ8はテーパ付き先端部8aとこれよりも大径の基端部8bとを有しており、カニューレハブ4が先端部8aに嵌装して穿刺刃7を先端から突出させた状態で内針6をカニューレ3に挿通させている。また、基端部8bには空気を通過させるが血液などは通過させないフィルタ9が装入固定されている。
【0020】
収容ケース11は硬質構成樹脂製の細長い円筒形に作られており、基端は底壁12によって塞がれているとともに先端は開放されており、この開口14の部分には周壁13から内向きに突設した環状の突起15が設けられている。
【0021】
また、収容ケース11の先端近くの周壁13には軸心に直角の面上に位置させて各二つの案内溝16と溝状孔17とがそれぞれ向かい合い且つ互いに直角方向に設けられており、収容ケース11の内径とほぼ等しい径の通孔21と収容ケース11の内部を前後に遮断する閉止壁22とを隣接させて有する長円形板状の停止部材20が短径側の両側縁を案内溝16に嵌込んで溝状孔17より収容ケース11に差込まれている。この停止部材20は収容ケース11の内部を通孔21によって前後に完全に連通させる位置と、閉止壁22によって前後を完全に遮断する位置との間を往復移動可能である。
【0022】
収容ケース11の停止部材20よりも基端側は留置針1の全長よりも少し長く、また先端側は内針ハブ8の大径の基端部8bを突起15と閉止壁22との間に前後隙間なく挟み込んで固定する長さとされている。
【0023】
図1,図2,図3は本発明の第一の実施の形態を示しており、硬質合成樹脂製の細長い円筒形に作られた保護カバー体24が基端部をカニューレハブ4の先端部に嵌装されている。この保護カバー体24の先端部は、図1,3より明らかなように、カニューレ3を包んでその先端に突出した内針6の穿刺刃7の先端部より突出するように、上記穿刺刃7よりも少し前方まで延びている。
【0024】
前述の保護カバー体24を取付けた留置針1は、図1に示すように収容ケース11に内針ハブ8が底壁12に達するまで挿入して閉止壁22が収容ケース11の内部前後を完全に遮断する位置に停止部材20を置くことによって、収容ケース11に収納保持される。そして、この封入状態で出荷、流通、保管が行われるものである。
【0025】
医療にあたって、施術者は通孔21が収容ケース11の内部を前後に完全に連通させる位置に停止部材20を押す。次に、開口14を下向きにして収容ケース11を直立させると、留置針1は自重で落下して通孔21,開口14を通過し外部へ突出する(図3のA参照)。このとき、留置針1が勢いよく落下したり或いは途中で引掛かることがないように、収容ケース11の内径および通孔21の径を内針ハブ8の基端部8bよりも僅かに大径とし、これらの隙間を小さくしている。これにより、留置針1は収容ケース11の内部を軸心方向にゆっくりと移動する。
【0026】
内針ハブ8の基端部8bが開口14の突起15に係合したとき、閉止壁22が収容ケース11の内部を前後に遮断する位置に停止部材20を押し戻す。このことにより、基端部8bが突起15と閉止壁22とに前後隙間なく挟まれ、留置針1は収容ケース11の先端部に固定されることとなるので、保護カバー体24を抜取って人体の目的部位に穿刺することができる状態となる(図3のB参照)。
【0027】
施術者は、通常はカニューレハブ4を親指と人差し指とで挟み持って穿刺するが、残りの指を収容ケース11に引掛けることによって、或いは全ての指で収容ケース11を持つことによって安定よく操作することができる。このとき、停止部材20は板状であって一側方へ突出しているだけであるので操作の邪魔にならない。
【0028】
目的部位に穿刺してカニューレ体2を残置したまま内針体5を抜去したとき、通孔21が収容ケース11の内部を前後に完全に連通させる位置に停止部材20を押して開口14を上向きに収容ケース11を直立させる。内針体5は自重で開口14、通孔21を通過し、底壁12に向かってゆっくりと落下する(図3のC参照)。
【0029】
内針体5が底壁12に到達したとき、閉止壁22が収容ケース11の内部を前後に遮断する位置に停止部材20を押して内針体5を収容ケース11にとび出し不可に収納する(図3のD参照)。
【0030】
以上に説明した第一の実施の形態は請求項1,2に記載した発明に対応するものであり、これによると、収容ケース11を留置針1の包装ケースと使用済み内針体5の廃棄容器とに兼用し有効に活用しているので経済的である。また、停止部材20を往復動させ且つ収容ケース11を下向き或いは上向きに直立させる、というきわめて簡単な操作で留置針1を穿刺可能な状態とし、また使用済みの内針体5に手などを近づけ或いは触れることなく片手のみの操作で廃棄可能な状態とすることができ安全である。
【0031】
図4,図5は本発明の第二の実施の形態を示しており、硬質合成樹脂製の先端側が小径で基端側が大径の段付き円筒形に作られ、先端が塞がれている保護カバー体25が基端部を収容ケース11の先端部に嵌装されている。
【0032】
また、留置針1は内針ハブ8の基端部8bが収容ケース11の突起15と停止部材20の閉止壁22とに挟まれ、収容ケース11の前方へ突出した状態で固定されて保護カバー体25に包み込まれている。
【0033】
本形態では留置針1が収容ケース11に突出して装備されており、保護カバー体25が包装ケースとして使用され、収容ケース11が主に廃棄容器として使用される。従って、第一の実施の形態のように収容ケース11を固定長のものとすることもできるが、出荷、流通、保管の過程でデッド・スペースを小さくするため、本形態では停止部材20を取付けている筒体11aと底壁12を有する筒体11bとに分割し、これらが重なって収縮した状態と、筒体11bを引き出して伸長した状態とにすることができるテレスコープ構造とした。
【0034】
この第二の実施の形態では、留置針1を保護カバー体25に包み込むとともに収容ケース11を収縮させた図4に示す状態で出荷、流通、保管を行うものであり、医療にあたっては保護カバー体25を収容ケース11から外して除去することにより、収容ケース11の先端部に固定されて突出している留置針1がそのまま使用可能である(図5のA参照)。
【0035】
目的部位に穿刺してカニューレ体2を残置したまま内針体5を抜去したとき、通孔21が収容ケース11の内部を前後に完全に連通させる位置に停止部材20を押すとともに、筒体11bを引き出して収容ケース11を直立させる。内針体5は自重で開口14、通孔21を通過し、底壁12へ向かって落下する(図5のB参照)。
【0036】
内針体5が底壁12に到達したとき、閉止壁22が収容ケース11の内部を前後に遮断する位置に停止部材20を押して内針体5を収容ケース11にとび出し不可に収納する(図5のC参照)。
【0037】
以上に説明した第二の実施の形態は請求項1,3,4に記載した発明に対応するものであり、これによると保護カバー体25を除去するだけで留置針1を穿刺可能な状態とすることができ、操作が更に簡単であるとともに、使用済みの内針体5に手などを近づけ或いは触れることなく片手のみの操作で廃棄可能な状態とすることができるので安全である。
【0038】
前述の二つの実施の形態は、留置針1を収納可能な容積をもった収容ケース11に使用済みの内針体5を収容して廃棄するので、金属廃棄物として扱われる内針体5を含む廃棄物がかなり大きい容積をもつこととなり、無用の嵩ばりが処理面で問題を生じることがある。
【0039】
そこで、本発明は第一の実施の形態における保護カバー体24、内針ハブ8および収容ケース11に保護カバー体24を使用済みの内針体5の廃棄容器として利用できる機能をもたせ、金属廃棄物の容積減少を計った。
【0040】
図6,図7,図8は本発明の第三の実施の形態を示しており、内針ハブ8は突起14を通過可能な径であって内針6の基端を固着した前記先端部8aに相当する前部ハブ81と、突起15に係合して通過不能な径をもった前記基端部8bに相当する後部ハブ84とからなり、前部ハブ81のテーパ付き孔82に後部ハブ84のテーパ付き突起85が嵌入まれて前後へ分離可能に結合されている。
【0041】
保護カバー体26は硬質合成樹脂製の細長い円筒形に作られ、先端が頂壁27によって塞がれているとともに周壁28の内側周面に軸線方向へ延びる複数のリブ29を周方向一定間隔で有しており、開口14の突起15に密着する外径とされている。
【0042】
前部ハブ81の先端部はテーパ状の外側周面とされ、そこに軸線方向へ延びる複数のリブ83が周方向一定間隔で設けられている。また、後部ハブ84の基端面には複数の突起状のリブ86が周方向一定間隔で設けられているとともに、収容ケース11の底壁12の内面に複数の突起状のリブ18が周方向一定間隔で設けられている。
【0043】
保護カバー体26はカニューレ3および内針6を包んで基端部を前部ハブ81に嵌装することによって留置針1に取付けられ、図6に示すようにこの留置針1が収容ケース11に底壁12に達するまで挿入され、保護カバー体26が停止部材20の通孔21、開口14を通って先端部を収容ケース11から突出して突起15により固定された状態で出荷、流通、保管が行われるものである。
【0044】
医療にあたって、施術者は保護カバー体26を引張って留置針1を後部ハブ84が突起15に係合するまで引出し、次に閉止壁22が収容ケース11の内部を前後に遮断する位置に停止部材20を押す。これにより、後部ハブ84が突起15と閉止壁22とに前後隙間なく挟まれ、留置針1は収容ケース11の先端部に固定されることとなる。
【0045】
そして、保護カバー体26を抜取って人体の目的部位に穿刺し、カニューレ体2を残置して内針体5を抜去してから通孔21が収容ケース11の内部を前後に連通する位置に停止部材20を移動させ、開口14を上向きに収容ケース11を直立させて内針体5を落下させる。この手順は図3のA,B,Cに示した第一の実施の形態のものと同じである。
【0046】
内針体5が収容ケース11の底壁12まで落下したとき、保護カバー体26を収容ケース11に挿入して先端部を前部ハブ81に嵌装し、押込みながら回転させると、保護カバー体26と前部ハブ81のリブ29,83,後部ハブ84と底壁12のリブ86,18がそれぞれ係合する(図7のA参照)。これによって後部ハブ84は収容ケース11に固定され、前部ハブ81は保護カバー体26と一体に回転するので、押込むことなく回転のみを継続することにより孔83と突起85とのテーパ嵌合が緩み、後部ハブ84を残置させて前部ハブ81を分離することができる(図7のB参照)。
【0047】
保護カバー体26は周壁28の先端部がリブ83に喰い付くことによって前部ハブ81に結合され内針6を包み込む。従って、保護カバー体26を収容ケース11から抜去することにより、そのまま廃棄することができる。
【0048】
以上に説明した第三の実施の形態は請求項1,5に記載した発明に対応するものであり、これによると保護カバー体26は留置針1の包装ケースと使用済み内針体5の廃棄容器とに利用され、且つ金属廃棄物の容積が小さくなるとともに合成樹脂廃棄物である収容ケース11と分別処理できる、という利点がある。また、使用済み内針体5を収容ケース11に落下させ露出していない状態で保護カバー体26を収容ケース11に挿入し包むので、手などを傷付ける心配がなく廃棄可能な状態とすることができる。
【0049】
前述の三つの実施の形態は標準的な寸法の留置針に適した構成であるが、留置針によっては全長が15センチメートルを越える長さのものがある。このように長い留置針の使用済み内針体を前述の実施の形態における収容ケースや保護カバー体に包み込んで廃棄するようにすると、大形の収容ケースや保護カバー体を準備しなければならず、第三の実施の形態が課題とした金属廃棄物の容積が更に大きくなってしまう。
【0050】
その対策として、本発明では収容ケースを内針体の廃棄容器として使用するにあたり、収容ケースの容積を内針体の長さに比例した大きさとすることなく、従って金属廃棄物の容積を著しく増大させないことを計った。
【0051】
図9,図10は本発明の第四の実施の形態を示しており、収容ケース11は停止部材20を取付けている筒体11aと底壁12を有する筒体11bとに加えて、これらの間に位置する中間の筒体11cとの三つに分割し、これらが重なって収縮した状態と、筒体11b,11cを引き出して伸長した状態とにすることができるテレスコープ構造とされている。
【0052】
また、この収容ケース11の先端部には前方へ延びる硬質合成樹脂製の補助筒体31が嵌装固定され、この補助筒体31の先端部には更に前方へ延びる硬質合成樹脂製または金属製の保護管32が中心軸線に配置されて嵌装固定されている。補助筒体31の内径は内針6の外径よりも僅かに大きく作られている。
【0053】
留置針1は内針ハブ8が突起15と停止部材20の閉止壁22とに前後隙間なく挟まれ、内針6が開口14,補助筒体31,保護管32に挿通され先端部を保護管32からかなり長く突出させた状態で収容ケース11に固定され、カニューレ体2がカニューレ3を内針6の保護管32からの突出部分に嵌装しカニューレハブ4を保護管32にかぶせ基端を補助筒体31の先端に接触させた状態で内針体5に組合わせられている。
【0054】
保護カバー体29は硬質合成樹脂製の先端が塞がれた細長い円筒形に作られ、カニューレ体2,内針6,補助筒体31を包んで基端部を収容ケース11の先端部に嵌装保持されている。このように、収容ケース11にその前方へ突出させて固定した留置針1を保護カバー体29で包み、且つ収容ケース11を収縮させた図9に示す状態で出荷、流通、保管が行われるものである。
【0055】
医療にあたって、施術者が保護カバー体29を収容ケース11から外して除去すると、留置針1がそのまま使用可能な状態で露出する。そして、目的部位に穿刺してカニューレ体2を残置したまま内針体5を抜去したとき、通孔21が収容ケース11の内部を前後に完全に連通させる位置に停止部材20を押すとともに、筒体11b,11cを引き出して収容ケース11を伸長し、開口14を上向きに収容ケース11を直立させる。
【0056】
内針体5は自重で開口14,通孔21を通過し、底壁12へ向かって落下する。内針ハブ8が底壁12に到達したとき、図10に示すように内針6の先端が保護管32に完全に没入し外部に突出することがない長さに補助筒体31,保護管32が作られているので、そのまま廃棄することができる。このとき、停止部材20を動かして通孔21の縁で内針6を押し曲げるようにすれば、内針体5が固定されて更に安全に廃棄することができる。
【0057】
以上に説明した第四の実施の形態は請求項1,6に記載した発明に対応するものであり、これによると保護カバー体29を除去するだけで留置針1を使用可能な状態とすることができ、操作がきわめて簡単である。特に、この形態のものは廃棄容器として使用される収容ケース11は先端部分に縮径された保護管32を有しているので、きわめて長い留置針1の使用済み内針体5を長さに比例した嵩だかとすることなく廃棄することができる、という利点がある。
【0058】
次に、停止部材20は前記四つの実施の形態に示したように、通孔21と閉止壁22とを並設した長円形板状であって収容ケース11の軸線に直角の方向へ直線往復動させるようにしたものに限られない。
【0059】
即ち、図11(A),(B)に示した形態において、停止部材50は軟質合成樹脂製の可撓性を有する長方形板状であり、収容ケース11の周壁13の外側周面に向かい合わせて形成した軸線方向へ延びる二つの誘導溝34、およびこれらに連続して軸線に直角の面上に位置させて周壁13の内側周面に向かい合わせて形成した二つの案内溝35に停止部材50の長辺側の両側縁部が嵌込まれている。誘導溝34と案内溝35とは連続しており、それらが直交する個所に停止部材50が挿通される溝状孔36が設けられている。
【0060】
停止部材50を指先で押して周壁13の外側表面に沿い移動させ溝状孔36を通って収容ケース11の内部に出し入れすることにより、前後を遮断する位置と連通する位置とに置くことができる。
【0061】
また、図12の(A),(B)に示した形態において、停止部材52は軟質合成樹脂製の可撓性を有する長方形板状に作られていて、その一つの表面に短辺方向へ斜めに延びる凹凸条53がほぼ全長に亘って設けられている。収容ケース11の周壁13の外側周面に設けた環状溝38には内側周面に雌ねじ状の螺旋条40を有する操作リング39が回転自由に嵌込まれており、周壁13の外側周面に向かい合わせて形成した二つの誘導溝41、螺旋条40の一部を横切った溝状孔42,軸線に直角の面上で周壁13の内側周面に向かい合わせて形成した二つの案内溝43が互いに連続して設けられている。
【0062】
停止部材52は長辺側の両側縁部が誘導溝41,溝状孔42に嵌込まれるとともに凹凸条53を螺旋条40に噛合わせて溝状孔42に挿通されており、操作リング39をつまんで回転させることにより収容ケース11の内部に出し入れされ、前後を遮断する位置と連通する位置とに置かれる。
【0063】
図11,図12に示した前記の停止部材50,52は第一乃至第四の全ての実施の形態に適用することができるが、廃棄の際に内針体5を封入するため遮断位置に置くことを必要としない第四の実施の形態においては、停止部材を簡単なものとすることができる。
【0064】
図13(A),(B)は第四の実施の形態に適用可能な一例であって、収容ケース11の周壁13に支持孔45を設けて硬質合成樹脂製の平板状の停止部材54を嵌込み、収容ケース11の内部のほぼ半ばまで軸線と直角の方向へ突出させたものである。
【0065】
この停止部材54は突起15との間に内針ハブ8を挟み込んで留置針1を固定するが、押込んで収容ケース11に落とし込むことにより使用済みの内針体5を包装ケース11に収納することができる。ここで、収納した内針体5の内針6が停止部材54よりも前方へ延びているとき、停止部材54を押して落とし込むことなく内針6を曲げることにより、内針体5が固定されて更に安全に廃棄することができる。
【0066】
【発明の効果】
以上のように、留置針を収容ケースに収納保持した位置と突出した位置とに選択的に置くことができるようにし、収容ケースを留置針の包装ケースと使用済み内針体の廃棄容器とに使用させるか、または廃棄容器として使用させるようにした本発明によると、使用済みの内針体に手などを近づけ或いは触れることなく、従って手を傷付けて細菌、ウイルスなどに感染する心配なく収容ケースに格納し安全な状態として廃棄することができるものである。
【0067】
また、少なくとも内針先端部分を保護カバー体で包んだので、穿刺前に誤って内針先端を損傷しまたは人を傷付ける心配なく穿刺直前まで安全に取扱うことができ、しかもこの保護カバー体を使用済み内針体の廃棄容器に用いるときは金属廃棄物の減量に役立つものである。
【0068】
更に、収容ケースは施術時に留置針の後方に位置しているので邪魔にならないばかりか、施術者が持つことができる範囲が広くなって操作性が向上するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態を示す縦断面図。
【図2】図1のX−X線に沿う断面図。
【図3】図1に示した形態の使用法を説明する縦断面図。
【図4】本発明の第二の実施の形態を示す縦断面図。
【図5】図4に示した形態の使用法を説明する縦断面図。
【図6】本発明の第三の実施の形態を示す縦断面図。
【図7】図6に示した形態の使用法を説明する縦断面図。
【図8】図6のY−Y線、Z−Z線に沿う拡大断面図。
【図9】本発明の第四の実施の形態を示す縦断面図。
【図10】図9に示した形態の使用法を説明する縦断面図。
【図11】停止部材の別の形態を示す断面図。
【図12】停止部材の更に別の形態を示す断面図。
【図13】停止部材の更に異なる形態を示す断面図。
【符号の説明】
1 留置針,2 カニューレ体,5 内針体,6 内針,8 内針ハブ,11収容ケース,11a,11b,11c 筒体,14 開口,15 突起,20,50,52,54 停止部材,24,25,26,29 保護カバー体,32保護管

Claims (6)

  1. 留置用のカニューレ体と穿刺用の内針体とからなる留置針と、基端が閉じた筒状であって先端の開口部分に内向きの突起を有し前記留置針を軸心方向可動に嵌込んだ収容ケースと、前記収容ケースの先端近くに取付けられケース内部の少なくとも一部を前後に遮断する位置と開放する位置とに可動の停止部材と、前記留置針の少なくとも内針先端部分を包んで上記内針先端部分よりも先端部が突出した筒状の着脱可能な保護カバー体と;
    を具えており、前記留置針は、前記収容ケースを下向きにしたときには前記保護カバー体と一体に自重でもって突出し、上向きに直立させたときに自重でもって前記収容ケース内に落下するように設けられており、かつ前記留置針は前記停止部材によって前記収容ケースに収納保持された位置と、内針ハブを前記突起と停止部材とに挟み固定して前記収容ケースから突出した位置とに選択的に置かれる;
    構成としたことを特徴とする医療用穿刺具。
  2. 請求項1に記載した医療用穿刺具において;
    前記留置針が前記停止部材により前記収容ケースに収納保持されているとともに、前記保護カバー体がカニューレハブに基部を取外し可能に係合して前記留置針を包んでおり、前記停止部材が遮断位置と開放位置との間で往復可動とされている;
    構成としたことを特徴とする医療用穿刺具。
  3. 請求項1に記載した医療用穿刺具において;
    前記留置針が内針ハブを前記突起と停止部材とに挟み固定して前記収容ケースから突出させられているとともに、前記保護カバー体が前記収容ケースの先端部に基部を取外し可能に結合して前記留置針を包んでおり、前記停止部材が遮断位置と開放位置との間で往復可動とされている;
    構成としたことを特徴とする医療用穿刺具。
  4. 請求項3に記載した医療用穿刺具において;
    前記収容ケースが複数の短筒体からなり、前記停止部材よりも基端側でこれらが重なり状態と引出し状態との間で伸縮可能なテレスコープ構造とされている;
    ことを特徴とする医療用穿刺具。
  5. 請求項1に記載した医療用穿刺具において;
    前記留置針の内針ハブが前記突起に係合する後部ハブおよびこれとテーパ嵌合により分離可能に結合され前記突起を通過可能な前部ハブからなり、前記保護カバー体が前記前部ハブに基部を取外し可能に結合して前記留置針を包んでいるとともに、前記後部ハブと収容ケースおよび前記前部ハブと保護カバー体にそれぞれの回り止め手段を具えており、前記保護カバー体は先端部を前記収容ケース先端から突出させ且つ前記突起に密着して前記留置針を前記収容ケースに収納保持しており、更に前記停止部材が遮断位置と開放位置との間で往復可動とされている;
    構成としたことを特徴とする医療用穿刺具。
  6. 請求項1に記載した医療用穿刺具において;
    前記収容ケースが先端の開口から前方へ延びる保護管を有しており、前記留置針が内針ハブを前記突起と停止部材とに挟み固定し且つ前記内針を前記保護管に挿通して前記収容ケースから突出させられているとともに、前記保護カバー体が前記収容ケースの先端部に基部を取外し可能に結合して前記留置針を包んでおり、前記停止部材が遮断位置から開放位置へ可動とされ、更に前記収容ケースが複数の短筒体からなり前記停止部材よりも基端側でこれらが重なり状態と引出し状態との間で伸縮可能なテレスコープ構造とされていて、前記内針体が伸長状態の前記収容ケースに前記内針を前記保護管に没入させて収納される;
    構成としたことを特徴とする医療用留置針。
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