JP4244816B2 - 画像処理方法および装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像表示性能の向上を図った画像処理方法および装置に関する。
テレビゲームやパチンコ等においては、属性テーブルによる画像表示手法がしばしば用いられる。この属性テーブルによる手法を用いた画像処理装置においては、外部のCPUによって装置内部の属性テーブルにスプライトの属性データ(識別番号、表示位置、拡大/縮小等)やラインの属性データ(始点座標、終点座標、色等)が書き込まれる。そして、この書き込まれた属性データが読み出され、スプライトの場合、読み出された識別番号によってパターンメモリからスプライトのパターンが読み出され、読み出されたパターンの画像データおよび表示位置、拡大/縮小等の属性データに基づいて表示バッファの描画が行われ、この表示バッファ内の画像データに基づいて画像表示が行われる。
この属性データによる表示においては、複数のスプライトやラインが重ねられて表示される場合、予め決められている優先順位に従って順次表示バッファにスプライトやラインが描画され、この時、後で描画されるスプライトが優先となって、重なった部分では先に描画されたスプライトが後で描画されるスプライトまたはラインによって上書きされる。
ところで、従来のこの種の画像処理装置(特許文献1参照)においては、上述したように、各スプライトまたはラインが順次上書きされるため、例えば、スプライトをグルーピングし、そのグループを構成する全スプライトを対象として、背景画像とαブレンディングしたい場合においても、グループ内のスプライトが重なり合う部分は、先にαブレンディング描画されたスプライトの上からさらにαブレンディングされることになり、良好なαブレンディングが実現できない。要するに、特許文献1に記載される従来の画像表示装置は、グループ内の複数のスプライトが重なることは想定していない。
特開平10-187139号公報
本発明は上記事情を考慮してなされたもので、その目的は、複数のスプライトまたはラインの表示データと表示バッファの画像データとの間においてαブレンディング処理を可能とし、これにより、従来のものより画像表示性能を向上させた画像処理方法および装置を提供することにある。
この発明は上記の課題を解決するためになされたもので、発明は、記憶装置の第1〜 第nの表示レイヤの各々に設定された表示属性データを順次読み出し、読み出した表示属性データに基づく第1〜 第nの表示データを生成して表示バッファメモリに順次第1〜 第nの順で背景画像とαブレンディングして書き込み、該表示バッファメモリ内のデータを読み出して画像表示を行う表示処理方法において、1または複数の前記表示レイヤの各々に複数の図形に対応する表示属性データを設定し、同一レイヤの複数の図形に対応する表示データを生成して前記表示バッファメモリに書き込む際に、各図形が重ならない部分については、前記背景画像と前記表示データとをαブレンディングして書き込みを行い、各図形が重なり合う部分について先着優先によって書き込みを行うことを特徴とする画像処理方法である。
発明は、上記の画像処理方法において、前記複数の図形は複数のラインであることを特徴とする。
発明は、上記の画像処理方法において、前記複数のラインが属する表示レイヤの表示属性データは前記複数のラインの属性データが記憶された記憶装置の記憶位置を指示するデータであることを特徴とする。
発明は、上記の画像処理方法において、前記ラインの属性データは、ラインの始点座標、終点座標、ラインの色、ラインの幅を指示するデータを含むことを特徴とする。
発明は、1または複数の図形に対応する表示属性データが設定された第1〜 第nの表示レイヤを有する記憶装置と、前記第1〜 第nの表示レイヤから表示属性データを順次読み出し、読み出した表示属性データに基づく第1〜 第nの表示データを生成して表示バッファメモリに順次第1〜 第nの順で書き込みを行うバッファ書込手段と、前記表示バッファメモリ内のデータを読み出して画像表示を行う表示制御手段と、を具備し、 前記表示レイヤに複数の図形の表示属性データが設定され、かつ前記表示属性データにαデータが含まれる場合に、前記バッファ書込手段は、書き込み対象図形のうち前記表示バッファメモリに既に書き込まれている当該レイヤの他の図形と重ならない部分については、前記表示バッファメモリ内の表示データと前記表示属性データに基づいて生成した表示データとを前記αデータに基づいてαブレンディングして前記表示バッファメモリに書き込みを行い、書き込み対象図形のうち前記表示バッファメモリに既に書き込まれている当該レイヤの他の図形と重なり合う部分については、先着優先によって書き込みを行うことを特徴とする表示処理装置である。
発明は、上記の画像処理装置において、前記複数の図形は複数のラインであることを特徴とする。
発明は、上記の画像処理装置において、前記表示バッファメモリは、前記表示レイヤを示す表示レイヤ描画ビットが記憶される記憶スロットを各ドット対応で有しており、前記バッファ書込手段は、前記複数のラインの表示データを前記表示バッファメモリに書き込時にそのラインが属する表示レイヤに対応する前記表示レイヤ描画ビットを前記記憶スロットに書き込み、また、前記αデータに基づく処理の場合に、該表示レイヤ描画ビットが同一レイヤを指示しているか否かに基づいて混合処理を行うか否かを決定することを特徴とする。
この発明によれば、複数のスプライトまたはラインの表示データを一括で取り扱い、αブレンディング等のエフェクトを実行することができる。これにより、従来のものより画像表示性能を向上させることができる効果が得られる。
以下、図面を参照し、この発明の実施の形態について説明する。図2はこの発明の一実施の形態による画像処理装置1を適用した画像表示装置の構成を示すブロック図である。この図において、2はスプライトパターンが記憶されたパターンメモリ、3は画像表示を制御するCPU(中央処理装置)、4はCRT(ブラウン管)表示装置である。
画像処理装置1において、11はパターンメモリインターフェイス、12はCPUインターフェイス、Bはバスラインである。14はカラーコードをRGBカラーデータに変換するカラーパレットである。パターンメモリ2にはスプライトパターンの画像データがカラーコードによって記憶されており、カラーパレット14はそのカラーコードをRGBカラーデータに変換するためのものである。15は汎用テーブル、16はデータ一時記憶用のレジスタである。汎用テーブル15はCPU3によって書き込みが行われるテーブルであり、図3に示すように、レイヤ設定テーブル15aおよびライン属性テーブル15bを有している。
レイヤ設定テーブル15aは、複数のレイヤから構成される。図4は各レイヤを示す図であり、この図に示すように、レイヤ#0が最初に描画され、レイヤ#1、#2・・・がその上に順次上書きされる。各レイヤはスプライト表示レイヤまたはライン表示レイヤであり、スプライト表示レイヤにはスプライトの属性データが記憶され、また、ライン表示レイヤにはライン属性テーブル15bの始点アドレス、終点アドレスおよびαデータが記憶される。ここで、スプライト属性データには、スプライト識別番号、表示位置を指示する表示位置データ、拡大/縮小等を指示するレンダリングデータ、αブレンディングを指示するαデータ(0≦α<1)等がある。また、ライン属性テーブル15bには、ラインの属性、すなわち、ラインの始点座標、終点座標、ラインの幅、ラインの色を指定する各データが記憶される。
図3の例によって具体的に説明すると、現在、レイヤ設定テーブル15aに#0〜#6の7レイヤが設定されており、レイヤ#2がライン表示レイヤであり、それ以外のレイヤ#0、#1、#3〜#6がスプライト表示レイヤとなっている。そして、レイヤ#0、#1、#3〜#6には各々1つのスプライトのスプライト属性が書き込まれている。一方、レイヤ#2には、始点アドレスとしてアドレス「200h」が、終点アドレスとしてアドレス「238h」が書き込まれている。この始点アドレスおよび終点アドレスが指示するライン属性テーブル15bの記憶領域には、ライン#0〜#7の8本の直線のライン属性が順次書き込まれている。
次に図2に戻り、スプライトプレーンジェネレータ18はレイヤ設定テーブル15aの各レイヤから順次スプライト属性データを読み出し、読み出した属性データのスプライト識別番号をパターンメモリインターフェイス11へ出力する。パターンメモリインターフェイス11はその識別番号のスプライトパターンの画像データをパターンメモリ2から読み出し、スプライトプレーンジェネレータ18へ出力する。スプライトプレーンジェネレータ18はその画像データをカラーパレット14へ出力してRGBカラーデータに変換し、変換後のカラーデータをスプライト属性データと共にスプライトレンダリングプロセッサ19へ出力する。
スプライトレンダリングプロセッサ19は、スプライトプレーンジェネレータ18から受けたカラーデータに対し、スプライト属性データに含まれるレンダリングデータに基づく拡大/縮小、回転等の処理を施した後ラインバッファ20に書き込む。また、スプライト属性データにαデータが含まれていた場合は、ラインバッファ20に既に書き込まれているカラーデータを読み出し、これから書き込もうとしているカラーデータとの間でαデータに基づく比率による混合(αブレンディング)を行ってラインバッファ20に書き込む。
ラインプレーンジェネレータ22は、レイヤ設定テーブル15aのライン表示レイヤから始点アドレス、終点アドレスおよびαデータを読み出し、読み出したアドレスに基づいてライン属性テーブル15bからライン属性データを読み出す。そして、読み出したライン属性データおよびαデータをラインレンダリングプロセッサ23へ出力する。この場合、ラインの色を指定するカラーコードをカラーパレット14によってRGBカラーデータに変換する。
ラインレンダリングプロセッサ23は、ライン属性データに含まれる始点座標、終点座標、ライン幅に基づいてラインの表示位置を計算し、その表示位置に従ってライン属性データに含まれるカラーデータをラインバッファ20に書き込む。この場合、ラインプレーンジェネレータ22からαデータを受けていた場合は、ラインバッファ20に既に書き込まれているデータとのαブレンディングを行って書き込む。なお、このαブレンディング処理については後に詳述する。
ラインバッファ20は、表示装置4の水平表示ラインの各表示ドットに対応する記憶スロットを有するバッファメモリであり、2個のバッファが設けられている。そして、それら2個のバッファが交互に書き込み用バッファおよび読み出し用バッファとして使用される。クロック発生回路25は基準クロックパルスを発生し、各部へ出力する。CRTコントローラ26は、クロック発生回路25から出力されるクロックパルスに基づいて表示装置4を駆動する各種のパルス信号、すなわち、水平走査パルス、垂直走査パルス等を発生し、表示装置4およびフレームデータコントローラ27へ出力する。フレームデータコントローラ27は、ラインバッファ20からカラーデータを読み出し、水平走査パルスに従ってDAC(ディジタル・アナログ・コンバータ)28a〜28cへ出力する。DAC28a〜28cはカラーデータをアナログカラー信号に変換し、表示装置4へ出力する。
次に、上述した画像処理装置1の動作を、CPU3によって図3に示すようにレイヤ設定テーブル15aおよびライン属性テーブル15bの書き込みが行われた場合を例にとり説明する。
CPU3によるレイヤ設定テーブル15aおよびライン属性テーブル15bの書き込みが終了すると、まず、スプライトプレーンジェネレータ18は、レイヤ設定テーブル15aからレイヤ#0のスプライト属性データを読み出し、読み出したスプライト属性データに基づいてスプライトパターンの画像データをパターンメモリ2から読み出し、カラーパレット14によってRGBデータに変換し、属性データと共にスプライトレンダリングプロセッサ19へ出力する。スプライトレンダリングプロセッサ19は、その画像データにレンダリング処理を行ってラインバッファ20に書き込む、次に、スプライトプレーンジェネレータ18は、レイヤ設定テーブル15aからレイヤ#1のスプライト属性データを読み出し、上記の処理を行ってRGBデータをスプライトレンダリングプロセッサ19へ出力する。スプライトレンダリングプロセッサ19は、その画像データにレンダリング処理を行った後、ラインバッファ20に上書きする。また、αデータがスプライト属性データに含まれていた場合は、αブレンディングを行った後ラインバッファ20に書き込む。
次に、ラインプレーンジェネレータ22が、レイヤ設定テーブル15aからレイヤ#2の始点アドレス、終点アドレスを読み出し、次いで読み出した始点アドレス、終点アドレスに基づいてライン属性テーブル15bから8本のライン#0〜#7のライン属性データを読み出し、ラインレンダリングプロセッサ23へ出力する。ラインレンダリングプロセッサ23は、まず、ライン#0の属性データに基づいてライン#0の画像データを算出し、ラインバッファ20に上書きする。次に、ライン#1の属性データに基づいてライン#1の画像データを算出し、ラインバッファ20に上書きする。この場合、ラインが重なるドットにおいては、既に書き込んであるラインの画像データを優先し、上書きはしない。以下、同様にして、ライン#2〜#7をラインバッファ20に書き込む。
次に、スプライトプレーンジェネレータ18は、レイヤ設定テーブル15aからレイヤ#3のスプライト属性データを読み出し、読み出した属性データに基づくRGBカラーデータをスプライトレンダリングプロセッサ19へ出力し、スプライトレンダリングプロセッサ19は、そのRGBカラーデータにレンダリング処理を行った後、ラインバッファ20に上書きする。以下、同様にしてレイヤ#6までの属性データの処理が行われる。そして、レイヤ#6までの属性データの処理が終了すると、ラインバッファ20内のデータがフレームデータコントローラ27によって読み出され、DAC28a〜28cを介して表示装置4へ送られ、表示される。
次に、ラインレンダリングプロセッサ23におけるライン描画処理をさらに詳細に説明する。図1はラインレンダリングプロセッサ23内に設けられるライン処理回路30の構成を示すブロック図である。また、図5はラインバッファ20の内のデータの形式(1ドットに対応するデータの形式)を示す図である。この図に示すように、ラインバッファ20には、1ドットに対応して、16ビットのカラーデータと、上述した説明では省略したが3ビットのライン表示レイヤ描画ビットが書き込まれる。そして、このライン表示レイヤ描画ビットは、ライン表示の場合にのみ使用される。
図1のライン処理回路30において、31は切替スイッチ、32はラインバッファ20から読み出されたカラーデータ(16ビット)およびライン表示レイヤ描画ビット(3ビット)が書き込まれるレジスタである。33はカウンタ、34は判定回路である。カウンタ33は対象ラインの描画開始時にリセットされ、また、アンドゲート35の出力が”1”に立ち上がった時、すなわち、ライン表示レイヤ描画の開始タイミングであって、そのライン表示レイヤに「0」以外のαデータが設定されていた時、「1」カウントアップされる。判定回路34はカウンタ33の出力と、レジスタ32内のライン表示レイヤ描画ビットとを比較し、カウンタ33のカウント出力がライン表示レイヤ描画ビットがより大の場合は”0”を出力し、カウンタ33のカウント出力がライン表示レイヤ描画ビットとイコールの場合は”1”を出力する。
この判定回路34の出力はアンドゲート40へ供給される。アンドゲート40はアンドゲート35の出力と判定回路34の出力のアンド演算を行い、その結果が”1”の場合はスイッチ31の可動接点を31a側に接続し、”0”の場合はスイッチ31の可動接点を31b側に接続する。
セレクタ37は、アンドゲート35の出力が”1”の時、カウンタ33の出力を選択し、”0”の時はレジスタ32から出力されるライン表示レイヤ描画ビットを選択する。38はαブレンディング回路であり、αブレンドONが指示されている時(αデータが「0」でない時)、αブレンディング処理を行う。すなわち、ラインバッファ20から読み出され、レジスタ32に書き込まれたカラーデータ(D1とする)にライン表示用のラインカラーデータ(D2とする)を次式にしたがって混合し、その結果(D3とする)を付加回路39へ出力する。
D1×α+D2×(1−α)=D3
付加回路39はαブレンディング済みのデータにセレクタ37の出力を加えて19ビットのデータとし、切替スイッチ31を介してラインバッファ20に書き込む。
次に、上記回路の動作を図3を例にとり説明する。まず、レイヤ#2にαデータが設定されていない場合(α=0)は、ライン属性テーブル15bによって設定されているライン#0〜#7が、順次、αブレンディング回路38、付加回路39、スイッチ31を介してラインバッファ20に書き込まれる。この場合、各ラインはラインバッファ20に上書きされ、各ライン間の関係は後に描画されたラインが優先となる。
次に、αデータが設定されている場合(α≠0)について説明する。この場合、ラインレンダリングプロセッサ23は、ライン#0のラインカラーデータを書き込む前にラインバッファ20の対応する記憶スロットからカラーデータおよびライン表示レイヤ描画ビットを読み出し、レジスタ32に書き込む。ここで、図3の例では、レイヤ#2より上位にライン表示レイヤは存在せず、ライン表示レイヤ描画ビットはこの時点で”000”となっている。また、カウンタ33のカウント出力はこの時点で”001”となっている。この結果、判定回路33の判定結果は”0”となり、アンドゲート40の出力が”0”となり、切替スイッチ31の共通端子31cと接点31bとが接続される。またこの時、アンドゲート35の出力が”1”であることから、セレクタ37がカウンタ33の出力(この場合”001”)を選択して付加回路39へ出力する。
以上の結果、描画すべきライン#0の各ラインカラーデータは、αブレンディング回路38においてレジスタ32内のカラーデータとαブレンディングされ、次いで、付加回路39においてセレクタ37の出力”001”が付加され、切替スイッチ31を介してラインバッファ20に書き込まれる。
次に、ライン#1の各カラーデータの描画が行われる(図6,7参照)。この場合、ライン#0と重ならない各ドットのラインカラーデータは上記と同様にαブレンディングが行われた後、書き込みが行われる。しかし、ライン#0と重なるドットのラインカラーデータの描画においては、レジスタ32に読み込まれたライン表示レイヤ描画ビットが”001”となっていることから、判定回路40の出力が”1”となり、アンドゲート40の出力が”1”となり、切替スイッチ31の共通端子31cと接点31aとが接続される。そして、レジスタ32内のカラーデータおよびライン表示レイヤ描画ビットが切替スイッチ31を介してラインバッファ20に書き戻される。すなわち、「先着優先」によって、ライン#1のカラーデータの書き込みが行われない。
次に、ライン#2の各カラーデータの描画が行われる。この場合、ライン#0または#1と重ならない各ドットのラインカラーデータはライン#0の場合と同様にαブレンディングが行われた後、書き込みが行われる。しかし、ライン#0または#1と重なるドットのラインカラーデータの描画においては、判定回路34の判定結果が”1”となることから、レジスタ32内のデータがライン#2のラインカラーデータに代えてラインバッファ20に書き込まれる。以下、ライン#3〜#7についても同様の過程で書き込みが行われる。
次に、図3におけるレイヤ#4がスプライト表示レイヤではなく、ライン表示レイヤであり、かつ、「0」以外のαデータが設定されていた場合について説明する。この場合、まず、カウンタ33のカウント出力が”010”となる。そして、レイヤ#4のライン#0の描画において、描画すべきラインカラーデータがレイヤ#2のラインのいずれとも重ならない場合、いずれかと重なる場合のどちらの場合においても、レジスタ32に読み込まれたライン表示レイヤ描画ビットは”000”または”001”であり、判定回路34の出力が”0”となる。この結果、αブレンディングされたカラーデータおよびカウンタ33のカウント出力”010”が切替スイッチ31を介してラインバッファ20に書き込まれる。
また、描画すべきラインカラーデータがレイヤ#4の描画済みラインと重なる場合は、レジスタ32に読み込まれたライン表示レイヤ描画ビットが”010”であり、判定回路34の出力が”1”となって、レジスタ32内のデータが切替スイッチ31を介してラインバッファ20に書き戻される。
図8はライン表示レイヤのライン描画時において、ライン表示レイヤ描画ビットL[2:0]の値と、描画済(元のデータを戻す)/未描画(αブレンディングの後、描画する)の関係を示す表である。
上述したように、上記実施形態によれば、複数のラインを同一レイヤに配置し、レイヤ単位でαブレンディングを行うようになっている。これにより、図9に示すように、複数のラインによって構成される図形について、ラインバッファ20の描画済みデータとの間でαブレンディング処理を行うことが可能となった。
また、この実施形態によれば、アンチェイリアス処理において以下の効果を得ることができる。すなわち、アンチェイリアス処理はディスプレイによって画像表示する場合に、境界線がギザギザになることを防止する処理である。いま、ある図形の境界線を図10(a)に示す直線L1とした場合、アンチェイリアス処理を行わない場合は、直線L1が境界の描画領域の半分以上を占めている場合はそのドットを表示し、半分以下の場合は表示しない。これにより、図10(b)の表示が行われ、境界線がギザギザになる。これに対し、アンチェイリアス処理においては、図10(c)に示すように、ドット内における描画領域の占める割合に応じて16段階のαブレンディングを行って描画する。
ところで、従来のように、1レイヤに直線1本のみを割り当てる表示装置では、図11(a)に示すアンチェイリアス処理が行われた直線L2の上に、図11(b)に示すアンチェイリアス処理が行われる直線L3を描画すると、直線が交差する部分(符号P参照)の色が変わってしまう問題があった。しかし、上記実施形態によれば、直線L2のアンチェイリアス処理が行われた部分(αブレンディがが行われた部分)が未描画ドットとして取り扱われるので、図11(c)に示すように同部分が直線L3によって上書きされ、上記の問題を解決することができる。
なお、上記実施形態は、ラインのみ1レイヤに複数本割り当て、スプライトについては1レイヤについて1スプライトを割り当てているが、1レイヤに複数のスプライトを割り当ててもよく、この場合、1レイヤ内のスプライトが重なった場合に、重合したスプライトを同一のαデータでαブレンディングすることができる。
また、上記実施形態においては、レイヤは表示領域と同じ大きさをもつ表示面として定義している。このレイヤを表示領域より小さな領域として定義することも可能である。この場合、ライン表示レイヤの属性として、レイヤ番号とは別にライン表示レイヤ番号を設定することで、表示の制御をすることができる。図12において、#1、#2、#3はレイヤ番号を示し、(1)、(2)・・・はライン表示レイヤ番号を示している。この場合、ライン表示レイヤ同士が重ならなければ、表示可能なライン表示レイヤの数が増える。図12はライン表示レイヤ描画ビット数を2ビットとした場合であり、上記実施形態では、3レイヤが重ねられないところを、12レイヤの重ね合わせを可能としている。
この発明の一実施形態による画像処理装置におけるライン処理回路30の構成を示すブロック図である。 この発明の一実施形態による画像処理装置の構成を示すブロック図である。 同実施形態における汎用テーブル15の記憶内容を示す図である。 図3におけるレイヤを説明するための図である。 図3におけるラインバッファ20の記憶データを示す図である。 ラインの表示例を示す図である。 重なったラインの表示状態を説明するための図である。 ライン表示レイヤ描画ビットとライン表示レイヤの描画との関係を示す図である。 複数ラインのαブレンディングを説明するための図である。 アンチェイリアス処理を説明するための図である。 重なったラインのアンチェイリアス処理を説明するための図である。 ライン表示レイヤの大きさを画面より小さくした場合の効果を説明するための図である。
符号の説明
1…画像処理装置、2…パターンメモリ、3…CPU、4…表示装置、15…汎用テーブル、15a…レイヤ設定テーブル、15b…ライン属性テーブル、18…スプライトプレーンジェネレータ、19…スプライトレンダリングプロセッサ、20…ラインバッファ、22…ラインプレーンジェネレータ、23…ラインレンダリングプロセッサ、31…切替スイッチ、32…レジスタ、33…カウンタ、34…判定回路、37…セレクタ、38…αブレンディング回路、39…付加回路

Claims (7)

  1. 記憶装置の第1〜 第nの表示レイヤの各々に設定された表示属性データを順次読み出し、読み出した表示属性データに基づく第1〜 第nの表示データを生成して表示バッファメモリに順次第1〜 第nの順で背景画像とαブレンディングして書き込み、該表示バッファメモリ内のデータを読み出して画像表示を行う表示処理方法において、
    1または複数の前記表示レイヤの各々に複数の図形に対応する表示属性データを設定し、同一レイヤの複数の図形に対応する表示データを生成して前記表示バッファメモリに書き込む際に、各図形が重ならない部分については、前記背景画像と前記表示データとをαブレンディングして書き込みを行い、各図形が重なり合う部分について先着優先によって書き込みを行うことを特徴とする画像処理方法。
  2. 前記複数の図形は複数のラインであることを特徴とする請求項1に記載の画像処理方法。
  3. 前記複数のラインが属する表示レイヤの表示属性データは前記複数のラインの属性データが記憶された記憶装置の記憶位置を指示するデータであることを特徴とする請求項2に記載の画像処理方法。
  4. 前記ラインの属性データは、ラインの始点座標、終点座標、ラインの色、ラインの幅を指示するデータを含むことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の画像処理方法。
  5. 1または複数の図形に対応する表示属性データが設定された第1〜 第nの表示レイヤを有する記憶装置と、
    前記第1〜 第nの表示レイヤから表示属性データを順次読み出し、読み出した表示属性データに基づく第1〜 第nの表示データを生成して表示バッファメモリに順次第1〜 第nの順で書き込みを行うバッファ書込手段と、
    前記表示バッファメモリ内のデータを読み出して画像表示を行う表示制御手段と、
    を具備し、
    前記表示レイヤに複数の図形の表示属性データが設定され、かつ前記表示属性データにαデータが含まれる場合に、前記バッファ書込手段は、書き込み対象図形のうち前記表示バッファメモリに既に書き込まれている当該レイヤの他の図形と重ならない部分については、前記表示バッファメモリ内の表示データと前記表示属性データに基づいて生成した表示データとを前記αデータに基づいてαブレンディングして前記表示バッファメモリに書き込みを行い、書き込み対象図形のうち前記表示バッファメモリに既に書き込まれている当該レイヤの他の図形と重なり合う部分については、先着優先によって書き込みを行うことを特徴とする表示処理装置。
  6. 前記複数の図形は複数のラインであることを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
  7. 前記表示バッファメモリは、前記表示レイヤを示す表示レイヤ描画ビットが記憶される記憶スロットを各ドット対応で有しており、前記バッファ書込手段は、前記複数のラインの表示データを前記表示バッファメモリに書き込時にそのラインが属する表示レイヤに対応する前記表示レイヤ描画ビットを前記記憶スロットに書き込み、また、前記αデータに基づく処理の場合に、該表示レイヤ描画ビットが同一レイヤを指示しているか否かに基づいて混合処理を行うか否かを決定することを特徴とする請求項6に記載の画像処理装置。
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