JP4243775B2

JP4243775B2 - Blow molding housing

Info

Publication number: JP4243775B2
Application number: JP2003177544A
Authority: JP
Inventors: 和仁桑原; 孝之後藤
Original assignee: Yoshino Kogyosho Co Ltd
Current assignee: Yoshino Kogyosho Co Ltd
Priority date: 2003-06-23
Filing date: 2003-06-23
Publication date: 2009-03-25
Anticipated expiration: 2023-06-23
Also published as: JP2005008266A

Description

【０００１】
【産業上の利用分野】
本発明は、外容体を形成する外層内に、内袋体を形成する内層を剥離自在に薄肉積層形成した所謂デラミボトルと称されるブロー成形壜体に関する。
【０００２】
【従来の技術】
デラミボトルは外容体を形成する外層に、薄肉の内袋体を形成する内層を剥離自在に積層して構成され、外容体に、外層と内層との間に外気を進入させる吸気孔を形成して、ディスペンサーポンプを組み合わせたキャップを取り付けて注出容器として使用されたり、外容体をスクイズ変形可能で復元自在な可撓性を有する外殻を形成する構成とし、吸気孔に逆止弁を配し、さらには逆止弁を配した開口部を有するキャップを螺合させてスクイズタイプの注出容器として使用される。
【０００３】
上記のような注出容器は、内容液の注出に伴って外容体の形状は元の形状を保持したまま内袋体を減容変形させて、外気の容器内への進入を抑制でき、また内部における空気溜りの発生を抑制できるので、内容液の品質の低下を抑制することができると共に、注出姿勢に拠らず、注出操作性を最後まで良好に維持できるので、化粧料、薬品、食料品等の分野で高機能性の収納容器として利用されている。
【０００４】
また、デラミボトルは、相溶性の殆どない外層と内層とを共押出しで多層パリソンに押出し成形し、この多層パリソンをブロー成形して得られるが、外層と内層が剥離自在な積層状態であるので、内容液の減少に伴い内層からなる内袋体が減容変形すると外層と内層の剥離が進行して、内袋体が外容体内で脱落してしまうことがあり、この脱落を防止するための構成が必要となる。
【０００５】
たとえば、特許文献１にはデラミボトルに関するものであり、外層と内層の間の全高さ範囲に亘って縦帯状の接着帯で接着して、外層と内層の一部を剥離不能とする技術に係る記載があるが、このような接着帯により内袋体の脱落を防止することができる。
【０００６】
【特許文献１】
特開平８−２６２４１号公報
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特許文献１に示される接着帯の形成にあたっては、外層と内層との間に縦帯状の接着層を共押出しする必要があり、ブロー成形機に係る設備費等の点から、あるいは接着帯を形成するためのパリソンの押出成形の制御の必要性、設備のメンテナンスに関連して生産性の点からは不利であり、また接着帯が外側から目立つ場合もある等の外観上の問題もある。
【０００８】
そこで、本発明は、上記した従来技術における問題点を解消すべく創案されたもので、本発明の課題は接着帯を使用することのない、また外観への影響のない、簡略でかつ確実な内袋体の脱落防止のための構成を創出することにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する本発明の手段のうち、第１の発明の手段は、
外容体を形成する外層と、外層に剥離自在に薄肉に積層され、内袋体を形成する内層とから構成され、口筒部の内周面に、内層の一部が外層に食い込んで成形された、内袋体の脱落を防止するための食い込み部が周設されていること、にある。
【００１０】
第１の発明の上記構成により、口筒部の内周面の内層の一部が外層に食い込んで形成された食い込み部により内袋体の脱落を確実に防止するので、内袋体の口筒部以外の部分は自在に減容変形が可能であり、内容液が略なくなるまで、スムーズな注出性が確保される。
【００１１】
口筒部は比較的厚肉に成形されるので、食い込み部の形成による外観上の問題もなく、またこの食い込み部はブロー成形時にパリソンの、壜体口筒部に成形される部分にプラグを挿入すること等により同時に成形することができ、別工程を要すことなく、高い生産性で提供することができると共に、設備費も低く抑えることが可能となる。
【００１２】
第２の発明の手段は、第１の発明において、内層の一部が折畳み状に外側に屈曲して外層に食い込んだ状態で、食い込み部が形成されていること、にある。
【００１３】
第２の発明の上記構成により、薄肉の内層の一部を折畳み状に外側に屈曲した状態とすることにより、鋭い形状で内層を外層に食い込ませた状態とすることができ、内袋体の脱落をより確実に防止することができる。
【００１４】
第３の発明の手段は、第１または第２の発明において、口筒部の外周面に突条を有し、この突条に対向する位置で食い込み部が形成されていること、にある。
【００１５】
第３の発明の上記構成により、食い込み部はブロー成形時に流動状態にあるパリソンの、壜体口筒部に成形される部分にプラグを挿入すること等により形成することができるが、ここでこのプラグの挿入により押し付けられるようにしてブロー成形金型の口筒部外周面の突条部分に相当する部分に外層用樹脂が流動する際に、薄肉の内層の一部をこの外層の流動に伴って変形させて、容易に食い込み部を形成させることができる。
【００１６】
第４の発明の手段は、第１、第２または第３の発明において、食い込み部を口筒部の内周面に円周状に形成することにある。
【００１７】
第４の発明の上記構成により、口筒部の内周面に円周状に食い込み部を形成することにより、内袋体を外容体の口筒部で、内容液の重量を均一に分散させながら、安定して支持することができる。
【００１８】
なお、食い込み部の形成は全円周上に亘って形成しても良いし、また複数の食い込み部を等中心角度に円周上に配置することもできる。
【００１９】
第５の発明の手段は、第３の発明において、突条が口筒部の外周面に刻設された螺条であること、食い込み部を口筒部の内周面に螺旋状に形成したこと、にある。
【００２０】
第５の発明の上記構成により、キャップ等を取り付けるための螺条を利用して突条とすることができると共に、螺条の周回長さに亘って食い込み部を容易に形成することができる。
【００２１】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を、図面を参照しながら説明する。図１および図２は、本発明による壜体１の第１実施例を示すもので、この壜体１は、高密度ポリエチレン樹脂で成形され、壜体１の外容体７を形成して充分な機械的強度を発揮する外層５と、高密度ポリエチレン樹脂との相溶性がないナイロン樹脂で成形され、充分な可撓性を発揮できる薄肉に成形された内袋体８を形成する内層６とから構成されている。なお、勿論のことではあるが、外層５および内層６用の樹脂の組み合わせは上記高密度ポリエチレンとナイロンに限定されるもんではない。
【００２２】
また、この壜体１は、外周面に螺条４を刻設した口筒部３を上端に起立連設した有底円筒形状の胴部２を有し、口筒部３の内周面には螺条４に対向する位置に、螺旋状に内層６が外層６に食い込んだ状態で食い込み部１１が形成されている。
【００２３】
さらに詳細にはこの食い込み部１１では内層６の一部が折畳み状に外側に屈曲して、先端を若干上方に向けて、外層５に食い込んだ状態であり、この食い込み部１１により、内袋体８の脱落を確実に防止することができる。
【００２４】
このような食い込み部１１は、たとえばブロー成形において、ブロー成形金型にセットされているパリソンの、壜体１の口筒部３に相当する部分の上方からプラグを押し込むことにより形成することができる。すなわちプラグの押し込みと、その後のエアーブローにより金型キャビテイーの壜体１口筒部３の螺条４に相当する部分に溶融状態にある外層５用樹脂が流動するのに伴って、薄肉の内層６が折畳み状に屈曲変形して外層５に食い込んだ状態となり、食い込み部１１が形成される。
【００２５】
図３は本発明の第２実施例であり、第１請求項における口筒部３の螺条４の替わりに、キャップ等を係止組み付けするための突周条１２を形成した例であり、また図４は第３実施例であり、横突条１３を等中心角度で４箇所に形成した例であり、いずれの場合も口筒部３の内周面のこれら突周条１２あるいは横突条１３に対向する位置に食い込み部１１が形成されている。
【００２６】
このように食い込み部１１を円周状に形成することによっても内袋体８の脱落を効果的に防止することができる。
【００２７】
なお、各実施例で例示したような本発明のブロー成形壜体、所謂デラミボトルは、たとえば、外容体７に外層５と内層６との間に外気を進入させる吸気孔を形成して、ディスペンサーポンプを組み合わせたキャップを取り付けて注出容器として使用したり、また外容体７をスクイズ変形可能で復元自在な可撓性を有する外殻を形成する構成とし、吸気孔に逆止弁を配し、さらには逆止弁を配した開口筒部を有するキャップを螺合させてスクイズタイプの注出容器として使用することができる。
【００２８】
【発明の効果】
本発明は、上記した構成となっているので、以下に示す効果を奏する。
第１の発明にあっては、口筒部の内周面の、内層の一部が外層に食い込んで成形された食い込み部により内袋体の脱落を確実に防止するので、口筒部以外の部分は自在に減容変形が可能であり、内容液が略なくなるまで、スムーズな注出性が確保される。
【００２９】
また、口筒部は比較的厚肉に成形されるので、食い込み部の形成による外観上の問題もなく、またこの食い込み部はブロー成形時に流動状態にあるパリソンの壜体口筒部に成形される部分にプラグを挿入等することにより形成することができ、別工程を要することなく、高い生産性で提供することができると共に、設備費用を低く抑えることができる。
【００３０】
第２の発明にあっては、薄肉の内層の一部を折畳み状に外側に屈曲した状態とすることにより、鋭い形状で内層を外層に食い込ませた状態とすることができ、内袋体の脱落をより確実に防止することができる。
【００３１】
第３の発明にあっては、ブロー成形金型の、壜体口筒部の外周面の突条部分に成形される部分に外層用の樹脂が流動する際に、薄肉の内層の一部をこの外層の流動に伴って変形させて、容易に食い込み部を形成させることができる。
【００３２】
第４の発明にあっては、口筒部の内周面に円周状に食い込み部を形成することにより、内袋体を外容体の口筒部で、内容液の重量を均一に分散させながら、安定して支持することができる。
【００３３】
第５の発明にあっては、キャップ等を取り付けるための螺条を利用して突条とすることができると共に、螺条の周回長さに亘って食い込み部を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の壜体の第１実施例を示す、半縦断正面図。
【図２】図１の壜体の口筒部近傍を示す、要部拡大縦断正面図。
【図３】本発明の壜体の第２実施例を示す、要部拡大半縦断正面図。
【図４】本発明の壜体の第１実施例を示す、要部拡大半縦断正面図。
【符号の説明】
１；壜体
２；胴部
３；口筒部
４；螺条
５；外層
６；内層
７；外容体
８；内袋体
１１；食い込み部
１２；突周条
１３；横突条[0001]
[Industrial application fields]
The present invention relates to a blow-molded casing referred to as a so-called Delami bottle in which an inner layer forming an inner bag body is formed in a thin-walled and laminated manner in an outer layer forming an outer container.
[0002]
[Prior art]
The Delami bottle is composed of an outer layer that forms an outer body and an inner layer that forms a thin inner bag body that can be peeled off. The outer body is formed with an intake hole that allows outside air to enter between the outer layer and the inner layer. In addition, it is used as a dispensing container with a cap combined with a dispenser pump, and the outer container is configured to form a flexible outer shell that can be squeezed and restored, and a check valve is provided in the intake port. Furthermore, a cap having an opening provided with a check valve is screwed to be used as a squeeze-type dispensing container.
[0003]
The dispensing container as described above is capable of suppressing the entry of outside air into the container by reducing the volume of the inner bag while maintaining the original shape of the outer container as the content liquid is dispensed. In addition, since it is possible to suppress the occurrence of air pockets in the interior, it is possible to suppress the deterioration of the quality of the content liquid, and it is possible to maintain the dispensing operability satisfactorily to the end, regardless of the dispensing posture. It is used as a highly functional storage container in fields such as medicine and food.
[0004]
In addition, the Delami bottle is obtained by co-extrusion of an outer layer and an inner layer that are almost incompatible with each other and extrusion molding into a multi-layer parison, and blow-molding this multi-layer parison. When the inner bag body consisting of the inner layer is reduced in volume as the content liquid decreases, the outer layer and the inner layer may peel off and the inner bag body may fall off in the outer container. Configuration is required.
[0005]
For example, Patent Document 1 relates to a delami bottle, and describes a technique relating to a technique in which a part of the outer layer and the inner layer is made non-peelable by bonding with a vertical belt-like adhesive band over the entire height range between the outer layer and the inner layer. However, such an adhesive band can prevent the inner bag body from falling off.
[0006]
[Patent Document 1]
JP-A-8-26241 [0007]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the formation of the adhesive band shown in Patent Document 1, it is necessary to co-extrude a vertical belt-like adhesive layer between the outer layer and the inner layer. It is disadvantageous from the point of productivity related to the necessity of controlling the extrusion molding of the parison to form the band, maintenance of the equipment, and there are also problems in appearance such as the adhesive band may be conspicuous from the outside is there.
[0008]
Therefore, the present invention was created to solve the above-described problems in the prior art, and the object of the present invention is simple and reliable without using an adhesive band and without affecting the appearance. It is to create a configuration for preventing the inner bag body from falling off.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
Of the means of the present invention for solving the above problems, the means of the first invention is:
Consists of an outer layer that forms the outer body and an inner layer that is peelably laminated on the outer layer to form an inner bag, and a part of the inner layer bites into the outer layer on the inner peripheral surface of the mouth tube portion. was, the biting portion for preventing falling off of the inner bag is circumferentially provided, in.
[0010]
With the above-described configuration of the first invention , the inner bag body is reliably prevented from falling off by the biting portion formed by part of the inner layer of the inner peripheral surface of the mouth tube portion entering the outer layer. Parts other than the part can be freely reduced in volume, and smooth pouring is ensured until the content liquid is almost exhausted.
[0011]
Since the mouth tube part is formed to be relatively thick, there is no problem in appearance due to the formation of the bite part, and this bite part is plugged into the part of the parison molded in the case mouth part part during blow molding. It can be simultaneously molded by inserting, etc., and can be provided with high productivity without requiring a separate process, and the equipment cost can be kept low.
[0012]
The means of the second invention is that, in the first invention , the biting portion is formed in a state in which a part of the inner layer is bent outward in a folded shape and bites into the outer layer.
[0013]
With the above configuration of the second invention , by making a part of the thin inner layer folded outward in a folded shape, the inner layer can be bitten into the outer layer with a sharp shape, and the inner bag body Dropout can be prevented more reliably.
[0014]
According to a third aspect of the present invention , in the first or second aspect of the invention , there is a protrusion on the outer peripheral surface of the mouth tube portion, and a biting portion is formed at a position facing the protrusion.
[0015]
According to the above-described configuration of the third invention , the biting portion can be formed by inserting a plug into a portion of the parison that is in a fluid state at the time of blow molding and is molded into the casing mouth tube portion. When the resin for the outer layer flows to the portion corresponding to the protruding portion on the outer peripheral surface of the mouth tube portion of the blow molding die so as to be pressed by inserting the plug, a part of the thin inner layer is caused by the flow of the outer layer. The biting portion can be easily formed by deformation.
[0016]
According to a fourth aspect of the present invention , in the first, second or third aspect of the invention , the biting portion is formed circumferentially on the inner peripheral surface of the mouth tube portion.
[0017]
According to the above configuration of the fourth aspect of the invention , the inner bag body is formed by the mouth tube portion of the outer container so that the weight of the content liquid is uniformly dispersed by forming a circumferential biting portion on the inner peripheral surface of the mouth tube portion. However, it can be supported stably.
[0018]
The biting portion may be formed over the entire circumference, or a plurality of biting portions may be arranged on the circumference at equal central angles.
[0019]
According to a fifth aspect of the invention , in the third aspect of the invention , the protrusion is a screw thread engraved on the outer peripheral surface of the mouth tube portion, and the biting portion is formed in a spiral shape on the inner peripheral surface of the mouth tube portion. That's it.
[0020]
According to the above-described configuration of the fifth aspect of the present invention , it is possible to form a protrusion using a screw for attaching a cap or the like, and it is possible to easily form a biting portion over the circumferential length of the screw.
[0021]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings. FIGS. 1 and 2 show a first embodiment of a casing 1 according to the present invention. This casing 1 is formed of a high-density polyethylene resin and forms an outer casing 7 of the casing 1 and is sufficient. An outer layer 5 that exhibits mechanical strength, and an inner layer 6 that is molded from a nylon resin that is not compatible with high-density polyethylene resin and forms a thin inner bag body 8 that can exhibit sufficient flexibility. It is configured. Of course, the combination of the resin for the outer layer 5 and the inner layer 6 is not limited to the high-density polyethylene and nylon.
[0022]
The housing 1 has a bottomed cylindrical body portion 2 in which a mouth tube portion 3 having a thread 4 engraved on the outer peripheral surface thereof is erected at the upper end, and is formed on the inner peripheral surface of the mouth tube portion 3. A biting portion 11 is formed at a position facing the screw 4 in a state where the inner layer 6 bites into the outer layer 6 in a spiral shape.
[0023]
More specifically, the biting portion 11 is a state in which a part of the inner layer 6 is bent outward in a fold-like shape and bites into the outer layer 5 with the tip slightly upward, and the biting portion 11 allows the inner bag body to be bent. 8 can be reliably prevented from falling off.
[0024]
Such a biting portion 11 can be formed by, for example, blow molding by pushing a plug from above a portion corresponding to the mouth tube portion 3 of the casing 1 of a parison set in a blow molding die. . That is, as the resin for the outer layer 5 in a molten state flows into a portion corresponding to the screw 4 of the housing 1 mouth tube portion 3 of the mold cavity by pushing the plug and the subsequent air blow, the thin inner layer is flown. 6 is bent and deformed into a fold shape, and is in a state of being bitten into the outer layer 5, and the biting portion 11 is formed.
[0025]
FIG. 3 shows a second embodiment of the present invention, which is an example in which a protrusion 12 for locking and assembling a cap or the like is formed instead of the screw 4 of the mouth tube portion 3 in the first claim. FIG. 4 shows a third embodiment in which the lateral protrusions 13 are formed at four positions at an equal central angle. In either case, these protrusions 12 or lateral protrusions on the inner peripheral surface of the mouth tube portion 3 are shown. The biting portion 11 is formed at a position facing the strip 13.
[0026]
In this way, the inner bag body 8 can be effectively prevented from falling off by forming the biting portion 11 in a circumferential shape.
[0027]
Note that the blow molded casing of the present invention as illustrated in each embodiment, so-called delami bottle, is formed by, for example, forming a suction hole for allowing the outside air to enter between the outer layer 5 and the inner layer 6 in the outer container 7, and dispenser pump The cap 7 is used as a dispensing container by attaching a cap, or the outer body 7 is configured to form a flexible outer shell that can be squeezed and restored, and a check valve is arranged in the intake hole, Furthermore, it can be used as a squeeze-type dispensing container by screwing a cap having an open cylindrical part provided with a check valve.
[0028]
【The invention's effect】
Since the present invention has the above-described configuration, the following effects can be obtained.
In the first aspect of the invention , the inner bag body is prevented from falling off by the biting portion formed by the biting portion formed by biting the inner layer into the outer layer of the inner peripheral surface of the mouth tube portion. The portion can be freely reduced in volume, and smooth dispensing is ensured until the content liquid is almost exhausted.
[0029]
In addition, since the mouth tube portion is formed to be relatively thick, there is no problem in appearance due to the formation of the biting portion, and this biting portion is formed in the casing mouth tube portion of the parison that is in a fluid state at the time of blow molding. It can be formed by inserting a plug in a portion to be provided, and can be provided with high productivity without requiring a separate process, and the equipment cost can be kept low.
[0030]
In the second invention , by making a part of the thin inner layer bent outward in a folded shape, the inner layer can be bitten into the outer layer with a sharp shape, Dropout can be prevented more reliably.
[0031]
In the third aspect of the invention , when the resin for the outer layer flows into the portion of the blow molding die that is molded on the protruding portion of the outer peripheral surface of the casing mouth tube portion, a part of the thin inner layer is removed. The biting portion can be easily formed by being deformed as the outer layer flows.
[0032]
In the fourth invention , by forming a circumferential biting portion on the inner peripheral surface of the mouth tube portion, the weight of the content liquid is uniformly dispersed by the mouth tube portion of the outer container body. However, it can be supported stably.
[0033]
In the fifth invention , it is possible to make a protrusion by using a screw for attaching a cap or the like, and it is possible to form a biting portion over the circumferential length of the screw.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a half longitudinal front view showing a first embodiment of a housing of the present invention.
FIG. 2 is an enlarged vertical front view of a main part showing the vicinity of a mouth tube part of the housing of FIG. 1;
FIG. 3 is an enlarged front elevational view of a main part showing a second embodiment of the housing of the present invention.
FIG. 4 is an enlarged front elevational view of a main part showing a first embodiment of the housing of the present invention.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1; Housing 2; Body part 3; Mouth part 4; Screw 5; Outer layer 6; Inner layer 7; Outer body 8; Inner bag body 11; Biting part 12;

Claims

外容体（７）を形成する外層（５）と、該外層（５）に剥離自在に薄肉に積層され、内袋体（８）を形成する内層（６）とから構成され、口筒部（３）の内周面に、内層（６）の一部が折畳み状に外側に屈曲して外層（５）に食い込んで成形された、内袋体（８）の脱落を防止するための食い込み部（１１）が周設されていることを特徴としたブロー成形壜体。The outer layer (5) forming the outer container (7) and the inner layer (6) forming the inner bag body (8), which is laminated on the outer layer (5) so as to be peeled thinly, 3) A biting portion for preventing the inner bag body (8) from falling off, wherein a part of the inner layer (6) is folded outward and bent into the outer layer (5). (11) A blow-molded casing characterized by being provided around .

口筒部（３）の外周面に突条（４）を周設し、該突条（４）に対向する位置で食い込み部（１１）を周設した請求項１記載のブロー成形壜体。Periphery of ridges (4) circumferentially in face, projecting Article (4) in the biting portion at a position facing (11) blow molded bottle of claim 1 wherein the circumferentially provided a mouth tube portion (3).

突条（４）が口筒部（３）の外周面に刻設された螺条であり、食い込み部（１１）を口筒部（３）の内周面に螺旋状に周設した請求項２記載のブロー成形壜体。Ridges (4) are threaded which are engraved on the outer peripheral surface of the mouth tube section (3), the claims and circumferentially spirally on the inner peripheral surface of the mouth tube portion biting portion (11) (3) The blow-molded housing according to 2 .