JP4240365B2 - 適応バーストモデムおよびリンクホッピング無線ネットワークのための搬送波位相回復システム - Google Patents

適応バーストモデムおよびリンクホッピング無線ネットワークのための搬送波位相回復システム Download PDF

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Description

本発明は、ゆっくり時間変動するチャネルを介して適応バーストモデムおよびマルチリンクホッピングメッシュ無線ネットワーク内で動作する固定ブロードバンドワイヤレスアクセス(BWA)アプリケーション内で用いられる搬送波位相回復サブシステムに関する。適応モデムは、このようなチャネルを介して1つのリンクから別のリンクへの高速リンクホッピングが可能である。つまり、チャネルは、任意の所与のリンクについてバースト毎に準静的である。
本明細書に記述する実施形態は、J.BergerおよびI.Aaronsonにより1998年11月5日に出願された米国特許出願第09/187,665号、「Broadband Wireless Mesh Topology Networks」に記述されているタイプのワイヤレスメッシュトポロジネットワーク、J.Bergerらにより出願された米国特許出願第09/433,542号「Spatially Switched Router for Wireless Data Packets」に記述されている設計と同様の交換マルチビームアンテナ設計を有するネットワークノード、Y.Kaganらにより2000年10月30日に出願された米国特許出願第09/699,582号、「Join Process Method For Admitting A Node To A Wireless Mesh Network」に開示されている方法および装置と合わせて使用できる。これらの米国特許出願のそれぞれを参照により本明細書に組み込まれている。
ディジタルデータのバースト伝送は、衛星時分割多元接続、ディジタルセルラ無線、広帯域モバイルシステム、ブロードバンドワイヤレスアクセスシステムなどのいくつかのアプリケーションにおいて用いられている。設計の兼ね合いと得られたアーキテクチャは、これらのアプリケーションのそれぞれにおいて異なる。
これらのアプリケーションのほとんどにおいて、周知のシンボルのプリアンブルが、同期目的でデータパケットのそれぞれのバーストの始めに挿入される。短いプリアンブルについては優れた性能を得るために、データ支援(DA)アルゴリズムが通常用いられる。しかし、信号対ノイズ比(SNR)の低い値では、同期が困難となる。
コヒーレント検出スキームは、遅延コヒーレントまたは非コヒーレントスキームと比べて、パワー効率の点で優れている。しかし、コヒーレント検出に必要な搬送波位相回復は、フェージングチャネルの時間変動特性によって作用される。ディジタル通信システムのコヒーレント検出によってもたらされるパワー効率は、受信機に搬送波位相同期技術が用いられる場合にのみ効果的である。
固定帯域幅を通じて増加し続けるスループットが常に求められ、ブロードバンドIP(インターネットプロトコル)アプリケーションによってさらに刺激されて、システム設計者は、よりスループット効率の良い変調スキームを追求するようになってきている。その比較的優れた性能により、これらのアプリケーションの多くで大きな直交振幅変調(QAM)コンステレーションが使用されている。大きなQAMコンステレーションの使用に関連するクリティカルな問題の1つが搬送波位相推定の問題であり、これは特にバーストモデムアプリケーションにおいて、効率の理由により、しばしばプリアンブルを使用しないで実施しなければならない。問題は、直交成分(すなわち、I/Qチャネル)間のクロストーク干渉についてさらに複雑である。
コヒーレント検出については、受信機で搬送波位相同期を確立するための2つの基本手法がある。1つが、受信機がパイロットシンボルを抽出し、その局部発振器を受信信号の搬送波位相に同期することを可能にする送信機部で、周知の信号が挿入されるパイロットベースのものである。周知のシンボルは、pパイロットとmデータシンボルの比率で、データシーケンスとともに多重化される。受信機部で、入り波形はフィルタがかけられ、シンボルレートでサンプリングされる。サンプルシーケンスは、周知のシンボルの2つのストリーム、つまりデータストリームと基準ストリームに分割される。後者を取り除き、パイロットシンボルに対応するサンプルのみを次の処理のために使用する。受信信号の搬送波成分を取得し追跡するために、狭帯域位相ロックループ(PLL)が一般に用いられる。
このような手法は、短いバーストの伝送を伴うアプリケーションにおいては適切ではない。周知のデータシーケンスの挿入により、短いバーストのための伝送効率が著しく減少する。その結果、このようなシステムにおいては、パイロット支援アルゴリズムは適用可能ではない。
第2の手法においては、搬送波位相推定値は、変調信号から直接導出される。実際、この手法は、全送信機パワーがデータシンボルの伝送に割り当てられるというその明確な利点により、極めて広く実施されている。伝送効率が最適化される。
M−QAMなどの、高レベルの変調スキームにおける搬送波位相誤差の作用、φ=φ−φ^は、同相成分と直交成分からのクロストーク干渉と、cos(φ−φ^)だけ所望の信号成分のパワーが減少することである。同相成分と直交成分の平均パワーレベルが同じなので、小さい位相誤差により、特により高い変調レベル(すなわち、M≧16)で大きな性能劣化が生じる。
連続モデムアプリケーションにおいては、ユーザは、一般に、受信機が追跡プロセスが収束する獲得段階を経る間の数秒間を待つのをいとわない。しばしば、連続モデムの獲得プロセスは、単に位相ロックループが受信信号上で同期引込みするのを可能にする。言い換えれば、獲得プロセスは追跡プロセスに他ならない。
それと対称的に、バーストモデムにおいては、所与の伝送のユーザのデータコンテントは、1ミリ秒のうちのほんの一部分にすぎない可能性がある。長い獲得時間は、許容不可能なレベルのオーバヘッドをシステムに引き起こし、キャパシティが実質的に減少する。したがって、バーストモデムは、適切な受信機ゲイン、搬送波周波数および位相、サンプルタイミング周波数および位相、および必要ならば、受信機の等化器のための等化器タップをすばやく推定する特別な獲得プロセスを必要とする。また、獲得プロセスは、バースト内のどのビットが第1のユーザデータビットであるかを確実に識別して、その結果、より高いレイヤのプロトコルスタックがデータを適切にフォーマットできるようにしなければならない。
初期の搬送波位相は、コヒーレント相関器の出力の位相を使用して推定できる。この位相は、プリアンブルの中間にあるサンプルの位相の推定値である。プリアンブルの始めまたは末端で位相を推定したい場合は、中間からの推定値が、周波数誤差推定値によって補償されなければならない。周波数誤差推定値は完全には正確でないので、この補償にそれを使用すると、プリアンブルの末端のために形成される位相推定値の精度が悪くなる。したがって、プリアンブルのどの末端から追跡を開始するのが最良のルートかまたはプリアンブルの中間から追跡を開始するのが最良のルートかを注意深く考えるべきである。
別の重要な設計上の決定事項が、推定器トポロジの選択である。連続モデムアプリケーションにおいては、閉ループ(フィードバック)構造が、一般にアプリケーションによっては比較的高性能で使用される。しかし、バーストモデムシステムにおいては、閉ループ構造は、最良の結果をもたらさない。フィードバックシステムは、一般に、多くのアプリケーションにおいて許容性能レベルを得るために、より長い追跡時間(すなわち、長いデータシーケンス)を必要とする。バースト長がわずか数マイクロ秒(すなわち、20から40オクテット)であり得るバーストモデムにおいては、一般にこの必要が満たされない。
米国特許出願第09/187,665号 米国特許出願第09/433,542号 米国特許出願第09/699,582号
したがって、バーストモードシステムにおける搬送波位相回復のための方法および装置が求められている。さらに、無線通信のために伝送バーストを使用するリンクホッピングシステムにおける搬送波位相回復のための方法および装置が求められている。
導入としてのみ、本発明は、多重リンクホッピング無線システムにおいて無線信号を受信するための方法を提供する。本方法は、複数の無線リンク上で無線信号のバーストを受信するために複数の無線リンク間でホッピングすること、無線リンク上の受信されたバーストからのそれぞれの無線リンクのためのチャネル情報を決定することを含む。さらに、本方法は、決定したチャネル情報を格納すること、無線リンク上で次の受信されたバーストを確実に受信するために無線リンクのために決定されたチャネル情報を使用することを含む。
本発明はさらに、第1の無線リンク上で第1の無線信号の第1のバーストを受信することを含む無線信号を受信し、第1のバーストを使用して第1の無線リンクについてのチャネル情報を決定するための方法を提供する。本方法はさらに、第2の無線リンク上で第1の無線信号の第2のバーストや第2の無線信号の第1のバーストなどの次のバーストを受信すること、それに続いて、チャネル情報を使用して第1の無線リンク上で第1の無線信号の次のバーストを受信することを含む。
本発明はさらに、多重リンクホッピング、バースト適応モデムにおいて使用するための搬送波位相回復方法を提供する。本方法は、変調搬送波信号を一連のバーストとして受信することを含み、それぞれのバーストが、1つまたは複数のパイロットシンボルおよびデータシンボルを有し、1つまたは複数のパイロットシンボルを使用して搬送波位相の粗い推定を形成する。さらに本方法は、データのバーストシンボルを使用してバーストのための搬送波位相を推定するために搬送波位相の粗い推定を使用して搬送波位相の精密な推定を形成すること、搬送波位相の精密な推定を使用して無線信号のための搬送波位相を補正することを含む。
本発明はさらに、搬送波位相回復システムを提供する。本システムは、適応等化器によって生成されたデータの以前のバーストからの等化器の重みを使用してデータの現在のバーストを等化するよう構成された固定等化器を備える。データの現在のバーストは、パイロットシンボルおよびデータを有する。本システムはさらに、パイロットシンボルを使用してデータの現在のバーストのための位相を回復する搬送波位相回復ユニットと、データの遅延した現在のバーストと回復した位相とを組み合わせるミクサとを備える。本システムはさらにまた、現在のバーストを等化して等化された出力信号を生成し、データの次のバーストを等化するために固定等化器に次のバースト等化器の重みを提供する適応等化器を備える。
本発明はさらに、一実施形態では、ひずみ信号を受信するための手段とひずみ信号の位相を補償するための手段とを備えた位相補正装置を提供する。補償手段は、ひずみ信号のための搬送波位相の粗い推定値を得るためにひずみ信号内の周知のパイロットシンボルを使用する手段と、精密な搬送波位相推定値を生成するために粗い位相補償された信号のデータシンボルを使用する手段とを備える。
本発明はさらに、定常状態オペレーションにおいて多重リンクホッピングおよびバースト適応モデム内で使用するための搬送波位相回復システムを提供する。一実施形態では、搬送波位相回復システムは、メモリと、タップ係数が以前のバーストに関係する現在のリンクの現在のデータバーストを等化するための固定等化器とを備える。搬送波位相ユニットは、データの現在のバースト内に含まれる多数の周知のパイロットシンボルを使用するパイロット支援技術を使用して搬送波位相オフセットの粗い推定値を取得する第1のステージと、第1のステージに結合された固定位相バイアス除去ステージと、固定位相バイアス除去ステージに結合されたフェーザ生成ステージとを有する。搬送波位相ユニットはさらに、粗い位相補償された信号を生成するためにフィルタがかけられた信号から推定された粗い搬送波位相を除去するためのフェーザ生成ステージによって生成されたフェーザ信号によってフィルタがかけられた(等化された)信号を逆回転するための逆回転手段を備える。搬送波位相ユニットはさらに、データ支援意思決定指向技術を使用して粗い位相補償された信号から変調信号を除去するためのデータ支援位相推定器ステージと、ノイズ分散を減少するためにデータ支援位相推定器ステージからのNシンボルを平均化するための平均化手段と、タップ係数を生成しメモリ内にタップ係数を格納するための等化器ステージとを有する。
好ましい実施形態についての上記の説明は、単に導入として提供したものである。このセクションのいずれをも、本発明の範囲を定義する頭記の特許請求の範囲を限定するものと考えてはならない。
本発明は、ブロードバンドワイヤレスアクセス(BWA)ネットワークのために使用されるリンクホッピングワイヤレスメッシュネットワークトポロジのための搬送波位相回復サブシステムに関する。このようなネットワークは、28GHzでのLMDS(Local Multi−point Distributed Service)帯域などの異なるスペクトル内で動作する。このようなネットワーク内におけるノードのモデムは、ゆっくり時間変動するチャネルを介して1つのリンクから別のリンクへの高速リンクホッピングが可能である。つまり、チャネルは、任意の所与のリンクについてバースト毎に準静的である。搬送波位相推定技術が、たとえば固定ブロードバンドワイヤレスアクセス(BWA)を使用する高速度で短いバーストのマルチリンクホッピングメッシュネットワークトポロジのコヒーレント検出のために用いられる。
固定視線(LOS)チャネル内のフェージングが、モバイルシステムと比べると穏やかではあるものの、位相追跡に対して破壊的な作用を及ぼす。位相ロックループや修正コスタス位相追跡器などの閉ループシステムの使用は、バーストモデムアプリケーションについては適切ではない。これらの環境においては、閉ループシステムは一般に、フェージングチャネル内の大きなサイクルのスリップレートおよび/または短いバーストのブロードバンドアプリケーション内の遅い収束速さにより、性能を改善できない。
本実施形態は、インプリメンテーションの複雑さを低く押さえ、高いスループット効率を維持しながら、高速で効率的なアルゴリズムを用いることにより非コヒーレントM−ary変調スキームと比べて性能を向上するよう設計されている。パイロット支援コヒーレント位相推定技術および意思決定指向スキームが、高速で短いバーストのデータを用いるダイナミックメッシュネットワークを伴う時間変動するチャネル環境内で送信された信号の搬送波位相を抽出するための、この実施形態の範囲である。
短いバーストおよび高速のメッシュインフラストラクチャにおいてコヒーレント検出を達成するためには、高信頼の搬送波位相回復を実施しなければならない。基本的には、支援なしのスキームのみが最も効率的であるが、低い信号対ノイズ比(SNR)で動作しかつ/またはチャネルがフェージングによって損なわれている場合には、非常に頑強な変調信号(すなわち、B/QPSK)に対してさえも、それらの性能がクリティカルとなる。
バーストモードにおいては、本実施形態の搬送波位相回復ユニットは、マルチステージの位相回復スキームを行う。第1に、受信信号は、整合ろ波され、オペレーション中のリンクの位相および振幅のばらつきを補償するために固定T/N間隔の等化器を通る。特定のリンクの新しいバーストが、メッシュトポロジ(マルチポイントからマルチポイントへ)内で受信された場合、そのリンクのための固定等化器の重みが、対応するリンクの以前のバースト上で動作していた等化器のタップ係数に基づいて更新される。この実施形態では、固定等化器のタップ係数は、メモリからT/2間隔の等化器にロードされる。つまり、本実施形態では、それぞれのノードが、そのN隣接ノードに対応するそのローカルメモリ内に格納されているN組のタップ係数を有する。
本実施形態は、搬送波位相回復のための新規で改良された方法およびシステムを提供する。搬送波位相の推定は、2つの互いに異なるモードで行われる。第1のモードは、メッシュ無線システムを連結するために新しいノードが誘因される連結モードである。このモードにおいては、搬送波位相は、長いシーケンスの周知の非変調パイロットシンボルを通じて推定される。
第2のモードにおいては、搬送波位相は、メッシュインフラストラクチャがバーストまたは定常状態オペレーションである場合に推定される。ここでの説明では、搬送波位相推定のこのモードに主に焦点を合わせている。使用可能であり文献にも引用されている従来のいくつかの閉ループ位相回復技術(すなわち、PLL、コスタスループなど)があるが、本実施形態は、バーストバイバーストベースでリンクホッピングが可能な既存メッシュネットワーク内でバーストモデムとともに効率的に動作するための新規なマルチステージの開ループ構造を利用する。
図1は、メッシュトポロジを用いるワイヤレス無線ネットワーク100の例を示すブロック図である。図1に例示されているネットワーク100は、無線通信内に、第1のノード102と、第2のノード104と、第3のノード106と、第4のノード108とを備える。ネットワーク100は、どのような数のノードをも備えることができる。図1に示される4つのノードは、単に一例にすぎない。図1の実施形態では、ネットワーク100は、J.BergerおよびI.Aaronsonにより1998年11月5日に出願された米国特許出願第09/187,665号、「Broadband Wireless Mesh Topology Networks」に記述されているタイプのワイヤレスメッシュトポロジネットワークである。
それぞれのノード102、104、106、108が、ネットワーク100の他のノードなどの、遠隔無線とデータを通信するためのデータ処理装置と無線とを有する。実施形態の例のそれぞれのノードが、いくつかのセクタ上で無線通信を提供する指向性アンテナを備える。セクタは、ノードの近くの地理的区域の一部分を介して無線カバレージを提供する。したがって、ノード104が、ノード102を含む区域116を介してカバレージを提供するセクタ112を有する。ノード102が、区域114を介してカバレージを提供する。ノード106が区域118を介してカバレージを提供し、ノード108が区域120を介してカバレージを提供する。
ネットワーク100のノード102、104、106、108は、ピアと考えられる。それらは、互いに対等に自由に通信し合う。これは、セルラ無線電話システム内で加入者ユニットと通信する基地局などの階層的システムと区別される。ノード102、104、106、108間の通信は、ピア・ツー・ピア通信である。
2つのノードが、それらのアンテナセクタが整列されている無線通信内にある。この場合、ノードは、無線リンクを完了し、データおよび制御情報を交換できる。したがって、ノード102およびノード104はリンク128上で通信し、ノード102およびノード108はリンク126上で通信し、ノード104およびノード108はリンク134上で通信する。
固定ブロードバンドワイヤレスネットワーク100は、2つのモードで動作する。第1のモードを獲得/連結モードと呼ぶ。第2のモードを定常状態またはバーストモードと呼ぶ。オペレーションを、図3〜5と合わせて以下にさらに詳細に記述する。オペレーションの第1のモードにおいては、本発明は、連結パケットの指定されたスロット内にK挿入パイロットシンボルの推定された位相を平均化することにより搬送波位相の正確な推定値を得る。一実施形態では、K=32である。連結プロセスを、図6および7と合わせて以下にさらに詳細に記述する。連結プロセスは、Y.Kaganらにより2000年10月30日に出願された米国特許出願第09/699,582号、「Join Process Method For Admitting A Node To A Wireless Mesh Network」に記述されているタイプのものであり得る。
図1の実施形態の例では、ノード106が、既存ノード102、104、108を有するネットワーク100を連結するプロセス中の連結ノードと考えられる。連結ノード106は、既存ノード102、104、108から誘因パケットを受信し、したがって、ノード103とのリンク130上およびノード108とのリンク132上でノード102との無線通信を確立できる。
図2は、従来の技術による最尤搬送波位相回復システム200を示すブロック図である。図2は、最尤(ML)位相推定器の一般的なブロック図を例示する。パラメータf^は、周波数オフセットであり、τ^はタイミング位相を表し、{d^(m)}は情報シンボルであり、g(k)は平方根二乗余弦整合フィルタ(信号パルス波形)であり、Tはシンボル期間であり、θ^は推定すべき搬送波位相である。
すべてのパラメータ、f^、τ^、{d^(m)}、およびパルス波形フィルタg(k)が、受信機に対して周知であると想定される。位相θ^は、唯一の周知でない定数であり、±πの範囲内で値をとる。データシンボルの知識は、意思決定指向スキームまたは周知のプリアンブル(パイロットシンボル)のいずれかから得ることができる。シンボル基準時点および搬送波周波数値は、前もってかつ搬送波位相から独立して推定され、バースト間を正確に追跡される。
システム200は、システム100の無線受信機内で搬送波位相を回復するために必要なオペレーションを例示する。システム200は、理想的な表現または正規表現である。例示したオペレーションを達成できるシステムの実際の実施形態には、マルチホッピングリンクシステムの状況において{d^(m)}の正確で効率的な推定値が必要である。システム効率の理由により2つのシンボルのみのパイロット信号を有する短いバーストが実施される本システムにおいては、有効で効率的な実施形態を形成することが特に複雑になる。
搬送波位相回復システム200は、ミクサ202と、フィルタ204と、サンプラ206と、乗算器208と、加算器210と、角度決定ブロック212とを備える。システム200は、受信データサンプルを有する信号r(k)を受信する。フィルタ204は、送信機パルス波形フィルタg(k)に整合するフィルタ応答g(−k)を有する整合フィルタである。
サンプラ206は、T秒毎に出力信号サンプリングし、τ^に等しいタイミング位相偏移を有する信号x(k)を生成する。乗算器208は、周知の信号または周知のデータ、あるいはそれらの推定値である信号{d^}に信号x(k)を乗算する。本実施形態では、d^は、それぞれ、搬送波位相回復システムの第1のステージの周知のパイロット信号、および第2のステージの未知のデータの推定値である。積信号は加算器210に提供される。乗算器208は、受信信号を逆回転する。加算器210は、所定時間にわたってシンボルを平均化する。角度決定ブロック212は、データに関連する角度を抽出し、角度θ^を生成する。この角度は、受信データの位相オフセットまたは位相誤差に対応する。
上述したように、図2のシステム200は、搬送波位相を推定するための正規形式である。しかし、図1のシステムにおいては、無線信号が、短い(たとえば、2シンボルの)パイロット信号を有する短いバーストとして受信される。また、図1のシステムは、1つの無線信号が一定の受信時間中に周波数上で受信されるリンクホッピングシステムである。その受信時間には、他の信号が受信される時間が割り込んでいることがある。以下に例示する実施形態は、リンクホッピング、バーストモード無線受信機内で搬送波位相を回復するためのシステムおよび方法に関する。
図3は、図1のワイヤレスネットワーク100において送信されるバースト300のフレームフォーマットを示す図である。バースト300は、ネットワーク100のノード間で進行中のバーストモード通信のために使用されるタイプのものであり、図6と合わせて以下に記述する連結プロセス内で使用されるバーストとは異なる。バースト300は、データバーストの一例である。図3に示されるように、バースト300は、データバースト内の周知のタイミング位置でデータシンボルおよび周知のパイロットシンボル304を有する。例示した実施形態では2つのパイロットシンボルが使用されるが、任意の適切な数も使用できる。パイロットシンボルは、パケットデータバースト300のデータシンボル間に挿入される。パケットは、任意の適切な数のシンボルを有することができる。例示した実施形態では、mはパケット毎のデータシンボルの数であり、32が選択される。このフレーム構造は、高信頼の位相推定およびデータ回復のためにデータ内にパイロットシンボルをはめ込む。
本実施形態は、独立して多重リンク上を動作することが可能な個々のリンクの位相および振幅のばらつきを補償するための固定等化器と、搬送波位相の値の粗い推定値を生成するためのパイロットシンボルベースの推定装置と、変調信号を除去するためにシンボルデータの推定値を提供するための意思決定指向位相回復方法と、最終位相推定値を生成するための平均化および位相抽出手段とを有する搬送波位相推定ユニットを備える。
すべてが開ループ(フィードフォワード)構造内で実施されるMシンボルを介する固定等化器、パイロットベースの粗い位相推定、意思決定指向データ推定器、平滑化フィルタ、位相抽出器手段の組合せは、搬送波位相追跡ケイパビリティを改良し、クラメール・ラオの不等式の下限(MCRB(θ))に非常に近い精度を提供する。本実施形態の個々の態様はそれぞれ、それ自体で使用された場合もあるいは従来の技術による設計または開示されている素子と合わせて使用された場合も、各システムおよび性能の向上を提供する。
図4は、バーストモードオペレーションにおいて図1のワイヤレスネットワークのノード内で使用するための搬送波位相同期システム400を示すブロック図である。システム400は、搬送波位相回復システム全体を形成する。システム400は、図1のシステム100などのリンクホッピング無線通信システム内の複数のリンク上で変調信号をデータの一連のバーストとして受信する無線受信機内で実施できる。特定の実施形態では、それぞれのバーストが、1つまたは複数のパイロットシンボルおよびデータシンボルを有する。一実施形態では、システム400を備える無線受信機は、時間とともにゆっくり変動するチャネル上の28GHzでLMDS(local multipoint distribution service)帯域内で動作する。無線受信機は、直交振幅変調(QAM)データの同報通信を受信する。無線受信機は、複数の無線リンク上で無線信号のバーストを受信するために複数の無線リンク間でホッピングする。特定のネットワークの構成により、特定の送信機から特定のチャネル上の受信機で受信されたバーストは、他のチャネル上の他の送信機からのバーストとともにインタリーブされることがある。他の動作特徴を有する他のシステムを備える適用形態も可能である。
この実施形態の例では、データのそれぞれのバーストが、図3に例示されたフォーマットを有することがある。パイロットシンボルは、QAMコンステレーションの最大振幅の角になるように選択される。図3に示されるように、時間領域内では、パイロットシンボルは、バーストの中央近く、つまり、たとえば持続時間が32シンボルに置かれることがある。図4の搬送波位相同期システム400は、挿入されたパイロットシンボルおよび推定されたデータシンボルを使用して、短いバーストのための搬送波位相オフセットを正確に回復する。
システム400は、遅延要素402と、ミクサまたは乗算器404と、適応等化器406とを備える。システムはさらに、非適応等化器408と、パイロットおよびデータシンボルを使用してデータの現在のバーストのための位相を回復する搬送波位相回復ユニット410と、メモリ回路412とを備える。入力部420で初期バースト(図4の信号i1)を受信すると、バーストまたはバーストのシンボルは、遅延ブロック402で遅延する。ライン421上の遅延データ(図4の信号i6)は、搬送波位相回復ユニット410からのライン426上の搬送波位相推定値(図4の信号i5)により乗算器内で乗算される。乗算器またはミクサ404は、データの遅延した現在のバーストと回復した位相推定値とを組み合わせて、ライン428上で位相誤差補償された信号(図4の信号z1)を生成する。搬送波位相回復ユニット410の構造およびオペレーションを、図5と合わせて以下にさらに詳細に記述する。
乗算器404からの出力信号z1は、ライン428上で提供される。信号は、チャネルの位相および振幅のばらつきを補償する適応等化器406に提供される。等化器406は、等化された出力信号(図4の信号i7)を生成し、データの次のバーストを等化するために次のバーストの等化器の重みを固定等化器408に提供する。例示した実施形態では、次のバーストの等化器の重みはメモリ412内に格納されるが、別個の記憶装置を省略することができる。等化器406は、T/N間隔の適応等化プロセスを実施し、等化された搬送波位相誤差補償された信号が出力部422で生成される。適応等化プロセスの一部として、等化器の重みが適応等化器406によって生成される。これらの等化器の重みは、そこから受信無線信号が現在処理されている特定のリンクに対応する。適応等化器406は、チャネル内の振幅および搬送波位相のばらつきを補償し、かつ/または無線リンク上の受信されたバーストからのそれぞれの無線リンクのために適切なチャネル側情報を提供する。等化器の重みまたは搬送波位相を決定する代わりにまたはそれに加えて、チャネルまたはリンクを特徴付ける他の技術も使用できる。
等化器の重み、チャネル位相または他の決定されたチャネル情報は、メモリ412内に格納される。例示した実施形態では、メモリ412はランダムアクセスメモリである。代替実施形態では、他の記憶装置デバイスで置き換えることができる。図1のネットワーク100などのリンクホッピングネットワーク実施形態では、等化器の重みは、それらが関連付けられているリンクの表示に従って格納されることが好ましい。この方式においては、メモリ430の入力部で受信された選択信号に応答して、等化器の重みが、後続のバーストの等化に使用するためにメモリ412から検索できる(図4の信号i3)。特定のリンクのためのそれぞれの後続のバーストが受信されると、適応等化器406は、現在の等化器の重みまたは受信されたバーストから決定された他のチャネル情報を使用して次の受信されたバーストのための等化器の重みを更新する。次いで、適応等化器406は、更新された等化器の重みをメモリ412内に格納する。
等化器408は、格納された等化器の重みをメモリ12からの信号i3として受信する。上述したように、多重リンクまたはリンクホッピングシステムにおいては、格納された等化器の重みは、受信すべきリンクに従ってメモリから検索されることが好ましい。等化器408は、等化器の重みまたは無線リンクのために決定された他のチャネル情報を使用して、無線リンク上で次の受信されたバーストを確実に受信する。つまり、その特定のリンクのための次のバーストが受信されると、そのリンクのために以前に格納された等化器の重みを検索するために、SELECT信号は、入力部430でメモリ412にアサートされる。等化器408は、検索された等化器の重みを使用して等化された信号を生成する。等化された信号は、ライン424上の搬送波位相回復ユニット410に提供される。
図4は、位相推定器410の前位の搬送波位相シンクロナイザおよび固定または非適応等化器408が組み合わせられている一実施形態による搬送波位相推定器ユニットを示すトップレベルのブロック図である。非適応等化器408は、l番目のリンクのj番目のバーストの受信シンボルの位相および振幅のばらつきを事前補償し、l=1,...,N(ここで、Nは任意の所与のノードに関連する隣接システムの数)である。固定等化器408のタップ係数は、l番目のリンクのj−1番目(以前)のバースト上で動作する搬送波位相回復ユニット410の後で用いられる適応等化器のタップ係数と同じである。
好ましい実施形態では、搬送波位相回復ユニット410は、すべてのN隣接リンク、{θ^(j,l):l=1,...,N}の全j番目のバーストの搬送波位相推定値を独立して提供する。搬送波位相回復手段は、一適用形態では、メッシュアーキテクチャなどのマルチホッピングリンクトポロジ内で用いられる。本発明のすべての素子がディジタルシステム内で構築されることが好ましい。
サンプリング時点iでのl番目のリンクのj番目のバーストに対応する送信信号、チャネル乗法的ひずみ、付加白色ガウスノイズが、それぞれ、複合信号s(i,j,l)、c(i,j,l)=α(i,j,l)ejφ(i,j,l)、n(i,j,l)によって表される。次いで、l番目のリンクのための受信シンボルは、以下のように定義される。
Figure 0004240365
受信複合信号は搬送波周波数オフセット補償され整合フィルタされていると想定され、タイミング位相パラメータは、上述したように固定の(非適応の)わずかな間隔の等化器および搬送波位相回復手段を通じて処理される前に、正確に推定される。
搬送波位相推定器ユニットの定常状態(バースト)オペレーションにおいては、受信信号ilは、まず第1に、ゆっくり変動するフェージング環境で経験される位相および振幅のばらつきを補償するために、固定T/2間隔の等化器408を通じてフィルタがかけられる(図4)。固定等化器408のタップ係数が、現在のリンクの以前のバースト上で動作する適応T/2間隔の等化器406によって提供される。適応等化器406のタップ係数を、{w(k,j,l);k=1,...,L;l=1,...,N}で表し、ここで、w(k,j,l)は、l番目のリンクのj番目のバーストのk番目のタップ係数である。ターゲット受信機の既存隣接システム(誘因ノード)のパラメータである、L、タップ係数の最大数と、N、最大数とは、設計パラメータであり、したがって可変である。
l番目のリンクのそれぞれのj番目のバーストの末端で、タップ係数w(k,j,l)が、メモリ412内に格納される。これらのタップ係数は、所与のl番目のリンクについてチャネルがバースト毎にゆっくり変動していると想定して、次の(j+1番目)バーストの位相および振幅のばらつきを事前補償するために固定等化器408内にロードされる。複合信号の事前補償された位相および振幅は、以下のように、搬送波位相回復ユニット内に入力される。
Figure 0004240365
上述の記号式においては、シンボル処理毎に1つのサンプルと考えると想定して、指標iは、j番目のバースト内のi番目のシンボル位置またはサンプリング時間のいずれかに交換可能に使用されることに留意されたい。
図4の遅延ブロック402が、それぞれ、固定等化器408および搬送波位相回復ユニット410内で遭遇するすべての処理遅延を考慮するよう提供される。
定常状態(バースト)モードの搬送波位相推定ユニット410の本実施形態では、l番目のリンクの多重化されたpパイロットシンボルは、{P(1,l)、P(2,l),...,P(p,l)}によって表わされる。搬送波位相回復システムについては、以下に定義されるように、指定されたM−QAM(すなわち、M=4、16、64、または256)コンステレーションのポイントのうちのただ2つの対向する角が使用される。
Figure 0004240365
上式で、r(i,l)=r(i−1,l)およびθ(i,l)=−θ(i−1,l)=π/4である。
多重リンク環境においては、システム400は、異なる受信機からいくつかの独立チャネルを介してバーストを受信できる。時折、システム400は、単一の送信機から多重バーストまたは連続伝送を受信できる。しかし一般的には、システム400は、第1のチャネル上で1つの送信機から1つのバーストを、その後、同じ第1のチャネル上で同じ送信機から第2のバーストを受信する。1つまたは複数の他の送信機からのバーストが、チャネル上の第1のバーストと第2のバーストの間に割り込んでいる。
したがって、システム400は、第1の無線リンク上で第1の無線信号の第1のバーストを受信する。たとえば、図1では、この例ではシステム400を備えるノード102は、ノード108からリンク126上でバーストを受信できる。システム400は、第1のバースト使用して第1の無線リンクについての搬送波位相などのチャネル情報を決定する。システム400は、等化器の重み、搬送波位相、または他のチャネル情報を格納する。次いで、システム400は、図1のリンク128などの第2の無線リンク上で第2の無線信号の第1のバーストを受信する。システム400は、第2の無線信号の第1のバーストを使用して第2の無線リンクについてのチャネル情報を決定する。第2の無線リンクのためのチャネル情報は格納される。その後、システム400は、等化器の重みまたは他のチャネル情報を使用して、図1のリンク126などの第1の無線リンク上で第1の無線信号の次のバーストを受信する。
搬送波位相回復ユニット410の一実施形態が、図5にさらに詳細に示されている。図5は、一実施形態によるバーストモードの搬送波位相回復ユニットの詳細を表す図である。受信されたバーストの振幅および位相のばらつきが、l番目のリンクのための固定T/2間隔の等化器を通じて補償(最小化)された後(図4)、搬送波位相の粗い推定値θ^(j,l)が、l番目のリンクのj番目のバースト内のpパイロットシンボル{P(1,j,l),...,P(p,j,l)}に基づいて得られる。これらの周知のシンボルは、図3に示されるように、データシンボルとともに周期的に多重化される。挿入されるパイロットの数および周期性(T=p+m、mデータシンボル毎についてpパイロット、m>>p)により、線形補間、低域フィルタ補間、またはガウス補間などの従来の技術で周知の伝統的な技術を適用して、チャネルパラメータの推定値を得ることができる。
好ましい実施形態では、使用可能なパイロットシンボルのI/Q成分の位相および振幅のばらつきの推定が実施できる。この方法によって得られた乗法的ひずみの振幅情報の値を使用して、自動ゲイン制御(AGC)の精度を向上することもできる。
これらの周期的パイロットシンボルの別のさらなる利点が、位相ノイズの衝撃を減少させることである。この利点による利益は、mデータシンボル毎に(使用可能なpパイロットシンボルを使用して)搬送波位相の新しい推定を実施することにより容易に実現できる。つまり、mデータシンボル毎の後に、搬送波位相の新しい推定値が提供できる。この場合、位相推定値θ^は、p+mシンボル毎に更新される。これらの独立した搬送波位相推定値は、特に高レベルのQAM変調スキームにおいて位相ノイズの衝撃を緩和するのに非常に役に立つ場合がある。フィードフォワード搬送波位相回復技術のループ帯域幅が観測されたシンボルの集積の期間または推定長に反比例するので、挿入されたパイロットの周期性を増加する、つまり言葉を換えればパラメータTを減少させることが望ましい。パイロットシーケンス期間(Tp)は、所望の位相ノイズ減少とスループット効率の間のトレードオフメトリックに基づいて設定すべき設計パラメータである。
搬送波位相回復ユニット410は、位相推定のためにパイロットベースおよび意思決定支援アルゴリズムを使用する。受信すべき信号は一連のバーストであり、それぞれのバーストがいくつかのパイロットシンボルを有し、好ましくは最も短いバーストの中央近くに置かれる。搬送波位相回復ユニット410は、バーストモードアプリケーションにおいて搬送波位相回復を提供する。
搬送波位相回復ユニット410のバーストモードは、送信されたバースト内のデータとともに多重化されたpパイロットシンボルを利用する搬送波位相の粗い推定値に依拠する。この実施形態では、M−QAMコンステレーションの2つの対向する角のシンボル(すなわち、p=2)がパイロットシンボルとして割り当てられる。本実施形態では、事前に割り当てられたタイムスロット内のデータストリームの中間に互いに隣接するこれらの2つの周知のシンボルを挿入する。
好ましい実施形態では、フェージングチャネルの乗法的振幅ひずみの推定のために、パイロットシンボルが使用できる。パイロットシンボル援助変調(PSAM)が、transparent tone−in−band(TTIB)方法の代替形態である。周期的に挿入されるパイロットシンボルは、位相および振幅ひずみなどの時間変動するチャネルパラメータの推定値を生成するために補間される。これらのパイロットシンボルを使用して、位相ノイズの衝撃を減少できる。
搬送波の変調によって振幅および位相の変化をもたらすためには、変調を除去しなければならない。このようなばらつきは、無線トランシーバによって引き起こされるフェージングチャネルおよび他の残留障害によるひずみから生じる。バーストの位相が搬送波位相の粗い推定値によって逆回転した後、情報を運ぶシンボルの変調データは、意思決定指向位相回復装置を通じて除去される。ここで、位相の精密な測定が、これらのMシンボルを介して行われる。結果として得られる非変調シンボルは、因果関係のない平均化ユニットを通じて処理されて、バーストの第1のMシンボルの搬送波位相推定値を平滑化する。パラメータMは、バースト長およびチャネル状態に基づいて選択される。本明細書に記述した実施形態では、M=32の値を使用する。他の設計においては他の値を使用することもできる。この平滑化プロセスは、推定された位相値の精度を著しく改良し、付加白色ガウスノイズの衝撃を減少させることにより位相推定値の信頼性を向上する。
図5の実施形態では、2ステージの位相回復技術がそれぞれのバースト上で使用される。したがって、搬送波位相回復ユニット410は、回復した位相を生成するために、粗い搬送波位相推定回路502と精密な搬送波位相推定回路504とを備える。粗い搬送波位相推定回路502は、データの現在のバーストのパイロットシンボルを使用してデータの現在のバーストのための位相の粗い推定値を生成するよう構成される。精密な搬送波位相推定回路504は、粗い搬送波位相推定回路に結合して、位相の粗い推定値およびバースト内に含まれる少なくともいくつかのデータを使用して回復した位相を生成する。
図5は、バーストモードで用いられる搬送波位相回復ユニット410を示す詳細なブロック図である。受信信号が、固定等化器によって位相および振幅補償された後、パイロットシンボルp1およびp2は、ブロック506によって逆多重化され、搬送波位相の粗い推定値を得るために処理される。第1に、l番目のリンクの現在の(j番目)バーストのシンボル位置iおよびi−1(すなわち、17番目および16番目)に置かれたパイロットシンボルが抽出される。次いで、これらの2つのパイロットシンボルが、複合信号を生成するために加算器508により互いから減算される。
Figure 0004240365
上式で、以前のオペレーションはバースト毎に1回のみ行われる。指標jおよびlは、それぞれ、メッシュネットワークのl番目のリンクのj番目のバーストに対応する。
複合信号の位相z4は、その後、CORDICアルゴリズムブロック510による周知のCORDICスキームなどの従来の技術を使用して抽出される。加算器512は、位相引き数z5から残留位相バイアス値、等式4)のπ/4を除去して、不必要な位相ひずみの粗い推定値θ^(j,l)を生成する。回路成分からの付加白色ガウスノイズおよび残留位相障害の衝撃もまた、不必要な位相推定値θ^(j,l)内に反映される。複合信号z9=e−jθ^(j,l)が、ルックアップテーブルユニット514や複合共役コンバータ516などの周知の技術を使用して形成される。
事前補償された複合信号は、以前のステージで行われたパイロット支援搬送波位相回復において遭遇した処理遅延を考慮するために遅延ブロック520によって遅延される。ここで、複合遅延信号は、粗い位相推定値θ^(j,l)によって位相を逆回転するために乗算器522内の信号z9によって乗算される。結果として得られた複合信号z11は、既に固定等化器によって改良され、パイロットシンボル手段の支援によって位相補償されており、ここでスライサ524に提供される。複合信号z11は、以下のように表される。
Figure 0004240365
およびsejθは、送信された所望のデータである。不必要な残留位相θは、以下の通りである。
Figure 0004240365
ここで、大きさが減少し、以下に記述するように、スライサ524が取るに足りない程度の意思決定誤差を有することができる助けとなる。
次のステージでは、データ支援位相回復スキームを使用して、受信信号のデータ依存位相部分を除去する。以前のステージでは、不必要な位相が、周知のパイロットシンボルに基づいてすべてのNリンクのためにバースト毎に推定された。このステージでは、全バーストまたはバーストの一部分の未知のデータシンボルが、まず第1に、QAMスライサ524を通じて推定される。データシンボルの推定された位相は、固定等化器の出力から除去される。スライサ524への入力部で、複合信号は、等式1)によって指定された形式を有する。しかし、チャネルパラメータは、固定等化器の支援および搬送波位相回復ユニットのパイロットベースのステージによって事前補償される。
スライサ524の出力部で、推定されたデータシンボルs^(i,j,l)ejθ^(i,j,l)が、複合信号z11から除去される。結果として得られた複合信号は、以下の通りである。
Figure 0004240365
等式7)では、検出器は誤差を出さず、ガウスノイズの衝撃は取るに足りない程度であると想定される。
複合信号z14はMシンボル全体を平均化し、位相は、パイロット支援スキームにおいて記述したプロセスに類似のCORDICアルゴリズムブロック534内でCORDICアルゴリズムを使用して抽出される。すなわち、
Figure 0004240365
Figure 0004240365
l番目のリンクのj番目のバーストの推定されたそれぞれの搬送波位相Φ(j,l)が独立して計算され、全j番目のバーストに対して固定であることに留意されたい。出力部426での複合信号i5=e−jΦ(j,l)が、テーブルルックアップブロック536および複合共役ブロック538を使用して形成される。
再び図4を参照すると、入力部420からの受信信号が、遅延ブロック402内で遅延し、推定された搬送波位相Φ(j,l)によって乗算器404内で位相補償されて、ライン428上で(遅延要素402の衝撃を無視して)複合信号z1を生成する。ここで、
Figure 0004240365
信号z1はさらに、チャネルの振幅および位相のばらつきα(i,j,l)ejφ(i,j,l)を補償するために適応T/2間隔の等化器406によって処理される。出力部422で結果として得られた出力信号i7は、以下のように表される。
Figure 0004240365
上式で、l番目のリンクのj番目のバーストのタップ係数{w(k,j,l)、k=1,...,L}は、メモリ430内に格納されている。これらの係数は、固定T/2間隔の等化器408にアップロードされて、l番目のリンクの次の(j+1番目)バーストの位相および振幅のばらつきを事前補償する。
搬送波位相回復ユニットのバーストモードは、送信されたバースト内のデータとともに多重化されたpパイロットシンボルを利用する搬送波位相の粗い推定値に依拠する。本発明においては、M−QAMコンステレーションの2つの対向する角シンボル(すなわち、p=2)がパイロットシンボルとして割り当てられる。本実施形態では、互いに隣接するこれらの2つの周知のシンボルを事前に割り当てられたタイムスロット内のデータストリームの中間に挿入する。
粗い搬送波位相推定回路502は、パイロット支援搬送波位相推定を実施する。したがって、粗い搬送波位相推定回路502は、パイロット抽出ブロック506と、加算器508と、CORDICアルゴリズムブロック510と、加算器512と、ルックアップテーブルブロック514と、複合共役ブロック516とを有する。粗い搬送波位相推定回路502は、バースト内にはめ込まれたパイロットシンボルを使用して位相を推定する。
粗い搬送波位相推定回路502は等化器408に結合して、等化器408からライン424上で初期に等化された入力信号を受信する(図4)。この信号は、バースト内の所定の場所にパイロットシンボルを置くパイロット抽出ブロック506に提供される。例示した例では、パイロットシンボルは、(短い)バーストの中央近くに置かれる。しかしパイロットシンボルは、ともにまたは別個のいずれかで、バースト内のどのような適切な場所にも置くことができる。例示した例では、パイロット抽出ブロック506は、(短い)バーストの32サンプルのすべてをバッファする。次いで、16番目および17番目のサンプルが、パイロットシンボルPおよびPとして選択される。抽出されたパイロットシンボルPおよびPは、加算器508内で減算される。減算の結果は、CORDICアルゴリズムブロック510に提供される。CORDICアルゴリズムは、π/4ラジアンでQAMコンステレーションの減算された角のポイントの位相を得るために入力引き数の逆タンジェントを評価するのに、当技術分野で周知であり有用なものである。π/4の固定値が、CORDICアルゴリズムブロック510の出力信号から減算されて、M−QAMコンステレーションの角にあるパイロットからπ/4バイアスを除去し、位相角の推定値を生成する。テーブルルックアップオペレーションが、ブロック514内の信号26上で実施されて、推定された位相角に対応する複合フェーザを形成するためのサインおよびコサイン値を得る。複合共役オペレーションが、精密な搬送波推定ブロック504に入力される複合共役ブロック516内で実施される。
精密な搬送波位相推定回路504は、データ支援搬送波位相推定を抽出する。精密な搬送波位相推定回路504は、遅延要素520と、乗算器522と、QAMスライサ524と、複合共役ブロック526と、乗算器528と、加算器530と、遅延要素532と、CORDICアルゴリズムブロック534と、テーブルルックアップブロック536と、複合共役ブロック538とを有する。遅延要素520は、等化器408に結合して(図4)、等化器408からライン424上で初期に等化された入力信号を受信する(図4)。遅延要素520は、粗い搬送波位相推定回路502内で処理中の受信信号を遅延させる。
乗算器522は、遅延要素520からの遅延信号と粗い搬送波位相推定値とを乗算する。乗算器522は逆回転回路として動作して、初期に等化された信号を受信して、粗い搬送波位相推定信号からの推定値信号に応答して初期に等化された信号から推定された粗い搬送波位相を除去する。複合共役回路516からの信号は、複合フェーザの形式である。残留位相誤差は、逆回転回路の後では、大きさがはるかに小さくなっており、検出器/スライサ524が取るに足りない程度の意思決定誤差を有することができる助けとなる。
逆回転装置出力信号は、スライサ524に提供される。スライサ524は、受信信号のシンボルに関して意思決定を行う。
推定された送信データの複合共役は、複合共役ブロック526内で評価され、これは、粗い搬送波位相推定回路502の複合共役ブロック516と同様に動作する。その結果は、固定等化器出力からのデータシンボルの推定された位相を除去するために、乗算器528内のライン424上で受信され等化された信号によって乗算される。この信号は加算器530に提供される。
遅延要素532を有するフィードバックループにおいては、値は、所定の数のデータシンボル全体で平均化される。異なる実施形態では、平均化は、バースト内のいくつかまたはすべてのデータシンボルにわたって生じる。一例では、受信されたバーストのデータシンボルが、所定時間にわたって平均化される。搬送波推定値の所定の数のシンボルを平均化することによって、ノイズ分散が減少する。
逆タンジェントは、位相角の推定値を得るためにCORDICアルゴリズムブロック534内で評価される。サインおよびコサインはルックアップテーブルブロック536内で評価され、複合共役は再び評価され、搬送波位相の精密な推定値を出す。システム400を備える受信機回路はその後、受信無線信号を、搬送波位相の精密な推定値を使用して無線信号のための搬送波位相を補正するなどの処理ができる。
図6は、図1のワイヤレスネットワーク100のための連結プロセスにおいてパイロット獲得のために送信されたバーストのフレーム構造600を示す図である。連結モードにおいては、図6に示されるように、搬送波位相推定に専用の周知のKパイロットシンボルが、送信された連結フレーム内の他のトレーニングシーケンスとともに多重化される。
連結プロセスにおいては、新しいまたは連結ノードが、1つまたは複数のノードのうちの1つの既存ネットワークに追加される。たとえば、図1に示される実施形態の例では、ノード106が、既にノード102、104、108を有するネットワーク100に連結する連結ノードである場合は、ノード106が、無線信号の位置決め方向および周波数を含み、ネットワーク100内の他のノードからの無線信号を位置決めしなければならない。さらに、ノード106は、無線信号を使用して他のノードとのタイミング同期を取得しなければならない。さらにまた、連結ノード106は、その存在がネットワーク内で記録できるように、1つまたは複数の既存ノードとの通信を開始しなければならない。
図6の実施形態では、送信されたバーストのためのフレーム構造600には、すべてのパイロットシンボル602が含まれる。フレーム600は、Kパイロットシンボルの期間であり、ここでKは任意に選択される数であり得る。パイロットシンボルのみを送信することにより、連結受信機での連結プロセスが簡単になる。しかし、代替実施形態では、他のデータコンテントを有する他のフレーム構造に置き換えることができる。したがって、フレーム構造600は、誘因バースト内の周知のタイミング位置でデータシンボルおよび周知のパイロットシンボルを有する誘因バーストを形成する。
図4に示されるシステムと合わせて、フレーム構造600を使用して、メモリ412を初期に格納されたチャネル情報で満たすことができる。つまり、ネットワークに連結しようとする連結ノード内でシステム400によって一般に受信される第1のバーストは、図6に例示されているような誘因バーストである。適応T/N間隔の等化器406による等化後、等化器の重みがメモリ内に格納される。等化器の重みは、ネットワーク内で確立されたノードから連結ノードへの新しい無線リンクのためのリンクパラメータを形成する。リンクパラメータまたは等化器の重みは、初期チャネル情報として格納される。後続のバーストを受信するとすぐに、リンクパラメータが更新できる。別の誘因バーストまたはデータバーストのいずれかが、新しい無線リンク上で確立されたノードから受信された場合は、格納されたチャネル情報は、チャネル内のばらつきを反映する新しい等化器の重みとともに更新できる。
図7は、図1のワイヤレスネットワーク100に新しいノードを追加するための連結プロセス内で使用するための搬送波位相回復ユニット700を示すブロック図である。搬送波位相回復ユニット700は、加算器702と、遅延要素704と、CORDICアルゴリズムブロック706と、ルックアップテーブルブロック708と、複合共役ブロック710とを有する。搬送波位相回復ユニット700は、入力部712で等化された入力信号y1を受信する。一実施形態における入力信号は、図6に示されるフレーム構造を有する。つまり、入力信号はすべてのパイロットシンボルから構成される。加算器702および遅延要素704を有するフィードバックループは、所定時間にわたって受信シンボルを平均化するよう動作する。
逆タンジェントは、搬送波位相角の推定値を得るためにCORDICアルゴリズムブロック706内で評価される。サインおよびコサインはルックアップテーブルブロック708内で評価され、複合共役は複合共役ブロック710内で評価されて、パイロットシンボル伝送のための搬送波位相の推定値を出す。システム700を備える受信機回路はその後、受信無線信号を、搬送波位相の精密な推定を使用して無線信号のための搬送波位相を補正するなどの処理ができる。
パイロットシンボルr(i,l)ejθ(i,j)は抽出され、Kシンボル全体にわたって平均化されて、図7に示されるように推定された位相Φ(l)を生成する。
Figure 0004240365
Figure 0004240365
上式で、指標iおよびlは、それぞれメッシュネットワークのi番目のパイロットシンボル位置およびl番目のリンクを表す。
最後に、入り複合信号は、チャネルによって誘発された不必要な位相およびトランシーバ無線内に導入された他の位相障害を補償するために、推定された位相Φ(l)によって逆回転される。
上記より、本実施形態は、バーストモードシステム内に搬送波位相回復のための方法および装置を提供することが分かる。リンクに適切な等化器の重みなどの無線リンクについての情報が、後に使用するために受信機内に格納される。搬送波位相回復については、第1に、粗い推定値が、受信データのパイロットシンボルを使用する搬送波位相から作られる。次いで、粗い推定値を使用して、データ指示型搬送波位相回復技術における精密な推定値を得る。
本発明の特定の実施形態を示し記述してきたが、修正形態も可能である。図面のブロック図に示される動作ブロックは、ハードウェア構成要素、ハードウェアと合わせて動作するソフトウェアコード、またはこれらの2つの組合せとして具体化できる。ハードウェア、ソフトウェア、またはそれらの組合せにおけるこのような機能の実施が当業者の範囲内に包含される。さらに、このように例示した機能を、修正形態用に他のオペレーションと組み合わせることもできる。したがって、頭記の特許請求の範囲は、本発明の真の趣旨および範囲内に含まれるこのような変更形態および修正形態を含むものである。
メッシュトポロジを有するリンクホッピングワイヤレスネットワークを示すブロック図である。 従来の技術による最尤(ML)搬送波位相回復システムを示す一般的なブロック図である。 図1のワイヤレスネットワーク内で送信されたバーストのフレーム構成を示す図である、 バーストモードオペレーションにおいて図1のワイヤレスネットワークのノード内で使用するための搬送波位相同期システムを示すブロック図である。 図1のワイヤレスネットワークのバーストモードオペレーションのための搬送波位相回復ユニットを示す詳細なブロック図である。 図1のワイヤレスネットワークのために連結プロセス内で用いられるパイロット支援獲得ユニットにおいてパイロット獲得のために送信されたバーストのフレーム構造を示す図である。 図1のワイヤレスネットワークの連結プロセスのための搬送波位相回復ユニットを示す詳細なブロック図である。

Claims (21)

  1. 多重リンクホッピング、バースト適応モデム内で使用するための搬送波位相回復方法であって、
    変調搬送波信号を、各々が1つまたは複数のパイロットシンボルおよびデータシンボルを有する一連のバーストとして受信し、
    前記1つまたは複数のパイロットシンボルを使用して、搬送波位相の粗い推定を行い、
    前記バーストのデータシンボルを使用して、バーストのための搬送波位相を推定するために、搬送波位相の前記粗い推定を使用して搬送波位相の精密な推定を行い、そして、
    搬送波位相の前記精密な推定を使用して、前記無線信号のための搬送波位相を補正する
    ことを含み、
    前記搬送波位相の粗い推定を行うことが、
    前記無線信号のバーストの1つまたは複数のパイロットシンボルをサンプリングし、そして、
    CORDICアルゴリズムに従って、サンプルの位相を抽出する
    ことを含むことを特徴とする方法。
  2. 前記搬送波位相を推定することが、バーストのすべてのデータシンボルを平均化することを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記搬送波位相を推定することが、バーストのデータシンボルを、所定時間にわたって平均化することを含む、請求項1に記載の方法。
  4. 搬送波位相の精密な推定を行うことが、
    抽出された前記位相に応答して複合フェーザを形成し、そして、
    前記複合フェーザ使用して前記データシンボルを逆回転する
    ことを含む、請求項1に記載の方法。
  5. パイロットシンボルおよびデータシンボルを有するデータの現在のバーストを、パイロットシンボルおよびデータシンボルの以前のバーストからの等化器の重みを使用して等化するよう構成された第1の等化器と、
    前記現在のバーストの前記パイロットシンボルを使用して、データの前記現在のバーストの位相を回復する搬送波位相回復ユニットと、
    遅延されたバージョンの前記現在のバーストと、回復された前記位相とを組み合わせて、位相誤差補償された信号を生成するミクサと、そして、
    位相誤差補償された前記信号を等化して、等化された出力信号を生成し、そして、同一リンク上のデータの次のバーストを等化するために第1の等化器に適時に適用すべきメモリに、次のバーストの等化器の重みを提供する第2の適応等化器と
    を備える搬送波位相回復システム
  6. 次のバーストの等化器の重みを格納するために、第2の等化器に結合されたメモリ回路をさらに備える、請求項5に記載の搬送波位相回復システム。
  7. 前記搬送波位相回復ユニットが、
    粗い搬送波位相推定回路と、
    回復した位相を生成するための、精密な搬送波位相推定回路と
    を備える、請求項5に記載の搬送波位相回復システム。
  8. 前記粗い搬送波位相推定回路が、データの前記現在のバーストのパイロットシンボルを使用して、データの前記現在のバーストのための位相の粗い推定を行うよう構成された、請求項7に記載の搬送波位相回復システム。
  9. 前記精密な搬送波位相推定回路が、位相の粗い推定および少なくともいくつかのデータを使用して回復された位相を生成するために、前記粗い搬送波位相推定回路に結合された、請求項8に記載の搬送波位相回復システム。
  10. 前記精密な搬送波位相推定回路が、初期に等化された信号を受信するために、前記等化器に結合された、請求項9に記載の搬送波位相回復システム。
  11. 前記粗い搬送波位相推定回路が、初期に等化された前記信号を受信するために、等化器に結合された、請求項10に記載の搬送波位相回復システム。
  12. 前記精密な搬送波位相推定回路が、逆回転回路を備えており、前記逆回転回路は、初期に等化された信号を受信するために等化器に結合され、もって、前記粗い搬送波位相推定回路からの推定信号に応答して、初期に等化された前記信号から推定された粗い搬送波位相を除去する、請求項に記載の搬送波位相回復システム。
  13. 前記逆回転回路が、フェーザ信号を前記推定信号として受信するために、前記粗い搬送波位相推定回路に結合された、請求項12に記載の搬送波位相回復システム。
  14. 前記精密な搬送波位相推定回路が、回復した位相を生成するために、搬送波から変調信号を除去するよう構成された、請求項に記載の搬送波位相回復システム。
  15. 前記精密な搬送波位相推定回路が、搬送波から前記変調信号を除去するためのデータ支援意思決定指向装置を備える、請求項14に記載の搬送波位相回復システム。
  16. 前記精密な搬送波位相推定回路が、搬送波内のノイズを減少させるために前記データ支援意思決定指向装置に結合された平均化回路を備える、請求項15に記載の搬送波位相回復システム。
  17. 定常状態オペレーションにおいて、多重リンクホッピングおよびバースト適応モデム内で使用するための搬送波位相回復システムであって、
    メモリと、
    現在のリンクの現在のデータバーストの振幅および位相のばらつきを事前補償するための固定等化器であって、これを通じて、現在のリンクの以前のバーストに関係するタップ係数がメモリからロードされ、そして、事前補償された振幅および位相信号を生成するところの固定等化器と、
    複数の通信リンクのためのひずみ搬送波位相を抽出する搬送波位相回復ユニットであって、
    データの前記現在のバースト内に含まれる既知の多重パイロットシンボルを用いたパイロット支援技術を使用して、ひずみ搬送波位相の粗い推定を取得する第1のステージ、
    前記第1のステージに結合された固定位相バイアス除去ステージ、
    前記固定位相バイアス除去ステージに結合された複合共役フェーザ生成ステージ、
    前記フェーザ生成ステージによって生成されたフェーザ信号により等化された信号を逆回転させて、等化された信号から推定された粗い搬送波位相を除去し、もって、粗い位相補償された信号を生成するための逆回転手段、
    データ支援意思決定指向技術を使用して、粗い位相補償された前記信号から変調信号を除去するためのデータ支援位相推定器ステージ、
    データ支援位相推定器ステージからのMシンボルを平均化して、ノイズ分散を減少させるための平均化手段、及び、
    前記タップ係数を生成し、そして、前記メモリ内に前記タップ係数を格納するための適応等化器ステージ
    を有するところの搬送波位相回復ユニットと
    を有する搬送波位相回復システム
  18. パイロットシンボルおよびデータシンボルの以前のバーストからの等化器の重みを使用して、パイロットシンボルおよびデータシンボルを含むデータの現在のバーストを等化し、
    前記現在のバーストの前記パイロットシンボルを使用して、データの前記現在のバーストの位相を回復し、
    遅延されたバージョンの前記現在のバーストと、回復された前記位相とを組み合わせて、位相誤差補償された信号を生成し、そして、
    位相誤差補償された前記信号を等化して、等化された出力信号を生成し、そして、同一リンク上のデータの次のバーストを等化するために第1の等化器に適時に適用すべきメモリに、次のバーストの等化器の重みを提供する
    ことを含む搬送波位相回復方法
  19. 次のバーストの等化器の重みを格納することをさらに含む、請求項18に記載の搬送波位相回復方法。
  20. データの前記現在のバーストのパイロットシンボルを使用して、データの前記現在のバーストのための位相の粗い推定を行うことをさらに含む、請求項18に記載の搬送波位相回復方法。
  21. 位相の粗い推定および少なくともいくつかのデータを使用して回復された位相を生成することをさらに含む、請求項20に記載の搬送波位相回復方法。
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