JP4238947B2 - スタンプ作成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スタンプ作成装置に係り、より詳しくは任意の平面形状の印材を備えた1乃至複数のホルダ部材を装着可能にしてスタンプ作成のための原稿シートから製版できるようにするスタンプ作成装置の構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
本出願人が提案した特願平10−52574号におけるスタンプユニットは、グリップ(取っ手)部材、ホルダ部材およびスカート部材を備えている。そして、ホルダ部材がスカート部材内で上下に移動可能となるようにホルダ部材とグリップ部材とが連結され、また、ホルダ部材の下面に印材(印面形成部材)が熱接着により保持されているものである。
【0003】
そして、印材は、カーボンブラック等の光エキルギ吸収物質を分散させた軟質の連続多孔性樹脂からなる下側層と、インクを貯溜するとともに下側層に均一に圧力が印加されるようにする硬質の連続多孔性樹脂からなる上側層とからなる2層構造に形成されている。
【0004】
また、本出願人は、先に、特願平10−86472号において、印材をポジ原稿(原稿シート)に押圧させた状態で、該ポジ原稿を通して光エネルギーを照射することによって、ポジ原稿の透明部分に対応する印材の表面を溶融固化させてスタンプ製版するスタンプ作成装置であって、その本体ケース内には、前記ポジ原稿作成部(印刷部)と製版部とを備える一方、ポジ原稿としての透明フィルム製の原稿シートを積層して収納したマガジン体を給紙部に着脱可能に装着し、これから一枚ずつ繰出してインクリボンカートリッジを備えた印刷部に搬送させて印刷することを提案した。
【0005】
この場合、前記ポジ原稿と印材の下側層とが対向し且つ両者の間に透明アクリル板を介在させた状態で印材が加圧されるように、ホルダ部材をスタンプ製造装置にセットする。この状態で、キセノン管を発光させると、ポジ原稿を通して光が印材の下側層に照射される。これにより、原稿の透明部分に対応して光が照射された下側層の部分だけが光エキルギ吸収物質の発熱作用によって溶融後固化されるので、その部分がシールされてインクを透過しない状態となる。一方、光が照射されず溶融固化されなかった部分の下側層は、原稿の文字等に対応してシールされないでそのまま残存することとなる。これにより、所望パターンのシール部(非印刷部)と非シール部(印刷部)とが印材の下面に混在した印判が形成される。この非印刷部と印刷部が混在した部分が印材の有効印面となるのであった。
【0006】
そして、文字等の画像をスタンプ印刷する場合には、前記スタンプユニットのスカート部材を印刷用紙上の所望位置に配置した状態で、グリップ部材を下方に押圧する。これにより、ホルダ部材がスカート部材の中を下方に移動して印材が印刷用紙に圧着され、インクが印材の有効印面の非シール部から印刷用紙に付着させられて文字等の印刷が行われるのであった。
【0007】
ところで、従来のスタンプユニットにおけるホルダ部材、ひいてはその印面は、その大きさ(面積)が原稿シートにおける画像形成領域とほぼ同じものであって、平面視で略矩形状に形成され、面積及び形状(サイズ)が一通りのものであった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ユーザーの好みにより、印面の面積や形状(サイズ)を種々変更したい場合があったが、この要望に答えられなかった。また、原稿シートに形成される印面データの画像の面積が、例えば、認印のように小さいものであると、原稿シートの大部分が使用されないまま、製版後に当該原稿シートは破棄されるので、無駄になり、製版コストも高くなるという問題があった。
【0009】
本発明は、前記従来の問題点に鑑みてなされたものであって、いわゆる印面の多数個取りを可能にするスタンプ作成装置を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、請求項1に記載の発明のスタンプ作成装置は、印刷可能な有効印面を多孔体で形成した印材と、該印材を保持するホルダ部材とを有するスタンプユニットの前記印面を、予め画像が形成された透明なフィルム製の原稿シートの表面に密着させ、該原稿シートを通して光エネルギーを照射してスタンプ製版するスタンプ作成装置において、前記ホルダ部材がそれぞれ着脱自在に装着できる取付けが1乃至複数形成されたアタッチメントを備え、前記アタッチメントには、前記取付け穴の個数、配置位置の種別を識別するための被検出部を形成し、スタンプ作成装置の本体側には、前記被検出部を検知する検知手段を備え、前記原稿シートの表面に対面させて前記アタッチメントを配置できるように構成し、前記アタッチメントにおける取付け孔に対して、補助アタッチメントを、着脱自在に嵌合可能に構成し、該補助アタッチメントには前記ホルダ部材を着脱自在に装着可能な取付け孔を設けたものである。
【0011】
【0012】
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のスタンプ作成装置において、前記アタッチメントの下面には、少なくともその取付けの下面側にて前記ホルダ部材における印面を支持するための透明シートを張設したものである。
【0013】
【0014】
請求項3に記載の発明は、請求項1または求項2に記載のスタンプ作成装置において、前記アタッチメントの下面には、前記原稿シートもしくは透明シートを着脱自在に貼着できる貼着手段を備えたものである。
【0015】
【0016】
【発明の実施の形態】
次に、本発明を具体化した実施形態について説明する。図1はスタンプ作成装置の概略斜視図、図2はスタンプ作成装置全体の断面図、図3は製版部の要部拡大断面図、図4は原稿シートの平面図、図5は通常のサイズのスタンプユニットの全体分解斜視図、図6は印材を保持するホルダ部材の下面から見た斜視図、図7はインクパックが未開封の状態のスタンプユニットの側断面図、図8はインクパック開封後のスタンプユニットの側断面図、図14はアタッチメントの斜視図である。
【0017】
図1及び図2に示すように、スタンプ作成装置100における合成樹脂製等の本体ケース100aの一側寄りの上部には、カットシートとしての透明の原稿シート8を多数枚積層させて収納したカセット式のマガジン体101を着脱自在に装着するマガジン装着部102を備える。マガジン装着部102に隣接して原稿シート8を一枚ずつ手差しするための手差し挿入口103が開口されている。本体ケース100a内には、前記原稿シート8を一枚ずつ印刷部104に向かって搬送するための給紙部105と、印刷部104にて印刷された原稿シート8を介して、スタンプユニット1におけるホルダ部材4の下面に装着された印材3に対して所定の印面を製版するためのキセノンランプ120aを有する発光ユニット120を着脱自在に装着できる製版部106とを備える。
【0018】
マガジン体101の下面側から押圧する押し上げ機構107にて、原稿シート8は給紙部105における繰出しローラ108に押圧され、回転駆動する繰出しローラ108にてマガジン体2から送りだされた原稿シート8は、ガイド板109と浮き上がり防止用の補助ガイド板110との間を経て、印刷部104におけるインクリボン111とプラテンローラ112との間に通過させ、プラテンローラ112にて間欠移送させられる間に、パーソナルコンピュータ等の外部装置から伝送された製版すべき文字、画像等の製版データ(原稿データ)に従ってサーマルヘッド113を作動させて、ポリエチレンテレフタレート等の透明フィルム製の原稿シート8の表面にスタンプすべき画像(文字を含む)が印刷形成される。インクリボン111は、リボンカートリッジ114における巻元側リール114aから前記サーマルヘッド113プラテンローラ112の箇所を経て巻取り側リール114bへと巻き取られる。
【0019】
その後、原稿シート8は、下流側移送ガイド部におけるローラ対115を介して製版部106に送られる。製版部106は、図2及び図3等に示すように、本体ケース100aにおける右部上側には、前記印材3を下面側に固定したホルダ部材4を前後左右から挟み付けてセッティングするスタンプセッティングユニット(位置決め機構)116と、このホルダ部材4の下方に収納室内に対して本体ケース100aの右側面から横方向に出し入れできる発光ユニット120とにより構成されている。この場合、製版部106には、前記発光ユニット120の上側に透明なアクリル樹脂板等の透光板119が配置されており、該透光板119の上面に位置する原稿シート8に向かって前記ホルダ部材4の印面が押圧されるようにする押圧手段(図示せず)が前記位置決め機構116に備えられている。製版済みの原稿シート8は所望により、駆動する排出ローラ対121を介して排出口122から排出させることができるものである。
【0020】
次に、原稿シート8の構成について詳述すると、原稿シート8は、図4に示すごとく、平面視略矩形状の透明な合成樹脂製フィルム(例えばポリエチレンテレフタレート)のベースシート(実施例では厚さを100μmとする)の片面(表面)全体には、受像層を塗布形成し、さらに、ベースシートの長手方向の左右両側縁に沿ってストライプ層を印刷により形成する。受像層は、印刷部5での印刷時にインクリボンによるインキが接着し易いようにするためのものであって、例えばポリエチレンテレフタレートは極性が非常に低く化学安定性がすぐれているので、そのベースシートの表面に無機酸化剤を塗布した上に固形バインダーとして環化ゴム、シェラック、ロジンエステル、セルロース誘導体、塩ビ−酢酸ビニル共重合体等を塗布したものである。原稿シート8の表面の先端寄り部位には、マガジン体2への挿入方向を示すためのがインキ層による目印8dが施されている一方、原稿シート8の側縁のストライプ層8c1,8c2は、給紙部105から印刷部104までの搬送経路中に配置された感知センサにて感知して、搬送されてくる原稿シート8の所定の印刷領域の始端が前記サーマルヘッド113の箇所に位置するようにセットできるものである。その後印刷作業が実行され、ローラ対115に受け継がれた原稿シート8は製版部106に移送される。
【0021】
次に、本実施の形態のスタンプユニットについて説明する。なお、図5〜図8に示す通常のサイズのスタンプユニット1は、前述した原稿シート8の表面積の略60%〜80%の製版領域に対応する平面視矩形状の印面を有するものであり、後述する小さいサイズの印面(ホルダ部材)、もしくは平面視丸型、三角型等の異型の印面(ホルダ部材)のものと構成は同じであるので、代表して、前記通常サイズのものについて説明する。
【0022】
即ち、スタンプユニット1は、スタンプ印刷時にスタンプユニット1全体を支持するスカート部材2と、スカート部材2内で上下方向に摺動可能に保持できるように配置されるとともにその下端部に熱圧により印材3が保持されたホルダ部材4と、ホルダ部材4に嵌合して連結され、スタンプ印刷時にホルダ部材4を下方に移動させて印材3を印刷用紙(図示せず)に押し付けるためのグリップ部材5と、不使用時にホルダ部材4の印材3の全体を覆って保護するためのキヤップ部材56とを備えている。
【0023】
なお、ホルダ部材4のインクパック収納部22には、フィルム材から形成された袋状のパック内にインクが充遅されてなるインクパック6を収納可能である。インクパック6には印材3において貯留可能なインク量とほぼ等しい量のインクが袋詰めされている。そして、インクパック6とグリップ部材5の底面との間には、厚紙板37が配置される。上記フィルム材としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ナイロン等が単独で若しくはこれらを2種類以上貼り合せたものが使用されている。
【0024】
次に、図5、図7〜図9参照しながらスタンプユニット1のスカート部材2について説明する。スカート部材2は、内壁11とその外側で内壁11と一体に形成された外壁12を有する上部スカート部13と、外壁12に連続して若千裾広がりとなるように形成された外壁14を有する下部スカート部15とからー体に横成されており、それらの内部には、ホルダ部材4が下方から嵌まり得る平面視で略長方形の挿通孔10を有しており、前記内壁11にてホルダ部材4を上下摺動可能に案内するように構成されている。
【0025】
上部スカート部13の両端面(左右端面)の内壁11の上方位置には、ホルダ部材4を挿通孔10内で常時上方に付勢すべく捻りバネ16の一方端を係止するバネ係止部17が形成されている。また、バネ係止部17の斜め下方位置には、捻りバネ16のコイル部が外挿されてコイル部の位置決めを行う半月状の位置決め突起18が形成されている。さらに、内壁11の略中央位置には、ホルダ部材4の両端面に形成された傾斜突起35(後述する)を上下に摺動可能に案内しながら嵌挿する垂直溝19が形成されている。また、垂直溝19と位置決め突起18との間には、捻りバネ16が下端面から離れる方向に動くのを規制して、捻りバネ16と傾斜突起35の下端との係止が解除されないようにするために捻りバネ16が挿入される開口部(図示せず)を有するバネずれ抑制部材9が設けられている(図9参照)。
【0026】
下部スカート部材15は、スタンプ印別時に印刷用紙上に載置されてスタンプユニット1全体を印刷用紙(図示せず)上で支持するものであり、下部スカート部材15を構成する外壁14の四隅の下端位置には、外壁14の下端縁を印刷用紙の紙面から離間した状態で支持する支持突起20が設けられている。なお、下部スカート部材15における外壁14の四面中央位置には、スタンプ印刷方向を示す下向き矢印部21が形成されている。
【0027】
次に、ホルダ部材4について、図5、図6、図7、図10〜図13をさらに参照して説明する。図10はホルダ部材4の斜視図、図11はホルダ部材4の側断面図、図12は平面図、図13は底面図である。これらの図において、ホルダ部材4は、スカート部材2の上部スカート部13と下部スカート部15のそれぞれの形状に合わせて、上部ホルダ部30および下部ホルダ部31とから一体に構成されている。上部ホルダ部30は、平面視で略長方形状の筒状体を構成する周壁32を有し、周壁32における前側壁および後側壁の上部には、3つの横長状の凹溝33が水平方向に整列して形成されている。また、3つの凹溝33の間には、周壁32の壁面から外側下方に傾斜する楔状の規制突起34がそれぞれ設けられている。ここに、各凹溝33には、グリップ部材5のリブ係止溝(図示せず)が嵌合され、これによりホルダ部材4とグリップ部材5とが固定連結されるものである。また、規制突起34は、スタンプ印刷時にホルダ部材4を下方に移動する際に、スカート部材2における上部スカート部13の外壁12の上機縁に当接して、ホルダ部材4の下方移動量を規制する作用を行う。
【0028】
また、上ホルダ部30の周壁32の両端面(図11の左右両端)には、周壁32の壁面から外側下方に向かって突出するように傾斜した楔状の傾斜突起35が設けられている。かかる傾斜突起35は、スカート部材2の下側からホルダ部材4を挿入する際に、上スカート部13の垂直溝19内にて上下に摺動可能に嵌挿され、また、傾斜突起35の下端には、捻りバネ16の他右端が係止される。これにより、ホルダ部材4は、傾斜突起35と垂直溝19との協働によりスカート部材2内で上下方向に摺動可能にされ、また、捻りバネ16の一端が上スカート部13のバネ係止部17の下端に係止され、且つ、他端が傾斜突起35の下端に係止されることに基づき、ホルダ部材4はスカート部材2内で常時上方に付勢されることとなる。
【0029】
ホルダ部材4の上部ホルダ部30の周壁32に囲まれたほぼ直方体領域であるインクパック収納部22は、その底面23が平坦面となっており、その中央には下部ホルダ部31に連通するインク供給孔24が設けられている。また、インク供給孔24には、インクパック6を切断開封するための切断リブ25が、底面23よりも若干突出して設けられている。
【0030】
インクパック収納部22の内壁面には、ホルダ部材4の上端から後述する支持柱27(図13参照)の底面にまで達する長穴状の4つのインク補充孔26が設けられている。かかるインク補充孔26は、インクパック6により供給されたインクの印材3における貯留量が少なくなった時に、ユーザによりインクパック6を用いることなく予備的にインクを補給する際に使用される。このとき、インクは、グリップ部材5を取り外した状態でインク補充孔26から注入される。
【0031】
また、図13に示すように、ホルダ部材4の下部ホルダ部31には、長さ数mmの多数の円柱状の支持柱27が格子状に配置されている。支持柱27は下部ホルダ部31の下端から若干引っ込んだ位置であってホルダ部材4に保持された印材3と接触する位置にまで伸延しており、支持柱27の底面は実質約に一つの平面を形成している。また、下部ホルダ部31は、上部ホルダ部30から連続して一体に形成され、周壁32より外側で一回り大きい周壁38を有する。なお、スカート部材2、ホルダ部材4は、ABS樹脂、ポリアセタールコポリマー、ポリプロピレン、ポリエチレン、ナイロン等のポリオレフィン系樹脂、PC樹脂等のいずれかによって形成されている。
【0032】
上向きに尖った切断リブ25は、グリップ部材5を押下した際に、厚紙板37との間でインクパック6を挟圧し、インクパック6を破断して開封する作用を行う。かかるインパック6の開封を確実に行うべく、切断リブ25の両縁部は、尖って形成されている。
【0033】
下部ホルダ部31を溝成する周壁の長手壁の外側には、その略中央位置にて内方に向かって傾斜溝43が楔状に形成されており、また、傾斜溝43の両側には、1つまたは複数の検出溝44が形成されている。ここに、傾斜溝43は、スタンプ作成装置100を使用して、印材3から印判を形成する際に、ホルダ部材4をスタンプ作成装置100における製版部106の所定位置にセットするための溝である。このとき、傾斜溝43は、その両側が傾斜面に形成されているので、スタンプ作成装置100における位置決め機構とホルダ部材4との位置関係が多少ずれた場合においても、位置決め機構の位置決め部材と傾斜面とのカム作用に基づき、ホルダ部材4は、位置決め部材が傾斜溝43の中央位置に当接するように移動されることとなる。これにより、ホルダ部材4は、スタンプ作成装置100の所定製版位置にセットされる。
【0034】
図7及び図8に示すように、下向き開口箱型のグリップ部材5の上面には、前記のように印材3に形成したスタンプ内容を表示するラベル等を貼付するためのラベル貼付部50が形成されている。また、グリップ部材5の内部において、その上壁下面からは、図7に示すように、ホルダ部材4の上部ホルダ部30の周壁32内に嵌挿される嵌挿部51が形成されている。かかる嵌挿部51は、厚紙板37を介してホルダ部材4内に配置されたインクパック6を下向きに押圧する作用や、ホルダ部材2をスカート部材2に対して下押しする作用を行う。
【0035】
グリップ部材5の内面に突出するリブのうち、長方形の長辺の内側にあるリブにおけるの下端近傍にはリブ係止溝(図示せず)が一体に形成されている。リブ係止溝は、前記ホルダ部材4における周壁32の外面上部に形成された各凹溝33に嵌合され、これによりホルダ部材4とグリップ部材5とが一体に連結されるものである。
【0036】
また、グリップ部材5の内壁面には、複数個のリブが垂直方向に形成されている。そして前記リブのうち、長方形の短辺の内側にあるものには、段部55が形成されている(図8参照)。段部55は、印材3による印刷が可能な程度にホルダ部材4をスカート部材2内で下方に摺動させたとき、スカート部材2の長方形の挿通孔10を形成する内壁11の短辺の上端に当たって、ホルダ部材4を印刷に十分な程度以上に摺動させないようになっている。
【0037】
図5乃至図8において、ホルダ部材4の下端部に保持される印材3は、例えば気孔率90%程度のポリビニルホルマールである厚さ3mmの硬質多孔性樹脂からなる上側層71と、上側層71と同じ材料からなる厚さ2mmの硬質多孔性樹脂である中間層72と、例えばカーボンブラック等の黒色の光エネルギー吸収物質を分散させた気孔率65%程度のウレタン系樹脂である軟質多孔性樹脂からなる下側層73との3層構造に形成されている。中間層72と下側層73は格子点状に塗付された接着剤によって互いに固定されているが、上側層71と中間層72は人為的に接着されていないフリー状態である。
【0038】
印材3における下側層73は、製版により印面が形成され、スタンプ時には印刷用紙に直接当接する部分である。
【0039】
上側層71には、上下貫通するスリット74が適宜間隔にて複数穿設されている(図5参照)。このスリット74は、インク供給孔24から供給されて上側層71上に拡がったインクがスリット74を通って迅速に中間層72に到達し、その表面にインクが広がって浸透し得るようにするためのものである。このスリット74に代えて直径1〜2mmの断面円形の貫通孔を多数穿設しても良い。
【0040】
なお、印材3の下側層73の周縁とホルダ部材4の下端縁とは熱圧により変形され、下側層73の周縁が斜面に形成されるとともに、ホルダ部材4の下端縁が下側層73の周縁の端を引っ掛けるように押しつぶされてシールされている。また、図6に示すように、印材3の下側層73の傾斜した周縁は、気孔が縮合反応により室温でゴム状に硬化する液状シリコーンゴム等のシール材75で塞がれており、インクが漏れ出ないようになっている。この場合、印材の下側層73の周縁のシール材75が塗布された部分を除く部分に有効印面76としての印判が形成されることになる。なお、印材3の下側層73及び中間層72を切断刃にて所定サイズに裁断するときには、前記切断刃を加熱することで、下側層73及び中間層72の両周縁面のみを熱シールして気孔を塞ぐようにしても良い。
【0041】
また、検出溝44は、その設置個数および形成位置がホルダ部材4のサイズに従って変更されており、スタンプ作成装置100の位置決め機構116内に設けられた溝センサ45(図14参照)との協働により、ホルダ部材4のサイズを特定するために使用される。なお、周壁38の一壁面における傾斜溝43および検出溝44の形成位置は、他壁面における傾斜溝43、検出溝44の形成位置と回転対称となるように設定されている。これは、ホルダ部材4をスタンプ作成装置100の位置決め機構116による所定製版位置にセットする際に、前壁と後壁を逆転してセットした場合においても、印材3の製版を可能とするためである。
【0042】
次に、印材に印刷可能な印判を形成する工程の一例を以下に説明する。まず、スタンプ作成装置内でカットシート状の透明フィルム(原稿シート8)を搬送しつつサーマルヘッドおよび転写リボンを介して文字、画像を透明フィルムに印刷してポジ原稿を作成する。さらに、このポジ原稿を、後に所定製版位置にセットされるホルダ部材4の印材3の下側層とが対向するように、透光板119上の所定位置まで搬送する。
【0043】
次に、ホルダ部材4をスタンプ作成装置100の所定製版位置にセットする。このとき、下部ホルダ部31に形成された傾斜溝43の傾斜面と位置決め機溝116の位置決め部材とのカム作用に基づき、ホルダ部材4は、スタンプ作成装置の所定製版位置にセットされる。また、各検出溝44と位置決め機構116内に設けられた溝センサ45との協働により、ホルダ部材4のサイズが特定される。
【0044】
この状態で、キセノン管を発光させると、ポジ原稿を通して光が印材3の下側層73に照射される。これにより、原稿の透明部分に対応して光が照射されだ下側層73の一部分だけが黒色の光吸収材の発熱作用によって溶融された後固化されてシールされる。一方、溶融固化されなかった部分の印材3の下側層73は、原稿の文字等に対応してそのまま残存することとなる。これにより、印材3の下面にシール部と非シール部とが混在した有効印面を有する印判が形成されるのである。
【0045】
通常サイズのホルダ部材4は、前記製版部106における透光板119上にて原稿シート8に直接印面を重ねる等して載置し、キセノンランプ120aからの光エネルギーを照射する。
【0046】
しかし、例えば図14に示すような、前記通常サイズよりも小さいサイズで、四角型、正方型、丸型等の異形のホルダ部材60a,60b,60c,等における印面(図示しないが、平面視で四角形、正方形、丸型である)に製版する場合、前記通常サイズのホルダ部材4とほぼ同じ平面視略矩形ブロック状のアタッチメント57を用意する。該アタッチメント57は、適宜硬質の合成樹脂材にて成形するのが好ましく、アタッチメント57には前記各ホルダ部材60a,60bの下部ホルダ部31が嵌まり得る平面視四角形状の取付け孔59a,59b、もしくは補助アタッチメント62が嵌まり得る取付け孔59cが上下に貫通するように形成されているものである。そして、アタッチメント57の下面には、各取付け孔59a,59b,59cに嵌め入れたホルダ部材60a,60bもしくは補助アタッチメント62の取付け孔59dに嵌合したホルダ部材60cが落下せず、各印面が当接するように支持できる透明シート61を接着剤もしくは感圧接着剤等にて着脱可能に仮接着し、張設しておく。光エネルギーを照射した場合に原稿シート8側のインク部分(例えば黒色)に箇所に熱エネルギーが蓄積されることがある。原稿シート8と前記下側層73の印面とが直接密接していると、前記熱エネルギーにて、前記印面の気孔が塞がれるよう溶融した後固化するとき、原稿シート8が印面から剥がれなくなるという問題があるので、前記透明シート61を一種の断熱材として原稿シート8と印面との間に介挿するものである。この透明シート61はポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ナイロン等の合成樹脂フィルム材で、20μm〜2mm程度が好適である。
【0047】
なお、アタッチメント57の長手方向一側面には、前記通常サイズのホルダ部材4の場合と同様に、アタッチメント57の位置決めのための傾斜溝43やアタッチメント57の種類を検知するための検出溝44を凹み形成している。
【0048】
前述のように、1つのアタッチメント57に複数の取付け孔59a,59b,59c等を形成しておけば、小さいサイズで種々の平面視形状の印面を持つホルダ部材60a,60b,60c等を複数同時に製版することができることになる。なお、取付け孔としては、正方形もしくは四角形以外に円形や三角形、台形等を設けても良い。さらに、図14に示すごとく、アタッチメント57における正方形もしくは四角形の取付け孔59a,59b,59cに前述のように補助アタッチメント62を嵌め入れるようにする場合、形成する取付け孔59dの形状やサイズを種々変更した補助アタッチメント62を多種類準備しておけば、主たるアタッチメント57に形成する取付け孔のサイズや形状の種類が少なくても、多種類にわたるサイズ、形状のホルダ部材に対応させることができて、嵩張らず、且つアタッチメント全体としての製造コストも低減できる。
【0049】
図15に示す実施形態は、アタッチメント57に1つだけの取付け孔59eを穿設形成した場合であり、この実施形態では平面視三角形のホルダ部材60eを前記取付け孔59eに嵌め入れる。またこのホルダ部材60eが下方から抜け落ちないようアタッチメント57の下面に透明シート61が張設されている。また、ホルダ部材60eの下部ホルダ部31の外面にサイズ(大きさ、形状の別を含む)別を識別するための第1サイズ検出部(電気信号導通部)63を設ける一方、前記取付け孔59eの内周面に前記第1サイズ検出部63と当接可能な電気信号入力部64を設ける。この電気信号入力部64はアタッチメント57の外面に凹み形成された検出溝44内の第2サイズ検出部(電気信号導通部)65に導線にて接続する。
【0050】
このアタッチメント57の取付け孔59eに対応する型のホルダ部材60eを嵌め入れて、前記製版部106にセットした場合は、当該製版部106に設けた電気容量感知型のサイズ検出器(図示せず)にて、第2サイズ検出部65を介して前記第1サイズ検出部63感知して、前記ホルダ部材60eの存在を検出できることになり、ホルダ部材ひいては印面のサイズ、種別を簡単に検出可能とするのである。
【0051】
図16に示す実施形態は、前記アタッチメント57における複数の取付け孔59a,59b,59cのそれぞれ内周面に、前記と同様に電気信号入力部64を設け、アタッチメント57の外面の各検出溝44内の第2サイズ検出部65に導体接続して、複数の異なるサイズのホルダ部材の存否を検出できるようにしたものである。
【0052】
図17に示す実施形態は、各種(サイズ)のホルダ部材(図示せず)を嵌め入れる取付け孔59fを有するアタッチメント57の下面に原稿シート8を直接仮接着させる形態であり、アタッチメント57の下面に、貼着手段としての微粘着(感圧接着)テープまたは微粘着ゴム等からなる接着部66を複数箇所に設け、前記原稿シート8を所定寸法に鋏で切り取って貼り付けするのである。このとき、図17に示すように、原稿シート8における所定サイズ(形状)の各製版領域67(その内部には製版すべき文字、画像等の原稿データが印刷されているが図示しない)を囲み、且つ前記取付け孔59fの直径よりわずかに小さい形状に罫書き線68を施しておく。位置微調整手段を前記のように構成すれば、前記罫書き線68が取付け孔59fの内周に位置するように位置調節して、製版時に、前記有効印面76の領域内に製版領域67が納まるように、原稿シート8をアタッチメント57に対して何度でも張り替えて位置の微調整が可能になるのである。
【0053】
図18〜図20は、原稿シート8の原稿データ領域である製版領域とホルダ部材4の有効印面の領域とが食い違わないようにするための位置微調整手段90の第2の実施形態を示す。
【0054】
外枠91は、前記通常サイズのホルダ部材4とほぼ同じ大きさの外側面積・形状であり、該外枠91におけるY方向(例えば原稿シート8の搬送方向)の前後端には、前記原稿シート8(もしくは透明シート61)の表面に当接する一対の足部91a(図18には一方のみ示す)を下向きに突出するように一体的に設け、該一対の足部91a間には前記Y方向に延びる一対のY軸ガイド棒92、92を固定する。この一対のY軸ガイド棒92、92に摺動自在に装架した中間枠93の内径部には、X方向(前記Y方向と平面視で直交する方向)に延びる一対のX軸ガイド棒94、94を固定し、この一対のX軸ガイド棒94、94に対して摺動自在に内ブロック95を装架する。
【0055】
そして、この内ブロック95には、平面視でほぼ中央部に、ホルダ部材60の上側ホルダ部30を嵌め入れることのできる取付け孔59gが上下に貫通するように形成されており、バネ片等の固定手段96にて前記ホルダ部材60が不用意に脱落しないように固定される。
【0056】
前記外枠91の内径部には、前記中間枠93を前記Y方向に沿って往復移動可能とするためのY方向駆動手段97としての摺接ゴムローラ97aをブラケット97bを介して回転可能に配置し、該摺接ゴムローラ97aの円周面を中間枠93のY方向に延びる外縦側面に押圧させる。摺接ゴムローラ97aと一体的に回転する軸に取付けられた摘み97cの回動操作にて、前記中間枠93を前記Y方向への移動位置の微調整を行う。
【0057】
同様に、前記中間枠93の内径部には、X方向駆動手段98としての摺接ゴムローラ98aをブラケット98bを介して回転可能に配置し、該摺接ゴムローラ98aの円周面を内ブロック95のX方向に延びる外縦側面に押圧させる。摺接ゴムローラ98aと一体的に回転する軸に取付けられた摘み98cの回動操作にて、前記内ブロック95をX方向に往復移動可能とし、移動位置の微調整を実行できるようにするものである。
【0058】
この構成によれば、例えば、原稿シート8への印刷位置の誤差により、原稿データ領域(製版領域)の位置がずれたり、製版部106への原稿シート8の移動後の停止位置がずれても、前記内ブロック95の取付け孔59fに装着されたホルダ部材60における有効印面領域内に原稿データ領域(製版領域)が入るように簡単に位置合わせでき、製版領域とホルダ部材60の有効印面の領域とが食い違わないようにすることができるので、製版ミスを確実に防止することができるのである。
【0059】
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは勿論である。
【0060】
【発明の効果】
以上に説明したように、請求項1に記載の発明のスタンプ作成装置は、印刷可能な有効印面を多孔体で形成した印材と、該印材を保持するホルダ部材とを有するスタンプユニットの前記印面を、予め画像が形成された透明なフィルム製の原稿シートの表面に密着させ、該原稿シートを通して光エネルギーを照射してスタンプ製版するスタンプ作成装置において、前記ホルダ部材がそれぞれ着脱自在に装着できる取付けが1乃至複数形成されたアタッチメントを備え、前記アタッチメントには、前記取付けの個数、配置位置の種別を識別するための被検出部を形成し、スタンプ作成装置の本体側には、前記被検出部を検知する検知手段を備えて、前記原稿シートの表面に対面させて前記アタッチメントを配置できるように構成し、前記アタッチメントにおける取付け孔に対して、補助アタッチメントを、着脱自在に嵌合可能に構成し、該補助アタッチメントには前記ホルダ部材を着脱自在に装着可能な取付け孔を設けたものである。
【0061】
この構成によれば、通常のサイズより小さいサイズのホルダ部材や複数のホルダ部材を一つのアタッチメントに装着できるから、一度に複数の印面を同時に製版することができると共に、1枚の原稿シートの製版領域を有効に利用でき、且つ小さいサイズや種々の平面視形状のホルダ部材にも簡単に製版できるという効果を奏する。
【0062】
そして、請求項1に記載の発明によれば、前記アタッチメントには、前記取付けの個数、配置位置の種別を識別するための被検出部を形成し、スタンプ作成装置の本体側には、前記被検出部を検知する検知手段を備えて、前記原稿シートの表面に対面させて前記アタッチメントを配置できるように構成したものであるから、アタッチメントに装着したホルダ部材の種類やサイズをスタンプ作成装置本体側にいちいち記憶という操作を実行する必要がない。また、前記アタッチメントの取付け孔に対して補助アタッチメントを着脱自在装着できるようにしたから、この補助アタッチメントを交換するだけで、前記主たるアタッチメントの種類を多くすることなく、多種類のホルダ部材を装着でき、アタッチメント全体としての製造コストを低減し、且つ嵩張るのを防止できるという効果を奏する。
【0063】
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のスタンプ作成装置において、前記アタッチメントの下面には、少なくともその取付けの下面側にて前記ホルダ部材における印面を支持するための透明シートを張設したものである。
【0064】
このように、アタッチメントの下面に透明シートを張設しておけば、取付け孔からホルダ部材が不用意に落下しないし、透明シートがホルダ部材の下面の印面と原稿シートとの間に介在されるから、断熱材として機能し、光照射による熱エネルギーにて原稿シートと印面とが溶着することも防止できる効果を奏する。
【0065】
【0066】
【0067】
請求項3に記載の発明によれば、前記アタッチメントの下面には、前記原稿シートもしくは透明シートを着脱自在に貼着できる貼着手段を備えたものである。
【0068】
このように構成すれば、原稿シートの製版領域を取付け孔に対してずれないようにすることが至極簡単にできる。また、透明シートの場合は、その交換作業が容易になる。
【0069】
【0070】
【図面の簡単な説明】
【図1】 スタンプ作成装置の概略斜視図である。
【図2】 スタンプ作成装置全体の断面図である。
【図3】 製版部の要部拡大断面図である。
【図4】 原稿シートの平面図である。
【図5】 スタンプユニットの各部品の斜視図である。
【図6】 ホルダ部材を天地逆にした状態の斜視図である。
【図7】 スタンプユニットのインクパック未開封時の側断面図である。
【図8】 スタンプユニットのインクパック開封時の側断面図である。
【図9】 スカート部材の側面図である。
【図10】 ホルダ部材の斜視図である。
【図11】 ホルダ部材の側断面図である。
【図12】 ホルダ部材の平面図である。
【図13】 ホルダ部材の下面図である。
【図14】 アタッチメント及び補助アタッチメント等の斜視図である。
【図15】 アタッチメントの別実施形態の斜視図である。
【図16】 アタッチメントの別実施形態の平面図である。
【図17】 アタッチメントのさらに別の実施形態の斜視図である。
【図18】 ホルダ部材の位置微調整手段の斜視図である。
【図19】 ホルダ部材の位置微調整手段の平面図である。
【図20】 図19のXX-XX 線矢視断面図である。
【符号の説明】
1 スタンプユニット
2 スカート部材
3 印材
4a 下側端
5 グリップ部材
8 原稿シート
57 アタッチメント
59a,59b,59c,59d 取付け孔
60a,60b,60c ホルダ部材
61 透明シート
62 補助アタッチメント
100 スタンプ作成装置
101 マガジン体
104 印刷部
106 製版部

Claims (3)

  1. 印刷可能な有効印面を多孔体で形成した印材と、該印材を保持するホルダ部材とを有するスタンプユニットの前記印面を、予め画像が形成された透明なフィルム製の原稿シートの表面に密着させ、該原稿シートを通して光エネルギーを照射してスタンプ製版するスタンプ作成装置において、
    前記ホルダ部材がそれぞれ着脱自在に装着できる取付けが1乃至複数形成されたアタッチメントを備え、
    前記アタッチメントには、前記取付けの個数、配置位置の種別を識別するための被検出部を形成し、
    スタンプ作成装置の本体側には、前記被検出部を検知する検知手段を備え、前記原稿シートの表面に対面させて前記アタッチメントを配置できるように構成し、
    前記アタッチメントにおける取付け孔に対して、補助アタッチメントを、着脱自在に嵌合可能に構成し、
    該補助アタッチメントには前記ホルダ部材を着脱自在に装着可能な取付け孔を設けたことを特徴とするスタンプ作成装置。
  2. 前記アタッチメントの下面には、少なくともその取付けの下面側にて前記ホルダ部材における印面を支持するための透明シートを張設したことを特徴とする請求項1に記載のスタンプ作成装置。
  3. 前記アタッチメントの下面には、前記原稿シートもしくは透明シートを着脱自在に貼着できる貼着手段を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のスタンプ作成装置。
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