JP4237212B2 - 画像処理方法、画像処理プログラムおよびプログラム記録媒体 - Google Patents

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Description

本発明は、画像処理方法、画像処理装置、画像処理プログラムおよびプログラム記録媒体に関し、特に、飛行体に搭載したラインセンサが地表面を撮像した画像を処理する画像処理方法、画像処理装置、画像処理プログラムおよびプログラム記録媒体に関する。
ラインセンサ画像を扱った空中三角測量として、特許文献1の特開21003−83745号公報「航空機搭載撮像装置および航空撮像データ処理装置」がある。該特許文献1では、3つのラインセンサで取得した画像とジャイロ、慣性航法装置、GPS衛星により検出したカメラの位置、向きとを対にして求め、記憶手段に記憶している地表基準点の像の空間位置情報と、画像およびカメラの位置・向きから求められる観測位置との偏差を少なくするように制御して、カメラの位置・向きを修正する技術が示されている。
特開2003−83745号公報(第3−4頁)
しかしながら、特許文献1のような従来の技術には、以下のような問題がある。
図13および図14は、従来技術の問題点を説明するための説明図である。図13を参照すると、ラインセンサ画像01の行02には、飛行体100の飛行経路04上の飛行位置05からセンサ視野07で撮影した地表面11への撮像エリア09が記録され、行03には、飛行位置06から撮影した地表面11への撮像エリア10が記録される。
一方、エリア(フレーム)センサを搭載した飛行体が地表を撮像して得られる2次元画像(以降、エリアセンサ画像と呼ぶ)
の場合、図14を参照すると、エリアセンサ画像12には飛行経路04上の飛行位置13から、図13の場合のようなラインセンサ画像のセンサ視野07よりも大きいセンサ視野14で撮影した地表面11への撮像エリア15が記録される。
したがって、同じ領域での撮影を対象とした場合、エリアセンサ画像は撮像回数が少ない回数で済むので、地表面11の3次元位置既知点P点 08が写っているエリアセンサ画像12の探索が容易であり、また、エリアセンサ画像内においては、同じ飛行位置、撮像姿勢のデータを用いることが可能なため、エリアセンサ画像内のどの位置にP点 08が写っているかを見つけることは比較的簡単である。
一方、ラインセンサ画像の場合、図13のように、行02と行03とで、撮像時刻、飛行位置、撮像姿勢が異なっている。そのため、P点 08がラインセンサ画像01のどの行と列(以降、画像座標と呼ぶ)に位置するかを、算出することが困難である。さらに、通常、ラインセンサ画像01内のすべての行における飛行位置、撮像姿勢情報が存在するようにすることも不可能である。そのため、P点
08に対応するラインセンサ画像上の画素の画像座標の算出がより困難となる。
そこで、本発明の目的は、一次元画像を連続して取得するラインセンサを搭載した飛行体(航空機、衛星等)が、飛行しながら地表を撮影して得られる2次元画像(以降、ラインセンサ画像と呼ぶ)について、3次元位置既知点に対応するラインセンサ画像上の画素の画像座標を高速に探索可能な画像処理方法、画像処理装置、画像処理プログラムおよびプログラム記録媒体を提供することにある。
前述の課題を解決するため、本発明による画像処理方法、画像処理装置、画像処理プログラムおよびプログラム記録媒体は、次のような特徴的な構成を採用している。
(1)飛行体に搭載されたラインセンサによって地表を連続的に撮像した画像を処理する画像処理方法において、ラインセンサ画像の行ごとに、画像座標系から3次元基準座標系への変換情報となる座標変換情報を算出し、3次元位置が既知の点(既知点)の位置情報とラインセンサ画像の行ごとの飛行体3次元座標位置速度情報と前記座標変換情報とを用いて、3次元座標上で指定された前記点(既知点)に対応するラインセンサ画像上の最適行を探索し、探索された最適行の情報とラインセンサ画像の行ごとの飛行体3次元座標位置速度情報と前記座標変換情報とを用いて、前記点(既知点)に対応するラインセンサ画像上の画素の画像座標を探索し、
前記既知点に対応するラインセンサ画像上の最適行を探索する際に、行ごとの前記飛行体3次元座標位置速度情報と前記座標変換情報とを用いて算出されるラインセンサ画像の各行に対応するラインセンサ視野それぞれを平面として扱い、それぞれの平面と前記既知点との間の距離を算出し、距離が最小になる平面に該当するラインセンサ画像の行を、前記既知点に対応するラインセンサ画像上の最適行とし、
前記既知点に対応するラインセンサ画像上の画素の画像座標を探索する際に、行ごとの前記飛行体3次元座標位置速度情報と前記座標変換情報とを用いて算出されるラインセンサ画像上の前記最適行上の各画素に対応する単位方向ベクトルと撮像位置とから構成される直線と前記既知点との間の距離を算出し、距離が最小になる画素を、前記既知点に対応するラインセンサ画像上の画素の画像座標とする画像処理方法。
(2)上記()の画像処理方法において、前記最適行上の各画素に対応する単位方向ベクトルと撮像位置とから構成される直線と前記既知点との間の距離を算出する際に、ラインセンサ画像を撮像した時の飛行体と地表面との間の大気補正用の情報および/または光行差補正用の情報を用いて、算出した距離を補正する画像処理方法。
(3)上記()または()の画像処理方法において、前記最適行上の各画素に対応する単位方向ベクトルと撮像位置とから構成される直線と前記既知点との間の距離を算出する際に、前記最適行上の画素数を任意の個数ずつのグループに分割して、各グループを代表する画素として任意に選んだいずれか1つの画素に対応する直線と前記既知点との距離をそれぞれ算出し、算出した各グループを代表する前記距離のうち、最小の距離となるグループを選択し、さらに、選択した該グループに属する各画素に対応する直線と前記既知点との距離をそれぞれ算出して、選択したグループ内で算出した距離が最小になる直線に該当する前記最適行上の画素を、前記既知点に対応するラインセンサ画像上の画素の画像座標とする画像処理方法。
(4)上記()の画像処理方法において、最小の距離となるグループを選択した際に、選択したグループに属する前記最適行上の画素数が、あらかじめ定めた閾値よりも多い画素数であった場合、さらに、選択したグループの前記最適行上の画素数を任意の個数ずつのグループに分割して、各グループを代表する画素として任意に選んだいずれか1つの画素に対応する直線と前記既知点との距離をそれぞれ算出し、算出した各グループを代表する前記距離のうち、最小の距離となるグループを選択する処理を、グループに属する前記最適行上の画素数が、前記閾値以内になるまで、繰り返す画像処理方法。
(5)上記(1)ないし(4)の画像処理方法において、画像座標系から3次元基準座標系への変換情報となる前記座標変換情報は、ラインセンサ画像に付属する付属データから抽出されるラインセンサ画像の行ごとの撮像時刻と、前記付属データから抽出されるあらかじめ定めた一定時間間隔ごとの飛行体姿勢情報と、前記付属データから抽出される画像座標系から飛行体座標系への座標変換情報とを用いて、算出される画像処理方法。
(6)上記()の画像処理方法において、前記飛行体姿勢情報の中から、行ごとの前記撮像時刻に時間的に近接する複数の飛行体姿勢情報を抽出し、抽出した複数の飛行体姿勢情報と、画像座標系から飛行体座標系への前記座標変換情報とを用いて、それぞれの画像座標系から3次元基準座標系への変換情報を算出して、算出したそれぞれの前記変換情報を用いて、参照する撮像時刻の行ごとの画像座標系から3次元基準座標系への変換情報となる前記座標変換情報を補間処理によって求める画像処理方法。
(7)上記(1)ないし()のいずれかの画像処理方法において、ラインセンサ画像の行ごとの前記飛行体3次元座標位置速度情報は、ラインセンサ画像に付属する付属データから抽出されるラインセンサ画像の行ごとの撮像時刻と、前記付属データから抽出されるあらかじめ定めた一定時間間隔ごとの飛行体3次元位置速度情報とを用いて、算出される画像処理方法。
(8)上記()の画像処理方法において、前記飛行体3次元位置速度情報の中から、行ごとの前記撮像時刻に時間的に近接する複数の飛行体3次元位置速度情報を抽出し、抽出した複数の飛行体3次元位置速度情報を用いて、参照する撮像時刻の行ごとの飛行体3次元位置速度情報を補間処理によって求める画像処理方法。
(9)上記()ないし()のいずれかの画像処理方法において、ラインセンサと前記ラインセンサを搭載した飛行体との間で位置姿勢が異なっている場合、前記飛行体姿勢情報または前記飛行体3次元位置速度情報を参照する際に、ラインセンサの位置姿勢へさらに座標変換して用いる画像処理方法。
(10)上記()の画像処理方法において、ラインセンサ画像の各行に対応する平面と前記既知点との距離を算出する際に、ラインセンサ画像を撮像した時の飛行体と地表面との間の大気補正用の情報および/または光行差補正用の情報を用いて、算出した距離を補正する画像処理方法。
(11)上記()または(10)の画像処理方法において、ラインセンサ画像の各行に対応する平面と前記既知点との距離を算出する際に、ラインセンサ画像の行数を任意の個数ずつのグループに分割して、各グループを代表する行として任意に選んだいずれか1つの行に対応する平面と前記既知点との距離をそれぞれ算出し、算出した各グループを代表する前記距離のうち、最小の距離となるグループを選択し、さらに、選択した該グループに属する各行に対応する平面と前記既知点との距離をそれぞれ算出して、選択したグループ内で算出した距離が最小になる平面に該当するラインセンサ画像の行を、前記既知点に対応するラインセンサ画像上の最適行とする画像処理方法。
(12)上記(11)の画像処理方法において、最小の距離となるグループを選択した際に、選択したグループに属するラインセンサ画像の行数が、あらかじめ定めた閾値よりも多い行数であった場合、さらに、選択したグループのラインセンサ画像の行数を任意の個数ずつのグループに分割して、各グループを代表する行として任意に選んだいずれか1つの行に対応する平面と前記既知点との距離をそれぞれ算出し、算出した各グループを代表する前記距離のうち、最小の距離となるグループを選択する処理を、グループに属するラインセンサ画像の行数が、前記閾値以内になるまで、繰り返す画像処理方法。
(13)上記(1)ないし(12)のいずれかの画像処理方法を、コンピュータによって実行可能なプログラムとして実施する画像処理プログラム。
(14)上記(13)の画像処理プログラムを、コンピュータによって読み取り可能な記録媒体に記録するプログラム記録媒体。
本発明の画像処理方法、画像処理装置、画像処理プログラムおよびプログラム記録媒体によれば、地表面のP点(3次元位置既知点)に対応するラインセンサ画像上の画素の画像座標を、高速に算出することができるという効果が得られる。
その理由は、P点(3次元位置既知点)に対応するラインセンサ画像上の最適行の探索時におけるP点とラインセンサ画像各行におけるセンサ視野との間の距離の算出、および、ラインセンサ画像上の最適行上のP点に対応するラインセンサ画像上の画素の画像座標の探索時におけるP点とラインセンサ画像最適行の各点における単位方向ベクトルと撮像位置とから構成される直線との間の距離の算出において、一般に、極小値を挟んで単調減少、単調増加の関係が得られることから、高速処理アルゴリズムの適用が可能であるためである。
以下、本発明による画像処理方法、画像処理装置、画像処理プログラムおよびプログラム記録媒体の好適実施形態例について添付図を参照して説明する。なお、以下の説明においては、簡単のため、飛行体とラインセンサの位置姿勢は、同一と見なして説明する。もし、違う場合には、飛行体とラインセンサとの間で位置姿勢の座標変換を行うことにすれば良い。
(本発明の特徴)
本発明の特徴の主な概要について、まず説明する。一次元画像を連続して取得するラインセンサを搭載した飛行体(航空機、衛星等)が飛行しながら地表を撮影することによって得られる2次元画像(以降、ラインセンサ画像と呼ぶ)について、3次元位置既知点(P点)に対応するラインセンサ画像上の画素の画像座標を高速に探索することを可能とする方法および装置を実現している点に、その特徴がある。
次に、図1を参照して、本発明の構成の一例を説明する。図1は、本発明によるラインセンサ撮像画像処理装置の一構成例を示すブロック構成図である。ラインセンサ撮像画像処理装置U10は、画像各行位置姿勢情報算出手段U1、3次元位置既知点(P点)対応画像行探索手段U2、P点対応画像座標探索手段U3を少なくとも含んで構成されており、既知の地表面上の点であるP点に対応するラインセンサ画像上の画素の画像座標を高速に算出することを可能としている。ここで、画像各行位置姿勢情報算出手段U1などの各実現手段のすべてまたは一部を、ハードウェア論理により実現する場合のみに限らず、コンピュータのプログラムとして実施するようにしても良いし、ハードウェアとプログラムを混在させて実施するようにしても良いし、如何なる手段を用いて実施しても構わない。また、プログラムとして実現したラインセンサ撮像画像処理プログラムを、コンピュータによって読み取り可能なプログラム記録媒体に記録するようにしても良い。
画像各行位置姿勢情報算出手段U1では、ラインセンサ画像に付属する、画像各行の撮像時刻情報、離散的な飛行体の3次元位置情報、飛行体の姿勢情報に基づいて、すなわち、図2における3次元基準座標系XYZ 22に対する飛行体座標系XfYfZf 23の姿勢情報に基づいて、ラインセンサ画像各行における3次元位置情報、飛行体姿勢情報を、補間処理により算出する。図2は、本発明の一例を示すラインセンサ撮像画像処理装置U10において既知の地表面上の点であるP点に対応するラインセンサ画像上の画素の画像座標を算出する動作を説明するための説明図である。
3次元位置既知点(P点)対応画像行探索手段U2では、ラインセンサ画像の行に対応するラインセンサ視野を平面とみなし、その平面と3次元位置既知点のP点 08との距離が最小となるような行(最適行と呼ぶ)を探索する。
図2を参照して、3次元位置既知点(P点)対応画像行探索手段の概略を説明する。画像座標系uv 25を有するラインセンサ画像01内の行26に対し、次に示す処理P−1を行う。処理P−1では、まず、対象となる行26に対応する撮像位置28を含むラインセンサ視野17と、既知の地表面上のP点 08との間の距離19を算出する。さらに、処理P−1は、ラインセンサ画像01内のすべての行に対して同様の処理を行い、距離19が最小となるような行を最適行27として探索する。ここで、ラインセンサ画像01内にP点08に対応する画素が存在する場合、ラインセンサ画像01の各行と、距離19との関係をグラフにすると、一般に、算出した距離19には極小値が存在し、極小値を挟んで、単調減少、単調増加の関係となる。そのため、この関係を利用して最適行27の高速探索が可能である。
また、P点対応画像座標探索手段U3では、3次元位置既知点(P点)対応画像行探索手段U2で得られた最適行27を探索範囲として、最適行27上の各画素に対応する単位方向ベクトル、最適行27に対応する撮像位置から構成される直線とP点 08との距離が最小となるような画素を探索する。
図2を参照して、P点対応画像座標探索手段U3の概略を説明する。最適行27上の画素20に対して、次に示す処理P−2を行う。処理P−2では、画素20に対応する方向ベクトル21を算出し、撮像位置16と方向ベクトル21とからなる直線29と、P点
08との間の距離30が最小となるような画像座標を探索する。最適行27上の各画素と、距離30との関係は、一般に、極小値を挟んで単調減少、単調増加の関係となるため、この関係を利用して、P点 08に対応するラインセンサ画像上の画素の画像座標の高速探索が可能となる。
(実施例の構成)
次に、図3を用いて、本発明によるラインセンサ撮像画像処理装置のより詳細なブロック構成の一例を説明する。図3は、本発明によるラインセンサ撮像画像処理装置のより詳細なブロック構成の一例を示すブロック構成図である。図3のラインセンサ撮像画像処理装置A10を参照すると、本実施例では、ラインセンサ撮像画像に関する画像処理をプログラム論理によって実施する場合を示しており、ラインセンサ撮像画像処理装置A10は、キーボード等の入力装置A1と、プログラム制御により動作する情報処理装置A2と、情報を記憶する記憶装置A3と、ディスプレイ装置等の出力装置A4を少なくとも含んで構成されている。ただし、前述したように、ラインセンサ撮像画像に関する画像処理をハードウェア論理によって処理しても良いし、プログラム論理とハードウェア論理との混用によっても良いし、如何なる画像処理方法を用いても構わない。
入力装置A1は、付属データ入力部A1−1と、P点座標入力部A1−2とを備えている。
情報処理装置A2は、画像各行位置姿勢情報算出手段A2−U1(すなわち、図1における画像各行位置姿勢情報算出手段U1)、P点対応画像行探索手段A2−U2(すなわち、図1における3次元位置既知点(P点)対応画像行探索手段U2)、P点対応画像座標探索手段A2−U3(すなわち、図1におけるP点対応画像座標探索手段U3)を少なくとも備えている。
さらに、画像各行位置姿勢情報算出手段A2−U1は、画像各行の撮像時刻情報抽出手段A2−U1−1と、飛行***置速度情報抽出手段A2−U1−2と、飛行体姿勢情報抽出手段A2−U1−3と、画像各行の飛行***置速度算出手段A2−U1−4と、画像各行のuv(画像座標系)−XYZ(3次元基準座標系)座標変換情報算出手段A2−U1−5と、uv−XfYfZf(飛行体座標系)座標変換情報抽出手段A2−U1−6とを少なくとも備えている。
記憶装置A3は、撮像時刻情報記憶部A3−1、飛行***置速度情報記憶部A3−2、飛行体姿勢情報記憶部A3−3、画像各行の飛行***置速度情報記憶部A3−4、画像各行のuv−XYZ座標変換情報記憶部A3−5、P点に対応する画像最適行記憶部A3−6、uv−XfYfZf座標変換情報記憶部A3−7を少なくとも備えている。
ここで、画像各行の撮像時刻情報抽出手段A2−U1−1は、付属データ入力部A1−1で与えられるラインセンサ画像の付属データから、画像各行の撮像時刻情報を抽出して、抽出した撮像時刻情報を、撮像時刻情報記憶部A3−1に供給する。ここで、付属データ入力部A1−1で与えられるラインセンサ画像の付属データは、一定時間間隔毎の飛行体の3次元位置、速度情報、姿勢情報、画像各行の撮像時刻、uv−XfYfZf座標変換情報等の情報を含んでいる。
飛行***置速度情報抽出手段A2−U1−2は、付属データ入力部A1−1で与えられるラインセンサ画像の付属データから、一定時間間隔毎の飛行体の3次元位置、速度情報およびその時刻を抽出し、抽出した情報を、飛行***置速度情報記憶部A3−2に供給する。
飛行体姿勢情報抽出手段A2−U1−3は、付属データ入力部A1−1で与えられたラインセンサ画像の付属データから、一定時間間隔毎の飛行体姿勢情報およびその時刻を抽出し、抽出した情報を飛行体姿勢情報記憶部A3−3に供給する。
uv-XfYfZf 座標変換情報抽出手段A2−U1−6は、付属データ入力部A1−1で与えられたラインセンサ画像の付属データから、uv(画像座標系)−XfYfZf(飛行体座標系)座標変換情報を抽出し、抽出した情報をuv−XfYfZf座標変換情報記憶部A3−7に供給する。
画像各行の飛行***置速度算出手段A2−U1−4は、画像各行の撮像時刻情報抽出手段A2−U1−1によって飛行***置速度情報抽出手段A2−U1−2によって撮像時刻情報記憶部A3−1に記憶された画像各行の撮像時刻情報と、飛行***置速度情報抽出手段A2−U1−2によって飛行***置速度情報記憶部A3−2に記憶された一定時間間隔毎の飛行体の3次元位置、速度情報とを用いて、画像各行の飛行体3次元位置、速度情報を補間法により算出する。算出した画像各行の飛行体の3次元位置、速度情報は、画像各行の飛行***置速度情報記憶部A3−4に供給される。
画像各行のuv-XYZ座標変換情報算出手段A2−U1−5は、画像各行の撮像時刻情報抽出手段A2−U1−1によって撮像時刻情報記憶部A3−1に記憶された画像各行の撮像時刻情報と、飛行体姿勢情報抽出手段A2−U1−3によって飛行体姿勢情報記憶部A3−3に記憶された一定時間間隔毎の飛行体姿勢情報と、uv-XfYfZf
座標変換情報抽出手段A2−U1−6によってuv−XfYfZf座標変換情報記憶部A3−7に記憶されたuv(画像座標系)−XfYfZf(飛行体座標系)座標変換情報とを用いて、画像各行のuv(画像座標系)−XYZ(3次元基準座標系)座標変換情報を補間法により算出する。算出した画像各行のuv(画像座標系)−XYZ(3次元基準座標系)座標変換情報は画像各行のuv−XYZ座標変換情報記憶部A3−5に供給される。
P点対応画像行探索手段A2−U2は、3次元位置既知点のP点 08に対応するラインセンサ画像の最適行を探索する最適行探索手段であり、P点座標入力部A1−2で3次元位置の既知の点として与えられたP点位置情報と、画像各行の飛行***置速度算出手段A2−U1−4によって画像各行の飛行***置速度情報記憶部A3−4に記憶された画像各行での飛行体3次元座標位置速度情報と、画像各行のuv−XYZ座標変換情報算出手段A2−U1−5によって画像各行のuv−XYZ座標変換情報記憶部A3−5に記憶された画像各行のuv−XYZ座標変換情報とを用いて、3次元座標で指定されたP点に対応するラインセンサ画像の最適行を探索する。探索したラインセンサ画像の最適行の情報は、P点に対応する画像最適行記憶部A3−6に供給される。
P点対応画像座標探索手段A2−U3は、P点対応画像行探索手段A2−U2によって画像最適行記憶部A3−6に記憶されたP点に対応する最適行の情報と、画像各行の飛行***置速度算出手段A2−U1−4によって画像各行の飛行***置速度情報記憶部A3−4に記憶された画像各行での飛行体の3次元座標位置速度情報と、画像各行のuv−XYZ座標変換情報算出手段A2−U1−5によって画像各行のuv−XYZ座標変換情報記憶部A3−5に記憶された画像各行のuv(画像座標系)−XYZ(3次元基準座標系)座標変換情報とを用いて、P点に対応するラインセンサ画像上の画素の画像座標を算出する。算出されたP点に対応するラインセンサ画像上の画素の画像座標は、出力装置A4へ供給され、出力される。
(実施例の動作の説明)
通常、画像各行の撮像時刻情報抽出手段A2−U1−1で抽出した撮像時刻およびその時間間隔と、飛行***置速度情報抽出手段A2−U1−2で抽出した飛行体の位置速度情報、および、飛行体姿勢情報抽出手段A2−U1−3で抽出した飛行体姿勢情報のサンプリング時刻およびその時間間隔とは一致しない。したがって、対応点探索処理の効率化のためには、図3において説明したように、画像各行の飛行***置速度算出手段A2−U1−4、および、画像各行のuv−XYZ座標変換情報算出手段A2−U1−5によって、画像各行の位置速度情報および座標変換情報があらかじめ算出されている必要がある。
次に、画像各行の飛行***置速度算出手段A2−U1−4について、図3、図4を参照して説明し、画像各行のuv−XYZ座標変換情報算出手段A2−U1−5について、図3、図5を参照して説明する。ここに、図4は、画像各行の飛行***置速度算出手段A2−U1−4の動作の一例を説明するためのフローチャートであり、図5は、画像各行のuv−XYZ座標変換情報算出手段A2−U1−5の動作の一例を説明するためのフローチャートである。
まず、画像各行の飛行***置速度算出手段A2−U1−4の動作の一例について図4のフローチャートに基づいて説明する。画像各行の飛行***置速度算出手段A2−U1−4では、図3の撮像時刻情報記憶部A3−1に記憶された画像各行に対応する撮像時刻を参照する(ステップB1)。次に、飛行***置速度情報記憶部A3−2に記憶された飛行体3次元位置速度情報の中から、ステップB1で参照された撮像時刻に時間的に近い数点の時刻、および、位置速度情報をピックアップする(ステップB2)。
次に、ステップB2でピックアップした数点の位置速度情報から、補間処理により、画像各行の撮像時刻における撮像位置、速度を算出し、算出した画像各行での飛行体3次元座標位置速度情報を、画像各行の飛行***置速度情報記憶部A3−4へ供給する(ステップB3)。
最後に、画像の最終行に達したか否かを確認し(ステップB4)、未達の場合は(ステップB4のいいえ)、次の行を参照する状態に更新して(ステップB5)、ステップB1に復帰し、以降、ステップB1からステップB5までの処理を繰り返す。
ステップB4で最終行に達していた場合(ステップB4のはい)、最終行に達した時点で、画像各行の飛行***置速度算出手段A2−U1−4の処理が終了となる。
次に、画像各行のuv−XYZ座標変換情報算出手段A2−U1−5の動作について図5のフローチャートに基づいて説明する。画像各行のuv−XYZ座標変換情報算出手段A2−U1−5では、図3の撮像時刻情報記憶部A3−1に記憶された画像各行に対応する撮像時刻を参照する(ステップC1)。次に、飛行体姿勢情報記憶部A3−3に記憶されている飛行体姿勢情報の中から、ステップC1で参照された撮像時刻に時間的に近い数点の時刻、および、姿勢情報をピックアップする(ステップC2)。
次に、ステップC2でピックアップした数点の姿勢情報と、uv−XfYfZf座標変換情報記憶部A3−7に記憶されたuv−XfYfZf座標変換情報を用いて、ピックアップした数点のuv−XYZ座標変換情報を算出する(ステップC3)。
次に、ステップC3で算出された数点のuv−XYZ座標変換情報を用いて、参照する撮像時刻におけるuv−XYZ座標変換情報を補間処理により算出する(ステップC4)。算出した画像各行でのuv−XYZ座標変換情報は、画像各行のuv−XYZ座標変換情報記憶部A3−5に供給される。
最後に、画像の最終行に達したか否かを確認し(ステップC5)、未達の場合は(ステップC5のいいえ)、次の行を参照する状態に更新して(ステップC6)、ステップC1に復帰し、以降、ステップC1からステップC6までの処理を繰り返す。
ステップC5で最終行に達していた場合(ステップC5のはい)、最終行に達した時点で、画像各行のuv−XYZ座標変換情報算出手段A2−U1−5の処理が終了となる。
画像各行の飛行***置速度算出手段A2−U1−4と画像各行のuv−XYZ座標変換情報算出手段A2−U1−5との処理が終了した後、P点に対応するラインセンサ画像の最適行探索手段すなわちP点対応画像行探索手段A2−U2の処理を行う。前述のように、画像各行に対応するセンサ視野とP点間の距離が、極小値を挟んで単調減少、単調増加の関係となることを前提として、図6、図8を参照して、P点対応画像行探索手段A2−U2の動作例の詳細を説明する。図6は、P点対応画像行探索手段A2−U2の動作の一例を説明するためのフローチャートであり、図8は、P点に対応するラインセンサ画像の最適行を探索する一例として図2に示した行26における処理P−1の動作を説明する説明図である。
図6のフローチャートにおいて、まず、ラインセンサ画像の行の探索領域(最小行vsから最大行ve)を、vs=1(画像の行の最小値)、ve=(画像の行の最大値:画像の行数)に設定する(ステップF1)。次に、探索領域を、N等分(Nは0より大きい整数)し、行vs(=v)、ve(=vN+1)、および、行vs、行ve間にある行vから行vまで(v<v<v<…<v<vN+1)のN等分点の計(N+1)個の行のそれぞれについて、行に対応するセンサ視野とP点との距離dを算出する(ステップF2)。
次に、距離dの算出法について、図8を参照して説明する。まず、行26上の任意の2点31,32すなわち点I (=(u,v)) 31、点I(=(u、v)) 32それぞれに対応する単位方向ベクトル34,35すなわち単位方向ベクトルV1(=(X1,Y1,Z1)) 34、単位方向ベクトルV2(=(X2,Y2,Z2)) 35を、画像各行のuv−XYZ座標変換情報記憶部A3−5に記憶された画像各行のuv−XYZ座標変換行列R(v)を用いて、数1、数2により算出する。
V1 = R(v)I (数1)
V2 = R(v)I (数2)
画像各行の飛行***置速度情報記憶部A3−4に記憶されている、行26に対応する撮像位置28すなわちH(=(Xh,Yh,Zh)) 28と、算出した単位方向ベクトル34,35すなわち単位方向ベクトルV1 34,V2 35とを含むラインセンサ視野17とP点 08 (P=(XP,YP,ZP))との距離d 19を、数3により算出する。
Figure 0004237212
図6のフローチャートに戻って、次に、(N+1)個の各行における距離dのうち、最小となるような行vを探索する(ステップF3)。しかる後、次工程での探索領域の最小行vsをvi−1、最大行veをvi+1に設定する(ステップF4
)。ここで、行vi−1,vi+1はそれぞれ行vと隣り合うN等分点の一つである。
次に、vsからveまでの探索領域内の行の総数が、あらかじめ定めた閾値M (Mは0より大きい整数)よりも多い場合(ステップF5のいいえ)、ステップF2からステップF5までの処理を繰り返す。逆に、行の総数がM以下の場合(ステップF5のはい)、ステップF6に進み、vsからveまでの探索領域内にあるすべての行に対して距離dを算出し、dが最小となる行vを探索する(ステップF6)。最小となる行として探索した行vの値は、P点に対する最適行として、P点に対応する画像最適行記憶部A3−6に供給される(ステップF7)。
もし、飛行体の位置姿勢の急激な変動により、画像各行と、それに対応するセンサ視野とP点間の距離との関係が、極小値を挟んで単調減少、単調増加にならない場合は、すべての行による全探索により、距離dが最小となる行vを探索する。図7は、本発明によるラインセンサ撮像画像処理装置のP点対応画像行探索手段の動作の異なる例を説明するためのフローチャートであり、画像各行に対応するセンサ視野とP点間の距離dとの関係が、極小値を挟んで単調減少、単調増加にならない場合の最適行を探索する動作を説明するフローチャートである。
図7のフローチャートにおいて、まず、行vを1に設定し(ステップD1)、行vに対応するセンサ視野とP点との距離dを、前述した数1、数2、数3に基づいて算出する(ステップD2)。次に、行vがラインセンサ画像の最終行に達したか否かをチェックし(ステップD3)、未達の場合は(ステップD3のいいえ)、行vに1を加算した後(ステップD4)、ステップD2に戻って、ステップD2からD4までの処理を繰り返す。ステップD3で最終行に達した場合は(ステップD3のはい)、ステップD5に進み、すべての行vに対して算出した距離dのうち、最小となる行vを探索し(ステップD5)、探索した行vの値を、最適行として、P点に対応する画像最適行記憶部A3−6へ供給する(ステップD6)。
最適行探索手段すなわちP点対応画像行探索手段A2−U2の処理終了後、P点に対応する画像座標算出処理を、図3のP点対応画像座標探索手段A2−U3にて行う。P点対応画像座標探索手段A2−U3の詳細を、図9、図11を参照して説明する。ここに、図9は、本発明によるラインセンサ撮像画像処理装置のP点対応画像座標探索手段A2−U3の動作の一例を説明するためのフローチャートであり、図11は、P点に対応するラインセンサ画像上の画素の画像座標を算出する一例として図2に示した最適行27における処理P−2の動作を説明する説明図である。
図9のフローチャートにおいて、まず、図6または図7のような処理により探索された図11の最適行27を探索対象として、最適行27上の点の探索領域(画像座標u成分の最小値usから最大値ue)をus=1、ue=(画像列の最大値)に設定する(ステップE1)。次に、探索領域をN等分し、点Is(u成分u)、点Ie(u成分uN+1)、および、点Is,Ie間にあるN等分点I(u成分u),I(u成分u),…,I(u成分u)の計(N+1)個の点(点I〜IN+1のu成分:u<u<…<u<uN+1)それぞれについて、各点に対応する単位方向ベクトルと位置とから構成される直線と、P点との距離d’をそれぞれ算出する(ステップE2)。
次に、距離d’の算出法について、図11を参照して説明する。まず、最適行27上の点43すなわち点I(=(u,v)) 43に対応する単位方向ベクトル44すなわち単位方向ベクトルD(=(Xd,Yd,Zd)) 44
を、画像各行のuv−XYZ座標変換情報記憶部A3−5に記憶されている画像各行のuv−XYZ座標変換行列R(v)を用いて、数4により算出する。
D = R(v)I (数4)
さらに、画像各行の飛行***置速度情報記憶部A3−4に記憶されている、最適行27に対応する撮像位置16すなわちH(=(Xh,Yh,Zh)) 16と、数4によって算出した単位方向ベクトル44とから構成される直線53とP点 08すなわちP(=(XP,YP,ZP)) 08との距離d' 54を、数5により算出する。
Figure 0004237212
図9のフローチャートに戻って、次に、(N+1)個の点における距離d’のうち、最小となるような点Iのu成分uを探索する(ステップE3)。しかる後、次工程での探索領域の最小値usを点Ii−1のu成分ui−1、最大値ueを点Ii+1のu成分ui+1に設定する(ステップE4
)。ここで、点Ii−1,Ii+1はそれぞれ点Iと隣り合うN等分点の一つである。
次に、usからueまでの探索領域内の点の総数が、あらかじめ定めた閾値M (Mは0より大きい整数)よりも多い場合(ステップE5のいいえ)、ステップE2からステップE5までの処理を繰り返す。逆に、点の総数がM以下の場合(ステップE5のはい)、ステップE6に進み、usからueまでの探索領域内にあるすべての点に対して距離d’を算出し、d’が最小となる点Iのu成分を探索する(ステップE6)。最小となる点として探索した点Iの画像座標(u,v)は、出力装置A4に供給される(ステップE7)。
もし、飛行体の位置姿勢の急激な変動により、最適行上の各点に対応する単位方向ベクトルと撮像位置とから構成される直線とP点間の距離d’との関係が、極小値を挟んで単調減少、単調増加にならない場合は、すべての点による全探索により、距離d’が最小となる点Iのu成分を探索する。図10は、本発明によるラインセンサ撮像画像処理装置のP点対応画像座標探索手段の動作の異なる例を説明するためのフローチャートであり、画像最適行の各点に対応する単位方向ベクトルと撮像位置とから構成される直線とP点間の距離d’との関係が、極小値を挟んで単調減少、単調増加にならない場合のラインセンサ画像上の画素の画像座標を探索する動作を説明するフローチャートである。
図10のフローチャートにおいて、まず、最適行上の点Iのu成分を1に設定し(ステップG1)、点Iに対応する単位方向ベクトルと最適行に対応する撮像位置とから構成される直線とP点との距離d’を数4、数5により算出する(ステップG2)。次に、点Iのu成分がラインセンサ画像の最終列に達したか否かをチェックし(ステップG3)、未達の場合は(ステップG3のいいえ)、uに1加算した後(ステップG4)、ステップG2に戻って、ステップG2からG4までの処理を繰り返す。ステップG3で最終列に達した場合は(ステップG3のはい)、ステップG5に進み、すべての点Iにおける距離d’のうち、最小となる点Iのu成分を探索し(ステップG5)、探索した点Iの画像座標(u,v)の値を、出力装置A4へ供給する(ステップG6)。
(実施例の効果の説明)
本実施例においては、3次元位置既知点(P点)に対応するラインセンサ画像上の画素の画像座標を高速に算出することができる。その理由は、P点対応画像行探索手段U2でP点に対応する最適行として探索されるP点とラインセンサ画像各行におけるセンサ視野との間の距離の関係、および、図1のP点対応画像座標探索手段U3でP点に対応するラインセンサ画像上の画素の画像座標すなわち最適行上の点の画像座標として探索されるP点とラインセンサ画像最適行の各点における単位方向ベクトルと撮像位置とから構成される直線との距離の関係が、一般に、極小値を挟んで単調減少、単調増加の関係となり、高速処理アルゴリズムの適用が可能であるためである。
また、本実施例は、例えば、ラインセンサ画像における空中三角測量処理やオルソ画像作成といった用途に適用することもできる。また、ラインセンサ画像におけるステレオマッチングの最適探索範囲を限定して、その範囲内でマッチング点を探索することにより、処理時間を節約するといった用途にも適用することが可能である。
(本発明の他の実施例)
次に、本発明の他の実施例について図12を参照して説明する。図12は、本発明によるラインセンサ撮像画像処理装置の図3とは異なる詳細なブロック構成の例を示すブロック構成図である。図12のラインセンサ撮像画像処理装置A20を参照すると、本実施例も、図3のラインセンサ撮像画像処理装置A10と同様に、キーボード等の入力装置A1と、プログラム制御により動作する情報処理装置A2と、情報を記憶する記憶装置A5と、ディスプレイ装置等の出力装置A4を少なくとも含んで構成されている。
しかし、本実施例のラインセンサ撮像画像処理装置A20の場合、記憶装置A5が、図3のラインセンサ撮像画像処理装置A10における記憶装置A3の構成に加えて、さらに、大気補正・光行差補正関連情報記憶部A5−1を備えている点が異なっている。大気補正・光行差補正関連情報記憶部A5−1は、飛行体から地表面を撮像する際の大気補正および光行差補正のモデル式に関連するパラメータの値等の情報をあらかじめ記憶しており、これらの情報は、図8のP点に対応する画像最適行探索手段すなわちP点対応画像行探索手段A2-U2と、図11のP点に対応する画像座標算出手段すなわちP点対応画像座標探索手段A2-U3とで用いられる。
図8のP点に対応する画像最適行探索手段すなわちP点対応画像行探索手段A2-U2に関しては、図6のステップF2および図7のステップD2において、行vにおけるセンサ視野とP点との距離dを算出するときに、使用する変換行列R(v)に大気補正・光行差補正のモデル式を組み入れることにより、大気補正、光行差補正を考慮した、より正確な距離dを算出することが可能になる。
また、図11のP点に対応する画像座標算出手段すなわちP点対応画像座標探索手段A2-U3に関しては、図9のステップE2および図10のステップG2において、最適行上の点uにおける方向ベクトルを算出するときに、使用する変換行列R(v)
に大気補正・光行差補正のモデル式を組み入れることにより、大気補正、光行差補正を考慮した、より正確な距離d’を算出することが可能になる。
以上、本発明の好適実施例の構成を説明した。しかし、斯かる実施例は、本発明の単なる例示に過ぎず、何ら本発明を限定するものではないことに留意されたい。本発明の要旨を逸脱することなく、特定用途に応じて種々の変形変更が可能であることは、当業者には容易に理解できよう。
本発明によるラインセンサ撮像画像処理装置の一構成例を示すブロック構成図である。 本発明の一例を示すラインセンサ撮像画像処理装置において既知の地表面上の点であるP点に対応するラインセンサ画像上の画素の画像座標を算出する動作を説明するための説明図である。 本発明によるラインセンサ撮像画像処理装置のより詳細なブロック構成の一例を示すブロック構成図である。 本発明によるラインセンサ撮像画像処理装置の画像各行の飛行***置速度算出手段の動作の一例を説明するためのフローチャートである。 本発明によるラインセンサ撮像画像処理装置の画像各行のuv−XYZ座標変換情報算出手段の動作の一例を説明するためのフローチャートである。 本発明によるラインセンサ撮像画像処理装置のP点対応画像行探索手段の動作の一例を説明するためのフローチャートである。 本発明によるラインセンサ撮像画像処理装置のP点対応画像行探索手段の動作の異なる例を説明するためのフローチャートである。 P点に対応するラインセンサ画像の最適行を探索する一例として図2に示した行における処理P−1の動作を説明する説明図である。 本発明によるラインセンサ撮像画像処理装置のP点対応画像座標探索手段の動作の一例を説明するためのフローチャートである。 本発明によるラインセンサ撮像画像処理装置のP点対応画像座標探索手段の動作の異なる例を説明するためのフローチャートである。 P点に対応するラインセンサ画像上の画素の画像座標を算出する一例として図2に示した最適行における処理P−2の動作を説明する説明図である。 本発明によるラインセンサ撮像画像処理装置の図3とは異なるより詳細なブロック構成の例を示すブロック構成図である。 従来技術の問題点を説明するための説明図である。 従来技術の問題点を説明するための説明図である。
符号の説明
01 ラインセンサ画像
02,03 行
04 飛行経路
05,06 飛行位置
07 センサ視野
08 地表面のP点
09,10 撮像エリア
11 地表面
12 エリアセンサ画像
13 飛行位置
14 センサ視野
15 撮像エリア
16 撮像位置
17 ラインセンサ視野
18 ラインセンサ視野
19 距離
20 画素
21 方向ベクトル
22 3次元基準座標系XYZ
23 飛行体座標系XfYfZf
25 画像座標系uv
26 行
27 最適行
28 撮像位置
29 直線
30 距離
31,32 或る行上の任意の点
34,35 単位方向ベクトル
43 最適行上の点
44 単位方向ベクトル
53 直線
54 距離
100 飛行体
A10 ラインセンサ撮像画像処理装置
A1 入力装置
A1−1 付属データ入力部
A1−2 P点座標入力部
A2 情報処理装置
A2−U1 画像各行位置姿勢情報算出手段
A2−U1−1 画像各行の撮像時刻情報抽出手段
A2−U1−2 飛行***置速度情報抽出手段
A2−U1−3 飛行体姿勢情報抽出手段
A2−U1−4 画像各行の飛行***置算出手段
A2−U1−5 画像各行のuv(画像座標系)−XYZ(3次元基準座標系)座標変換情報算出手段
A2−U1−6 uv−XfYfZf(飛行体座標系)座標変換情報抽出手段
A2−U2 P点対応画像行探索手段(最適行探索手段)
A2−U3 P点対応画像座標探索手段
A3 記憶装置
A3−1 撮像時刻情報記憶部
A3−2 飛行***置速度情報記憶部
A3−3 飛行体姿勢情報記憶部
A3−4 画像各行の飛行***置速度情報記憶部
A3−5 画像各行のuv−XYZ座標変換情報記憶部
A3−6 P点に対応する画像最適行記憶部
A3−7 uv−XfYfZf座標変換情報記憶部
A4 出力装置
A5 記憶装置
A5−1 大気補正・光行差補正関連情報記憶部
A10,A20 ラインセンサ撮像画像処理装置
U1 画像各行位置姿勢情報算出手段
U2 3次元位置既知点(P点)対応画像行探索手段
U3 P点対応画像座標探索手段
U10 ラインセンサ撮像画像処理装置

Claims (14)

  1. 飛行体に搭載されたラインセンサによって地表を連続的に撮像した画像を処理する画像処理方法において、ラインセンサ画像の行ごとに、画像座標系から3次元基準座標系への変換情報となる座標変換情報を算出し、3次元位置が既知の点(既知点)の位置情報とラインセンサ画像の行ごとの飛行体3次元座標位置速度情報と前記座標変換情報とを用いて、3次元座標上で指定された前記点(既知点)に対応するラインセンサ画像上の最適行を探索し、探索された最適行の情報とラインセンサ画像の行ごとの飛行体3次元座標位置速度情報と前記座標変換情報とを用いて、前記点(既知点)に対応するラインセンサ画像上の画素の画像座標を探索し、
    前記既知点に対応するラインセンサ画像上の最適行を探索する際に、行ごとの前記飛行体3次元座標位置速度情報と前記座標変換情報とを用いて算出されるラインセンサ画像の各行に対応するラインセンサ視野それぞれを平面として扱い、それぞれの平面と前記既知点との間の距離を算出し、距離が最小になる平面に該当するラインセンサ画像の行を、前記既知点に対応するラインセンサ画像上の最適行とし、
    前記既知点に対応するラインセンサ画像上の画素の画像座標を探索する際に、行ごとの前記飛行体3次元座標位置速度情報と前記座標変換情報とを用いて算出されるラインセンサ画像上の前記最適行上の各画素に対応する単位方向ベクトルと撮像位置とから構成される直線と前記既知点との間の距離を算出し、距離が最小になる画素を、前記既知点に対応するラインセンサ画像上の画素の画像座標とする
    ことを特徴とする画像処理方法。
  2. 請求項に記載の画像処理方法において、前記最適行上の各画素に対応する単位方向ベクトルと撮像位置とから構成される直線と前記既知点との間の距離を算出する際に、ラインセンサ画像を撮像した時の飛行体と地表面との間の大気補正用の情報および/または光行差補正用の情報を用いて、算出した距離を補正することを特徴とする画像処理方法。
  3. 請求項またはに記載の画像処理方法において、前記最適行上の各画素に対応する単位方向ベクトルと撮像位置とから構成される直線と前記既知点との間の距離を算出する際に、前記最適行上の画素数を任意の個数ずつのグループに分割して、各グループを代表する画素として任意に選んだいずれか1つの画素に対応する直線と前記既知点との距離をそれぞれ算出し、算出した各グループを代表する前記距離のうち、最小の距離となるグループを選択し、さらに、選択した該グループに属する各画素に対応する直線と前記既知点との距離をそれぞれ算出して、選択したグループ内で算出した距離が最小になる直線に該当する前記最適行上の画素を、前記既知点に対応するラインセンサ画像上の画素の画像座標とすることを特徴とする画像処理方法。
  4. 請求項に記載の画像処理方法において、最小の距離となるグループを選択した際に、選択したグループに属する前記最適行上の画素数が、あらかじめ定めた閾値よりも多い画素数であった場合、さらに、選択したグループの前記最適行上の画素数を任意の個数ずつのグループに分割して、各グループを代表する画素として任意に選んだいずれか1つの画素に対応する直線と前記既知点との距離をそれぞれ算出し、算出した各グループを代表する前記距離のうち、最小の距離となるグループを選択する処理を、グループに属する前記最適行上の画素数が、前記閾値以内になるまで、繰り返すことを特徴とする画像処理方法。
  5. 請求項1ないし4に記載の画像処理方法において、画像座標系から3次元基準座標系への変換情報となる前記座標変換情報は、ラインセンサ画像に付属する付属データから抽出されるラインセンサ画像の行ごとの撮像時刻と、前記付属データから抽出されるあらかじめ定めた一定時間間隔ごとの飛行体姿勢情報と、前記付属データから抽出される画像座標系から飛行体座標系への座標変換情報とを用いて、算出されることを特徴とする画像処理方法。
  6. 請求項に記載の画像処理方法において、前記飛行体姿勢情報の中から、行ごとの前記撮像時刻に時間的に近接する複数の飛行体姿勢情報を抽出し、抽出した複数の飛行体姿勢情報と、画像座標系から飛行体座標系への前記座標変換情報とを用いて、それぞれの画像座標系から3次元基準座標系への変換情報を算出して、算出したそれぞれの前記変換情報を用いて、参照する撮像時刻の行ごとの画像座標系から3次元基準座標系への変換情報となる前記座標変換情報を補間処理によって求めることを特徴とする画像処理方法。
  7. 請求項1ないしのいずれかに記載の画像処理方法において、ラインセンサ画像の行ごとの前記飛行体3次元座標位置速度情報は、ラインセンサ画像に付属する付属データから抽出されるラインセンサ画像の行ごとの撮像時刻と、前記付属データから抽出されるあらかじめ定めた一定時間間隔ごとの飛行体3次元位置速度情報とを用いて、算出されることを特徴とする画像処理方法。
  8. 請求項に記載の画像処理方法において、前記飛行体3次元位置速度情報の中から、行ごとの前記撮像時刻に時間的に近接する複数の飛行体3次元位置速度情報を抽出し、抽出した複数の飛行体3次元位置速度情報を用いて、参照する撮像時刻の行ごとの飛行体3次元位置速度情報を補間処理によって求めることを特徴とする画像処理方法。
  9. 請求項ないしのいずれかに記載の画像処理方法において、ラインセンサと前記ラインセンサを搭載した飛行体との間で位置姿勢が異なっている場合、前記飛行体姿勢情報または前記飛行体3次元位置速度情報を参照する際に、ラインセンサの位置姿勢へさらに座標変換して用いることを特徴とする画像処理方法。
  10. 請求項に記載の画像処理方法において、ラインセンサ画像の各行に対応する平面と前記既知点との距離を算出する際に、ラインセンサ画像を撮像した時の飛行体と地表面との間の大気補正用の情報および/または光行差補正用の情報を用いて、算出した距離を補正することを特徴とする画像処理方法。
  11. 請求項または10に記載の画像処理方法において、ラインセンサ画像の各行に対応する平面と前記既知点との距離を算出する際に、ラインセンサ画像の行数を任意の個数ずつのグループに分割して、各グループを代表する行として任意に選んだいずれか1つの行に対応する平面と前記既知点との距離をそれぞれ算出し、算出した各グループを代表する前記距離のうち、最小の距離となるグループを選択し、さらに、選択した該グループに属する各行に対応する平面と前記既知点との距離をそれぞれ算出して、選択したグループ内で算出した距離が最小になる平面に該当するラインセンサ画像の行を、前記既知点に対応するラインセンサ画像上の最適行とすることを特徴とする画像処理方法。
  12. 請求項11に記載の画像処理方法において、最小の距離となるグループを選択した際に、選択したグループに属するラインセンサ画像の行数が、あらかじめ定めた閾値よりも多い行数であった場合、さらに、選択したグループのラインセンサ画像の行数を任意の個数ずつのグループに分割して、各グループを代表する行として任意に選んだいずれか1つの行に対応する平面と前記既知点との距離をそれぞれ算出し、算出した各グループを代表する前記距離のうち、最小の距離となるグループを選択する処理を、グループに属するラインセンサ画像の行数が、前記閾値以内になるまで、繰り返すことを特徴とする画像処理方法。
  13. 請求項1ないし12のいずれかに記載の画像処理方法を、コンピュータによって実行可能なプログラムとして実施することを特徴とする画像処理プログラム。
  14. 請求項13に記載の画像処理プログラムを、コンピュータによって読み取り可能な記録媒体に記録することを特徴とするプログラム記録媒体。
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