JP4237094B2 - イベント別のプリントオブジェクトを生成するカラオケ装置 - Google Patents

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Description

この発明は、印刷機能を備えたカラオケ装置に関し、特に歌唱者に印刷の要否を選択させる技術に関する。
カラオケ装置の付帯機能として、カラオケ楽曲の演奏時に、その演奏動作自体の他に、特定の付加機能を実行できるものがある。例えば、歌唱採点機能がよく知られている。この機能は、たとえばカラオケデータの主旋律のピッチ(ピッチ基準値)を採点の基準として、マイクロホンから採取された歌唱者の歌唱音声信号と対比して歌の巧拙を採点するものである。演奏楽曲のカラオケデータからピッチ基準値を逐次取り出すとともに、マイクロホンから入力される歌唱音声信号の歌声ピッチを抽出する。そして、ピッチ基準値と歌声ピッチとを比較し、その比較結果に基づく得点を逐次出力していく。演奏終了時にはそれまでに出力された得点を集計した採点結果をディスプレイに表示したり、採点結果を演奏履歴に加えて記録したり、参加者同士の採点結果を競わせたり(特開2003−295872号公報参照)、採点結果をホスト装置にアップロードして当該楽曲についての全国ランキングを表示させたりする(特許第3136272号公報参照)。
さらに、ビブラートをかけたり「こぶし」や「溜め」を効かせたり個性的な歌い方をした場合にも適正に採点したり(特開平11−305786号公報参照)、あらかじめ適宜に設定された区間別に採点し、点数の推移を表示して練習が必要な箇所を示したりして精密な採点情報を表示するもの(特開2002−351477号公報参照)も知られている。
また、他の付加機能として、歌唱者によるカラオケ歌唱を伴奏音楽とともに録音し、その録音ファイルをカラオケ事業者が管理する所定のコンピュータに送信してカラオケ事業者に受託するものもある。この付加機能によれば、例えば、特開2003−15673号公報に記載されているカラオケ通信教習方法のように、利用者は、カラオケ事業者に寄託した録音ファイルを専門の審査員に転送して、精細に添削してもらう検定サービスを受けられる。
その他の付加機能として、特開2004−21229号公報に開示されているようなゲームを楽しむことが可能なものもある。
特開2003−295872号公報 特許第3136272号公報 特開平11−305786号公報 特開2002−351477号公報 特開2003−15673号公報 特開2004−21229号公報
上記のような付加機能を実行した利用者は、歌唱している時間を楽しむだけにとどまらず、当該付加機能を実行したというイベントの結果として出力される点数や順位などを楽しみにしている。しかし、その結果がディスプレイに表示されるだけでは、手元には何も残らないので、楽しみもその場限りである。とくに精密採点など、表示内容が他項目にわたる場合には、その場で全てを把握できるとは限らない。そこでイベントの結果をプリントアウトしてあげると、持ち帰って丹念に研究したり、記念に残したり、友人に見せたりして、その後まで余韻を楽しむことができる。
一方、そのようなプリントが必要でない人もいる。不本意な結果に終わったものは結果を手元に残したくないので、プリントされたところでその場で破棄してしまうのがせいぜいである。それではプリントにかかる時間やプリント紙などの資源の無駄遣いであるだけでなく、後味もよくない。却ってそのような付加機能の利用者自体が減ってしまいかねない。
そうかといって、プリント対象となっているイベントが終わるたびに利用者に問い合わせるのでは、煩わしいし、歌いたいだけの他の利用者の歌唱の機会を奪いかねない。
そこで本発明者は、プリントするための専用メニューを用意しておき、利用者別に実行済みのプリント対象のイベント一覧を表示して、適宜な期間に利用者自身にプリントが必要なものを選択してもらえばよいと考え、本発明を創作した。
この発明に係るカラオケ装置は、つぎの事項(1)〜(9)により特定されるものである。
(1)ユーザインタフェースと、プリンタと、記憶手段と、制御手段を備えたカラオケ装置であること
(2)ユーザインタフェースは、利用者に対して各種情報を提示して利用者の操作入力を受け付け可能であるとともに、利用者の個人IDを取得可能であること
(3)プリンタは、制御手段の制御に従ってプリントオブジェクトを印刷すること
(4)記憶手段は、イベント種別ごとの画像フォーマットデータと、イベント履歴簿を格納すること
(5)イベント履歴簿は、個人IDとイベント結果情報を対応付けした記録であること
(6)イベント結果情報は、イベント種別情報を含むこと
(7)制御手段は、利用者のカラオケ歌唱にともなうイベントが実行された際、イベント結果情報を生成し、当該利用者の個人IDと当該イベント結果情報をイベント履歴簿に記録すること
(8)制御手段は、個人IDを指定したイベント履歴表示要求の利用者入力があった際、イベント履歴簿から当該個人IDに該当する複数のイベント結果情報を抽出し、これらイベント結果情報をリスト形式で表示させ、リスト中から希望のイベント結果情報を指定する利用者入力を受け付けること
(9)制御手段は、リスト中から希望のイベント結果情報を指定する利用者入力を受け付けた際、指定されたイベント結果情報と、当該イベント結果情報中のイベント種別に該当する画像フォーマットデータとに基づいてプリントオブジェクトを作成し、当該プリントオブジェクトをプリンタに印刷させること
この発明の上記の構成において、イベントとは、利用者がカラオケ装置の機能を具体的に利用してなしたひとまとまりの行為、または、その行為に付随して実行された一連の情報処理のことを意味する。また、イベント別のプリントオブジェクトとは、利用者の具体的なカラオケ利用行為に基づいてカラオケ装置が生成するひとまとまりの意味を有する印刷出力用の情報のことを意味する。
本発明のカラオケ装置によれば、手元に残したい歌唱結果を印刷出力できるので、カラオケの場だけでなくその後まで余韻を楽しむことができる。しかも、不本意な結果であったりして手元に残したくない歌唱結果を除いて、利用者が必要とするものだけを印刷できるので、時間や資源の無駄がない。また、他の利用者の歌唱の機会を奪ったりすることがないので、気兼ねなく利用することができる。そのため、結果を印刷できるカラオケ関連の付加機能の利用が増大し、全体としてカラオケ利用の機会が増大する効果を期待できる。
===カラオケ装置を含むネットワーク構成===
図1は、本発明の実施例におけるカラオケ装置を含むネットワーク構成を示している。インターネットを利用したVPN(Virtual Private Network)70にカラオケ事業者の各地のカラオケ店舗100に敷設されたLAN110やホスト装置90が接続されて広域イントラネットが構築されている。各地のカラオケ店舗100の各客室120にはカラオケ装置(カラオケ本体装置10およびそれに付帯する機器)が設置され、カラオケ本体装置10はVPN70を介してホスト装置90と通信する。
カラオケ本体装置10には、ユーザインタフェース装置として、操作パネル14や電子目次本と呼ばれる楽曲検索機能を備えた多機能リモコン装置30が付帯している。
多機能リモコン装置30は赤外線信号によりカラオケ本体装置10の受光部15に演奏予約コマンドをはじめとする各種コマンドを送信する。この多機能リモコン装置30は内蔵2次電池により動作し、その2次電池を充電するための充電架台50を付帯している。この架台50はRS232Cなどの所定規格の通信インタフェースを備え、カラオケ本体装置10が装備する同規格の通信インタフェースと相互に接続されている。そして、多機能リモコン装置30がこの充電架台50に装着されると、多機能リモコン装置30とカラオケ本体装置10とがこの充電架台50を介して通信するように構成されている。
なお、多機能リモコン装置30とカラオケ装置10の間は、IEEE801.11x(xはa,b,gなど)規格の無線LANなどの双方向通信としてもよい。もちろん、無線LANであれば演奏予約コマンドをLAN経由で操作対象となるカラオケ装置10に送信することもできる。
また、特に本実施例においては、カラオケ店舗100内のLAN110には1台の管理コンピュータ40が設置されている。この管理コンピュータ40には、カラオケ本体装置10の周辺機器の一つとしてのプリンタ41が、USB規格などの周知の通信インタフェースを介して接続されている。各カラオケ装置10から転送されたプリント対象のデータをプリンタ内のメモリにビットマップ展開して印刷可能である。
以下、本実施例においてはこのカラオケ本体装置10をカラオケ装置10と称するものとする。
===カラオケ装置の基本的な構成と動作===
図2は本実施例のカラオケ装置10の機能ブロック構成である。カラオケ装置10は、周知の通信カラオケシステムの演奏端末とほぼ同様のハードウエア構成である。中央制御部11はCPU・RAM・ROMを含むコンピュータ本体であり、各周辺構成部を制御してカラオケ装置10を統括する。ハードディスク装置12には多数のカラオケ楽曲について、MIDIデータを主体とした伴奏音楽データと、歌詞画像の生成起源となる歌詞描出データとを含むカラオケデータが蓄積されている。また、所定形式の長時間分の動画データと、動画データの処理シーケンス(処理すべき動画データの格納場所と処理順番など)を規定した台本データや、演奏可能なカラオケ楽曲について、曲名やアーティスト名、発表年、歌詞の歌い出し部分などの目次情報も格納されている。そして、中央制御部11は、各楽曲のカラオケデータ、台本データ、および目次情報を楽曲番号によって識別し、これをカラオケデータベースとして管理している。
中央制御部11は、ネットワークインタフェース23を介してホスト装置90と通信する。ホスト装置90は、カラオケ装置10に向けて新譜楽曲についてのカラオケデータ、台本データ、目次情報などを適時に配信したり、カラオケ装置10にて随時収集される稼働ログなどを集信したりする。中央制御部11は、ホスト装置90から送付されたカラオケデータを受け取ってカラオケデータベースの内容を更新したり、カラオケ装置10側にて収集される稼働ログなどの各種情報をホスト装置90に送信したりする。
カラオケ装置10の操作制御部13は、利用者入力により操作入力器を介して演奏予約コマンドのコードおよび当該操作入力器の機器IDを受け取ると、それらを中央制御部11に転送する。中央制御部11は、そのコマンド中の楽曲番号を内部のRAMに格納して演奏予約の待ち行列で管理する。そして、待ち行列から楽曲番号を順次取り出し、該当のカラオケデータをハードディスク装置12より読み出し、このカラオケデータ中の伴奏音楽データをシンセサイザ19に転送して伴奏音楽を生成させる。
一方、歌詞描出データについては、伴奏音楽に同期して歌唱すべき箇所が色変わりする歌詞画像をビデオRAM16に順次ビットマップ展開していく。また、台本データに基づいて所定の動画データを所定の順番で映像制御部17に順次転送して歌詞画像の背景動画を復号させる。
ミキシングアンプ20は伴奏音楽と、マイクロホン22に入力された歌声音声とを混合・増幅してスピーカ21より音響出力する。映像制御部17は、復号した動画映像に歌詞画像をスーパーインポーズ処理してディスプレイ18に表示出力する。
===多機能リモコン装置30===
多機能リモコン装置30は、液晶ディスプレイ(LCD)とタッチセンサとを積層したタッチパネルを主体としたユーザインタフェースを備え、内蔵するフラッシュメモリにはカラオケ装置10に蓄積されているものと同様の目次情報や、タッチパネルに表示される各種画像情報などが蓄積されている。リモコン制御部がCPU、RAM、ROM、ビデオRAMなどを含み、タッチパネルへの入力情報に基づいて各種画像情報や文字情報をビデオRAMにビットマップ展開し、そのビットマップデータに基づいてLCDドライバを駆動してタッチパネルに適宜な情報を表示する。また、フラッシュメモリに蓄積されている目次情報を楽曲索引データベースとして管理している。
また、タッチパネルには、歌唱採点機能や歌唱録音機能、検定サービスなど、カラオケ演奏とともに利用できる付加機能の起動を指示するためのボタンと、本発明に係るプリント機能の起動を指示するためのボタンが適宜に配設されている。
リモコン制御部は、タッチパネルを介した利用者との対話を通じて目次情報の断片をクエリーとして受け付け、該当するカラオケ楽曲の目次情報を楽曲索引データベースより取り出して提示する。そして、多機能リモコン装置30において、最終的にカラオケ楽曲が1曲に特定され、その楽曲を演奏予約する旨の利用者入力がなされると、リモコン制御部が楽曲番号を含む演奏予約コマンドのコードを生成し、LEDを介してこのコードを含む赤外線信号を送出する。
===個人IDの取得===
本実施例のカラオケ装置10は、操作パネル14や多機能リモコン装置30を介して各利用者を特定するための個人IDの取得が可能に構成されている。たとえば、多機能リモコン装置10のユーザインタフェースを介して、各利用者に対応する個人識別標章をあらかじめ作成して個人IDとして登録しておく。この利用者が各種イベントの起動を指示するに際して、登録されている個人識別標章の一覧の中から自分用の標章を指定することにより、個人IDが入力される。
個人IDとしては、このような個人識別標章のほか、カラオケ事業者が割りふった記号や、氏名、電話番号、ニックネームに加え、指紋、虹彩など、個人を特定できる情報であれば、形式は限定されない。
===歌唱採点機能===
本カラオケ装置10は、歌唱採点部25により実行される上述の歌唱採点機能を備えている。中央制御部11は、歌唱採点機能を利用する旨の利用者入力を受け付けると、演奏楽曲のカラオケデータに含まれる主旋律のピッチを逐次歌唱採点部25に転送していく。歌唱採点部25は、マイクロホン22から入力される歌唱音声信号をサンプリングしてデジタル歌声データに変換し、この歌声データから歌声ピッチを抽出する。そして、ピッチ基準値と歌声ピッチとを比較し、その比較結果に基づく得点を、例えば1小節ごとなど、適宜な区間毎に100点満点の得点を逐次出力していく。中央制御部11は、演奏終了後など全歌唱パートの演奏が終わった時点で、それまでに歌唱採点部25から逐次出力された得点を集計し、その平均得点(最終得点)を採点結果としてディスプレイ18に表示するとともに、採点結果を一時記憶する。
ホスト装置90は、各地のカラオケ装置10から採点結果を個人ID・楽曲IDとともに適宜な機会に集信し、個人IDをキーにイベント履歴として管理するとともに、得点の高い順に並べ替えて各採点結果に順位を付与したランキングデータを作成しておく。各カラオケ装置10は、歌唱採点機能の起動にあたってホスト装置90からランキングデータを取り寄せておく。そうすると、採点が済んだばかりの得点がランキングデータのどこに位置するか(ランキング情報)をリアルタイムに表示することもできる(全国ランキング)。このランキング情報もイベント履歴の一つに加えて記憶しておく。
また、特開2002−351477号公報に詳しく開示されているような区間別に採点したり評価に則したアドバイスを表示したりする精密採点機能も備えている。精密採点機能を起動した場合には、区間ごとに採点結果やアドバイス内容などを記録した評価ファイルを作成する。ホスト装置90はこのような評価ファイル(またはその所在情報)も集信する。
===歌唱録音機能===
このカラオケケ装置10は、伴奏音楽とそれに合わせて歌う歌唱者の歌声とを楽曲単位の録音作品として録音するための歌唱録音機能を備えている。
音声信号処理部26は、シンセサイザ19からのリクエスト曲の伴奏音楽とマイクロホン22に入力された歌唱音声との混合音響信号をサンプリングしてデジタル音声データにA/D変換する。そして、中央制御部11から演奏開始のタイミング情報を受け取ると、デジタル音声データを中央制御部11に転送していく。中央制御部11は、内部のRAMなどにそのデジタル音声データを格納していき、演奏が終了すると、音声データをWAVEファイルなど適宜な形式のデータファイルに作成し、このファイルを歌唱録音作品としてリクエスト曲の楽曲IDに対応付けして内蔵のハードディスク装置12に一時的に保存する。
利用者(検定受験生)は、このようにして作成した歌唱録音作品を、カラオケ事業者が運営する検定サーバーに転送して預託しておく。各歌唱録音作品には、適宜に指導教師が割り当てられる。指導教師は検定サーバーにアクセスし、歌唱録音作品を再生するとともに、歌唱指導ビデオを制作編集してMPEG形式の添削指導ファイルを作成し、楽曲IDや検定受験生の個人ID、受験日時や評価得点や認定した段位などの情報を対応付けして検定サーバーに返送する。ホスト装置90は適宜な機会に検定サーバーと通信し、個人ID・楽曲ID・歌唱日時・評価得点・認定段位などの情報やとともに歌唱添削ファイルの所在情報等を集信し、個人IDをキー情報としたイベント履歴として記憶しておく。
===個人別イベント履歴簿の構成とプリントデータ===
ホスト装置90では、集信した各種のイベント履歴を個人IDをキーにして個人別イベント履歴簿として管理している。個人別イベント履歴簿は、図3にその論理構成を例示したように、個人IDごとに、楽曲IDとイベント種別と、各イベントにおいて収集された適宜な期間のイベント履歴の情報を集約したものである。イベント履歴の情報はイベント種別(精密採点、全国ランキング、検定など、利用者が指定したイベントの種類)により収集される項目が異なるが、各イベントの実施日や得点、ランキング情報や認定段位、評価ファイルや歌唱添削ファイルの格納場所などが集約される。
カラオケ装置10は、操作パネル14や多機能リモコン装置30を介して個人IDを取得した際などに、ホスト装置90からこの個人IDに対応する個人別イベント履歴を取り寄せておく。この際に、各イベント履歴にイベントIDを付与し、イベントIDにより特定可能に構成する。なお、イベントIDをホスト装置90で付与してもよい。
また、カラオケ装置10では、印刷可能な形式の画像フォーマットデータをイベント種別ごとに保有している。したがって、イベントIDが特定されると、当該イベント用のフォーマットデータに当該イベント履歴の情報(楽曲名や成績等)をあてはめることにより、画像形式のプリントデータ(プリントオブジェクト)を作成可能である。
たとえば、イベント種別が検定サービスの場合には、認定された段位の情報に基づいて、段位認定書を表示・印刷可能である。また、イベント種別が精密採点の場合には、図4に例示したように、音程やリズムなどの各評価項目についての各得点や歌唱タイプのイメージ等を表示・印刷可能である。その他、イベント種別が全国ランキングの場合には、歌唱後に確定した全国ランキングの証明書を、またイベント種別が歌唱検定や歌唱オーディションの場合に歌唱録音作品がサーバーに転送されると、エントリー証明書が表示・印刷可能である。
さらに、多機能リモコン装置30では、適宜な機会にカラオケ装置10と通信してカラオケ装置10が保有する個人別イベント履歴を取り寄せて、適宜な記憶部に管理しておく。
===プリントオブジェクトの指定と出力===
本実施例は、各自のイベント履歴をプリントしたい場合に、多機能リモコン装置30を用いてプリント対象のイベントを指定すると、店舗内の管理コンピュータ40に付帯するプリンタ41から印刷出力されるものである。利用者が多機能リモコン装置30のトップメニュー(図5参照)にて「印刷」メニュー121を指示すると、図6(A)に例示したように、登録(ログイン)されている利用者の個人識別標章が一覧表示される。
その中から自分用の個人識別標章を選択すると、当該利用者のイベント履歴がわかるように一覧表示される。たとえば、図6(B)に例示したように、イベント種別や成績(順位や点数など)に基づいて、楽曲名やイベント名・成績等が一覧的に表示される。
その一覧の中から利用者が最終的に印刷したいイベントを指定して「印刷実行」ボタン122を指示すると、イベントIDを含んだ印刷コマンドがカラオケ装置10に向けて送信される。カラオケ装置10では、イベントIDによって特定されたイベント履歴を取り出す。そして、イベント種別や成績等に基づいて、印刷可能な形式のプリントデータを作成する。このようにして作成したプリントデータを管理コンピュータ40を介してプリンタ41に転送すると、プリンタ41が印刷出力する。
このように希望の印刷対象を指定できると、たとえば、図6(B)の例では、Aさんは同一曲「梅坂」について2回歌唱しているが、採点結果との関係で認定された段位が低い方は印刷したくないが、高い方は印刷して手元に残しておきたい、といった場合に便利である。同様に、同一曲「青春時代」について、全国ランキングの高い方だけ残しておきたいといった場合にも便利である。
なお、プリントデータは、カラオケ装置のディスプレイや多機能リモコン装置30のタッチパネル等で印刷イメージのプレビューも可能である。
また、プリント機能は、待ち行列に次のリクエスト曲が登録されていない期間や演奏の合間などにのみ起動できるようにすることも可能である。起動できない期間では、上記トップメニューの「印刷」メニュー121の操作ボタンを不活性化するなどして、利用者のイベント履歴のリストが表示されないようにしておく。こうすると、他の利用者の歌唱機会を奪う心配がなく、安心して気軽にプリント機能を楽しめる。
ネットワーク構成は上記に限定されず、多様な形態が可能である。たとえば、プリンタはカラオケ装置10に対して1対1に接続されるものであってもよい。また、ユーザインタフェース装置として、多機能リモコン装置30とは別の汎用コンピュータをカラオケ装置10に接続して利用する形態も可能である。さらに、以上に説明した多機能カラオケリモコン装置30やホスト装置90の機能を一体的に実装したカラオケ装置10も本発明の適用範囲内であることはいうまでもない。
以上に説明したカラオケ装置によれば、利用者が印刷したい歌唱結果だけを選択して適宜な機会に印刷することができる。
本発明の実施例におけるカラオケ装置を含むネットワーク構成図である。 上記カラオケ装置の機能ブロック図である。 本実施例の個人別イベント履歴簿の論理構成を例示した図である。 本実施例における精密採点結果の印刷イメージ図である。 本実施例のユーザインタフェース装置のトップ画面を例示した図である。 本実施例におけるプリント機能起動時の画面遷移例である。
符号の説明
10 カラオケ装置
11 中央制御部
12 ハードディスク装置
14 操作パネル
30 多機能リモコン装置
41 プリンタ

Claims (1)

  1. つぎの事項(1)〜(9)により特定されるカラオケ装置。
    (1)ユーザインタフェースと、プリンタと、記憶手段と、制御手段を備えたカラオケ装置であること
    (2)ユーザインタフェースは、利用者に対して各種情報を提示して利用者の操作入力を受け付け可能であるとともに、利用者の個人IDを取得可能であること
    (3)プリンタは、制御手段の制御に従ってプリントオブジェクトを印刷すること
    (4)記憶手段は、イベント種別ごとの画像フォーマットデータと、イベント履歴簿を格納すること
    (5)イベント履歴簿は、個人IDとイベント結果情報を対応付けした記録であること
    (6)イベント結果情報は、イベント種別情報を含むこと
    (7)制御手段は、利用者のカラオケ歌唱にともなうイベントが実行された際、イベント結果情報を生成し、当該利用者の個人IDと当該イベント結果情報をイベント履歴簿に記録すること
    (8)制御手段は、個人IDを指定したイベント履歴表示要求の利用者入力があった際、イベント履歴簿から当該個人IDに該当する複数のイベント結果情報を抽出し、これらイベント結果情報をリスト形式で表示させ、リスト中から希望のイベント結果情報を指定する利用者入力を受け付けること
    (9)制御手段は、リスト中から希望のイベント結果情報を指定する利用者入力を受け付けた際、指定されたイベント結果情報と、当該イベント結果情報中のイベント種別に該当する画像フォーマットデータとに基づいてプリントオブジェクトを作成し、当該プリントオブジェクトをプリンタに印刷させること
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