JP4235818B2 - VoIP装置、通信システムおよび通信制御方法 - Google Patents

VoIP装置、通信システムおよび通信制御方法 Download PDF

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Description

この発明は、例えば、インターネットやイントラネットのようなIP(Internet Protocol)網を通じて通信を行うVoIP(Voice over Internet Protocol)装置、VoIP装置と受付装置とからなる通信システム、およびVoIP装置と受付装置とからなる通信システムにおける通信制御方法に関する。
遠隔監視システムが、種々の分野で利用されている。例えば、銀行のATM(Automatic Teller Machine)などと呼ばれる現金預払機やCD(Cash Dispenser)などと呼ばれる現金自動支払機は、所定の管理センターと電話回線を通じて接続されており、障害が発生した場合などにおいて、これを管理センターに自動通報することができるようにしている。
また、特許文献1には、監視カメラや警備端末装置などと遠隔警備監視システムとが電話回線を通じて接続されて形成される警備監視システムであって、電話回線を通じて送信されてくる警備監視システムへの通報が、異常警報か、警備端末などの機器の故障や障害なのかを明確化して、警備監視を正確に行うことができるようにする警備監視システムが提案されている。
特開2001−069267号公報
ところで、上述した従来の遠隔監視システムの場合には、通報元の通報端末装置と通報先のセンター装置とが電話回線を通じて接続される。このため、通報元の通報端末装置と通報先のセンター装置との間で、常時、電話回線を接続しておくか、あるいは、通報時に、通報元の通報端末装置が、通報先のセンター装置に割り当てられた電話番号を用いて、当該通報先のセンター装置に電話をかけて電話回線を接続することが必要になる。
このため、電話回線を用いる従来の遠隔監視システムの場合、通報端末装置が通報可能なセンター装置は、通報端末装置が把握している電話番号のセンター装置に限られてしまう。また、予め決められた通報先のセンター装置との間で電話回線が接続できないときには、別のセンター装置に対して電話をかけなおさなければならない。また、センター装置側の都合により、通報先を自動的に、しかも迅速かつ正確に変更することができない。
今後、通報内容に応じて、通報先を使い分けるようにしたり、通報先が通報内容に応じて他の通報先に転送できるようにしたりするなどの要求が高くなってくると考えられる。
以上のことにかんがみ、この発明は、上記問題点を一掃し、新たな要求に対応可能な装置、システム、方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明のVoIP装置は、
複数の装置部が接続される接続端と、
前記複数の装置部のそれぞれに対応する複数の受付装置とIP(Internet Protocol)網を通じて接続するための通信手段と、
前記複数の装置部のそれぞれに対応する前記受付装置のIPアドレスを保持するものであって、少なくとも1つの受付装置のIPアドレスとして複数のIPアドレスを保持するメモリーと、
前記メモリーの複数の前記受付装置のIPアドレスをそれぞれ用いて、前記複数の受付装置のそれぞれに発信して、前記複数の受付装置との通信が可能か否かを確認する確認手段と、
前記装置部からの所定の状態通知が発生した場合に、前記確認手段からの確認結果を考慮して、前記状態通知を送出した前記装置部に対応する前記受付装置のIPアドレスを前記メモリーに保持されているIPアドレスから通信が可能な受付装置のIPアドレスを特定する特定手段と、
前記特定手段により特定された前記IPアドレスを用いて、前記受付装置に発信して通信路を形成し、当該受付装置に対して状態通知を行う通知手段と
を備えることを特徴とする。
この請求項1に記載の発明のVoIP装置によれば、接続端に接続される複数の装置部のそれぞれに対応する複数の受付装置のIPアドレスがメモリーに保持されており、このメモリーに保持されているIPアドレスのそれぞれが用いられて、確認手段により、複数の受付装置のそれぞれに発信を行うことにより、各受付装置との間で通信が可能か否かが確認される。
そして、接続端に接続された装置部から、所定の状態通知が発生した場合に、確認手段により確認された各受付装置との間で通信が可能か否かの確認結果を考慮し、所定の状態通知を発生させた装置部に対応する受付装置であって、通信が成立する可能性の高い受付装置のIPアドレスをメモリーから特定して、これを用いて当該受付装置に対して発信して、状態情報が通知するようにされる。
これにより、通信を行うことができる可能性の高い受付装置であって、かつ、所定の状態通知を発生させた装置部に対応する受付装置に対して、迅速に状態通知を通報することができるようにされる。しかも、VoIP装置や受付装置のユーザーの手を煩わせることなく、自動的に受付装置の変更を行うことができるようにされる。
また、請求項2に記載の発明の通信システムは、
IP(Internet Protocol)網を通じて接続され、VoIP(Voice over Internet Protocol)を用いて通信を行うVoIP装置と複数の受付装置を有する通信システムであって、
前記VoIP装置は、
複数の装置部が接続される接続端と、
前記接続端に接続された装置部の状態情報を参照する参照手段と、
前記接続端に接続される前記複数の装置部のそれぞれに対応する前記受付装置のIPアドレスを保持するメモリーと、
ユーザーからの発信開始指示を受け付ける受付手段と、
前記受付手段を通じて、前記発信開始指示を受け付けた場合に、前記参照手段を通じて参照する前記複数の装置部の状態情報に基づいて、前記メモリーから通信の相手先となる前記受付装置のIPアドレスを選択する選択手段と、
前記選択手段により選択された前記IPアドレスを用いて前記受付装置に対して、自機のIPアドレスを含む呼を発信する発信手段と、
前記発信先の前記受付装置からの応答を受信する受信手段と、
前記受信手段を通じて、現在の通信の相手先である受付装置とは異なる他の受付装置のIPアドレスを受信した場合に、通信の相手先のIPアドレスを受信した前記他の受付装置のIPアドレスに変更する変更手段と
を備え、
前記複数の受付装置のそれぞれは、
転送先となる他の受付装置のIPアドレスを保持する転送先メモリーと、
前記VoIP装置からの発信に応じた自機あての着信を受信する着信受信手段と、
前記着信受信手段を通じて受信した当該着信の発信元である前記VoIP装置に応答しない場合に、前記VoIP装置のIPアドレスを保持して通信路の接続を保留する保留処理手段と、
前記保留処理手段により保留をした後に、前記転送先メモリーの情報に基づいて、他の受付装置に対して、前記VoIP装置のIPアドレスを含む転送呼出を行うとともに、発信元の前記VoIP装置に対して、前記他の受付装置のIPアドレスを通知する転送通知手段と、
前記発信装置との間の通信路の接続を解放する解放手段と
を備えることを特徴とする。
この請求項2に記載の発明の通信システムによれば、受付手段を通じてユーザーからの発信開始指示が受け付けられた場合に、接続端に接続された複数の装置部の状態情報が参照手段により参照され、この結果をも考慮して、複数の装置部のそれぞれに対応する受付装置のIPアドレスを保持するメモリーから通信の相手先となる受付装置のIPアドレスが選択され、このIPアドレスが用いられて、そのIPアドレスの受付装置に対してVoIP装置の発信手段により発信される。
VoIP装置からの発信に応じた着信を着信受付手段を通じて受け付けた受付装置において、通話を転送するように予め設定されている場合や着信に所定時間応答しない場合などのように、発信元のVoIP装置からの通信要求に応答しない場合に、保留処理手段により、VoIP装置との間の通信路を保留したまま、転送通知手段により、転送先メモリーのIPアドレスに基づいて転送先となる他の受付装置が呼び出すようにされ、発信元のVoIP装置のIPアドレスが通知されるとともに、転送先となる当該他の受付装置のIPアドレスが発信元のVoIP装置に対して通知される。そして、発信元のVoIP装置においては、受付装置からの他の受付装置のIPアドレスを用いて、通信の相手先となる受付装置を変更することができるようにされる。
これにより、装置部の状態情報に応じて、受付装置を選択し、その選択した受付装置に対して状態情報を通知するために発信するようにした場合であっても、当該受付装置において、VoIP装置からの要求に応答できない場合には、VoIP装置のユーザーおよび受付装置のオペレータの手を煩わせることなく、確実に応答可能な他の受付装置に対して、自動的に、しかも確実に通信の相手先を他の受付装置に変更することができるようにされる。
また、請求項3に記載の発明は、
複数の装置部が接続される接続端を備えるVoIP装置と前記複数の装置部のそれぞれに対応する複数の受付装置とがIP(Internet Protocol)網を通じて接続され、VoIP(Voice over Internet Protocol)を用いて通信を行う通信システムにおいての通信制御方法であって、
前記VoIP装置において、ユーザーからの発信開始指示を受け付ける受付ステップと、
前記受付ステップにおいて前記発信開始指示を受け付けた場合に、前記VoIP装置において前記接続端に接続された前記複数の装置部の状態情報を参照する参照ステップと、
前記参照ステップにおいて参照した前記複数の装置部の状態情報に基づいて、前記VoIP装置において、発信先となる前記受付装置のIPアドレスを、前記複数の装置部のそれぞれに対応する前記受付装置のIPアドレスを保持するメモリーから選択する選択ステップと、
前記選択ステップを通じて選択した前記IPアドレスを用いて、前記VoIP装置から前記受付装置に対して、前記VoIP装置のIPアドレスを含む呼を発信する発信ステップと、
発信先の前記受付装置において、自機への着信を受け付ける着信受付ステップと、
前記着信受付ステップにおいて自機宛ての着信を受け付けた場合に、前記受付装置においてオペレータからの転送要求を受け付ける転送要求受付ステップと、
前記転送要求受付ステップにおいて、前記転送要求を受け付けた場合に、前記VoIP装置のIPアドレスを保持して通信路の接続を保留する保留処理ステップと、
前記保留処理ステップにより保留した後に、転送先となる他の受付装置のIPアドレスを用いて、前記受付装置から、前記転送先に対して発信元のIPアドレスを含む転送呼出を行うとともに、発信元の前記VoIP装置に対して、前記転送先のIPアドレスを通知する転送通知ステップと、
前記受付装置において、接続されている通信路を解放する解放ステップと、
前記VoIP装置において、前記受付装置からの前記転送先のIPアドレスを受信する転送先アドレス受信ステップと、
前記VoIP装置において、前記受付装置のIPアドレスを、前記転送先アドレス受信ステップにおいて受信した前記転送先のIPアドレスに変更する変更ステップと
を有することを特徴とする。
この請求項3に記載の通信制御方法によれば、受付ステップにおいて、ユーザーからの発信開始指示が受け付けられた場合に、接続端に接続された複数の装置部の状態情報が参照ステップにおいて参照され、この結果をも考慮して、複数の装置部のそれぞれに対応する受付装置のIPアドレスを保持するメモリーから通信の相手先となる受付装置のIPアドレスが選択ステップにおいて選択される。そして選択されたIPアドレスが用いられて、発信ステップにおいて、そのIPアドレスの受付装置に対してVoIP装置から発信される。
VoIP装置からの発信に応じた着信を着信受付ステップにおいて受け付けた受付装置においては、転送要求受付ステップにおいて、オペレータからの転送要求が受け付けられるようにされ、転送要求が受け付けた場合には、転送先となる他の受付装置のIPアドレスに基づいて、当該他の受付装置が呼び出すようにされて、発信元のVoIP装置のIPアドレスが通知されるとともに、転送先となる当該他の受付装置のIPアドレスが発信元のVoIP装置に対して通知されて、接続されていた通信路が解放ステップにより解放される。そして、発信元のVoIP装置においては、受付装置からの他の受付装置のIPアドレスを用いて、通信の相手先となる受付装置を変更することができるようにされる。
これにより、VoIP装置からの発信に対応する着信を受け付けた受付装置においては、オペレータからの転送要求を受け付けた場合には、他の受付装置を通信の相手先とすることができるようにされる。この場合、VoIP装置のユーザーの手を煩わせることなく、当該他の受付装置に対して、自動的に、しかも確実に通信の相手先を変更することができるようにされる。
この発明によれば、接続される複数の装置部ごとに、所定の状態の通知先となる受付装置が異なる場合に、接続される複数の装置部の状態情報に基づいて、通信の相手先となる受付装置を特定することができる。しかも、事前に通信が可能か否かを確認しておくことにより、通信が可能である確率の高い受付装置に対して、装置部の状態情報を通知することができるようにされる。
複数の装置部のそれぞれの状態情報に応じて、受付装置を特定し、その受付装置に対して状態情報を通知するために発信するようにした場合、当該受付装置において、VoIP装置からの要求に応答できないときには、VoIP装置のユーザーおよび受付装置のオペレータの手を煩わせることなく、確実に応答可能な他の受付装置に対して、通信を転送するようにして、自動的に、しかも確実に通信の相手先を変更することができる。
VoIP装置からの発信に対応する着信を受け付けた受付装置において、オペレータからの転送要求を受け付けた場合には、他の受付装置を通信の相手先とすることができるようにされる。この場合、VoIP装置のユーザーの手を煩わせることなく、当該他の受付装置に通信を転送するようにして、自動的に、しかも確実に通信の相手先を変更することができるようにされる。
以下、この発明による装置、システム、方法の実施の形態を、図を参照しながら説明する。
図1は、この発明によるVoIP装置を用いて構成した通信システムを説明するための図である。また、この図1に示す通信システムは、この発明による通信システム、通信制御方法を適用したものである。
図1に示すように、この実施の形態の通信システムは、監視対象装置1と受付先群を形成する第1〜第3までの各受付装置3(1)、3(2)、3(2)A、3(2)B、3(3)および1次受付先の受付装置3(A)とがIPネットワーク(IP網)2を通じて接続可能となるように構成されたものである。
この実施の形態において、監視対象装置1は、例えば、銀行などで用いられているATM(現金預払機)やCD(現金自動支払機)などの装置である。また、受付先群の受付装置3(1)、3(2)、3(2)A、3(2)B、3(3)および受付装置3(A)のそれぞれは、監視対象装置1において故障などの障害が発生した場合の通報先、あるいは、監視対象装置1のユーザー(利用者)の問合せ先となるものである。
監視対象装置1は、図1に示すように、VoIP装置11と、各装置部11A、11B、11Cを有するとともに、VoIP装置11には、オンフック/オフフックスイッチや送話器、受話器からなるハンドセットを有するハンドセット部110が接続されたものである。
VoIP装置11は、VoIPと略称されるボイスオバー・インターネット・プロトコルを用い、IPネットワーク2を通じて受付先群3の所定の受付装置との間で通信を行うことができるようにするものである。そして、詳しくは後述もするように、VoIP装置11は、監視対象装置1を構成する各装置部11A、11B、11Cとの接続端(接続ポート)を備え、これに接続される各装置部11A、11B、11Cからの状態情報(ステータス情報)を参照することができるようにしている。
監視対象装置1を構成するの装置部11A、11B、11Cのそれぞれは、ATMやCDとしての機能を実現する部分であり、例えば、装置部11Aが表示素子やタッチパネルなどを備えたユーザーインターフェイス部分、装置部11Bが制御回路部分、装置部11Cが現金の出し入れや収納を行うメカ(機構)部分というように、異なる機能を担当する装置部分である。
なお、監視対象装置1は、種々の装置部を有するものであるが、この実施の形態においては、説明を簡単にするため、監視対象装置1を構成する装置部は、大きく分けて、上述した装置部11A、装置部11B、装置部11Cからなるものとして説明する。
また、ハンドセット部110は、監視対象装置1の操作が分からない場合や障害が発生した場合などにおいて、ユーザーがハンドセットを取り上げてオフフックすることにより、VoIP装置11の機能によりIPネットワーク2を通じて所定の受付装置との間に通信路を形成し、その受付装置側のオペレータと通話を行うようにするものである。
そして、監視対象装置1とIPネットワーク2を通じて接続可能にされる各受付装置3(1)、3(2)、3(2)A、3(2)B、3(3)は、監視対象装置1の各装置部11A、11B、11Cに対応して設けられたものである。すなわち、この実施の形態においては、第1受付先の受付装置3(1)は、監視対象装置1の主に装置部11Aにおいて障害が発生した場合の通知先であり、第2受付先の受付装置3(2)は、監視対象装置1の主に装置部11Bにおいて障害が発生した場合の通知先である。
第2受付先の第1サテライトの受付装置3(2)A、第2サテライトの受付装置3(2)Bは、第2受付先専用の予備的な受付装置であり、第2受付先の受付装置3(2)と同等の機能を有するものである。また、第3受付先の受付装置3(3)は、監視対象装置1の主に装置部11Cにおいて障害が発生した場合の通知先である。
なお、1次受付先の受付装置3(A)は、後述もするように、主に、各装置部11A、11B、11Cには何ら障害は発生していないが、ハンドセット部110がオフフックされた場合の通信先として設けられたものである。
そして、この実施の形態の監視対象装置1のVoIP装置11は、これに接続された装置部11A、11B、11Cにおいて障害が発生した場合、あるいは、ハンドセット部110のハンドセットが取り上げられてオフフックされた場合において、各装置部11A、11B、11Cの状態情報を参照し、障害などが発生している装置部に対応する受付装置に対して発信することができるようにしている。
また、ハンドセット部110のハンドセットが取り上げられてオフフックされた場合であって、各装置部11A、11B、11Cの何れにおいても障害が発生していない場合には、一次受付先の受付装置3(A)に対して発信し、受付装置3(A)側のオペレータと通話することができるようにしている。
また、この実施の形態の監視対象装置1のVoIP装置11は、できるだけ迅速かつ確実に受付装置との間に通信路を形成することができるようにするため、予め決められたタイミングで、例えば、数分おき、数十分おきなどの所定のタイミングで、各受け付け先の受付装置との間で通信が可能か否かの確認を行うことによって、通信が不能な受付装置を避けて発信を行うことができるようにしている。
さらに、この実施の形態の通信システムの各受付装置は、例えば、受付装置自身の障害や対応するオペレータの不在などにより、監視対象装置1のVoIP装置からの通信要求に対応できない場合には、自動的に、発信元のVoIP装置との間の通信を他の受付装置に転送するようにして、発信元のVoIP装置と他の受付装置との間に新たに通信路を形成することができるようにしている。
また、監視対象装置1の発信に応じた着信に応答した後であっても、受付装置側のオペレータの選択により、他の受付装置に通話を転送することができるようにしている。つまり、発信元のVoIP装置との間の通信を他の受付装置に転送するようにして、発信元のVoIP装置と他の受付装置との間に新たに通信路をすることができるようにしている。
このように、この実施の形態の受付装置は、自動的に、最適な受付装置を選択して、通信先の変更を行うことができるようにしている。この場合に、監視対象装置1のユーザーに対して特別な操作を要求することもなく、自動的に、かつ、確実に、通信の相手先の変更(通信の転送)を行うことができるようにしている。
[VoIP装置11のハードウエア構成例]
この実施の形態の監視対象装置1は、上述もしたように、VoIP装置11と、装置部11A、11B、11Cとを備えたものである。装置部11A、11B、11Cのそれぞれは、ATMやCDとしての機能を実現する部分であるので、その詳細についての説明は省略することとし、ここでは、VoIP装置11の構成例について説明する。
図2は、この実施の形態の監視対象装置1のVoIP装置11の構成例を説明するためのブロック図である。図2に示すように、VoIP装置11は、コンピュータにより構成されており、CPU(Central Processing Unit)100に対して、システムバス101を介して、ROM(Read Only Memory)102と、RAM(Random Access Memory)103と、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)104と、時計回路105と、接続ポート106と、回線インターフェース(図2においては、回線I/Fと記載。)107と、パケット分解/生成部108と、音声データ入出力インターフェース(図2においては、音声データ入出力I/Fと記載。)109とが接続されている。
そして、図2に示すように、音声データ入出力インターフェース109を通じて、ハンドセット部110が接続される。ハンドセット部110は、上述もしたように、オフフック/オンフックスイッチとハンドセットとからなるものであり、ハンドセットは図示を省略したが、送話器を構成するマイクロホンと、送話アンプと、受話器を構成するスピーカと、受話アンプとを備えたものである。
ROM102には、発信時や着信時の処理シーケンスを実行するプログラムやその他の処理プログラムなどが記憶されている。RAM103は、主としてROM102のプログラムがCPU100によって実行される際にワークエリアとして使用される。EEPROM104は、いわゆる不揮発性メモリーであり、VoIP装置11の電源が落ちても保持しておくべきデータを保持するものであり、例えば、受付先のIPアドレスを各装置部と関連付けて保持している。
時計回路105は、現在時刻を提供するとともに、処理の実行タイミングを適用するなどのために用いられるものである。接続ポート106は、上述した装置部11A、11B、11Cなど、監視対象装置1を構成する各装置部が接続されるものである。なお、接続ポート106には、監視対象装置1を構成する装置部だけでなく、監視対象装置1に対して接続するようにされる外部機器等をも接続することもできるものである。すなわち、接続ポート106に接続される装置部は、監視対象装置1を構成する装置部分だけでなく、単体で使用可能な装置自体をも含むものである。
回線インターフェース107は、IPネットワーク2を通じて送られてくるパケット化データを取り込み、また、IPネットワーク2にパケット化データを送出するための機能を備える。パケット分解/生成部108は、回線インターフェース107により取り込んだパケット化データを分解して、制御データや音声データを得る機能と、送信する制御データや音声データをパケット化して送出するパケット化データを生成する機能を有する。このパケット分解/生成部108は、パケット化データを分解したり、生成したりするためのバッファメモリを備える。
なお、このパケット分解/生成部108のパケット分解処理機能や生成処理機能は、CPU100と、ROM102との機能により実行するようにされるソフトウエアとして実現することもできる。
音声データ入出力インターフェース109は、パケット分解されて得られた音声データをアナログ音声信号に変換してハンドセット部110に供給し、また、ハンドセット部110から入力されるアナログ音声信号をデジタル信号に変換して取り込む機能を備える。
そして、この実施の形態の監視対象装置1のVoIP装置11のCPU100は、時計回路105が提供するタイミングに基づいて、予め決められた一定間隔おきに、EEPROM104に保持されている各受付装置3A、31、32、32A、32B、33のそれぞれのIPアドレスを順次に用い、パケット分解/生成部108、回線インターフェース107を制御して、各受付装置3(1)、3(2)、3(2)A、3(2)B、3(3)に発信し、これに対する応答(返信)の有無を確認する。そして、CPU100は、応答が返ってきたか否かに応じて、通信が可能であった受付先は何処で、通信が不能であった受付先は何処かを、例えばEEPROM104に更新するようにしている。
さらに、この実施の形態の監視対象装置1のVoIP装置11のCPU100は、接続ポート106を通じて、これに接続されている装置部11A、11B、11Cから故障などの障害が発生したことを示すステータス情報が提供された場合、あるいは、ハンドセット部110がオフフック操作された場合には、各装置部11A、11B、11Cのステータス情報を参照し、障害が発生している装置部に対応する受付装置3(1)、3(2)、3(2)A、3(2)B、3(3)、あるいは、1次受付先の受付装置3(A)に発信を行うようにする。
この場合、上述したように、所定のタイミングで実行される通信の接続確認の状態を考慮し、直前の確認処理において、発信先の受付装置との間で通信が不能であった場合には、別の受付装置に発信するように、発信先の受付装置を変更することができるようにしている。なお、発信にあたっては、上述もしたように、EEPROM104に保持されている各受付装置のIPアドレスが用いられる。また、発信には発信元を通知するために、監視対象装置1に割り当てられた発信元のIPアドレスも含められる。
また、この実施の形態の監視対象装置1のVoIP装置11は、発信先の受付装置から他の受付装置のIPアドレスが返信されてきたときには、通信の相手先である受付装置を当該他の受付装置に変更し、ステータス情報の通報や他の受付装置側のオペレータとの通話を行うことができるようにしている。
[受付装置のハードウエア構成例]
次に、この実施の形態の通信システムで用いられる受付装置の構成例について説明する。なお、この実施の形態の通信システムにおいて、第1〜第3受付先の受付装置3(1)、3(2)、3(3)、第2受付先のサテライトA、Bの受付装置3(2)A、3(2)B、および、1次受付先の受付装置3(A)のそれぞれは基本的に同一のハードウエア構成を備える。図3に、各受付装置3(1)、3(2)、3(3)、3(2)A、3(2)B、3(A)の代表例として受付装置3の構成例を示す。
図3において、参照符号300〜305、および、参照符号307〜310のそれぞれは、図2に示したVoIP装置11の対応する部分と同様に構成され、同様の機能を有するものであるので、これらの各部分の詳細な説明は省略することとする。なお、図3においてカッコ内の数字は、図2に示したVoIP装置11の対応する部分の参照符号を示すものである。
そして、この実施の形態の受付装置3の場合には、オペレータとのインターフェースとして、キーインターフェース311およびキー操作部312、LCD(Liquid Crystal Display)コントローラ313およびLCD314が設けられたものである。
キー操作部312は、数字キー、アルファベットキー、各種のファンクションキーを備えたものであり、オペレータからの操作入力を受け付けて、これをキーインターフェース311を通じてCPU300に通知することができるものである。これにより、CPU300は、キー操作部312を通じて入力されたオペレータからの指示に応じて、各部を制御することができるようにされる。
また、LCDコントローラ313が、CPU300からの情報に応じて、LCD314にテキスト情報や画像情報を表示することができるようにしている。これにより、回線インターフェース307を通じて受信し、パケット分解/生成部308において分解するようにしたパケットの情報に応じた情報を表示するなどのことができるようにしている。したがって、監視対象装置1の装置部11A、11B、11Cで障害が発生した場合の通知内容などをLCD314に表示することができるようにしている。
そして、この実施の形態の受付装置3は、監視対象装置1のVoIP装置11からの発信に応じた自機への着信を受け付けて、監視対象装置1の装置部のステータス情報の提供を受けて、監視対装置1の装置部において発生している障害の内容をLCD314に表示することにより、また、監視対象装置1のVoIP装置11に接続されたハンドセット部110と当該受付装置3のハンドセット部310を通じて監視対象装置1との間で通話を行うことにより、受付装置3のオペレータに通知し、適切な対応をとることができるようにしている。
ここで、受付装置3のオペレータが取り得る対応としては、例えば、監視対象装置1を遠隔操作によりリセットし、いわゆるパッチプログラムを送信して処理プログラムを修正するようにしたり、また、保守担当者の派遣を手配して、迅速に修理を行わせるようにしたりするなどのことが上げられる。
そして、この実施の形態の受付装置3は、自機の都合により監視対象装置1のVoIP装置11からの通信要求に対応することができない場合には、CPU300が、EEPROM305に登録されている他の受付装置のIPアドレスを用いるようにし、パケット分解/生成部308、回線インターフェース307を制御して、所定の他の受付装置に対して、発信元のIPアドレスを含んだ転送呼び出しを行う。そして、当該他の受付装置が転送呼出に応じる応答を返信してきた場合に、当該他の受付装置のIPアドレスを発信元の監視対象装置1に送信して、受付装置の変更(通信の転送)を行うことができるものである。
この場合、他の受付装置のIPアドレスの提供を受けた監視対象装置1のVoIP装置11においては、発信先とである受付装置を変更し、変更した他の受付装置に対して情報の送信を行うことになる。
また、この実施の形態の受付装置3は、監視対象装置1のVoIP装置11からの発信に応じて自機への着信を受け付けて、受付装置3のオペレータが電話通信により対応した後であっても、オペレータの指示により、通話を他の受付装置に転送することもできるようにしている。これにより、より適切な受付装置に対して、通話を転送して、適切な対応を行うことができるようにしている。
[VoIP装置1の処理と受付装置3の処理について]
次に、この実施の形態の通信システムを構成する監視対象装置1のVoIP装置11において行われる処理と、受付装置31、32、33等のそれぞれにおいて行われる処理について図4〜図8のフローチャートを参照しながら説明する。
[VoIP装置11で行われる通信可能受付装置の確認処理について]
まず、VoIP装置11において、所定のタイミングごとに実行される通信が可能な受付装置の確認処理について説明する。図4は、VoIP装置11で行われる通信可能受付装置の確認処理を説明するためのフローチャートである。この図4に示す処理は、上述もしたように、例えば、数分おき、数十分おきなどのように、所定のタイミングごとにVoIP装置11のCPU100において実行される。
CPU100は、EEPROM104に格納されている複数の受付装置のIPアドレスのうち、最初のIPアドレスを読み出し(ステップS101)、パケット分解/生成部108、回線インターフェース107を制御して、読み出したIPアドレスの受付装置に発信する(ステップS102)。
そして、CPU100は、発信先の受付装置からの応答を受信するようにし、正常な応答があったか否かを判断する(ステップS103)。ステップS103の判断処理において、正常な応答があったと判断したときには、今回の発信先の受付装置とは通信を行うことができた旨を当該受付装置と関連付けてEEPROM104に記録する(ステップS104)。
ステップS103の判断処理において、例えば、応答が受信できなかったり、通信を拒絶する応答が戻ってきたりした場合など、正常な応答を受信することができなかったと判断したときには、今回の発信先の受付装置とは通信を行うことができなかった旨を当該受付装置と関連付けてEEPROM104に記録する(ステップS105)。
そして、CPU100は、EEPROM104に格納されている全ての受付装置のIPアドレスを用いて通信確認を行ったか否かを判断し(ステップS106)、全てについて終了していないと判断したときには、次のIPアドレスをEEPROM104から読み出して(ステップS107)、ステップS102からの処理を繰り返す。
ステップS106の判断処理において、EEPROM104に格納されている全ての受付装置のIPアドレスを用いて通信確認を行ったと判断したときには、今回の通信可能受付先の確認処理は終了したの、この図4に示す処理を終了する。
このように、この実施の形態のVoIP装置11は、所定のタイミングごとに、発信先としてEEPROM104に登録された受付装置との間で通信が可能か否かを確認することができる。そして、実際に通信を行う場合には、最新の確認結果を考慮し、通信が不能であった受付装置ではなく、通信を行うことが可能であった受付装置に対して発信することができる。すなわち、より確実に通知可能な受付装置に対して、発信を行うことができるようにされる。
[VoIP装置11で行われる受付装置への通知処理について]
次に、VoIP装置11から受付装置にアクセスして、装置部の故障などを通知する受付装置への通知処理について説明する。図5、図6は、VoIP装置11で行われる受付装置への通知処理を説明するためのフローチャートである。
上述もしたように、VoIP装置11が、ユーザーからの通信要求操作を受け付けた場合と、接続ポートに接続された装置部11A、11B、11Cからの障害を示すステータス情報を受信した場合とにおいて、受付装置への通知を行うようにする。このため、VoIP装置11のCPU100は、通信要求操作を受け付けたか否かを判断し(ステップS201)、ステップS201の判断処理において通信要求操作を受け付けていないと判断したときには、接続ポート105に接続された装置部から障害の発生を示すステータス情報を受信したか否かを判断する(ステップS211)。ステップS211の判断処理において、障害の発生のステータス情報を受信していないと判断したときには、ステップS201からの処理を繰り返す。
ステップS201の判断処理において、ユーザーからの通信要求操作、この実施の形態においては、ハンドセット部110のオフフック操作を受け付けたか否かを判断するのがステップS201の判断処理であり、このステップS201において、ユーザーからの通信要求操作を受け付けたと判断した場合には、各装置部11A、11B、11Cのステータス情報を参照し、障害の発生を示すステータス情報を送信してきた装置部に対応する受付装置を優先して選択するようにするが、この選択に際しては、図4を用いて説明した通信可能受付装置の確認処理の結果をも考慮して、確実に通信可能な受付装置を発信先の受付装置として選択し、その選択した受付装置のIPアドレスを用いてその受付装置に発信する(ステップS202)。
そして、発信先の受付装置から正常に応答が返信されてきたか否かを判断する(ステップS203)。ステップS203の判断処理において、正常に応答が返信されてこなかった判断したときには、受付装置3から転送先として指定された他の受付装置のIPアドレスを受信したか否かを判断する(ステップS204)。
ステップS204の判断処理において、転送先として指定された他の受付装置のIPアドレスを受信したと判断したときには、現在の受付装置との間の通信路の接続を解放して(ステップS205)、新たに指定された他の受付処置を通信の相手先に変更し(通信路を変更し)、当該他の受付装置に情報を送信したり、変更後の他の受付装置のオペレータと通話できるようにする(ステップS206)。そして、VoIP装置11のCPU100は、通信の相手先として変更した他の受付装置から正常に応答が返信されてきたか否かを判断する(ステップS207)。
ステップS207の判断処理において、転送先の当該他の受付装置から正常に応答が返信されてこないと判断したときには、ステップS204からの処理を繰り返す。また、ステップS204の判断処理において、転送先の他の受付装置のIPアドレスを受信しなかったと判断したときには、この実施の形態においては、回線を解放して(ステップS210)、この図5、図6に示す処理を終了した後、再度、この図5、図6に示した処理を実行して、応答要求操作の再度の受付、各装置部からの障害のステータス情報の有無の判断を行うようにする。
そして、ステップS203の判断処理において、発信先の受付装置から正常に応答を受信したと判断した場合、あるいは、ステップS207の判断処理において、転送先の当該他の受付装置から正常に応答を受信したと判断したときには、ステップS208の処理に進み、応答を送信してきた最初の発信先の受付装置、あるいは、応答を送信してきた転送先の他の受付装置との間に通信路を形成して(ステップS208)、情報を送信したり、通話を行えるようにしたりし、形成した通信路が切断されるまで待って(ステップS209)、通信路の切断が確認された場合には、VoIP装置11のCPU100が、保持するようにしている通信路を解放して(ステップS210)、この図5、図6に示す処理を終了する。
また、ステップS201の判断処理において通信要求操作を受け付けていないと判断した場合であって、さらに、ステップS211の判断処理において、障害の発生のステータス情報を受信したと判断したときには、図6に示すステップS212の処理に進む。
そして、VoIP装置11のCPU100は、接続ポート106に接続された各装置部のステータス情報を参照し、障害の発生を示すステータス情報を送信してきた装置部に対応する受付装置を優先して選択するようにするが、この選択に際しては、図4を用いて説明した通信可能受付装置の確認処理の結果をも考慮して、確実に通信可能な受付装置を発信先の受付装置として選択し、その選択した受付装置のIPアドレスを用いてその受付装置に発信する(ステップS212)。
そして、発信先の受付装置から正常に応答が返信されてきたか否かを判断する(ステップS213)。ステップS213の判断処理において、正常に応答が受信できなかったと判断したときには、受付装置から転送先として指定された他の受付装置のIPアドレスを受信したか否かを判断する(ステップS214)。
ステップS214の判断処理において、転送先として指定された他の受付装置のIPアドレスを受信したと判断したときには、現在の受付装置との間の通信路の接続を解放して(ステップS215)、新たに指定された他の受付処置のIPアドレスを用いて、当該他の受付装置を発信先に変更するようにし(通信路を変更するようにし)、その変更した当該他の受付装置に情報を送信したり、通話を行えるようにしたりする(ステップS216)。そして、VoIP装置11のCPU100は、通信の相手先として変更した他の受付装置から正常に応答が返信されてきたか否かを判断する(ステップS217)。
ステップS217の判断処理において、転送先の当該他の受付装置から正常に応答が返信されてこないと判断したときには、ステップS214からの処理を繰り返す。また、ステップS214の判断処理において、転送先の他の受付装置のIPアドレスを受信しなかったと判断したときには、この実施の形態においては、回線を解放して(ステップS220)、この図5、図6に示す処理を終了した後、再度、この図5、図6に示した処理を実行して、応答要求操作の再度の受付、各装置部からの障害のステータス情報の有無の判断を行うようにすることになる。
そして、ステップS223の判断処理において、発信先の受付装置から正常に応答を受信したと判断した場合、あるいは、ステップS217の判断処理において、転送先の当該他の受付装置から正常に応答を受信したと判断したときには、ステップS218の処理に進み、応答を送信してきた最初の発信先の受付装置、あるいは、応答を送信してきた転送先の他の受付装置との間に通信路を形成して(ステップS218)、ステータス情報の送信や通話を行えるようにし、形成した通信路が切断されるまで待ち(ステップS219)、通信路の切断が確認された場合には、VoIP装置11のCPU100が、保持するようにしている回線を解放して(ステップS220)、この図5、図6に示す処理を終了する。
このように、VoIP装置11は、複数設けられる受付装置の中から、自己の装置部11A、11B、11Cのステータス情報に基づいて、発信先(通知先)となる受付装置を自動的に選択し、その選択した発信先に対して発信することができるようにしている。そして、その発信先の受付装置から転送先の受付装置のIPアドレスが提供された時には、自動的に通信の相手先となる受付装置を変更して、情報の送信や変更した受付装置のオペレータと通話を行うことができるようにされる。
[受付装置における着信時の処理および転送処理について]
次に、VoIP装置11からの発信に対応する自機への着信を受け付ける受付装置3の動作について説明する。図7、図8は、各受付装置3(1)、3(2)、3(2)A、3(2)B、3(3)、3(A)の動作を説明するためのフローチャートである。ここでは、説明を簡単にするため、受付装置3の動作として説明する。
図7に示す処理は、受付装置3の稼動中において常時実行するようにされる処理である。受付装置3のCPU300は、回線インターフェース107を通じて受け付けるVoIP装置11からの発信に応じた自機への着信を常時監視しており(ステップS301)、VoIP装置11からの発信に応じた自機への着信を検出すると、転送指示が設定されているか否かを判断する(ステップS302)。
この実施の形態の受付装置において、転送指示の設定は、受付装置3側の都合により、自機への着信を他の受付装置に転送したい場合に、予め他の受付装置に転送するように指示する情報を、受付装置3のキー操作部312を通じて入力し、例えば、EEPROM304に対して設定しておくようにするものである。
CPU300は、EEPROM304の情報を確認し、転送指示の設定はないとステップS302の判断処理において判断したときには、オペレータの応答がなされたたか否かを判断する(ステップS303)。このステップS303の判断処理は、ハンドセット部310において、オフフック操作がなされたか否かに応じて判断することができる。
ステップS303の判断処理において、オペレータからの応答があったと判断したときには、通信路を形成して(ステップS304)、発信元のVoIP装置11側と受付装置3側とで通話を行えるようにする。
そして、受付装置3側のオペレータにより転送を指示する操作が行われたか否かを判断する(ステップS305)。このステップS305の判断処理は、他の受付装置のオペレータによって対応した方が、より適切に処理できると受付装置3のオペレータが判断した場合などにおいて、受付装置3のオペレータがキー操作部312を通じて転送指示を入力ができるようにされており、この操作が行われたか否かによって判断することができる。
ステップS305の判断処理において、転送指示操作は行われていないと判断した場合には、通信路が切断されたか否かを判断する(ステップS306)。ステップS306の判断処理において、切断されていないと判断したときには、通話は終了していないと判断し、ステップS305からの処理が繰り返されることになる。ステップS306の判断処理において、通信路が切断されたと判断したときには、通話は終了したと判断し、通信路(通信回線)の接続を解放し、ステップS301からの処理が繰り返される。
また、ステップS302の判断処理において、予め転送指示の設定がされていると判断したときには、後述する転送処理が実行され(ステップS308)、この後、ステップS301からの処理が繰り返されることになる。
また、ステップS303の判断処理において、オペレータの応答がなされていないと判断したときには、応答がなされないまま一定時間が経過したか否かを判断する(ステップS309)。ステップS309の判断処理において、まだ一定時間が経過していないと判断したときには、ステップS303からの処理が繰り返される。
ステップS309の判断処理において、応答がなされないまま一定時間が経過したと判断したときには、後述する転送処理が実行され(ステップS310)、この後、ステップS301からの処理が繰り返されることになる。また、上述したステップS305の判断処理において、オペレータによって転送指示操作が行われたと判断したときにも、後述する転送処理が実行され(ステップS310)、この後、ステップS301からの処理が繰り返されることになる。
図8は、図7に示したステップS308、ステップS310において行われる転送処理を説明するためのフローチャートである。図8に示すように、転送処理において、受付装置3のCPU300は、回線インターフェース307などを制御し、VoIP装置11からの発信に応じた自機への着信を受け付けて、VoIP装置11のIPアドレスを保持して通信路を保留するようにし(ステップS401)、EEPROM304に予め転送先として登録されている他の受付装置のIPアドレスを用いて、その他の受付装置に対して発信し、転送呼出を行う(ステップS402)。
そして、CPU300は、転送先として選択した他の受付装置からの応答があったか否かを確認する(ステップS403)。ステップS403の判断処理において、転送先の他の受付装置から転送を受け付ける旨の応答があったと判断したときには、転送元の当該受付装置3のCPU300は、パケット分解/生成部308、回線インターフェース307を制御して、通信を保留している発信元のVoIP装置11に転送先の他の受付装置のIPアドレスを通知し(ステップS404)、回線を解放して(ステップS405)、この図8に示す転送処理を終了する。
ステップS403の判断処理において、転送先として選択した他の受付装置からの応答がないと判断したときには、所定時間の経過や他の転送先の未登録等の終了要件を充たすか否かを判断し(ステップS406)、終了要件を充たすときには、転送できない旨のメッセージを送出し(ステップS407)、ステップS405の処理に進み、接続している通信路を解放する。
なお、ステップS407の処理において、メッセージを通知するとともに、発信先からの通知メッセージを受信するようにして、この通知メッセージに基づいて後で対処したり、緊急時の通知先に通知するなどして、迅速な対応をとるようにすることももちろん可能である。
ステップS406の判断処理において、終了要件を満足しないと判断したときには、応答がないまま所定時間経過した後においては、転送先を変更するなどの予め決められた転送先の変更のための要件を満足するか否かを判断する(ステップS408)。ステップS408の判断処理において、転送先の変更の要件が整っていないと判断したときには、ステップS403からの処理を繰り返し、変更先として選択した他の受付装置の呼び出しを続行する。
ステップS408の判断処理において、転送先の変更の要件が整っていると判断したときには、EEPROM304に格納されている別の他の受付装置のIPアドレスを転送先の他の受付装置のIPアドレスとする転送先の変更を行うようにし(ステップS409)、この後、ステップS402からの処理を繰り返すようにする。
このように、受付装置3においては、VoIP装置11からの発信に応じた自機への着信がある場合に、これを受け付けて、通信路を形成し、VoIP装置側との間で通話を行うことができるようにされる。
そして、受付装置3は、自機の都合により、VoIP装置11からの発信に応じた自機への着信に対応できない場合には、予め登録するようにしておいた他の受付装置にVoIP装置11との間の通信を転送するようにすることができる。
また、転送の設定が無い場合であっても、VoIP装置11からの発信に一定時間応答しなかった場合や、一旦応答した受付装置のオペレータにより、手動で転送指示がなされた場合にも、予め登録するようにしておいた他の受付装置にVoIP装置11との間の通信を転送するようにすることができる。
このように、この実施の形態の通信システムにおいては、VoIP装置11は、自機の接続ポートに接続された装置部からのステータス情報に応じて決まる受付装置に対して発信を行うことができる。すなわち、障害が発生した装置部に対応して適切な受付装置に対して、障害の通報を通知することができる。
また、VoIP装置11は、図9にも示すように、各受付装置との間で定期的に通信を行うようにし、通信が可能な受付装置と通信が不能な受付装置についての情報をEEPROM104に保持しておくことができる。
図9に示した例の場合には、第1受付先の受付装置の通信確認フラグが通信不能を示す“1”となっており、その他の受付装置の通信確認フラグは通信可能を示す“0”となっており、第1受付先の受付装置3(1)とだけ通信が不能であり、他の受付装置3(2)、3(2)A、3(2)B、3(3)、3(A)との間では通信が可能であることが確認されている。
この場合、第1受付先の受付装置3(1)対して発信が発生した場合であっても、通信状態の確認結果に基づいて、図9において矢印で示すように、例えば、第2受付先の受付装置3(2)に発信することができるようにしている。
また、受付装置のそれぞれは、自機の都合により、また、オペレータからの指示により、VoIP装置11との間の通信を他の受付装置に転送することができる。例えば、図9に示したように、第2受付先の受付装置3(2)に対して発信した場合であっても、受付装置3(2)に対して、VoIP装置11からの通信を第2受付先の第1サテライトの受付装置3(2)Aに転送するように設定されていた場合や、受付装置3(2)のオペレータが、第2受付先の第1サテライトの受付装置3(2)Aに転送するように操作入力が行われた場合には、図9において、点線矢印で示すように、通信が転送され、VoIP装置11の通信の相手先の受付装置が、第2受付先の受付装置3(2)から第2受付先の第1サテライトの受付装置3(2)Aに変更することができる。
したがって、障害などが発生した場合に、通知が遅れるなどのことがなく、確実に何れかの受付装置との間に通信路を形成し、情報を送信したり、通話を行うようにすることができる。
また、この実施の形態の通信システムの場合には、IPネットワーク2を通じて通信を行うようにしているので、転送を行う場合であっても複数の通信回線を接続するようにする必要がなく、簡単な制御で通信の転送を行うようにすることができる。また、IPネットワーク2を通じて通信を行うようにしているので、電話回線や専用回線を用いる場合に比べ、通信費を安価にすることができる。
なお、上述した実施の形態においては、図4に示した通信可能な受付装置の確認処理を、数分おき、あるいは、数十分おきなどのように、比較的に短い一定周期で行うものとして説明した。しかし、これに限るものではない。通信不能となる場合が少ないシステムの場合には、数時間おきや数日おきなどのように大きな周期で確認処理を行うようにすることも可能であるし、また、ユーザーが指示した場合にだけ行うようにすることも可能である。したがって、通常は通信可能な受付装置の確認処理はおこなわないようにし、必要に応じて行うようにすることもできる。
また、受付装置における他の受付装置への通信の転送処理は、受付装置のオペレータからの指示のみに応じて行うようにしたり、あるいは、予め転送が設定されている場合のみに行うようにしたりすることもできる。
また、上述した実施の形態においては、通信の転送先となる他の受付装置のIPアドレスは、EEPROM304に予め保持されているものとして説明したが、これに限るものではない。例えば、転送要求を入力するようにした場合に、転送先の受付装置の指定も行うようにすることもできる。
また、上述した実施の形態において、監視対象装置1は、銀行などで用いられているATMやCDである場合を例にして説明したが、これに限るものではない。この発明は、例えば、制御装置、製造装置、空調装置、エレベータ装置等、VoIP装置を搭載することによって、IPネットワークを通じて接続可能な種々の装置を用いる場合に、この発明を適用することができる。
この発明のシステムの一実施の形態が適用された通信システムを説明するための図である。 この発明の装置の一実施の形態が適用されたVoIP装置を説明するためのブロック図である。 図1に示した各受付装置を説明するためのブロック図である。 VoIP装置で実行される通信可能な受付装置の確認処理を説明するためのフローチャートである。 VoIP装置で実行される受付装置への通知処理(発信処理)を説明するためのフローチャートである。 図5に続くフローチャートである。 受付装置で実行される着信処理を説明するためのフローチャートである。 受付装置で実行される転送処理を説明するためのフローチャートである。 図1に示した通信システムの特徴を説明するための図である。
符号の説明
1…監視対象装置、11…VoIP装置、11A、11B、11C…装置部、100…CPU、101…システムバス、102…ROM、103…RAM、104…EEPROM、105…時計回路、106…接続ポート、107…回線インターフェース、108…パケット分解/生成部、109…音声データ入出力インターフェース、110…ハンドセット部、3(1)、3(2)、3(3)…受付装置、3(2)A、3(2)B…受付装置、3(A)…受付装置、300…CPU、301…システムバス、302…ROM、303…RAM、304…EEPROM、305…時計回路、307…回線インターフェース、308…パケット分解/生成部、309…音声データ入出力インターフェース、310…ハンドセット部、311…キーインターフェース、312…キー操作部、313…LCDコントローラ、314…LCD

Claims (3)

  1. 複数の装置部が接続される接続端と、
    前記複数の装置部のそれぞれに対応する複数の受付装置とIP(Internet Protocol)網を通じて接続するための通信手段と、
    前記複数の装置部のそれぞれに対応する前記受付装置のIPアドレスを保持するものであって、少なくとも1つの受付装置のIPアドレスとして複数のIPアドレスを保持するメモリーと、
    前記メモリーの複数の前記受付装置のIPアドレスをそれぞれ用いて、前記複数の受付装置のそれぞれに発信して、前記複数の受付装置との通信が可能か否かを確認する確認手段と、
    前記装置部からの所定の状態通知が発生した場合に、前記確認手段からの確認結果を考慮して、前記状態通知を送出した前記装置部に対応する前記受付装置のIPアドレスを前記メモリーに保持されているIPアドレスから通信が可能な受付装置のIPアドレスを特定する特定手段と、
    前記特定手段により特定された前記IPアドレスを用いて、前記受付装置に発信して通信路を形成し、当該受付装置に対して状態通知を行う通知手段と
    を備えることを特徴とするVoIP装置。
  2. IP(Internet Protocol)網を通じて接続され、VoIP(Voice over Internet Protocol)を用いて通信を行うVoIP装置と複数の受付装置を有する通信システムであって、
    前記VoIP装置は、
    複数の装置部が接続される接続端と、
    前記接続端に接続された装置部の状態情報を参照する参照手段と、
    前記接続端に接続される前記複数の装置部のそれぞれに対応する前記受付装置のIPアドレスを保持するメモリーと、
    ユーザーからの発信開始指示を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段を通じて、前記発信開始指示を受け付けた場合に、前記参照手段を通じて参照する前記複数の装置部の状態情報に基づいて、前記メモリーから通信の相手先となる前記受付装置のIPアドレスを選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択された前記IPアドレスを用いて前記受付装置に対して、自機のIPアドレスを含む呼を発信する発信手段と、
    前記発信先の前記受付装置からの応答を受信する受信手段と、
    前記受信手段を通じて、現在の通信の相手先である受付装置とは異なる他の受付装置のIPアドレスを受信した場合に、通信の相手先のIPアドレスを受信した前記他の受付装置のIPアドレスに変更する変更手段と
    を備え、
    前記複数の受付装置のそれぞれは、
    転送先となる他の受付装置のIPアドレスを保持する転送先メモリーと、
    前記VoIP装置からの発信に応じた自機あての着信を受信する着信受信手段と、
    前記着信受信手段を通じて受信した当該着信の発信元である前記VoIP装置に応答しない場合に、前記VoIP装置のIPアドレスを保持して通信路の接続を保留する保留処理手段と、
    前記保留処理手段により保留をした後に、前記転送先メモリーの情報に基づいて、他の受付装置に対して、前記VoIP装置のIPアドレスを含む転送呼出を行うとともに、発信元の前記VoIP装置に対して、前記他の受付装置のIPアドレスを通知する転送通知手段と、
    前記発信装置との間の通信路の接続を解放する解放手段と
    を備えることを特徴とする通信システム。
  3. 複数の装置部が接続される接続端を備えるVoIP装置と前記複数の装置部のそれぞれに対応する複数の受付装置とがIP(Internet Protocol)網を通じて接続され、VoIP(Voice over Internet Protocol)を用いて通信を行う通信システムにおいての通信制御方法であって、
    前記VoIP装置において、ユーザーからの発信開始指示を受け付ける受付ステップと、
    前記受付ステップにおいて前記発信開始指示を受け付けた場合に、前記VoIP装置において前記接続端に接続された前記複数の装置部の状態情報を参照する参照ステップと、
    前記参照ステップにおいて参照した前記複数の装置部の状態情報に基づいて、前記VoIP装置において、発信先となる前記受付装置のIPアドレスを、前記複数の装置部のそれぞれに対応する前記受付装置のIPアドレスを保持するメモリーから選択する選択ステップと、
    前記選択ステップを通じて選択した前記IPアドレスを用いて、前記VoIP装置から前記受付装置に対して、前記VoIP装置のIPアドレスを含む呼を発信する発信ステップと、
    発信先の前記受付装置において、自機への着信を受け付ける着信受付ステップと、
    前記着信受付ステップにおいて自機宛ての着信を受け付けた場合に、前記受付装置においてオペレータからの転送要求を受け付ける転送要求受付ステップと、
    前記転送要求受付ステップにおいて、前記転送要求を受け付けた場合に、前記VoIP装置のIPアドレスを保持して通信路の接続を保留する保留処理ステップと、
    前記保留処理ステップにより保留した後に、転送先となる他の受付装置のIPアドレスを用いて、前記受付装置から、前記転送先に対して発信元のIPアドレスを含む転送呼出を行うとともに、発信元の前記VoIP装置に対して、前記転送先のIPアドレスを通知する転送通知ステップと、
    前記受付装置において、接続されている通信路を解放する解放ステップと、
    前記VoIP装置において、前記受付装置からの前記転送先のIPアドレスを受信する転送先アドレス受信ステップと、
    前記VoIP装置において、前記受付装置のIPアドレスを、前記転送先アドレス受信ステップにおいて受信した前記転送先のIPアドレスに変更する変更ステップと
    を有することを特徴とする通信制御方法。
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