JP4234146B2 - 横跳上げシート - Google Patents
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Description
そして、この種の横跳上げシートは通常、固定レッグのストッパー・ピンにフックを引っ掛けてロック・スプリングでそのストッパー・ピンからそのフックを外れ止めする解除機構付きロック機構を用い、そして、そのロック機構で着座状態にも、また、横跳上げ状態にもロックされるので、その着座状態および横跳上げ状態でその横跳上げシートにばたつき感がでてしまう不具合があった。
その横跳上げシート10では、シート・クッション11が、その路線バス50において窓側でそのフロア51に起立されて下端でそのフロア51にボルト締めされるフロントおよびリア固定レッグ17、18の上端間にシャフト21でヒンジ結合され、そのシャフト21でそのフロントおよびリア固定レッグ17、18間に着座位置と横跳上げ位置とに揺動可能に支持され、そして、そのシャフト21に支持されるフロントおよびリア跳上げスプリング22、23でその着座位置から横跳上げ位置に跳ね上げられ、また、シート・バック12が、そのシート・クッション11にヒンジ結合され、そして、前倒し機構43でそのシート・クッション11上に前倒しおよび起立可能にされ、さらに、フロントおよびリア可動レッグ19、20が、そのシート・クッション11の通路側でシート・クッション・フレーム16にヒンジ結合され、そして、そのシート・クッション11の下面13において起立および折りたたみ可能にされ、またさらに、フロントおよびリア連結リンク25、26が、そのフロントおよびリア固定レッグ17、18に一端を、そのフロントおよびリア可動レッグ19、20に他端をそれぞれ対応的にヒンジ結合し、そして、そのシート・クッション11の着座操作に応じてそのフロントおよびリア可動レッグ19、20を起立させ、また、そのシート・クッション11の横跳上げ操作に応じてそのフロントおよびリア可動レッグ19、20を折りたたみ、さらには、ロック機構27が、着座位置および横跳上げ位置にそのシート・クッション11をずれ止めできてばたつきを無くしてロックし、またさらには、解除機構36が、そのロック機構27を解除する。そのロック機構27はその固定レッグ17、18のレッグ・カバー24で覆われている。
詳細には、そのシート・クッション11は、図1および2に示されたようにその着座位置では、その窓側クッション・サイド14がその固定レッグ17、18に固定的に支持されたその着座位置ロック・プレート28に向かい合っているので、そのロック機構27はそのロック・スプリング34、34でそのピン・ホルダー32からそのロック・ピン33、33を突き出してそのロック・ピン33、33をその着座位置ロック・プレート28のそのピン穴29、29に差し込んではめ合わせ、そして、そのシート・クッション11をその着座位置にロックする。そのシート・バック12は、また、操作ノブ44の操作で動作するところのその前倒し機構43でそのシート・クッション11上に起立される。
そのようにこの着座状態では、そのシート・クッション11は、図1および2に示されたようにそのロック・ピン33、33がそのロック・スプリング34、34でその着座位置ロック・プレート28のそのピン穴29、29に差し込まれてはめ合わせられるところのそのロック機構27でそのシート・バック12と一緒にその着座位置にロックされるので、その横跳上げシート10は着座状態にずれ止めされて確実にロックされ、そして、その結果、この横跳上げシート10は、車体振動によるばたつきが未然に回避され、そして、それに伴う異音の発生も避けられる。
この場合、最初に、その操作ノブ44が操作されてそのシート・バック12がその前倒し機構43でそのシート・クッション11上に前倒しされ、次に、ロック機構27がその解除機構36で解除される。そのロック機構27がその解除機構36で解除されるので、そのシート・クッション11は図3および4に示されたように、その跳上げスプリング22、23でそのシート・バック12と一緒にその着座位置からその横跳上げ位置に跳ね上げられてそのロック機構27でその横跳上げ位置にロックされて倒れ止めされる。
そのように、そのシート・クッション11がそのシート・バック12と一緒に跳ね上げられる際、その可動レッグ19、20は図3および4に示されたように、そのシート・クッション11の横跳上げ操作に応動してその連結リンク25、26でそのシート・クッション11の下面13に折りたたまれる。
詳細には、そのシート・バック12がその操作ノブ44の操作で動作されるその前倒し機構43でそのシート・クッション11上に前倒しされて後にその解除機構36が操作される。
その解除機構36はその操作レバー38で操作される。そのように最初に、その操作レバー38が操作されると、解除操作力がそのトグル・ジョイント40およびそのリリース・ケーブル39、39を経てそのスライダー37、37に伝達され、そのロック・ピン33、33がそのピン・ホルダー32、32内に引っ込められる方向においてそのロック・スプリング34、34に抗してそのスライダー37、37に引かれてそのピン・ホルダー32、32内に摺動されてその着座位置ロック・プレート28のそのピン穴29、29から引き抜かれてそのロック機構27が解除される。
そこで、その跳上げスプリング22、23が常に、そのシート・クッション11に作用しているので、そのシート・クッション11はそのシート・バック12と一緒に図1のその着座位置から図3および4の横跳上げ位置に跳ね上げられる。
その際のそのロック機構27の挙動、すなわち、そのロック・ピン33、33の動きは図5、6、および7に示される。
そのロック・ピン33、33は図5に示されたように、その解除機構36でそのロック・スプリング34、34に抗してその着座位置ロック・プレート28のそのピン穴29、29から引き抜かれ、途中図6に示されたようにそのロック・ピン・ガイド35に案内され、そして、図7に示されたように、そのロック・スプリング34、34でその横跳上げ位置ロック・プレート30のそのピン穴31、31に差し込まれてはめ合わせられる。
そのようにこの横跳上げ状態では、そのシート・クッション11は、図3、4、および7に示されたように、そのロック・ピン33、33がそのロック・スプリング34、34でその横跳上げ位置ロック・プレート30のそのピン穴31、31に差し込まれてはめ合わせられるところのそのロック機構27でそのシート・バック12と一緒にその横跳上げ位置にロックされるので、この横跳上げシート10は横跳上げ状態にずれ止めされて確実にロックされ、そしてその結果、この横跳上げシート10は倒れ止めされて車体振動によるばたつきや異音の発生が未然に避けられ、そして、安全性が確保されて車椅子の乗客が円滑に乗り降り可能になり、さらに、その解除機構36がそのトグル・ジョイント40を備えるので、操作力が軽減されて乗務員によるシートの着座および横跳上げ操作が容易になる。
12 シート・バック
13 下面
14 窓側クッション・サイド
15 通路側クッション・サイド
16 シート・クッション・フレーム
17 フロント固定レッグ
18 リア固定レッグ
19 フロント可動レッグ
20 リア可動レッグ
21 シャフト
22 フロント跳上げスプリング
23 リア跳上げスプリング
24 レッグ・カバー
25 フロント連結リンク
26 リア連結リンク
27 ロック機構
28 着座位置ロック・プレート
29 ピン穴
30 横跳上げ位置ロック・プレート
31 ピン穴
32 ピン・ホルダー
33 ロック・ピン
34 ロック・スプリング
35 ロック・ピン・ガイド
36 解除機構
37 スライダー
38 操作レバー
39 リリース・ケーブル
40 トグル・ジョイント
41 トグル・リンク
42 連結リンク
43 前倒し機構
44 操作ノブ
50 路線バス
51 フロア
Claims (1)
- 窓側でフロアに起立されて下端でフロアに固定される固定レッグの上端にヒンジ結合され、その固定レッグに着座位置と横跳上げ位置とに揺動可能に支持されるシート・クッションと、そのシート・クッションにヒンジ結合され、そして、そのシート・クッション上に前倒しおよび起立可能にされるシート・バックと、その固定レッグに固定的に支持される着座位置ロック・プレートおよび横跳上げ位置ロック・プレートと、そのシート・クッション・フレームに支持され、そして、窓側クッション・サイドに突き出し引っ込め可能にされてその着座位置および横跳上げ位置ロック・プレートのピン穴に差込み可能にされるロック・ピンと、そのロック・ピンを突き出すロック・スプリングと、そのシート・クッションの通路側でそのシート・クッション・フレームに引き動作可能に支持され、そして、そのロック・スプリングに抗してその着座位置および横跳上げ位置ロック・プレートのそのピン穴からそのロック・ピンを引き抜く操作レバーと、その着座位置および横跳上げ位置ロック・プレート間に配置されてその固定レッグに固定的に支持され、そして、そのロック・スプリングの圧縮状態でそのロック・ピンをそのピン穴に案内するロック・ピン・ガイドとを含む横跳上げシート。
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- 2006-03-16 JP JP2006072125A patent/JP4234146B2/ja not_active Expired - Fee Related
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