JP4231124B2

JP4231124B2 - End cutting method and apparatus using band saw

Info

Publication number: JP4231124B2
Application number: JP17011298A
Authority: JP
Inventors: 利久佃
Original assignee: Amada Co Ltd
Current assignee: Amada Co Ltd
Priority date: 1998-06-17
Filing date: 1998-06-17
Publication date: 2009-02-25
Anticipated expiration: 2018-06-17
Also published as: JP2000005928A

Description

【０００１】
この発明は、所定の長さを有したワークに切断工具としての帯鋸刃により切断加工を行う帯鋸盤による端部切断方法およびその装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、所定の長さを有したワークに切断工具としての例えば帯鋸刃で切断加工を行う際には、ワークの端部、ワークの長手方向の中央部を問わず、材質、断面形状、断面サイズが同一ならば、帯鋸刃の送り、速度からなる切断条件を同一にして切断加工を行っているのが一般的である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、所定の長さを有するワークの端部は、長手方向の中央部に比べて熱影響等により硬化していることが多いため、長手方向の中央部と同一の切断条件で切断加工を行うと、工具としての帯鋸刃に悪影響を与え、長寿命化を図ることができないという問題点があった。
【０００４】
この発明の目的は、所定の長さを有するワークに切断加工を行ったときの切断工具の長寿命化を図るようにした切断方法およびその装置を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために請求項１に記載の帯鋸盤による端部切断方法は、ワークを切断するための帯鋸刃を備えた帯鋸盤にして、所定の長さを有したワークに前記帯鋸刃により切断加工を行う際、前記ワークの切断位置が該ワークの長手方向の端部であるか否かを設定された判断条件により判断し、該端部に切断加工を行う際には前記長手方向の端部以外の部分を切断加工する際の切断条件である鋸刃速度および鋸刃送りよりも遅い鋸刃速度および鋸刃送りからなる切断条件に変更して切断加工を行うことを特徴とするものである。
【０００６】
したがって、所定の長さを有するワークに帯鋸盤により切断加工を行う場合、ワークの長手方向の端部かどうかを判断し、その端部に切断加工を行う際にはその端部以外の部分の切断条件と同じでなく切断条件を変えて、より最適に近い切断条件で切断加工を行う。また、端部以外の部分に切断加工を行う際いは、予め設定した切断条件で切断加工が行われる。而して、従来のワークの長手方向の端部とその端部以外の部分を同じ切断条件で切断加工を行ったときよりも切断工具である帯鋸刃の長寿命化が図られる。
【０００７】
請求項２に記載の帯鋸盤による端部切断装置は、ワークの実際の送り長さ（Ｌ）を測長する測長装置を備えた帯鋸盤にして、該帯鋸盤を制御する制御装置に前記帯鋸刃の鋸刃送りを制御する鋸刃送り制御部と、前記帯鋸刃の鋸速を制御する鋸刃速度制御部と、前記ワークの長手方向の端部以外を切断する際の鋸刃送りおよび鋸刃速度をファイルした切断条件ファイルと、該切断条件ファイルにファイルされた切断条件ファイルを基にして前記ワークの長手方向の前端部と後端部を切断する際の鋸刃送りおよび鋸刃速度を演算して求める演算処理手段と、ワークの長さ（Ｌ _０）であるワークにおいて前端部と後端部の端部切断位置を両端部の端面から長さ（α）に予め設定して記憶させた端部長さメモリと、前記測長装置により実測された前記ワークの実際の送り長さ（Ｌ）と前記ワークの前端面から長さ（α）に位置する前記前端部の端部切断位置とが一致したか否かと、該前端部が切断された後のワークに対して切断寸法がＬ _１の複数回の切断加工が行われた後、前記複数回目の切断位置から切断寸法がＬ _１の位置に行われる最後の切断位置までの前記前端面からのワークの実際の送り長さ（Ｌ）がＬ _０ −αに一致したか否かを判断するワーク長さ比較判断手段を備えてなり、前記ワークの実際の送り長さ（Ｌ）と前記ワークの前端面から長さ（α）とが一致した場合、および前記最後の切断位置までのワークの実際の送り長さ（Ｌ）がＬ _０ −αに一致した場合、前記前端部と後端部の端部切断位置において切断加工を行う際には、前記長手方向の端部以外の部分を切断加工する際の切断条件である鋸刃速度および鋸刃送りよりも遅い鋸刃速度および鋸刃送りからなる切断条件に変更して切断加工を行うことを特徴とするものである。
【０００８】
したがって、所定の長さを有するワークの端部に切断加工を行う場合には、切断機である帯鋸盤に備えられた測長装置でワークの実際の送り長さ（Ｌ）を測定し、この実測値が該ワークの長手方向の端部であるか否かを、制御装置の端部長さメモリに予め記憶させてあるワークの端部の長さ（α）と、前記測長装置により実測された前記ワークの実際の送り長さ（Ｌ）と前記ワークの前端面から長さ（α）に位置する前記前端部の端部切断位置とが一致したか否かと、該前端部が切断された後のワークに対して切断寸法がＬ _１の複数回の切断加工が行われた後、前記複数回目の切断位置から切断寸法がＬ _１の位置に行われる最後の切断位置までの前記前端面からのワークの実際の送り長さ（Ｌ）がＬ _０ −αに一致したか否かをワーク長さ比較判断手段により判断し、のワークの実際の送り長さがＬ _０ −αに一致したか否かをワーク長さ比較判断手段により判断し、この測定により求められた端部位置に切断加工を行う際には、前記長手方向の端部以外の部分を切断加工する際の切断条件である鋸刃速度および鋸刃送りよりも遅い鋸刃速度および鋸刃送りからなる切断条件を前記ワークの長手方向の端部以外を切断する際の鋸刃送りおよび鋸刃速度をファイルした切断条件ファイルを基にして演算処理手段により求めて、この求められた切断条件の鋸刃速度および鋸刃送りに変更して前記端部の切断加工が行われる。
【０００９】
測長装置でワークの長手方向の端部以外の部分の切断位置を測定し、この測定された長手方向の端部以外の切断位置に切断加工を行う際には、ワークの長手方向の端部以外を切断する際の鋸刃送りおよび鋸刃速度をファイルした切断条件ファイルの鋸刃送りおよび鋸刃速度からなる切断条件で切断加工が行われる。
【００１０】
而して、従来の端部と端部以外の部分を同じ切断条件で切断加工を行ったときよりも切断工具の長寿命化が図られる。
【００１１】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面に基いて詳細に説明する。
【００１２】
図２には切断機の一例としての例えば横型帯鋸盤１の全体が示されている。この横型帯鋸盤１は、ワークＷを切断するための切断部３と、ワークＷを載置支持するための支持部５と、この支持部５に併設されてワークＷを所定長さ送材するための送材部７と、切断の際に送材されたワークＷを挟持固定するためのバイス機構部９とを有している。
【００１３】
切断部３は、切断工具の一例としての帯鋸刃ＢＳと、この帯鋸刃ＢＳを走行自在に支持する鋸刃ハウジング１１を有している。鋸刃ハウジング１１内には、帯鋸刃ＢＳを回転駆動自在に懸架する一対の駆動，従動ホイール１３，１５が内装されており、図１に示した切断工具送りコントロールモジュールの一例としての鋸刃切込み制御部１７により、すでに公知の昇降装置でもって上下方向に回動するようになっている。また、帯鋸刃ＢＳは図１に示した切断工具速度コントロールモジュールとしての鋸刃速度制御部１９により、帯鋸刃ＢＳの速度が制御されるようになっている。
【００１４】
支持部５は材料を移動自在に載置支持すべく水平方向に設けられた複数の支持ローラ２１を備えた送材用テーブル２３を有している。この送材用テーブル２３には、ワークＷを所定位置に送材するための基準ローラ２５（図３参照）がその回転軸を鉛直方向にして設けられている。
【００１５】
送材部７では、ワークＷ送材用のガイドレール２７が前記送材用テーブル２３に沿って送材方向（図２中Ｘ軸方向）に併設されており、このガイドレール２７上にワークＷの送材長さを測長する測長装置としての一例の測長車２９が移動自在に設けられている。この測長車２９には支持部材３１が設けられており、図３および図４に示されるように支持部材３１の先端には接触子３３が設けられている。
【００１６】
バイス機構部９は、切断時に帯鋸刃ＢＳの手前位置（図２において左上側）においてワークＷを固定するための本体バイス機構３５と、帯鋸刃ＢＳの前方位置（図２において右下側）において切断されるワークＷを固定するとともに切断されたワークＷを搬出するための前バイス機構３７とにより構成されている。また、横型帯鋸盤１本体の近傍には、制御装置３９が設けられている。
【００１７】
本体バイス機構３５は、基準バイスジョーとしての本体固定バイスジョー４１（図４参照）とこの本体固定バイスジョー４１に対して接近離反自在の本体可動バイスジョー４３を有している。
【００１８】
また、前バイス機構３７は、前固定バイスジョー４５とこの前固定バイスジョー４５に対して接近離反自在の前可動バイスジョー４７を有すると共に、切断されたワークＷを搬出すべくワークＷの送材方向へ往復移動自在となっている。なお、ワークＷを角度切りするために、前記切断部３、バイス機構部９が一体となって旋回可能となっている。
【００１９】
以上のように構成されているので、支持ローラ２１上に載置されると共に基準ローラ２５に当接しているワークＷの最後端面を測長車２９の接触子３３が押すことにより、送材されるワークＷの長さを測長しながらワークＷを帯鋸刃ＢＳ位置へ送材する。そして、本体バイス機構３５および帯鋸刃ＢＳに接近している前バイス機構３７によりワークＷを固定し、走行する帯鋸刃ＢＳによりワークＷを切断する。切断されたワークＷは、前バイス機構３７により挟まれた状態で送材方向へ移動されて搬出される。
【００２０】
次に、図４には前述の測長車２９に設けられている接触子３３およびこの接触子３３がワークＷの最後端面を押す状態の詳細が示されている。
【００２１】
すなわち、接触子３３では、ワークＷの最後端面を押すための矩形状をした押圧部４９から図４中左側へ突出したアーム５１が設けられている。また、基準側となる本体固定バイスジョー４１における前記アーム５１位置に対応する位置には、アーム５１との干渉を防止すべく溝５３が送材方向（図４中紙面直角方向）に形成されている。
【００２２】
以上のように構成されているので、接触子３３が板厚の薄いフランジＷＦを有するＨ形鋼を押す場合に、図３に示されるようにワークＷの後端部が基準ローラ２５に当接した状態で押されることになる。
【００２３】
また、本体固定バイスジョー４１には、接触子３３のアーム５１に対応する位置に溝５３が形成されているので、測長車３３が切断位置に近づいても接触子３３のアーム５１が本体固定バイスジョー４１と衝突することはない。
【００２４】
従って、このような横型帯鋸盤１における測長装置２９によれば、薄い板厚の形鋼に対しても正確な測長が可能となり、所望の長さに切断することが可能となる。
【００２５】
前記制御装置３９はＣＰＵ５５を備えており、このＣＰＵ５５には種々のデータを入力せしめるキーボードなどの入力手段５７が接続されていると共に種々のデータを表示せしめるＣＲＴなどの表示手段５９が接続されている。前記ＣＰＵ５５には前記測長車２９、鋸刃送り制御部１７、鋸刃速度制御部１９が接続されている。
【００２６】
前記ＣＰＵ５５にはワークＷの前端面、後端面から端部までの例えば３〜２０ｍｍの長さαが予め入力手段５７より入力されて記憶されている端部長さ・メモリ６１が接続されている。
【００２７】
また、ＣＰＵ５５には測長車２９で実際に測定されたワークの長さＬが測定されて取り込まれて、ＬとαおよびＬと（Ｌ₀−α）（但し：Ｌ₀：ワークの長さ）を比較判断するワーク長さ比較判断手段６３が接続されている。さらに、ＣＰＵ５５には端部以外の部分を切断加工する際の最適な鋸刃送りＦ、鋸刃速度Ｖを予め設定してファイルされている切断条件・ファイル６５が接続されていると共に、ワークＷの端部を切断加工する際の切断条件を、前記切断条件・ファイル６５にファイルされている切断条件の鋸刃送りＦ、鋸刃速度Ｖを基に演算処理する演算処理手段６７が接続されている。
【００２８】
上記構成により、ワークの長さＬ_０を有するワークＷに切断加工を行う場合には、横型帯鋸盤１に備えられた測長車２９でワークＷの端面からの長さＬを測定し、制御装置３９のワーク長さ比較判断手段６３に取り込まれる。このワーク長さ比較判断手段６３には端部長さ・メモリ６１に記憶されている端部長さαが取り込まれているので、ワーク長さ比較判断手段６３では実際に測定された長さＬと端部長さαとが比較され、Ｌ＝αになったときに端部の１回目の切断加工が行われる。
【００２９】
このときには、切断条件・ファイル６５にファイルされている端部以外の切断条件としての切断鋸刃送りＦ、鋸刃速度Ｖが演算処理手段６７に取り込まれて、端部の切断条件として鋸刃送りＦ・Ａ、鋸刃速度Ｖ・Ｂが演算処理された後、鋸刃送り制御部１７、鋸刃速度制御部１９が制御されて端部αに切断加工が行われる。但し、Ａ，Ｂのパラメータは予め定義された比率である。しかも、このパラメータＡ，Ｂは、材質、断面形状、断面サイズに関係なく一律に定義、もしくは材質、断面形状、断面サイズ別に定義するようにしてもよい。なお、通常、端部の切断条件の鋸刃送り、鋸刃速度は、端部以外の切断条件の鋸刃送り、鋸刃速度よりも遅くし、最適に近い条件とするものである。
【００３０】
ワークＷの端部に１回目の切断加工を行った後、ワークＷを横型帯鋸盤１へ送材し、端部αから所定の寸法Ｌ_１を測定車２９で測定し、この信号が切断条件・ファイル６５に取り込まれて端部以外の部分の切断条件としての鋸刃送りＦ、鋸刃速度Ｖが指定された後、鋸刃送り制御部１７、鋸刃速度制御部１９が制御されて端部以外の部分に２回目の切断加工が行われる。
【００３１】
さらに、ワークＷの長さＬ _０に対して所定の寸法Ｌ_１の切断加工が複数回行われた後、ワークＷの実際の送り長さＬが取り込まれて、ワーク長さ比較判断手段６３でワークＷの長さＬ _０と比較され、Ｌ＝（Ｌ_０−α）になったときには、上述した前端部αのときと同様な最後の切断加工が行われる。
【００３２】
このように、ワークＷの端部αとこの端部以外の部分の切断条件（鋸刃送り、鋸刃速度）を変えることにより、熱影響等を受け硬化した端部をより最適に近い条件で切断加工するようにしたので、切断工具としての一例の帯鋸刃ＢＳの長寿命化を図ることができる。
【００３３】
図５には図２に代る他の実施の形態が示されている。図５において図２における部品と同じ部品には同一の符号を符して重複する説明を省略する。図５において本体バイス機構３５の後側（図５において左側）には、リヤ固定バイスジョー６９とリヤ移動バイスジョー７１とからなるリヤバイス機構７３が前後方向へ移動可能に設けられている。このリヤバイス機構７３にはワーク検出センサ７５が設けられている。すなわち、リヤ固定バイスジョー６９側には投光器７５Ａが、リヤ移動バイスジョー７１には受光器７５Ｂが設けられている。
【００３４】
上記構成により、ワークＷが前進して図５の状態においてリヤバイス機構７３を通過すると、ワーク検出センサ７５の投光器７５Ａからの光がワークＷに遮られて受光器７５Ｂに到達しないことでワークＷが検出されることになる。
【００３５】
図５に示した帯鋸盤でワークＷの先端検出動作を、図６に示されているフローチャートを基にして説明すると、ステップＳ１〜Ｓ３で本体バイス機構３５で０（ゼロ）クランプ処理を行う。すなわち、本体固定バイスジョー４１に本体移動バイスジョー４３を移動せしめて突当てる。またリヤバイス機構７３を後端に待機せしめると共にリヤバイス機構７３のリヤ移動バイスジョー７１を大開きせしめる。
【００３６】
ステップＳ４でワークＷを支持した支持ローラ２１を回転せしめてワークＷを高速前進せしめる。ステップＳ５でリヤバイス機構７３のワーク検出センサ７５でワークＷが検出されたかどうかの判断が行われて、ワーク検出センサ７５でワークＷが検出されると、ステップＳ６で支持ローラ２１の回転がゆっくりとなりワークＷが低速前進される。ステップＳ７で、リヤバイス機構７３の帯鋸刃ＢＳ側端面によりワークＷの端面が規定長分、帯鋸刃ＢＳ側に出る様タイマ時間だけワークＷを前進せしめる。ステップＳ８で支持ローラ２１を停止せしめる。
【００３７】
ステップＳ９ではリヤバイス機構７３を作動せしめてワークＷをクランプせしめる。ステップＳ１０でリヤバイス機構７３を低速前進せしめる。ステップＳ１０ではリヤバイス機構７３のＸ軸エンコーダパルスが規定時間（パラメータ）停止したかどうかを判断し、停止すると、ステップＳ１２でワークＷの先端が確定する（先端＝突当位置（パラメータ）。ステップＳ１３でリヤパイス機構７３を低速後退せしめる。ステップＳ１４では本体バイス機構３５が幅方向の動作を行うとき、ワークＷと本体バイス機構３５とがこすらないようにするため、パラメータ値の距離分後退せしめると、ステップＳ１５で、本体バイス機構３５の幅位置決め処理が行われて、ワークＷ先端の位置決めが行われる。この状態で、以後通常の送材位置決め処理がなされてワークＷの切断が行われる。
【００３８】
次に、図７に示したフローチャートを基にしてワークＷの尾端検出を説明すると、まずステップＳ２１で、リヤバイス機構７３がアンクランプ状態で後退中、ワーク検出センサ７５でワークＷの検出中であるかどうかの判断を行い、ワークＷの検出中であると、リヤバイス機構７３を後退端で停止させてワークをクランプした後、ステップＳ２２でリヤバイス機構７３を中速前進せしめる。次いで、リヤバイス機構７３が前進し、ワークＷをアンクランプしての後退時に、ステップＳ２３でワーク検出センサ７５でワークＷを検出中であると、ステップＳ２４でリヤバイス機構７３を低速後退せしめ、そして、ステップＳ２５でワーク検出センサ７５でワークＷの後端が検出されると、ステップＳ２６で図８に示されているように、ワークＷの尾端が確定される。すなわち、尾端＝リヤバイス機構７３のＸ座標＋リヤバイスワーク検出オフセット（パラメータ）で求められる。
【００３９】
以上説明したような帯鋸盤においても、図１〜図４で説明したような切断方法を行うことができる。
【００４０】
なお、この発明は、前述した発明の実施の形態に限定されることなく、適宜な変更を行うことにより、その他の態様で実施し得るものである。本実施の形態では切断機として横型帯鋸盤を例にとって説明したが、竪型帯鋸盤やその他の切断機であっても構わない。
【００４１】
【発明の効果】
以上の如き発明の実施の形態より理解されるように、請求項１の発明によれば、ワークを切断するための帯鋸刃を備えた帯鋸盤にして、所定の長さを有したワークに帯鋸刃により切断加工を行う際、ワークの切断位置がワークの長手方向の端部であるか否かを設定された判断条件により判断し、その端部に切断加工を行う際には、前記長手方向の端部以外の部分を切断加工する際の切断条件である鋸刃速度および鋸刃送りよりも遅い鋸刃速度および鋸刃送りからなる切断条件に変更して切断加工を行うことを特徴とするものであり、而して従来の如く端部と、その端部以外の部分を同じ切断条件で切断加工を行ったときよりも切断工具である帯鋸刃の長寿命化を図ることができる。
【００４２】
請求項２の発明によれば、所定の長さを有するワークの端部に切断加工を行う場合には、切断機である帯鋸盤に備えられた測長装置でワークの送材長さ（Ｌ）を測定し、この実測値が該ワークの長手方向の端部であるか否かを、ワークの長さ（Ｌ _０）であるワークにおいて前端部と後端部の端部切断位置を両端部の端面から長さ（α）に予め設定して記憶させた端部長さメモリと、前記測長装置により実測された前記ワークの実際の送り長さ（Ｌ）と前記ワークの前端面から長さ（α）に位置する前記前端部の端部切断位置とが一致したか否かと、該前端部が切断された後のワークに対して切断寸法がＬ _１の複数回の切断加工が行われた後、前記複数回目の切断位置から切断寸法がＬ _１の位置に行われる最後の切断位置までの前記前端面からのワークの実際の送り長さ（Ｌ）がＬ _０ −αに一致したか否かを、ワーク長さ比較判断手段により判断し、前記ワークの実際の送り長さ（Ｌ）と前記ワークの前端面から長さ（α）とが一致した場合、および前記最後の切断位置までのワークの実際の送り長さ（Ｌ）がＬ _０ −αに一致した場合、前記前端部と後端部の端部切断位置において切断加工を行う際には、前記長手方向の端部以外の部分を切断加工する際の切断条件である鋸刃速度および鋸刃送りよりも遅い鋸刃速度および鋸刃送りからなる切断条件に変更して切断加工が行われる。
【００４３】
測長装置でワークの長手方向の端部以外の部分の切断位置を測定し、この測定された長手方向の端部以外の切断位置に切断加工を行う際には、ワークの長手方向の端部以外を切断する際の鋸刃送りおよび鋸刃速度をファイルした切断条件ファイルの鋸刃送りおよび鋸刃速度からなる切断条件で切断加工が行われる。
【００４４】
而して、従来の如くワークの長手方向の端部と、この端部以外の部分とを同じ切断条件で切断加工を行ったときよりも切断工具である帯鋸刃の長寿命化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明の主要部を示し、切断機における構成ブロック図である。
【図２】この発明の切断機に測長装置を備えた切断装置の斜視図である。
【図３】切断装置における送材テーブル部分の平面図である。
【図４】切断装置における測長装置の一部である接触子の一例を示す説明図である。
【図５】切断機の別の実施の形態を示す平面図である。
【図６】図５でワークの先端を検出する動作のフローチャートである。
【図７】図５でワークの尾端を検出する動作のフローチャートである。
【図８】ワークの尾端の位置を検出するための説明図である。
【符号の説明】
１横型帯鋸盤（切断機）
１７鋸刃送り制御部（切断工具送りコントロールモジュール）
１９鋸刃速度制御部（切断工具速度コントロールモジュール）
２９測長車（測長装置）
３９制御装置
６１端部長さ・メモリ
６３ワーク長さ比較判断手段
６５切断条件・ファイル
６７演算処理手段
ＢＳ帯鋸刃（切断工具）[0001]
The present invention relates to an end cutting method using a band saw machine for cutting a workpiece having a predetermined length with a band saw blade as a cutting tool, and an apparatus therefor.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, when a workpiece having a predetermined length is cut with, for example, a band saw blade as a cutting tool, regardless of the end portion of the workpiece and the center portion in the longitudinal direction of the workpiece, the material, the cross-sectional shape, the cross-sectional size In general, the cutting process is generally performed under the same cutting conditions including the feed and speed of the band saw blade.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, the end portion of the workpiece having a predetermined length is often hardened by a thermal effect or the like as compared with the central portion in the longitudinal direction, and therefore the cutting process is performed under the same cutting conditions as the central portion in the longitudinal direction. In this case, there is a problem in that the band saw blade as a tool is adversely affected and the life cannot be extended.
[0004]
SUMMARY OF THE INVENTION An object of the present invention is to provide a cutting method and apparatus for extending the life of a cutting tool when a workpiece having a predetermined length is cut.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problem, an end cutting method using a band saw machine according to claim 1 is a band saw machine provided with a band saw blade for cutting a workpiece, and the band saw blade is attached to a workpiece having a predetermined length. When performing the cutting process according to the above, it is determined whether or not the cutting position of the workpiece is an end portion in the longitudinal direction of the workpiece based on a set determination condition, and when performing the cutting process on the end portion, the longitudinal direction is determined. The cutting process is performed by changing to a cutting condition consisting of a saw blade speed and a saw blade feed slower than a saw blade speed and a saw blade feed, which are cutting conditions when cutting a portion other than the end of the blade. Is .
[0006]
Therefore, when performing cutting by band saw in the workpiece having a predetermined length and determines whether the longitudinal ends of the workpiece, the time of performing the cutting on the end of the portion other than its end Cutting is performed under cutting conditions that are closer to the optimum by changing the cutting conditions instead of the cutting conditions. In addition, when cutting a portion other than the end portion, the cutting processing is performed under a preset cutting condition. Thus, the life of the band saw blade , which is a cutting tool , can be extended compared with the case where the conventional end portion in the longitudinal direction of the workpiece and the portion other than the end portion are cut under the same cutting conditions.
[0007]
The end cutting device using a band saw according to claim 2 is a band saw equipped with a length measuring device for measuring the actual feed length (L) of the workpiece, and the control device for controlling the band saw A saw blade feed control section for controlling the saw blade feed of the band saw blade, a saw blade speed control section for controlling the saw speed of the band saw blade, and a saw blade feed for cutting other than the longitudinal end of the workpiece; A cutting condition file in which the saw blade speed is filed, and a saw blade feed and a saw blade speed when cutting the front end portion and the rear end portion in the longitudinal direction of the workpiece based on the cutting condition file filed in the cutting condition file. And a processing unit that calculates and calculates the end cutting position of the front end portion and the rear end portion of the work having the work length (L ₀ ) from the end surfaces of the both end portions to the length (α) and stores it. The end length memory and the length measured by the length measuring device. Whether the actual feed length (L) of the workpiece matches the end cutting position of the front end located at the length (α) from the front end face of the workpiece, and after the front end is cut after cutting dimension to the work has been performed a plurality of times of cutting the L _1, the work from the front end surface of the end of the cutting position the cutting size is performed at the position of L ₁ from the cutting positions of the plurality th Is provided with a workpiece length comparison / determination means for determining whether or not the actual feed length (L) of the workpiece matches L ₀ -α, and the actual feed length (L) of the workpiece and the front end of the workpiece When the length (α) from the surface matches, and when the actual feed length (L) of the workpiece to the last cutting position matches L ₀ -α, the end of the front end portion and the rear end portion when performing the cutting in parts the cutting position, to cut the portion other than the longitudinal ends It is characterized in carrying out the cutting by changing the cutting condition comprising a slow saw blade speed and saw blade feed than the saw blade speed and saw blade feed a cutting condition for.
[0008]
Therefore, when cutting the end of a workpiece having a predetermined length, the actual feed length (L) of the workpiece is measured with a length measuring device provided in a band saw machine as a cutting machine. Whether or not the actually measured value is an end portion in the longitudinal direction of the workpiece is measured by the length measuring device and the length (α) of the end portion of the workpiece stored in the end length memory of the control device in advance. Whether the actual feed length (L) of the workpiece and the end cutting position of the front end located at the length (α) from the front end surface of the workpiece coincide with each other, and the front end is cut. after cutting dimension with respect to the workpiece after is it performed a plurality of times of cutting the L _1, from the front end surface of the end of the cutting position the cutting size is performed at the position of L ₁ from the cutting positions of the plurality th Compare workpiece length to see if the actual feed length (L) of the workpiece is equal to L ₀ -α Judgment is made by the judgment means, and it is judged by the work length comparison judgment means whether or not the actual feed length of the workpiece coincides with L ₀ -α, and the end position obtained by this measurement is cut. When cutting a portion other than the end portion in the longitudinal direction, the cutting condition consisting of a saw blade speed and a saw blade speed slower than the saw blade feed, which is a cutting condition when cutting a portion other than the end portion in the longitudinal direction, is set in the longitudinal direction of the workpiece. Based on the cutting condition file that filed the saw blade feed and saw blade speed when cutting other than the end of the blade, it is calculated by the processing means, and changed to the saw blade speed and saw blade feed of the obtained cutting condition. Then, the end portion is cut.
[0009]
When measuring the cutting position of the part other than the longitudinal end of the work with the length measuring device and performing the cutting process at a cutting position other than the measured longitudinal end, the end of the work in the longitudinal direction Cutting is performed under the cutting conditions consisting of the saw blade feed and the saw blade speed in the cutting condition file filed with the saw blade feed and the saw blade speed at the time of cutting .
[0010]
Thus, the life of the cutting tool can be extended compared to the conventional case where the end portion and the portion other than the end portion are cut under the same cutting conditions.
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
[0012]
FIG. 2 shows an entire horizontal band saw machine 1 as an example of a cutting machine. The horizontal band saw 1 includes a cutting unit 3 for cutting the workpiece W, a support unit 5 for mounting and supporting the workpiece W, and feeding the workpiece W by a predetermined length along with the support unit 5. For feeding and fixing the workpiece W fed at the time of cutting.
[0013]
The cutting unit 3 includes a band saw blade BS as an example of a cutting tool, and a saw blade housing 11 that supports the band saw blade BS so as to run freely. In the saw blade housing 11, a pair of drive and driven wheels 13 and 15 for suspending the band saw blade BS so as to be rotationally driven are incorporated, and the saw blade cutting as an example of the cutting tool feed control module shown in FIG. The control unit 17 is configured to rotate in the vertical direction with a known lifting device. The band saw blade BS is configured such that the speed of the band saw blade BS is controlled by a saw blade speed control unit 19 as a cutting tool speed control module shown in FIG.
[0014]
The support part 5 has a feeding table 23 provided with a plurality of support rollers 21 provided in the horizontal direction to place and support the material movably. In this material feeding table 23, a reference roller 25 (see FIG. 3) for feeding the workpiece W to a predetermined position is provided with its rotation axis in the vertical direction.
[0015]
In the feeding unit 7, a guide rail 27 for workpiece W feeding is provided along the feeding table 23 in the feeding direction (X-axis direction in FIG. 2), and the workpiece W is placed on the guide rail 27. A length measuring wheel 29 as an example of a length measuring device for measuring the length of the feeding material is movably provided. The measuring wheel 29 is provided with a support member 31, and a contactor 33 is provided at the tip of the support member 31 as shown in FIGS. 3 and 4.
[0016]
The vise mechanism section 9 includes a main body vise mechanism 35 for fixing the workpiece W at a position before the band saw blade BS at the time of cutting (upper left side in FIG. 2) and a front position of the band saw blade BS (lower right side in FIG. 2). It comprises a front vice mechanism 37 for fixing the workpiece W to be cut and carrying out the cut workpiece W. A control device 39 is provided in the vicinity of the horizontal band saw 1 main body.
[0017]
The main body vise mechanism 35 includes a main body fixed vise jaw 41 (see FIG. 4) as a reference vise jaw and a main body movable vise jaw 43 that can move toward and away from the main body fixed vise jaw 41.
[0018]
The front vice mechanism 37 has a front fixed vise jaw 45 and a front movable vise jaw 47 that can be moved toward and away from the front fixed vise jaw 45 and feeds the workpiece W to carry out the cut workpiece W. It is free to reciprocate in the direction. In order to cut the workpiece W at an angle, the cutting part 3 and the vice mechanism part 9 can be turned together.
[0019]
Since it is configured as described above, the contact 33 of the measuring wheel 29 pushes the last end surface of the work W placed on the support roller 21 and in contact with the reference roller 25, so that the material is fed. The workpiece W is fed to the band saw blade BS position while measuring the length of the workpiece W. Then, the workpiece W is fixed by the front vice mechanism 37 approaching the main body vise mechanism 35 and the band saw blade BS, and the workpiece W is cut by the traveling band saw blade BS. The cut workpiece W is moved in the material feeding direction while being sandwiched by the front vice mechanism 37 and is carried out.
[0020]
Next, FIG. 4 shows details of the contact 33 provided in the measuring wheel 29 and a state in which the contact 33 pushes the rear end surface of the workpiece W.
[0021]
That is, the contact 33 is provided with an arm 51 that protrudes to the left in FIG. 4 from a rectangular pressing portion 49 for pressing the last end surface of the workpiece W. Further, a groove 53 is formed in a direction corresponding to the position of the arm 51 in the main body fixing vise jaw 41 on the reference side in the material feeding direction (a direction perpendicular to the paper surface in FIG. 4) in order to prevent interference with the arm 51. Yes.
[0022]
Since it is configured as described above, when the contactor 33 presses the H-shaped steel having the thin flange WF, the rear end of the workpiece W abuts on the reference roller 25 as shown in FIG. It will be pushed in the state.
[0023]
Further, since the groove 53 is formed in the main body fixing vise jaw 41 at a position corresponding to the arm 51 of the contact 33, the arm 51 of the contact 33 is fixed to the main body even when the measuring wheel 33 approaches the cutting position. There is no collision with the vice jaw 41.
[0024]
Therefore, according to the length measuring device 29 in the horizontal band saw 1, the length can be accurately measured even for a thin steel plate, and it can be cut to a desired length.
[0025]
The control device 39 includes a CPU 55, to which an input means 57 such as a keyboard for inputting various data and a display means 59 such as a CRT for displaying various data are connected. . The CPU 55 is connected to the measuring wheel 29, the saw blade feed controller 17, and the saw blade speed controller 19.
[0026]
The CPU 55 is connected to an end length / memory 61 in which a length α of, for example, 3 to 20 mm from the front end surface and the rear end surface to the end of the work W is previously input from the input means 57 and stored.
[0027]
Further, the CPU 55 measures and loads the workpiece length L actually measured by the measuring wheel 29, L, α and L, and (L ₀ -α) (where L _{0 is the} workpiece length). ) Is connected to a workpiece length comparison / determination means 63. Further, the CPU 55 is connected with a cutting condition / file 65 which is filed by setting an optimum saw blade feed F and a saw blade speed V when cutting a portion other than the end portion, and a work W A processing unit 67 is connected to calculate the cutting conditions for cutting the end of the blade based on the cutting conditions and the saw blade feed F and the saw blade speed V of the cutting conditions filed in the file 65. Yes.
[0028]
With the above configuration, when cutting the workpiece W having the workpiece length L ₀ , the length L from the end surface of the workpiece W is measured by the measuring wheel 29 provided in the horizontal band saw 1 and controlled. It is taken into the workpiece length comparison / determination means 63 of the apparatus 39. Since the workpiece length comparison / determination means 63 incorporates the end length / end length α stored in the memory 61, the workpiece length comparison / determination means 63 uses the actually measured length L and the end length α. The part length α is compared, and when L = α, the first cutting of the end part is performed.
[0029]
At this time, the cutting saw blade feed F and the saw blade speed V as cutting conditions other than the end portion filed in the cutting condition / file 65 are taken into the arithmetic processing means 67, and the saw blade feed is used as the end cutting condition. After F · A and the saw blade speed V · B are processed, the saw blade feed controller 17 and the saw blade speed controller 19 are controlled to cut the end portion α. However, the parameters A and B are pre-defined ratios. Moreover, the parameters A and B may be defined uniformly regardless of the material, the cross-sectional shape, and the cross-sectional size, or may be defined for each material, cross-sectional shape, and cross-sectional size. Normally, the saw blade feed and the saw blade speed under the cutting conditions at the end portion are made slower than the saw blade feed and the saw blade speed under the cutting conditions other than the end portion, and the conditions are close to optimum.
[0030]
After cutting of the first to the end of the workpiece W, and Okuzai the workpiece W to the horizontal band saw 1, and measuring a predetermined dimension L ₁ from the end portion α in measuring wheel 29, this signal is disconnected condition After the saw blade feed F and the saw blade speed V are specified as cutting conditions for the portions other than the end portions taken in the file 65, the saw blade feed control unit 17 and the saw blade speed control unit 19 are controlled to control the end. A second cutting process is performed on the portion other than the portion.
[0031]
Further, after the cutting of a predetermined size L ₁ with respect to the length L ₀ of the workpiece W is performed a plurality of times, the actual feed is taken a length L of the work W, the work length comparative determination unit 63 When it is compared with the length L ₀ of the workpiece W and L = (L ₀ −α), the last cutting process similar to that at the front end α described above is performed.
[0032]
In this way, by changing the cutting condition (saw blade feed, saw blade speed) of the end portion α of the workpiece W and the portion other than the end portion, the end portion that has been hardened due to thermal influences or the like is more nearly optimal. Since the cutting process is performed, it is possible to extend the life of the band saw blade BS as an example of a cutting tool.
[0033]
FIG. 5 shows another embodiment in place of FIG. In FIG. 5, the same parts as those in FIG. 5, a rear vice mechanism 73 including a rear fixed vise jaw 69 and a rear moving vise jaw 71 is provided on the rear side (left side in FIG. 5) of the main body vise mechanism 35 so as to be movable in the front-rear direction. The rear vice mechanism 73 is provided with a work detection sensor 75. That is, a projector 75A is provided on the rear fixed vise jaw 69 side, and a light receiver 75B is provided on the rear moving vise jaw 71.
[0034]
With the above configuration, when the workpiece W moves forward and passes the rear vice mechanism 73 in the state of FIG. 5, the light from the projector 75A of the workpiece detection sensor 75 is blocked by the workpiece W and does not reach the light receiver 75B. Will be detected.
[0035]
The tip detection operation of the workpiece W using the band saw shown in FIG. 5 will be described with reference to the flowchart shown in FIG. 6. A zero (zero) clamp process is performed by the main body vice mechanism 35 in steps S1 to S3. That is, the main body moving vise jaw 43 is moved and abutted against the main body fixing vise jaw 41. In addition, the rear vice mechanism 73 is made to stand by at the rear end, and the rear moving vise jaw 71 of the rear vice mechanism 73 is opened wide.
[0036]
In step S4, the support roller 21 that supports the work W is rotated to advance the work W at a high speed. In step S5, it is determined whether or not the workpiece W is detected by the workpiece detection sensor 75 of the rear vice mechanism 73. When the workpiece W is detected by the workpiece detection sensor 75, the rotation of the support roller 21 becomes slow in step S6. Work W is advanced at a low speed. In step S7, the work W is advanced by the timer time so that the end face of the work W comes to the band saw blade BS side by the end length of the band saw blade BS side of the rear vice mechanism 73. In step S8, the support roller 21 is stopped.
[0037]
In step S9, the rear vice mechanism 73 is operated to clamp the workpiece W. In step S10, the rear vice mechanism 73 is moved forward at a low speed . In step S10, it is determined whether or not the X-axis encoder pulse of the rear vice mechanism 73 has been stopped for a specified time (parameter). If stopped, the tip of the workpiece W is determined in step S12 (tip = butting position (parameter)). In step S14, when the main body vice mechanism 35 performs the operation in the width direction, the workpiece W and the main body vise mechanism 35 are prevented from rubbing in order to prevent the workpiece W and the main body vice mechanism 35 from rubbing. In step S15, the width positioning process of the main body vice mechanism 35 is performed to position the tip of the workpiece W. In this state, the normal material feeding positioning process is performed thereafter, and the workpiece W is cut.
[0038]
Next, the detection of the tail end of the workpiece W will be described based on the flowchart shown in FIG. 7. First, in step S21, the rear vice mechanism 73 is retracted in the unclamped state, and the workpiece detection sensor 75 is detecting the workpiece W. performs determination of whether there is, the Ru Oh in the detection of the workpiece W, after clamping the workpiece is stopped at the rear end of Riyabaisu mechanism 73 and allowed medium-speed advancing Riyabaisu mechanism 73 in step S22. Then advancing Riyabaisu mechanism 73, when retraction of the workpiece W unclamped to, the work detection sensor 75 when Ru Ah in detecting the workpiece W in step S23, caused to slow retraction of Riyabaisu mechanism 73 in the step S24, and When the rear end of the workpiece W is detected by the workpiece detection sensor 75 in step S25, the tail end of the workpiece W is determined in step S26 as shown in FIG. That is, the tail end = the X coordinate of the rear vice mechanism 73 + the rear vise work detection offset (parameter).
[0039]
In the band saw as described above, the cutting method as described with reference to FIGS. 1 to 4 can be performed.
[0040]
In addition, this invention is not limited to embodiment of invention mentioned above, It can implement in another aspect by making an appropriate change. In the present embodiment, a horizontal band saw is described as an example of the cutting machine, but a vertical band saw and other cutting machines may be used.
[0041]
【The invention's effect】
As can be understood from the embodiments of the invention as described above, according to the invention of claim 1, a band saw is provided with a band saw blade for cutting a workpiece, and the band saw is attached to a workpiece having a predetermined length. When cutting with a blade, it is determined whether or not the cutting position of the workpiece is an end portion in the longitudinal direction of the workpiece by the set determination condition, and when performing cutting processing on the end portion, the longitudinal direction The cutting process is performed by changing to a cutting condition consisting of a saw blade speed and a saw blade feed slower than a saw blade speed and a saw blade feed, which are cutting conditions when cutting a portion other than the end of the blade. are those, it is possible to achieve an end portion as conventionally Thus, the life of the saw blade is cutting tool than when the portion other than its end was cut in the same cutting conditions.
[0042]
According to the second aspect of the present invention, when cutting an end portion of a workpiece having a predetermined length, the workpiece feeding length (L) is measured by the length measuring device provided in the band saw machine as a cutting machine. ), And whether or not this measured value is the longitudinal end portion of the workpiece is determined by determining the end cutting positions of the front end portion and the rear end portion of the workpiece having the workpiece length (L ₀ ) at both end portions. An end length memory which is preset and stored in the length (α) from the end face, the actual feed length (L) of the work measured by the length measuring device, and the length from the front end face of the work and whether the end cutting position of the front end matches located (alpha), cut size relative to the workpiece after the front end has been cut is performed a plurality of times of cutting the L ₁ after either the front end face of the end of the cutting position the cutting size is performed at the position of L ₁ from the cutting positions of the plurality th The front end of whether actual or feed length (L) coincides with the L _0-.alpha. work, determined by the workpiece length comparative determination unit, the actual feed length of the workpiece (L) and said workpiece When the length (α) from the surface matches, and when the actual feed length (L) of the workpiece to the last cutting position matches L ₀ -α, the end of the front end portion and the rear end portion When performing cutting at the part cutting position, the cutting blade speed and saw blade feed are slower than the saw blade speed and saw blade feed, which are the cutting conditions for cutting the portion other than the end portion in the longitudinal direction. Cutting is performed by changing to the cutting conditions.
[0043]
When measuring the cutting position of the part other than the longitudinal end of the work with the length measuring device and performing the cutting process at a cutting position other than the measured longitudinal end, the end of the work in the longitudinal direction Cutting is performed under the cutting conditions consisting of the saw blade feed and the saw blade speed in the cutting condition file filed with the saw blade feed and the saw blade speed at the time of cutting .
[0044]
And Thus, the longitudinal end portion of the conventional as work, can prolong the life of the saw blade is cutting tool than when performing cut and portions other than the end portion in the same cutting conditions it can.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a structural block diagram showing a main part of the present invention and in a cutting machine.
FIG. 2 is a perspective view of a cutting device provided with a length measuring device in the cutting machine of the present invention.
FIG. 3 is a plan view of a feeding table portion in the cutting device.
FIG. 4 is an explanatory view showing an example of a contact which is a part of a length measuring device in a cutting device.
FIG. 5 is a plan view showing another embodiment of the cutting machine.
6 is a flowchart of an operation for detecting the tip of the workpiece in FIG. 5;
FIG. 7 is a flowchart of an operation for detecting the tail end of the work in FIG. 5;
FIG. 8 is an explanatory diagram for detecting the position of the tail end of the workpiece.
[Explanation of symbols]
1 Horizontal band saw machine (cutting machine)
17 Saw blade feed controller (cutting tool feed control module)
19 Saw blade speed controller (cutting tool speed control module)
29 Length measuring car (length measuring device)
39 Control Device 61 End Length / Memory 63 Work Length Comparison Judging Unit 65 Cutting Condition / File 67 Arithmetic Processing Unit BS Band Saw Blade (Cutting Tool)

Claims

ワークを切断するための帯鋸刃を備えた帯鋸盤にして、所定の長さを有したワークに前記帯鋸刃により切断加工を行う際、前記ワークの切断位置が該ワークの長手方向の端部であるか否かを設定された判断条件により判断し、該端部に切断加工を行う際には前記長手方向の端部以外の部分を切断加工する際の切断条件である鋸刃速度および鋸刃送りよりも遅い鋸刃速度および鋸刃送りからなる切断条件に変更して切断加工を行うことを特徴とする帯鋸盤による端部切断方法。 When a band saw machine having a band saw blade for cutting a workpiece is cut into the workpiece having a predetermined length by the band saw blade, the cutting position of the workpiece is at the longitudinal end of the workpiece. Saw blade speed and saw blade which are cutting conditions when cutting a portion other than the end portion in the longitudinal direction when the end portion is cut according to the set judgment condition An end cutting method using a band saw machine, wherein cutting is performed by changing to a cutting condition consisting of a saw blade speed slower than feed and a saw blade feed.

ワークの実際の送り長さ（Ｌ）を測長する測長装置を備えた帯鋸盤にして、該帯鋸盤を制御する制御装置に前記帯鋸刃の鋸刃送りを制御する鋸刃送り制御部と、前記帯鋸刃の鋸速を制御する鋸刃速度制御部と、前記ワークの長手方向の端部以外を切断する際の鋸刃送りおよび鋸刃速度をファイルした切断条件ファイルと、該切断条件ファイルにファイルされた切断条件ファイルを基にして前記ワークの長手方向の前端部と後端部を切断する際の鋸刃送りおよび鋸刃速度を演算して求める演算処理手段と、ワークの長さ（Ｌ _０）であるワークにおいて前端部と後端部の端部切断位置を両端部の端面から長さ（α）に予め設定して記憶させた端部長さメモリと、前記測長装置により実測された前記ワークの実際の送り長さ（Ｌ）と前記ワークの前端面から長さ（α）に位置する前記前端部の端部切断位置とが一致したか否かと、該前端部が切断された後のワークに対して切断寸法がＬ _１の複数回の切断加工が行われた後、前記複数回目の切断位置から切断寸法がＬ _１の位置に行われる最後の切断位置までの前記前端面からのワークの実際の送り長さ（Ｌ）がＬ _０ −αに一致したか否かを判断するワーク長さ比較判断手段を備えてなり、前記ワークの実際の送り長さ（Ｌ）と前記ワークの前端面から長さ（α）とが一致した場合、および前記最後の切断位置までのワークの実際の送り長さ（Ｌ）がＬ _０ −αに一致した場合、前記前端部と後端部の端部切断位置において切断加工を行う際には、前記長手方向の端部以外の部分を切断加工する際の切断条件である鋸刃速度および鋸刃送りよりも遅い鋸刃速度および鋸刃送りからなる切断条件に変更して切断加工を行うことを特徴とする帯鋸盤による端部切断装置。A band saw machine having a length measuring device for measuring the actual feed length (L) of the workpiece, and a saw blade feed control unit for controlling the saw blade feed of the band saw blade to a control device for controlling the band saw machine; A saw blade speed control unit for controlling the saw speed of the band saw blade, a cutting condition file filed with a saw blade feed and a saw blade speed when cutting other than the longitudinal end of the workpiece, and the cutting condition file A processing unit for calculating and obtaining a saw blade feed and a saw blade speed when cutting the front end portion and the rear end portion in the longitudinal direction of the workpiece based on the cutting condition file filed in L ₀ ), the end length memory in which the end cutting positions of the front end portion and the rear end portion are preset and stored in the length (α) from the end faces of both ends, and the length measuring device is actually measured. The actual feed length (L) of the workpiece and the front of the workpiece Whether or not the end cutting position of the front end portion located at the length (α) from the end face coincides with the workpiece after the front end portion has been cut, and a plurality of cutting operations with a cutting dimension of L ₁ after has been performed, the actual feed length (L) is L _0-.alpha. work from the front end surface of the end of the cutting position the cutting size is performed at the position of L ₁ from the cutting positions of the plurality th A workpiece length comparison / determination means for determining whether or not the workpieces match, and when the actual feed length (L) of the workpiece matches the length (α) from the front end surface of the workpiece; and When the actual feed length (L) of the workpiece up to the last cutting position coincides with L ₀ -α, when performing cutting at the end cutting positions of the front end portion and the rear end portion, the longitudinal direction Saw blade speed and saw blade feed, which are cutting conditions when cutting parts other than the end of Edge cutting device according to band saw machine which is characterized in that the cutting by changing the cutting conditions also consist slow the saw blade speed and the saw blade feed.