JP4229910B2

JP4229910B2 - シェービング補助部を備えた剃刀カートリッジと剃刀カートリッジ製造方法

Info

Publication number: JP4229910B2
Application number: JP2004521909A
Authority: JP
Inventors: バロン、クリス、エー; ファロ、トーマス、エー; ペネラ、アンドリュー、ジェイ; クインティリアニ、ロバート、アール
Original assignee: エヴァレディバッテリーカンパニーインク
Priority date: 2002-07-17
Filing date: 2003-07-16
Publication date: 2009-02-25
Anticipated expiration: 2023-07-16
Also published as: US6948249B2; EP1558429B1; EP1558429A2; AU2003256570B2; AU2003256570A1; JP2005532879A; WO2004007155A2; US20040055157A1; DE60335819D1; EP1558429A4; WO2004007155A3; ATE495863T1

Description

本願は、２００２年７月１７日に出願された米国仮特許出願第６０／３９６，６７２号に基づく優先権を主張し、その米国仮特許出願に開示された本質的な内容は参照によって本明細書に組み込まれる。

１．発明の分野
本発明は、安全剃刀を製造する方法に係わり、特に、シェービング補助部を備えた安全剃刀用剃刀カートリッジを製造する方法に関する。

２．背景情報
「安全剃刀」と称されることもある現在の剃刀組立体は、しばしば、ハンドルに回動式又は固定式に取り付けられたカートリッジ内に配置された複数の剃刀刃を含む。剃刀カートリッジは、一般に、刃の前方に配置されたガードと刃の後方に配置されたキャップ部とを含む。ガード及びキャップは、刃のシェービング動作を最適化するため、刃に対して人の皮膚の位置を正しく合わせる。ここで使用される用語「前方」及び「後方」は、二つ以上の物の間の相対的な位置を規定する。剃刀刃の「前方」の形体は、例えば、剃刀組立体がその予定されたカッティング方向へ滑らされる場合に、剃られる表面が剃刀刃と衝突する前にその形体と衝突するように位置決めされる（例えば、ガードは剃刀刃の前方にある。）。剃刀の「後方」の形体は、剃刀組立体がその意図されたカッティング方向へ滑らされる場合に、剃られる表面が剃刀刃と衝突した後にその形体と衝突するように位置決めされる（例えば、キャップは剃刀刃の後方に配置される。）。

多数の剃刀刃は、典型的に、剃刀カートリッジによって生じる剃りの深さ及び剃り味を高めるため剃刀カートリッジ内で利用される。しかし、多数の剃刀刃は、皮膚に接した剃刀カートリッジの抗力を増加させる傾向がある。典型的に抗力に伴う刺激を最小限に抑え、又は、防止するため、帯状のシェービング補助部材料を剃刀カートリッジに取り付けることが知られている。シェービング補助部材料は、典型的に水溶性材料であり、シェービング中及びシェービング後に皮膚を滑らかにし、又は、そでなくても皮膚を保護し、望ましくない刺激を最小限に抑えるか、又は、防止する。

現在利用可能な多数の剃刀カートリッジの欠点は、帯状のシェービング補助部がすぐに消えることである。帯状のシェービング補助部が使い尽くされると、それによりもたらされる利点（たとえば、潤滑など）もまた失われ、望ましくない刺激が増大する可能性がある。現在利用可能な多数の剃刀カートリッジの別の欠点は、帯状のシェービング補助部が望ましい度合いよりも低い度合いで施与されることである。

シェービング補助部の有効性を最適化するため、帯状のシェービング補助部をガードと１枚以上の剃刀刃との間に配置することが有利である。ガードと１枚以上の剃刀刃との間の制限された空間は、しかし、幅の狭い帯状のシェービング補助部だけを可能にする。幅の狭い帯は、現在利用可能な技術を使用して製造することが困難である。

したがって、現在利用可能なシェービング補助部よりも長持ちする可能性があり、幅の狭いシェービング補助部の通路を必要な場所に作ることが可能であるシェービング補助部を提供する、剃刀組立体用の剃刀カートリッジを製造する方法が必要である。

本発明によれば、剃刀カートリッジを製造する方法が提供され、この方法は、
それぞれがある長さを有する１枚以上の剃刀刃を準備するステップと、
１枚以上の剃刀刃に取り付けられた本体であって、本体の接触面の方へ通じる１枚以上の剃刀刃の第１の溝部後方、接触面の方へ通じる１枚以上の剃刀刃の第２の溝部前方、及び、第１の溝部と第２の溝部との間に延在する一つ以上の通路を含む本体を形成するステップと、
一つ以上のポートを介して第１の溝部、第２の溝部、又は一つ以上の通路のうちの一つにシェービング補助部材料を注入するステップと、
を含み、
第１の溝部と第２の溝部との間に延在する一つ以上の通路は、第１の溝部、第２の溝部、又は一つ以上の通路のうちの一つから第１の溝部、第２の溝部又は一つ以上の通路のうちの別の一つへシェービング補助部材料を移動させることができる。

本発明の一形態によれば、剃刀カートリッジ及び剃刀組立体が準備され、それぞれは１枚以上の剃刀刃に取り付けられた本体を含む。本体は、接触面、第１の溝部、第２の溝部、及び、第１の溝部と第２の溝部との間に延在する一つ以上の通路と、を含む。第１の溝部は、１枚以上の剃刀刃の後方に位置し、接触面の方へ通じる。第２の溝部は、１枚以上の剃刀刃の前方にあり、接触面の方へ通じる。

本発明の方法及び装置の効果は、シェービング補助部材料が一つの溝部又は通路に位置する一つ以上のポートからすべての溝部と一つの通路へ挿入され得ることである。その結果として、ポートの数を最小限に抑えることが可能である。これは、一つ以上の溝部又はポートが非常に小さいため望ましいサイズのポートを収容することができないアプリケーションにおいて特に効果を奏する。

本発明の方法及び装置のもう一つの効果は、溝部に配置されたシェービング補助部材料と、１枚以上の剃刀刃の周りに配置された一つ以上の通路が、接触面と隣接する付加的なシェービング補助部材料表面領域を与えることである。その結果として、多数の現在利用可能である剃刀カートリッジを用いて実行されるよりも多くのシェービング補助部材料が１回のストローク毎に施与され得る。その上、付加的なシェービング補助部材料表面領域は、より長持ちするシェービング補助部材料の供給を促進する。

本発明の上記及びその他の目的、特徴及び効果は本発明の詳細な説明を考慮して明らかになるであろう。

図１乃至４を参照すると、剃刀カートリッジ１０と、剃刀カートリッジ１０を製造する方法が図に記載されている。剃刀カートリッジ１０は、ハンドル１２に回動式又は固定式に取り付けられる（図１に破線で表される）。一部のアプリケーションにおいて、剃刀カートリッジ１０は、剃刀組立体１１の使い捨て部分であり、再利用可能なハンドル１２から取り外せることが意図される。他のアプリケーションでは、剃刀カートリッジ１０及びハンドル１２は、単一の使い捨て可能型剃刀組立体１１に組み合わされる。後者の形では、ハンドル１２及びカートリッジ１０は、通常の使用中に互いに取り外せることは意図されていない。

剃刀カートリッジ１０は、本体１４と１枚以上の剃刀刃１６と全長１８と全幅２０とを有する。１枚以上の剃刀刃１６のそれぞれは、縦方向に延びる刃先２２を有する。剃刀カートリッジ１０は、好ましくは、ガード２４も含む。多種多様のガードが知られており、本発明の剃刀カートリッジ１０と共に使用可能である。したがって、この剃刀カートリッジ１０は特定のガードに限定されない。

本体１４は、前方部２６、後方部２８、第１の側方部３０及び第２の側方部３２を含む。前方部２６は、ガード２５と１枚以上の剃刀刃２２との間に配置される。後方部２８（「キャップ」とも称される）は、１枚以上の剃刀刃２２の後方に配置される。第１の側方部３０及び第２の側方部３２は、１枚以上の剃刀刃２２の対向する側方に配置され、両方ともに前方部２６と後方部２８との間に延在する。前方部２６、後方部２８、及び、側方部３０、３２は、それぞれ、接触面３４を有する。各部２６、２８、３０、３２の接触面３４は、併せて本体１４の接触面３４とも称される。本体１４の接触面３４は、剃刀組立体１１の正常なストローク中に剃られる表面と実質的に接触するように位置決めされる。

第１の溝部３６は、本体１４の後方部２８に配置され、接触面３４の方へ通じる。第２の溝部３８は本体１４の前方部２６に位置する。一部の実施例において、第２の溝部３８は前方部２６に配置され、第１の溝部３６と同じように接触面３４の方へ通じる。他の実施例では、第２の溝部３８は、一つ以上の壁が欠けている「開放」溝部である。これらの実施例において、第２の溝部３８は、本体１４の接触面３４の下に位置決めされた前方部２６の表面に配置される。第１の溝部３６と第２の溝部３８は両方とも、１枚以上の剃刀刃１６の実質的に全長に亘って本体１４の縦方向に延在する。

一つ以上の通路４０は第１の溝部３６と第２の溝部３８との間に延在する。一つ以上の通路４０は第１の溝部３６と第２の溝部３８との間に流体連通を確立する。好ましくは、一つ以上の通路４０は、側方部に配置され、接触面３４の方へ通じる溝部４２、４４として形成され、第１の溝部３６、第２の溝部３８、及び、側方溝部４２、４４は、１枚以上の剃刀刃１６を取り囲む連続的な溝部を形成する。

一つ以上のポート４６は、第１の溝部３６、第２の溝部３８、又は一つ以上の通路４０のうちの一つ以上に設けられる。一つ以上のポート４６のサイズは、シェービング補助部材料がその中を流れることができるような大きさにされる。一部のアプリケーションでは、第１の溝部３６、第２の溝部３８、又は一つ以上の通路４０のうちの一つ以上は、望ましいサイズのポート４６を収容するために十分な幅を有する。他の例では、第１の溝部３６、第２の溝部３８、又は一つ以上の通路４０のうちの一つ以上は、望ましいサイズよりも小さいポート４６だけを収容する。それらの例では、一つ以上のポート４６は、以下で詳述されるように、望ましいサイズのポート４６を収容するために十分な幅をもつ溝部（複数の溝部）に位置決め可能である。

シェービング補助部材料４８は、第１の溝部３６、第２の溝部３８、及び、一つ以上の通路４０に配置される。シェービング補助部材料４８は、潤滑剤、抗力低減剤、脱毛剤、洗浄剤、薬剤などのような種々の構成材料のうちの一つ以上を含有可能であり、いずれかの単一材料又は材料の組み合わせに限定されない。好ましい実施例では、シェービング補助部材料４８は、１枚以上の剃刀刃１６を取り囲む連続的な輪の形に作られる。

上記の剃刀カートリッジ１０を製造する方法は、１枚以上の剃刀刃１６を所定の姿勢で鋳型に位置決めするステップを含む。鋳型は、典型的に、プラスチック又はその他の鋳造可能な材料が射出又はその他のプロセスによって挿入される空洞を作るため一つになる第１の型及び第２の型を含む。鋳型は、上記の本体１４、すなわち、上記の前方部２６、後方部２８、側方部３０及び３２を含む本体を作るように成形される。本体材料が十分に固められると、第２の型が第１の型から離され、第３の型が第１の型に対して位置決めされる。第３の型が位置決めされるとき、空洞が本体と第３の型との間に作られ、そこに第１の溝部３６、第２の溝部３８、及び、一つ以上の通路４０が位置する。上述のように、一部の実施例では、第２の溝部３８は一つ以上の壁が欠けている「開放」溝部でもよい。これらの実施例では、第３の型は注入されたシェービング補助部材料４８を希望の形に形成するために必要な構造を与える。

シェービング補助部材料４８は、一つ以上のポート４６の中を通って、本体と第３の型との間に作られ、第１の溝部３６、第２の溝部３８、及び、一つ以上の通路が位置する空洞へ注入される。上述のように、一部の実施例では、一つ以上のポート４６は本体１４内に配置される。或いは、シェービング補助部材料４８は、第３の型に配置された一つ以上のポート４６を介して空洞へ注入してもよい。一つ以上のポート４６は、好ましくは、望ましいポートのサイズを収容する幅を有する溝部３６、３８、４０と並べられる。たとえば、第２の溝部３８を第１の溝部３６よりも実質的に狭くすることが望ましいならば、一つ以上のポート４６は第１の溝部３６に配置可能である。第１の溝部３６内に実現可能である大きい方のポート（複数のポート）４６は、シェービング補助部材料４８を容易に注入できるようにする。シェービング補助部材料４８が第１の溝部３６及び／又は一つ以上の通路４０に注入された後、シェービング補助部材料４８は、次に、より小さい第２の溝部３８の中に移動する。特に、第１の溝部３６と第２の溝部３８との間に延在する一つ以上の通路４０は、シェービング補助部材料４８が射出プロセス中に第１の溝部３６及び／又は一つ以上の通路４０からより小さい第２の溝部３８へ流れることを可能にさせる。その結果として、シェービング補助部材料４８は、小さいポート４６を介する注入に伴う望ましくない特性を生じることなく、かなり小さい溝部内に設けることが可能である。

本発明は、その詳細な実施例に関して明らかにされ説明されているが、当業者によって理解されるように、本発明の形式及び細部の様々な変更は本発明の精神及び範囲を逸脱することなくなされる。たとえば、複数の溝部は、それぞれが一つ以上の壁を欠如している「開放」溝部として成形可能である。別の例では、溝部３６、３８と一つ以上の通路４０は、上述のように、剃刀カートリッジ１０の本体１４内に配置してもよい。代替的な方法において、溝部３６、３８及び一つ以上の通路４０は、シェービング補助部材料を型で作るため使用される型に配置可能である。

剃刀カートリッジ及びハンドルを含む剃刀組立体の正面図である。図１に表された剃刀カートリッジの平面図である。ポートのペアを見せるため部分的に切り取られたカートリッジの前方部にシェービング補助部材料が配置された剃刀カートリッジの斜視図である。シェービング補助部材料が溝部及び通路に配置されていない剃刀カートリッジ本体の斜視図である。

Claims

それぞれがある長さを有する１枚以上の剃刀刃を準備するステップと、
１枚以上の剃刀刃に取り付けられた本体であって、１枚以上の剃刀刃後方の第１の溝部、１枚以上の剃刀刃前方の第２の溝部、及び、第１の溝部と第２の溝部との間に延在する一つ以上の通路を含み、前記第１の溝部、第２の溝部、又は一つ以上の通路のうちのいずれかに配置された一つ以上のポートを有する本体を形成するステップと、
前記一つ以上のポートを介して、第１の溝部、第２の溝部、又は一つ以上の通路のうちのいずれかから一つにシェービング補助部材料を注入するステップと、
を含み、
第１の溝部と第２の溝部との間に延在する一つ以上の通路が、第１の溝部、第２の溝部、又は一つ以上の通路のうちの一つから第１の溝部、第２の溝部、又は一つ以上の通路のうちのそれ以外のものへシェービング補助部材料を移動させることができる、
剃刀カートリッジを製造する方法。
一つ以上のポートが第１の溝部に配置される、請求項１記載の方法。
一つ以上のポートが一つ以上の通路に配置される、請求項１記載の方法。
一つ以上のポートのそれぞれが１枚以上の剃刀刃の側方に配置される、請求項１記載の方法。
一つ以上の通路が第１の溝部及び第２の溝部と流体的に連通する、請求項１記載の方法。
一つ以上の通路が第１の側方溝部及び第２の側方溝部を含み、
第１の側方溝部及び第２の側方溝部が１枚以上の剃刀刃の対向する側方に配置される、
請求項５記載の方法。
第１の溝部及び第２の溝部は両方とも１枚以上の剃刀刃の実質的に全長に亘って延在する、請求項６記載の方法。
第１の溝部、第２の溝部、又は一つ以上の通路のうちの一つにシェービング補助部材料を注入するステップにおいて、第１の溝部、第２の溝部、及び一つ以上の通路を実質的に満たすために十分なシェービング補助部材料が注入される、請求項１記載の方法。
本体を形成するステップが第１の型及び第２の型を利用し、
本体を形成する材料が第１の型と第２の型との間の空洞に注入される、
請求項８記載の方法。
第１の型と結合される第３の型を準備し、シェービング補助部材料を形成するステップをさらに含む、請求項９記載の方法。
シェービング補助部材料が第１の溝部、第２の溝部、又は一つ以上の通路のうちの少なくとも一つに注入されるとき、本体が第１の型と第３の型との間に配置される、請求項１０記載の方法。
第３の型が第１の溝部、第２の溝部、及び一つ以上の通路のうちの一つ以上に設けられる一つ以上のポートを含み、
シェービング補助部材料が一つ以上のポートを介して注入される、
請求項１１記載の方法。
それぞれがある長さを有する１枚以上の剃刀刃を準備するステップと、
１枚以上の剃刀刃に取り付けられた本体であって、一つ以上の溝部が１枚以上の剃刀刃の一方又は両方の側方に配置され、１枚以上の剃刀刃後方の第１の溝部、１枚以上の剃刀刃前方の第２の溝部、及び、第１の溝部と第２の溝部との間に延在する一つ以上の側方溝部を含み、前記第１の溝部、第２の溝部、又は一つ以上の側方溝部のうちのいずれかに配置された一つ以上のポートを有する本体を形成するステップと、
前記一つ以上のポートを介して、第１の溝部、第２の溝部、又は一つ以上の側方溝部のうちの少なくとも一つにシェービング補助部材料を注入するステップと、
を含み、
第１の溝部と第２の溝部との間に延在する一つ以上の側方溝部が、第１の溝部、第２の溝部、又は一つ以上の側方溝部のうちの一つから第１の溝部、第２の溝部、又は一つ以上の通路のうちのそれ以外のものへシェービング補助部材料を移動させることができる、
剃刀カートリッジを製造する方法。
それぞれがある長さを有する１枚以上の剃刀刃を準備するステップと、
１枚以上の剃刀刃後方の第１の溝部、１枚以上の剃刀刃前方の第２の溝部、及び、第１の溝部と第２の溝部との間に延在する一つ以上の通路を含み、前記第１の溝部、第２の溝部、又は一つ以上の通路のうちのいずれかに配置された一つ以上のポートを有する本体を形成するステップと、
前記一つ以上のポートを介して、第１の溝部、第２の溝部、又は一つ以上の通路のうちの少なくとも一つにシェービング補助部材料を注入するステップと、
を含み、
第１の溝部と第２の溝部との間に延在する一つ以上の通路が、第１の溝部、第２の溝部、又は一つ以上の通路のうちの一つから第１の溝部、第２の溝部、又は一つ以上の通路のうちのそれ以外のものへシェービング補助部材料を移動させることができ、
ハンドルを本体に取り付けるステップをさらに含む、
剃刀組立体を製造する方法。
第１の溝部、第２の溝部、又は一つ以上の通路のうちの一つにシェービング補助部材料を注入するステップにおいて、第１の溝部、第２の溝部、及び一つ以上の通路を実質的に満たすために十分なシェービング補助部材料が注入される、請求項１４記載の方法。
本体を形成するステップが第１の型及び第２の型を利用し、
本体がある材料を含み、その材料が第１の型と第２の型との間の空洞に注入される、
請求項１５記載の方法。
第１の型と結合される第３の型を準備し、シェービング補助部材料を形成するステップをさらに含む、請求項１６記載の方法。
シェービング補助部材料が第１の溝部、第２の溝部、又は一つ以上の通路のうちの少なくとも一つに注入されるとき、本体が第１の型と第３の型との間に配置される、請求項１７記載の方法。
それぞれがある長さを有する１枚以上の剃刀刃と、
１枚以上の剃刀刃に取り付けられた本体であって、１枚以上の剃刀刃後方の第１の溝部、１枚以上の剃刀刃前方の第２の溝部、及び、第１の溝部と第２の溝部との間に延在する一つ以上の通路を含み、前記第１の溝部、第２の溝部、又は一つ以上の通路のうちのいずれかに配置された一つ以上のポートを有する本体と、
前記一つ以上のポートを介して、第１の溝部、第２の溝部、及び一つ以上の側方溝部に配置されたシェービング補助部材料と、
を具備する剃刀カートリッジ。
それぞれがある長さを有する１枚以上の剃刀刃と、
１枚以上の剃刀刃に取り付けられ、１枚以上の剃刀刃後方の第１の溝部、１枚以上の剃刀刃の前方の第２の溝部、及び、第１の溝部と第２の溝部との間に延在する一つ以上の側方溝部を含み、前記第１の溝部、第２の溝部、又は一つ以上の側方溝部のうちのいずれかに配置された一つ以上のポートを有する本体を形成と、
前記一つ以上のポートを介して、第１の溝部、第２の溝部、及び一つ以上の側方溝部に配置されたシェービング補助部材料と、
本体に取り付けられたハンドルと、
を具備する剃刀組立体。