JP4229896B2 - 書き換え可能な不揮発性メモリ、電子機器、書き換え可能な不揮発性メモリの書き換え方法、及び書き換えプログラム - Google Patents

書き換え可能な不揮発性メモリ、電子機器、書き換え可能な不揮発性メモリの書き換え方法、及び書き換えプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP4229896B2
JP4229896B2 JP2004300785A JP2004300785A JP4229896B2 JP 4229896 B2 JP4229896 B2 JP 4229896B2 JP 2004300785 A JP2004300785 A JP 2004300785A JP 2004300785 A JP2004300785 A JP 2004300785A JP 4229896 B2 JP4229896 B2 JP 4229896B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
area
electronic device
stored
program
causing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004300785A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006113823A (ja
Inventor
敦 小河
修二 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2004300785A priority Critical patent/JP4229896B2/ja
Priority to US11/246,788 priority patent/US7418542B2/en
Priority to EP05022241A priority patent/EP1647885A3/en
Priority to CNB2005101137229A priority patent/CN100573714C/zh
Publication of JP2006113823A publication Critical patent/JP2006113823A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4229896B2 publication Critical patent/JP4229896B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F8/00Arrangements for software engineering
    • G06F8/60Software deployment
    • G06F8/65Updates
    • G06F8/654Updates using techniques specially adapted for alterable solid state memories, e.g. for EEPROM or flash memories

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Software Systems (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Stored Programmes (AREA)
  • Storage Device Security (AREA)
  • Read Only Memory (AREA)

Description

本発明は、電子機器が実行するための実行プログラムを記憶し、実行プログラムを書き換えるための書き換えプログラムを記憶するフラッシュメモリ等の書き換え可能な不揮発性メモリ、電子機器、書き換え可能な不揮発性メモリの書き換え方法、及び書き換えプログラムに関する。
パーソナルコンピュータ(PC)、デジタル式の画像データに基づいて画像を形成する画像形成装置、又はその他の家電等の電子機器は、プログラムを実行する演算部と、演算部が実行すべきプログラムを記憶しているROMとを備えている。電子機器が備えているROMとしては、書き換え可能な不揮発性メモリであるフラッシュメモリが広く利用されている。これらの電子機器は、フラッシュメモリに記憶されているプログラムを読み出し、演算部でプログラムを実行することで処理を行う。
ところで、フラッシュメモリを備えた電子機器は、不具合の修正、又は機能の向上等のためにフラッシュメモリの記憶内容を書き換える必要性が生じることがある。フラッシュメモリの書き換えを可能とする電子機器の構成として、フラッシュメモリ以外の部分にフラッシュメモリの記憶内容を書き換える手段を備える構成と、フラッシュメモリの書き換えプログラムをフラッシュメモリ自身が記憶している構成とがある。特許文献1には、フラッシュメモリ内の第1の領域にプログラムが記憶され、第1の領域とは別の第2の領域にフラッシュメモリが記憶するプログラムを書き換えるためのプログラムが記憶されたフラッシュメモリが開示されている。
特開平11−338690号公報
しかしながら、電子機器の構成をフラッシュメモリの記憶内容を書き換える手段をフラッシュメモリ以外の部分に備える構成とした場合は、電子機器の構成が複雑となり、コストアップの要因となるという問題がある。また電子機器の構成をフラッシュメモリの書き換えプログラムをフラッシュメモリ自身が記憶している構成とした場合は、フラッシュメモリの記憶内容を書き換えている最中に電子機器が停止する異常が発生したときに、フラッシュメモリが記憶するプログラムが不完全であることを原因として電子機器が起動しなくなる可能性がある。
特許文献1に開示されたフラッシュメモリは、第2の領域は電子機器がブート時に最初にアクセスする領域であって、第2の領域に電子機器がブートを行うためのブートプログラムを記憶しているので、常に電子機器の起動は可能となる。しかし、電子機器がブート時に最初にアクセスする部分を含む領域内に記憶されているプログラムを書き換えるフラッシュメモリでは、やはり書き換え後に電子機器が起動しなくなる可能性がある。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、電子機器がブート時に最初にアクセスする部分を含む領域内に記憶されているプログラムを書き換える構成であっても、電子機器が常に起動することが可能となる書き換え可能な不揮発性メモリ、該書き換え可能な不揮発性メモリを備えた電子機器、書き換え可能な不揮発性メモリの書き換え方法、及び書き換えプログラムを提供することにある。
また本発明の他の目的とするところは、プログラムの書き換えが正常に行われたか否かを容易に判定することができる書き換え可能な不揮発性メモリ、電子機器、書き換え可能な不揮発性メモリの書き換え方法、及び書き換えプログラムを提供することにある。
また本発明の他の目的とするところは、書き換えの失敗等のプログラムの状態に応じて電子機器が対応することができるようになる書き換え可能な不揮発性メモリ、電子機器、書き換え可能な不揮発性メモリの書き換え方法、及び書き換えプログラムを提供することにある。
更に本発明の他の目的とするところは、プログラムの不正な書き換えを防止することができる書き換え可能な不揮発性メモリ、電子機器、書き換え可能な不揮発性メモリの書き換え方法、及び書き換えプログラムを提供することにある。
本発明に係る書き換え可能な不揮発性メモリは、電子機器に処理を実行させるための処理プログラムを記憶する第1領域と、電子機器にブートを行わせるためのブートプログラム及び電子機器に前記処理プログラムを書き換えさせるための書き換えプログラムを記憶する第2領域とを備える書き換え可能な不揮発性メモリにおいて、前記第1領域は、電子機器によってブート時に最初にアクセスされる第1特定部分を含んでおり、該第1特定部分には、電子機器に前記第2領域内の前記ブートプログラムが記憶されている部分へアクセスさせるための情報が記憶されてあり、前記書き換えプログラムは、電子機器に、前記第1特定部分の記憶内容が最後に消去されるように前記第1領域内の記憶内容を消去させる手順と、該手順により前記第1領域内の記憶内容が消去された後、電子機器に、前記第1特定部分に記憶内容が最初に書き込まれるように前記第1領域に新たな処理プログラムを含む記憶内容を書き込ませる手順とを含むことを特徴とする。
本発明に係る書き換え可能な不揮発性メモリは、前記第1領域は、前記書き換えプログラムに従った電子機器により、前記第1領域内の記憶内容の消去時に最初に記憶内容が消去され、前記第1領域への新たな処理プログラムを含む記憶内容の書き込み時に最後に記憶内容が書き込まれる第2特定部分を含んでおり、該第2特定部分には、前記第1領域内に記憶内容が完全に書き込まれているか否かを示す情報が記憶されることを特徴とする。
本発明に係る書き換え可能な不揮発性メモリは、電子機器に処理を実行させるための処理プログラムを記憶する第1領域と、電子機器にブートを行わせるためのブートプログラム及び電子機器に前記処理プログラムを書き換えさせるための書き換えプログラムを記憶する第2領域とを備える書き換え可能な不揮発性メモリにおいて、前記第1領域内の先頭アドレスの部分を含む第1特定部分が電子機器によってブート時に最初にアクセスされるように構成してあり、前記第1特定部分には、電子機器に前記第2領域内の前記ブートプログラムが記憶されている部分へアクセスさせるための情報が記憶されてあり、前記書き換えプログラムは、電子機器に、前記第1領域内の最後尾アドレスの部分から先頭アドレスの部分へ向けて順に前記第1領域内の記憶内容を消去させる手順と、該手順により前記第1領域内の記憶内容が消去された後に、電子機器に、前記第1領域内の先頭アドレスの部分から最後尾アドレスの部分へ向けて順に新たな処理プログラムを含む記憶内容を書き込ませる手順とを含むことを特徴とする。
本発明に係る書き換え可能な不揮発性メモリは、前記第1領域内の最後尾アドレスの部分を含む第2特定部分には、前記第1領域内に記憶内容が完全に書き込まれているか否かを示す情報が記憶されることを特徴とする。
本発明に係る書き換え可能な不揮発性メモリは、前記ブートプログラムは、電子機器に、前記第2特定部分に記憶されている前記第1領域内に記憶内容が完全に書き込まれているか否かを示す情報の内容を確認させる手順と、電子機器に、確認した前記情報の内容に応じて、以後に行うべき処理を決定させる手順とを含むことを特徴とする。
本発明に係る書き換え可能な不揮発性メモリは、前記ブートプログラムは、電子機器に、前記第1領域内に記憶されている処理プログラムを起動させる手順を含んでおり、電子機器に、前記処理プログラムを起動させる前に、前記第2特定部分に記憶されている前記第1領域内に記憶内容が完全に書き込まれているか否かを示す情報の内容を確認させる手順と、電子機器に、確認した前記情報の内容に応じて、以後に行うべき処理を決定させる手順を更に含むことを特徴とする。
本発明に係る書き換え可能な不揮発性メモリは、前記書き換えプログラムは、電子機器に、前記第2領域に記憶されている前記ブートプログラムを書き換えさせる手順を更に含むことを特徴とする。
本発明に係る書き換え可能な不揮発性メモリは、前記書き換えプログラムは、電子機器に、プログラムの書き換えを行う前に、所定の識別情報の受付を要求させる手順と、電子機器に、所定の識別情報を受け付けた場合に、プログラムの書き換えを開始させる手順とを更に含むことを特徴とする。
本発明に係る電子機器は、本発明に係る書き換え可能な不揮発性メモリと、該書き換え可能な不揮発性メモリが記憶するプログラムに従って処理を実行する手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係る書き換え可能な不揮発性メモリの書き換え方法は、電子機器に処理を実行させるための処理プログラムを記憶する第1領域と、電子機器にブートを行わせるためのブートプログラムを記憶する第2領域とを備え、前記第1領域は、電子機器によってブート時に最初にアクセスされる特定部分を含んでおり、該特定部分には、電子機器に前記第2領域内の前記ブートプログラムが記憶されている部分へアクセスさせるための情報が記憶されてある書き換え可能な不揮発性メモリを、該不揮発性メモリ及び該不揮発性メモリに記憶されたプログラムに従った演算を実行する演算部を備えた電子機器で書き換え方法であって、演算部は、前記第1領域内の記憶内容の内で前記特定部分の記憶内容最後に消去する順番で、前記第1領域内の記憶内容を消去し、前記第1領域内の記憶内容が消去された後に、演算部は、前記特定部分に記憶内容最初に書き込む順番で、前記第1領域に新たな処理プログラムを含む記憶内容を書き込むことを特徴とする。
本発明に係る書き換え可能な不揮発性メモリの書き換え方法は、電子機器に処理を実行させるための処理プログラムを記憶する第1領域と、電子機器にブートを行わせるためのブートプログラムを記憶する第2領域とを備え、前記第1領域内の先頭アドレスの部分を含む特定部分が電子機器によってブート時に最初にアクセスされるように構成してあり、前記特定部分には、電子機器に前記第2領域内の前記ブートプログラムが記憶されている部分へアクセスさせるための情報が記憶されてある書き換え可能な不揮発性メモリを、該不揮発性メモリ及び該不揮発性メモリに記憶されたプログラムに従った演算を実行する演算部を備えた電子機器で書き換え方法であって、演算部は、前記第1領域内の最後尾アドレスの部分から先頭アドレスの部分へ向けて順に前記第1領域内の記憶内容を消去し、前記第1領域内の記憶内容が消去された後に、演算部は、前記第1領域内の先頭アドレスの部分から最後尾アドレスの部分へ向けて順に新たな処理プログラムを含む記憶内容を前記第1領域に書き込むことを特徴とする。
本発明に係る書き換えプログラムは、電子機器に処理を実行させるための処理プログラムを記憶する第1領域と、電子機器にブートを行わせるためのブートプログラムを記憶する第2領域とを備え、前記第1領域は、電子機器によってブート時に最初にアクセスされる特定部分を含んでおり、該特定部分には、電子機器に前記第2領域内の前記ブートプログラムが記憶されている部分へアクセスさせるための情報が記憶されてある書き換え可能な不揮発性メモリが記憶している前記処理プログラムを、電子機器に書き換えさせる書き換えプログラムであって、電子機器に、前記特定部分の記憶内容が最後に消去されるように前記第1領域内の記憶内容を消去る手順と、該手順により前記第1領域内の記憶内容が消去された後、前記特定部分に記憶内容が最初に書き込まれるように前記第1領域に新たな処理プログラムを含む記憶内容を書き込手順とを含む処理を実行させることを特徴とする。
本発明に係る書き換えプログラムは、電子機器に処理を実行させるための処理プログラムを記憶する第1領域と、電子機器にブートを行わせるためのブートプログラムを記憶する第2領域とを備え、前記第1領域内の先頭アドレスの部分を含む特定部分が電子機器によってブート時に最初にアクセスされるように構成してあり、前記特定部分には、電子機器に前記第2領域内の前記ブートプログラムが記憶されている部分へアクセスさせるための情報が記憶されてある書き換え可能な不揮発性メモリが記憶している前記処理プログラムを、電子機器に書き換えさせる書き換えプログラムであって、電子機器に、前記第1領域内の最後尾アドレスの部分から先頭アドレスの部分へ向けて順に前記第1領域内の記憶内容を消去る手順と、該手順により前記第1領域内の記憶内容が消去された後、前記第1領域内の先頭アドレスの部分から最後尾アドレスの部分へ向けて順に新たな処理プログラムを含む記憶内容を書き込手順とを含む処理を実行させることを特徴とする。
本発明においては、電子機器に備えられるフラッシュメモリ(書き換え可能な不揮発性メモリ)は、電子機器が処理を行うための処理プログラムを記憶し、ブート時に電子機器が最初にアクセスする第1特定部分を有する第1領域と、ブートプログラム及び書き換えプログラムを記憶する第2領域とを有する。第1特定部分にはフラッシュメモリのブートプログラムが記憶されている部分へ電子機器にアクセスさせるための情報が記憶されており、電子機器は、ブート時に最初に第1特定部分にアクセスし、第1特定部分に記憶されている情報に従ってブートプログラムが記憶されている部分にアクセスし、ブートプログラムに従った処理を行う。第1領域内の書き換え時には、書き換えプログラムにより、第1特定部分の記憶内容が最後に消去されるように第1領域の記憶内容を消去し、第1特定部分の記憶内容が最初に書き込まれるように第1領域に新たな記憶内容を書き込む。
また本発明においては、フラッシュメモリの第1領域には、書き換え時に記憶内容が最初に消去されて最後に書き込まれる第2特定部分が含まれている。第2特定部分には第1領域の記憶内容が完全に書き込まれているか否かを示す情報が記憶されている。
また本発明においては、ブート時に電子機器が最初にアクセスする第1特定部分はフラッシュメモリの先頭部分であり、第1領域の書き換え時には、書き換えプログラムにより、記憶内容を第1領域の最後尾から先頭へ向かって消去し、第1領域の先頭から最後尾へ向かって新たな記憶内容を書き込むようにする。
また本発明においては、ブートプログラムは、第1領域が完全に書き込まれているか否かを示す第2特定部分の情報を確認し、確認した内容に応じて電子機器の停止等の以後の処理を決定するようにする。
また本発明においては、ブートプログラムは、電子機器のブート時のプログラムが起動される前に、第1領域が完全に書き込まれているか否かを示す第2特定部分の情報を確認し、確認した内容に応じて、電子機器の停止等の以後の処理を決定するようにする。
また本発明においては、書き換えプログラムによりブートプログラムをも書き換え可能である。
更に本発明においては、フラッシュメモリの書き換えを行う際には、所定の識別情報を受け付けて使用者の認証を行う。
本発明にあっては、電子機器がブート時に最初にアクセスする第1特定部分の記憶内容が最後に消去されて最初に書き込まれるようにフラッシュメモリ(書き換え可能な不揮発性メモリ)の第1領域内の記憶内容を書き換えることにより、フラッシュメモリの書き換え中に電子機器が停止する異常が発生した後でも、第1特定部分の記憶内容は残存しており、第1特定部分にはフラッシュメモリの第2領域内のブートプログラムが記憶されている部分へアクセスするための情報が記憶されているので、フラッシュメモリの書き換えに失敗した場合でも電子機器は常に起動が可能となる。
また本発明にあっては、プログラムを記憶しているフラッシュメモリの第1領域の書き換え時に記憶内容が最初に消去されて最後に書き込まれる第2特定部分に、第1領域内に記憶内容が完全に書き込まれているか否かを示す情報を記憶することにより、フラッシュメモリの書き換え中に電子機器が停止する異常が発生した場合は第2特定部分には情報が記憶されていないので、第2特定部分の記憶内容を確認することによってプログラムの書き換えが正常に行われたか否かを容易に判定することができる。
また本発明にあっては、電子機器が行うブートの処理の中でプログラムを記憶しているフラッシュメモリの第1領域に記憶内容が完全に書き込まれているか否かを示す情報を確認するので、プログラムの書き換えが正常に行われたか否かを判定し、プログラムの状態に対応することができる。
また本発明にあっては、フラッシュメモリの第1領域に記憶されているプログラムを起動させる前に、第1領域内に記憶内容が完全に書き込まれているか否かを示す情報を確認することにより、プログラムに異常があっても電子機器を異常停止させることなく、プログラムの再書き換え等のプログラムの状態に応じた処理を行うことが可能となる。
また本発明においては、フラッシュメモリの第1領域に記憶されているプログラムの書き換えのみならず、ブートプログラムの書き換えが可能であるので、ブートプログラムの更新が容易となる。
更に本発明においては、フラッシュメモリの書き換えを行う前に所定の識別情報の入力を必要とすることにより、メインプログラムを書き換える権限を有しない使用者による不正な書き換えを防止することができる等、本発明は優れた効果を奏する。
以下本発明をその実施の形態を示す図面に基づき具体的に説明する。
図1は、本発明の電子機器の内部構成例を示す機能ブロック図である。図1には本発明の電子機器が画像形成装置1である場合の例を示している。画像形成装置1は、演算を行うCPU11と、演算に伴って発生する一時的な情報を記憶するRAM12と、本発明の書き換え可能な不揮発性メモリであるフラッシュメモリ2とを備えている。フラッシュメモリ2は、画像形成装置1が行うべき処理をCPU11に実行させるためのプログラムを記憶している。CPU11は、必要に応じてフラッシュメモリ2が記憶しているプログラムをRAM12へロードし、ロードしたプログラムに基づいて画像形成装置1に必要な処理を実行する。
またCPU11には、原稿に記録された原稿画像を読み取って画像データを生成する画像読み取り部13と画像データに基づいて画像を形成して記録用紙に記録する画像形成部14とが接続されている。CPU11は、画像読み取り部13に画像データを生成させ、生成された画像データに基づいて画像形成部14に画像を形成させる処理を行う。
またCPU11には、使用者からの操作を受け付ける操作部15が接続されている。操作部15は、操作のために必要な情報を表示する液晶パネル等の表示手段と、使用者の操作により制御命令などの情報が入力されるタッチパネル又はテンキー等の入力手段とからなっている。操作部15は、入力手段にて、フラッシュメモリ2の書き換え指示を受け付けることが可能な構成となっている。
更にCPU11には、外部の機器又は通信ネットワークが接続可能なインタフェース部16が接続されている。インタフェース部16は、フラッシュメモリ2の書き換え時に、接続された外部の機器又は通信ネットワークから、新たなプログラムを含むフラッシュメモリ2の新たな記憶内容のデータを受け付ける構成となっている。CPU11は、インタフェース部16が受け付けた新たな記憶内容のデータを、フラッシュメモリ2に書き込む処理を行う。
図2は、フラッシュメモリ2の内部構成及び記憶内容を概念的に示す模式図である。フラッシュメモリ2は、画像形成装置1の主な機能としての処理をCPU11に実行させるためのメインプログラム(処理プログラム)を記憶する第1領域と、画像形成装置1にブートを行わせるためのブートプログラム及びCPU11にフラッシュメモリ2の書き換えを行わせるための書き換えプログラムを記憶する第2領域とを備えている。第1領域は、フラッシュメモリ2の先頭アドレスの部分を含む連続的な領域であり、記憶内容が書き換え可能な構成となっている。通常の状態では、CPU11は、フラッシュメモリ2の第1領域に記憶されているメインプログラムに従って処理を行う。
第2領域は、フラッシュメモリ2内の第1領域とは別の領域である。第2領域内の先頭アドレスの部分を含む第2領域内の前半部分にブートプログラムが記憶されており、第2領域内の後半部分に書き換えプログラムが記憶されている。第2領域内の少なくとも書き換えプログラムが記憶されている領域は、書き換えが不可能なように構成されている。
CPU11は、画像形成装置1のブート時に、フラッシュメモリ2の先頭アドレスの部分を含む第1特定部分に最初にアクセスする構成となっている。第1特定部分には、第2領域内のブートプログラムが記憶されている部分を示す情報が記憶されている。通常、ブートプログラムは第2領域内の先頭アドレスの部分から記憶されているので、第1特定部分には、第2領域の先頭アドレスを示す情報が記憶されている。ブート時には、CPU11は、まずフラッシュメモリ2の第1領域の第1特定部分にアクセスし、次に、第1特定部分に記憶されている情報が示す第2領域内の先頭アドレスの部分にアクセスし、アクセスした第2領域に記憶されているブートプログラムに従って画像形成装置1のブートを行う。
またフラッシュメモリ2の第2領域に記憶されている書き換えプログラムは、フラッシュメモリ2の書き換え時に、CPU11に、第1領域内の最後尾のアドレスの部分から先頭のアドレスの部分へ向けて第1領域内の記憶内容を消去させるプログラムを含んでいる。また書き換えプログラムは、第1領域内の記憶内容の消去後に、CPU11に、第1領域内の先頭のアドレスの部分から最後尾のアドレスの部分へ向けて新たな記憶内容を書き込ませるプログラムを含んでいる。従って、第1特定部分に記憶されている情報は、フラッシュメモリ2の書き換え時に、最後に消去されて最初に書き込まれる。
また第1領域内の最後尾のアドレスの部分を含む第2特定部分は、フラッシュメモリ2の書き換え時に、記憶内容が最初に消去されて最後に書き込まれる。第2特定部分には、第1領域内に記憶内容が完全に書き込まれているか否かを示す情報が記憶される。通常、第2特定部分には、第1領域内に記憶内容が完全に書き込まれていることを示す情報が記憶されており、CPU11は、第2特定部分の記憶内容がブランクである場合には、第1領域内に記憶内容が完全に書き込まれていないと判定する。
また書き込みプログラムは、CPU11に、第1領域内の記憶内容のみならず、第2領域に記憶されているブートプログラムを書き換えさせることが可能なプログラムを含んでいある。ブートプログラムの書き換え時には、CPU11は、フラッシュメモリ2の第2領域に記憶されている書き換えプログラムに従って、第2領域内に記憶されているブートプログラムを消去し、新たなブートプログラムを第2領域に書き込む処理を行う。更に書き換えプログラムは、フラッシュメモリ2の書き換え時に、所定のパスワード等の識別情報を要求して使用者を認証するプログラムを含んでいる。
次に、フラッシュメモリ2の書き換え時に画像形成装置1が行う処理を説明する。図3及び図4は、画像形成装置1がフラッシュメモリ2の記憶内容を書き換える処理の手順を示すフローチャートである。フラッシュメモリ2の書き換えを行う際には、使用者が操作部15の入力手段を操作することによって、メインプログラムの書き換え又はブートプログラムの書き換えを指示する書き換え指示を入力する。CPU11は、使用者が操作部15でのフラッシュメモリ2の書き換え指示の受付を監視している(S101)。フラッシュメモリ2の書き換え指示の受付がない場合は(S101:NO)、CPU11は、操作部15でのフラッシュメモリ2の書き換え指示の受付の監視を続行する。
ステップS101で操作部15がフラッシュメモリ2の書き換え指示を受け付けた場合は(S101:YES)、CPU11は、フラッシュメモリ2の第2領域に記憶されている書き換えプログラムに従って以下の処理を行う。CPU11は、操作部15の表示部にパスワード等の識別情報の要求を表示させ(S102)、操作部15の入力手段を使用者が操作することによる識別情報の受付を監視する(S103)。操作部15での識別情報の受付がない場合は(S103:NO)、CPU11は、処理をステップS102へ戻す。操作部15で識別情報を受け付けた場合は(S103:YES)、CPU11は、受け付けた識別情報が所定の正当な識別情報であるか否かを判定する(S104)。受け付けた識別情報が所定の正当な識別情報ではなかった場合は(S104:NO)、CPU11は、操作部15の表示手段にフラッシュメモリ2の書き換えができないことを示すエラーを表示させ(S105)、処理を終了する。受け付けた識別情報が所定の正当な識別情報であった場合は(S104:YES)、CPU11は、ステップS101で受け付けたフラッシュメモリ2の書き換え指示がメインプログラムの書き換え指示であるか否かを判定する(S106)。
ステップS106でフラッシュメモリ2の書き換え指示がメインプログラムの書き換え指示であった場合は(S106:YES)、CPU11は、フラッシュメモリ2の第1領域内の記憶内容の消去を開始する(S107)。図5は、フラッシュメモリ2の第1領域内の記憶内容を書き換える方法を模式的に示す模式図である。図5(a)は第1領域内の記憶内容を消去する方法を示し、図5(b)は第1領域に新たな記憶内容を書き込む方法を示す。CPU11は、図5(a)に示す如く、第1領域内の最後尾のアドレスの部分から先頭のアドレスの部分に向かって順番に記憶内容を消去する処理を行う。従って、第2特定部分に記憶されている第1領域内に記憶内容が完全に書き込まれていることを示す情報は最初に消去され、第1特定部分に記憶されている第2領域の先頭アドレスを示す情報は最後に消去される。このため、消去途中に画像形成装置1が停止する異常が発生した場合は、第2特定部分はブランクの状態となり、第1特定部分には第2領域の先頭アドレスを示す情報が消去されずに記憶されたままの状態となる。
CPU11は、次に、第1領域内の記憶内容の消去が完了したか否かを判定する(S108)。消去が完了していない場合は(S108:NO)、CPU11は、第1領域内の記憶内容が消去中であることを示す情報を操作部15の表示手段に表示させ(S109)、処理をステップS108へ戻す。第1領域内の記憶内容の消去が完了している場合は(S108:YES)、CPU11は、第1領域に対して、新たなメインプログラムを含む新たな記憶内容の書き込みを開始する(S110)。このときCPU11は、インタフェース部16に接続された外部の機器又は通信ネットワークから新たな記憶内容のデータを受け付け、受け付けたデータを書き込む処理を行う。なお、CPU11は、インタフェース部16に接続された外部の機器又は通信ネットワークから新たな記憶内容のデータを予め受け付けて図示しない他の記憶手段に記憶しておき、ステップS110の段階で、予め記憶しておいたデータを書き込む処理を行ってもよい。
新たな記憶内容の書き込みの際には、CPU11は、図5(b)に示す如く、第1領域内の先頭のアドレスの部分から最後尾のアドレスの部分に向かって順番に新たな記憶内容を書き込む処理を行う。従って、第1特定部分に記憶されている第2領域の先頭アドレスを示す情報は最初に書き込まれ、第2特定部分に記憶されている第1領域内に記憶内容が完全に書き込まれていることを示す情報は最後に書き込まれる。このため、書き込み途中に画像形成装置1が停止する異常が発生した場合でも、第2特定部分はブランクの状態となり、第1特定部分には第2領域の先頭アドレスを示す情報が記憶された状態となる。
CPU11は、次に、第1領域に対する新たなメインプログラムを含む新たな記憶内容の書き込みが完了したか否かを判定する(S111)。書き込みが完了していない場合は(S111:NO)、CPU11は、第1領域に新たな記憶内容を書き込み中であることを示す情報を操作部15の表示手段に表示させ(S112)、処理をステップS111へ戻す。第1領域に対する新たな記憶内容の書き込みが完了している場合は(S111:YES)、CPU11は、フラッシュメモリ2のメインプログラムの書き換えが完了したことを示す情報を操作部15の表示部に表示させ(S113)、処理を終了する。
ステップS106でフラッシュメモリ2の書き換え指示がブートプログラムの書き換え指示であった場合は(S106:NO)、CPU11は、フラッシュメモリ2の第2領域の記憶内容を書き換え不可能にしている書き込みプロテクトの設定を解除し(S114)、第2領域に記憶されているブートプログラムの消去を開始する(S115)。CPU11は、次に、ブートプログラムの消去が完了したか否かを判定する(S116)。ブートプログラムの消去が完了していない場合は(S116:NO)、CPU11は、ブートプログラムが消去中であることを示す情報を操作部15の表示手段に表示させ(S117)、処理をステップS116へ戻す。ブートプログラムの消去が完了している場合は(S116:YES)、CPU11は、第2領域のブートプログラムが記憶されるべき部分に対して、インタフェース部16に接続された外部の機器又は通信ネットワークから受け付けた新たなブートプログラムの書き込みを開始する(S118)。
CPU11は、次に、新たなブートプログラムの書き込みが完了したか否かを判定する(S119)。書き込みが完了していない場合は(S119:NO)、CPU11は、ブートプログラムを書き込み中であることを示す情報を操作部15の表示手段に表示させ(S120)、処理をステップS119へ戻す。新たなブートプログラムの書き込みが完了している場合は(S119:YES)、CPU11は、フラッシュメモリ2の第2領域の記憶内容が書き換え不可能になるように書き込むプロテクトを設定する(S121)。CPU11は、次に、ブートプログラムの書き換えが完了したことを示す情報を操作部15の表示部に表示させ(S122)、処理を終了する。
なお、以上の処理では、メインプログラムとブートプログラムとを個別に書き換える処理を行っているが、必要に応じて、メインプログラム及びブートプログラムをまとめて書き換える処理を行ってもよい。
次に、画像形成装置1のブート時に画像形成装置1が行う処理を説明する。図6は、画像形成装置1がブートを行う手順を示すフローチャートである。画像形成装置1の電源が投入されると(S21)、CPU11は、まず、フラッシュメモリ2の先頭のアドレスの部分を含む第1特定部分にアクセスする(S22)。第1特定部分には、第2領域内の先頭アドレスを示す情報が記憶されており、CPU11は、次に、第1特定部分に記憶されている情報が示す第2領域内の先頭アドレスの部分にアクセスする(S23)。CPU11は、次に、アクセスした第2領域に記憶されているブートプログラムをRAM12にロードし(S24)、ロードしたブートプログラムに従って、画像形成装置1のブート処理を行う(S25)。
CPU11は、次に、RAM12にロードしたブートプログラムに従って、フラッシュメモリ2の第1領域の最後尾のアドレスの部分を含む第2特定部分に、第1領域内に記憶内容が完全に書き込まれていることを示す情報が記憶されているか否かを判定する(S26)。第1領域内に記憶内容が完全に書き込まれていることを示す情報が第2特定部分に記憶されている場合は(S26:YES)、CPU11は、フラッシュメモリ2の第1領域に記憶されているメインプログラムをRAM12にロードする(S27)。CPU11は、次に、RAM12にロードしたメインプログラムに従って、画像形成装置1の機能としての処理を開始し(S28)、ブート処理を終了する。
第2特定部分の記憶内容がブランクであって第1領域内に記憶内容が完全に書き込まれていることを示す情報が記憶されていない場合は、第1領域の記憶内容の消去途中又は書き込み途中で画像形成装置1が停止した後であって第1領域に記憶されているプログラムが不完全である可能性がある。そこで、ステップS26で第2特定部分の記憶内容がブランクであった場合は(S26:NO)、CPU11は、操作部15の表示手段に、メインプログラムがフラッシュメモリ2に正しく書き込まれていないことを示す情報を表示させ(S29)、処理をこれ以上進ませずにブート処理を終了する。使用者は、フラッシュメモリ2の書き換え処理を新たに行わせる等の操作を行って、画像形成装置1が正常に動作しないことに対して対処する。
なお、画像形成装置1は、電源が投入された場合のみならず、リセットが行われた場合でも同様のブート処理を行う。また画像形成装置1は、ステップS29の後に、自動でフラッシュメモリ2の書き換えを開始する処理を行ってもよい。
以上詳述した如く、本発明においては、フラッシュメモリ2の第1領域に記憶されているメインプログラムを書き換える際には、ブート時にCPU11が最初にアクセスする第1特定部分の記憶内容が最後に消去されるように第1領域内の記憶内容を消去し、第1特定部分の記憶内容が最初に書き込まれるように第1領域に新たな記憶内容を書き込む。従って、フラッシュメモリ2の第1領域の記憶内容の消去中又は新たな記憶内容の書き込み中に画像形成装置1が停止する異常が発生した後でも、第1特定部分の記憶内容は残存しているので、ブート時にCPU11は正常にフラッシュメモリ2にアクセスすることができる。また第1特定部分には、フラッシュメモリ2の第2領域内のブートプログラムが記憶されている部分にアクセスするための情報が記憶されているので、CPU11が第1特定部分に記憶された情報に従ってブートプログラムを実行することにより、フラッシュメモリ2の書き換えに失敗した場合でも画像形成装置1は常に起動が可能となる。
また本発明においては、フラッシュメモリ2は、フラッシュメモリ2の第1領域に記憶されているメインプログラムを書き換える際に記憶内容が最初に消去されて最後に書き込まれる第2特定部分を第1領域内に備え、第2特定部分には、第1領域内に記憶内容が完全に書き込まれているか否かを示す情報が記憶されている。フラッシュメモリ2の第1領域の記憶内容の消去中又は新たな記憶内容の書き込み中に画像形成装置1が停止する異常が発生した場合は、第2特定部分には情報が記憶されていないので、第2特定部分の記憶内容を確認することによって、メインプログラムの書き換えが正常に行われたか否かを容易に判定することができる。
また本発明においては、ブートの処理の中で第1領域内に記憶内容が完全に書き込まれているか否かを示す情報を確認するので、メインプログラムの書き換えが正常に行われたか否かを判定し、メインプログラムの状態に対応することができる。特に、メインプログラムを起動させる前に、第2特定部分に記憶されている第1領域内に記憶内容が完全に書き込まれているか否かを示す情報を確認することにより、メインプログラムに異常があっても電子機器を異常停止させることなく、メインプログラムの再書き換え等のメインプログラムの状態に応じた処理を行うことが可能となる。
また本発明においては、メインプログラムの書き換えのみならず、ブートプログラムの書き換えが可能であるので、ブートプログラムの更新が容易となる。更に本発明においては、メインプログラムの書き換えを行う前に所定の識別情報の入力を必要とすることにより、メインプログラムを書き換える権限を有しない使用者による不正な書き換えを防止することができる。
なお、本実施の形態においては、ブート時にCPU11がフラッシュメモリ2に最初にアクセスする第1特定部分を第1領域の先頭のアドレスを含む部分とし、また第2特定部分を第1領域の最後尾のアドレスの部分を含む部分とした例を示したが、これに限るものではない。第1特定部分は、ブート時にCPU11がフラッシュメモリ2に最初にアクセスする部分であり、第1領域の書き換え時に記憶内容が最後に消去されて最初に書き込まれる部分であれば、第1領域の先頭以外の他のアドレスの部分を含む部分であってもよい。また同様に第2特定部分も、第1領域の書き換え時に記憶内容が最初に消去されて最後に書き込まれる部分であれば、第1領域の最後尾以外の他のアドレスの部分を含む部分であってもよい。
また本実施の形態においては、本発明の電子機器が画像形成装置である形態を示したが、これに限るものではなく、本発明の電子機器はPC又は家電等のその他の形態であってもよい。また本実施の形態においては、本発明の書き換え可能な不揮発性メモリはフラッシュメモリである形態を示したが、書き換え可能な不揮発性メモリであればその他の形態であってもよい。
本発明の電子機器の内部構成例を示す機能ブロック図である。 フラッシュメモリの内部構成及び記憶内容を概念的に示す模式図である。 画像形成装置がフラッシュメモリの記憶内容を書き換える処理の手順を示すフローチャートである。 画像形成装置がフラッシュメモリの記憶内容を書き換える処理の手順を示すフローチャートである。 フラッシュメモリの第1領域内の記憶内容を書き換える方法を模式的に示す模式図である。 画像形成装置がブートを行う手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 画像形成装置(電子機器)
11 CPU
12 RAM
2 フラッシュメモリ(書き換え可能な不揮発性メモリ)

Claims (13)

  1. 電子機器に処理を実行させるための処理プログラムを記憶する第1領域と、電子機器にブートを行わせるためのブートプログラム及び電子機器に前記処理プログラムを書き換えさせるための書き換えプログラムを記憶する第2領域とを備える書き換え可能な不揮発性メモリにおいて、
    前記第1領域は、電子機器によってブート時に最初にアクセスされる第1特定部分を含んでおり、
    該第1特定部分には、電子機器に前記第2領域内の前記ブートプログラムが記憶されている部分へアクセスさせるための情報が記憶されてあり、
    前記書き換えプログラムは、
    電子機器に、前記第1特定部分の記憶内容が最後に消去されるように前記第1領域内の記憶内容を消去させる手順と、
    該手順により前記第1領域内の記憶内容が消去された後、電子機器に、前記第1特定部分に記憶内容が最初に書き込まれるように前記第1領域に新たな処理プログラムを含む記憶内容を書き込ませる手順と
    を含むことを特徴とする書き換え可能な不揮発性メモリ。
  2. 前記第1領域は、前記書き換えプログラムに従った電子機器により、前記第1領域内の記憶内容の消去時に最初に記憶内容が消去され、前記第1領域への新たな処理プログラムを含む記憶内容の書き込み時に最後に記憶内容が書き込まれる第2特定部分を含んでおり、
    該第2特定部分には、前記第1領域内に記憶内容が完全に書き込まれているか否かを示す情報が記憶されることを特徴とする請求項1に記載の書き換え可能な不揮発性メモリ。
  3. 電子機器に処理を実行させるための処理プログラムを記憶する第1領域と、電子機器にブートを行わせるためのブートプログラム及び電子機器に前記処理プログラムを書き換えさせるための書き換えプログラムを記憶する第2領域とを備える書き換え可能な不揮発性メモリにおいて、
    前記第1領域内の先頭アドレスの部分を含む第1特定部分が電子機器によってブート時に最初にアクセスされるように構成してあり、
    前記第1特定部分には、電子機器に前記第2領域内の前記ブートプログラムが記憶されている部分へアクセスさせるための情報が記憶されてあり、
    前記書き換えプログラムは、
    電子機器に、前記第1領域内の最後尾アドレスの部分から先頭アドレスの部分へ向けて順に前記第1領域内の記憶内容を消去させる手順と、
    該手順により前記第1領域内の記憶内容が消去された後に、電子機器に、前記第1領域内の先頭アドレスの部分から最後尾アドレスの部分へ向けて順に新たな処理プログラムを含む記憶内容を書き込ませる手順と
    を含むことを特徴とする書き換え可能な不揮発性メモリ。
  4. 前記第1領域内の最後尾アドレスの部分を含む第2特定部分には、前記第1領域内に記憶内容が完全に書き込まれているか否かを示す情報が記憶されることを特徴とする請求項3に記載の書き換え可能な不揮発性メモリ。
  5. 前記ブートプログラムは、
    電子機器に、前記第2特定部分に記憶されている前記第1領域内に記憶内容が完全に書き込まれているか否かを示す情報の内容を確認させる手順と、
    電子機器に、確認した前記情報の内容に応じて、以後に行うべき処理を決定させる手順と
    を含むことを特徴とする請求項2又は4に記載の書き換え可能な不揮発性メモリ。
  6. 前記ブートプログラムは、
    電子機器に、前記第1領域内に記憶されている処理プログラムを起動させる手順を含んでおり、
    電子機器に、前記処理プログラムを起動させる前に、前記第2特定部分に記憶されている前記第1領域内に記憶内容が完全に書き込まれているか否かを示す情報の内容を確認させる手順と、
    電子機器に、確認した前記情報の内容に応じて、以後に行うべき処理を決定させる手順と
    を更に含むことを特徴とする請求項2又は4に記載の書き換え可能な不揮発性メモリ。
  7. 前記書き換えプログラムは、
    電子機器に、前記第2領域に記憶されている前記ブートプログラムを書き換えさせる手順を更に含むことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一つに記載の書き換え可能な不揮発性メモリ。
  8. 前記書き換えプログラムは、
    電子機器に、プログラムの書き換えを行う前に、所定の識別情報の受付を要求させる手順と、
    電子機器に、所定の識別情報を受け付けた場合に、プログラムの書き換えを開始させる手順と
    を更に含むことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一つに記載の書き換え可能な不揮発性メモリ。
  9. 請求項1乃至8のいずれか一つに記載の書き換え可能な不揮発性メモリと、
    該書き換え可能な不揮発性メモリが記憶するプログラムに従って処理を実行する手段と
    を備えることを特徴とする電子機器。
  10. 電子機器に処理を実行させるための処理プログラムを記憶する第1領域と、電子機器にブートを行わせるためのブートプログラムを記憶する第2領域とを備え、前記第1領域は、電子機器によってブート時に最初にアクセスされる特定部分を含んでおり、該特定部分には、電子機器に前記第2領域内の前記ブートプログラムが記憶されている部分へアクセスさせるための情報が記憶されてある書き換え可能な不揮発性メモリを、該不揮発性メモリ及び該不揮発性メモリに記憶されたプログラムに従った演算を実行する演算部を備えた電子機器で書き換え方法であって、
    演算部は、前記第1領域内の記憶内容の内で前記特定部分の記憶内容最後に消去する順番で、前記第1領域内の記憶内容を消去し、
    前記第1領域内の記憶内容が消去された後に、演算部は、前記特定部分に記憶内容最初に書き込む順番で、前記第1領域に新たな処理プログラムを含む記憶内容を書き込むこと
    を特徴とする書き換え可能な不揮発性メモリの書き換え方法。
  11. 電子機器に処理を実行させるための処理プログラムを記憶する第1領域と、電子機器にブートを行わせるためのブートプログラムを記憶する第2領域とを備え、前記第1領域内の先頭アドレスの部分を含む特定部分が電子機器によってブート時に最初にアクセスされるように構成してあり、前記特定部分には、電子機器に前記第2領域内の前記ブートプログラムが記憶されている部分へアクセスさせるための情報が記憶されてある書き換え可能な不揮発性メモリを、該不揮発性メモリ及び該不揮発性メモリに記憶されたプログラムに従った演算を実行する演算部を備えた電子機器で書き換え方法であって、
    演算部は、前記第1領域内の最後尾アドレスの部分から先頭アドレスの部分へ向けて順に前記第1領域内の記憶内容を消去し、
    前記第1領域内の記憶内容が消去された後に、演算部は、前記第1領域内の先頭アドレスの部分から最後尾アドレスの部分へ向けて順に新たな処理プログラムを含む記憶内容を前記第1領域に書き込むこと
    を特徴とする書き換え可能な不揮発性メモリの書き換え方法。
  12. 電子機器に処理を実行させるための処理プログラムを記憶する第1領域と、電子機器にブートを行わせるためのブートプログラムを記憶する第2領域とを備え、前記第1領域は、電子機器によってブート時に最初にアクセスされる特定部分を含んでおり、該特定部分には、電子機器に前記第2領域内の前記ブートプログラムが記憶されている部分へアクセスさせるための情報が記憶されてある書き換え可能な不揮発性メモリが記憶している前記処理プログラムを、電子機器に書き換えさせる書き換えプログラムであって、
    電子機器に、
    前記特定部分の記憶内容が最後に消去されるように前記第1領域内の記憶内容を消去る手順と、
    該手順により前記第1領域内の記憶内容が消去された後、前記特定部分に記憶内容が最初に書き込まれるように前記第1領域に新たな処理プログラムを含む記憶内容を書き込手順と
    を含む処理を実行させるための書き換えプログラム。
  13. 電子機器に処理を実行させるための処理プログラムを記憶する第1領域と、電子機器にブートを行わせるためのブートプログラムを記憶する第2領域とを備え、前記第1領域内の先頭アドレスの部分を含む特定部分が電子機器によってブート時に最初にアクセスされるように構成してあり、前記特定部分には、電子機器に前記第2領域内の前記ブートプログラムが記憶されている部分へアクセスさせるための情報が記憶されてある書き換え可能な不揮発性メモリが記憶している前記処理プログラムを、電子機器に書き換えさせる書き換えプログラムであって、
    電子機器に、
    前記第1領域内の最後尾アドレスの部分から先頭アドレスの部分へ向けて順に前記第1領域内の記憶内容を消去る手順と、
    該手順により前記第1領域内の記憶内容が消去された後、前記第1領域内の先頭アドレスの部分から最後尾アドレスの部分へ向けて順に新たな処理プログラムを含む記憶内容を書き込手順と
    を含む処理を実行させるための書き換えプログラム。
JP2004300785A 2004-10-14 2004-10-14 書き換え可能な不揮発性メモリ、電子機器、書き換え可能な不揮発性メモリの書き換え方法、及び書き換えプログラム Expired - Fee Related JP4229896B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004300785A JP4229896B2 (ja) 2004-10-14 2004-10-14 書き換え可能な不揮発性メモリ、電子機器、書き換え可能な不揮発性メモリの書き換え方法、及び書き換えプログラム
US11/246,788 US7418542B2 (en) 2004-10-14 2005-10-11 Rewritable, nonvolatile memory, electronic device, method of rewriting rewritable, nonvolatile memory, and storage medium having stored thereon rewrite program
EP05022241A EP1647885A3 (en) 2004-10-14 2005-10-12 Rewriting a non-volatile memory
CNB2005101137229A CN100573714C (zh) 2004-10-14 2005-10-14 可重写非易失性存储器、电子设备及重写方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004300785A JP4229896B2 (ja) 2004-10-14 2004-10-14 書き換え可能な不揮発性メモリ、電子機器、書き換え可能な不揮発性メモリの書き換え方法、及び書き換えプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006113823A JP2006113823A (ja) 2006-04-27
JP4229896B2 true JP4229896B2 (ja) 2009-02-25

Family

ID=35695794

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004300785A Expired - Fee Related JP4229896B2 (ja) 2004-10-14 2004-10-14 書き換え可能な不揮発性メモリ、電子機器、書き換え可能な不揮発性メモリの書き換え方法、及び書き換えプログラム

Country Status (4)

Country Link
US (1) US7418542B2 (ja)
EP (1) EP1647885A3 (ja)
JP (1) JP4229896B2 (ja)
CN (1) CN100573714C (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008112315A (ja) * 2006-10-31 2008-05-15 Hioki Ee Corp 電子機器およびプログラム書換え方法
CN102103508A (zh) * 2009-12-22 2011-06-22 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 电子装置及其开机与关机方法
CN102486840A (zh) * 2010-12-03 2012-06-06 上海华虹集成电路有限责任公司 采用非rom方式引导程序的智能卡及其程序引导方法
EP2503459B1 (en) * 2011-03-23 2021-01-20 Volvo Car Corporation Complete and compatible function
US20140058532A1 (en) * 2012-08-23 2014-02-27 GM Global Technology Operations LLC Method for partial flashing of ecus
US20160147594A1 (en) * 2014-11-26 2016-05-26 Qualcomm Technologies International, Ltd. Method and apparatus for preventing and managing corruption of flash memory contents
JP6401070B2 (ja) * 2015-02-02 2018-10-03 株式会社ダイヘン ソフトウェア書き換え装置
CN107863126B (zh) * 2017-10-31 2020-07-21 北京计算机技术及应用研究所 一种传感节点非易失存储器数据管理的方法

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3773607B2 (ja) * 1996-11-28 2006-05-10 Necエレクトロニクス株式会社 フラッシュeeprom内蔵マイクロコンピュータ
US6298421B1 (en) * 1998-01-12 2001-10-02 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Data storage device
US6311322B1 (en) * 1998-03-09 2001-10-30 Nikon Corporation Program rewriting apparatus
JPH11338690A (ja) 1998-05-27 1999-12-10 Sony Corp フラッシュメモリ、ファームウエア使用システム装置およびファームウエア書き換え方法
JP2000010666A (ja) 1998-06-19 2000-01-14 Toshiba Corp コンピュータシステムおよびフラッシュrom書き換え方法
JP3937598B2 (ja) * 1998-07-14 2007-06-27 株式会社デンソー 電子制御装置
US6233105B1 (en) * 1999-03-29 2001-05-15 Inventec Corporation Method of disk formatting
JP3838840B2 (ja) * 2000-01-06 2006-10-25 Necエレクトロニクス株式会社 コンピュータ
US6442067B1 (en) * 2000-05-23 2002-08-27 Compaq Information Technologies Group, L.P. Recovery ROM for array controllers
JP2002070636A (ja) * 2000-08-31 2002-03-08 Suzuki Motor Corp 車載電子制御装置、データ書換システム、データ書換方法、及び記憶媒体
JP2002175194A (ja) * 2000-12-07 2002-06-21 Ricoh Co Ltd プログラムダウンロードシステム、プログラムダウンロード装置、画像形成装置、プログラムダウンロード方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
US6993648B2 (en) * 2001-08-16 2006-01-31 Lenovo (Singapore) Pte. Ltd. Proving BIOS trust in a TCPA compliant system
US20030063896A1 (en) * 2001-09-28 2003-04-03 Gonzalez Tovar Victor Manuel System utility interface for software upgrades and system diagnostics in automotive or portable DVD players
JP2003288213A (ja) 2002-03-28 2003-10-10 Toshiba Corp ブートプログラム記憶装置、電子機器のブートプログラム記憶方法
EP1372068A3 (en) * 2002-06-11 2006-02-08 Seiko Epson Corporation System, method and program for rewriting a flash memory
US7337309B2 (en) * 2003-03-24 2008-02-26 Intel Corporation Secure online BIOS update schemes
US7376943B2 (en) * 2003-12-18 2008-05-20 Lsi Corporation Safe method for upgrading firmware of optical disk product
US7313682B2 (en) * 2004-04-29 2007-12-25 Alcatel Lucent Method and system for updating boot memory that stores a fail-safe reset code and is configured to store boot code and boot updater code

Also Published As

Publication number Publication date
EP1647885A2 (en) 2006-04-19
EP1647885A3 (en) 2007-11-21
US7418542B2 (en) 2008-08-26
US20060090158A1 (en) 2006-04-27
CN1779858A (zh) 2006-05-31
JP2006113823A (ja) 2006-04-27
CN100573714C (zh) 2009-12-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3838840B2 (ja) コンピュータ
US5748940A (en) Secure updating of non-volatile memory
JP5889933B2 (ja) コンピュータの動作不良を防止する方法、コンピュータ・プログラムおよびコンピュータ
JP6054908B2 (ja) 変数セットを修復する方法、コンピュータ・プログラムおよびコンピュータ
US7418542B2 (en) Rewritable, nonvolatile memory, electronic device, method of rewriting rewritable, nonvolatile memory, and storage medium having stored thereon rewrite program
JP4505180B2 (ja) パスワード変更方法及びコンピュータシステム並びにプログラムを格納したコンピュータ読取可能な記録媒体
JP4607080B2 (ja) プログラマブル・コントローラ・システム
JP2009053901A (ja) プリンタ
JP2020160747A (ja) 情報処理装置、その制御方法、及びプログラム
JP2006221274A (ja) 車両用電子制御装置および制御プログラムの書換え方法
US20120310379A1 (en) Programmable controller
JP2008262454A (ja) シンクライアント端末のソフトウェアアップデート方法およびシンクライアント端末ならびにシンクライアントシステム
JP2002175193A (ja) プログラム書き換え装置及びプログラム書き換え方法
JP4471120B2 (ja) プログラマブル・コントローラ
JPH10214183A (ja) コンピュータbiosアップデートシステム
JP4602387B2 (ja) メモリカード、不揮発性メモリ、不揮発性メモリのデータ書込み方法及びデータ書込み装置
JP5158883B2 (ja) ファームウェア更新方法及びファームウェア更新装置
JP4031693B2 (ja) 不揮発性メモリおよびこれを有したデータ記憶装置
TWI446351B (zh) 資料寫入方法與電腦系統
JP2005128613A (ja) 画像形成装置
JP2001273143A (ja) 電子制御装置
JP2009080592A (ja) ファームウェア書替え方法
JP2011145810A (ja) プログラムデータの書き換え方法及び機器制御システム
JP2005001218A (ja) プリンタ装置およびその制御方法
KR101041879B1 (ko) 컨트롤 장치 및 기억 장치의 효과적인 이용 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080325

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080812

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081006

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20081202

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081202

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4229896

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111212

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111212

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121212

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121212

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees