JP4229869B2 - 吸収性物品 - Google Patents

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Description

本発明は、生理用ナプキン、失禁パッド、おりものシート、使い捨ておむつ等の吸収性物品に関する。
吸収体の片面又は両面にエンボス加工を施した吸収性物品が知られている。例えば液の拡散性を高めたり、ウエットバックを減少させることを目的として、エンボスによって吸収体を裏面シート側から又は両側から圧縮し、圧縮部分と非圧縮部分とを形成した吸収性物品が提案されている(特許文献1参照)。
しかし前記の吸収性物品では、吸収体への液の移行性が十分に速いとは言えず、液が***された直後の状態では表面シートが湿潤しており、肌とのべたつき感が生じてしまう。また、吸収体の表面シート対向側の全域に亘りエンボス加工が施されているので、吸収性物品全体の曲げに対する剛性が高くなってしまい、身体とのフィット感が損なわれたり、漏れが生じやすくなってしまう。
特開昭58−65003号公報
従って本発明の目的は、前述した従来技術が有する種々の欠点を解消し得る吸収性物品を提供することにある。
本発明は、吸収体における裏面シート対向面側から該吸収体がエンボス加工され、該裏面シート対向面に多数の凹部が形成されて、該吸収体の面方向に亘って疎密構造が形成されていると共に、吸収体における表面シート対向面側から該吸収体が表面シートと共にエンボス加工されて、該表面シート対向面における***部対向領域に複数の圧着部が形成されており、
前記表面シート対向面の少なくとも***部対向領域において前記吸収体と前記表面シートとが密着している吸収性物品を提供することにより前記目的を達成したものである。
本発明の吸収性物品は、瞬時に多量の液を吸収できるので、液の***直後であっても常にドライな状態が保たれ、快適な装着感が得られる。また、吸収体の全域に亘って粗密構造が形成されているので、吸収体内で液が平面方向へ拡散しやすく、吸収体全体の吸収能を余すところなく活用できる。従って、吸収容量を落とさずに、パルプや高吸収性ポリマーの使用量を低減させることができる。更に、吸収体の全域に亘ってエンボス加工が施されていることで、吸収体の保形性が高くなり、よれが発生しにくい。
以下本発明を、その好ましい実施形態に基づき図面を参照しながら説明する。図1には本発明の吸収性物品の一実施形態である生理用ナプキンの斜視図が示されている。図2は図1におけるII−II線断面図である。
図1及び図2に示す生理用ナプキン1は、液透過性の表面シート2、液不透過性の裏面シート3、及びこれら両シート間に介在された液保持性の吸収体4を具備し、実質的に縦長に形成されている。吸収体4は、表面シート2及び裏面シート3間に挟持固定されている。表面シート2は、着用時に着用者の肌に向けられる肌当接面を形成している。本実施形態における表面シート2は、両側縁部にそれぞれ側部シート5が連設されている。側部シート5及び裏面シート3は、吸収体4の長手方向の両側縁より幅方向外方に延出し、その延出部において互いに接合されてサイドフラップ50を形成している。また、表面シート2及び裏面シート3は、吸収体4の長手方向の両端より長手方向外方に延出し、その延出部において互いに接合されてエンドシール部6を形成している。裏面シート3及び側部シート5としては、当該技術分野において通常用いられているものを特に制限なく用いることができる。吸収体4についても同様であり、例えばパルプと高吸収性ポリマーとの積繊体を用いることができる。表面シート2の詳細については後述する。
図2に示すように、本実施形態のナプキン1においては、吸収体4における裏面シート対向面側に多数のドット状凹部7が形成されている。ドット状凹部7は、吸収体4における裏面シート対向面の少なくとも***部対向領域に設けることが好ましく、本実施形態においては裏面シート対向面の全域に亘って形成されている。ドット状凹部7は、吸収体4における裏面シート対向面側から該吸収体4がエンボス加工されることによって形成されている。しかし、吸収体4は、後述する***部対向領域を除き、表面シート対向面側からはエンボス加工が施されていない。その結果、吸収体4における裏面シート対向面は凹凸面となっており、且つ表面シート対向面は実質的に平坦面になっている。但し、表面シート対向面は、ドット状凹部7を形成するときのエンボス加工の条件によっては、ドット状凹部7に対応する位置が僅かに窪んでいる場合がある。
なお、ドット状凹部7を形成するためのエンボス加工は、吸収体4にのみ対して行われている。つまり、表面シート2や裏面シート3と共に吸収体4がエンボス加工されてドット状凹部7が形成されているのではない。
更に、裏面シート対向面側から吸収体4がエンボス加工されることによって、吸収体4には、面方向に亘ってその全域に疎密構造が形成されている。具体的には圧縮されている密な部分4aと、非圧縮状態になっている疎な部分4bとからなる疎密構造が形成されている。密な部分4aは、ドット状凹部7の底部に位置している。
吸収体4に疎密構造が形成されていることで、吸収体4に二つの機能を付与することができる。一つ目は、密な部分4aが存在することによる液の拡散性の増大機能である。密な部分4aでは毛管力が強く働き、液は吸収体4の平面方向へ素早く拡散される。二つ目は、疎な部分4bが存在することによる液の透過性の増大機能である。疎な部分4bは、液が通過しやすい空間を有していることから、***された液は、吸収体4の厚さ方向へ素早く透過する。この二つの機能によって素早い液の透過及び拡散が実現し、吸収体4内で液が平面方向へ十分に拡散し、吸収体全体の吸収能を余すところなく活用できる。その結果、吸収容量を落とさずに、パルプや高吸収性ポリマーの使用量を低減させることができる。このことは、経済的な観点及び環境負荷の軽減の観点から有利である。
吸収体4に疎密構造が形成されていることで、吸収体4の保形性が高くなり、例えば着用者が激しい動作をしても、吸収体4によれが発生しにくくなるという付加的効果もある。
ドット状凹部7は、その面積が0.5〜15mm2、特に1〜10mm2であることが、液拡散に対して有効な毛管力を設計でき、且つナプキン全体の曲げに対する剛性が過度に高くならない、つまり着用者に違和感やフィットしない不安感を与えないという点から好ましい。ドット状凹部7は、縦横比が1に近い異方性の低い形状であることが好ましい。例えば円形や、矩形、三角形等の多角形などの形状をとり得る。吸収体4における裏面シート対向面に対するドット状凹部7の面積の総和の割合(以下、裏面シート対向面側面積率という)は、1〜50%、特に2〜30%であることが、吸収体4に所望の疎密構造を形成し得る点から好ましい。
ドット状凹部7は、ナプキン1の長手方向におけるピッチが3〜10mm、特に3〜7mmであることが、また、ナプキン1の幅方向におけるピッチが3〜10mm、特に3〜7mmであることが、液拡散に対して有効な毛管力と液透過しやすい空間を兼ね備え、この二つの機能によって素早い液の透過及び拡散が実現し、吸収体全体の吸収能を余すところなく活用できる点から好ましい。
先に述べた通り、吸収体4における裏面シート対向面にドット状凹部7を設けているため、吸収体4に疎密構造が形成されているとともに、吸収体4における表面シート対向面は実質的に平坦面になっている。その結果、吸収体4と表面シート2との密着性が高まり、表面シート2から吸収体4への液の移行が一層素早くなる。この観点から、後述するように、表面シート2の裏面(つまり吸収体対向面)が実質的に平坦になっていることが好ましい。
図1に示すように、ナプキン1には、その肌当接面側における***部対向領域の幅方向中央部Aにおける複数箇所に圧着部9が形成されている。圧着部9は短い線状の形状をしている。圧着部9は、ナプキン1の長手方向に延びるように形成されている。圧着部9は、ナプキン1の長手方向に関し、所定間隔をおいて不連続に形成されている。また、ナプキン1の幅方向に関し、所定間隔をおいて多列に形成されている。
圧着部9は、表面シート2及び吸収体4が一体的に圧縮されて形成されている。圧着部9は、吸収体4における表面シート対向面側から該吸収体4が表面シート2と共にエンボス加工されて形成されている。圧着部9においては、表面シート2がエンボスピン(図示せず)により押圧されて、表面シート2の厚み方向の全体が、吸収体4の内部に陥入すると共に、その陥入した部位において表面シート2が吸収体4に接合固定されている。そのため、表面シート2は、圧着部間において張力のかかった状態で、吸収体4に固定される。この張力が働いていることにより、着用中に身体の動きによりナプキン1に変形等が生じても、表面シート2と吸収体4との密着性が良好に維持され、表面シート2上に***された液が吸収体4に速やかに移行し吸収される。表面シート2と吸収体4との接合は、これらの構成繊維どうしの熱融着や接着剤による接着によって行うことができる。
圧着部9には、高密度/低密度部を交互に配列させてもよい。こうすることで圧着部9の剛性感が緩和され、フィット性が高まり、また液引き込み力が高まるので有効である。
更に、圧着部9が形成された領域の外側に、全周囲に亘って防漏溝を形成するか、又は該領域の前後若しくは左右両側に連続的な防漏溝を形成することによって、該防漏溝によって圧着部9が位置決めされるので、表面シート2と吸収体4とが一層よく密着するようになる。その結果、体液の移動が促進され、また液漏れが生じないようになる。かかる防漏溝の詳細については後述する。
圧着部9及びドット状の凹部7それぞれの配列パターンは特に限定されるものではない。図示するように、圧着部9が製品長さ方向に略縦長に配列されることでモレ防止効果が一層高まる。また、図示はしないが、圧着部9が製品幅方向に略縦長に配列されることで製品が湾曲しやすくなり身体に対するフィット性が高まる。ドット状凹部7も吸収体全域に等間隔で規則的に配列されていてもよいし、製品の長さ方向及び幅方向に対して任意に配列させてもよい。
圧着部9とドット状の凹部7との相対的な配列パターンにも特に制限はないが、特に圧着部9の下方における吸収体4の裏面シート対向面に多数の凹部7が形成されて、吸収体4の面方向に亘った疎密構造が形成されていることが好ましい。これによって吸収体4における液の拡散性が一層促進される。また吸収体における液の透過性も一層促進される。
後述するように、表面シート2が伸縮性を有していると、表面シート2が伸ばされながら吸収体4と一体化されているため、吸収体4の厚み方向に対してより深い位置にまで接合が生じる。そのため、表面シート2と吸収体4との密着性が一層高まり、表面シート2上に***された液が、圧着部を介して吸収体4に一層速やかに移行する。また、圧着部において表面シート2が吸収体4から離脱しにくいため、身体の動きに対する構造の安定性にも優れている。本実施形態のナプキン1によれば、このような作用により、表面シート上の液残りや液流れを防止でき、優れた吸収性能及び漏れ防止性能が発現されると共に湿潤感の低減された快適な装着感を得ることができる。
以上の理由から、圧着部9は、ナプキン1における***部対向領域に形成されていることが必須であるが、それに加えて、圧着部9は***部対向領域にのみ形成されていることが好ましい。圧着部9をナプキン1の全域に形成すると、ナプキン1の剛性が高くなることに起因して、ナプキン1のフィットが低下し、また漏れが生じやすくなる。
図1に示すように、圧着部9はナプキン1の長手方向に延びているのが望ましい。これによって***された液が圧着部9に沿って誘導されてナプキン1の長手方向に流れるようになり、ナプキン1の側部からの液漏れが防止される。また、ナプキン1の幅方向の可撓性が損なわれず、フィット性が高められという利点もある。圧着部9の長さは5〜20mm、特に5〜10mmであることが好ましい。
圧着部9の面積は1〜20mm2、特に5〜10mm2であることが、表面シート2上に***された液が吸収体4に一層速やかに移行し、また表面シート2が吸収体から離間しにくいという点から好ましい。吸収体4における表面シート対向面に対する圧着部9の面積の総和の割合(以下、表面シート対向面側面積率という)は、0.01〜2.0%、特に0.05〜1.0%という低い値であることが、吸収体4の剛性が過度に高まることを防止する点から好ましい。
圧着部9は、ナプキン1の長手方向におけるピッチが5〜50mm、特に5〜30mmであることが、ナプキン全体を湾曲させやすく、それによってナプキンを身体にフィットさせやすい点から好ましい。また、ナプキン1の幅方向におけるピッチが5〜30mm、特に5〜20mmであることが、表面シート2が吸収体4に対して良好に密着し、***された液が吸収体4に一層速やかに移行すると共に、着用者に不快感を与えるような剛性を生じないという点から好ましい。
本実施形態のナプキン1においては、裏面シート対向面側面積率が、表面シート対向面側面積率よりも高くなっている。これによって、液の引き込み性を十分に高くすることができる。この観点から、裏面シート対向面側面積率/表面シート対向面側面積率の値は2〜900、特に10〜500であることが好ましい。なお裏面シート対向面側面積率及び表面シート対向面側面積率そのものの値については先に述べた通りである。
前記面積率と同様の理由により、本実施形態のナプキン1においては、その長手方向及び/又は幅方向に関し、裏面シート対向面側に形成されているドット状凹部7間のピッチよりも、表面シート対向面側に形成されている圧着部9間のピッチの方が大きくなっていることが好ましい。
図1に示すように、ナプキン1における***部対向領域には、圧着部9とは別に、防漏溝10が形成されている。防漏溝10は、圧着部9が形成されている***部対向領域の中央部の両側それぞれに位置しており且つ圧着部9を取り囲むように閉じた形状をしている。防漏溝10は、ナプキン1の肌当接面側において、表面シート2と吸収体4とが連続的に接合されて形成されている。圧着部9と同様に、防漏溝10もエンボス加工によって形成されている。
圧着部9の側部外方に防漏溝10が形成されていることで、表面シート2は、圧着部間のみならず、圧着部9と防漏溝10との間でも引き伸ばされながら吸収体4と接合されることになる。その結果、圧着部間のみならず、圧着部9と防漏溝10との間でも、表面シート2と吸収体4との密着性が向上し、表面シート2上に***された液が吸収体4に更に速やかに移行し吸収される。この効果を一層顕著なものとするために、ナプキン1の製造において、初めに防漏溝10を形成し、その後に圧着部を形成することが好ましい。この操作によって、表面シート2に効果的に張力が加わりながら、表面シート2と吸収体4とが接合するからである。
本実施形態のナプキン1における表面シート2は、その表面側に多数の凸部11を有している。凸部11は表面シート2の表面側全域に亘り島状に形成されている。表面シート2は不織布等の繊維材料から構成されており、凸部11内は繊維で満たされている。多数の凸部11が形成されていることで、***された液が凸部11間の凹部に流れ込みやすくなり、液が迅速に表面シート2の表面から除去される。また、表面シート2はその厚さ方向における圧縮回復性が高くなり、良好なクッション感を呈する。更に、肌との接触面積が低減するので、蒸れが防止されドライ感が一層高くなる。これらの観点から、凸部11はその高さが0.3〜5mm、特に0.5〜3mmであることが好ましい。また、表面シート1を平面視したとき、凸部11はその面積が0.5〜10mm2、特に1〜5mm2であることが好ましい。
一方、表面シート2の裏面は表面よりも平坦になっている。具体的には、表面シート2の裏面は実質的に平坦になっているか、或いは平坦になっていない場合であっても、表面シート2の表面よりは平坦になっている。このことと、吸収体4の表面シート対向面が平坦になっていることによって、表面シート2と吸収体4との密着性が向上する。
表面シート2と吸収体4との密着性を一層高める観点から、先に述べた通り、表面シート2は伸縮性を有していることが好ましい。表面シート2に伸縮性を付与するためには、例えば表面シート2の構成繊維として、素材自体が伸縮性を示す弾性繊維や、立体捲縮繊維などの特定の立体構造を有することにより伸縮性を示す繊維を用いればよい。素材自体が伸縮性を示す弾性繊維としては、スチレン−ブタジエン、ブタジエン、イソプレン、ネオプレン等の合成ゴム、天然ゴム等のエラストマー材料を溶融紡糸して得られる繊維や、スパンデックスに代表されるポリウレタンやポリエステル等を組成とする合成繊維が挙げられる。特定の立体構造を有することにより伸縮性を示す繊維としては、螺旋状に捲縮した立体捲縮繊維が特に好ましく用いられる。例えば、熱処理により螺旋状の捲縮を発現した潜在捲縮性繊維が挙げられる。
表面シート2は、その表面側から裏面側に向けて漸次密な構造となっていることが好ましい。これによって液の引き込み性が一層高くなり、液が素早く吸収体4にまで移行する。この場合、表面側から裏面側に向けて連続的に密な構造になっていてもよく、或いは段階的に密な構造になっていてもよい。同様の理由により、表面シート2は、その表面側から裏面側に向けて漸次親水性が高くなっていることも好ましい。この場合、表面側から裏面側に向けて連続的に親水性が高くなっていてもよく、或いは段階的に親水性が高くなっていてもよい。
表面シート2の表面側から裏面側に向けて漸次密な構造を作るには、例えば表面シート2を2層以上の多層構造となし、下側の層に向かうほど繊維密度の高い層を用いればよい。同様に、表面シート2の表面側から裏面側に向けて漸次親水性の高い構造を作るには、例えば表面シート2を2層以上の多層構造となし、下側の層に向かうほど親水度の高い層を用いればよい。親水性に関しては、液を繰り返し吸収しても親水性が低下しづらい特性、即ち安定な耐久親水性を有していることが望ましい。
本実施形態のナプキン1に好ましく用いられる表面シート2の具体的な例としては、本出願人の先の出願に係る特開2002−165830号公報、特開2002−187228号公報、特開2003−126147号公報、特開2003−247155号公報、特開2003−250836号公報等に記載のシートが挙げられる。
次に本実施形態のナプキンの好ましい製造方法について説明する。先ず、吸収体をその一面側(裏面シート対向面側)からエンボス加工する。エンボス加工には、周面に多数の凸状ピンが規則的に植設されたロールと平滑ロールとの組み合わせからなるエンボス装置が用いられる。エンボス加工の際には、ロールを所定温度に加熱してドット状凹部7が効果的に形成されるようにしてもよい。
次に、表面シート2が吸収体4上に位置するように、表面シート2を吸収体4上に重ねた後、この積層体に対して、溝形成用のエンボス加工を施して、表面シート2及び吸収体4に防漏溝10,10を熱圧形成する。このエンボス加工は、例えば防漏溝10に対応する環状の突条部が周面に形成された凹凸ロールと、周面が表面平滑な弾性体からなる受けロールとの間に前記積層体を挿通して行う。
次いで、防漏溝10形成後の積層体における防漏溝10の内側にエンボス加工を施して圧着部9を形成する。このエンボス加工には、周面に多数の凸状ピンが規則的に植設されたロールと平滑ロールとの組み合わせからなるエンボス装置が用いられる。
更に、この積層体の吸収体側に裏面シート3を積層して公知の手法により接合し、更に公知の手法により輪郭をナプキン1の形状に切断すると共にエンドシールを施し、本実施形態の生理用ナプキン1を得る。
本実施形態の製造方法によれば、防漏溝10の形成後に、両防漏溝10の内側に圧着部9を形成することにより、表面シート2に自然に強い張力が掛かり、その状態で表面シート2が吸収体4に固定される。しかも圧着部9においては表面シートが大きく伸ばされながら吸収体に接合するため、強い接合強度が得られると共に圧着部9以外の部位における表面シート2と吸収体4との密着性も一層向上する。
以上、本発明のその好ましい実施形態に基づき説明したが、本発明は前記実施形態に制限されない。例えば前記実施形態においては表面シート2として、その表面側に多数の凸部11を有するものを用いたが、これに代えて、表面側及び裏面側ともに平坦なシートを用いてもよい。
また、前記実施形態のナプキンの製造方法においては、防漏溝10の形成前に、圧着部9を形成し、その後に防漏溝10を形成してもよい。
また、吸収体4の表面シート対向面側に形成される圧着部9の形状は線状に限られない。例えばドット状、点線状、折れ線状、曲線状、多角形状、円形状、矩形状、中抜きの円形や矩形状、多角形状の複数の凹部が実質的に線状に連なった凹部群から圧着部が構成されていてもよい。圧着部が例えば複数のドット状凹部が実質的に線状に連なった凹部群からなる場合、各ドット状凹部はその面積が0.5〜2.0mm2、特に1〜1.0mm2であることが好ましい。ドット状凹部間の距離は5mm以下、特に3mm以下であることが、圧着部の延びる方向に液を効果的に誘導し得る点から好ましい。
同様に、吸収体4の裏面シート対向面側に形成される凹部7の形状はドット状に限られない。例えば凹部の形状を線状、楕円状、中抜き円状、波線状とすることができる。或いはそれらの任意の二以上の組み合わせからなるパターンとすることもできる。
更に前記実施形態においては、凹部7は、吸収体4の何れの位置においても同じ深さで形成されていたが、この深さを吸収体4の部位ごとに変えることができる。圧着部9についても同様である。こうすることによって、ナプキンの柔軟性やフィット性を向上させつつ、所望の吸収力が得られるという利点が生じる。
また前記実施形態は本発明の吸収性物品を生理用ナプキンに適用した例であるが、本発明はこの他に、例えば失禁パッド、おりものシート、使い捨ておむつなど各種吸収性物品に適用することができる。
本発明の吸収性物品の一実施形態である生理用ナプキンを示す斜視図である。 図1におけるII−II線断面図である。
符号の説明
1 生理用ナプキン(吸収性物品)
2 表面シート
3 裏面シート
4 吸収体
4a 密な部分
4b 疎な部分
5 側部シート
7 ドット状凹部
9 圧着部
10 防漏溝
11 凸部

Claims (11)

  1. 吸収体における裏面シート対向面側から該吸収体にのみ対してエンボス加工が行われ、該裏面シート対向面に多数の凹部が形成されて、該吸収体の面方向に亘って疎密構造が形成されていると共に、吸収体における表面シート対向面側から該吸収体が表面シートと共にエンボス加工されて、該表面シート対向面における***部対向領域の幅方向中央部、該表面シート及び該吸収体が一体的に圧縮され該表面シートの厚み方向の全体が該吸収体の内部に陥入している複数の圧着部が形成されており、
    前記表面シート対向面の少なくとも***部対向領域において前記吸収体と前記表面シートとが密着している吸収性物品であって、
    前記圧着部は、前記吸収性物品の長手方向に延びる短い線状の形状であり、
    また、前記圧着部は、前記吸収性物品の長手方向に関し、所定間隔をおいて不連続に形成され、かつ前記吸収性物品の幅方向に関し、所定間隔をおいて多列に形成されており、
    前記圧着部の下方における前記吸収体の裏面シート対向面に前記凹部が形成されている吸収性物品
  2. 表面シートがその表面側に多数の凸部を有しており、また表面シートの裏面が表面よりも平坦になっている請求項1記載の吸収性物品。
  3. 表面シートが、その表面側から裏面側に向けて漸次密な構造となっている請求項2記載の吸収性物品。
  4. 表面シートが、その表面側から裏面側に向けて漸次親水性が高くなっている請求項1ないし3の何れかに記載の吸収性物品。
  5. 表面シートが伸縮性を有している請求項1ないし4の何れかに記載の吸収性物品。
  6. 吸収体の裏面シート対向面に対する凹部の面積の総和の割合が、表面シート対向面に対する圧着部の面積の総和の割合よりも高くなっている請求項1ないし5の何れかに記載の吸収性物品。
  7. 吸収体の裏面シート対向面に形成されている凹部がドット状の凹部である請求項1ないし6の何れかに記載の吸収性物品。
  8. 長手方向及び/又は幅方向に関し、吸収体の裏面シート対向面側に形成されている凹部間のピッチよりも、表面シート対向面側に形成されている圧着部間のピッチの方が大きくなっている請求項1ないし7の何れかに記載の吸収性物品。
  9. 吸収体の裏面シート対向面に対する凹部の面積の総和の割合が1〜50%で、長手方向における該凹部間のピッチが3〜10mm、幅方向におけるピッチが3〜10mmである請求項1ないし8の何れかに記載の吸収性物品。
  10. 吸収体の表面シート対向面に対する圧着部の面積の総和の割合が0.01〜 2.0%で、各圧着部の面積が1〜20mm 2 で、長手方向における圧着部のピッチが5〜50mm、幅方向におけるピッチが5〜30mmである請求項1ないし9の何れかに記載の吸収性物品。
  11. 前記***部対向領域の幅方向中央部の両側それぞれに、前記表面シートと前記吸収体とが連続的に接合されて形成された防漏溝を有している請求項1ないし10の何れかに記載の吸収性物品。
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