JP4226378B2

JP4226378B2 - Game machine hitting device

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Publication number: JP4226378B2
Application number: JP2003114386A
Authority: JP
Inventors: 圭一郎赤羽根; 智弘宮内
Original assignee: Newgin Co Ltd
Current assignee: Newgin Co Ltd
Priority date: 2003-04-18
Filing date: 2003-04-18
Publication date: 2009-02-18
Anticipated expiration: 2023-04-18
Also published as: JP2004313600A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ機等に代表される遊技機の打球発射装置に係り、詳しくはハンドル内に発光手段を設けてその発光手段により発光演出を行わせるようにした遊技機の打球発射装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
パチンコ機やアレンジボール機に代表される弾球遊技機では、遊技盤面上に複数の発光手段が設けられており、それらの発光手段を点灯（点滅）させることにより、遊技の演出効果の向上が図られてきた。また最近では、演出効果をいっそう向上させるために、遊技盤面上での発光演出だけでなく、打球発射装置のハンドル内に設けた発光手段を点灯（点滅）させる発光演出を行うものが提案されている（例えば、特許文献１参照）。この種のハンドルは、ハンドル本体部、外周部に指掛け部を有するハンドルグリップ、ハンドルカバー等を備えていて、ハンドルグリップを所定方向に回動操作することにより打球の発射強度を調整できるようになっている。
【０００３】
【特許文献１】
特開平９−９９１３７号公報
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、打球発射装置のハンドルは遊技中に遊技者によって把持された状態で回動操作されるが、このときハンドルカバーの外表面の大部分は遊技者の手により覆われることとなる。仮に発光手段が遊技者の掌の側にあるとすると、発光手段の発した光の大部分は遮られてしまう。よって、ハンドルにより発光演出が行われていたとしても、遊技者の目に到達する光量が少ないことから、遊技者はその発光演出を感知しにくくなる。また、発光手段が遊技者の指の側にあったとしても、発光手段自体は回動不能状態で固定されているため、回動操作部材であるハンドルグリップの回動位置の如何によっては、発光手段の発した光が指によって遮られてしまう。よってこの場合も同様に、遊技者は発光演出を感知しにくくなる。以上のように、特許文献１に記載の従来技術では、ハンドル内にて発光演出が行われていることを的確に遊技者に伝えることができず、効果的に発光演出が行われているとは言い難かった。
【０００５】
なお、従来構成においては、遊技者に対して的確に発光演出を伝えようとすると、ハンドル内部のほぼ全域に発光手段を配置する必要があることから、部品点数が増加し、コスト高になりやすいという問題があった。
【０００６】
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、遊技者の手による光の遮蔽を未然に回避でき、ハンドル内にて発光演出が行われていることを的確に遊技者に伝えることができる遊技機の打球発射装置を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、請求項１に記載の発明では、遊技機前面側に取り付けられる本体部と、外周部に少なくとも１つの凸部を有し、前記凸部の側面に指を掛けて回動操作することによって遊技球の発射強度を調整する回動操作部材と、内部に半球状の空間部を有し、前記回動操作部材の遊技者側面を覆う光透過性のカバー部材とを含んで構成されるハンドルを備えた遊技機の打球発射装置において、前記空間部内に、前記カバー部材よりも一回り小さく、前記本体部との間で前記回動操作部材を回動可能に挟持する内側部材を設け、前記カバー部材に光拡散処理を施す一方で、前記内側部材に前記カバー部材とは通過時の光拡散方向が異なる光拡散処理を施し、前記回動操作部材の前記遊技者側面の回動中心部に筒状または柱状の発光手段支持部材を回動中心軸方向に沿って突設し、前記回動操作部材の回動操作量に応じて前記回動操作部材と同じ方向に一体回動可能となるように、その発光手段支持部材の外周面に発光手段である複数のＬＥＤを取り付け、前記複数のＬＥＤのうちの少なくとも１つが、前記空間部の内部、かつ、前記回動操作部材の回動中心軸方向から見て前記凸部頂点と前記回動操作部材の回動中心とを結ぶ直線上の位置に設置されていることを特徴とする遊技機の打球発射装置をその要旨とする。
請求項２に記載の発明は、請求項１において、自身の頂点と前記回動中心とを結ぶ前記直線上に前記ＬＥＤが設置されている凸部は複数であり、前記回動操作部材は、回動操作量が最少となる第１回動位置と回動操作量が最大となる第２回動位置との間を回動許容範囲とし、前記ハンドルを取り付けた状態においてそのハンドルを回動中心軸方向から見て、前記ハンドルを上半分の領域及び下半分の領域に分けたとき、前記回動操作部材が前記第１回動位置にある状態では当該凸部の全てが前記上半分の領域に位置し、かつ、前記回動操作部材が前記第２回動位置にある状態では当該凸部の少なくとも１つが前記上半分の領域に位置するように構成されていることをその要旨とする。
請求項３に記載の発明は、請求項２において、前記上半分の領域に位置する前記ＬＥＤの数が前記下半分の領域に位置する前記ＬＥＤの数よりも常に多くなるように、前記複数のＬＥＤが設置されていることをその要旨とする。
請求項４に記載の発明は、請求項１乃至３のいずれか１項において、前記発光手段支持部材は空洞部を有する筒状であり、前記空洞部にモータを設け、前記モータと錘とを組み合わせることで少なくとも前記発光手段の発光時に振動する振動発生手段を構成したことをその要旨とする。
【０００８】
遊技者が凸部の側面に指を掛けて回動操作する場合において、回動操作部材の回動中心軸方向から見て凸部と回動操作部材の回動中心とを結ぶ直線を想定してみると、その直線はちょうど指と指との間に位置しており、指によって覆い隠されない。従って、請求項１に記載の発明のように、当該直線上の位置及び前記直線の近傍の位置のうちの少なくともいずれかに発光手段を設置しておけば、発光手段の発した光が指によってあまり遮られずに遊技者の目に到達するようになる。従って、ハンドル内にて発光演出が行われていることを的確に遊技者に伝えることができる。
【０００９】
ここで、前記発光手段は、前記直線上の位置のみに設置されていてもよく、前記直線ではないがその近傍の位置のみに設置されていてもよく、あるいは前記直線上の位置及び前記直線の近傍の位置の両方に設置されていてもよい。なお「直線の近傍の位置」とは、例えば、前記直線を基準として回動操作部材の回動方向（周方向）に±０．７５ｍｍの領域内にある任意の位置をいう。
【００１０】
前記発光手段としては特に限定されず周知のもの（例えばランプやＬＥＤ等）を使用することが可能であるが、強いて言えばハンドル内にて大きな収容スペースの確保が難しいという関係上、ランプ等に比べて小型のＬＥＤを使用することが好適である。なお、消費電力が少ないという点においてもＬＥＤは有利である。ハンドル内に設置される発光手段の数も特に限定されず、１個または２個以上（好ましくは２個〜７個程度）とすることができる。
【００１１】
前記回動操作部材における凸部は１つであってもよく、２つ以上であってもよい。また、凸部の形状や大きさについては、遊技者がその側面に指を引っ掛けて回動操作できるものであればよいため、特に限定されない。
【００１２】
なお、複数の凸部を有するものの場合においては、回動操作部材の回動中心軸方向から見て「少なくとも１つ」の凸部と回動操作部材の回動中心とを結ぶ「少なくとも１本の」直線を想定し、当該直線上の位置及び前記直線の近傍の位置のうちの少なくともいずれかに発光手段を設置すればよい。言い換えると、回動操作部材の回動中心軸方向から見て「全ての凸部」と回動操作部材の回動中心とを結ぶ直線を「複数本」想定し、当該直線上の位置及び前記直線の近傍の位置のうちの少なくともいずれかに発光手段を設置する必要は、必ずしもない。
【００１３】
前記光透過性のカバー部材としては、例えば、透明または半透明な材料を用いて形成されたカバー部材があるほか、光を通過させる孔が形成されたカバー部材などがある。勿論、透明または半透明な材料を用いて形成されたカバー部材に孔を設けてもよい。
【００１４】
前記発光手段は、前記回動操作部材に設けられていることが好ましい。
【００１５】
仮に、発光手段が回動変位しない状態で設けられていると、回動操作部材の回動位置の如何によっては、発光手段の発した光が指によって遮られてしまう可能性がある。これに対し、発光手段を回動操作部材に設けた上記構成によると、回動操作部材の回動変位に合わせて発光手段の位置が変化する。しかし、この場合であっても発光手段と凸部との相対位置は変わらないため、発光手段は常に前記直線上の位置及び前記直線の近傍の位置のうちの少なくともいずれかに存在する。つまり、回動操作部材の回動位置の如何を問わず、常に発光手段が指によって遮られない位置に設けられた状態となり、ハンドル内にて発光演出が行われていることをより的確に遊技者に伝えることができる。
【００１６】
なお「発光手段が回動操作部材に設けられている」とは、発光手段が他の部材を何ら介さずに直接的に回動操作部材に設けられている場合ばかりでなく、発光手段が他の部材を介して間接的に回動操作部材に設けられている場合も含む。即ち、回動操作量に応じて発光手段が回動操作部材とともに一体回動するような態様であればよい。
【００１７】
前記発光手段は、前記回動操作部材の回動許容範囲内において上側となる領域を発光させる位置に設置されていることが好ましい。
【００１８】
通常、打球発射装置のハンドルは遊技機前面側における下方位置に取り付けられた状態で使用されるため、遊技者はハンドルをその回動中心軸に直交する方向から見下ろすこととなる。ゆえに、ハンドルを取り付けた状態にあっては、遊技者は、上側となる領域については比較的見やすくなる一方、従って、下側となる領域については殆ど見ることができなくなる。従って、上記構成のように、発光手段を回動操作部材の回動許容範囲内において上側となる領域を発光させる位置に設置しておけば、回動操作部材の回動位置の如何を問わず、遊技者にとって非常に見やすい位置に発光手段が配置された状態となる。以上の結果、ハンドル内にて発光演出が行われていることをより的確に遊技者に伝えることができる。
【００１９】
この場合具体的には、ハンドルの取り付け状態においてそのハンドルを遊技者側（回動中心軸方向）から見て上半分の領域及び下半分の領域に便宜上分けたときに、前記発光手段は常に上半分となる領域に属していることが好ましい。より具体的には、例えば凸部が複数あるような場合であれば、回動許容範囲内において常に前記上半分となる領域に属する凸部を基準とし、当該凸部と前記回動操作部材の回動中心とを結ぶ直線上の位置及び前記直線の近傍の位置のうちの少なくともいずれかに、発光手段を設置することが好ましい。
【００２０】
前記発光手段は、回動操作部材の遊技者側面において当該遊技者側面とほぼ同じ高さで設けられてもよいが、好ましくは当該遊技者側面から遊技者側方向（言い換えるとハンドル先端部方向）にいくぶん突出した状態で設けられることがよい。具体例を挙げると、例えば、回動操作部材の遊技者側面の回動中心部付近に柱状または筒状の発光手段支持部材を一体または別体で突設形成し、その発光手段支持部材の外周面（特には外周面における上側部分）に発光手段を設けることがよい。このような部材の外周面上側部分は、遊技者にとって非常に見やすい位置関係にあるため、そこに発光手段を設置することにより、発光手段の発した光がいっそう遊技者の目に到達しやすくなる。ゆえに、ハンドル内にて発光演出が行われていることをより的確に遊技者に伝えることができる。
【００２１】
前記発光手段支持部材は柱状であっても筒状であってもよいが、例えば筒状であるような場合には、その発光手段支持部材の有する空洞部内にモータ等の電気部品を設けること等が可能となる。この場合には、発光手段支持部材を例えば電気部品支持部材または電気部品保護部材として機能させることもできる。なお、前記モータと錘とを組み合わせて構成することにより振動発生手段としてもよく、前記モータとプロペラとを組み合わせて構成することにより送風手段としてもよい。例えば、発光手段の発光時に併せて振動発生手段を動作させるようにしたり、発光手段の発光時に併せて送風手段を動作させるようにしたりすれば、発光演出が行われていることを振動または風により遊技者に報知することができる。
【００２２】
前記発光手段の配線を前記回転中心方向に引き込んで係止しておく引込係止部を前記回動操作部材に形成することが好ましい。
【００２３】
回動操作部材の回動変位に合わせて発光手段の位置が変化する構成の場合、発光手段から延びる配線が周囲の部材に引っ掛かって断線するおそれがある。また、配線が断線しないにしても、配線の引っ掛かりによって回動操作部材の円滑な回動が妨げられてしまい、遊技者が快適に遊技を行うことができなくなるおそれがある。その点、上記構成によれば、配線が回転中心方向に引き込まれた状態で引込係止部に係止されるので、回動操作を行っても配線が周囲の部材に引っ掛からない。従って、配線の断線による故障を防止することができ、かつ、回動操作時の円滑さも何ら損なわない。なお、上記のごとくモータ等の電気部品をさらに備える構成とした場合には、そのモータの配線についても同様に引込係止部に係止させておくことがよい。
【００２４】
ここで、本発明の遊技機の打球発射装置においては、発光手段の発した光を拡散する何らかの構成を備えていることがよく、具体的には少なくともカバー部材に光拡散処理が施されていることが好ましい。かかる光拡散処理が施されていると、光がカバー部材を通過する際にその進行方向が多方向に変えられる結果、光が拡散される。このとき、ハンドルを外方から見るとカバー部材における比較的広い領域が煌びやかに光って見えるため、結果的に演出効果を高めることができる。なお、発光手段としてＬＥＤを選択した場合、このよう光拡散処理は特に有効であるといえる。ＬＥＤはランプに比べて光を発する角度範囲が狭いからである。さらに、カバー部材という既存の部材に対して光拡散処理を施す構成であるため、部品点数の増加や、それに伴う構造の複雑化及び高コスト化などを回避することができる。
【００２５】
また、前記カバー部材と前記発光手段との間に、前記本体部との間で前記回動操作部材を回動可能に挟持する内側部材を備えるような場合には、その内側部材にも光拡散処理を施しておくことがよい。この構成によると、カバー部材と発光手段との間に配置された内側部材を光が通過する際にも、その進行方向が多方向に変えられるため、光をより効果的に拡散させることができる。また、このような位置に内側部材を設けることによって、いわば発光手段を二重に覆った状態とすることができるため、発光手段をより確実に保護することができる。
【００２６】
ここでカバー部材や内側部材に施されている光拡散処理とは、例えば部材の表面に凹凸を形成するような加工を指し、その具体例としては溝加工、ダイヤモンドカット加工、シボ加工、ブラスト加工などを挙げることができる。例えば、カバー部材及び内側部材に溝加工を施すような場合、カバー部材に形成された溝及び内側部材に形成された溝は互いに交差する方向に延びていることがよい。このようにすると、カバー部材を通過するときの光の拡散方向と、内側部材を通過するときの光の拡散方向とが異なることから、光をよりいっそう効果的に拡散することが可能となる。
【００２７】
【発明の実施の形態】
［第１の実施の形態］
【００２８】
以下、本発明の遊技機の打球発射装置を具体化した一実施形態のパチンコ機用ハンドルユニット１１を、図１〜図６に基づき詳細に説明する。まず本実施形態のパチンコ機の基本的構成を簡単に説明する。
【００２９】
図１に概略的に示されるように、このパチンコ機は機体の外郭をなす縦長方形の外枠Ａを備えている。外枠Ａの開口前面側には、各種の遊技用構成部材をセットするための縦長方形の中枠（図示略）が、開閉可能かつ着脱可能に組み付けられている。そして、この中枠の前面側には、遊技盤Ｂの透視保護窓である前枠Ｄと、上の球受け皿Ｅとが、個々の連結支持手段等を利用してともに横開き形態で開閉可能に組み付けられている。その一方で、中枠の下部には下の球受け皿Ｆと打球発射装置Ｇとがセットされている。また中枠の裏側には、各種の球経路及び球処理払出部等を備えた機構セット盤（図示略）がセットされている。なお、図中Ｈは球貸しシステムに利用されるカードユニットを示している。
【００３０】
このように構成されたパチンコ機では、上記中枠に、前述した前枠Ｄ、上下の球受け皿Ｅ，Ｆ、打球発射装置Ｇ、遊技盤Ｂ及び各種の付属部品等の遊技用構成部材がセットされて１台単位に構成されている。即ち、遊技者が通常の打球発射操作を行うことにより、上の球受け皿Ｅ内の遊技球を１球ずつ発射レール１の発射位置に送り込み、それを所望の強度で適宜に打ち出すことによって、遊技盤Ｂ内でパチンコゲームを展開することができる。
【００３１】
さて次に、本実施形態の特徴的構成である打球発射装置Ｇの構成について詳細に説明する。
【００３２】
打球発射装置Ｇは、打球操作に基づいて上の球受け皿Ｅから球送り部を介して発射レール１に送り込まれた遊技球を打ち出すための装置であって、中枠の右下部に装備されている。なお、本実施形態ではロータリーソレノイド駆動形式の打球発射装置Ｇが採用されている。
【００３３】
前記打球発射装置Ｇは、ユニット化された打球操作部であるハンドルユニット１１と、打球駆動部（図示略）と、駆動制御部（図示略）と、球送り部（図示略）とを基本構成として備えている。
【００３４】
中枠の前盤部の裏側にセットされる打球駆動部は、ハンドルユニット１１での操作入力条件に基づいてパルス制御されるロータリーソレノイドを備えている。ソレノイドの回動軸の後端には打球杆が連結されている。打球杆は、ソレノイドのパルス通電励磁毎に打球始端から打球終端の範囲を回動変位し、発射レール１の発射位置にある遊技球を打ち出すようになっている。打球駆動部の裏側に着脱可能にセットされる駆動制御部は、ロータリーソレノイド等の入出力制御(ハード的制御、ソフト的制御)を行うように構成されている。
【００３５】
図２，図３，図４等に示されるように、本実施形態のハンドルユニット１１は、本体部１２、内側部材であるハンドルインナー１３、回動操作部材であるハンドルグリップ１４、カバー部材であるハンドルキャップ１５等の主要部品を同一軸線上に互いに組み付けてユニット化した構造となっている。
【００３６】
合成樹脂材料により形成された本体部１２は、円筒部１２ａの一方側にかさ状部１２ｂを設けた形状を呈している。円筒部１２ａの内部には、コネクタブロック１６及び回動調整式の可変抵抗器（ボリュームスイッチ）１７が収容されている（図３参照）。略円柱状に形成されたコネクタブロック１６は、本体部１２の後端側（即ちかさ状部１２ｂがない側）に挿入配置されている。コネクタブロック１６は、集合コネクタ部１６ａと、モータ用コネクタ部１６ｂとを有しており、それらのコネクタ部１６ａ，１６ｂには各々ハンドルグリップ１４の回動中心軸Ｃ方向に沿って平行に延びる端子１８が配設されている。
【００３７】
パチンコ機本体の前面にある下の球受け皿Ｆの右側には、図示しないユニット装着用スリーブが突設されている。そのスリーブの内奥部には図示しないコネクタ部が配置され、このコネクタ部にはパチンコ機本体側にある電気的構成（駆動制御部）が接続されている。前記スリーブに対しては、本体部１２の基端側が直接嵌挿されかつビスにより固定される。このようなユニット装着時においては、コネクタ部１６ａ，１６ｂとパチンコ機本体側コネクタ部とが連結される。勿論、ビスを外せばスリーブから本体部１２を容易に離脱させることができる。
【００３８】
図３に示されるように、ハンドルグリップ１４の回動量を電気抵抗値に変換するための可変抵抗器１７は、本体部１２においてコネクタブロック１６よりもユニット先端側（即ち遊技者側）の位置に配設されている。可変抵抗器１７の調整軸１７ａは、ハンドルユニット１１の前方側に向けられるとともに、ハンドルグリップ１４の回動中心軸Ｃと同軸上に配設されている。可変抵抗器１７は図示しない配線を介して集合コネクタ部１６ａの端子１８に電気的に接続されている。
【００３９】
図２等に示されるように、かさ状部１２ｂの内面側における所定箇所には、ソレノイドに対するスイッチ（図示略）及びそのスイッチをオンオフするためのスイッチ操作レバー２０が配設されている。かさ状部１２ｂの外周縁には、金属製のまたは表面が金属メッキされたタッチ感知環２１が取り付けられている。タッチ感知環２１はタッチセンサの構成部材であり、これに遊技者の手の一部が触れていることを１つの条件として遊技球が発射されるようになっている。
【００４０】
図２，図３，図４に示されるように、合成樹脂材料からなるハンドルグリップ１４はハンドルユニット１１における可動部分であって、円盤状に形成された本体部分１４ａの外周部３箇所に指掛け用の凸部２３を突設した構造を有している。ハンドルグリップ１４の回動操作を行う際には、これらの凸部２３の側面に遊技者の指８１が掛けられる（図６（ａ），（ｂ）参照）。ハンドルグリップ１４における遊技者側面Ｓ１の中心部には筒状部２４が突設されており、その部分においてハンドルグリップ１４と可変抵抗器１７の調整軸１７ａとが一体回動可能に連結されている。遊技球の発射強度は、ハンドルグリップ１４を所定方向（即ち図６（ａ），（ｂ）の時計回り方向）に回動させることによって、ハンドルグリップ１４の回動量を調整して可変抵抗器１７の抵抗値を変化させることにより調整可能である。ハンドルグリップ１４の遊技者側面Ｓ１には、ハンドルグリップ１４を図６（ａ），（ｂ）の反時計回り方向へ回動復帰させるための捩りばね３１が配置されている。また、ハンドルグリップ１４の本体部分１４ａには、ハンドルグリップ１４の表裏を連通させる複数の略円弧状スリット２６が形成されている。
【００４１】
図２，図３，図４，図５，図６に示されるように、本体部１２の遊技者側面（即ち先端側面）を覆うためのカバー部材であるハンドルキャップ１５は、略半球状の部材であって、一般的には人の掌に納まる程度の大きさとされている。このハンドルキャップ１５は内側に略半球状の空間部２７を有している（図３参照）。本実施形態のハンドルキャップ１５を構成するハンドルキャップ本体１５ｃは、例えば赤い色に着色された半透明な合成樹脂材料を用いて形成された成形品であって、頂上部に円形状の抜き穴１５ｂを有している。そして、この抜き穴１５ｂには円形状の蓋部材１５ａが嵌着されている。かかるハンドルキャップ本体１５ｃには光拡散処理が施されており、具体的にはハンドルキャップ本体１５ｃの内側面のほぼ全体に溝加工が施されている。本実施形態においてハンドルキャップ本体１５ｃに形成された多数の光拡散用溝６１は、いずれも平行であって、かつ、半径方向に向けて放射状に延びている。なお、前記光拡散用溝６１は、所定の金型を用いてハンドルキャップ本体１５ｃを成形する際に同時に形成されたものである。
【００４２】
一方、内側部材であるハンドルインナー１３は、ハンドルキャップ１５よりも一回り小さい円環状の部材であって、ハンドルキャップ１５の内側（つまり前記空間部２７内）に配置されている。ハンドルインナー１３及びハンドルキャップ１５には、それぞれねじ挿通部２８，２９が形成されている。そして、両ねじ挿通部２８，２９に対して図示しないねじを挿通して締め付けることにより、ハンドルインナー１３とハンドルキャップ１５とが互いに固定されている。ハンドルインナー１３は、本体部１２の有する図示しないボス部の先端に対してもねじ止め固定されている。これにより、本体部１２とハンドルインナー１３との間に、回動操作部材であるハンドルグリップ１４が回動可能に挟持された状態となっている。
【００４３】
かかるハンドルインナー１３にも光拡散処理が施されており、具体的にはハンドルインナー１３の外側面のほぼ全体に溝加工が施されている。本実施形態においてハンドルインナー１３に形成された多数の光拡散用溝６２は、いずれも平行であって、かつ、周方向に沿って延びている。即ち、ハンドルインナー１３における光拡散用溝６２は、ハンドルキャップ本体１５ｃにおける光拡散用溝６１に対して、略直交する方向に延びていることになる。なお、前記光拡散用溝６２は、所定の金型を用いてハンドルインナー１３を成形する際に同時に形成されたものである。
【００４４】
図３，図４に示されるように、ハンドルグリップ１４の前側面中央部には、ハンドルグリップ１４を回動復帰させるための付勢手段であるねじりばね３１が配置されている。ねじりばね３１の輪の部分は、ハンドルグリップ１４の筒状部２４が遊挿されている。ねじりばね３１の一方の端部は図示しない前記ボス部に引っ掛けられるとともに、他方の端部は本体部分１４ａにて突設された係止凸部３２に係止されている。その結果、ねじりばね３１は図６（ａ），（ｂ）の反時計回り方向に常時付勢力を与え、ハンドルグリップ１４を所定の位置に回動復帰させるようになっている。
【００４５】
また、図３，図４に示されるように、本実施形態のハンドルユニット１１は、モータ５４と半円状の錘５３とからなる振動発生手段を備えている。前記モータ５４はその中心部に回転軸５２を有しており、錘５３はその回転軸５２に対して取り付けられている。かかるモータ５４は、内部に空洞を有する略円筒状のモータ／ＬＥＤ支持体４１により、全体的に覆われるようにして保持されている。モータ／ＬＥＤ支持体４１の外周部における複数箇所には、突片状のねじ挿通部４８が形成されている。そして、これらのねじ挿通部４８の透孔にねじを挿通することにより、ボス部３３の上端面にモータ／ＬＥＤ支持体４１が固定されている。
【００４６】
さらに、図３，図４，図６に示されるように、本実施形態のハンドルユニット１１は、発光手段である５個のＬＥＤ５１ａ，５１ｂ，５１ｃ，５１ｄ，５１ｅを備えている。５個のＬＥＤ５１ａ〜５１ｅは、上述したモータ／ＬＥＤ支持体４１の外周面に取り付けられている。つまり、５個のＬＥＤ５１ａ〜５１ｅは、モータ／ＬＥＤ支持体４１を介して間接的にハンドルグリップ１４に設置されていると把握できる。それゆえ、ハンドルグリップ１４の回動操作量に応じて、５個のＬＥＤ５１ａ〜５１ｅも同じ方向に一体回動するようになっている（図６（ａ），（ｂ）参照）。
【００４７】
また、５個のＬＥＤ５１ａ〜５１ｅは、ハンドルグリップ１４の遊技者側面Ｓ１から遊技者側方向（言い換えるとハンドル先端部方向）にある程度突出した状態で設けられている。つまり、本実施形態におけるモータ／ＬＥＤ支持体４１は、ハンドルグリップ１４の遊技者側面Ｓ１の回動中心部付近に別体にて突設形成された筒状の発光手段支持部材であり、５個のＬＥＤ５１ａ〜５１ｅはその発光手段支持部材の外周面に設けられている、と把握できる。
【００４８】
図６（ａ）は、ハンドルグリップ１４が全く回動されていない状態（即ち、ハンドルグリップ１４が第１回動位置にある状態）を概略的に示している。一方、図６（ｂ）は、ハンドルグリップ１４が最大限回動された状態（即ち、ハンドルグリップ１４が第２回動位置にある状態）を概略的に示している。なお、本実施形態ではハンドルグリップ１４の回動許容範囲の角度が約１１０°に設定されている。
【００４９】
図６（ａ）に示すようにハンドルグリップ１４が第１回動位置にある状態では、３つの凸部２３は、それぞれ１０時、０時、２時半の位置に存在している。１０時の位置に存在していた凸部２３（便宜上「第１の凸部２３」とする。）は、ハンドルグリップ１４が図６（ｂ）に示す第２回動位置に移動すると、およそ１時半の位置に移動する。ゆえに、第１の凸部２３は、ハンドルグリップ１４の回動許容範囲内において常に上半分の領域に属することになる。０時の位置に存在していた凸部２３（便宜上「第２の凸部２３」とする。）は、ハンドルグリップ１４が図６（ｂ）に示す第２回動位置に移動すると、およそ３時半の位置に移動する。ゆえに、第２の凸部２３は、ハンドルグリップ１４の回動許容範囲内の大部分において上半分の領域に属することになる。２時半の位置に存在していた凸部２３（便宜上「第３の凸部２３」とする。）は、ハンドルグリップ１４が図６（ｂ）に示す第２回動位置に移動すると、およそ６時の位置に移動する。ゆえに、第３の凸部２３は、ハンドルグリップ１４の回動許容範囲内の大部分において下半分の領域に属することになる。
【００５０】
そして本実施形態では、ハンドルグリップ１４の回動中心軸Ｃ方向から見て、第１の凸部２３とハンドルグリップ１４の回動中心Ｏとを結ぶ直線Ｌ、第２の凸部２３とハンドルグリップ１４の回動中心Ｏとを結ぶ直線Ｌ、の２つを想定してみることとする（図６（ａ），（ｂ）参照）。なお、前記２つの直線Ｌは、ちょうど指８１と指８１との間に位置しており、殆ど指８１によって覆い隠されない。本実施形態の場合、２個のＬＥＤ５１ｂ，５１ｅについては、当該直線Ｌ上の位置に設置されている。また、ＬＥＤ５１ａについては、当該直線Ｌ上の位置ではないがその近傍であって、かつ、指８１によって覆い隠されない位置に設置されている。残りのＬＥＤ５１ｃ，５１ｄについては、当該直線Ｌ上の位置の近傍ではあるが、指８１によってやや覆い隠されやすい位置に設置されている。しかしながら、５個のうち少なくとも３個のＬＥＤ５１ａ，５１ｂ，５１ｅに関しては、遊技者にとって見やすい位置に設置されていると言ってよい。
【００５１】
なお、図４に示されるように、モータ５４及び各ＬＥＤ５１は通電のための共通の配線５０を有している。配線５０の途上には一対の接続用コネクタ４９が設けられている。ハンドルグリップ１４の本体部分１４ａには、回動中心Ｏに向けて切り欠かれた引込係止部４４が設けられている。そして、前記配線５０は、その引込係止部４４に引き込まれた状態で係止されている。
【００５２】
次に、上記のように構成されたハンドルユニット１１の動作等について説明する。
【００５３】
このハンドルユニット１１は、パチンコ機本体側のスリーブに装着した状態で使用されるため、遊技者はハンドルユニット１１をその回動中心軸Ｃに直交する方向から見下ろすこととなる。図６（ａ）に示すようにハンドルグリップ１４が第１回動位置またはそれに近い位置にあるときには、全てのＬＥＤ５１ａ〜５１ｅが、遊技者にとって見やすい上半分の領域に属している。しかも、５個あるＬＥＤ５１ａ〜５１ｅのうちのいくつか（即ちＬＥＤ５１ａ，５１ｂ，５１ｅ）は、指によって覆い隠されない位置に配置されている。配線５０を介してＬＥＤ５１ａ〜５１ｅに通電を行った場合、ＬＥＤ５１ａ〜５１ｅが光を発し、その光がハンドルインナー１３及びハンドルキャップ１５を通過する際に進行方向が多方向に変えられる。従って、光が指によってあまり遮られずに遊技者の目に確実に到達するばかりでなく、光拡散効果によってハンドルキャップ１５における比較的広い領域が煌びやかに光って見える。
【００５４】
また、図６（ｂ）に示すようにハンドルグリップ１４が第２回動位置またはそれに近い位置にあるときであっても、少なくとも３つのＬＥＤ５１ａ〜５１ｃについては、依然として遊技者にとって見やすい上半分の領域に属している。しかも、それらのうちＬＥＤ５１ａ，５１ｂは、指によって覆い隠されない位置に配置されている。よって、この場合においてもＬＥＤ５１ａ〜５１ｅに通電を行った場合には、光が指によってあまり遮られずに遊技者の目に確実に到達するばかりでなく、光拡散効果によってハンドルキャップ１５における比較的広い領域が煌びやかに光って見える。
【００５５】
しかも、各ＬＥＤ５１ａ〜５１ｅ及びモータ５４の配線５０は共通化されていることから、ＬＥＤ５１ａ〜５１ｅの発光時には併せてモータ５１にも通電が行われ、その結果所定の振動が発生する。このため、ハンドルユニット１１において発光演出が行われていることを、振動によって遊技者に報知することができる。なお、各ＬＥＤ５１ａ〜５１ｅ及びモータ５４への通電を、例えば図柄の組み合わせがリーチまたは大当りになったときに行えば、ハンドルユニット１１が発光しかつ振動するため、より効果的にリーチ演出または大当り演出をすることが可能となる。よって、このような演出により遊技者の興趣を大いに高めることができる。
【００５６】
従って、本実施形態によれば以下のような効果を得ることができる。
【００５７】
（１）本実施形態のハンドルユニット１１によると、発光手段であるＬＥＤ５１ａ〜５１ｅの発した光が指によってあまり遮られずに遊技者の目に到達するようになるため、ハンドルユニット１１内にて発光演出が行われていることを的確に遊技者に伝えることができる。
【００５８】
（２）本実施形態のハンドルユニット１１では、発光手段であるＬＥＤ５１ａ〜５１ｅが、回動操作部材であるハンドルグリップ１４に対して設けられている。より具体的には、５つのＬＥＤ５１ａ〜５１ｅが、モータ／ＬＥＤ支持体４１を介してハンドルグリップ１４に間接的に設けられている。そして、特に３つのＬＥＤ５１ａ，５１ｂ，５１ｅについては、ハンドルグリップ１４の回動位置の如何を問わず、常に指によって遮られない位置に設けられた状態となっている。しかも、３つのＬＥＤ５１ａ，５１ｂ，５１ｃについては、ハンドルグリップ１４の回動許容範囲内において上側となる領域を発光させる位置に設置された状態となっている。以上の結果、ハンドルユニット１１内にて発光演出が行われていることをより的確に遊技者に伝えることができる。
【００５９】
（３）本実施形態のハンドルユニット１１では、ハンドルグリップ１４に引込係止部４４を形成し、その引込係止部４４に各ＬＥＤ５１ａ〜５１ｅ及びモータ５４の配線５０を引き込んで係止しておくようになっている。従って、ハンドルグリップ１４の回動操作を行っても配線５０が周囲の部材に引っ掛からない。従って、配線５０の断線による故障を防止することができる。また、回動操作時の円滑さも何ら損なわないので、遊技者が快適に遊技を行うこと可能となる。
［第２の実施の形態］
【００６０】
次に、第２の実施形態のハンドルユニット１１Ａを図７に基づいて説明する。なお、第１の実施形態と共通する部分については同じ部材番号を付すのみとし、その詳細な説明を省略する。
【００６１】
上記第１の実施形態では指掛け用の凸部２３を備えるハンドルグリップ１４を例示したが、ここでは指掛け用の凹部８２を備えるハンドルグリップ８３を例示している。凹部８２はハンドルグリップ８３の外周部３箇所に形成されていて、いずれも半月状を呈している。ハンドルグリップ８３の回動操作を行う際には、これらの凹部８２内に遊技者の指８１が掛けられる（図７（ａ），（ｂ）参照）。なお、図７（ａ）は、ハンドルグリップ８３が全く回動されていない状態（即ち、ハンドルグリップ８３が第１回動位置にある状態）を概略的に示している。一方、図７（ｂ）は、ハンドルグリップ８３が最大限回動された状態（即ち、ハンドルグリップ８３が第２回動位置にある状態）を概略的に示している。ここでもハンドルグリップ８３の回動許容範囲の角度が約１１０°に設定されている。
【００６２】
図７（ａ）に示すようにハンドルグリップ８３が第１回動位置にある状態では、３つの凹部８２は、それぞれ９時半、１１時半、２時の位置に存在している。９時半の位置に存在していた凹部８２（便宜上「第１の凹部８２」とする。）は、ハンドルグリップ８３が図７（ｂ）に示す第２回動位置に移動すると、およそ１時の位置に移動する。ゆえに、第１の凹部８２は、ハンドルグリップ８３の回動許容範囲内において常に上半分の領域に属することになる。１１時半の位置に存在していた凹部８２（便宜上「第２の凹部８２」とする。）は、ハンドルグリップ８３が図７（ｂ）に示す第２回動位置に移動すると、およそ３時の位置に移動する。ゆえに、第２の凹部８２は、ハンドルグリップ８３の回動許容範囲内の大部分において上半分の領域に属することになる。２時の位置に存在していた凹部８２（便宜上「第３の凹部８２」とする。）は、ハンドルグリップ８３が図７（ｂ）に示す第２回動位置に移動すると、およそ６時の位置に移動する。ゆえに、第３の凹部８２は、ハンドルグリップ８３の回動許容範囲内の大部分において下半分の領域に属することになる。
【００６３】
ここで、半月状の凹部８２の開口縁の一方側の点を便宜上「Ｐ１」とし、開口縁の他方側の点を便宜上「Ｐ２」として、これらの点Ｐ１，Ｐ２と回動中心Ｏとをそれぞれ直線Ｌ１，Ｌ２で結ぶ。このとき直線Ｌ１と直線Ｌ２との間にできる領域（図７（ａ），（ｂ）のハッチング部分）をＲとすると、その領域Ｒは指によって覆い隠されやすい位置にあるということができる。そこで本実施形態では、当該領域Ｒを避けてその領域Ｒよりもハンドルグリップ８３の周方向にいくぶんずれた位置、つまり指によって覆い隠されにくい位置に発光手段を配置するようにしている。具体的にいうと、例えば、図７（ａ）において９時半の位置にある第１の凹部８２に対応した領域Ｒ、及び、１１時半の位置にある第２の凹部８２に対応した領域Ｒについて考えてみると、少なくとも３個のＬＥＤ５１ｂ，５１ｃ，５１ｅについては当該領域Ｒ内の外に配置されている。従って、通電時にはＬＥＤ５１ａ〜５１ｅの発した光が、指によってあまり遮られずに遊技者の目に到達するようになる。ゆえに、ハンドルグリップ８３の回動位置の如何を問わず、ハンドルユニット１１Ａ内にて発光演出が行われていることを的確に遊技者に伝えることができる。
【００６４】
なお、本発明の実施形態は以下のように変更してもよい。
【００６５】
・ハンドルキャップ１５やハンドルインナー１３における光拡散処理は上記実施形態のような溝加工のみに限定されず、ダイヤモンドカット加工などのような他の処理であってもよい。また、ハンドルキャップ１５またはハンドルインナー１３のいずれか一方にのみ光拡散処理を施してもよく、さらには光拡散処理自体を省略してもよい。
【００６６】
・上記各実施形態のようにハンドルユニット１１，１１Ａを演出効果の一環として発光及び振動させてもよいほか、演出効果とは直接関係のない別の目的で（例えば不正行為に対する遊技者への警告等のために）、発光及び振動させてもよい。また、発光手段と振動発生手段とを必ずしも同時に動作させる必要はなく、配線５０を別系統にして個別に動作させるようにしても構わない。また、発光手段である複数のＬＥＤ５１ａ〜５１ｅについて、必ずしも同時に発光させるばかりでなく、個別に異なるタイミングで発光させるようにしてもよい。
【００６７】
次に、特許請求の範囲に記載された技術的思想のほかに、前述した実施形態によって把握される技術的思想を以下に列挙する。
【００６８】
（１）遊技機前面側に取り付けられる本体部と、外周部に少なくとも１つの凹部を有し、前記凹部に指を掛けて回動操作することによって遊技球の発射強度を調整する回動操作部材と、内部に空間部を有し、前記回動操作部材の遊技者側面を覆う光透過性のカバー部材とを含んで構成されるハンドルを備えた遊技機の打球発射装置において、前記空間部の内部、かつ、前記回動操作部材の回動中心軸方向から見て前記凹部開口両端と前記回動操作部材の回動中心とを結ぶ直線間の領域を避けてその直線よりも前記回動操作部材の周方向にずれた位置に、発光手段を設置したことを特徴とする遊技機の打球発射装置。
【００６９】
（２）遊技機前面側に接続される本体部と、外周部に少なくとも１つの凸部を有し、前記凸部の側面に指を掛けて回動操作することによって遊技球の発射強度を調整する回動操作部材と、内部に空間部を有し、前記回動操作部材の遊技者側面を覆う光透過性のカバー部材とを含んで構成されるハンドルを備えた遊技機の打球発射装置において、前記空間部の内部、かつ、遊技者の指によって覆い隠されない位置に、発光手段を設けたことを特徴とする遊技機の打球発射装置。
【００７０】
（３）遊技機前面側に接続される本体部と、外周部に少なくとも１つの凸部を有し、前記凸部の側面に指を掛けて回動操作することによって遊技球の発射強度を調整する回動操作部材と、内部に空間部を有し、前記回動操作部材の遊技者側面を覆う光透過性のカバー部材とを含んで構成されるハンドルを備えた遊技機の打球発射装置において、前記空間部の内部、かつ、遊技者の指と指との間に対応する位置に、発光手段を設けたことを特徴とする遊技機の打球発射装置。
【００７１】
（４）少なくとも前記カバー部材に光拡散処理を施したことを特徴とする請求項１乃至４のいずれか１項に記載の遊技機の打球発射装置。
【００７２】
（５）前記本体部との間で前記回動操作部材を回動可能に挟持する内側部材を、前記カバー部材と前記発光手段との間に配置し、その内側部材にも光拡散処理を施したことを特徴とする、技術的思想（４）に記載の遊技機の打球発射装置。
【００７３】
（６）前記光拡散処理は溝加工であることを特徴とする、技術的思想（４）または（５）に記載の遊技機の打球発射装置。
【００７４】
（７）前記カバー部材及び前記内側部材に施されている光拡散処理は溝加工であり、前記カバー部材に形成された溝及び前記内側部材に形成された溝は互いに交差する方向に延びていることを特徴とする、技術的思想（６）に記載の遊技機の打球発射装置。
【００７５】
（８）前記ハンドルを取り付けた状態においてそのハンドルを回動中心軸方向から見て、前記ハンドルを上半分の領域及び下半分の領域に分けたときに、前記発光手段は、前記上半分の領域に常に存在するような状態で設置されることを特徴とする請求項１または２に記載の遊技機の打球発射装置。
【００７６】
（９）前記回動操作部材の前記遊技者側面の回動中心部付近に発光手段支持部材を突設し、その発光手段支持部材の外周面上側位置に前記発光手段を取り付けたことを特徴とする請求項１乃至４のいずれか１項に記載の遊技機の打球発射装置。
【００７７】
（１０）振動発生手段を備えることを特徴とする請求項１乃至４のいずれか１項に記載の遊技機の打球発射装置。
【００７８】
（１１）少なくとも前記発光手段の発光時に振動する振動発生手段を備えることを特徴とする請求項１乃至４のいずれか１項に記載の遊技機の打球発射装置。
【００７９】
【発明の効果】
以上詳述したように、請求項１〜４に記載の発明によれば、遊技者の手による光の遮蔽を未然に回避でき、ハンドル内にて発光演出が行われていることを的確に遊技者に伝えることができる遊技機の打球発射装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】パチンコ機に本発明を具体化した第１実施形態のハンドルユニットを取り付けた状態を示す概略正面図。
【図２】第１実施形態のハンドルユニットを本体部側から見た斜視図。
【図３】第１実施形態のハンドルユニットを縦方向に切ったときの部分断面図。
【図４】第１実施形態のハンドルユニットを構成するハンドルキャップ、ハンドルインナー、モータ／ＬＥＤ支持体、ハンドルグリップを示す分解斜視図。
【図５】第１実施形態のハンドルユニットを構成するハンドルキャップ、ハンドルインナーを示す分解斜視図。
【図６】（ａ），（ｂ）は、凸部の設置位置を説明するために、第１実施形態のハンドルユニットをハンドルグリップの回動中心軸方向から見たときの概略図。
【図７】（ａ），（ｂ）は、凹部の設置位置を説明するために、別の実施形態のハンドルユニットをハンドルグリップの回動中心軸方向から見たときの概略図。
【符号の説明】
１１，１１Ａ…ハンドルとしてのハンドルユニット
１２…本体部
１４，８３…回動操作部材であるハンドルグリップ
１５…カバー部材であるハンドルキャップ
２３…凸部
２７…空間部
４４…引込係止部
５０…配線
８１…指
８２…凹部
Ｇ…遊技機の打球発射装置
Ｏ…回動操作部材の回動中心
Ｃ…回動操作部材の回動中心軸
Ｌ…直線
Ｓ１…回動操作部材の遊技者側面[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a ball hitting device for a gaming machine typified by a pachinko machine, and more particularly to a ball hitting device for a gaming machine in which a light emitting means is provided in a handle so that a light emitting effect is produced by the light emitting means. It is.
[0002]
[Prior art]
In a ball game machine represented by a pachinko machine or an arrange ball machine, a plurality of light emitting means are provided on the surface of the game board. By turning on (flashing) these light emitting means, an improvement in the effects of the game can be achieved. It has been planned. Recently, in order to further improve the production effect, not only a light emission effect on the game board surface but also a light emission effect that lights (flashes) the light emitting means provided in the handle of the hitting ball launching device has been proposed. (For example, refer to Patent Document 1). This type of handle includes a handle main body, a handle grip having a finger hook on the outer periphery, a handle cover, and the like, and the launch strength of the hit ball can be adjusted by rotating the handle grip in a predetermined direction. ing.
[0003]
[Patent Document 1]
JP-A-9-99137
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, the handle of the ball striking device is rotated while being held by the player during the game. At this time, most of the outer surface of the handle cover is covered by the player's hand. If the light emitting means is on the player's palm side, most of the light emitted by the light emitting means is blocked. Therefore, even if a light emission effect is performed by the handle, the amount of light reaching the player's eyes is small, so that the player is less likely to detect the light emission effect. Even if the light emitting means is on the player's finger side, the light emitting means itself is fixed in a non-rotatable state. Therefore, depending on the turning position of the handle grip as a turning operation member, the light emitting means The light emitted by the means is blocked by the finger. Therefore, in this case as well, it becomes difficult for the player to perceive the light emission effect. As described above, in the related art described in Patent Document 1, it is impossible to accurately tell the player that the light emission effect is being performed in the handle, and the light emission effect is effectively performed. It was hard to say.
[0005]
In the conventional configuration, if it is intended to accurately convey the light emission effect to the player, it is necessary to arrange the light emitting means almost all over the inside of the handle, which increases the number of parts and tends to increase the cost. There was a problem.
[0006]
The present invention has been made in view of the above-mentioned problems, and the purpose of the present invention is to prevent the light from being blocked by the player's hand, and to accurately determine that the light emission effect is performed within the handle. It is an object of the present invention to provide a ball hitting device for a gaming machine that can transmit to a player.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
  In order to solve the above-described problem, in the invention according to claim 1, the main body portion attached to the front side of the gaming machine, the outer peripheral portion has at least one convex portion, and the side of the convex portion is hung with a finger. A rotating operation member that adjusts the launch intensity of the game ball by rotating theHemisphericalIn a ball striking device for a gaming machine comprising a handle that includes a space portion and includes a light-transmitting cover member that covers a player side surface of the rotation operation memberIn the space portion, an inner member that is slightly smaller than the cover member and pivotably holds the rotation operation member between the main body portion and a light diffusion process is applied to the cover member. The inner member is subjected to a light diffusing process having a light diffusing direction different from that of the cover member when passing, and a cylindrical or column-shaped light emitting means supporting member is provided at a rotation center portion of the player side surface of the rotation operation member. The outer periphery of the light emitting means supporting member is provided so as to project along the direction of the rotation center axis, and can be integrally rotated in the same direction as the rotation operation member according to the rotation operation amount of the rotation operation member. A plurality of LEDs, which are light emitting means, are attached to the surface, and at least one of the plurality of LEDs isThe convex portion when viewed from the inside of the space and the direction of the rotation center axis of the rotation operation member.vertexAnd a position on a straight line connecting the rotation center of the rotation operation memberIn placeThe gist of the hitting ball launcher of the gaming machine is characterized by being installed.
The invention according to claim 2 is the invention according to claim 1, wherein there are a plurality of convex portions where the LEDs are installed on the straight line connecting the apex of the device and the rotation center, and the rotation operation member is: The rotation allowable range is between the first rotation position where the rotation operation amount is minimum and the second rotation position where the rotation operation amount is maximum, and the handle is centered in the state where the handle is attached. When the handle is divided into an upper half area and a lower half area as viewed from the axial direction, all the convex portions are in the upper half area when the rotation operation member is in the first rotation position. Further, in the state where the rotation operation member is in the second rotation position, at least one of the convex portions is configured to be positioned in the upper half region.
According to a third aspect of the present invention, in the second aspect, the number of the LEDs located in the upper half region is always larger than the number of the LEDs located in the lower half region. The gist is that the LED is installed.
According to a fourth aspect of the present invention, in any one of the first to third aspects, the light emitting means supporting member has a cylindrical shape having a hollow portion, and a motor is provided in the hollow portion, and the motor and the weight are provided. The gist of the invention is that a vibration generating means that vibrates at least when the light emitting means emits light is combined.
[0008]
When a player puts his / her finger on the side of the convex part and performs a rotation operation, a straight line connecting the convex part and the rotation center of the rotation operation member as seen from the rotation central axis direction of the rotation operation member is assumed. In fact, the straight line is located between the fingers and is not obscured by the fingers. Therefore, as in the first aspect of the invention, if the light emitting means is installed at at least one of the position on the straight line and the position in the vicinity of the straight line, the light emitted from the light emitting means is caused by the finger. It will reach the player's eyes without much blockage. Therefore, it is possible to accurately tell the player that the light emission effect is being performed in the handle.
[0009]
Here, the light emitting means may be installed only at a position on the straight line, may be installed only at a position near the straight line, but not the straight line, or the position on the straight line and the straight line. You may install in both of the near positions. The “position in the vicinity of the straight line” means, for example, an arbitrary position within an area of ± 0.75 mm in the rotation direction (circumferential direction) of the rotation operation member with reference to the straight line.
[0010]
The light-emitting means is not particularly limited, and a well-known one (for example, a lamp or LED) can be used. However, it is difficult to secure a large accommodation space in the handle. It is preferable to use a small LED. The LED is also advantageous in that it consumes less power. The number of light emitting means installed in the handle is not particularly limited, and may be one or more (preferably about 2 to 7).
[0011]
There may be one convex part in the said rotation operation member, and two or more may be sufficient as it. Further, the shape and size of the convex portion are not particularly limited as long as the player can perform a turning operation by hooking a finger on the side surface thereof.
[0012]
In the case of a plurality of convex portions, “at least one” connecting “at least one” convex portion and the rotational center of the rotational operation member as viewed from the rotational central axis direction of the rotational operation member. Assuming a straight line, the light emitting means may be installed at at least one of a position on the straight line and a position near the straight line. In other words, assuming a plurality of straight lines connecting “all convex portions” and the rotation center of the rotation operation member as viewed from the rotation center axis direction of the rotation operation member, It is not always necessary to install the light emitting means at at least one of the positions in the vicinity of the straight line.
[0013]
Examples of the light-transmitting cover member include a cover member formed using a transparent or translucent material, and a cover member formed with a hole through which light passes. Of course, a hole may be provided in a cover member formed using a transparent or translucent material.
[0014]
  The light emitting means is provided on the rotating operation member.It is preferable.
[0015]
  If the light emitting means is provided in a state in which it is not rotationally displaced, the light emitted from the light emitting means may be blocked by the finger depending on the rotational position of the rotational operation member. On the other hand, the light emitting means is provided on the rotating operation member.The above configurationAccording to this, the position of the light emitting means changes in accordance with the rotational displacement of the rotational operation member. However, even in this case, since the relative position between the light emitting means and the convex portion does not change, the light emitting means is always present at at least one of the position on the straight line and the position near the straight line. In other words, regardless of the rotation position of the rotation operation member, the light emitting means is always provided at a position where it is not blocked by the finger, and the light emission effect is performed in the handle more accurately. Can tell.
[0016]
Note that “the light emitting means is provided on the rotating operation member” is not only the case where the light emitting means is provided directly on the rotating operation member without any other member, The case where it is provided in the rotation operation member indirectly through this member is also included. That is, it is sufficient if the light emitting means rotates integrally with the rotation operation member according to the rotation operation amount.
[0017]
  The light emitting means is installed at a position for emitting light in an upper region within a rotation allowable range of the rotation operation member.It is preferable.
[0018]
  Usually, since the handle of the hitting ball launcher is used in a state where it is attached at a lower position on the front side of the gaming machine, the player looks down on the handle from a direction perpendicular to the rotation center axis. Therefore, in a state where the handle is attached, the player becomes relatively easy to see the upper region, and therefore hardly sees the lower region. Therefore,The above configurationAs described above, if the light emitting means is installed at a position where the upper region within the rotation allowable range of the rotation operation member emits light, the player can play regardless of the rotation position of the rotation operation member. The light emitting means is arranged at a position that is very easy to see. As a result, the player can be more accurately informed that the light emission effect is being performed in the handle.
[0019]
Specifically, in this case, when the handle is attached, when the handle is divided into an upper half area and a lower half area as viewed from the player side (in the direction of the rotation center axis) for convenience, the light emitting means is always on the upper side. It is preferable to belong to the region which becomes half. More specifically, for example, in the case where there are a plurality of convex portions, the convex portion belonging to the upper half region within the allowable rotation range is always used as a reference, and the convex portion and the rotation operation member It is preferable to install the light emitting means at at least one of a position on a straight line connecting the rotation center and a position near the straight line.
[0020]
The light emitting means may be provided on the player side surface of the turning operation member at substantially the same height as the player side surface, but preferably from the player side surface to the player side direction (in other words, the handle tip portion direction). It is better to be provided in a somewhat protruding state. As a specific example, for example, a columnar or cylindrical light emitting means supporting member is formed integrally or separately in the vicinity of the rotation center of the player side surface of the rotation operation member, and the outer periphery of the light emitting means supporting member is formed. It is preferable to provide light emitting means on the surface (in particular, the upper portion of the outer peripheral surface). Since the upper part of the outer peripheral surface of such a member has a positional relationship that is very easy for the player to see, the light emitted from the light emitting means can be more easily reached by the player by installing the light emitting means there. . Therefore, it is possible to more accurately tell the player that the light emission effect is being performed in the handle.
[0021]
The light emitting means supporting member may be columnar or cylindrical. For example, when the light emitting means supporting member is cylindrical, an electric component such as a motor is provided in the cavity of the light emitting means supporting member. Is possible. In this case, the light emitting means support member can also function as, for example, an electrical component support member or an electrical component protection member. In addition, it is good also as a vibration generation means by comprising combining the said motor and a weight, and good also as a ventilation means by comprising combining the said motor and propeller. For example, if the vibration generating means is operated in conjunction with the light emission of the light emitting means, or the air blowing means is operated in conjunction with the light emission of the light emitting means, the fact that the light emission effect is being performed is caused by vibration or wind. The player can be notified.
[0022]
  A pull-in locking portion for pulling and locking the wiring of the light emitting means in the direction of the rotation center is formed in the rotation operation member.It is preferable to do.
[0023]
  In the configuration in which the position of the light emitting means changes in accordance with the rotational displacement of the rotation operation member, there is a possibility that the wiring extending from the light emitting means may be caught by surrounding members and disconnected. Even if the wiring is not disconnected, the rotation of the rotating operation member is hindered by the hooking of the wiring, and the player may not be able to play the game comfortably. That point,The above configurationAccording to this, since the wiring is locked to the pull-in locking portion in a state where the wiring is pulled in the rotation center direction, the wiring is not caught by the surrounding members even if the rotation operation is performed. Therefore, failure due to the disconnection of the wiring can be prevented, and the smoothness during the turning operation is not impaired at all. In addition, when it is set as the structure further provided with electrical components, such as a motor as mentioned above, it is good also to latch the wiring of the motor similarly to the drawing-in latching part.
[0024]
Here, the ball hitting device of the gaming machine according to the present invention is preferably provided with some configuration for diffusing the light emitted from the light emitting means, and specifically, at least the cover member is subjected to a light diffusion process. It is preferable. When such a light diffusion process is performed, the light travels as a result of being changed in multiple directions when the light passes through the cover member. At this time, when the handle is viewed from the outside, a relatively wide area of the cover member appears to shine brilliantly. As a result, it is possible to enhance the effect. In addition, when LED is selected as a light emission means, it can be said that such a light-diffusion process is especially effective. This is because the LED emits light in a narrower angle range than the lamp. Furthermore, since it is the structure which performs the light-diffusion process with respect to the existing member called a cover member, the increase in a number of parts, the complexity of a structure accompanying it, and cost increase can be avoided.
[0025]
Further, in the case where an inner member is provided between the cover member and the light emitting means so as to pivotably hold the pivoting operation member between the main body portion, the inner member also has light diffusion. It is good to give a treatment. According to this configuration, even when light passes through the inner member disposed between the cover member and the light emitting means, the traveling direction can be changed in multiple directions, so that the light can be diffused more effectively. . In addition, by providing the inner member at such a position, the light emitting means can be double covered, so that the light emitting means can be more reliably protected.
[0026]
Here, the light diffusion treatment applied to the cover member or the inner member refers to, for example, processing that forms irregularities on the surface of the member, and specific examples include grooving, diamond cutting, embossing, and blasting. And so on. For example, when groove processing is performed on the cover member and the inner member, the groove formed on the cover member and the groove formed on the inner member may extend in a direction intersecting with each other. If it does in this way, since the diffusion direction of the light when passing a cover member differs from the diffusion direction of the light when passing an inner member, it becomes possible to diffuse light more effectively.
[0027]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
[First Embodiment]
[0028]
Hereinafter, a pachinko machine handle unit 11 according to an embodiment that embodies a ball hitting device for a gaming machine according to the present invention will be described in detail with reference to FIGS. First, a basic configuration of the pachinko machine according to the present embodiment will be briefly described.
[0029]
As schematically shown in FIG. 1, the pachinko machine includes a vertical rectangular outer frame A that forms an outline of the airframe. On the front side of the opening of the outer frame A, a vertical rectangular middle frame (not shown) for setting various game components is assembled so as to be openable and detachable. And on the front side of this middle frame, a front frame D which is a transparent protective window of the game board B and an upper ball tray E can be opened and closed in a laterally open form using individual connection support means and the like. It is assembled to. On the other hand, a lower ball tray F and a hitting ball launcher G are set at the lower part of the middle frame. On the back side of the middle frame, a mechanism set board (not shown) provided with various ball paths and a ball processing payout unit is set. In the figure, H indicates a card unit used in the ball lending system.
[0030]
In the pachinko machine configured in this way, the above-described front frame D, upper and lower ball receiving trays E and F, hitting ball launching device G, game board B and various accessory parts are set in the middle frame. It is configured as a single unit. That is, when the player performs a normal hitting operation, the game balls in the upper ball receiving tray E are sent one by one to the launch position of the launch rail 1 and appropriately launched with a desired strength. Pachinko game can be developed in the board B.
[0031]
Now, the configuration of the hitting ball launcher G, which is a characteristic configuration of the present embodiment, will be described in detail.
[0032]
The hitting ball launching device G is a device for launching a game ball sent to the launching rail 1 from the upper ball receiving tray E via the ball feeding portion based on the hitting operation, and is installed in the lower right portion of the middle frame. Yes. In this embodiment, a rotary solenoid drive type hitting ball launcher G is employed.
[0033]
The hitting ball launching device G has a basic configuration of a handle unit 11 that is a unitized hitting operation unit, a hitting ball driving unit (not shown), a drive control unit (not shown), and a ball feeding unit (not shown). As prepared.
[0034]
The hitting ball driving unit set on the back side of the front plate part of the middle frame includes a rotary solenoid that is pulse-controlled based on the operation input condition in the handle unit 11. A ball striking rod is connected to the rear end of the rotating shaft of the solenoid. Each time the solenoid is energized with a pulse, the hitting ball rotates and displaces the range from the starting end to the end of the hitting ball, and hits the game ball at the launch position of the launch rail 1. A drive control unit that is detachably set on the back side of the hit ball driving unit is configured to perform input / output control (hardware control, software control) such as a rotary solenoid.
[0035]
As shown in FIGS. 2, 3, 4, and the like, the handle unit 11 of the present embodiment is a main body portion 12, a handle inner 13 that is an inner member, a handle grip 14 that is a rotation operation member, and a cover member. It has a structure in which main parts such as the handle cap 15 are assembled together on the same axis.
[0036]
The main body portion 12 formed of a synthetic resin material has a shape in which a bulk portion 12b is provided on one side of the cylindrical portion 12a. A connector block 16 and a rotation-adjustable variable resistor (volume switch) 17 are accommodated inside the cylindrical portion 12a (see FIG. 3). The connector block 16 formed in a substantially columnar shape is inserted and arranged on the rear end side of the main body portion 12 (that is, the side where the bulky portion 12b is not provided). The connector block 16 has a collective connector portion 16a and a motor connector portion 16b. Terminals extending in parallel along the direction of the rotation center axis C of the handle grip 14 are connected to the connector portions 16a and 16b, respectively. 18 is arranged.
[0037]
On the right side of the lower ball tray F on the front surface of the pachinko machine body, a unit mounting sleeve (not shown) protrudes. A connector portion (not shown) is disposed in the inner back portion of the sleeve, and an electrical configuration (drive control portion) on the pachinko machine main body side is connected to the connector portion. The base end side of the main body portion 12 is directly inserted into the sleeve and fixed with screws. When such a unit is mounted, the connector portions 16a and 16b are connected to the pachinko machine main body side connector portion. Of course, if the screw is removed, the main body 12 can be easily detached from the sleeve.
[0038]
As shown in FIG. 3, the variable resistor 17 for converting the rotation amount of the handle grip 14 into an electrical resistance value is located at a position closer to the end of the unit (that is, the player side) than the connector block 16 in the main body 12. It is arranged. The adjusting shaft 17 a of the variable resistor 17 is directed to the front side of the handle unit 11 and is disposed coaxially with the rotation center axis C of the handle grip 14. The variable resistor 17 is electrically connected to the terminal 18 of the collective connector portion 16a through a wiring (not shown).
[0039]
As shown in FIG. 2 and the like, a switch (not shown) for the solenoid and a switch operating lever 20 for turning on and off the switch are disposed at predetermined positions on the inner surface side of the bevel 12b. A touch sensing ring 21 made of metal or metal-plated on the surface is attached to the outer peripheral edge of the umbrella-shaped portion 12b. The touch sensing ring 21 is a constituent member of the touch sensor, and a game ball is fired on the condition that a part of the player's hand is touching the touch sensing ring 21.
[0040]
As shown in FIGS. 2, 3, and 4, the handle grip 14 made of a synthetic resin material is a movable part of the handle unit 11, and is used for placing fingers on three outer peripheral portions of a main body part 14a formed in a disk shape. It has the structure which provided the convex part 23 of this. When the handle grip 14 is rotated, the player's finger 81 is hung on the side surface of these convex portions 23 (see FIGS. 6A and 6B). A cylindrical portion 24 projects from the center of the player side surface S1 of the handle grip 14, and the handle grip 14 and the adjustment shaft 17a of the variable resistor 17 are connected to each other so as to be integrally rotatable. . The launch strength of the game ball is adjusted by rotating the handle grip 14 in a predetermined direction (that is, the clockwise direction in FIGS. 6A and 6B), thereby adjusting the rotation amount of the handle grip 14. It can be adjusted by changing the resistance value. On the player side surface S1 of the handle grip 14, a torsion spring 31 for rotating the handle grip 14 counterclockwise in FIGS. 6A and 6B is disposed. The main body portion 14 a of the handle grip 14 is formed with a plurality of substantially arc-shaped slits 26 that allow the front and back of the handle grip 14 to communicate with each other.
[0041]
As shown in FIGS. 2, 3, 4, 5, and 6, the handle cap 15 that is a cover member for covering the player side surface (that is, the front end side surface) of the main body 12 is a substantially hemispherical member. However, it is generally large enough to fit in a person's palm. The handle cap 15 has a substantially hemispherical space 27 inside (see FIG. 3). The handle cap body 15c constituting the handle cap 15 of the present embodiment is a molded product formed using, for example, a translucent synthetic resin material colored in a red color, and has a circular hole 15b at the top. have. A circular lid member 15a is fitted into the punched hole 15b. The handle cap body 15c is subjected to a light diffusion process. Specifically, a groove is formed on almost the entire inner surface of the handle cap body 15c. In the present embodiment, the multiple light diffusion grooves 61 formed on the handle cap body 15c are all parallel and extend radially in the radial direction. The light diffusion groove 61 is formed at the same time when the handle cap body 15c is molded using a predetermined mold.
[0042]
On the other hand, the handle inner 13 that is an inner member is an annular member that is slightly smaller than the handle cap 15 and is disposed inside the handle cap 15 (that is, in the space portion 27). Screw insertion portions 28 and 29 are formed in the handle inner 13 and the handle cap 15, respectively. The inner handle 13 and the handle cap 15 are fixed to each other by inserting and tightening screws (not shown) into the screw insertion portions 28 and 29. The handle inner 13 is also screwed and fixed to the tip of a boss portion (not shown) of the main body portion 12. Thereby, the handlebar grip 14 which is a rotation operation member is pinched | interposed between the main-body part 12 and the handle inner 13 so that rotation is possible.
[0043]
The handle inner 13 is also subjected to a light diffusion process. Specifically, a groove is formed on almost the entire outer surface of the handle inner 13. In the present embodiment, the multiple light diffusion grooves 62 formed in the handle inner 13 are all parallel and extend along the circumferential direction. That is, the light diffusion groove 62 in the handle inner 13 extends in a direction substantially orthogonal to the light diffusion groove 61 in the handle cap body 15c. The light diffusion groove 62 is formed at the same time when the handle inner 13 is molded using a predetermined mold.
[0044]
As shown in FIGS. 3 and 4, a torsion spring 31, which is a biasing means for rotating the handle grip 14, is disposed at the center of the front side surface of the handle grip 14. The cylindrical portion 24 of the handle grip 14 is loosely inserted into the ring portion of the torsion spring 31. One end portion of the torsion spring 31 is hooked on the boss portion (not shown), and the other end portion is locked to a locking convex portion 32 protruding from the main body portion 14a. As a result, the torsion spring 31 constantly applies an urging force in the counterclockwise direction of FIGS. 6A and 6B, and the handle grip 14 is rotated and returned to a predetermined position.
[0045]
As shown in FIGS. 3 and 4, the handle unit 11 of the present embodiment includes vibration generating means including a motor 54 and a semicircular weight 53. The motor 54 has a rotation shaft 52 at the center thereof, and a weight 53 is attached to the rotation shaft 52. The motor 54 is held so as to be entirely covered by a substantially cylindrical motor / LED support body 41 having a cavity inside. Projecting piece-shaped screw insertion portions 48 are formed at a plurality of locations on the outer peripheral portion of the motor / LED support 41. The motor / LED support 41 is fixed to the upper end surface of the boss portion 33 by inserting screws through the through holes of these screw insertion portions 48.
[0046]
Furthermore, as shown in FIG. 3, FIG. 4, and FIG. 6, the handle unit 11 of this embodiment includes five LEDs 51a, 51b, 51c, 51d, and 51e that are light emitting means. The five LEDs 51 a to 51 e are attached to the outer peripheral surface of the motor / LED support 41 described above. That is, it can be grasped that the five LEDs 51 a to 51 e are indirectly installed on the handle grip 14 via the motor / LED support 41. Therefore, the five LEDs 51a to 51e are integrally rotated in the same direction according to the amount of rotation of the handle grip 14 (see FIGS. 6A and 6B).
[0047]
Further, the five LEDs 51a to 51e are provided in a state of protruding to some extent from the player side surface S1 of the handle grip 14 in the player side direction (in other words, the handle tip portion direction). In other words, the motor / LED support body 41 in this embodiment is a cylindrical light emitting means support member that is separately provided in the vicinity of the center of rotation of the player side surface S1 of the handle grip 14 and is five. It can be understood that the LEDs 51a to 51e are provided on the outer peripheral surface of the light emitting means supporting member.
[0048]
FIG. 6A schematically shows a state where the handle grip 14 is not rotated at all (that is, a state where the handle grip 14 is in the first rotation position). On the other hand, FIG. 6B schematically shows a state in which the handle grip 14 is rotated to the maximum extent (that is, a state in which the handle grip 14 is in the second rotation position). In the present embodiment, the angle of the allowable rotation range of the handle grip 14 is set to about 110 °.
[0049]
  As shown in FIG. 6A, in the state where the handle grip 14 is in the first rotation position, the three convex portions 23 exist at the positions of 10 o'clock, 0 o'clock and 2:30. The convex portion 23 (referred to as “first convex portion 23” for convenience) existing at the 10 o'clock position is approximately 1 when the handle grip 14 is moved to the second rotational position shown in FIG. Move to the half hour position. Therefore, the first convex portion 23 always belongs to the upper half region within the allowable rotation range of the handle grip 14. The convex portion 23 (referred to as “second convex portion 23” for convenience) existing at the 0 o'clock position is approximately 3 when the handle grip 14 is moved to the second rotational position shown in FIG. Move to the half hour position. Therefore, the second convex portion 23 belongs to the upper half region in most of the allowable range of rotation of the handle grip 14. When the handle grip 14 is moved to the second rotation position shown in FIG. 6B, the convex portion 23 (referred to as “third convex portion 23” for convenience) existing at the 2:30 position is approximately. Move to the 6 o'clock position. Therefore, the third convex portion 23 has a handle.gripIt belongs to the lower half region in most of the 14 allowable rotation ranges.
[0050]
In the present embodiment, when viewed from the direction of the rotation center axis C of the handle grip 14, the straight line L connecting the first convex portion 23 and the rotation center O of the handle grip 14, the second convex portion 23 and the handle grip. Assume two straight lines L connecting 14 rotation centers O (see FIGS. 6A and 6B). The two straight lines L are located between the fingers 81 and 81, and are hardly covered by the fingers 81. In the case of this embodiment, the two LEDs 51b and 51e are installed at positions on the straight line L. The LED 51 a is not located on the straight line L, but in the vicinity of the LED 51 a and is not covered by the finger 81. The remaining LEDs 51c and 51d are located near the position on the straight line L but at a position where they are slightly covered by the finger 81. However, it can be said that at least three of the five LEDs 51a, 51b, and 51e are installed at positions that are easy for the player to see.
[0051]
As shown in FIG. 4, the motor 54 and each LED 51 have a common wiring 50 for energization. A pair of connection connectors 49 are provided in the middle of the wiring 50. The main body portion 14 a of the handle grip 14 is provided with a pull-in locking portion 44 cut out toward the rotation center O. The wiring 50 is locked in a state of being pulled into the pull-in locking portion 44.
[0052]
Next, the operation of the handle unit 11 configured as described above will be described.
[0053]
Since the handle unit 11 is used in a state of being mounted on the sleeve on the pachinko machine main body side, the player looks down on the handle unit 11 from the direction orthogonal to the rotation center axis C. As shown in FIG. 6A, when the handle grip 14 is at or near the first rotation position, all the LEDs 51a to 51e belong to the upper half region that is easy for the player to see. Moreover, some of the five LEDs 51a to 51e (that is, the LEDs 51a, 51b, and 51e) are arranged at positions that are not covered by the fingers. When the LEDs 51 a to 51 e are energized through the wiring 50, the LEDs 51 a to 51 e emit light, and the traveling direction is changed to multiple directions when the light passes through the handle inner 13 and the handle cap 15. Accordingly, not only does the light reach the player's eyes without being blocked by the finger so much, but also a relatively wide area of the handle cap 15 appears to shine brilliantly due to the light diffusion effect.
[0054]
Further, as shown in FIG. 6B, even when the handle grip 14 is at or near the second rotation position, the upper half region that is still easy for the player to see for at least three LEDs 51a to 51c. Belongs to. Moreover, among them, the LEDs 51a and 51b are arranged at positions that are not covered by the fingers. Therefore, in this case as well, when the LEDs 51a to 51e are energized, the light is not blocked by the finger so much and can surely reach the player's eyes, but the handle cap 15 can be relatively protected by the light diffusion effect. A wide area appears to shine brightly.
[0055]
Moreover, since the LEDs 51a to 51e and the wiring 54 of the motor 54 are shared, the motor 51 is also energized when the LEDs 51a to 51e emit light, and as a result, a predetermined vibration is generated. Therefore, the player can be notified by vibration that the light emission effect is being performed in the handle unit 11. Note that if the LEDs 51a to 51e and the motor 54 are energized, for example, when the combination of symbols reaches a reach or a big hit, the handle unit 11 emits light and vibrates. It becomes possible to do. Therefore, such an effect can greatly enhance the interest of the player.
[0056]
Therefore, according to the present embodiment, the following effects can be obtained.
[0057]
(1) According to the handle unit 11 of the present embodiment, the light emitted from the LEDs 51a to 51e as the light emitting means reaches the player's eyes without being blocked by the fingers so much. It is possible to accurately tell the player that the lighting effect is being performed.
[0058]
(2) In the handle unit 11 of the present embodiment, the LEDs 51a to 51e that are light emitting means are provided on the handle grip 14 that is a rotation operation member. More specifically, five LEDs 51 a to 51 e are indirectly provided on the handle grip 14 via the motor / LED support 41. And especially about three LED51a, 51b, 51e, it is in the state provided in the position which is always obstruct | occluded with a finger | toe irrespective of the rotation position of the handle grip 14. FIG. Moreover, the three LEDs 51a, 51b, and 51c are in a state where they are installed at positions that emit light in the upper region within the allowable rotation range of the handle grip 14. As a result, the player can be more accurately notified that the light emission effect is being performed in the handle unit 11.
[0059]
(3) In the handle unit 11 of the present embodiment, the pull-in locking portion 44 is formed in the handle grip 14, and the LEDs 51 a to 51 e and the wiring 50 of the motor 54 are pulled into and locked in the pull-in locking portion 44. It is like that. Therefore, even if the handle grip 14 is rotated, the wiring 50 is not caught by surrounding members. Therefore, a failure due to the disconnection of the wiring 50 can be prevented. In addition, since the smoothness during the turning operation is not impaired at all, the player can play the game comfortably.
[Second Embodiment]
[0060]
Next, the handle unit 11A of the second embodiment will be described with reference to FIG. In addition, about the part which is common in 1st Embodiment, it shall attach | subject only the same member number, and the detailed description is abbreviate | omitted.
[0061]
In the first embodiment, the handle grip 14 including the finger hanging convex portion 23 is illustrated, but here, the handle grip 83 including the finger hanging concave portion 82 is illustrated. The recesses 82 are formed at three locations on the outer periphery of the handle grip 83, and each has a half-moon shape. When the handle grip 83 is rotated, the player's finger 81 is hooked in the recess 82 (see FIGS. 7A and 7B). FIG. 7A schematically shows a state where the handle grip 83 is not rotated at all (that is, a state where the handle grip 83 is in the first rotation position). On the other hand, FIG. 7B schematically shows a state in which the handle grip 83 is rotated to the maximum extent (that is, a state in which the handle grip 83 is in the second rotation position). Again, the angle of the allowable rotation range of the handle grip 83 is set to about 110 °.
[0062]
As shown in FIG. 7A, in the state where the handle grip 83 is in the first rotation position, the three recesses 82 are respectively located at 9:30, 11:30, and 2 o'clock. The concave portion 82 (referred to as “first concave portion 82” for convenience) existing at the 9:30 position is approximately 1 o'clock when the handle grip 83 is moved to the second rotational position shown in FIG. Move to the position. Therefore, the first recess 82 always belongs to the upper half region within the allowable rotation range of the handle grip 83. A concave portion 82 (referred to as “second concave portion 82” for convenience) located at 11:30 is approximately 3 o'clock when the handle grip 83 is moved to the second rotational position shown in FIG. Move to the position. Therefore, the second recess 82 belongs to the upper half region in most of the allowable range of rotation of the handle grip 83. The concave portion 82 (referred to as “third concave portion 82” for convenience) existing at the 2 o'clock position is approximately 6 o'clock when the handle grip 83 is moved to the second rotational position shown in FIG. Move to position. Therefore, the third recess 82 belongs to the lower half region in most of the allowable range of rotation of the handle grip 83.
[0063]
Here, the point on one side of the opening edge of the half-moon-shaped recess 82 is referred to as “P1” for the sake of convenience, and the point on the other side of the opening edge is referred to as “P2” for the sake of convenience. They are connected by straight lines L1 and L2, respectively. At this time, if the region formed between the straight line L1 and the straight line L2 (the hatched portion in FIGS. 7A and 7B) is R, it can be said that the region R is at a position that is easily covered by a finger. Therefore, in the present embodiment, the light emitting means is arranged at a position that is slightly displaced in the circumferential direction of the handlebar grip 83 from the area R, that is, a position that is not easily covered by a finger. Specifically, for example, in FIG. 7A, the region R corresponding to the first recess 82 located at 9:30 and the region corresponding to the second recess 82 located at 11:30. Considering R, at least three LEDs 51b, 51c, 51e are arranged outside the region R. Therefore, when energized, the light emitted from the LEDs 51a to 51e reaches the player's eyes without being much blocked by the fingers. Therefore, regardless of the rotational position of the handle grip 83, it is possible to accurately tell the player that the light emission effect is being performed in the handle unit 11A.
[0064]
In addition, you may change embodiment of this invention as follows.
[0065]
The light diffusion process in the handle cap 15 and the handle inner 13 is not limited to the groove processing as in the above embodiment, and may be other processes such as diamond cutting. Further, only one of the handle cap 15 and the handle inner 13 may be subjected to the light diffusion process, and further, the light diffusion process itself may be omitted.
[0066]
As described in the above embodiments, the handle units 11 and 11A may emit light and vibrate as part of the production effect, or for other purposes not directly related to the production effect (for example, a warning to a player for fraudulent acts) Etc.) for light emission and vibration. In addition, the light emitting means and the vibration generating means are not necessarily operated at the same time, and the wiring 50 may be operated separately with different systems. Further, the plurality of LEDs 51a to 51e which are light emitting means are not necessarily allowed to emit light at the same time, but may be caused to emit light at different timings individually.
[0067]
Next, in addition to the technical ideas described in the claims, the technical ideas grasped by the embodiment described above are listed below.
[0068]
(1) A main body part attached to the front side of the gaming machine, and a rotation operation member that has at least one concave part on the outer peripheral part and adjusts the firing strength of the game ball by turning the concave part with a finger. And a ball striking device for a gaming machine comprising a handle that includes a space portion therein and a light-transmitting cover member that covers a player side surface of the rotation operation member. The rotation operation is performed more than the straight line while avoiding the region between the straight line connecting the both ends of the recess opening and the rotation center of the rotation operation member when viewed from the direction of the rotation center axis of the rotation operation member. A ball hitting device for a gaming machine, characterized in that a light emitting means is installed at a position shifted in a circumferential direction of the member.
[0069]
(2) The main body part connected to the front side of the gaming machine and at least one convex part on the outer peripheral part, and the launching intensity of the game ball is adjusted by putting a finger on the side surface of the convex part and turning it. In a ball striking device for a gaming machine, comprising: a turning operation member that includes a handle that includes a space inside and a light-transmitting cover member that covers a player side surface of the turning operation member. A hitting and launching device for a gaming machine, characterized in that a light emitting means is provided in the space and at a position that is not covered by a player's finger.
[0070]
(3) The main body connected to the front side of the gaming machine and at least one convex part on the outer peripheral part, and the launching intensity of the game ball is adjusted by turning the side of the convex part with a finger. In a ball striking device for a gaming machine, comprising: a turning operation member that includes a handle that includes a space inside and a light-transmitting cover member that covers a player side surface of the turning operation member. A hitting ball launcher for a gaming machine, characterized in that a light emitting means is provided in a position corresponding to the inside of the space portion and between the fingers of the player.
[0071]
(4) The ball hitting device for a gaming machine according to any one of claims 1 to 4, wherein at least the cover member is subjected to a light diffusion process.
[0072]
(5) An inner member that pivotably holds the pivoting operation member between the main body and the body member is disposed between the cover member and the light emitting means, and the inner member is also subjected to light diffusion treatment. A hitting ball launcher for a gaming machine according to the technical idea (4), characterized in that:
[0073]
(6) The ball hitting device for a gaming machine according to the technical idea (4) or (5), wherein the light diffusion treatment is groove processing.
[0074]
(7) The light diffusion treatment applied to the cover member and the inner member is groove processing, and the grooves formed in the cover member and the grooves formed in the inner member extend in directions intersecting each other. A hitting ball launcher for a gaming machine according to the technical idea (6).
[0075]
(8) When the handle is attached to the handle, when the handle is divided into an upper half area and a lower half area when the handle is viewed from the rotation center axis direction, The ball hitting device for a gaming machine according to claim 1, wherein the ball hitting device is installed in such a state that it always exists in the game machine.
[0076]
(9) A light emitting means support member is provided in the vicinity of a rotation center portion of the player side surface of the rotation operation member, and the light emission means is attached to an upper position on the outer peripheral surface of the light emission means support member. The hitting ball launcher for a gaming machine according to any one of claims 1 to 4.
[0077]
(10) The ball hitting device for a gaming machine according to any one of claims 1 to 4, further comprising vibration generating means.
[0078]
(11) The ball hitting device for a gaming machine according to any one of claims 1 to 4, further comprising vibration generating means that vibrates at least when the light emitting means emits light.
[0079]
【The invention's effect】
As described above in detail, according to the first to fourth aspects of the present invention, it is possible to prevent light from being shielded by the player's hand, and to ensure that the light emission effect is performed within the handle. It is possible to provide a ball hitting device for a gaming machine that can be transmitted to a person.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic front view showing a state in which a handle unit according to a first embodiment embodying the present invention is attached to a pachinko machine.
FIG. 2 is a perspective view of the handle unit of the first embodiment viewed from the main body side.
FIG. 3 is a partial cross-sectional view when the handle unit according to the first embodiment is cut in a vertical direction.
FIG. 4 is an exploded perspective view showing a handle cap, a handle inner, a motor / LED support, and a handle grip constituting the handle unit of the first embodiment.
FIG. 5 is an exploded perspective view showing a handle cap and a handle inner constituting the handle unit of the first embodiment.
6A and 6B are schematic views when the handle unit of the first embodiment is viewed from the direction of the rotation center axis of the handle grip in order to explain the installation position of the convex portion.
FIGS. 7A and 7B are schematic views when a handle unit according to another embodiment is viewed from the rotation center axis direction of the handle grip in order to explain the installation position of the recess.
[Explanation of symbols]
  11, 11A ... Handle unit as a handle
  12 ... Body part
  14, 83... Handle handle which is a rotation operation member
  15: Handle cap as a cover member
  23 ... convex
  27 ... Space
  44 ... Retraction locking part
  50 ... Wiring
  81 ... finger
  82 ...ConcavePart
  G ... Ball hitting device for gaming machines
  O ... Rotation center of the rotation operation member
  C: Rotation center axis of the rotation operation member
  L ... Straight line
  S1: Player side surface of the rotation operation member

Claims

遊技機前面側に取り付けられる本体部と、外周部に少なくとも１つの凸部を有し、前記凸部の側面に指を掛けて回動操作することによって遊技球の発射強度を調整する回動操作部材と、内部に半球状の空間部を有し、前記回動操作部材の遊技者側面を覆う光透過性のカバー部材とを含んで構成されるハンドルを備えた遊技機の打球発射装置において、
前記空間部内に、前記カバー部材よりも一回り小さく、前記本体部との間で前記回動操作部材を回動可能に挟持する内側部材を設け、
前記カバー部材に光拡散処理を施す一方で、前記内側部材に前記カバー部材とは通過時の光拡散方向が異なる光拡散処理を施し、
前記回動操作部材の前記遊技者側面の回動中心部に筒状または柱状の発光手段支持部材を回動中心軸方向に沿って突設し、前記回動操作部材の回動操作量に応じて前記回動操作部材と同じ方向に一体回動可能となるように、その発光手段支持部材の外周面に発光手段である複数のＬＥＤを取り付け、
前記複数のＬＥＤのうちの少なくとも１つが、前記空間部の内部、かつ、前記回動操作部材の回動中心軸方向から見て前記凸部頂点と前記回動操作部材の回動中心とを結ぶ直線上の位置に設置されている
ことを特徴とする遊技機の打球発射装置。Rotating operation that has a main body part attached to the front side of the gaming machine and at least one convex part on the outer peripheral part, and adjusts the firing strength of the game ball by putting the finger on the side surface of the convex part and performing a rotational operation. In a ball hitting device for a gaming machine comprising a member and a handle having a hemispherical space inside and a light-transmitting cover member covering a player side surface of the rotation operation member ,
In the space portion, an inner member is provided that is slightly smaller than the cover member and that rotatably holds the rotation operation member between the main body portion,
While performing a light diffusion process on the cover member, the inner member is subjected to a light diffusion process with a light diffusion direction different from that of the cover member,
A cylindrical or columnar light emitting means support member is projected along the rotation center axis direction at the rotation center portion of the player side surface of the rotation operation member, and according to the rotation operation amount of the rotation operation member. A plurality of LEDs as light emitting means are attached to the outer peripheral surface of the light emitting means supporting member so as to be integrally rotatable in the same direction as the turning operation member,
At least one of the plurality of LEDs connects the vertex of the convex portion and the rotation center of the rotation operation member when viewed from the inside of the space and the rotation center axis direction of the rotation operation member. hitting launcher of the gaming machine, characterized in that it is installed in position on the straight line.

自身の頂点と前記回動中心とを結ぶ前記直線上に前記ＬＥＤが設置されている凸部は複数であり、There are a plurality of convex portions where the LEDs are installed on the straight line connecting the apex of the device and the rotation center,
前記回動操作部材は、回動操作量が最少となる第１回動位置と回動操作量が最大となる第２回動位置との間を回動許容範囲とし、 The rotation operation member has a rotation allowable range between a first rotation position where the rotation operation amount is minimum and a second rotation position where the rotation operation amount is maximum,
前記ハンドルを取り付けた状態においてそのハンドルを回動中心軸方向から見て、前記ハンドルを上半分の領域及び下半分の領域に分けたとき、前記回動操作部材が前記第１回動位置にある状態では当該凸部の全てが前記上半分の領域に位置し、かつ、前記回動操作部材が前記第２回動位置にある状態では当該凸部の少なくとも１つが前記上半分の領域に位置するように構成されている When the handle is attached to the handle when the handle is divided into an upper half area and a lower half area when the handle is viewed from the direction of the rotation center axis, the rotation operation member is in the first rotation position. In the state, all of the convex portions are located in the upper half region, and in the state where the rotation operation member is in the second rotational position, at least one of the convex portions is located in the upper half region. Is configured as
ことを特徴とする請求項１に記載の遊技機の打球発射装置。The hitting ball launcher for a gaming machine according to claim 1.

前記上半分の領域に位置する前記ＬＥＤの数が前記下半分の領域に位置する前記ＬＥＤの数よりも常に多くなるように、前記複数のＬＥＤが設置されていることを特徴とする請求項２に記載の遊技機の打球発射装置。The plurality of LEDs are installed such that the number of the LEDs located in the upper half region is always larger than the number of the LEDs located in the lower half region. A ball hitting device for the gaming machine according to 1.

前記発光手段支持部材は空洞部を有する筒状であり、前記空洞部にモータを設け、前記モータと錘とを組み合わせることで少なくとも前記発光手段の発光時に振動する振動発生手段を構成したことを特徴とする請求項１乃至３のいずれか１項に記載の遊技機の打球発射装置。The light emitting means supporting member has a cylindrical shape having a hollow portion, and a motor is provided in the hollow portion, and a vibration generating means that vibrates at least when the light emitting means emits light is configured by combining the motor and a weight. The hitting ball launcher for a gaming machine according to any one of claims 1 to 3.