JP4226110B2 - 有害生物防除剤 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、繊維などの基材に保持した際に耐洗濯性に優れ、保持する際に使用する機器類に対して悪影響を及ぼすことがない有害生物防除剤、および該防除剤が保持された有害生物防除材に関する。
【0002】
【従来技術】
第4級アンモニウム塩型化合物は、従来からいろいろな生物活性を有していることが知られている。
例えば、第4級アンモニウム塩が無気門類のダニに対して殺ダニ活性を有すること(特許2609120号公報)、またカビの発生を防ぐこと(実公平3−49004号公報)などが挙げられる。
これら公報において、第4級アンモニウム塩は有効成分として建築材料、繊維、合成樹脂、畳、藺草などに処理して用いることが示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが繊維などに、上記のような第4級アンモニウム塩を処理する際に、生産機器に悪影響を及ぼす場合があり、それによって機器類の耐久性が劣化することがある。
また繊維などに第4級アンモニウム塩をせっかく処理しても、洗濯することによって第4級アンモニウム塩が流出してしまうということも知られている。
ところがこれらの問題を解決するための有効な手段は十分に検討されてはいない。
【0004】
そこで本発明は、上記従来の技術における問題を解決することを目的とするものであり、詳しくは、基材に保持する際に使用する機器類の耐久性を改善でき、更に洗濯・洗浄した際に流出してしまう量が少なく(良好な耐洗濯性)、良好な害虫防除効果を有する、第4級アンモニウム塩型化合物を有効成分とした有害生物防除剤、および該防除剤を保持した有害生物防除材を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは鋭意検討した結果、下記の構成によって上記の目的を達成することを見いだし本発明に至った。
(1) 有効成分として下記一般式(I)で示される第4級アンモニウム塩型化合物を含有し、水に溶解させた時のpHが6.0〜8.5であり、防ダニ剤として使用することを特徴とする有害生物防除剤。
【0006】
【化2】
Figure 0004226110
【0007】
(式中、R1、R2、R3、R4は、各々独立に、アルキル基またはアルケニル基を表し、R1〜R4のうち1つ又は2つが炭素数8〜20個の基であり、その他が炭素数1〜3個の基である。Xn- はクエン酸、マレイン酸、リン酸、ピロリン酸あるいは酢酸の陰イオンを表す。n、mは、1〜4の整数を表す。)
(2) 前記(1)に記載の有害生物防除剤を基材に保持したことを特徴とする有害生物防除材。
(3) 基材が、繊維、綿、藺草、紙、木材、ふとんわた、ござ、畳又はこれらの1つ以上を組み合わせたものであることを特徴とする前記(2)に記載の有害生物防除材。
【0008】
本発明においては、特定の構造の第4級アンモニウム塩型化合物を用いることにより、良好な有害生物防除効果を有し、且つ基材に保持する際には、使用する機器類に対して悪影響を及ぼさない。
また、従来の有害生物防除剤を基材に保持した場合、それを洗濯・洗浄すると保持した化合物が流出してしまうことがあった。それを防止するため、樹脂をバインダーとして添加していた。本発明の有害生物防除剤においては、基材への保持性が優れているため樹脂の添加が必須ではなく、コスト面と処理面で有利である。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の有害生物防除剤の有効成分としては、上記一般式(I)で示される第4級アンモニウム塩型化合物を用いる。
一般式(I)において、R1〜R4のうち1つ又は2つは、炭素数8〜20個、好ましくは炭素数8〜18個のアルキル基又はアルケニル基を表し、その他は、炭素数1〜3個のアルキル基又は炭素数2又は3個のアルケニル基を表す。
【0010】
ここで、炭素数8〜20個のアルキル基としては、直鎖でも、分岐していてもよく、具体的にはオクチル基、ノニル基、デシル基、ウンデシル基、ドデシル基、ミリスチル基、2−エチルヘキシル基、セチル基、イソステアリル基等が挙げられる。
【0011】
炭素数8〜20個のアルケニル基としては、オレイル基、ミリストレイル基、ハルミトレイル基等が挙げられる。
【0012】
炭素数1〜3個のアルキル基としては、メチル基、エチル基、プロピル基が挙げられる。炭素数2〜3個のアルケニル基としては、ビニル基、プロペニル基等が挙げられる。
【0013】
本発明においては、R1〜R4のうち2つが炭素数8〜20個の基であり、その他の2つが炭素数1〜3個の基であることが好ましい。
また、R1〜R4としては、好ましくはアルキル基である。炭素数1〜3個の基としては、特にメチル基が好ましい。炭素数8〜20個の基としては、特にドデシル基が好ましい。
n-としては、上記に示した酸の陰イオンあるいはヒドロキサイドイオンを表すが、好ましくは、リン酸の陰イオン、マレイン酸の陰イオン、ピロリン酸の陰イオンである。
【0014】
一般式(I)で示される第4級アンモニウム塩型化合物の具体例を示すと例えば、マレイン酸ジデシルジメチルアンモニウム、リン酸ジココイルジメチルアンモニウム、リン酸オクチルドデシルジメチルアンモニウム、リン酸ジドデシルジメチルアンモニウム、ピロリン酸オレイルデシルエチルメチルアンモニウムなどが挙げられる。
【0015】
本発明においては、一般式(I)で示される第4級アンモニウム塩型化合物の中でリン酸ジココイルジメチルアンモニウム〔主にR1およびR2がC1225(R1およびR2がC1429のものも含む)、R3およびR4がCH3、Xがリン酸の陰イオン〕が好ましい。
【0016】
本発明においては、一般式(I)で示される第4級アンモニウム塩型化合物を1種で用いてもよいし、2種以上混合して用いてもよい。
【0017】
本発明の有害生物防除剤は、上記一般式(I)で示される第4級アンモニウム塩型化合物を含有する。一般式(I)で示される第4級アンモニウム塩型化合物は、水に溶解させた水溶液の状態で用いることができる。
本発明の有害生物防除剤は、水に溶解させたときのpHが6.0〜8.5であり、好ましくは6.5〜7.5である。
本発明において、第4級アンモニウム塩型化合物は、有害生物防除剤中に通常は0.01〜50重量%、好ましくは0.1〜10重量%となるように配合すればよい。
【0018】
本発明の有害生物防除剤には本発明の効果を損なわない限り、シリコーンオイル、樹脂、揮発性溶剤などを添加してもよい。
ここでシリコーンオイルとしては、例えば、メチルポリシロキサン、高重合メチルポリシロキサン、トリメチルシロキシケイ酸、メチルフェニルポリシロキサン、アルキル変性シリコ−ンオイル、ポリエ−テル変性シリコ−ンオイル、アルキル・アラルキル・ポリエ−テル変性シリコーンオイル、フッ素変性シリコ−ンオイル、シリコ−ンリン酸エステル、反応性シリコンオイル(メチルハイドロジェンポリシロキサン、アミノ変性シリコ−ンオイル、エポキシ変性シリコ−ンオイル、エポキシポリエ−テル変性シリコ−ンオイル、カルボキシル変性シリコ−ンオイル、カルボキシルポリエ−テル変性シリコ−ンオイル、アルコ−ル変性シリコ−ンオイル、フェノ−ル変性シリコ−ンオイル、メルカプト変性シリコ−ンオイル、カルビノ−ル変性シリコ−ンオイル)などが挙げられる。
【0019】
また樹脂としては、例えば、ポリエ−テル型ポリウレタン樹脂、脂肪族ポリエステルポリウレタン樹脂、ポリウレタン系樹脂、アクリル系樹脂、アクリル酸エステル樹脂、酢酸ビニル樹脂、エチレン・酢ビ共重合樹脂、塩ビ・エチレン・酢ビ共重合樹脂、塩ビ・酢ビ共重合樹脂、酢ビ・アクリル酸エステル共重合樹脂、ポリエステル樹脂、ビニルピロリドン・スチレン共重合体、セルロ−ス硝酸エ−テル、ユリア樹脂、メラミン樹脂、フェノ−ル樹脂、水性ビニルウレタン樹脂、エポキシ樹脂、クロロプレンゴム、ニトリルゴム、スチレン・ブタジエンゴム、天然ゴムなどが挙げられる。
【0020】
揮発性溶剤としては、例えば、イソプロパノール、オクタメチルシクロテトラシロキサン、フェノキシエタノール等が挙げられる。
本発明においては、上記一般式(I)で示される第4級アンモニウム塩型化合物以外に、他の殺虫剤を併用してもよい。併用可能な殺虫剤としては、ピレスロイド系殺虫剤、有機リン系殺虫剤、カーバメート系殺虫剤、アルキルジ(アミノエチル)グリシン、ジ(アルキルアミノエチル)グリシン等が挙げられる。
【0021】
本発明の有害生物防除剤は、防虫剤、防ダニ剤、忌避剤、抗菌剤、防黴剤などとして使用することができる。
【0022】
本発明の有害生物防除材は、上記有害生物防除剤が基材に保持されたものである。基材としては、例えば、プラスチック、木材、金属、樹脂、繊維、綿、紙、藺草、接着剤、塗料、ノリ、パッキン、ふとんわた、ござ、畳などが挙げられる。基材としては、繊維、綿、藺草、紙、木材、ふとんわた、ござ、畳又はそれらの1つ以上を組み合わせたものが好ましい。
上記基材に、上記有害生物防除剤を保持する方法としては、水溶液である有害生物防除剤に、基材を浸漬処理する方法、基材に噴霧処理する方法、基材に印刷する方法、基材に練り込む方法等が挙げられる。
基材に保持される有害生物防除剤の量としては、用途、基材の種類等により適宜設定することができるが、例えば、ゴザの場合0.2g/m2〜10g/m2が好ましく、より好ましくは0.5g/m2〜3g/m2である。また、わたの場合、0.05g/kg〜30g/kgが好ましく、より好ましくは0.2g/kg〜10g/kgである。
【0023】
本発明の有害生物防除材は、ふとん、クッション、カーペット、ソファー、寝具、ベッド、パッキング、畳、敷物、ゴザ、詰物、壁紙、建材等の加工製品に上記有害生物防除剤を保持したものも含まれる。これらの有害生物防除材は、原料となる繊維、綿、樹脂、藺草、藁、紙、木材等の基材に上記有害生物防除剤を保持し、その保持された基材を加工することで得ることができる。
【0024】
本発明の有害生物防除剤は、上記以外にも、各種洗浄剤、衣類用洗剤、柔軟仕上剤、ノリ、接着剤、塗料等に配合してもよい。これら本発明の有害生物防除剤を配合した製剤は、抗菌効果等の有害生物防除効果が付与される。有害生物防除剤のこれらの剤中の配合量としては、例えば、上記剤の全重量に対して0.05〜20重量%が挙げられる。
【0025】
【実施例】
以下に実施例によって本発明をさらに詳しく説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
(1)有害生物防除剤の調製
(実施例1)
一般式(I)で示される第4級アンモニウム塩型化合物(R1:C1225、R2:C817、R3:CH3、 R4:CH3、Xn-:リン酸の陰イオン、m、n=1とm、n=2の混合)を水に1重量%溶解し、この時のpHが7.0である有害生物防除剤(実施例1)を得た。
【0026】
(実施例2〜12及び比較例1〜3)
下記表1記載の構造を有する一般式(I)で示される第4級アンモニウム塩型化合物を実施例1と同様に水に1重量%溶解し、pHを調製した有害生物防除剤(実施例2〜12)を得た。また、下記表1に記載の比較例1〜3用の第4級アンモニウム塩型化合物を用いて上記と同様して調整して有害生物防除剤(比較例1〜3)を得た。
【0027】
【表1】
Figure 0004226110
【0028】
(2)機器類の耐久性に及ぼす影響
上記実施例1〜10および比較例1〜3の有害生物防除剤に縫製用針を浸漬し、25℃で3日後の錆の発生度合いを目視にて確認し、それによって機器類の耐久性に及ぼす影響を評価した。
その結果は表2に示した。なお表中、耐久性に影響無:○、耐久性にやや影響有:△、耐久性に影響有:×とした。
【0029】
(3)耐洗濯性の確認
ポリエステル綿を表1記載の実施例1〜10および比較例1〜3の各有害生物防除剤に浸漬処理した(具体的には、1重量%溶液に等重量のポリエステル製のわたを混合し、室温で風乾する。)後、市販の粉末洗剤で3回洗濯を行った(「JIS L 0127」に記載されている103号の方法)。
その後、以下に示す試験方法により、各有害生物防除剤に浸漬処理されたポリエステル綿のヤケヒョウヒダニに対する忌避効果を調べることで、耐洗濯性を確認した。
【0030】
▲1▼ ガラス管(長さ10cm、内径2cm)の一方に粘着テ−プを貼り、そのテープに粉末飼料(10mg)を均一に付着させた。
▲2▼ この端から5mmの厚みに未処理綿(25mg)を入れ、更に0.4gの上記浸漬処理した綿を15mmの厚みに詰め込んだ。
▲3▼ ヤケヒョウヒダニ(約1万匹)をガラス管の他方の端から4cmまでの間に培地ごとに入れ、織物で開口を塞いだ。
▲4▼ そしてガラス管を25℃、75%RHの条件下で2日間静置した。2日後に上記粉末飼料に誘引されたダニを数えた。
▲5▼ 別途、浸漬処理した綿の代わりに、浸漬処理をしていない綿を用いて同様の試験を行い、それぞれの上記粉末飼料に誘引されたダニの数を数え、上記の誘引されたダニの数と比較して忌避率を求めた。尚忌避率は下記式により求めた。
忌避率=〔(浸漬未処理綿による誘引ダニ数−浸漬処理綿による誘引ダニ数)/(浸漬未処理綿による誘引ダニ数)〕×100
試験の結果は表2に示し、その表中、忌避率が70%以上維持されたものを○、忌避率が70〜40%維持されたものを△、忌避率が40%未満のものを×とした。
【0031】
【表2】
Figure 0004226110
【0032】
表2に示すように、本発明の有害生物防除剤(実施例1〜10)は、耐久性は満足できるレベルであり、且つ洗濯されても忌避率は満足する水準を維持した。それに対して、比較例1〜3の有害生物防除剤は、耐久性、忌避率のいずれかが不良であった。
【0033】
(4)殺菌洗浄剤としての効果
実施例1、実施例11〜12の各第4級アンモニウム塩型化合物10%とポリオキシエチレンアルキルエーテル型非イオン界面活性剤10%とを水に含有した殺菌洗浄剤を調製し、上記(2)にある機器類の耐久性に及ぼす影響と同様の試験を行い、その結果を表3に示した。また比較として、上記比較例1の第4級アンモニウム塩型化合物を用いて同様の殺菌洗浄剤を調製した。
【0034】
【表3】
Figure 0004226110
【0035】
表3に示すように、本発明の有害生物防除剤(実施例11、12)は、殺菌洗浄剤に添加しても耐久性が満足できるレベルであった。それに対して、比較例1の有害生物防除剤を添加した殺菌洗浄剤の耐久性は不良であった。
【0036】
(製剤例):以下、本発明の有害生物防除剤の使用例を例示するが、本発明がこれらに限定されるものではない。
(1)カーペット用シャンプー
(成分) (重量%)
マレイン酸ジデシルジメチルアンモニウム 5
を含有する有害生物防除剤(PH6.5)
POE硬化ヒマシ油 5
POE液状ラノリン 5
香料 微量
水 残
合計 100
【0037】
(2)殺菌剤
(成分) (重量%)
リン酸ジココイルジメチルアンモニウム 3
を含有する有害生物防除剤(PH7.0)
エタノール 70
水 残
合計 100
【0038】
(3)衣類用洗剤
(成分) (重量%)
リン酸ジドデシルジメチルアンモニウム 10
を含有する有害生物防除剤(PH7.0)
POEアルキルエーテル 35
1,3−ブチレングリコール 10
香料 微量
水 残
合計 100
【0039】
(4)コンディショニングシャンプー
(成分) (重量%)
ポリリン酸オクチルドデシルジメチルアンモ 2
ニウムを含有する有害生物防除剤(PH7.0)
オレイン酸トリエタノールアミン 5
ラウリルジメチルアミンオキシド 10
香料 微量
水 残
合計 100
【0040】
【発明の効果】
本発明の有害生物防除剤は、繊維などの基材に処理する際に使用する機器類に対して悪影響を及ぼすことがないので機器類の耐久性を維持することができる。また本発明の有害生物防除剤を基材に保持した有害生物防除材は、さまざまな材料、製品として使用することができ、耐洗濯性にも優れる。

Claims (3)

  1. 有効成分として下記一般式(I)で示される第4級アンモニウム塩型化合物を含有し、水に溶解させた時のpHが6.0〜8.5であり、防ダニ剤として使用することを特徴とする有害生物防除剤。
    Figure 0004226110
    (式中、R1、R2、R3、R4は、各々独立に、アルキル基またはアルケニル基を表し、R1〜R4のうち1つ又は2つが炭素数8〜20個の基であり、その他が炭素数1〜3個の基である。Xn-はクエン酸、マレイン酸、リン酸、ピロリン酸あるいは酢酸の陰イオンを表す。n、mは、1〜4の整数を表す。)
  2. 請求項1に記載の有害生物防除剤を基材に保持したことを特徴とする有害生物防除材。
  3. 基材が、繊維、綿、藺草、紙、木材、ふとんわた、ござ、畳又はこれらの1つ以上を組み合わせたものであることを特徴とする請求項2に記載の有害生物防除材。
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