JP4224759B2 - 細胞洗浄ロータ及びそれに用いられる洗浄液分配素子並びにこれを備えた細胞洗浄遠心機 - Google Patents

細胞洗浄ロータ及びそれに用いられる洗浄液分配素子並びにこれを備えた細胞洗浄遠心機 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する分野】
本発明は遠心力を利用して赤血球等の生体細胞を洗浄する細胞洗浄遠心機に係り、更にはそれに用いられる細胞洗浄ロータ及び洗浄液を分配する洗浄液分配素子に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から,輸血検査時の抗グロブリン試験、交差適合試験、不規則抗体スクリーニング等には赤血球を生理食塩水等の洗浄液で洗浄し、懸濁液中の余分な抗体を除去する工程が必要であり、この目的のために色々な細胞洗浄遠心機が知られている。
例えば、特開昭50−22693号公報には、内面が円錐形状容器の底面外周から放射状にノズルを設置し、回転による遠心力で洗浄液分配素子中央から注入された洗浄液を等分に分配し、ノズルより試験管ホルダによって保持された多数の試験管内に洗浄液を供給する構造の洗浄液分配素子が開示されている。
また例えば、実開平2−81640号公報には、洗浄液分配素子に穿孔された穴から試験管ホルダによって保持された多数の試験管内に洗浄液を供給する構造が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
細胞洗浄の自動化を目的とした遠心機により良好な輸血検査等を行うためには、洗浄液分配素子により多数の試験管内に供給される洗浄液量が等量であることが望ましい。多数の試験管内に供給された洗浄液量にばらつきがある場合、例えば、洗浄液供給量の少ない試験管内では、懸濁液中に他の試験管よりも多量の抗体などの異物が残留する。また逆に洗浄液供給量の多い試験管内では、懸濁液中の抗体などの残留異物が少なく、この差が後工程で行われる試薬反応による検査結果の差となり、結果として輸血検査等の判定に重大な誤りを生ずる原因となる。また洗浄液量の少ない試験管があった場合、この試験管の洗浄液供給量に合わせて他の試験管にも洗浄液を供給すると、他の試験管には過多の洗浄液が供給され、洗浄液量の多いものは試験管からあふれ、貴重な細胞試料が失われてしまうという問題を生じる。更には、洗浄液量の少ないものに合わせて洗浄回数を決めると洗浄工程が長時間に及ぶ不具合がある。
このように試験管に供給される洗浄液量が不均一になる原因はいくつか考えられる。第一の原因は、洗浄液分配素子の流路抵抗の不均一さに起因するものである。例えば、実開平2−81640号公報で示される放射状に穿孔された穴から試験管ホルダによって保持された多数の試験管内に洗浄液を供給する方式の洗浄液分配素子では、穴の加工はドリル加工などの機械加工以外では困難である。しかし機械加工による穴加工は、穴の出入り口形状や穴内面の粗さに誤差が生じやすく、これが不均一な流路抵抗の原因となり、結果として多数の試験管内に供給された洗浄液量にばらつきを生じさせる。
また、特開昭50−22693号公報には、洗浄液分配素子に金属パイプを埋め込み、金属パイプ内を流路として多数の試験管内に洗浄液を供給する構造が開示されているが、この場合もやはりパイプ端面の加工形状やパイプ長さに加工誤差が生じ、これが前記同様不均一な流路抵抗の原因となり、結果として多数の試験管内に供給された洗浄液量にばらつきを生じさせる。
洗浄液量が不均一になる第二の原因は、洗浄液の漏れに起因するものである。例えば洗浄液分配素子の洗浄液出口と試験管口の距離が離れていると、穴加工方向の誤差により液体分配素子からでた洗浄液が試験管に完全に入らない場合があり、これもやはり試験管内に供給された洗浄液量にばらつきを生じさせる原因となっている。
また金属パイプ先端を試験管の近くに設置し、洗浄液が試験管に完全に入るようにした場合、試験管の長さ寸法のばらつきや回転起動時、試験管ホルダの横方向のがたにより試験管と金属パイプ先端が接触し、試験管破損を引き起こす不具合が発生する。
洗浄液量が不均一になる第三の原因は洗浄液中の異物に起因するものである。ポンプが送り出した洗浄液が液体分配素子に到達する間に空気中のごみや綿ほこり等を巻き込み、それらの異物が洗浄液分配素子の穴やパイプに詰まると、流路を塞ぎ、結果としてその部分に対応する試験管への洗浄液供給量を減少させる。その他、異物の原因として洗浄液に生理食塩水等を用いる場合にはタンクや流路中で析出した塩化ナトリウム等の固形物が流路を塞ぎ、洗浄液供給量を減少させる原因となることもある。
上記の洗浄液分配素子では、外部からこのような流路を塞ぐ異物を見ることが出来ず、定期的に洗浄工程を一時停止し、試験管に分配された洗浄液供給量を確認する煩雑な作業が必要であった。更には、上記の洗浄液分配素子では、処理する試験管本数の増減に関係無く、穴またはパイプの数だけ常に、洗浄液が供給されるため、試験管本数の少ない場合は洗浄液の無駄が生じた。
本発明の目的は上述した従来技術の問題に鑑み、多数の試験管内に、均等な洗浄液量を供給できる洗浄液分配素子を提供することにある。
本発明の他の目的は上記のような洗浄液分配素子を用いることにより、洗浄特性の良好でかつ信頼性が高く、しかも容易に試験管本数の増減に対応できる細胞洗浄ロータ並びにこれを備えた細胞洗浄遠心機を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために本発明は、試験管内に洗浄液を供給する洗浄液分配素子を、中央部に洗浄液導入孔を有する円錐形状をした第1の部分とその周囲に円形平板状をした第2の部分とからなる上部分配素子と、上記第2の部分と対向するように配置された中央部が中空の円形平板からなる中央部分配素子と、円錐形状をし、上記の第1の部分と対向する位置に配置され、該第1の部分との間に流体通路を形成する下部分配素子とより構成し、前記上部分配素子の第2の部分の下面及び上記中央部分配素子の上面の一方または両方に放射状の複数の溝を設け、上記溝を流体の分配流路としたことに一つの特徴がある。
このように構成すると上部分配素子及び中央部分配素子及び下部分配素子を樹脂またはセラミックス等により成形加工して製造することが可能になり、極めて精度の高い流路を形成できるので流路抵抗を均一化できるという顕著な効果が得られる。特に上部分配素子または中央部分配素子の一方に設けられた溝と、他方の素子の平面により囲まれた空間を洗浄液の流路とした場合にその効果が大きい。本発明の他の特徴は、上部分配素子または下部分配素子の一方または両方に設けられた複数の溝の中心線を、試験管ホルダ中心とロータ中心を結ぶ直線と一致しないようしたことにある。具体的には、溝の中心線を、試験管ホルダ中心とロータ中心を結ぶ直線よりも、ロータの回転方向に前進した位置に設けたことに他の特徴がある。このように構成することにより、洗浄液の漏れを防止できるという効果がある。
本発明の他の特徴は、上部分配素子及び下部分配素子の一方または両方に設けられた複数の溝の中心線を、直線又は曲線状でロータ中心を通る直線とある角度を成すようにしたことにある。これも洗浄液の漏れの防止に効果がある。
本発明の更に他の特徴は、複数の溝の、ロータ中心側の溝端部をなめらかな曲面で構成したことにある。この構成は流路抵抗を減少し、洗浄液量を均一化するのに効果がある。
本発明の更に他の特徴は、上部分配素子の一部または全部を透明部材で構成したことにある。この構成により、異物が流路を塞いでいるかどうかを簡単に判断することが可能になる。
本発明の更に他の特徴は、上部分配素子の中央に円筒形状の把握部を設け、その把握部の外周の縦方向にすべり止めのための複数のすべり止め凹部またはすべり止め凸部を形成したことにある。これは、試薬反応を促進するために手動で細胞洗浄ロータを正逆回転するときに便利な構造である。
本発明の更に他の特徴は、中央部分配素子の最外周において、溝が配置された部分を他の部分よりも外に向かって凸形状にしたことにある。このように構成すると、洗浄液分配素子から試験管に洗浄液が入りやすくなり洗浄液の漏れを防止するのに効果がある。
【0005】
本発明の更に他の特徴は、中央部分配素子の上面及び下面に、上部分配素子及び下部分配素子の位置決め用の凸部または凹部と係合するための凹部または凸部を設けたことにある。このように構成すると各分配素子の位置関係を一義的に定め得る効果がある。
本発明の更に他の特徴は、中央分配素子の一部または全部は弾性体材料から構
成したことにある。これにより、試験管の破損を防止することができる。
【0006】
本発明の更に他の特徴は、中央部分配素子の外形寸法を上部分配素子及び下部分配素子の外形寸法より大きくしたことにある。これにより洗浄液の漏れを防止するのに効果がある。
本発明の更に他の特徴は、上部分配素子及び中央部分配素子及び溝に係合し流体の流れを阻止する栓部材を備えたこと及びその栓部材を弾性体材料から構成したことにある。このように構成することにより試験管数の増減に容易に対応することが可能になる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施例を図面に基づいて説明する。図1は本発明の一実施例を示す細胞洗浄ロータの構造及び部品構成を説明する斜視図である。本実施例では、細胞洗浄ロータ1はロータ2と洗浄液分配素子5から構成され、円盤型のロータ2には外周に24個の角穴が配置され、この穴に24個の試験管ホルダ3が装着されている。試験管4を挿入した試験管ホルダ3はロータ2の回転時、遠心力で装着部を軸として水平方向に自在に動くことができる。この実施例ではロータ2及び試験管ホルダ3はステンレス板をプレス加工により製作したが、樹脂成形品での製作も可能である。ロータ2の上には試験管4に洗浄液を供給する為の洗浄液分配素子5が装着される。洗浄液分配素子5はその下部の凸部がロータ2の長穴と係合しているため、ロータ2と共に回転する。また、洗浄液分配素子5をロータより着脱しても、ロータ2及び試験管ホルダ3と洗浄液分配素子5の位置関係は変わることは無い。
図2は本発明の一実施例を示す洗浄液分配素子の構造及び部品構成を説明する斜視図である。本実施例では、洗浄液分配素子5は上部分配素子6と下部分配素子8から構成され、下部分配素子8には放射状に試験管4の本数に等しい24本の溝9が形成されている。上部分配素子6と下部分配素子8を組み合わせ配置することにより、下部分配素子8の溝9と上部分配素子6の平坦部で構成される空間が洗浄液の流路となる。この実施例により、洗浄液流路を溝と平面で囲まれる形状とすることで、上部分配素子6と下部分配素子8を樹脂成形のみで製作することが可能となる。高精度の金型を用いて上部分配素子6及び下部分配素子8を樹脂成形することにより、下部分配素子8の溝9の形状は、同一の洗浄液分配素子5で高精度に均一となり、性能的に均一な流路抵抗を有する洗浄液分配素子5を何時でも、大量に製造することが可能となった。
なお、上記の実施例において溝は、上部分配素子6及び下部分配素子8の一方又は両方に設けてもよいし、これらを樹脂ではなくセラミックス等で製造することも可能である。作り易さや流路抵抗の均一さを考えると、上記の実施例のように下部分配素子8に溝を設け、上部分配素子6の平面との間に形成される空間を流路とするのが最もよい。
また図2において上部分配素子6の中央には円筒形状の把握部14が設けられている。把握部14の外周には縦方向に複数のすべり止め凹部26とすべり止め凸部27が設けられている。これは、細胞洗浄工程終了後にロータ1を手動で小刻みに正逆回転し、試験管4内の赤血球と試薬を良好に混ぜ合わせ、反応を促進させるときに便利である。
図10は本発明に係る細胞洗浄遠心機20の全体構成を示す縦断面図である。図10を用い洗浄液分配素子5の機能をより詳細に説明する。図10においてモータ21の駆動軸22に細胞洗浄ロータ1が取りつけられる。モータ21には本図では図示しない駆動回路より駆動電圧が印可されて駆動軸22が回転される。細胞洗浄ロータ1は駆動軸22により回転駆動され、試験管ホルダ3及び前もって赤血球等の生体細胞を適量入れた試験管4が遠心力で水平方向に揺動される。
この時にポンプ23を動作させ、外部の洗浄液タンクより洗浄液を細胞洗浄遠心機20の上部に位置するノズル25に送り込むと、洗浄液はノズル25から下方に噴出し、回転している細胞洗浄ロータ1中央の洗浄液導入孔7から洗浄液分配素子5内に入る。洗浄液分配素子5内に入った洗浄液は遠心力により外周に移動し、下部分配素子8の溝9と上部分配素子6の平坦部で構成される24本の流路に分かれて流入し、洗浄液分配素子5の外周から勢い良く飛び出る。飛び出た洗浄液は洗浄液分配素子5の外側に位置する試験管4の内壁に当たり、壁面を伝わり試験管4底部にある生体細胞を浮遊させ懸濁状態を作り出す。試験管4に適量の洗浄液が入るとポンプ23は停止し、洗浄液の注入工程は終了する。
引き続き、浮遊している生体細胞が試験管4底部に集まるまで回転を継続する。その後回転を停止し、試験管ホルダ3を垂直な位置に戻す。次に、本実施例では試験管ホルダ3の水平方向の動きを拘束する手段としの磁気素子28を機能させながら低速でモータ21を回転させる。試験管ホルダ3は磁性体のSUS430材等で製造されているので磁気素子28の磁力により吸着され、垂直な状態または、試験管4の開口部をやや外側に傾けるように保持したまま回転するため試験管4内の洗浄液は遠心力で外部に放出される。試験管4底部にある生体細胞はそのまま残り洗浄液だけが無くなる。
このような工程を繰り返すことにより細胞洗浄遠心機20は試験管4内の生体細胞から抗体などの異物を分離、取り除く。この様な工程により洗浄処理を行うため、多数の試験管内に供給された洗浄液量が等量であることが細胞洗浄遠心機20の性能上望ましい訳である。
図2の実施例によれば、洗浄液分配素子5の上部分配素子6と下部分配素子7が高精度の樹脂成形品で製作されているので、穿孔された穴や金属パイプの流路に比較して下部分配素子8の溝9の形状は高精度に均一とすることができる。従って、穿孔された穴や金属パイプの流路に比較して流路抵抗が均一で等量の洗浄液量を分配することが可能な洗浄液分配素子5を再現性良く、大量に製造することが可能となる。
また細胞洗浄遠心機20の細胞洗浄工程終了後には、例えば赤血球洗浄後には抗グロブリン血清等の試薬を試験管4に滴下し、細胞洗浄ロータ1を手動で小刻みに正逆回転し、試験管4内の赤血球と試薬を良好に混ぜ合わせ、反応を促進させることが必要であるが、図2の実施例では、上部分配素子6の中央に把握部14を設け、更に外周にすべり止め凹部26とすべり止め凸部27を設けたことにより、手動で小刻みに正逆回転することが容易となり、確実な試薬反応を促すことができるという効果がある。
図3は本発明の一実施例による細胞洗浄ロータの平面図である。細胞洗浄遠心機20の処理時間を短縮するためモータ21の回転速度を上げると、洗浄液分配素子5の外周から飛び出た洗浄液が試験管4に入るまでに回転の風圧により飛行方向が曲げられ、完全に試験管4内に入らない場合が発生する。図3の実施例では、溝9の中心線10が、試験管ホルダ3の中心とロータ2の回転中心を結ぶ直線よりも、ロータ2の回転方向に前進した位置に溝9が設けられている。このようにすることにより、洗浄液の飛行方向の曲がりを補正し、図に示すように試験管4の中に確実に注入することができる。前進させる角度はロータ2の回転速度及び洗浄液分配素子5と試験管4の距離に依存するが、0.5度から5度が望ましく、更には言えば1度から3度が望ましい。
図4は本発明の一実施例による細胞洗浄ロータの平面図であり、溝9の中心線10は直線又は曲線状で前記ロータ中心を通る直線とある角度を成して設置されている。この例もやはり溝の中心線10と前記ロータ中心を通る直線とのなす角度をロータ2の回転方向に前進させることで洗浄液の飛行方向の曲がりを補正することができる。
図5は本発明の一実施例による下部分配素子8の平面図である。この実施例においては、溝9の、ロータ2中心側の溝端部11がなめらかな曲面で構成されている。このような形状とすることにより、洗浄液が洗浄液導入孔7から洗浄液分配素子5内に入り、複数の溝9に流れ込む時の流路抵抗のばらつきを小さく押さえ込むことができる。特にこの実施例のように隣り合う溝端部11間を半円状の円弧で構成すると流路抵抗のばらつきを低減するのに効果がある。
また図5及び図2において上部分配素子6及び下部分配素子8は、その最外周において、溝9が配置された部分を他の部分よりも外に向かって凸形状とするような凸部15が設けられている。このような形状とすることにより、試験管4と洗浄液分配素子5が干渉する距離を小さくすることができる。結果として洗浄液分配素子5と試験管4との間の距離を小さく設定でき、凸部15から飛び出た洗浄液が試験管4に入るまでに回転の風圧により飛行方向が曲げられ、試験管4内に入らないという不具合も減少した。また洗浄液分配素子5外周の無駄な部分を削除でき、結果として洗浄液分配素子5の重量の軽量化により、モータ21の負荷を軽減できた。
図6は本発明の一実施例による洗浄液分配素子5の断面図である。上部分配素子6の中央に位置する洗浄液導入孔7に上方から着脱自在な多孔質フィルタ12を装着した。このような構成とすることで洗浄液中の異物は洗浄液分配素子5に入り込む前に除去することが可能で、溝9に詰まり、流路を塞ぎ、結果として試験管4への洗浄液供給量を減少させることを防止できた。本実施例では多孔質フィルタ12は濾過精度50μmのポリプロピレン樹脂燒結成形品を用い、長期間使用後、フィルタの目詰まりが発生し、流量が減少する前に新しいものと交換可能とした。この他、多孔質フィルタ12はステンレス等金属のスクリーンメッシュで製造しても実用上問題は無い。
また図6において上部分配素子6は全て透明部材で製造されている。この結果、上方より下部分配素子8の溝9を目視でき、万が一洗浄液中の異物で流路を塞がれた場合でもその位置を瞬時に特定でき、早期に対処可能となる。溝9が観察可能であれば上部分配素子6の一部だけが透明部材で構成されていても同様の効果を得ることができる。
図7は本発明の他の実施例による洗浄液分配素子の構造及び部品構成を説明する斜視図である。前述した細胞洗浄ロータ1は24個の試験管ホルダ3を保持していたが、必ずしも1回の洗浄処理に24本の試験管4の洗浄処理は行わず、場合によっては12本の試験管4を処理することもある。この場合試験管4の無い部位にも洗浄液は供給注入されるため、洗浄液の無駄が生じた。
図7における実施例では洗浄液分配素子5は上部分配素子6と下部分配素子8及び栓部材16で構成され、栓部材16は上部分配素子6と下部分配素子8の間に保持され、かつ溝端部11に密着、係合した構造とされている。この結果、栓部材16が係合した溝9の洗浄液流れを完全に止めることができた。従って24個の試験管ホルダ3を有する細胞洗浄ロータ1において12本の試験管4を用い洗浄処理を行う場合は、試験管4の設置されていない12個所の溝端部11に栓部材16を密着係合することにより、洗浄液部の無駄な供給を止めることができる。もちろん栓部材16は細胞洗浄ロータ1中心に対して対称な位置に設置することが望ましい。更に、上部分配素子6は、その一部または全部が透明部材で構成されているので、上方より栓部材16の位置を確認でき、確実に試験管4を洗浄液供給個所に設置することができる。また栓部材16はシリコンゴム等の弾性体材料から構成することにより、更に溝端部11との密着性を向上し、確実に洗浄液流れを止めることができる。
図8は本発明の他の実施例による洗浄液分配素子の構造及び部品構成を説明する斜視図である。図8における実施例では洗浄液分配素子5は上部分配素子6と下部分配素子8及び溝9が形成された中央部分配素子17から構成される。このような構成とすることで、洗浄液分配素子5は異なる溝本数を有する中央部分配素子17を逐次交換することにより、簡単に試験管処理本数の増減に対応でき、結果として洗浄液部の無駄を確実に無くすことができる。
また図9は本構成の洗浄液分配素子5の断面図である。中央部分配素子17は上部分配素子6及び下部分配素子8の位置決め凸部18または位置決め凹部19と結合し、その位置関係が一義的に決まるので中央部分配素子17を交換した場合でも対応する試験管4の相対位置に変化は無く、試験管4を洗浄液が供給されない位置に設置する誤りは無くなる。
また中央部分配素子17はその外形寸法が上部分配素子6及び下部分配素子8よりも大きく、溝9が配置された部分が他の部分よりも外に向かって凸であるように構成されている。この結果、試験管4と洗浄液分配素子5が干渉する距離を小さくすることができ、結果として洗浄液分配素子5と試験管4間距離を小さく設定でき、凸部15から飛び出た洗浄液が試験管4に入るまでに回転の風圧により飛行方向が曲げられ、試験管4内に入らない不具合も減少した。更に、中央部分配素子17をシリコンゴム等の弾性体材料で構成することにより試験管4が中央部分配素子17に接する距離に配置しても試験管4は破損することが無くなり信頼性を向上することができる。
また上部分配素子6の洗浄液導入孔7に多孔質フィルタ12を装着したことで洗浄液中の異物の除去可能となり、溝9に詰まり、流路を塞ぎ、結果として試験管4への洗浄液供給量を減少させることを防止できる。更に上部分配素子6を透明部材で製造した結果、万が一洗浄液中の異物で流路を塞がれた場合でもその位置を瞬時に特定でき、早期に対処可能となった。
【0008】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明においては、洗浄液分配素子を、中央に洗浄液導入孔を有する円形平板状の上部分配素子と円形平板状の下部分配素子とから構成し、上部分配素子及び下部分配素子のいずれか一方または両方に放射状の複数の溝を設けた構造にするか、あるいは中央に洗浄液導入孔を有する円形平板状の上部分配素子と、複数の放射状に配置された溝を有する円形平板状の中央部分配素子と、円形平板状の下部分配素子からなる構造とすることにより、流路を高精度に形成することが可能になった。
このため、多数の試験管内に均等な洗浄液量を供給できるようになり、その結果、洗浄特性が良好で且つ信頼性が高く、しかも容易に試験管本数の増減に対応できる細胞洗浄ロータ並びにこれを備えた細胞洗浄遠心機を提供することができるという顕著な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す細胞洗浄ロータの構造及び部品構成を説明する斜視図である。
【図2】本発明の一実施例を示す洗浄液分配素子の構造及び部品構成を説明する斜視図である。
【図3】本発明の一実施例による細胞洗浄ロータの平面図である。
【図4】本発明の一実施例による細胞洗浄ロータの平面図である。
【図5】本発明の一実施例による下部分配素子の平面図である。
【図6】本発明の一実施例による洗浄液分配素子の断面図である。
【図7】本発明の他の実施例による洗浄液分配素子の構造及び部品構成を説明する斜視図である。
【図8】本発明の他の実施例による洗浄液分配素子の構造及び部品構成を説明する斜視図である。
【図9】本発明の他の実施例による洗浄液分配素子の断面図である。
【図10】本発明の一実施例による細胞洗浄遠心機の断面図である。
【符号の説明】
1 細胞洗浄ロータ
2 ロータ
3 試験管ホルダ
4 試験管
洗浄液分配素子
上部分配素子
洗浄液導入孔
下部分配素子
9 溝
10 中心線
11 溝端部
12 多孔質フィルタ
13 透明部材
14 把握部
15 凸部
16 栓部材
17 中央部分配素子
18 位置決め凸部
19 位置決め凹部
20 細胞洗浄遠心機
21 モータ
22 駆動軸
23 ポンプ
25 ノズル
26 すべり止め凹部
27 すべり止め凸部
28 磁気素子
29 回り止め凸部
30 長穴

Claims (24)

  1. ロータと、前記ロータ上に回転自在に装着され、ロータ回転時、遠心力で外方向に動き得る複数の試験管ホルダと、前記ロータに装着され前記ロータと共に回転し、前記試験管ホルダによって保持された多数の試験管内に洗浄液を供給する洗浄液分配素子からなる細胞洗浄ロータにおいて、前記洗浄液分配素子は、中央部に洗浄液導入孔を有する円錐形状をした第1の部分とその周囲に円形平板状をした第2の部分とからなる上部分配素子と、上記第2の部分と対向するように配置された中央部が中空の円形平板からなる中央部分配素子と、円錐形状をし、上記の第1の部分と対向する位置に配置され、該第1の部分との間に流体通路を形成する下部分配素子から成り、前記上部分配素子の第2の部分の下面及び上記中央部分配素子の上面の一方または両方に放射状の複数の溝を設けると共に前記複数の溝の中心線を、前記試験管ホルダ中心と前記ロータ中心を結ぶ直線よりも、前記ロータを上部から見て、前記ロータの回転方向に前進して形成したこと特徴とする細胞洗浄ロータ。
  2. 請求項1において、上記上部分配素子、中央部分配素子及び下部分配素子は樹脂またはセラミックスを成形加工して製造されたことを特徴とする細胞洗浄ロータ。
  3. 請求項1において上記上部分配素子または中央部分配素子の一方に設けられ溝と、他方の素子の平面により囲まれた空間を洗浄液の流路としたことを特徴とする細胞洗浄ロータ。
  4. 請求項1において、前記複数の溝の前記ロータ中心側の溝端部はなめらかな曲面で構成されていることを特徴とする細胞洗浄ロータ。
  5. 請求項1において、前記上部分配素子は、その一部または全部が透明部材で構成されていることを特徴とする細胞洗浄ロータ。
  6. 請求項1において、前記上部分配素子の中央には円筒形状の把握部を有し、把握部の外周には縦方向にすべり止めのための複数のすべり止め凹部またはすべり止め凸部が形成されていることを特徴とする細胞洗浄ロータ。
  7. 請求項1において、前記上部分配素子及び前記中央部分配素子は、その最外周において、溝が配置された部分が他の部分よりも外に向かって凸形状をした凸部を有することを特徴とする細胞洗浄ロータ。
  8. 細胞洗浄ロータにおける洗浄液分配素子であって、中央部に洗浄液導入孔を有する円錐形状をした第1の部分とその周囲に円形平板状をした第2の部分とからなる上部分配素子と、上記第2の部分と対向するように配置された中央部が中空の円形平板からなる中央部分配素子と、円錐形状をし、上記の第1の部分と対向する位置に配置され、該第1の部分との間に流体通路を形成する下部分配素子から成り、前記上部分配素子の第2の部分の下面及び上記中央部分配素子の上面の一方又は両方に放射状の複数の溝を設けると共に、前記複数の溝の中心線を、前記試験管ホルダ中心と前記ロータ中心を結ぶ直線よりも、前記ロータを上部から見て、前記ロータの回転方向に前進して形成したことを特徴とする洗浄液分配素子。
  9. 請求項8において、上記上部分配素子及び中央部分配素子及び下部分配素子は樹脂またはセラミックスを成形加工して製造されたことを特徴とする洗浄液分配素子。
  10. 請求項8において、前記複数の溝のロータ中心側の端部はなめらかな曲面で構成されていることを特徴とする洗浄液分配素子。
  11. 請求項8において、前記上部分配素子は、その一部または全部が透明部材で構成されていることを特徴とする洗浄液分配素子。
  12. 請求項8において、前記上部分配素子の中央には円筒形状の把握部を有し、把握部の外周には縦方向にすべり止めのための複数のすべり止め凹部またはすべり止め凸部が形成されていることを特徴とする洗浄液分配素子。
  13. 請求項8において、前記上部分配素子及び前記中央部分配素子は、その最外周において、溝が配置された部分が他の部分よりも外に向かって凸形状の凸部を有することを特徴とする洗浄液分配素子。
  14. 請求項8において、中央部分配素子の上面及び下面には、上部分配素子及び下部分配素子の位置決め用の凸部または凹部と係合するための凹部または凸部を有することを特徴とする洗浄液分配素子。
  15. 請求項8において、前記中央分配素子の一部または全部は弾性体材料から構成されていることを特徴とする洗浄液分配素子。
  16. 請求項8において、前記中央部分配素子の外形寸法は、前記上部分配素子及び下部分配素子の外形寸法より大きいことを特徴とする洗浄液分配素子。
  17. 請求項8において、前記上部分配素子及び中央部分配素子及び前記溝に係合し流体の流れを阻止する栓部材を備えたことを特徴とする洗浄液分配素子。
  18. 請求項17において、前記栓部材は、弾性体材料から構成されていることを特徴とする洗浄液分配素子。
  19. ロータと、前記ロータ上に回転自在に装着され、ロータ回転時、遠心力で外方向に動き得る複数の試験管ホルダと、前記ロータに装着され前記ロータと共に回転し、前記試験管ホルダによって保持された多数の試験管内に洗浄液を供給する洗浄液分配素子とからなる細胞洗浄ロータと、前期ロータを回転するためのロータ駆動機構と、前記細胞洗浄ロータに洗浄液を供給するための洗浄液供給機構とを備え、前記洗浄液分配素子は、中央部に洗浄液導入孔を有する円錐形状をした第1の部分とその周囲に円形平板状をした第2の部分とからなる上部分配素子と、上記第2の部分と対向するように配置された中央部が中空の円形平板からなる中央部分配素子と、円錐形状をし、上記の第1の部分と対向する位置に配置され、該第1の部分との間に流体通路を形成する下部分配素子から成り、前記上部分配素子の第2の部分の下面及び上記中央部分配素子の上面の一方又は両方に放射状の複数の溝を設けると共に、前記複数の溝の中心線を、前記試験管ホルダ中心と前記ロータ中心を結ぶ直線よりも、前記ロータを上部から見て、前記ロータの回転方向に前進して形成したことを特徴とする細胞洗浄遠心機。
  20. 請求項19において、上記上部分配素子及び中央部分配素子及び下部分配素子は樹脂またはセラミックスを成形加工して製造されたことを特徴とする細胞洗浄遠心機。
  21. 請求項19において、前記複数の溝の前記ロータ中心側の溝端部はなめらかな曲面で構成されていることを特徴とする細胞洗浄遠心
  22. 請求項19において、前記上部分配素子は、その一部または全部が透明部材で構成されていることを特徴とする細胞洗浄遠心機。
  23. 請求項19において、前記上部分配素子の中央には円筒形状の把握部を有し、把握部の外周には縦方向にすべり止めのための複数のすべり止め凹部またはすべり止め凸部が形成されていることを特徴とする細胞洗浄遠心機。
  24. 請求項19において、前記中央部分配素子は、その最外周において、溝が配置された部分が他の部分よりも外に向かって凸形状をする凸部を有することを特徴とする細胞洗浄遠心機。
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