JP4222887B2 - ベーンロータリ型空気ポンプ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、モバイル機器用燃料電池に用いるオイルレス空気ポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、モバイル用の燃料電池は開発途上であり、この燃料電池のセルに空気を供給する空気ポンプとしては適切なものが存在しない。この種の空気ポンプに求められる特性は、供給空気はオイル等の不純物を含んでいないこと、すなわちオイルレス機構であること、供給空気量は10リットル/分程度の比較的小流量でよいが、燃料電池システムの空気通路で生じる圧力損失にうち勝って空気を送り込むために、その供給圧力はΔP=5kPa必要なこと、大きさはモバイル機器に組み込む必要性から直径はおよそφ30mm以下であること、及び騒音レベルが低いことが求められる。
【0003】
これらの特性を満たす空気ポンプとしてベーンロータリ型空気ポンプが考えられるが、冷凍サイクルに設けられた従来のベーンロータリ型ポンプ機械(圧縮機)について図6及び図7を参照して説明する。
【0004】
図6及び図7に示されるように、内面が円筒状のシリンダ100内に、シリンダ100の円筒状内面の中心線と所定量だけ偏心した中心軸を有する円筒状のロータ102が配置されている。ロータ102にはその中心軸方向に延びる複数のベーン溝104が形成されており、ベーン溝104内には板状のベーン106が摺動自在に挿入され、ベーン106の先端部はシリンダ100の内面と摺接している。
【0005】
また、ロータ102とベーン106を挟み込むようにフロントプレート108とリアプレート110がシリンダ13の両端面に取り付けられており、シリンダ100、ロータ102、ベーン106、フロントプレート108及びリアプレート110により囲繞された複数の圧縮空間112が形成されている。さらに、シリンダ100は、その周囲に形成された吸入口114と吐出口116を備えており、ロータ102は駆動力を伝達する回転軸118を備えている。
【0006】
リアプレート110の後方には給油ケース120が設けられ、給油ケース120の中には油溜まり部122が形成されている。また、給油ケース120内には、油溜まり部122の潤滑油をリアプレート110に形成された給油通路124を介してロータ102のベーン溝104に供給するオイルコントロール弁ユニット126が収納されている。
【0007】
上記構成の従来のベーンロータリ型ポンプにおいて、エンジンあるいはモータ(図示せず)からベルト(図示せず)を介して動力が回転軸118に伝達されると、図7において時計回りにロータ102が回転し、冷凍サイクルから戻ってきた冷媒ガスが吸入口114からシリンダ100内の圧縮空間112に吸入されて圧縮される。圧縮された高圧の冷媒ガスは、吐出口116から吐出され、給油ケース120に流入する。給油ケース120に流入した冷媒ガスは、給油ケース120内で潤滑油と分離されて、冷媒ガスのみが冷凍サイクルへと流出する。
【0008】
分離された潤滑油は一旦油溜まり部122に貯留され、その後、オイルコントロール弁ユニット126から給油通路124を経て、ロータ102のベーン溝104に供給される。その結果、潤滑油の圧力によりベーン106に背圧が付与され、ベーン106がシリンダ100の内面に摺接する構成になっていた(例えば、特許文献1参照。)。
【0009】
【特許文献1】
特開2001−214875号公報(第2頁、図1、図4)
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記構成の従来のベーンロータリ型ポンプは、エンジンあるいはモータがベルトを介してロータ102と一体的に取り付けられた回転軸118を駆動する構成のため、ポンプ全体の寸法が大きい。この構成を改良して同軸上にモータを配置して、モータ軸で回転軸118を駆動する場合、モータをフロントプレート108に取り付けるとともに、2つの軸(モータ軸及び回転軸118)の軸心を精度良く合わせる必要がある。この軸心合わせは容易ではなく、2つの軸をフレキシブルジョイント等を介して連結すると、全体の寸法が大きくなり、モバイル用燃料電池には適用できない。
【0011】
本発明は、従来技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり、ポンプ機構部と駆動モータを直結してポンプの全体寸法を小さくするとともに、高効率で低騒音のベーンロータリ型空気ポンプを提供することを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のうちで請求項1に記載の発明は、ポンプ機構部と駆動モータとが並設され、軸心から偏心して形成された円筒状内壁を有するシリンダと、該シリンダ内に配置され複数のベーン溝を有する円筒状のロータと、該ロータと一体的に回転する回転軸と、前記複数のベーン溝に摺動自在に挿入され自己潤滑性を有する材質よりなる板状のベーンと、前記ロータと前記ベーンを挟み込むように前記シリンダの両端面に取り付けられたフロントプレートとリアプレートとにより前記ポンプ機構部を構成して、該ポンプ機構部に複数のポンプ空間を形成し、前記回転軸を前記駆動モータで駆動することにより前記ポンプ空間の容積を変化させるようにしたベーンロータリ型空気ポンプであって、前記駆動モータの回転軸は前記リアプレートを貫通して前記ロータと一体的に回転する回転軸を構成し、前記リアプレートに複数のねじ穴を設けて前記駆動モータのケーシング端面に前記リアプレートを複数のねじで締結し、圧縮中のポンプ空間に連通する締結後の前記ねじ穴の残空間に樹脂を埋め込んだことを特徴とする。
【0016】
また、請求項に記載の発明は、前記樹脂が熱硬化性樹脂であることを特徴とする。
【0017】
また、請求項に記載の発明は、前記樹脂のポンプ空間との対向面に凹部を形成したことを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
実施の形態1.
図1及び図2は、それぞれ本発明の実施の形態1にかかるベーンロータリ型空気ポンプの横断面図及び縦断面図であり、図2は図1におけるA−O−A断面に相当する。
【0020】
図1及び図2に示されるように、本発明の実施の形態1にかかるベーンロータリ型空気ポンプの本体2は、ポンプ機構部4と駆動モータ6により構成されている。
【0021】
ポンプ機構部4は、軸心から偏心して形成された円筒状内面8aを有するシリンダ8と、シリンダ8内に配置された円筒状のロータ10を備えている。ロータ10には、その中心軸方向に延びる複数(例えば、2本)のベーン溝12が形成されており、これらのベーン溝12内に、自己潤滑性を有するカーボン複合材料よりなる板状のベーン14が摺動自在に挿入され、ベーン14の先端部はシリンダ8の内面8aと摺接している。ロータ10は、本実施の形態ではアルミニウム合金より構成して軽量化を図っており、シリンダの材質にはシリコン含有率が約10%のアルミニウム合金を使用している。
【0022】
また、ロータ10とベーン14を挟み込むように、フロントプレート16とリアプレート18がシリンダ8の両端面に取り付けられており、シリンダ8、ロータ10、ベーン14、フロントプレート16及びリアプレート18に囲繞された複数のポンプ空間20が形成されている。さらに、フロントプレート16及びリアプレート18の摺動表面には二硫化モリブデン等の自己潤滑性材料をコーティング処理している。
【0023】
図1に示されるように、フロントプレート16には、吸入ポート22及び吐出ポート24が形成されており、吐出ポート24には吐出管26が取り付けられている。ここで、吸入ポート22はフロントプレート16を軸方向に貫通する穴であるが、吐出ポート24はその中央部に貫通穴が形成された窪み状のポートであり、吐出管26はこの貫通穴に臨むように設けられている。
【0024】
図3は、図2におけるリアプレート18のB−B矢視図を示している。
図3に示されるように、リアプレート18には、窪み状の吸入ポート28と窪み状の擬似の吐出ポート30が形成されている。吸入ポート22及び吸入ポート28は、図2のC−C方向から見ると略同一形状をしており、同様に吐出ポート24と擬似の吐出ポート30は、C−C方向から見ると略同一形状をしている。なお、図1には、吸入ポート22,28及び吐出ポート24,30が破線で示されている。
【0025】
一方、リアプレート18の反ポンプ機構部側には、リアプレート18と直接接触する駆動モータ6が配置されている。リアプレート18には、複数のねじ穴32が形成されており、リアプレート18は駆動モータ6のケーシング端面34に複数のねじ36で直接締結されている。
【0026】
駆動モータ6は、円筒状のコイル38と永久磁石を備えた回転子40より成る直流モータで、回転子40は長尺の回転軸42を備えている。回転軸42は、駆動モータ6の内部ではモータ軸受44、46で支承されており、駆動モータ6からリアプレート18を貫通してポンプ機構部4に延び、ポンプ機構部4内ではシリンダ8の軸心上に延在し、フロントプレート16内の軸受48及びリアプレート18内の軸受50により支承されている。また、ポンプ機構部4内の回転軸42にはロータ10が固定されており、駆動モータ6で発生した回転力は回転軸42を介してロータ10に伝達される。
【0027】
上記構成の本発明にかかるベーンロータリ型空気ポンプにおいて、駆動モータ6に通電すると、互いに連結された回転軸42及びロータ10が図1の矢印の方向に一体的に回転する。この時、ベーン14は回転の遠心力によりベーン溝12内で外側に向かって移動し、ベーン14の先端部がシリンダ内面8aに摺接しながら回転運動する。その結果、ポンプ空間20は伸縮する(容積が変化する)ので、空気がフロントプレート16の吸入ポート22より吸い込まれ、その一部がポンプ空間20に直接流入する。残りの空気は、シリンダ8を軸方向に貫通する吸入通路52を経由した後、リアプレート18に形成された吸入ポート28を経て、ポンプ空間20に吸い込まれる。ポンプ空間20に流入した空気は、ほぼ1回転する間に圧力が上昇(ΔP=5kPa)した後、フロントプレート16に形成された吐出ポート24を経て吐出管26より外部へ流出する。
【0028】
なお、擬似の吐出ポート30は、ロータ10の左右に同じ圧力を印可させるためのもので、擬似の吐出ポート30が存在することで、ロータ10はフロントプレート16とリアプレート18との間で圧力バランスがとれ、一方のプレートに押し付けられることがなく、磨耗が生じにくくなる。
【0029】
ここで、上記構成において、ポンプ機構部4と駆動モータ6を締結する手段として、リアプレート18に複数のねじ穴32を設け、リアプレート18を駆動モータ6のケーシング端面34に複数のねじ36で直接締結するとともに、締結後のねじ穴32の残空間を圧縮中のポンプ空間20から離隔した(ねじ穴32の残空間がポンプ空間20には臨まない)構成としている。すなわち、図3に示されるように、シリンダ8の円筒状内面8a(図3において1点鎖線で表示)の外側にねじ穴32を設け、ねじ36で締め付けている。
【0030】
このような構成にすることにより、ロータ10の回転時にベーン14がねじ穴32の残空間を横切ることがなくなるので、この残空間を経由して高圧のポンプ空間に存在する空気が低圧のポンプ空間へと流れる現象がなくなる。その結果、圧縮中のポンプ空間からの空気の漏れがなくなるので、空気ポンプの体積効率が上昇し、効率の高い空気ポンプを実現することができる。また、高圧のポンプ空間に存在する空気が低圧のポンプ空間へと流れると空気の膨張音が発生するが、これも同時に解消されるので、運転時の騒音を著しく低減することもできる。
【0031】
実施の形態2.
図4は、本発明の実施の形態2にかかるベーンロータリ型空気ポンプを示しており、図2におけるリアプレート18のB方向矢視図である。
【0032】
図4に示されるように、リアプレート18に設けられた吸入ポート28と擬似の吐出ポート30の内側に複数のねじ穴32の一部が形成されており、このねじ穴32を用いてリアプレート18は駆動モータ6のケーシング端面34に取り付けられている。なお、吸入ポート28と擬似の吐出ポート30の内側に形成されたねじ穴32以外のねじ穴32は、上述した実施の形態1と同様、シリンダ8の円筒状内面8aの外側に形成されている。
【0033】
この構成により、締結後のねじ穴32の残空間は圧縮中のポンプ空間20には臨まないことになり、実施の形態1と同様、高効率で低騒音の空気ポンプを提供することができる。
【0034】
なお、リアプレート18に設けた吸入ポート28あるいは擬似の吐出ポート30の内側にねじ穴32を設けることで、締結半径を小さくでき、駆動モータ6の直径が小さい場合にも対応できる。
【0035】
実施の形態3.
図5は、本発明の実施の形態3にかかるベーンロータリ型空気ポンプの一部を示しており、リアプレート18を駆動モータ6のケーシング端面34に締結するねじ36の断面を示している。
【0036】
本実施の形態3においては、ねじ穴32はリアプレート18のどの位置にあってもよく、リアプレート18をねじ36でケーシング端面34に取り付けた後、ねじ36の頭部にできた残空間に樹脂54を埋めこむとともに、ロータ10あるいはベーン14との干渉を避けるために、樹脂54のポンプ空間との対向面に凹部を形成している。
【0037】
この構成により、締結後のねじ穴32の残空間がポンプ空間20に連通しても、ねじ穴32の残空間に空気が入り込む余地がないため、実施の形態1と同様、高効率で低騒音の空気ポンプを提供することができる。
【0038】
また、ねじ穴32の残空間を埋める樹脂54には、熱硬化性樹脂を用いるのが望ましい。一般に空気ポンプは、運転時、摺動部の摩擦熱と空気の断熱圧縮により温度が上昇する。熱硬化性樹脂を樹脂54として使用すると、運転状態が長期に亘っても、樹脂54が変質することなく安定した性能(効率)と低騒音を維持することができる。
【0039】
さらに、ねじ穴32の残空間を埋めた後の樹脂54の表面(凹部)は、その最大深さが50μm以内に設定することが望ましい。凹部の深さについて調べたところ、その最大深さが50μmより大きくなると、騒音が急激に大きくなるという結果が得られた。この騒音は、凹部を経由してポンプ空間20の高圧側から低圧側へと空気が流れる時に、空気が膨張することに起因している。したがって、ねじ穴32の残空間を埋めた後の樹脂54表面凹部は、その最大深さを50μm以内に設定することにより、騒音の低い空気ポンプを得ることができる。
【0040】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
本発明によれば、駆動モータの回転軸をリアプレートを貫通させてロータと一体的に回転する回転軸を構成したので、ポンプ全体を小さくすることができる。
また、リアプレートに複数のねじ穴を設けて駆動モータのケーシング端面にリアプレートを複数のねじで締結し、締結後のねじ穴の残空間を圧縮中のポンプ空間から離隔したので、ロータ回転時にベーンがねじ穴の残空間を横切ることがない。したがって、ねじ穴の残空間を経由して高圧のポンプ空間に存在する空気が低圧のポンプ空間へと流れることがなく、高効率の空気ポンプを提供することができるとともに、高圧のポンプ空間に存在する空気が低圧のポンプ空間へと流れる時に発生する膨張音もなくなり、低騒音の空気ポンプ提供することができる。
【0041】
あるいは、圧縮中のポンプ空間に連通する締結後のねじ穴の残空間に樹脂を埋め込むようにしたので、同様に、ねじ穴の残空間を経由して高圧のポンプ空間に存在する空気が低圧のポンプ空間へと流れることがなく、高効率で低騒音の空気ポンプ提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1にかかるベーンロータリ型空気ポンプの横断面図である。
【図2】 図1における線A−O−Aに沿った断面図である。
【図3】 図2におけるリアプレートのB−B矢視図である。
【図4】 本発明の実施の形態2にかかるベーンロータリ型空気ポンプを示しており、図2におけるリアプレートのB−B矢視図である。
【図5】 本発明の実施の形態3にかかるベーンロータリ型空気ポンプの部分断面図である。
【図6】 冷凍サイクルに設けられた従来のベーンロータリ型圧縮機の縦断面図である。
【図7】 図6のベーンロータリ型圧縮機の横断面図である。
【符号の説明】
2 空気ポンプ本体、 4 ポンプ機構部、 6 駆動モータ、
8 シリンダ、 8a シリンダの円筒状内面、 10 ロータ、
12 ベーン溝、 14 ベーン、 16 フロントプレート、
18 リアプレート、 20 ポンプ空間、 22 吸入ポート、
24 吐出ポート、 26 吐出管、 28 吸入ポート、
30 擬似の吐出ポート、 32 ねじ穴、 34 ケーシング端面、
36 ねじ、 38 コイル、 40 回転子、 42 回転軸、
44,46,48,50 軸受、 52 吸入通路、 54 樹脂。

Claims (3)

  1. ポンプ機構部と駆動モータとが並設され、軸心から偏心して形成された円筒状内壁を有するシリンダと、該シリンダ内に配置され複数のベーン溝を有する円筒状のロータと、該ロータと一体的に回転する回転軸と、前記複数のベーン溝に摺動自在に挿入され自己潤滑性を有する材質よりなる板状のベーンと、前記ロータと前記ベーンを挟み込むように前記シリンダの両端面に取り付けられたフロントプレートとリアプレートとにより前記ポンプ機構部を構成して、該ポンプ機構部に複数のポンプ空間を形成し、前記回転軸を前記駆動モータで駆動することにより前記ポンプ空間の容積を変化させるようにしたベーンロータリ型空気ポンプであって、
    前記駆動モータの回転軸は前記リアプレートを貫通して前記ロータと一体的に回転する回転軸を構成し、前記リアプレートに複数のねじ穴を設けて前記駆動モータのケーシング端面に前記リアプレートを複数のねじで締結し、圧縮中のポンプ空間に連通する締結後の前記ねじ穴の残空間に樹脂を埋め込んだことを特徴とするベーンロータリ型空気ポンプ。
  2. 前記樹脂が熱硬化性樹脂であることを特徴とする請求項に記載のベーンロータリ型空気ポンプ。
  3. 前記樹脂のポンプ空間との対向面に凹部を形成したことを特徴とする請求項1あるいは2に記載のベーンロータリ型空気ポンプ。
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