JP4221807B2

JP4221807B2 - Kelton type speaker

Info

Publication number: JP4221807B2
Application number: JP08485799A
Authority: JP
Inventors: 達雄齊藤; 章夫溝口
Original assignee: Sony Corp
Current assignee: Sony Corp
Priority date: 1999-03-26
Filing date: 1999-03-26
Publication date: 2009-02-12
Anticipated expiration: 2019-03-26
Also published as: JP2000278778A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えばテレビ受信機のサブウーハ等に使用して好適なケルトン形スピーカに関する。詳しくは、ダクトを、第２の気室より突出するように形成すると共に第１の気室を貫通するように配設することによって、ダクトを太くして風切音の発生を低減でき、また部品点数を少なくして組立の手間を減らすようにしたケルトン形スピーカに係るものである。
【０００２】
【従来の技術】
通常のテレビ受信機は、キャビネットに排熱口を有するため、充分な低音を得ることができなかった。そこで、キャビネットにサブウーハを内蔵することで、キャビネットの形状に関係なく重低音再生を可能としたテレビ受信機が提案されている。このサブウーハとして、例えばケルトン形スピーカが使用される。
【０００３】
図２は、従来のケルトン形スピーカの一例を示す要部断面図である。このケルトン形スピーカ２００は、スピーカユニット２０１の背面を第１の気室２０２で密閉すると共に、スピーカユニット２０１の前面に第２の気室２０３を設け、この第２の気室２０３内に発生する音波をダクト２０４およびこのダクト２０４に連接されたポート（開口部）２０５を通じて外部に放射する構造とされている。
【０００４】
そして、このケルトン形スピーカ２００は、第１の気室２０２および第２の気室２０３を仕切る仕切り板を構成する第１の部材２１１と、第１の気室２０２を構成する第２の部材２１２と、第２の気室２０３、ダクト２０４の一部およびポート２０５を構成する第３の部材２１３と、ダクト２０４の一部を構成する第４の部材２１４とを備え、第１の部材２１１にスピーカユニット２０１が取り付けられて構成されている。なお、第１〜第３の部材２１１〜２１３は、ネジ２１５を使用して一体化されている。
【０００５】
また、第４の部材２１４は、第３の部材２１３のダクト部分に圧入されることで一体化されている。第４の部材２１４で構成されるダクト２０４の端部２０４ｅはＲを付けた形状とされている。これは、風切音の発生を防止するためである。このようにダクト２０４の端部２０４ｅをＲを付けた形状とするため、金型による成形の関係から、ダクト２０４の部分は、第３の部材２１３と第４の部材２１４とに分けて形成されている。
【０００６】
ここで、ケルトン形スピーカについて、さらに詳細に説明する。
【０００７】
ケルトン形スピーカは、古くから用いられている帯域フィルタ特性を持つ低音再生用スピーカである。図３は、このケルトン形スピーカの基本的構造を示している。すなわち、スピーカユニット３０１の背面が第１の気室３０２で密閉される。また、スピーカユニット３０１の前面に第２の気室３０３が設けられる。そして、この第２の気室３０３内に発生する音波（空気振動）がダクト３０４およびこのダクト３０４に連接されたポート（開口部）３０５を通じて外部に放射される。
【０００８】
このようにポート３０５から放射される音波の出力音圧周波数特性は、図４に示すように、帯域フィルタ特性となる。このような帯域フィルタ特性となるのは、ケルトン形スピーカには、ｆL，ｆB，ｆHの３つの共振周波数が存在するからである。
【０００９】
ｆLは、主に、第１の気室３０２内の空気の呈する弾性、スピーカユニット３０１の振動板の実効質量と振動板支持体の弾性、およびダクト３０４内の空気の等価質量の直列共振周波数である。このｆLが周波数帯域の低域限界を与える。また、ｆHは、主に、第１の気室３０２内の空気の呈する弾性、スピーカユニット３０１の振動板の実効質量と振動板支持体の弾性、および第２の気室３０３内の空気の呈する弾性の直列共振周波数である。このｆHが周波数帯域の高域限界を与える。また、ｆBは、第１の気室３０２内の空気の呈する弾性、およびダクト３０４内の空気の等価質量の並列共振周波数であり、音響的な共鳴器の共振周波数である。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】
図２に示すケルトン形スピーカ２００においては、ダクト２０４が第２の気室２０３内に配設されるものである。そのため、このダクト２０４の長さは第２の気室２０３の大きさで規制されることからそれほど長くできず、従ってこのダクト２０４をそれほど太くできず、風切音の発生に関しては不利であった。また、ダクト２０４の端部２０４ｅにＲを付けて風切音の発生を抑制するために第１〜第３の部材２１１〜２１３の他に、第４の部材２１４をも必要するものであり、部品点数が多くなると共に、組立の手間もそれだけかかっていた。
【００１１】
そこで、この発明では、ダクトを太くして風切音の発生を低減でき、また部品点数を少なくして組立の手間を減らすことができるケルトン形スピーカを提供することを目的とする。
【００１２】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るケルトン形スピーカは、スピーカユニットの背面を密閉する第１の気室と、上記スピーカユニットの前面に設けられた第２の気室と、上記第２の気室より突出するように設けられると共に、上記第１の気室を貫通するように配設され、当該第２の気室内に発生する音波を通すダクトと、上記ダクトに連接されて上記音波を外部に放射するポートと、上記第１および第２の気室を仕切る仕切り板および上記ダクトの一部を構成する第１の部材と、上記第１の気室、上記ダクトの一部および上記ポートを構成する第２の部材と、上記第２の気室を構成する第３の部材とを備え、上記第１の部材に上記スピーカユニットが取り付けられてなるものである。
【００１３】
この発明において、ダクトは、第２の気室より突出するように設けられると共に、第１の気室を貫通するように配設される。そのため、従来のように、ダクトを第２の気室内に形成するものと比べて、ダクトを長くでき、そしてその分だけダクトを太くすることができる。これにより、風切音の発生を低減することが可能となる。
【００１４】
また、ダクトは、第２の気室より突出するように設けられると共に、第１の気室を貫通するように配設される。そのため、風切音の発生を防止するために、ダクトの第２の気室側の端部にＲを付ける必要があるが、これを第１および第２の気室を仕切るしきり板のダクト連接部分にＲを付けることで対処できる。
【００１５】
そのため、この発明に係るケルトン形スピーカは、第１および第２の気室を仕切る仕切り板およびダクトの一部を構成する第１の部材と、第１の気室、ダクトの一部およびポートを構成する第２の部材と、第２の気室を構成する第３の部材とを備え、第１の部材にスピーカユニットが取り付けられて構成される。これにより、従来に比べて、部品点数を少なくでき、組立の手間も減らすことが可能となる。
【００１６】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら、この発明の実施の形態について説明する。図１は、実施の形態としてのケルトン形スピーカ１００の要部断面図である。
【００１７】
このケルトン形スピーカ１００は、スピーカユニット１０１の背面を第１の気室１０２で密閉すると共に、スピーカユニット１０１の前面に第２の気室１０３を設け、この第２の気室１０３内に発生する音波をダクト１０４およびこのダクト１０４に連接されたポート（開口部）１０５を通じて外部に放射する構造とされている。この場合、ダクト１０４は、第２の気室１０３より突出するように形成されると共に、第１の気室１０２を貫通するように配設される。
【００１８】
また、このケルトン形スピーカ１００は、第１の気室１０２および第２の気室１０３を仕切る仕切り板およびダクト１０４の一部を構成する第１の部材１１１と、第１の気室１０２、ダクト１０４の一部およびポート１０５を構成する第２の部材１１２と、第２の気室１０３を構成する第３の部材１１３とを備え、第１の部材１１１にスピーカユニット１０１が取り付けられて構成されている。
【００１９】
第１〜第３の部材１１１〜１１３は、ネジ１１４を使用して一体化されている。この場合、第１の部材１１１のダクト部分１１１ｄと第２部材１１２のダクト部分１１２ｄは先端部が嵌合され、これらダクト部分１１１ｄ，１１２ｄによってダクト１０４が構成されている。また、風切音の発生を防止するために、ダクト１０４の第２の気室１０３側の端部１０４ｅにＲが付けられる。これは、第１の部材１１１のダクト連接部分にＲを付けることで対処されている。
【００２０】
以上説明したように、本実施の形態においては、ダクト１０４は、第２の気室１０３より突出するように形成されると共に、第１の気室１０２を貫通するように配設される。そのため、図２に示す従来例のように、ダクト２０４を第２の気室２０３内に形成するものと比べて、ダクト１０４を長くでき、そしてその分だけダクト１０４を太くすることができる。これにより、従来例に比べて、風切音の発生を低減することができる。
【００２１】
また、風切音の発生を防止するために、ダクト１０４の第２の気室１０３側の端部にＲを付ける必要があるが、これを第１および第２の気室を仕切る仕切り板のダクト連接部分にＲを付けることで対処している。つまり、本実施の形態は、第１〜第３の部材１１１〜１１３を備え、第１の部材１１１にスピーカユニット１０１を取り付けた構成とされている。したがって、図２に示す従来例に比べて、部品点数を少なくでき、組立の手間も減らすことができる。
【００２２】
【発明の効果】
この発明によれば、第２の気室内に発生する音波を外部に放射するためのダクトが、第２の気室より突出するように設けられると共に、第１の気室を貫通するように配設され、第１および第２の気室を仕切る仕切り板およびダクトの一部を構成する第１の部材にスピーカユニットが取り付けられてなるものである。したがって、従来に比べてダクトを長くできることから、その分だけダクトを太くして風切音の発生を低減できる。また、部品点数を少なくして組立の手間を減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】実施の形態としてのケルトン形スピーカの要部断面図である。
【図２】従来のケルトン形スピーカの一例の要部断面図である。
【図３】ケルトン形スピーカの基本的構造を示す断面図である。
【図４】ケルトン形スピーカの出力音圧周波数特性を示す図である。
【符号の説明】
１００ケルトン形スピーカ
１０１スピーカユニット
１０２第１の気室
１０３第２の気室
１０４ダクト
１０５ポート
１１１第１の部材
１１２第２の部材
１１３第３の部材[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a kelton-type speaker suitable for use in, for example, a subwoofer of a television receiver. Specifically, by forming the duct so that it protrudes from the second air chamber and penetrating the first air chamber, the duct can be thickened to reduce the generation of wind noise, The present invention relates to a kelton-type speaker in which the number of parts is reduced to reduce the labor of assembly.
[0002]
[Prior art]
Since a normal television receiver has a heat exhaust port in the cabinet, a sufficient low sound cannot be obtained. In view of this, there has been proposed a television receiver in which a subwoofer is built in a cabinet to enable reproduction of heavy bass regardless of the shape of the cabinet. As this subwoofer, for example, a kelton-type speaker is used.
[0003]
FIG. 2 is a cross-sectional view of an essential part showing an example of a conventional kelton speaker. The kelton-type speaker 200 has a back surface of the speaker unit 201 sealed with a first air chamber 202 and a second air chamber 203 provided on the front surface of the speaker unit 201, which is generated in the second air chamber 203. Sound waves are radiated to the outside through a duct 204 and a port (opening) 205 connected to the duct 204.
[0004]
The kelton-type speaker 200 includes a first member 211 that constitutes a partition plate that partitions the first air chamber 202 and the second air chamber 203, and a second member 212 that constitutes the first air chamber 202. A third member 213 constituting the second air chamber 203, part of the duct 204 and the port 205, and a fourth member 214 constituting a part of the duct 204. A speaker unit 201 is attached. The first to third members 211 to 213 are integrated using a screw 215.
[0005]
The fourth member 214 is integrated by being press-fitted into the duct portion of the third member 213. An end portion 204e of the duct 204 formed by the fourth member 214 has a shape with an R. This is to prevent the generation of wind noise. Since the end portion 204e of the duct 204 has a shape with an R in this way, the portion of the duct 204 is divided into a third member 213 and a fourth member 214 from the relationship of molding by a mold. ing.
[0006]
Here, the kelton speaker will be described in more detail.
[0007]
The kelton-type speaker is a low-frequency sound reproduction speaker having a band filter characteristic that has been used for a long time. FIG. 3 shows the basic structure of this kelton speaker. That is, the back surface of the speaker unit 301 is sealed with the first air chamber 302. In addition, a second air chamber 303 is provided in front of the speaker unit 301. A sound wave (air vibration) generated in the second air chamber 303 is radiated to the outside through the duct 304 and a port (opening) 305 connected to the duct 304.
[0008]
As described above, the output sound pressure frequency characteristic of the sound wave radiated from the port 305 is a band filter characteristic as shown in FIG. The reason why such a bandpass filter characteristic is obtained is that there are three resonance frequencies fL, fB, and fH in the kelton speaker.
[0009]
fL is mainly a series resonance frequency of the elasticity exhibited by the air in the first air chamber 302, the effective mass of the diaphragm of the speaker unit 301 and the elasticity of the diaphragm support, and the equivalent mass of the air in the duct 304. is there. This fL gives the lower limit of the frequency band. Further, fH is mainly exhibited by the elasticity of air in the first air chamber 302, the effective mass of the diaphragm of the speaker unit 301 and the elasticity of the diaphragm support, and the air in the second air chamber 303. Elastic series resonance frequency. This fH gives the high frequency limit of the frequency band. FB is the parallel resonance frequency of the elasticity exhibited by the air in the first air chamber 302 and the equivalent mass of the air in the duct 304, and is the resonance frequency of the acoustic resonator.
[0010]
[Problems to be solved by the invention]
In the kelton-type speaker 200 shown in FIG. 2, a duct 204 is disposed in the second air chamber 203. For this reason, the length of the duct 204 is restricted by the size of the second air chamber 203 and thus cannot be made so long. Therefore, the duct 204 cannot be made so thick and it is disadvantageous in terms of generating wind noise. . Moreover, in order to suppress the generation | occurrence | production of a wind noise by attaching R to the edge part 204e of the duct 204, in addition to the 1st-3rd members 211-213, the 4th member 214 is also required, As the number of parts increased, it took much time to assemble.
[0011]
Accordingly, an object of the present invention is to provide a kelton-type speaker that can reduce the generation of wind noise by increasing the thickness of the duct, and can reduce the number of parts to reduce the assembly effort.
[0012]
[Means for Solving the Problems]
Kelton type speaker according to the present invention comprises a first air chamber to seal the back of the speaker unit, and a second air chamber provided on the front surface of the speaker unit, so as to protrude from the second air chamber together provided, is arranged so as to penetrate the first air chamber, a duct through the waves generated in the second air chamber, the port being connected to the duct to radiate the sound waves to the outside, A partition plate for partitioning the first and second air chambers, a first member constituting a part of the duct, a second member constituting the first air chamber, a part of the duct and the port And a third member constituting the second air chamber, and the speaker unit is attached to the first member .
[0013]
In the present invention, the duct is provided so as to protrude from the second air chamber and is disposed so as to penetrate the first air chamber. Therefore, the duct can be made longer and the duct can be made thicker as compared with the conventional case where the duct is formed in the second air chamber. As a result, it is possible to reduce the generation of wind noise.
[0014]
The duct is provided so as to protrude from the second air chamber, and is disposed so as to penetrate the first air chamber. For this reason, in order to prevent the generation of wind noise, it is necessary to attach an R to the end of the duct on the second air chamber side, and this is connected to the duct connection of the threshold plate that partitions the first and second air chambers. This can be dealt with by adding R to the part.
[0015]
Therefore, the kelton-type speaker according to the present invention includes a partition plate that partitions the first and second air chambers, a first member that constitutes a part of the duct, a first air chamber, a part of the duct, and a port. A second member to be configured and a third member to configure the second air chamber are provided, and a speaker unit is attached to the first member. As a result, the number of parts can be reduced and the assembling work can be reduced as compared with the prior art.
[0016]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a cross-sectional view of a main part of a kelton speaker 100 as an embodiment.
[0017]
The kelton-type speaker 100 has a back surface of the speaker unit 101 sealed with a first air chamber 102, and a second air chamber 103 is provided in front of the speaker unit 101, and is generated in the second air chamber 103. A sound wave is radiated to the outside through a duct 104 and a port (opening) 105 connected to the duct 104. In this case, the duct 104 is formed so as to protrude from the second air chamber 103 and is disposed so as to penetrate the first air chamber 102.
[0018]
In addition, the kelton speaker 100 includes a partition plate that partitions the first air chamber 102 and the second air chamber 103, a first member 111 that forms part of the duct 104, the first air chamber 102, and the duct. 104, a second member 112 constituting the port 105 and a third member 113 constituting the second air chamber 103, and the speaker unit 101 is attached to the first member 111. ing.
[0019]
The first to third members 111 to 113 are integrated using a screw 114. In this case, the leading end of the duct portion 111d of the first member 111 and the duct portion 112d of the second member 112 are fitted, and the duct 104 is configured by these duct portions 111d and 112d. Further, in order to prevent the generation of wind noise, R is attached to the end 104e of the duct 104 on the second air chamber 103 side. This is dealt with by attaching R to the duct connecting portion of the first member 111.
[0020]
As described above, in the present embodiment, the duct 104 is formed so as to protrude from the second air chamber 103 and is disposed so as to penetrate the first air chamber 102. Therefore, as in the conventional example shown in FIG. 2, the duct 104 can be made longer and the duct 104 can be made thicker than that in which the duct 204 is formed in the second air chamber 203. Thereby, generation | occurrence | production of a wind noise can be reduced compared with a prior art example.
[0021]
Further, in order to prevent the generation of wind noise, it is necessary to attach an R to the end of the duct 104 on the second air chamber 103 side. This is a partition plate that partitions the first and second air chambers. This is dealt with by attaching R to the duct connection part. In other words, the present embodiment includes the first to third members 111 to 113 and the speaker unit 101 attached to the first member 111. Therefore, compared with the conventional example shown in FIG. 2, the number of parts can be reduced and the time and effort of assembly can be reduced.
[0022]
【The invention's effect】
According to the present invention, a duct for radiating a sound wave generated in the second air chamber to the outside, with provided so as to protrude from the second air chamber, distribution so as to penetrate the first air chamber is set, it is also the speaker unit to the first member constituting a part of the partition plate and the duct for dividing the first and second air chamber is attached. Therefore, since the duct can be made longer than in the prior art, the duct can be made thicker by that amount to reduce the generation of wind noise. In addition, the number of parts can be reduced to reduce the assembly effort.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view of a main part of a kelton-type speaker as an embodiment.
FIG. 2 is a cross-sectional view of a main part of an example of a conventional kelton speaker.
FIG. 3 is a cross-sectional view showing the basic structure of a kelton speaker.
FIG. 4 is a diagram showing output sound pressure frequency characteristics of a Kelton-type speaker.
[Explanation of symbols]
100 Kelton type speaker 101 Speaker unit 102 First air chamber 103 Second air chamber 104 Duct 105 Port 111 First member 112 Second member 113 Third member

Claims

スピーカユニットの背面を密閉する第１の気室と、
上記スピーカユニットの前面に設けられた第２の気室と、
上記第２の気室より突出するように設けられると共に、上記第１の気室を貫通するように配設され、当該第２の気室内に発生する音波を通すダクトと、
上記ダクトに連接されて上記音波を外部に放射するポートと、
上記第１および第２の気室を仕切る仕切り板および上記ダクトの一部を構成する第１の部材と、
上記第１の気室、上記ダクトの一部および上記ポートを構成する第２の部材と、
上記第２の気室を構成する第３の部材とを備え、
上記第１の部材に上記スピーカユニットが取り付けられてなるケルトン形スピーカ。 A first air chamber to seal the back of the speaker unit,
A second air chamber provided on the front surface of the speaker unit,
A duct provided so as to protrude from the second air chamber and disposed so as to penetrate the first air chamber, and a duct through which sound waves generated in the second air chamber pass .
A port for emitting the sound waves to the outside is connected to the duct,
A partition plate for partitioning the first and second air chambers and a first member constituting a part of the duct;
A second member constituting the first air chamber, a part of the duct and the port;
A third member constituting the second air chamber,
The first Ke daltons type speaker the speaker unit is attached to the member.