JP4221188B2 - 熱交換器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数のチューブに接続されるヘッダタンクを車体に取り付けるようにした車両用空調装置の熱交換器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、冷凍サイクルの一要素である凝縮器等の熱交換器は、冷媒の流れるチューブ及び放熱用のフィンを交互に積層して、該チューブの両端側に、それぞれ、その積層方向に延びるとともに各チューブと連通するヘッダタンクを配設してなる。また、車両用の空調装置では、通常、凝縮器はエンジンルームに配設され、そのヘッダタンクが車体に取り付けられるようになっている。
【0003】
また、例えば図10(a)に示すように、前記車両用空調装置のヘッダタンク100としては、板材を筒状に成形してなるタンク本体101とそのタンク本体101の端部の開口を閉塞するキャップ部材102とからなるものがある。そして、このキャップ部材102には、タンク本体101の端部の外周側に嵌合する周壁103と、前記エンジンルームを構成する車体側部材に形成された取付孔に挿通する取付ピン104とが設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記熱交換器の製造時にはタンク本体にキャップ部材を仮固定した後、両者をろう付けするが、この仮固定の際には、搬送時等にキャップ部材が外れないようにしっかりと固定しておく必要がある。このことに対して、キャップ部材の周壁の内径をタンク本体の外径よりも若干、小さくして該タンク本体をキャップ部材に圧入するようにすることが考えられる。
【0005】
しかしながら、板材を成形してなるタンク本体は、該タンク本体の長手方向に延びるように板材の継ぎ目を有しているので、このようなタンク本体をキャップ部材に圧入するようにすると、図10(b)に示すように、相対的に弱い継ぎ目の部分がタンク内方へ変位するように変形してしまい、ろう付け不良となることがある。また、圧入作業においては、タンク本体に比較的大きな荷重が作用することになるため、該タンク本体の変形を防止しながらの作業が極めて困難である。これらのことを避けるために、タンク本体とキャップ部材とのはめ合いを緩くしておき、仮固定の際には両者が外れないように数カ所を溶接しておくことが考えられるが、このようにすると、ヘッダタンクの組立作業が煩雑になる。
【0006】
本発明は斯かる諸点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、熱交換器のヘッダタンクを筒状のタンク本体とキャップ部材とからなるものとして、キャップ部材に車体側部材への取付ピンを設ける場合に、そのキャップ部材の構造に工夫を凝らして、タンク本体とキャップ部材とのろう付け性を良好なものとしつつ、ヘッダタンクの組立作業性を向上させることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明の解決手段では、ヘッダタンクのキャップ部材にタンク本体の内周及び外周をそれぞれ覆う内周壁及び外周壁を設け、該内周壁及び外周壁の少なくとも一方にタンク本体を押圧する突起を形成するようにした。
【0008】
具体的には、請求項1の発明では、複数のチューブを並設し、該チューブに接続するヘッダタンクを、筒状のタンク本体と、該タンク本体の端部に該タンク本体の長手方向から組み付けられて端部の開口を閉塞するキャップ部材とからなるものとし、該キャップ部材に車体への取付ピンを設けた熱交換器を前提とする。そして、前記タンク本体は、その長手方向に延びる継ぎ目を有するように板材を成形してなり、前記キャップ部材は、前記タンク本体の開口を覆うように形成された端壁部と、該端壁部から前記タンク本体の端部の内周及び外周をそれぞれ覆うように突出する内周壁及び外周壁とを有し、前記キャップ部材の内周壁及び外周壁の少なくとも一方には、前記タンク本体の端部を押圧する突起を前 記タンク本体の長手方向に延びるように形成し、前記突起におけるタンク本体への組付方向先端部は、該一方の周壁の突出方向先端部よりも基端側に位置付け、前記突起における組付方向先端部には、前記タンク本体の端部を導くためのガイド面を設け、前記ガイド面は、前記突起の基端から先端へ向かってその先端側ほど前記端壁部に接近するように傾斜するとともに、前記タンク本体の端部に当接して該端部を前記突起と該突起に対向するキャップ部材の周壁との間の挿入部に導くように形成されている構成とする。
【0009】
この構成によれば、熱交換器の製造の際、ヘッダタンクのタンク本体とキャップ部材とを仮固定するときには、キャップ部材の内周壁と外周壁との間にタンク本体の端部を挿入する。このとき、該タンク本体の端部を比較的軽く挿入できるようにキャップ部材とのはめ合いを設定した場合に、このキャップ部材の内周壁及び外周壁の少なくとも一方の周壁には突起が形成されているので、該突起によりタンク本体の端部はキャップ部材の他方の周壁に押し付けられるように変形して突起によりしっかりと挟持される。また、このとき変形したタンク本体の端部はキャップ部材の他方の周壁により変形量の増大が抑制され、タンク本体の継ぎ目の割れが防止される。
【0010】
言い換えると、この発明では、キャップ部材に内周壁及び外周壁を設け、その少なくとも一方の周壁に突起を設けたので、タンク本体の端部の変形量を抑えつつタンク本体とキャップ部材とをしっかりと仮固定でき、このことで、タンク本体とキャップ部材とのろう付け性とヘッダタンクの組立作業性とをともに良好なものとすることができる。
【0011】
また、ガイド面によりタンク本体の端部を挿入部に容易に導くことができるので、ヘッダタンクの組立作業性をより向上させることができる。
【0012】
請求項2の発明では、請求項1の発明において、前記タンク本体の板材を、少なくとも一方の面にろう材がクラッドされたクラッド材とする。すなわち、タンク本体の端部はキャップ部材の内周壁と外周壁との間に位置するので、板材の少なくとも一方の面にろう材がクラッドされていれば、タンク本体とキャップ部材とを確実にろう付けできる。
【0013】
請求項3の発明では、請求項1または2の発明において、前記キャップ部材の突起の高さを、略0.3ミリメートルよりも低く設定したので、突起によるタンク本体の端部の変形を比較的小さく抑えることができ、このことで、タンク本体のキャップ部材への挿入力を抑制できるとともに、該タンク本体とキャップ部材とのろう付け性を良好にできる。
【0014】
請求項4の発明では、請求項1〜3のいずれか1つの発明において、前記タンク本体を円筒状に形成し、前記突起をキャップ部材の外周壁に周方向に離間して複数形成し、前記キャップ部材の内周壁の外径をタンク本体の端部の内径よりも小さく設定し、前記複数の突起の先端に内接する円の直径がタンク本体の端部の外径よりも小さくなるように、該突起の高さをそれぞれ設定するものとする。
【0015】
このことで、キャップ部材の内周壁とタンク本体の端部との間にクリアランスが設けられるので、組立作業を容易に行うことができる。そして、突起先端に内接する円の直径がタンク本体の外径よりも小さくなるように突起の高さがそれぞれ設定されているので、該突起によりタンク本体を内周壁側へ変形させてしっかりと固定できる。
【0016】
請求項5の発明では、請求項1〜3のいずれか1つの発明において、前記タンク本体を円筒状に形成し、前記突起をキャップ部材の内周壁に周方向に離間して複数形成し、前記キャップ部材の外周壁の内径をタンク本体の端部の外径よりも大きく設定し、前記複数の突起の先端に外接する円の直径がタンク本体の端部の内径よりも大きくなるように、該突起の高さをそれぞれ設定したので、請求項5の発明と同様に、ヘッダタンクの組立作業を容易にしつつ、キャップ部材をしっかりと固定できる。
【0017】
請求項6の発明では、請求項4または5の発明において、前記突起を少なくとも3つ設けたので、タンク本体の端部を安定的に固定することができる。
【0018】
請求項7の発明では、請求項4または5の発明において、前記キャップ部材には、突起の周方向の位置を識別可能な識別部を設ける構成とする。
【0019】
すなわち、ヘッダタンク組立時に、タンク本体の継ぎ目にキャップ部材の突起がちょうど重なった場合には、該継ぎ目が割れるように変形したり、その部分だけキャップ部材の内周壁と外周壁との間に入り難くなって組立作業性が悪化する虞れがあるが、この発明によれば、識別部によって突起の周方向の位置を識別できるので、タンク本体の端部の挿入時に突起と継ぎ目とが重ならないようにすることができ、このことで、ヘッダタンクの組立作業性の悪化を未然に防止できる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0021】
(実施形態1)
図1は、本発明を自動車用空調装置の熱交換器に適用した実施形態を示す。この熱交換器は冷凍サイクルの一要素を構成する凝縮器1であり、複数のチューブ2,2,…及びフィン3,3,…を交互に積層してなるコア部4と、該コア部4のチューブ2の両端部にそれぞれ配置されて該各チューブ2が接続されるヘッダタンク5,5とを有する。そして、図示しないが、この凝縮器1はチューブ2の積層方向が上下となるように、かつ該チューブ2の延びる方向が車幅方向となるように車体のエンジンルーム前端部に搭載されている。
【0022】
前記コア部4のチューブ2は、図2に示すように車体前後方向に細長い矩形状断面を有しており、一方、フィン3はチューブ2の車幅方向両端に亘るようにかつ車体前後方向に見て波状に形成されている。隣接する2つのチューブ2,2の離間距離はフィン3の上下方向の長さに対応していて、該フィン3の上端がチューブ2の下面にろう付けされる一方、該フィン3の下端がそのチューブ2の下側に隣接するチューブ2の上面にろう付けされるようになっている。
【0023】
前記ヘッダタンク5は、矩形の板材を略円筒状に成形してなるタンク本体6と該タンク本体6の上端部の開口及び下端部の開口をそれぞれ閉塞するキャップ部材7,8とからなる。タンク本体6の板材の長手方向の寸法はヘッダタンク5の長手方向の寸法に略対応しており、このタンク本体6は、板材の長手方向の両端縁が互いに接合するように該板材を円筒状に成形してから該両端縁の接合部分(継ぎ目)6aをろう付けしてなる。このタンク本体6のチューブ2が接続される側には、該チューブ2の端部形状に対応した略矩形の貫通孔6b,6b,…が形成されており、該各貫通孔6bにチューブ2の端部が挿入された状態で両者がろう付けされるようになっている。尚、このヘッダタンク5のタンク本体6を構成する板材は、アルミ合金製の基材の両面にろう材がクラッドされた両面クラッド材とされている。
【0024】
前記ヘッダタンク5の下側のキャップ部材8は、図3に示すように、タンク本体6の端部の形状に対応した略円盤状のキャップ端壁部9と、このキャップ端壁部9の外周縁からタンク本体6の外周を覆うように延びる円筒状の外周壁10と、タンク本体6の内周面覆うように延びる円筒状の内周壁11とを有する。図4に示すように前記外周壁10の内径はタンク本体6の外径よりも僅かに大きくされており、一方、前記内周壁11の外径はタンク本体6の内径よりも所定長さ小径に設定されている。また、図3(c)に示すように、内周壁11の上下方向の寸法は、前記外周壁10の同方向の寸法の約1/2に設定されている。
【0025】
前記キャップ部材8の外周壁10の内周面には、内周壁11に向かって突出する突起13が設けられている。該突起13は、外周壁10の周方向に略等距離離間して3つ形成されていて、図4に示すように、断面形状が大略U字状とされ、外周壁10の下端から上端に亘って形成されている。この突起13の基端部から先端部までの寸法(高さ)は、前記内周壁11の外径とタンク本体6の内径との寸法差の約1/2に設定されており、この実施形態では、略0.3ミリメートルとされている。言い換えると、前記3つの突起13,13,13の先端に内接する仮想円S(図3(a)に示す)の直径は、タンク本体6の外径よりも小さくなるように、突起13,13,13の高さがそれぞれ設定されている。
【0026】
また、前記下側のキャップ部材8には、車体に形成された取付孔(図示せず)に挿入される取付ピン15が一体に成形されている。該取付ピン15は、キャップ部材8のキャップ端壁部9の中心部分から下方へ略鉛直に突出する円柱状に形成されている。尚、図示しないが、この凝縮器1の上端側は、ブラケットを介して車体に締結固定されるようになっている。
【0027】
一方、前記上側のキャップ部材7は、図示しないが、下側のキャップ部材8と同様に円盤状のキャップ端壁部を有しており、該キャップ端壁部の外周縁にはタンク本体6の端部に嵌合する周壁が形成されている。
【0028】
そして、前記凝縮器1の車幅方向一側のヘッダタンク5の上部には、図1に示すように冷媒流入パイプ16が接続されていて、図示しない冷凍サイクルの他の機器からの冷媒が一側のヘッダタンク5に流入するようになっている。この一側のヘッダタンク5に流入した冷媒は各チューブ2に分かれて該チューブ2内を流通して空気と熱交換した後、他側のヘッダタンク5へ流れ込み、該他側のヘッダタンク5の下部に接続された冷媒流出パイプ17より冷凍サイクルの他の機器に流れ出るようになっている。
【0029】
次に、前記熱交換器1の組立手順について説明する。まず、前記ヘッダタンク5のタンク本体6と下側キャップ部材8とを仮固定する。すなわち、タンク本体6の下端部をキャップ部材8の内周壁11と外周壁10との間の上方に位置付け、そこから該タンク本体6の下端部を外周壁10の突起13,13,13と内周壁11との間の挿入部18に挿入する。この際、図4に示すように、外周壁10の3つの突起13,13,13によりタンク本体6の対応する部分がそれぞれキャップ部材8の内周壁11側へ窪むように押圧されて、タンク本体6はキャップ部材8に対して所定の位置にしっかりと固定される。また、キャップ部材8の突起13は略同形状のものを外周壁10の周方向に間隔を空けて3つ設定しているので、タンク本体6は安定的に固定される。
【0030】
このとき、各突起13の高さが内周壁11の外径とタンク本体6の内径との寸法差の約1/2とされているので、3つの突起13,13,13によるタンク本体6の変形量は、それぞれちょうど該各突起13の高さに対応する分だけ変形することになるが、この突起13の高さを略0.3ミリメートルとしているため、タンク本体6の変形量は比較的少ない。さらに、タンク本体6の各突起13により変形した部分は、キャップ部材8の内周壁11によりそれ以上の変形が抑制されるので、例えば突起13の高さが製造誤差等によって設計値よりも高くなった場合にも、タンク本体6の変形量を所定量とすることができる。これらのことにより、タンク本体6の継ぎ目6aの割れを未然に防止できる。
【0031】
また、キャップ部材8の内周壁11の外径はタンク本体6の内径よりも所定長さ小径とされ、かつ外周壁10の内径はタンク本体6の外径よりも僅かに大きく設定されているので、挿入時のタンク本体6には、キャップ部材8の突起13,13,13によって押圧されるときの力、該突起13,13,13との摺動抵抗及びその押圧されて変形した部分とキャップ部材8の内周壁11との摺動抵抗のみが作用することになる。すなわち、前記の如く突起13,13,13の高さが低く設定されているので、該各突起13によるタンク本体6への押圧力及びそのときの変形量は比較的小さくなり、また、前記した2つの摺動抵抗も小さくなる。このことで、タンク本体6の挿入部18への挿入力を低く抑えることができ、良好な組立性を得ることができる。
【0032】
次いで、チューブ2及びフィン3を積層してコア部4を仮組立した後、チューブ2の両端をヘッダタンク5の貫通孔6bに挿入して、コア部4とヘッダタンク5とを一体化した後、炉内に搬入して加熱し、各部をろう付けする。この際、ヘッダタンク5のタンク本体6とキャップ部材8とは、タンク本体6が両面クラッド材からなるので、タンク本体6の内周面及び外周面がそれぞれキャップ部材8の内周壁11、外周壁10及び各突起13にろう付けされる。尚、タンク本体6の板材は、基材の一方の面にのみろう材がクラッドされた片面クラッド材であってもよい。すなわち、タンク本体6の内周面と外周面との少なくとも一方にろう材がクラッドされていれば、そのタンク本体6は内周面及び外周面がキャップ部材8の内周壁11及び外周壁10に支持されているので、該タンク本体6とキャップ部材8とを確実にろう付けできる。
【0033】
したがって、この実施形態1に係る熱交換器によると、凝縮器1のヘッダタンク5を筒状のタンク本体6とキャップ部材8とから構成し、該キャップ部材8に車体への取付ピン15を設けたものにおいて、タンク本体6を、継ぎ目6aを有するように板材を用いて成形し、キャップ部材8にタンク本体6の端部の内周及び外周をそれぞれ覆う内周壁11及び外周壁10を設け、該外周壁10にタンク本体6の端部を内周壁11側へ押圧する突起13,13,13を設けたので、タンク本体6とキャップ部材8との仮固定の際に、その作業性を良好にしつつ、タンク本体6を各突起13によってしっかりと挟持できる。また、このとき各突起13により押圧されたタンク本体6は内周壁11により支持されて変形量が抑制されるので、タンク本体6に割れ等が発生することはなく、キャップ部材8との所期のろう付け性を得ることができる。
【0034】
(変形例1)
前記実施形態1では、キャップ部材8の外周壁10に突起13を形成するようにしているが、これに限らず、突起13は内周壁11に形成するようにしてもよい。具体的には、図5及び図6に示すように、キャップ部材8の外周壁10の内径をタンク本体6の外径よりも所定長さ大径とし、一方、内周壁11の外径をタンク本体6の内径よりも僅かに小さくする。そして、該内周壁11の外周面に、前記実施形態1と同様に略等間隔に外周壁10に向かって突出する突起13を3つ形成する。言い換えると、この変形例1では、突起13,13,13の先端に外接する仮想円T(図5に示す)の直径がタンク本体6の内径よりも大きくなるように、該各突起13の高さが設定されている。
【0035】
前記タンク本体6の端部をキャップ部材8の内周壁11及び外周壁10の間の挿入部18に挿入すると、図6に示すように、タンク本体6の突起13に対応する部分がそれぞれキャップ部材8の外周壁10側に窪むように変形し、実施形態1と同様にタンク本体6はキャップ部材8の各突起13により挟持される。
【0036】
(変形例2)
図7に示す変形例2のように、キャップ部材8の外周壁10に突起13の周方向の位置を識別可能な凹部(識別部)20を設けるようにしてもよい。すなわち、ヘッダタンク5の組立時に、キャップ部材8の突起13がちょうどタンク本体6の継ぎ目6aに重なると、相対的に弱い継ぎ目6aは割れる虞れがあり、また、その部分だけ挿入部18に入り難くなって、タンク本体6をキャップ部材8に対して真っ直ぐに挿入することが困難となり、組立作業性が悪化する虞れもある。このことに対し、この変形例2では、外周壁10の外周面に突起13,13,13の周方向の位置に対応させて断面略V字状の凹部20,20,20を設けたので、組立時にキャップ部材8の外側から各突起13の位置を容易に識別することができ、このことで、突起13とタンク本体6の継ぎ目6aとを重ならないようにして、該継ぎ目6aの割れや組立作業性の悪化を未然に防止できる。
【0037】
尚、識別部は、前記凹部20に限るものではなく、例えば凸部を設けるようにしてもよい。
【0038】
(実施形態2)
図8は、本発明の実施形態2に係る凝縮器のヘッダタンク30を示す。この実施形態2の凝縮器は、ヘッダタンク30の構造以外は前記実施形態1のものと同様に構成されているので、以下、同一の部分には同一の符号を付してその説明は省略する。すなわち、ヘッダタンク30のタンク本体32は車幅方向の略中央部で分割されていて、2つの板材33,34を組み合わせてなる。両板材33,34は、それぞれ、大略、円筒を径方向に2分割した形状とされ、2つをはめ合わせてろう付けすることで円筒状のタンク本体32が構成され、従って、このタンク本体32は継ぎ目32aを2つ有している。
【0039】
また、キャップ部材31の外周壁36の内周面には、嵌合部36aから周方向に離れて前記実施形態1と同様な突起37が3つ形成されている。該突起37,37,37は、外周壁36の嵌合部36aよりも車幅方向一側に1つ形成され、一方、他側に2つ形成されている。
【0040】
したがって、この実施形態2では、ヘッダタンク30が2枚の板材33,34からなるものにおいて、前記実施形態1と同様に、タンク本体32とキャップ部材31とをしっかりと仮固定することができるとともに、所期のろう付け性を得ることができる。
【0041】
(他の実施形態)
尚、本発明は前記実施形態1、2に限定されるものではなく、その他の種々の実施形態を包含するものである。すなわち、前記各実施形態では、キャップ部材8,31の突起13,37を外周壁10,36の下端から上端に亘って同じ断面形状を有するように形成しているが、これに限らず、図9に示すように、突起40に組立時のタンク本体6の端部を挿入部18に導くガイド面40aを設けるようにしてもよい。具体的には、突起40の上端を外周壁10の上端よりも下方に位置付けて、該突起40の上端部に、キャップ部材8の外周壁10の内周面から突起40の先端へ向かってその先端側ほど下方に位置する傾斜面(ガイド面)40aを形成する。そして、ヘッダタンク5の組立時に、該ヘッダタンク5を上下方向に見て、タンク本体6の端部が挿入部18からずれている場合には、該端部がガイド面40aに当接して挿入部18に導かれるようになり、このことで、ヘッダタンク5の組立作業がより容易になる。
【0042】
また、前記図9に示すように、外周壁10の上端部内周側にテーパ面10aを設けて、該テーパ面10aによりタンク本体6の下端部を前記挿入部18に案内するようにしてもよい。
【0043】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明に係る熱交換器によると、ヘッダタンクを筒状のタンク本体とキャップ部材とからなるものとし、該キャップ部材に車体への取付ピンを設けるものにおいて、タンク本体を、その長手方向に延びる継ぎ目を有するように板材を成形してなるものとし、キャップ部材にタンク本体の端部の内周及び外周をそれぞれ覆う内周壁及び外周壁を設け、該内周壁及び外周壁の少なくとも一方に、タンク本体の端部を押圧するように突起を形成したので、組立作業性を悪化させることなく、タンク本体の端部の変形量を抑えてタンク本体とキャップ部材とをしっかりと仮固定でき、両者のろう付け性を良好にできる。
【0044】
また、キャップ部材の突起に、タンク本体の端部を突起と該突起に対向するキャップ部材の周壁との間の挿入部に導くためのガイド面を形成したので、ヘッダタンクの組立作業性をより向上させることができる。
【0045】
請求項2記載の発明によると、タンク本体の板材を、少なくとも一方の面にろう材がクラッドされたクラッド材としたので、タンク本体とキャップ部材とを確実にろう付けできる。
【0046】
請求項3記載の発明によると、キャップ部材の突起の高さを、略0.3ミリメートルよりも低く設定したので、タンク本体のキャップ部材への挿入力を抑制できるとともに、該タンク本体とキャップ部材とのろう付け性を良好にできる。
【0047】
請求項4記載の発明によると、タンク本体を円筒状に形成し、突起をキャップ部材の外周壁に周方向に離間して複数形成し、該キャップ部材の内周壁の外径をタンク本体の端部の内径よりも小さく設定し、複数の突起の先端に内接する円の直径がタンク本体の端部の外径よりも小さくなるように、該突起の高さをそれぞれ設定したので、組立作業を容易に行うことができるとともに、突起によりタンク本体を内周壁側へ変形させてしっかりと固定することができる。
【0048】
請求項5記載の発明によると、請求項4の発明と同様に、ヘッダタンクの組立作業を容易にしつつ、キャップ部材をしっかりと固定できる。
【0049】
請求項6記載の発明によると、突起を少なくとも3つ設けたので、タンク本体の端部を安定的に固定することができる。
【0050】
請求項7記載の発明によると、キャップ部材に、突起の周方向の位置を識別可能な識別部を設けたので、ヘッダタンク組立時に、突起とタンク本体の継ぎ目とが重ならないようにすることができ、このことで、作業性の悪化を未然に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用した自動車用空調装置の凝縮器の斜視図である。
【図2】 (a)は凝縮器のヘッダタンク下部近傍の拡大図であり、(b)は分解斜視図である。
【図3】 ヘッダタンクのキャップ部材を示し、(a)は平面図であり、(b)は側面図であり、(c)は(a)におけるA−A線断面図である。
【図4】 図2におけるB−B線断面図である。
【図5】 実施形態1の変形例1に係るヘッダタンクのキャップ部材を示し、(a)は平面図であり、(b)は側面図であり、(c)は(a)におけるC−C線断面図である。
【図6】 実施形態1の変形例1に係る図4相当図である。
【図7】 実施形態1の変形例2に係るヘッダタンクのキャップ部材を示す平面図である。
【図8】 実施形態2に係る凝縮器を示し、(a)は図2(a)相当図であり、(b)は(a)のD−D線断面図である。
【図9】 他の実施形態に係るヘッダタンクのキャップ部材を示し、図3(c)相当図である。
【図10】 従来の凝縮器を示し、(a)は図2(b)相当図であり、(b)は図4相当図である。
【符号の説明】
1 凝縮器
2 チューブ
5 ヘッダタンク
6 タンク本体
6a 継ぎ目
8 キャップ部材
10 外周壁
11 内周壁
13 突起
15 取付ピン
18 挿入部
20 凹部(識別部)
40 突起
40a ガイド面
S 仮想円
T 仮想円
Claims (7)
- 複数のチューブを並設し、該チューブに接続するヘッダタンクを、筒状のタンク本体と、該タンク本体の端部に該タンク本体の長手方向から組み付けられて端部の開口を閉塞するキャップ部材とからなるものとし、該キャップ部材に車体への取付ピンを設けた熱交換器において、
前記タンク本体は、その長手方向に延びる継ぎ目を有するように板材を成形してなり、
前記キャップ部材は、前記タンク本体の開口を覆うように形成された端壁部と、該端壁部から前記タンク本体の端部の内周及び外周をそれぞれ覆うように突出する内周壁及び外周壁とを有し、
前記キャップ部材の内周壁及び外周壁の少なくとも一方には、前記タンク本体の端部を押圧する突起が前記タンク本体の長手方向に延びるように形成され、前記突起におけるタンク本体への組付方向先端部は、該一方の周壁の突出方向先端部よりも基端側に位置付けられ、
前記突起における組付方向先端部には、前記タンク本体の端部を導くためのガイド面が設けられ、
前記ガイド面は、前記突起の基端から先端へ向かってその先端側ほど前記端壁部に接近するように傾斜するとともに、前記タンク本体の端部に当接して該端部を前記突起と該突起に対向するキャップ部材の周壁との間の挿入部に導くように形成されていることを特徴とする熱交換器。 - 請求項1において、
前記タンク本体の板材は、少なくとも一方の面にろう材がクラッドされたクラッド材であることを特徴とする熱交換器。 - 請求項1または2において、
前記キャップ部材の突起の高さは、略0.3ミリメートルよりも低く設定されていることを特徴とする熱交換器。 - 請求項1〜3のいずれか1つにおいて、
前記タンク本体は円筒状に形成され、
前記突起はキャップ部材の外周壁に周方向に離間して複数形成され、
前記キャップ部材の内周壁の外径はタンク本体の端部の内径よりも小さく設定され、前記複数の突起の先端に内接する円の直径がタンク本体の端部の外径よりも小さくなるように、該突起の高さがそれぞれ設定されていることを特徴とする熱交換器。 - 請求項1〜3のいずれか1つにおいて、
前記タンク本体は円筒状に形成され、
前記突起はキャップ部材の内周壁に周方向に離間して複数形成され、
前記キャップ部材の外周壁の内径はタンク本体の端部の外径よりも大きく設定され、前記複数の突起の先端に外接する円の直径がタンク本体の端部の内径よりも大きくなるように、該突起の高さがそれぞれ設定されていることを特徴とする熱交換器。 - 請求項4または5において、
前記突起は少なくとも3つ設けられていることを特徴とする熱交換器。 - 請求項4または5において、
前記キャップ部材には、突起の周方向の位置を識別可能な識別部が設けられていることを特徴とする熱交換器。
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