JP4220953B2 - セルバランス装置及び方法並びにプログラム - Google Patents
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Description
セルバランス補正の方式として、従来、コンデンサを利用して組電池の電圧バランスを補正することが知られている。例えば、特開2003−189495号公報(特許文献1)には、コンデンサを利用した充放電制御装置が開示されている。
この発明によれば、複数の単位キャパシタをセルとして直列に接続して組電源を構成するとともに、組電源の各セルに対して充放電可能な調整用セルと、調整用セルを個別に組電源の各セルに接続する接続手段とを設けて、調整用セルが順番に組電源の各セルに接続するように接続手段を制御する。
このように構成することで、調整用セルと各セル間の充放電によって、各セルの電圧が均一化され、セルの残容量のバラツキによる過放電および過充電を防止する。
第1に、高出力二次電池において、充放電中にセルバランスを行う場合は、比較的大電流によりセルバランス補正を行う必要があるが、従来のセルバランス装置をそのまま適用すると、回路規模が大きくなってしまう。
第2に、移動体向けの高出力二次電池は、短時間に大電流の充電(回生)/放電(力行)が繰り返される。このような高出力二次電池では、セルの内部抵抗や化学反応の影響によりセル電圧が安定しないため、セル電圧の計測値に誤差が生ずる。このため、高い精度でセルバランス補正を実施できない。
本発明は、移動体の駆動電源用の組電池に使用され、複数のセルが直列に接続されて構成される前記組電池の前記セル間の残容量を均等化するセルバランス装置であって、定電流源と、各セルの電圧値を検出する電圧センサと、前記移動体の停止中において、前記電圧センサから各セルの電圧値を取得し、これら電圧値に基づいて、電流を補充する充電対象セルを特定するセル特定手段と、前記移動体の停止中において、前記セル特定手段により特定された前記充電対象セルに対して、前記定電流源から電流を供給させる制御手段とを有し、前記セル特定手段は、前記移動体の停止後におけるセルの電圧又は組電池の電圧をモニタし、セルの電圧又は組電池の電圧の時間変化率が所定値以下になった時点或いはその後に、前記電圧センサから各セルの電圧値を取得し、これら電圧値に基づいて、電流を補充する充電対象セルを特定するセルバランス装置を提供する。
また、セル特定手段が、セル電圧の時間変化率をモニタするので、セル電圧が安定したタイミングを正確に把握することが可能となる。これにより、セルの状態が安定した後のセル電圧に基づいて充電対象セルを特定することができ、化学反応の影響による計測誤差を解消することができる。
セルは、例えば、リチウムイオン電池などの二次電池やキャパシタ、二重層コンデンサなどが挙げられる。
このように、最も電圧値が低いセルから電流を供給するので、セルの残容量の均一化を効率よく行うことが可能となる。なお、最高電圧のセルよりも電圧値が所定値以上低いセルが存在しない場合には、充電は行われないこととなる。
このように、各セルに対応して定電流源をそれぞれ設けることにより、充電対象セルに速やかに電流を供給することが可能となるので、均等化に要する時間を短縮することができる。
このように、組電池を構成する全セルを複数のモジュールに分け、モジュール毎に均一化を行うので、セル特定手段や制御手段の処理を軽減させることが可能となる。これにより、残容量の均等化を迅速に行うことができる。
このように、各セル特定手段は、自己が有しているセルの電圧値を互いに送受することにより、組電池を構成する全セルの電圧値を共有することが可能となるので、モジュール間における残容量のバラツキまでも解消することができる。これにより、組電池全体としてのセルの残容量均等化を図ることが可能となる。
このように、モジュール内の電池又は組電池から定電流源の駆動電力の供給を受けることにより、外部電源装置を設ける必要がなく、装置の大型化を回避することが可能となる。
このように、外部電源装置から定電流源の駆動電力の供給を受けることにより、組電池の電力を減少させることなく、セルの残容量の均等化を図ることが可能となる。
一般的に、大きい電流により充電を行うと、均等化に要する時間が短くなる一方、電力損失は大きくなる。従って、理想的に充電を行う場合には、充電時間との兼ね合いで、なるべく小さい電流値により充電を行うことが好ましい。
本発明によれば、定電流源の電流値を可変にすることにより、適切な電流値に設定することが可能となるので、セルバランス補正、つまり残容量の均等化の効率を高めることが可能となる。
制御手段が、組電池を構成する前記セルの状態と推定停止時間とに基づいて、自動的に定電流源の電流値を設定するので、組電池の状態に応じた適切な電流値の電流により、セル間の残容量の均等化を図ることが可能となる。
上記セルの状態には、容量劣化が含まれる。この容量劣化は、セルの電圧変化に基づいて推定することができる。
一般的に、セルの電圧は、内部接触抵抗や化学反応などの影響により、移動体の停止直後には、電圧が安定していない。従って、移動体の停止から所定時間経過後に、電圧センサから各セルの電圧値を取得することにより、電圧安定後における正確な電圧値に基づいて、充電対象セルを特定することが可能となる。これにより、残容量の均等化の精度を高めることが可能となる。
また、停止中にのみセルバランス補正を実施するため、大電流による充電が不要となり、装置の大型化を回避することができる。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るセルバランス装置の構成図である。
図1に示すように、本実施形態のセルバランス装置は、複数のセル10が直列に接続された複数のモジュール11(ここでは、一例として、K番目とK+1番目に接続されているモジュールについて図示している)を直列に接続して構成される組電池のセル間の残容量を均等化するものである。ここで、セル10としては、例えば、リチウムイオン電池などの二次電池やキャパシタ、二重層コンデンサなどが挙げられる。
本実施形態のセルバランス装置は、定電流源20と、電圧センサ30と、電圧監視部40とを備えて構成されている。定電流源20及び電圧監視部40は、上記モジュール11毎にそれぞれ1つずつ設けられている。電圧センサ30は、組電池を構成する全てのセル10に対応して1つずつ設けられている。
定電流源20は、図1に示した絶縁型DC/DCコンバータ50を介して組電池と接続され、この組電池から駆動電力の供給を受けている。具体的には、組電池の電圧は、絶縁型DC/DCコンバータ50により、所定の電圧に降圧されて、定電流源20に供給される。
電圧監視部40は、CPUや他の電圧比較回路を持つ1または複数の論理回路で構成されている。電圧監視部40は、電圧センサ30からセル電圧値を取得し、モジュール11を構成するセル10の電圧値を比較して、後述する所定の条件に従って、定電流源20を起動する起動信号を出力するとともに、スイッチング素子に対して切替信号を出力する。
具体的には、電圧監視部40は、電圧センサ30から取得したそれぞれの電圧値を比較して、最高電圧のセルよりも電圧値が設定値以上低いセルを選定し、選定したセルの中で最も電圧値の低いセルを充電対象セルとして特定する機能(セル特定手段)と、充電対象セルとして特定した充電対象セルと定電流源20との間に設けられているスイッチング素子60を作動(オン)させることにより、定電流源20から充電対象セルに対して電流を供給させる機能(制御手段)とを備えている。
まず、組電池は、HEV(Hybrid Electric Vehicles;ハイブリッド電気自動車)や、電動フォークリフト等の移動体に搭載され、移動体の走行用モータの駆動電源として利用される。そして、本実施形態に係るセルバランス装置は、この組電池とともに、移動体に搭載され、この移動体の停止時において、残容量の少ない所定のセルに対して電流を補給することにより、組電池を構成する全てのセルの残容量の均等化を図るものである。
本実施形態では、組電池を構成するモジュール11ごとに、残容量の均等化が行われる。ここでは、複数のモジュールが直列に接続されている組電池において、K+1番目に接続されているモジュール11を例にあげ、セルバランス装置の動作について説明する。
まず、移動体の停止時において、各セル10に対応して設けられた電圧センサ30により、セル電圧が計測され、この電圧計測値が当該モジュール11に対応して設けられている電圧監視部40に入力される。ここで、移動体が停止したか否かは、例えば、組電池に流れる電流がゼロになったか否か、或いは、イグニッションキーの操作などに基づいて判定される。
この結果、充電対象セルには、定電流源20から電流が供給され、他のセルとの残容量の差(電圧差)が除々に解消される。電圧監視部40は、充電対象セルの電圧値と最高電圧値との電圧差が15mV以下になった時点で、電流供給を停止させる。
そして、上記定電流源からの電流供給は、当該モジュール11内から最高電圧のセルより25mV以上電圧が低いセルがなくなるまで、或いは、移動体が走行を開始するまで繰り返し行われることとなる。
第1に、移動体の停止中に検出されたセル電圧に基づいて、充電が必要な充電対象セルを特定して、セルの残容量の均等化を実施するため、接触抵抗やセル内部インピーダンスによる電圧計測誤差が生じず、精度の高い電圧値を測定することが可能となる。これにより、各セルの残容量を高い精度で均等化することができる。更に、移動体の停止中に充電を実施することにより、比較的長時間にわたりゆっくりと充電を行うことが可能となるので、小さい電流値による充電電流により充電を行うことができる。これにより、セルバランス装置の大型化を回避することが可能となる。
第2に、モジュール毎に定電流源20を設置するため、定電流源20の設置数を少なくでき、製造コストを大幅に削減することができる。
次に、本発明の第2の実施形態に係るセルバランス装置について説明する。
上述した第1の実施形態に係るセルバランス装置では、各電圧監視部40が各モジュールを構成する各セルの残容量の均等化をそれぞれ個別に行っていた。
これに対して、本実施形態に係るセルバランス装置では、図4に示すように、各モジュール11にそれぞれ設けられた電圧監視部40が、情報伝達媒体70を介してそれぞれ接続される構成をとる。
まず、各モジュール11に対応して設けられた電圧監視部40は、電圧センサ30から各セルの電圧計測値を取得すると、これら電圧計測値を保有するとともに、他の電圧監視部40に対して、これら電圧計測値を情報伝達媒体70を介して送信する。この情報の送受信を各電圧監視部40がそれぞれ実行することにより、各電圧監視部40は、組電池を構成する全てのセルの電圧計測値を取得する。
電圧監視部40は、組電池を構成する全てのセルの電圧計測値の中から最高電圧値を抽出する。続いて、自己が属するモジュール11内のセルにおいて、この最高電圧値に対して所定値(例えば、25mV)以上、電圧値が低いセルを選定し、選定したセルに対して順次、上述した第1の実施形態に係るセルバランス装置と同様に、定電流源20から電流の供給を行うことにより、各セルの残容量の均等化を図る。
次に、本発明の第3の実施形態に係るセルバランス装置について説明する。
本実施形態に係るセルバランス装置では、図4に示した第2の実施形態に係るセルバランス装置において、定電流源20の電流値を可変とする。
具体的には、図5に示すように、電圧監視部40に、定電流源20の電流値の変更を手動で行えるような定電流設定器80を付加する。そして、電圧監視部40は、定電流源20に対して起動信号を出力する際に、定電流設定器80により設定された電流値に基づく電流値指令を付加して出力する。これにより、起動信号を受けた定電流源20は、電流値指令に基づく電流値の電流を充電対象セルに供給する。
以上述べたように、本実施形態に係るセルバランス装置によれば、定電流源20の電流値を可変にすることにより、セルの残容量のばらつきなどに応じた適切な電流値でセルに対して電流を供給することが可能となるので、均等化の効率を高めることが可能となる。
この場合、電圧監視部40は、セルの状態と推定停止時間とに応じて、定電流現20の電流値を設定する。例えば、推定停止時間が長いほど、電流値を小さく設定し、セルの状態、例えば、残容量のばらつきが大きいほど、電流値を大きく設定する。
充電電流は、できるだけ小さく設定することが好ましいため、電圧監視部40は、推定停止時間において、残容量の均等化を終了できる最小の電流値に定電流源20の電流値を設定する。
ここで、「車両の停止時間」は、信号待ちなどにより車両が停止している期間、つまり、停止している時間が比較的短い場合と、車両を駐車してから次回車両を走行させるまでの期間、つまり、停止している時間が比較的長い場合とに大別される。
これは、例えば、イグニッションキーがオンになっている場合と、オフになっている場合とで区別することができる。そこで、イグニッションキーがオンになっている場合と、オフになっている場合とで、2つのモードを設け、イグニッションキーのオンオフに応じて、採用する推定停止時間を分けるようにするとよい。これにより、信号待ちによる停止であるにもかかわらず、長い推定時間が採用されることにより、適切でない電流値が設定されることを回避することができる。
また、この手法によれば、移動体の走行状態に追随して電流値を変化させることができるので、適切な電流値において充電を実現させることが可能となる。
次に、第4の実施形態に係るセルバランス装置について説明する。
本実施形態に係るセルバランス装置は、図6に示すように、上述した第2の実施形態に係るセルバランス装置において、電圧監視部40がタイマ90を更に備えている。電圧監視部40は、移動体が停止した時点で、タイマ90を起動させ、予め設定されている所定時間経過後に、電圧センサ30からそれぞれの電圧値を取得し、取得したこれらの電圧値を比較して、充電対象セルを特定する。そして、この充電対象セルに対して、定電流源20から電流を供給する。
本実施形態に係るセルバランス装置では、移動体が停止した直後に、セル電圧を取得するのではなく、移動体が停止した時点から所定時間経過後に、電圧センサからセル電圧を取得し、この取得したセル電圧に基づいて充電を行う充電対象セルを特定する。そして、特定した充放電対象セルに対して、定電流源からの充電を行う。
このように、セルの状態が安定した後のセル電圧に基づいて充電対象セルを特定するので、化学反応の影響による計測誤差を解消することができる。これにより、残容量(セル電圧)を正確に検出することができるので、セルの残容量の均等化を高い精度で実現させることが可能となる。
このように、電圧変化率をモニタすることにより、セルの状態をより正確に把握することが可能となる。これにより、化学反応によるセル電圧などの測定誤差を更に低減させることが可能となり、セルの残容量の均等化をより高い精度で実現させることが可能となる。
なお、各セルの電圧変化率に代わって、組電池の電圧変化率、各モジュールの電圧変化率を利用するようにしても良い。
第1に、電圧監視部40は実装に応じて適宜所定数設けられるものであり、具体的には、各モジュールに対応して設けるか、すべてのモジュールの電圧を集中して監視制御すべく当該装置に1つ設けること、つまり、組電池に対して1つ設けることが考えられる。
第2に、定電流源20は、図7に示すように、各セルに対応してそれぞれ設けるようにしても良い。つまり、1つのセル10に対して1つの定電流源20を設けるようにしても良い。このような構成によれば、スイッチング素子60が不要となるので、スイッチング素子の切り替えによる時間的ロスを解消することが可能となる。これにより、均一化を迅速に行うことができる。
Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等により構成されていても良い。この場合、電圧監視部40が上述したような各種機能を実現するための一連の処理の過程は、プログラムの形式でROM等に記録されており、このプログラムをCPUがRAM等に読み出して、情報の加工・演算処理を実行することにより、後述の各種機能が実現される。
第5に、絶縁型DC/DCコンバータ50に代わって、AC/DCコンバータを用いるようにしても良い。また、AC/DCコンバータに代わって、トランスを用いるようにしても良い。
11 モジュール
20 定電流源
30 電圧センサ
40 電圧監視部
60 スイッチング素子
70 情報伝達媒体
80 定電流設定器
90 タイマ
Claims (13)
- 移動体の駆動電源用の組電池に使用され、複数のセルが直列に接続されて構成される前記組電池の前記セル間の残容量を均等化するセルバランス装置であって、
定電流源と、
各セルの電圧値を検出する電圧センサと、
前記移動体の停止中において、前記電圧センサから各セルの電圧値を取得し、これら電圧値に基づいて、電流を補充する充電対象セルを特定するセル特定手段と、
前記移動体の停止中において、前記セル特定手段により特定された前記充電対象セルに対して、前記定電流源から電流を供給させる制御手段と
を有し、
前記セル特定手段は、前記移動体の停止後におけるセルの電圧又は組電池の電圧をモニタし、セルの電圧又は組電池の電圧の時間変化率が所定値以下になった時点或いはその後に、前記電圧センサから各セルの電圧値を取得し、これら電圧値に基づいて、電流を補充する充電対象セルを特定するセルバランス装置。 - 前記セル特定手段は、前記電圧センサから取得した各セルの電圧値を比較して、最高電圧のセルよりも電圧値が設定値以上低いセルの中で、最も電圧値が低いセルを充電対象セルとして特定する請求項1に記載のセルバランス装置。
- 前記定電流源は、前記組電池を構成する各セルにそれぞれ対応して設けられており、
前記制御手段は、前記充電対象セルに対応する前記定電流源を起動させることにより、前記定電流源から前記充電対象セルに電流を供給させる請求項1又は請求項2に記載のセルバランス装置。 - 前記組電池は、複数のセルを有する複数のモジュールに分割されており、
前記モジュール毎に、前記定電流源、前記セル特定手段、及び前記制御手段がそれぞれ設けられ、
前記定電流源は、スイッチング手段を介して前記セルのそれぞれと接続されており、
前記セル特定手段は、前記モジュールを構成する各セルの電圧値を比較して、最高電圧のセルよりも電圧値が設定値以上低いセルの中で、最も電圧値が低いセルを充電対象セルとして特定し、
前記制御手段は、前記移動体の停止中において、前記セル特定手段により特定された前記充電対象セルと前記定電流源とを接続する前記スイッチング手段を作動させることにより、前記定電流源から電流を供給させる請求項1に記載のセルバランス装置。 - 前記モジュール毎に対応して設けられている前記セル特定手段は、相互にセルの電圧値を送受信して、前記組電池を構成する全セルの中における最高電圧値を特定し、前記最高電圧値よりも電圧値が所定値以上低いセルを自己のモジュールの中から選定し、選定した前記セルのうち、最も低いセルを充電対象セルとして特定する請求項4に記載のセルバランス装置。
- 前記定電流源は、前記モジュール内の電池から駆動電力の供給を受ける請求項1から請求項5のいずれかの項に記載のセルバランス装置。
- 前記定電流源は、前記組電池から駆動電力の供給を受ける請求項1から請求項5のいずれかの項に記載のセルバランス装置。
- 前記定電流源は、所定の外部電源装置から駆動電力の供給を受ける請求項1から請求項5のいずれかの項に記載のセルバランス装置。
- 前記定電流源の電流値は可変である請求項1から請求項8のいずれかの項に記載のセルバランス装置。
- 前記制御手段は、前記組電池を構成する前記セルの状態と推定停止時間とに基づいて、前記定電流源から供給する電流値を変化させる請求項1から請求項9のいずれかの項に記載のセルバランス装置。
- 複数のセルが直列に接続されて構成され、移動体の駆動電源として使用される組電池と、前記組電池の前記セル間の残容量を均等化するセルバランス装置とを備え、
前記セルバランス装置は、
定電流源と、
各セルの電圧値を検出する電圧センサと、
前記移動体の停止中において、前記電圧センサから各セルの電圧値を取得し、これら電圧値に基づいて、電流を補充する充電対象セルを特定するセル特定手段と、
前記移動体の停止中において、前記セル特定手段により特定された前記充電対象セルに対して、前記定電流源から電流を供給させる制御手段と
を有し、
前記セル特定手段は、前記移動体の停止後におけるセルの電圧又は組電池の電圧をモニタし、セルの電圧又は組電池の電圧の時間変化率が所定値以下になった時点或いはその後に、前記電圧センサから各セルの電圧値を取得し、これら電圧値に基づいて、電流を補充する充電対象セルを特定する蓄電装置。 - 移動体の駆動電源用の組電池に使用され、複数のセルが直列に接続されて構成される前記組電池の前記セル間の残容量を均等化するセルバランス方法であって、
前記移動体の停止中において、各セルの電圧値を検出する第1過程と、
検出した前記各セルの電圧値に基づいて、電流を補充する充電対象セルを特定する第2過程と、
前記移動体の停止中において、特定した前記充電対象セルに対して、定電流源から電流を供給させる第3過程と
を有し、
前記第2過程では、前記移動体の停止後におけるセルの電圧又は組電池の電圧をモニタし、セルの電圧又は組電池の電圧の時間変化率が所定値以下になった時点或いはその後に、前記電圧センサから各セルの電圧値を取得し、これら電圧値に基づいて、電流を補充する充電対象セルを特定するセルバランス方法。 - 移動体の駆動電源用の組電池に使用され、複数のセルが直列に接続されて構成される前記組電池の前記セル間の残容量を均等化するセルバランス処理をコンピュータに実行させるためのセルバランスプログラムであって、
前記移動体の停止中において、電圧センサにより検出された各セルの電圧値を取得する第1ステップと、
取得した前記セルの電圧値に基づいて、電流を補充する充電対象セルを特定する第2ステップと、
前記移動体の停止中において、充電対象セルに対して、定電流源から電流を供給させる第3ステップと
を有し、
前記第2ステップでは、前記移動体の停止後におけるセルの電圧又は組電池の電圧をモニタし、セルの電圧又は組電池の電圧の時間変化率が所定値以下になった時点或いはその後に、前記電圧センサから各セルの電圧値を取得し、これら電圧値に基づいて、電流を補充する充電対象セルを特定するセルバランスプログラム。
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