JP4220534B2 - 符号化システムおよび符号化方法 - Google Patents
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Description
(1) 処理対象となるシンボルを出現頻度表の更新前に取得する。
(2) (1)で取得したシンボルに基づいて、下限値LOWおよび幅RNGを更新する。
(3) (1)で取得したシンボルに基づいて、出現頻度表を更新する。
(4) 所定の出力条件を満たす場合、下限値のLOWの上位ビットを出力する。
(5) (1)に戻り、終了条件を満たすまで繰り返す。
LOW+RNG=UP
(例1)
符号化処理前に予め符号化終了を示すシンボル(例えば、シンボル"EOF")を設定しておき、このシンボル処理対象として入力された場合(Sym="EOF")
(例2)
符号化処理前に予めループ回数の閾値(LAST)を設定しておき、ループ変数iが閾値に達した場合(i=LAST)
2 符号範囲処理部
3 予測処理部
3a 予測判定部
3b レジスタ
3c シフタ
4 実測処理部
5 符号範囲補正部
5a 符号範囲判定部
5b 符号範囲更新部
6 カウント値補正部
6a カウント値判定部
6b カウント値更新部
7 制御部
Claims (12)
- 複数の符号範囲特定値によって特定される符号範囲を、処理対象となるシンボルに応じた区間に分割する処理を繰り返すことによって、複数のシンボルで構成されたシンボル列を符号化する符号化システムにおいて、
前記複数の符号範囲特定値と、シンボルの出現頻度を特定可能な複数のカウント値とを格納する符号範囲記憶部と、
今回の処理対象となる一のシンボルが読み込まれた場合、当該読み込まれたシンボルに対応するカウント値と、前記複数の符号範囲特定値とに基づいて、次回の処理対象で用いられる複数の符号範囲特定値を算出する算出処理を行う符号範囲処理部と、
今回の処理対象に関して、前記符号範囲処理部が算出した複数の符号範囲特定値の中間ビット以下のビットを切り捨てることで当該複数の符号範囲特定値を近似し、当該近似された複数の符号範囲特定値が特定する符号範囲が、出力すべき符号のビット数によって規定される区間内に含まれるか否かを判定する予測処理を行う予測処理部と、
今回の処理対象における前記符号範囲処理部が算出した複数の符号範囲特定値に基づいて、出力すべき符号のビット数によって規定される区間内に含まれるか否かを実測することで、前記予測処理による判定が正しいか否かを判定する実測処理を行う実測処理部と、
少なくとも今回の処理対象における前記予測処理の終了後に、前記符号範囲処理部に対して、次回の処理対象としての前記算出処理の開始を指示するとともに、前記予測処理と前記実測処理の判定結果に応じて前記算出処理を制御する制御部と
を有することを特徴とする符号化システム。 - 前記制御部は、
前記予測処理において、前記近似された複数の符号範囲特定値が特定する符号範囲が、出力すべき符号のビット数によって規定される区間内に含まれると判定し、かつ、前記実測処理において、前記予測処理による判定が正しいと判定した場合、前記符号範囲処理部が算出した複数の符号範囲特定値の一部を出力し、
前記予測処理において、前記近似された複数の符号範囲特定値が特定する符号範囲が、出力すべき符号のビット数によって規定される区間内に含まれると判定し、かつ、前記実測処理において、前記予測処理による判定が誤りと判定した場合、前記符号範囲処理部に対して、次回の処理対象としての前記算出処理を中止し、今回の処理対象における前記符号範囲処理部が算出した複数の符号範囲特定値に基づいて、次回の処理対象としての前記算出処理の開始を指示することを特徴とする請求項1に記載された符号化システム。 - 前記制御部は、
今回の処理対象における、少なくとも前記予測処理部の前記予測処理の終了後に、前記実測処理部に対して、前記実測処理の開始を指示することを特徴とする請求項1または2に記載された符号化システム。 - 前記予測処理部は、
今回の処理対象に関して、前記符号範囲処理部が算出した複数の符号範囲特定値の中間ビットの加減算処理において、桁上がりまたは桁下がりが発生するか否かを判定することで、出力すべき符号のビット数によって規定される区間内に含まれるか否かを判定する予測処理を行うことを特徴とする請求項1から3に記載された符号化システム。 - 前記予測処理部は、
前記予測処理によって、出力すべき符号のビット数によって規定される区間内に含まれると判定した場合、複数の符号範囲特定値を前記出力すべきビット数だけシフトするシフト処理を行い、
前記予測処理によって、出力すべき符号のビット数によって規定される区間内に含まれないと判定した場合、前記シフト処理を行わないことを特徴とする請求項1から4に記載された符号化システム。 - 前記予測処理部は、
前記近似された複数の符号範囲特定値の中間ビット同士との演算処理において、桁上がりまたは桁下がりが起きるか否かを判定することで、当該近似された複数の符号範囲特定値が特定する符号範囲が、出力すべき符号のビット数によって規定される区間内に含まれるか否かを判定する予測判定部と、
前記予測判定部による当該判定結果を格納するレジスタと、
前記レジスタに格納された当該判定結果に応じて次回の処理対象で用いられる複数の符号範囲特定値のそれぞれを出力すべき符号のビット数分だけシフトするシフタと
を有することを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載された符号化システム。 - 前記符号範囲は、前記複数の符号範囲特定値である上限値、下限値または幅のうちの所定の二つの組み合わせによって特定されることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載された符号化システム。
- 前記符号化システムは、
今回の処理対象における前記符号範囲処理部が算出した複数の符号範囲特定値が、所定の値より小さいか否かを判定する符号範囲判定処理を行う符号範囲補正部をさらに有し、
前記符号範囲処理部が算出した複数の符号範囲特定値が、所定の値より小さい場合、前記符号範囲処理部は、前記符号範囲処理部が算出した複数の符号範囲特定値を更新する符号範囲更新処理を行い、
前記制御部は、前記符号範囲処理部に対して、次回の処理対象に関する前記算出処理を中止し、今回の処理対象に関する前記符号範囲補正部が更新した複数の符号範囲特定値に基づいて、次回の処理対象に関する前記算出処理の開始を指示することを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載された符号化システム。 - 前記符号化システムは、
今回の処理対象で用いられた前記シンボルの出現頻度を特定可能な複数のカウント値のそれぞれが、所定の値であるか否かを判定するカウント値判定処理を行うカウント値補正部をさらに有し、
前記シンボルの出現頻度を特定可能な複数のカウント値の合計が、所定の値である場合、前記カウント値補正部は、前記シンボルの出現頻度を特定可能な複数のカウント値のそれぞれを更新するカウント値更新処理を行い、
前記制御部は、前記符号範囲処理部に対して、次回の処理対象に関する前記算出処理を中止し、今回の処理対象に関する前記カウント値補正部が更新した複数のカウント値のそれぞれに基づく前記算出処理の開始を指示することを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載された符号化システム。 - 複数の符号範囲特定値によって特定される符号範囲を、処理対象となるシンボルに応じた区間に分割する処理を繰り返すことによって、複数のシンボルで構成されたシンボル列を符号化する符号化システムにおいて、
前記複数の符号範囲特定値と、シンボルの出現頻度を特定可能な複数のカウント値とを格納する符号範囲記憶部と、
今回の処理対象となる一のシンボルが読み込まれた場合、当該読み込まれたシンボルに対応するカウント値と、前記複数の符号範囲特定値とに基づいて、次回の処理対象で用いられる複数の符号範囲特定値を算出する算出処理を行う符号範囲処理部と、
今回の処理対象に関して、前記符号範囲処理部が算出した複数の符号範囲特定値の中間ビット以下のビットを切り捨てることで当該複数の符号範囲特定値を近似し、当該近似された複数の符号範囲特定値が特定する符号範囲が、出力すべき符号のビット数によって規定される区間内に含まれるか否かを判定する予測処理を行う予測処理部と、
少なくとも今回の処理対象における前記予測処理の終了後に、前記符号範囲処理部に対して、次回の処理対象としての前記算出処理の開始を指示する制御部と
を有することを特徴とする符号化システム。 - 複数の符号範囲特定値によって特定される符号範囲を、シンボルに応じた区間に分割する処理を繰り返すことによって、複数のシンボルで構成されたシンボル列を符号化する符号化方法において、
今回の処理対象となる一のシンボルが読み込まれた場合、当該読み込まれたシンボルに対応するカウント値と、前記複数の符号範囲特定値とに基づいて、次回の処理対象で用いられる複数の符号範囲特定値を算出する第1のステップと、
今回の処理対象に関して、前記第1のステップで算出した複数の符号範囲特定値の中間ビット以下のビットを切り捨てることで当該複数の符号範囲特定値を近似し、当該近似された複数の符号範囲特定値が特定する符号範囲が、出力すべき符号のビット数によって規定される区間内に含まれるか否かを判定する第2のステップと、
今回の処理対象に関して前記第1のステップで算出した複数の符号範囲特定値に基づいて、出力すべき符号のビット数によって規定される区間内に含まれるか否かを実測することで、前記第2のステップによる判定が正しいか否かを判定する第3のステップとを有し、
少なくとも今回の処理対象に関する前記第2のステップの終了後に、次回の処理対象に関する前記第1のステップを開始するとともに、前記第2のステップと前記第3のステップとの判定結果に応じて前記第1のステップを制御することを特徴とする符号化方法。 - 複数の符号範囲特定値によって特定される符号範囲を、シンボルに応じた区間に分割する処理を繰り返すことによって、複数のシンボルで構成されたシンボル列を符号化する符号化方法において、
今回の処理対象となる一のシンボルが読み込まれた場合、当該読み込まれたシンボルに対応するカウント値と、前記複数の符号範囲特定値とに基づいて、次回の処理対象で用いられる複数の符号範囲特定値を算出する第1のステップと、
今回の処理対象に関して、前記第1のステップで算出した複数の符号範囲特定値の中間ビット以下のビットを切り捨てることで当該複数の符号範囲特定値を近似し、当該近似された複数の符号範囲特定値が特定する符号範囲が、出力すべき符号のビット数によって規定される区間内に含まれるか否かを判定する第2のステップと、
少なくとも今回の処理対象に関する前記第2のステップの終了後に、次回の処理対象に関する前記第1のステップを開始することを特徴とする符号化方法。
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