JP4220275B2 - 電磁ブレーキ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、励磁コイルを内装したヨークとブレーキディスクとの間にアーマチュアが設けられた電磁ブレーキに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の電磁ブレーキとしては、例えば特開2000−181538号公報に開示されているように、ゴルフカーの駐車用ブレーキとして用いられているものがある。この電磁ブレーキは図8に示すように形成されている。
【0003】
図8は従来の電磁ブレーキの一例を示す断面図で、同図において、符号1はゴルフカー用電磁ブレーキを示す。この電磁ブレーキ1は、駐車時や緊急停止時に図示していないゴルフカーの後輪を停止させるもので、後輪とともに回転する回転軸2の軸端部に設けられ、ミッションケース3に支持されている。
【0004】
4はこの電磁ブレーキ1のヨーク、4aは前記ヨークに内装された励磁コイル、5はアーマチュアを示す。前記ヨーク4は、前記ミッションケース3に固定用ボルト6によって固定され、ブレーキの外端部(図8において左側の端部)に位置するサイドプレート7が図示していない取付用ボルトによって取付けられている。前記アーマチュア5は、前記ヨーク4の磁気吸着面4bと前記サイドプレート7との間に位置付けられ、前記取付用ボルトに軸線方向(図8において左右方向)に移動自在かつヨーク4に対して回転が規制される状態で装着されている。また、前記ヨーク4は、前記アーマチュア5をサイドプレート7側へ付勢する圧縮コイルばねからなる制動ばね8が装着されている。
【0005】
これらのヨーク4と、アーマチュア5と、サイドプレート7は、それぞれ環状を呈するように形成されており、それぞれの軸心部には、前記回転軸2が挿通されている。この回転軸2は、前記ミッションケース3に軸受9によって回転自在に支持され、軸端部に固定されたボス10にブレーキディスク11がスプライン嵌合によって軸線方向に移動自在に装着されている。このブレーキディスク11は、ディスク本体12と、このディスク本体12の両面に固着された摩擦板13とから構成され、前記摩擦板13が前記アーマチュア5とサイドプレート7との間に位置するように配設されている。
【0006】
このように構成された従来の電磁ブレーキ1は、駐車時や緊急停止時などではヨーク4が無励磁状態になる。この無励磁状態では、アーマチュア5が制動ばね8の弾発力によりブレーキディスク11をサイドプレート7側へ押圧することにより制動力が生じ、回転軸2が制動される。また、この電磁ブレーキ1は、走行時に前記ヨーク4が励磁されることによって、アーマチュア5が制動ばね8の弾発力に抗してヨーク4に吸着され、前記制動力が消失して回転軸2が回転できるようになる。
【0007】
この電磁ブレーキ1は、ゴルフカーの車体カバーの内側に搭載されている。この車体カバーは、外観を向上させるとともに内部の部品に雨水がかかるのを防ぐためのものであり、車体の周囲から塵埃がカバー内に入るのを完全に防ぐことはできない。このため、従来の電磁ブレーキは、前記塵埃が内部の摺接部分に入るのを防ぐために、作動部分を覆う防塵カバー14が取付けられている。
【0008】
この防塵カバー14は、有底円筒状を呈するように形成され、内部にサイドプレート7と、ブレーキディスク11と、アーマチュア5と、ヨーク4の端部とが収納される状態でサイドプレート7に取付用ボルト15によって取付けられている。
なお、本出願人は、本明細書に記載した先行技術文献情報で特定される先行技術文献以外には、本発明に密接に関連する先行技術文献を出願時までに見付け出すことはできなかった。
【0009】
【特許文献1】
特開2000−181538号公報(図3)
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したように防塵カバー14によってヨーク4の端部とアーマチュア5とが覆われてしまうと、ブレーキディスク11の摩擦板13がアーマチュア5やサイドプレート7などに摺接することによって生じる磨耗粉がアーマチュア5とヨーク4の磁気吸着面4bとの間の隙間(エアギャップ形成部分)に入ってしまうことがあった。前記磨耗粉は制動時に発生するだけではなく、ハブ10にスプライン嵌合によって支持されているブレーキディスク11が走行中の車体の振動により振れたり軸方向に移動することによって摩擦板13がアーマチュア5やサイドプレート7に接触することによっても発生する。
【0011】
このように発生した磨耗粉の一部は、走行中にアーマチュア5とヨーク4の内周部に落下し、図8中に矢印で示すように、制動時に開くエアギャップ形成部分内に内周側から落下する。また、磨耗粉は、アーマチュア5と防塵カバー14との間の隙間を通って外周側からエアギャップ形成部分内に入る場合もある。エアギャップ形成部分内に入った磨耗粉が励磁時にヨーク4とアーマチュア5との間に挟み込まれると、アーマチュア5と磁気吸着面4bとの間に磨耗粉の大きさに相当する隙間が形成されてしまう。
【0012】
このような場合には、励磁状態であってもアーマチュア5に作用する磁気吸引力が相対的に小さくなるから、車体が振動したりしてアーマチュア5にヨーク4から離間する方向へ外力が加えられると、アーマチュア5がヨーク4の磁気吸引力から開放されてしまう。すなわち、運転者の意図しないときに電磁ブレーキが作動するようになる。
【0013】
本発明はこのような問題点を解消するためになされたもので、アーマチュアとヨークとの間に磨耗粉や他の塵埃などが入ることがなく、動作の信頼性が高い電磁ブレーキを提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため、本発明に係る電磁ブレーキは、車輪とともに回転するブレーキディスクと環状のヨークとの間にアーマチュアが前記ヨークに対して回転が規制された状態で設けられた電磁ブレーキにおいて、前記ヨークの外周面と内周面とにおけるアーマチュア側の端部に、周方向に途切れることなく一連に延びる突条を形成し、前記アーマチュアにおけるヨークと対向する端部にヨークが嵌合する環状の凹陥部を形成し、この凹陥部の周壁とヨークとの嵌合部分にラビリンスシールを形成してなり、前記凹陥部は、ヨークの周壁部分が嵌合する外周壁および内周壁と、これら両周壁間に位置し前記ヨークの磁気吸着面と対向する平坦な内側底面とを有し、前記外周壁と内周壁には、それぞれ段部が形成され、この段部は、前記突条におけるヨークの軸線方向に延びる面からなる周面と対向する第1の周面と、この第1の周面からアーマチュアの径方向に延びて前記突条の側面と対向する端面と、この端面の延在側端部から軸線方向に延びる第2の周面とから構成され、前記端面とヨークの突条との間の隙間は、ヨークが励磁状態にあるときに可及的0に近くなるように形成されているものである。
本発明によれば、ヨークの磁気吸着面とアーマチュアとの間のエアギャップ形成部分は、ラビリンスシールによって外部に対してシールされる。
【0015】
請求項2に記載した発明に係る電磁ブレーキは、請求項1に記載した発明に係る電磁ブレーキにおいて、アーマチュアの内周部に、軸線方向に沿ってブレーキディスク側へ向かうにしたがって次第にアーマチュアの内径が大きくなるように傾斜面を形成したものである。
この発明によれば、磨耗粉が傾斜面に沿ってブレーキディスク側に落ち易くなる。
【0016】
請求項3に記載した発明に係る電磁ブレーキは、請求項1または請求項2に記載した発明に係る電磁ブレーキにおいて、ブレーキディスクが押し付けられるサイドプレートを一端部に備え、この一端部に外側から有底円筒状の防塵カバーを被せてなり、この防塵カバーの周壁と前記サイドプレートとの間に通気口を形成したものである。
この発明によれば、磨耗粉が通気口を通って防塵カバー外に排出され易くなる。
【0017】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)
以下、本発明に係る電磁ブレーキの一実施の形態を図1〜図6によって詳細に説明する。
図1は本発明に係る電磁ブレーキを装備したゴルフカーの側面図、図2はゴルフカーの動力ユニットの平面図、図3は同じく側面図、図4は動力ユニットを拡大して示す側面図、図5は電磁ブレーキの断面図で、同図は図4におけるV−V線断面図である。図6は要部を拡大して示す断面図である。これらの図において、前記図8によって説明したものと同一もしくは同等の部材については、同一符号を付し詳細な説明を適宜省略する。
【0018】
図1において、符号21で示すものは、この実施の形態による電磁ブレーキ22(図2および図3参照)が装備されたゴルフカーである。23は前輪を示し、24は後輪、25は操舵ハンドル、26は前部シート、27は後部シート、28はキャディバッグ用キャリア、29は後部車体カバーを示す。
【0019】
前記後輪24は、図2および図3中に符号31で示す動力ユニットによって駆動される。この動力ユニット31は、モータ32と、ミッション33と、前記電磁ブレーキ22などを備え、スイングアーム34を介して車体フレーム35に上下方向に揺動自在に支持されている。
前記モータ32は、軸線方向が車体の左右方向を指向するようにミッション33の車体前側の右側部に取付けられている。このミッション33は、ミッションケース36の内部に設けられられたVベルト式自動変速機(図示せず)によってモータ32の回転を減速して後輪24の車軸37(図3および図4参照)に伝達する構成が採られている。
【0020】
前記電磁ブレーキ22は、駐車時や緊急停止時に後輪24を停止させる無励磁作動型のもので、前記ミッションケース36の車体左側の端部に前記モータ32と同一軸線上に位置するように取付けられている。この電磁ブレーキ22を構成する各部材の基本的な構成、すなわち各部材の配置位置や支持構造などの構成は、図8で示した従来の電磁ブレーキ1と同等である。このため、ここにおいては、前記基本的な構成の説明は省略し、従来の電磁ブレーキ1との構成上の相異点のみについて説明する。
【0021】
この実施の形態による電磁ブレーキ22のヨーク4は、図5および図6に示すように、外周面4cと内周面4dとに突条41,42が形成されている。この突条41,42は、断面形状が長方形で、ヨーク4におけるアーマチュア5側の端部に周方向に途切れることなく一連に延びるように形成されている。
前記アーマチュア5は、ヨーク4と対向する部位にヨーク4の前記突条41,42を有する端部が嵌合する環状の凹陥部43が形成されている。この凹陥部43における前記ヨーク4の磁気吸着面4bと対向する内側底面43aは平坦に形成され、ヨーク4の周壁部分が嵌合する外周壁43bと内周壁43cには、それぞれ段部44が形成されている。
【0022】
この段部44は、図6に示すように、前記突条41,42の周面45(ヨーク4の軸線方向に延びる面)と対向する第1の周面46と、この第1の周面46からアーマチュア5の径方向(図6においては下方)に延びて前記突条41,42の側面47と対向する端面48と、この端面48の延在側端部から軸線方向に延びる第2の周面49とから構成されている。前記第1および第2の周面46,49とヨーク4との間には隙間d1,d2が形成され、前記端面48とヨーク4(突条41,42)との間には隙間d3が形成されている。この隙間d3は、図6においては理解し易くなるように実際のものより拡げて描いてあるが、ヨーク4が励磁状態にあるとき(ヨーク4にアーマチュア5が磁気によって吸着されているとき)に可及的0に近くなるように形成することが望ましい。
【0023】
このようにヨーク4に突条41,42を形成するとともに、前記凹陥部43の外周壁43bと内周壁43cとに段部を形成することにより、この凹陥部43の外・内周壁43b,43cとヨーク4との嵌合部分にラビリンスシール51が形成される。
【0024】
したがって、この電磁ブレーキ22は、ヨーク4の磁気吸着面4bとアーマチュア5との間のエアギャップ形成部分が前記ラビリンスシール51によって外部に対してシールされるから、内部の摩擦部分から生じる磨耗粉や、車外から後部車体カバー内に入った他の塵埃などが前記エアギャップ形成部分に入ることを阻止することができる。
【0025】
この実施の形態によるアーマチュア5は、中空部内から磨耗粉がブレーディスク11側へ落ち易くなるように、内周部に傾斜面52が形成されている。この傾斜面52は、軸線方向に沿ってブレーキディスク11側へ向かうにしたがって次第にアーマチュア5の内径が大きくなるように形成されている。
【0026】
また、この電磁ブレーキ22のブレーキディスク11は、ディスク本体12の外周部にいわゆるハープピアス加工によって突起53が突設されている。この突起53は、ディスク本体12における摩擦板13が固着される外周部の両面に設けられており、摩擦板13が使用できる限界まで磨耗することによって、先端面が摩擦板13の外に露出するように構成されている。
【0027】
この構成を採ることにより、突起53が上述したように露出したときには制動時にアーマチュア5またはサイドプレート7に突起53が当接することにより金属音が発生するから、電磁ブレーキ22を分解することなくブレーキディスク11の交換時期を知らせることができる。
このため、ブレーキディスク11を使用できる限界に達したときに交換することができるから、ブレーキディスク11を常に適切な時期に交換することができる。
【0028】
さらに、この電磁ブレーキ22の防塵カバー14は、周壁54の軸線方向の長さが従来の電磁ブレーキのものより短く、ヨーク4とアーマチュア5の一部が外部に露出するように形成されている。これは、この電磁ブレーキ22は、ヨーク4とアーマチュア5との嵌合部分に上述したようにラビリンスシール51が形成されており、塵埃がエアギャップ形成部分に入ることがないからである。また、この電磁ブレーキ22は、磨耗粉が前記防塵カバー14の外に容易に排出されるように、防塵カバー14の周壁54とサイドプレート7との間に通気口55が形成されている。
【0029】
(第2の実施の形態)
ブレーキディスクは、図7に示すように形成することができる。
図7は他の実施の形態を示す断面図で、同図において、前記図1〜図6および図8によって説明したものと同一もしくは同等の部材については、同一符号を付し詳細な説明を適宜省略する。
【0030】
図7に示すブレーキディスク11は、ディスク本体12にボス61が一体に形成され、このボス61を介して回転軸2に装着されている。このボス61は、ディスク本体12が軸線方向へ移動できるようにするとともに、制動力がディスク本体12から回転軸2に伝達されるように、スプライン嵌合によって回転軸2に軸線方向に移動自在に支持されている。
この構成を採ることにより、図5および図8に示したようにディスク本体12がハブ10にスプライン嵌合によって接続される場合に較べて、スプライン嵌合部の外径が小さくなり、歯数が少なくなる。このため、スプライン嵌合部のクリアランス分だけ歯が周方向に移動することにより発生する騒音を低減することができる。
【0031】
前記第1および第2の実施の形態においは、本発明に係る電磁ブレーキをゴルフカーの駐車用ブレーキに用いる例を示したが、本発明は、他の車両のブレーキや、工作機械のブレーキなどにも適用することができる。
【0032】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、ヨークの磁気吸着面とアーマチュアとの間のエアギャップ形成部分をラビリンスシールによって外部に対してシールすることができるから、磨耗粉や他の塵埃などが前記エアギャップ形成部分に入ることがなくなる。
したがって、励磁時にアーマチュアがヨークに常に強く吸着されるようになるから、意図しないときに動作することがなく信頼性が高い電磁ブレーキを提供することができる。
【0033】
請求項2記載の発明によれば、磨耗粉が傾斜面に沿ってブレーキディスク側に落ち易くなり、アーマチュアとヨークとの間のエアギャップ形成部分に入り難くなる。このため、信頼性をより一層向上させることができる。
【0034】
請求項3記載の発明によれば、磨耗粉が通気口を通って防塵カバー外に排出され易くなり、アーマチュアとヨークとの間のエアギャップ形成部分に入り難くなる。このため、信頼性をより一層向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る電磁ブレーキを装備したゴルフカーの側面図である。
【図2】 ゴルフカーの動力ユニットの平面図である。
【図3】 ゴルフカーの動力ユニットの側面図である。
【図4】 動力ユニットを拡大して示す側面図である。
【図5】 電磁ブレーキの断面図である。
【図6】 要部を拡大して示す断面図である。
【図7】 他の実施の形態を示す断面図である。
【図8】 従来の電磁ブレーキの一例を示す断面図である。
【符号の説明】
4…ヨーク、5…アーマチュア、7…サイドプレート、11…ブレーキディスク、22…電磁ブレーキ、24…後輪、41,42…突条、43…凹陥部、43b…外周壁、43c…内周壁、44…段部、51…ラビリンスシール。
Claims (3)
- 車輪とともに回転するブレーキディスクと環状のヨーク(4)との間にアーマチュア(5)が前記ヨークに対して回転が規制された状態で設けられた電磁ブレーキにおいて、前記ヨークの外周面(4c)と内周面(4d)とにおけるアーマチュア側の端部に、周方向に途切れることなく一連に延びる突条(41,42)を形成し、
前記アーマチュアにおける前記ヨークと対向する端部にヨークが嵌合する環状の凹陥部(43)を形成し、
この凹陥部の周壁(43b,43c)とヨークとの嵌合部分にラビリンスシール(51)を形成してなり、
前記凹陥部は、ヨークの周壁部分が嵌合する外周壁(43b)および内周壁(43c)と、これら両周壁間に位置し前記ヨークの磁気吸着面(4b)と対向する平坦な内側底面(43a)とを有し、
前記外周壁と内周壁には、それぞれ段部(44)が形成され、
この段部は、前記突条におけるヨークの軸線方向に延びる面からなる周面(45)と対向する第1の周面(46)と、この第1の周面からアーマチュアの径方向に延びて前記突条の側面(47)と対向する端面(48)と、この端面の延在側端部から軸線方向に延びる第2の周面(49)とから構成され、
前記端面とヨークの突条との間の隙間(d3)は、ヨークが励磁状態にあるときに可及的0に近くなるように形成されていることを特徴とする電磁ブレーキ。 - 請求項1記載の電磁ブレーキにおいて、アーマチュアの内周部に、軸線方向に沿ってブレーキディスク側へ向かうにしたがって次第にアーマチュアの内径が大きくなるように傾斜面を形成したことを特徴とする電磁ブレーキ。
- 請求項1または請求項2記載の電磁ブレーキにおいて、ブレーキディスクが押し付けられるサイドプレートを一端部に備え、この一端部に外側から有底円筒状の防塵カバーを被せてなり、この防塵カバーの周壁と前記サイドプレートとの間に通気口を形成したことを特徴とする電磁ブレーキ。
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