JP4218548B2 - 発泡成形品の製造方法及び製造装置 - Google Patents

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Description

本発明は、成形型内に発泡性原料を充填して発泡成形される発泡成形品の製造方法及び製造装置に関する。
成形型内において発泡性原料を発泡充填させて発泡成形品を製造する方法としては、例えば、下型と上型とを備えた成形型を用い、下型内に発泡性原料を注入した後、この下型に対して上型を閉じて発泡成形する方法が知られている。
そして、成形する発泡成形品の種類によっては、例えば、発泡成形品の本体部に対して折り返された部分(折返し部)、又は発泡成形品の本体部に対して所定の間隔を隔てて折り重なった部分(折重なり部)等を有するものがある。
このような発泡成形品を製造する際には、本体部を成形するためのメインキャビティと、折返し部又は折重なり部を成形するためのサブキャビティとを形成する下型及び上型を備えた成形型を用いる。そして、下型におけるメインキャビティ内に発泡性原料を注入し、その後、下型と上型とを閉じ、発泡性原料を、メインキャビティ内で発泡流動させると共にメインキャビティからサブキャビティへと発泡流動させて、発泡成形品を製造している。
しかしながら、発泡成形品の形状によっては、メインキャビティからサブキャビティの先端部までの発泡性原料の流動経路が長いものがあり、この場合には、発泡性原料がサブキャビティの先端部まで発泡流動するのに時間がかかる。そのため、サブキャビティの先端部まで充分な量の発泡性原料が到達せずに、成形後の発泡成形品に欠肉部が生じたり、あるいは、サブキャビティの先端部まで到達した発泡性原料の反応が充分に行われずに、成形後の発泡成形品につぶれが生じたりして、成形不良の問題が生じるおそれがある。
なお、成形型に形成した注入口から発泡性原料を注入し、この発泡性原料を成形型内で発泡流動させて発泡成形品を製造する方法としては、例えば、特許文献1に示されるものがある。この特許文献1においては、芯材を内部に配置してなる袋状表皮材を、型保持ハンガーに吊り下げ保持した状態で成形型内に配置し、上記袋状表皮材の内部に発泡性原料を注入して発泡成形を行うことにより、成形の際に樹脂漏れや芯材の位置ずれが発生することを防止している。しかしながら、特許文献1においても、袋状表皮材の内部において、発泡流動する発泡性原料が、芯材によって隔てられた隙間部分に到達するのに時間がかかり、上記成形不良の問題を生じるおそれがある。
特許第3169260号公報
本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたもので、つぶれや欠肉等の成形不良が生じない発泡成形品の製造方法及び製造装置を提供しようとするものである。
第1の発明は、開閉可能で閉じたときに成形キャビティを形成する成形型を用い、上記成形キャビティに発泡性原料を充填して発泡成形品を製造する方法において、
上記成形キャビティは、第1キャビティと、該第1キャビティに対して折れ曲り状に形成された第2キャビティと、上記第1キャビティと対向するよう上記第2キャビティから連続して形成された第3キャビティとを有しており、また、上記第1キャビティと上記第3キャビティとは、該第1キャビティから該第3キャビティへの上記発泡性原料の発泡流動を許容する短縮流路によって連通されており、
該短縮流路は、断面略円形状であると共に、当該短縮流路において内径が最も小さい狭小部を有しており、
該狭小部は、上記短縮流路が上記第1キャビティに開口する入口開口部と、上記短縮流路が上記第3キャビティに開口する出口開口部との間に形成されており、
上記入口開口部及び上記出口開口部からそれぞれ上記狭小部に向けて内径が徐々に小さくなっており、
上記発泡成形品を製造するにあたっては、上記成形型を開けた状態で、上記第1キャビティを形成する型面上に上記発泡性原料を注入する注入工程と、
上記成形型を閉じて、上記第1キャビティ内において上記発泡性原料を発泡流動させる第1発泡流動工程と、
上記発泡性原料を、上記第1キャビティから上記第2キャビティを経て上記第3キャビティに発泡流動させる一方、上記第1キャビティから上記短縮流路を経て上記第3キャビティに発泡流動させる第2発泡流動工程と、
上記第2キャビティを経て上記第3キャビティ内に流入した発泡性原料と、上記短縮流路を経て上記第3キャビティ内に流入した発泡性原料とを一体化させ、上記第1〜第3キャビティ内に充填された上記発泡性原料により上記発泡成形品を成形する発泡成形工程と、
上記成形型を開け、上記発泡成形品と上記成形型とを相対的に移動させることにより、上記短縮流路内に上記発泡成形品と一体に発泡成形された流路発泡体を、上記狭小部によって成形された薄肉部において分断し、該分断された流路発泡体を、上記発泡成形品と共に上記成形型から取り出す取出工程とを含むことを特徴とする発泡成形品の製造方法にある(請求項1)。
本発明の製造方法においては、上記第1〜第3キャビティ内に発泡成形される発泡成形品を製造するにあたって、第1キャビティから第3キャビティへの発泡性原料の発泡流動を、第2キャビティを経由して行うだけではなく、上記短縮流路も経由して行うようにしたことにより、発泡性原料の第3キャビティへの発泡流動性を改善している。
そのため、第3キャビティに充分な量の発泡性原料が供給されると共に、発泡性原料が第3キャビティへ発泡流動して充填される時間を短縮することができる。
また、第3キャビティ内では、第2キャビティを経て流入した発泡性原料と、短縮流路を経て流入した発泡性原料とが合流し一体化される。こうして、発泡性原料の良好な発泡を行わせて、第3キャビティ内を充填することができる。そして、第1〜第3キャビティ内に略均一に充填された発泡性原料を硬化させた後に、成形型を開け、成形された発泡成形品を取り出す。
それ故、本発明の製造方法によれば、つぶれや欠肉等の成形不良が生じない発泡成形品を成形することができる。
第2の発明は、開閉可能な成形型内に形成される成形キャビティに発泡性原料を充填して発泡成形品を製造する装置において、
上記成形キャビティは、第1キャビティと、該第1キャビティに対して折れ曲り状に形成された第2キャビティと、上記第1キャビティと対向するよう上記第2キャビティから連続して形成された第3キャビティとを有しており、
また、上記成形型は、上記第1キャビティと上記第3キャビティとを隔てる隔壁部を有しており、該隔壁部には、上記第1キャビティと上記第3キャビティとを連通させる短縮流路が形成されており、
該短縮流路は、断面略円形状であると共に、当該短縮流路において内径が最も小さい狭小部を有しており、
該狭小部は、上記短縮流路が上記第1キャビティに開口する入口開口部と、上記短縮流路が上記第3キャビティに開口する出口開口部との間に形成されており、
上記入口開口部及び上記出口開口部からそれぞれ上記狭小部に向けて内径が徐々に小さくなっていることを特徴とする発泡成形品の製造装置にある(請求項)。
本発明の製造装置は、上記隔壁部に上記短縮流路を有している。そして、上記発明と同様に、第1キャビティから第3キャビティへの発泡性原料の発泡流動を、第2キャビティを経由して行うだけではなく、短縮流路も経由して行う。そのため、第3キャビティに充分な量の発泡性原料が供給され、発泡性原料が第3キャビティに充填される時間を短縮することができる。
それ故、本発明の製造装置によれば、つぶれや欠肉等の成形不良が生じない発泡成形品を成形することができる。
上述した第1、第2の発明における好ましい実施の形態につき説明する。
上記第1、第2の発明において、上記第3キャビティは、上記第1キャビティの上方に形成することができる。そして、発泡性原料は、第2キャビティ内及び短縮流路内を上方に向けて発泡流動させることにより、第1キャビティから第3キャビティへ流入させることができる。
また、上記第1キャビティと上記第3キャビティとの間には、これらを隔てる隔壁部を配置し、上記第2キャビティは、上記隔壁部の端部の周辺に形成することができる。
また、上記成形型は、下型に対して上型を開閉可能にして構成することができ、下型と、上記隔壁部を配設してなる上型との2枚型構造により構成することができる。この場合には、成形後の発泡成形品は、上型を下型に対して開けたときに、上型に取り付いた状態で下型から離型し、その後、上型から取り外すことができる。
また、上記成形型は、下型、上記隔壁部を形成する中型及び上型との3枚型構造により構成することもできる。
ここで、上記つぶれとは、発泡性原料の発泡反応により発泡成形品の内部に形成された発泡セルの強度が、発泡性原料の硬化反応が充分に行われずに形成されたことにより所定値に達せず、成形後の原料樹脂成分の収縮や、発泡セルの内圧と大気圧との差等によりつぶれてしまう現象のことをいう。
上記欠肉とは、発泡性原料が成形キャビティの全体に到達せずに成形キャビティ内に未充填部分ができて、これにより、発泡成形品に生じる空洞や凹み部分のことをいう。
また、上記第1の発明において、上記第2発泡流動工程においては、上記第2キャビティを経て上記第3キャビティへ発泡流動する発泡性原料の流動先端部が、上記第3キャビティに向けて開口する上記短縮流路の出口開口部に到達する前に、上記短縮流路内を発泡流動する発泡性原料の流動先端部を上記出口開口部から上記第3キャビティに到達させることが好ましい(請求項2)。
この場合には、短縮流路内を発泡流動する発泡性原料が、上記出口開口部から第3キャビティ内に到達する際に、第2キャビティを経て第3キャビティ内に流入する発泡性原料によって邪魔されることがない。そのため、短縮流路から第3キャビティ内、特に第3キャビティ内の端部など発泡性原料の行き渡りにくい部分にも、円滑に発泡性原料を流入させることができ、上記成形不良の発生を一層効果的に防止することができる。
また、上記第2発泡流動工程においては、上記短縮流路を経て上記第3キャビティに流入する発泡性原料は、上記第2キャビティを経て上記第3キャビティに流入する発泡性原料よりも、硬化反応の進行度合が少ない状態で上記第3キャビティに到達することが好ましい(請求項3)。
この場合には、第2キャビティを経由して第3キャビティに発泡性原料を流入させる場合に比べて、第3キャビティ内に硬化反応の進行度合が少ない状態の発泡性原料が多く流入するため、発泡性原料の硬化反応を、より早い時期から第3キャビティ内で進行させることができる。そのため、良好な発泡が行われ、上記成形不良の発生を一層効果的に防止することができる。
また、上記取出工程においては、上記発泡成形品と上記成形型とを相対的に移動させることにより、上記短縮流路内に上記発泡成形品と一体に発泡成形された流路発泡体を分断する
これにより、成形後の発泡成形品と成形型とを相対的に移動させるだけで、上記流路発泡体が分断され、成形型から発泡成形品を容易に取り出すことができる。
また、上記短縮流路は、一般部と、該一般部よりも断面積が小さい狭小部とを有しており、上記取出工程においては、上記流路発泡体を、上記狭小部によって成形された薄肉部において分断し、該分断された流路発泡体を、上記発泡成形品と共に上記成形型から取り出す
これにより、成形後の発泡成形品と成形型とを相対的に移動させるだけで、上記流路発泡体を上記薄肉部において容易に分断することができる。そのため、分断された流路発泡体は、発泡成形品に繋がったまま、発泡成形品と共に取り出すことができ、流路発泡体が短縮流路内に残ってしまうことを防止することができる。
また、上記短縮流路は、断面略円形状であると共に、当該短縮流路が上記第1キャビティに開口する入口開口部と、当該短縮流路が上記第3キャビティに開口する出口開口部との間に、当該短縮流路において内径が最も小さい上記狭小部を有しており、かつ、上記入口開口部及び上記出口開口部からそれぞれ上記狭小部に向けて内径が徐々に小さくなっており、上記狭小部において上記薄肉部を成形する
これにより、成形後の発泡成形品を成形型から取り出す際に、短縮流路内に成形された流路発泡体は、上記薄肉部において2つに分断されて短くなり、上記入口開口部と出口開口部との両側から容易に抜き出すことができる。そのため、流路発泡体が短縮流路内に残ってしまうことを一層確実に防止することができる。
また、上記注入工程を行う前に、上記第1キャビティと上記第3キャビティとを隔てる隔壁部に、上記短縮流路に対応する位置に貫通孔を有し上記発泡成形品と一体となって該発泡成形品を補強する布状の補材を配置する補材配置工程を行うことが好ましい(請求項)。
この場合には、発泡成形品に上記補材が一体化し、発泡成形品の強度を向上させることができる。
また、上記第2の発明において、上記短縮流路は、一般部と、該一般部よりも断面積が小さい狭小部とを有している
これにより、成形後の発泡成形品を成形型から取り出す際に、短縮流路内に成形された流路発泡体を、上記狭小部によって成形された薄肉部において容易に分断することができる。
また、上記短縮流路は、断面略円形状であると共に、当該短縮流路が上記第1キャビティに開口する入口開口部と、当該短縮流路が上記第3キャビティに開口する出口開口部との間に、当該短縮流路において内径が最も小さい上記狭小部を有しており、かつ、上記入口開口部及び上記出口開口部からそれぞれ上記狭小部に向けて内径を徐々に小さくしてある
これにより、短縮流路を形成する加工が容易であり、成形後の発泡成形品を成形型から取り出す際に、短縮流路内に成形された流路発泡体は、上記薄肉部において2つに分断されて短くなり、上記入口開口部と出口開口部との両側から容易に抜き出すことができる。そのため、流路発泡体が短縮流路内に残ってしまうことを一層確実に防止することができる。
以下に、本発明の発泡成形品の製造方法及び製造装置にかかる実施例につき、図面と共に説明する。
本例において製造する発泡成形品8は、図1〜図3に示すごとく、車両のシートにおける背もたれ部に用いるクッション体8であり、シート本体部81と、このシート本体部81に対向配置されたシート対向部83とを連結してなるものである。また、シート対向部83は、シート本体部81に対して、一方側の端部835において一方側連結部82Aを介して連結されていると共に、左右両側の端部836において連結部82Bを介して連結されている。
また、図1に示すごとく、上記シート本体部81は、シートへの着座者の背中からの荷重を受けるセンター部811と、着座者の頭部からの荷重を受けるヘッドレスト部812と、センター部811の左右両側において着座者の姿勢を保持するための左右一対のサイド部813とを有している。また、図2に示すごとく、上記シート対向部83は、ヘッドレスト部812の裏側(後側)及びセンター部811の一部の裏側(後側)に位置するヘッドレスト対向部831と、各サイド部813の裏側(後側)にそれぞれ位置するサイド対向部832とを有している。
また、図2、図3に示すごとく、ヘッドレスト対向部831は、ヘッドレスト部812、一方側連結部82A及び左右側連結部82Bの一部と共に、袋形状を形成しており、サイド対向部832は、左右側連結部82Bの残部を介してサイド部813に対して折り返された折返し形状を有している。また、上記ヘッドレスト対向部831による袋形状の内部に形成された空間833、及び上記サイド対向部832による折返し形状の内側に形成された空間834は、クッション体8を車両に組み付けるためのシートフレーム(図示略)を挿入配置するために使用される。
また、クッション体8は、その裏面側に、クッション体8に一体的に接合されて、クッション体8を補強する布状の補材85を有している。この補材85としては、例えばフェルト等の不織布が好適である。
また、クッション体8の内部には、ブロック状や板状のウレタンチップからなる補材を配置することもできる。
本例において用いる成形型2は、図4〜図9に示すごとく、下型3とこれに対して開閉可能な上型5とを有して構成されており、下型3と上型5との間に発泡成形品8を発泡成形するための成形キャビティ20を形成してなる。
図4、図5に示すごとく、本例の成形型2は、下型3、中型4及び上型5を有してなる3枚型構造を有している。そして、本例の隔壁部42は、下型3及び上型5に対して回動可能に配設された中型4に形成されている。また、図6に示すごとく、本例の成形型2には、隔壁部42によってアンダーカット形状の成形キャビティ20が形成されている。
また、本例の発泡成形品8の製造装置1は、上記成形型2の成形キャビティ20内に発泡性原料80を注入するための注入ノズル29、この注入ノズル29に発泡性原料80を供給する注入ヘッド(図示略)及び供給ポンプ(図示略)、並びに発泡性原料80を貯留する貯留タンク(図示略)等と共に用いられる。
また、図4〜図9に示すごとく、成形キャビティ20は、上記シート本体部81を成形するための第1キャビティ21と、この第1キャビティ21の上方に対向形成され、上記シート対向部83を成形するための第3キャビティ23と、第1キャビティ21及び第3キャビティ23を連通し、上記連結部82を成形するための第2キャビティ22とからなる。
また、本例の第2キャビティ22は、第3キャビティ23の一方側の端部235において、第1キャビティ21と第3キャビティ23とを連通する一方側第2キャビティ22Aと(図7参照)、第3キャビティ23の左右両側の端部236(一方側の端部235に略直交する方向における一対の端部236)において、第1キャビティ21と第3キャビティ23とを連通する左右側第2キャビティ22Bとからなる(図8参照)。
また、図6に示すごとく、第1キャビティ21は、下型3の成形面31と中型4の下側成形面41Aとの間に形成され、第3キャビティ23は、中型4の上側成形面41Bと上型5の成形面51との間に形成される。また、第2キャビティ22は、隔壁部42の端部421と下型3の成形面31における側面部との間に、第1キャビティ21と第3キャビティ23とを連通するようにして形成される。
また、図9に示すごとく、第1キャビティ21は、上記センター部811及びヘッドレスト部812を成形するためのセンターキャビティ211と、上記サイド部813を成形するためのサイドキャビティ212とを有している。
また、図7〜図9に示すごとく、第3キャビティ23は、上記ヘッドレスト対向部831を成形するためのセンター上方キャビティ231と、上記サイド対向部832を成形するためのサイド上方キャビティ232とを有している。
また、図4、図9に示すごとく、センターキャビティ211と各サイドキャビティ212とは、成形型2の前後方向に沿って形成された2つの第1凸部32Aによってそれぞれ区切られている。そして、センターキャビティ211と各サイドキャビティ212とは、下型3に対して中型4を閉じたときに、中型4の下側成形面41Aと第1凸部32Aの上端面との間に形成される仕切開口部33Aによって連通される。
また、図4、図6に示すごとく、センターキャビティ211は、成形型2の左右方向に沿って形成された2つの第2凸部32Bによって、3つの型面211A〜Cに区切られている。そして、この3つの型面211A〜Cは、下型3に対して中型4を閉じたときには、中型4の下側成形面41Aと第2凸部32Bの上端面との間に形成される仕切開口部33Bによって連通される。
なお、成形型2の上下方向とは重力方向のことをいい、成形型2の前後方向とは、成形キャビティ20に成形するクッション体8を、シートの背もたれ部に取り付けたときの上下方向に対応する方向をいい、センターキャビティ211及び一対のサイドキャビティ212が略平行に形成された方向のことをいう。また、成形型2の左右方向とは、成形キャビティ20に成形するクッション体8を、シートの背もたれ部に取り付けたときの左右方向に対応する方向をいい、センターキャビティ211に対してサイドキャビティ212が隣接形成された方向のことをいう。
また、図4、図6、図8に示すごとく、第1キャビティ21と第3キャビティ23との間には、これらを隔てる隔壁部42が配置されており、この隔壁部42には、第1キャビティ21と第3キャビティ23とを連通し、第1キャビティ21から第3キャビティ23への発泡性原料(発泡性樹脂原料)80の発泡流動を許容する短縮流路24が形成されている。
図6、図13に示すごとく、本例の短縮流路24は、短縮流路24内に成形される流路発泡体84の分断を容易にし、分断後の流路発泡体84の取出を容易にするために、一般部241と、この一般部241よりも断面積が小さい狭小部242とを有している。
より具体的には、図13に示すごとく、短縮流路24は、断面略円形状を有しており、狭小部242は、短縮流路24が第1キャビティ21に開口する入口開口部245と、短縮流路24が第3キャビティ23に開口する出口開口部246との間に、内径を最も小さくした部分として形成されている。そして、短縮流路24は、入口開口部245及び出口開口部246からそれぞれ狭小部242に向けて内径が徐々に小さくなるように漏斗状に形成されている。
また、狭小部242の内径は、φ2〜20mmであることが好ましい。狭小部242の内径がφ2mmよりも小さいと、発泡性原料80が短縮流路24を通過するときの流動抵抗が大きくなり、第3キャビティ23に充分な量の発泡性原料80を供給できないおそれがある。一方、狭小部242の内径がφ20mmよりも大きいと、流路発泡体の取出時に破断しにくくなる。
また、図6に示すごとく、短縮流路24は、上記隔壁部42において複数形成されており、本例では、成形型2の前後方向に沿って2箇所に形成されている。
なお、参考例として、上記短縮流路24は、図14に示すごとく、短縮流路24における入口開口部245と、短縮流路24における出口開口部246とのいずれか一方から他方に向けて内径が徐々に小さくなるように漏斗状に形成することもできる。この場合には、上記狭小部242は、短縮流路24において内径が最も小さい入口開口部245又は出口開口部246に形成することができる。
また、短縮流路24は、必ずしも流路中心に向けて形成されている必要はなく、例えば、図15に示すごとく、流路中心に対して偏心して形成されていてもよい。
次に、上記成形型2を備えた発泡成形品8の製造装置1(以下、発泡成形品製造装置1という。)を用いて、発泡成形品8を製造する方法につき詳説する。
発泡成形品8を製造するにあたっては、まず、図5に示すごとく、補材配置工程として、下型3に対して中型4及び上型5を開けた状態において、中型4における隔壁部42に、短縮流路24に対応する位置に貫通孔851を有する補材85を配置する。このとき、補材85は、その袋状部分852を隔壁部42に被せるようにして配置し、袋状部分852とは反対側に位置するシート状部分853をピン等の掛止部材854によって中型4に固定する。
ここで、貫通孔851は、短縮流路24の各開口部245、246における発泡性原料80の流動を妨げないためには、短縮流路24の各開口部245、246以上の内径を有していることが好ましい。
そして、図5に示すごとく、注入工程として、中型4及び上型5を開けた状態で、第1キャビティ21内に発泡性原料80を注入する。このとき、本例においては、センターキャビティ211における3つの型面211A〜Cにそれぞれ発泡性原料80を注入する。この発泡性原料80は、ポリオール系原料とイソシアネート系原料との混合物に、発泡剤(本例では水)及び硬化反応促進用の触媒(本例では主にアミン系の触媒)等を添加して、ウレタン発泡体を作るものである。
次いで、図6に示すごとく、第1発泡流動工程として、下型3に対して中型4及び上型5を閉じ、第1キャビティ21内において発泡性原料80を発泡流動させる。
このとき、図7〜図9に示すごとく、第2発泡流動工程として、第1キャビティ21内を発泡流動する発泡性原料80は、発泡に伴い上方に向けて体積膨張し、短縮流路24を経て第3キャビティ23内に発泡流動する。また、第1キャビティ21内を発泡流動する発泡性原料80は、第2キャビティ22も経由して第3キャビティ23内に発泡流動する。
本例では、図7、図8に示すごとく、第1キャビティ21内を発泡流動する発泡性原料80は、第2キャビティ22内に発泡流動する前に、短縮流路24内に発泡流動する。そして、第2キャビティ22を経て第3キャビティ23へ発泡流動する発泡性原料80の流動先端部801が、短縮流路24における出口開口部246に到達する前に、短縮流路24内を発泡流動する発泡性原料80の流動先端部802が出口開口部246から第3キャビティ23内に到達する。そして、第3キャビティ23の多くは、短縮流路24から流入した発泡性原料80により発泡充填される。
このように、本例では、第1キャビティ21から第3キャビティ23への発泡性原料80の発泡流動は、第2キャビティ22を経由して行うだけではなく、短縮流路24も経由して行う。そのため、第3キャビティ23に充分な量の発泡性原料80が供給されると共に、発泡性原料80が第3キャビティ23へ向けて発泡流動してから、第3キャビティ23の全体に充填されるまでの時間を短縮することができる。
また、本例では、発泡性原料80の流動先端部801が第2キャビティ22から第3キャビティ23内に流入する前に、発泡性原料80の流動先端部802が短縮流路24から第3キャビティ23内に流入する。そのため、短縮流路24を経て第3キャビティ23に流入する発泡性原料80の多くは、第2キャビティ22を経て第3キャビティ23に流入する発泡性原料80よりも、硬化反応の進行度合が少ない状態、すなわち硬化反応の早い段階で第3キャビティ23に到達して良好な発泡が行われる。
すなわち、上記発泡性原料80の反応は発泡反応と硬化反応とが並行して進行するが、まず発泡反応が主として進行し、この発泡反応を追いかけるようにして硬化反応が進行する。そこで、本例では、第1キャビティ21内に注入した発泡性原料80の発泡反応が主として進行している間に、発泡性原料80を短縮流路24から第3キャビティ23内に短時間で流入することにより、発泡性原料80を短時間で成形キャビティ20の全体に行き渡らせることができる。そして、成形キャビティ20の全体において、より均一に発泡反応及び硬化反応を行うことができる。
次いで、図10、図11に示すごとく、発泡成形工程として、第2キャビティ22を経て第3キャビティ23内に流入した発泡性原料80と、短縮流路24を経て第3キャビティ23内に流入した発泡性原料80とを一体化させる。
本例では、第3キャビティ23の中央部230付近及び他方側の端部237付近は、短縮流路24から流入した発泡性原料80によって充填される。また、第3キャビティ23の一方側の端部235付近及び左右両側の端部236付近は、第2キャビティ22から流入した発泡性原料80によって充填される。
そして、第3キャビティ23の一方側の端部235付近及び左右両側の端部236付近において、第2キャビティ22を経て流入した発泡性原料80の流動先端部801と、短縮流路24を経て流入した発泡性原料80の流動先端部802とが接合される(図10、図11における点線L1、L2参照)。
このようにして、発泡性原料80が、第1〜第3キャビティ21〜23(成形キャビティ20)の全体に迅速に充填され、第3キャビティ23においては、第2キャビティ22を経て流入した発泡性原料80と、短縮流路24を経て流入した発泡性原料80とが一体化される。
そして、第1キャビティ21内には、上記クッション体8のシート本体部81が成形され、第2キャビティ22内には、クッション体8の連結部82が成形され、第3キャビティ23には、クッション体8のシート対向部83が成形される。また、シート本体部81、連結部82及びシート対向部83は、同一の発泡性原料80の発泡体により成形され、クッション体8は、上記補材85と一体的に結合される。また、上記短縮流路24内には、流路発泡体84が成形され、この流路発泡体84には、短縮流路24の狭小部242に対応して薄肉部842が形成される。
次いで、図12に示すごとく、取出工程として、下型3に対して中型4を開け、また中型4に対して上型5を開ける。このとき、発泡成形品8は、中型4の隔壁部42に被さった状態で下型3及び上型5から離型される。
そして、成形後の発泡成形品8を、中型4における隔壁部42に対して、中型4におけるヒンジ部(開閉支点部)43の形成側とは反対側に位置する隔壁部42の先端部に向けて移動させ、中型4から取り外す。このとき、短縮流路24内に発泡成形品8と一体に発泡成形された流路発泡体84は、その薄肉部842において分断(破断)される。
そして、この分断された流路発泡体84は、発泡成形品8に繋がったままの状態で、発泡成形品8を中型4の隔壁部42から取り外すと同時に短縮流路24内から抜き出される。これにより、流路発泡体84が短縮流路24内に残ってしまうことを防止することができる。
それ故、本例の発泡成形品製造装置1及びこれを用いた製造方法によれば、発泡性原料80の発泡流動に要する時間が部位によって偏るのを防止して、成形キャビティ20の全体に均一に発泡性原料80を充填することにより、つぶれや欠肉等の成形不良が生じない発泡成形品8を成形することができる。
実施例における、正面側から見た状態の発泡成形品を示す正面図。 実施例における、裏面側から見た状態の発泡成形品を示す裏面図。 実施例における、発泡成形品を示す図で、図2におけるA−A線矢視断面図。 実施例における、下型及び中型に対して上型を開けた状態の成形型を、上方から見た状態で示す断面説明図。 実施例における、下型に対して中型及び上型を開け、第1キャビティ内に発泡性原料を注入した状態の成形型を示す図で、図4におけるA−A線矢視相当の断面図。 実施例における、下型に対して中型及び上型を閉じ、第1キャビティ内で発泡性原料を発泡流動させる状態の成形型を示す図で、図4におけるA−A線矢視相当の断面図。 実施例における、発泡性原料を短縮流路及び第2キャビティを経て第3キャビティへ発泡流動させる状態の成形型を示す図で、図4におけるA−A線矢視相当の断面図。 実施例における、発泡性原料を短縮流路及び第2キャビティを経て第3キャビティへ発泡流動させる状態の成形型を示す図で、図4におけるB−B線矢視相当の断面図。 実施例における、発泡性原料を第2キャビティを経て第3キャビティへ発泡流動させる状態の成形型を示す図で、図4におけるC−C線矢視相当の断面図。 実施例における、成形キャビティ内に発泡成形品を成形した状態の成形型を示す図で、図4におけるA−A線矢視相当の断面図。 実施例における、成形キャビティ内に発泡成形品を成形した状態の成形型を示す図で、図4におけるB−B線矢視相当の断面図。 実施例における、下型に対して中型及び上型を開け、中型から成形後の発泡成形品を取り出す状態の成形型を示す図で、図4におけるA−A線矢視相当の断面図。 実施例における、短縮流路を拡大して示す断面図。 参考例における、他の短縮流路を拡大して示す断面図。 参考例における、他の短縮流路を拡大して示す断面図。
符号の説明
1 製造装置
2 成形型
20 成形キャビティ
21 第1キャビティ
22 第2キャビティ
23 第3キャビティ
24 短縮流路
241 一般部
242 狭小部
245 入口開口部
246 出口開口部
3 下型
4 中型
42 隔壁部
5 上型
8 発泡成形品(クッション体)
80 発泡性原料
81 シート本体部
82 連結部
83 シート対向部
84 流路発泡体
842 薄肉部
85 補材
851 貫通孔

Claims (5)

  1. 開閉可能で閉じたときに成形キャビティを形成する成形型を用い、上記成形キャビティに発泡性原料を充填して発泡成形品を製造する方法において、
    上記成形キャビティは、第1キャビティと、該第1キャビティに対して折れ曲り状に形成された第2キャビティと、上記第1キャビティと対向するよう上記第2キャビティから連続して形成された第3キャビティとを有しており、また、上記第1キャビティと上記第3キャビティとは、該第1キャビティから該第3キャビティへの上記発泡性原料の発泡流動を許容する短縮流路によって連通されており、
    該短縮流路は、断面略円形状であると共に、当該短縮流路において内径が最も小さい狭小部を有しており、
    該狭小部は、上記短縮流路が上記第1キャビティに開口する入口開口部と、上記短縮流路が上記第3キャビティに開口する出口開口部との間に形成されており、
    上記入口開口部及び上記出口開口部からそれぞれ上記狭小部に向けて内径が徐々に小さくなっており、
    上記発泡成形品を製造するにあたっては、上記成形型を開けた状態で、上記第1キャビティを形成する型面上に上記発泡性原料を注入する注入工程と、
    上記成形型を閉じて、上記第1キャビティ内において上記発泡性原料を発泡流動させる第1発泡流動工程と、
    上記発泡性原料を、上記第1キャビティから上記第2キャビティを経て上記第3キャビティに発泡流動させる一方、上記第1キャビティから上記短縮流路を経て上記第3キャビティに発泡流動させる第2発泡流動工程と、
    上記第2キャビティを経て上記第3キャビティ内に流入した発泡性原料と、上記短縮流路を経て上記第3キャビティ内に流入した発泡性原料とを一体化させ、上記第1〜第3キャビティ内に充填された上記発泡性原料により上記発泡成形品を成形する発泡成形工程と、
    上記成形型を開け、上記発泡成形品と上記成形型とを相対的に移動させることにより、上記短縮流路内に上記発泡成形品と一体に発泡成形された流路発泡体を、上記狭小部によって成形された薄肉部において分断し、該分断された流路発泡体を、上記発泡成形品と共に上記成形型から取り出す取出工程とを含むことを特徴とする発泡成形品の製造方法。
  2. 請求項1において、上記第2発泡流動工程においては、上記第2キャビティを経て上記第3キャビティへ発泡流動する発泡性原料の流動先端部が、上記第3キャビティに向けて開口する上記短縮流路の出口開口部に到達する前に、上記短縮流路内を発泡流動する発泡性原料の流動先端部を上記出口開口部から上記第3キャビティに到達させることを特徴とする発泡成形品の製造方法。
  3. 請求項1又は2において、上記第2発泡流動工程においては、上記短縮流路を経て上記第3キャビティに流入する発泡性原料は、上記第2キャビティを経て上記第3キャビティに流入する発泡性原料よりも、硬化反応の進行度合が少ない状態で上記第3キャビティに到達することを特徴とする発泡成形品の製造方法。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項において、上記注入工程を行う前に、上記第1キャビティと上記第3キャビティとを隔てる隔壁部に、上記短縮流路に対応する位置に貫通孔を有し上記発泡成形品と一体となって該発泡成形品を補強する補材を配置する補材配置工程を行うことを特徴とする発泡成形品の製造方法。
  5. 開閉可能な成形型内に形成される成形キャビティに発泡性原料を充填して発泡成形品を製造する装置において、
    上記成形キャビティは、第1キャビティと、該第1キャビティに対して折れ曲り状に形成された第2キャビティと、上記第1キャビティと対向するよう上記第2キャビティから連続して形成された第3キャビティとを有しており、
    また、上記成形型は、上記第1キャビティと上記第3キャビティとを隔てる隔壁部を有しており、該隔壁部には、上記第1キャビティと上記第3キャビティとを連通させる短縮流路が形成されており、
    該短縮流路は、断面略円形状であると共に、当該短縮流路において内径が最も小さい狭小部を有しており、
    該狭小部は、上記短縮流路が上記第1キャビティに開口する入口開口部と、上記短縮流路が上記第3キャビティに開口する出口開口部との間に形成されており、
    上記入口開口部及び上記出口開口部からそれぞれ上記狭小部に向けて内径が徐々に小さくなっていることを特徴とする発泡成形品の製造装置。
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