JP4216397B2 - 前立腺マッサージ器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は非病原菌性前立腺炎症の治療を行う器具である。
【0002】
【従来の技術】
従来この種類の器具はないが、痔の治療器として米国特許4,583,542号があるが、頭部と袴部のくびれは頭部に縁部を形成し、器具を肛門内で一定の位置に固定する目的であり、括約筋の収縮弛緩により、器具を上下に移動できる構造にはなっていない。また、米国特許5797950号及び同5861000号は本件特許申請人高島二郎の発明による特許である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来前立腺マッサージは秘尿科医が指により行い前立腺液を排出していたが、通院の必要があり不便であった。本発明は患者自身が括約筋の収縮弛緩を利用して安全かつ容易に前立腺マッサージが行えると同時に会陰に圧力を加え指圧効果を得ることが出来るようにした。
【0004】
【課題を解決するための手段】
直腸内に挿入可能な大きさの楕円体状の頭部とその下端に取り付けられた袴部及び脚部をもって構成されている。 頭部は下方向に先細りのテーパーになっており袴部は下開きのテーパーになっている。脚部は会陰部に接触するように前方へ曲げられている。頭部は袴部及び脚部の作用で括約筋腔内に誘導的に保持されるよう設定されており、括約筋が収縮すると頭部は前立腺方向へ押し上げられ、脚部は会陰部を押し上げるようにした。 また袴部を付けることにより、括約筋が収縮すると頭部は上方へ移動する力を受け、袴部は下方へ移動する力を受けるので双方のテーパー角度に差を付けることにより直腸内における頭部の移動距離及び脚部が会陰部に与える圧力を設定することが出来るようにした。
【0005】
【発明の実施の形態】
第1図は本特許の側面図である。楕円体状の頭部1は10cm位の長さであり、先端は丸みを帯び途中から下方に向けて45度以下の下細りテーパーになっており、括約筋が収縮した場合その作用で上方に移動できる角度に設定されている。このテーパー部分3の長さは括約筋動作部の深さより長く、3−6cm位であり、括約筋の収縮から受ける側圧を無駄なく利用できるようにしてある。 頭部は前方側面2で前立腺を刺激する。 頭部1の下端4には脚部6が接続されている。脚部は前方へLあるいはU型に曲げられており、会陰部に接触して頭部のテーパー部分を括約筋の動作部分内に遊動的に保持する役目を持っている。そのために脚部が会陰部と接触する部分の頭部軸から水平方向への位置は頭部下端より12cm以内であり、垂直方向の位置は頭部下部から括約筋動作部の厚みの半分の長さまで下がった点からの水平面より高くしてある。
第2図は本特許の側面図である。楕円体状の頭部1は10cm位の長さであり、先端は丸みを帯び途中から下方に向けて45度以下の下細りテーパーになっており、括約筋が収縮した場合その作用で上方に移動できる角度に設定されている。このテーパー部分3の長さは括約筋動作部の深さより長く、3−6cm位であり、括約筋の収縮から受ける側圧を無駄なく利用できるようにしてある。頭部1の下端には下開きのテーパー面23を持つ袴部21が接続されており、頭部テーパー部分を括約筋動作部内に遊動的に保持する働きをしている。 袴部が括約筋から受ける下開きテーパー側面23の長さは括約筋動作部の深さの2/3位(約2−4cm)であり、袴部のテーパー勾配は頭部のテーバー勾配より小さく(約2/3程度)してある。括約筋が収縮すると頭部は上方へ、袴部は下方への力を受けるが頭部と袴部の接続部分4が括約筋の上限まで2/3位の位置でバランスがとれるように双方のテーパー角度を設計してあり、括約筋が弛緩した場合は直腸圧及び袴部が内肛門括約筋の側圧で押し出される作用で頭部と袴部の中間くびれ部分が肛門入り口まで直ちに押し戻されるようにくびれ部分の直径を1cm以下に押さえ、その部分近辺が受ける括約筋からの側圧の影響を無視できる程度にしてある。袴部の下端にはLあるいはU型の脚部が接続されていて頭部の前立腺を刺激する前方側面方向に曲げられており、脚部が会陰と接触する位置、すなはち頭部軸から水平方向へ12cm以内の脚部の頭部に対する垂直方向の最後部の位置は袴部下端からの水平面より高くしてある。
第3図は側面図であり、袴部21は進入を制限するため円盤状又は棒状の物体31に接続されており、会陰部に圧力が集中しないようにしてある。
第4図は側面図である。楕円体状の頭部は10cm位の長さであり、先端は丸みを持たせてある。途中から下方に向けて45度以下の下細りテーパーになっているテーパーが始まる直前に環状の縁41を持たせてある。この環状の縁の直径は内肛門括約筋で保持できる大きさ以上である。この縁を設けることにより外肛門括約筋が弛緩状態にあるときも頭部は内肛門括約筋の作用で直腸内に保持でき、外括約筋が収縮した場合の頭部の移動距離は縁部41から頭部下端4迄の長さとほぼ等しくなるので頭部の移動距離を確実に設定する事が可能となる。
【0006】
【実施例】
頭部を直腸内に挿入し括約筋を収縮弛緩することにより先細りの頭部下部及び下開きの袴部が括約筋から受ける作用で頭部は直腸内で上下運動を繰り返し前立腺及び会陰部に刺激を与える。
【0007】
【発明の効果】
本発明品を使用することにより自分自身で渋滞した前立腺液を排出出来るとともに血行を促し前立腺の健康を増進することを目的とした器具である。また同時に括約筋の収縮弛緩を繰り返すことにより括約筋を鍛錬し、血行の循環を促すので括約筋、秘尿、生殖器官の全般的な調子向上を促す。
【図面の簡単な説明】
【図1】側面図
【図2】側面図
【図3】側面図
【図4】側面図
【符号の説明】
1 頭部 3 テーパー側面 4 頭部下端 6 脚部
41 縁部 21 袴部 23 袴部テーパー面 31 ベース
Claims (15)
- 丸みをおびた上端と下端に向かって先細りのテーパ形状をもつ下部とを有し当該上端から直腸に挿入される頭部と、
前記頭部の下部から末広がりに延びて下開きテーパ形状をなし、下部との間にくびれ部分を形成して且つその最大径が前記頭部の最大径よりも小さな袴部と、を備える前立腺マッサージ器。 - 請求項1に記載の前立腺マッサージ器において、
前記袴部の下端から延びる脚部をさらに備える前立腺マッサージ器。 - 請求項1又は2に記載の前立腺マッサージ器において、
前記頭部の最大径は前記袴部の最大径よりも大きいことを特徴とする前立腺マッサージ器。 - 請求項1〜3のいずれかに記載の前立腺マッサージ器において、
前記くびれ部分の直径は1cm以下であることを特徴とする前立腺マッサージ器。 - 請求項1〜4のいずれかに記載の前立腺マッサージ器において、
前記先細りのテーパ形状の長さが、前記下開きテーパ形状の長さより長いことを特徴とする前立腺マッサージ器。 - 請求項1〜5のいずれか記載の前立腺マッサージ器において、
前記くびれ部の逆側の前記袴部に端に、前記頭部の進入を制限するための円盤状又は棒状の移動制限部を含むことを特徴とする前立腺マッサージ器。 - 請求項2に記載の前立腺マッサージ器において、
前記脚部はL字型又はU字型に湾曲し、当該脚部の一部において会陰部へ接触する部分を形成することを特徴とする前立腺マッサージ器。 - 請求項2に記載の前立腺マッサージ器において、
前記脚部の会陰部へ接触する部分は、前記下部の下端よりも高い位置にあることを特徴とする前立腺マッサージ器。 - 請求項7又は8に記載の前立腺マッサージ器において、
前記脚部の会陰部へ接触する部分は、前記頭部の上端から下端に向かう軸から水平方向に12cm以内であることを特徴とする前立腺マッサージ器。 - 請求項1に記載の前立腺マッサージ器において、
前記袴部の下開きテーパ形状のテーパ角度は、前記下部の下端に向かうテーパ形状のテーパ角度よりも小さいことを特徴とする前立腺マッサージ器。 - 請求項1〜10のいずれかに記載の前立腺マッサージ器において、
前記下部の下端に向かうテーパ形状のテーパ角度は45°以下であることを特徴とする前立腺マッサージ器。 - 請求項1〜11のいずれかに記載の前立腺マッサージ器において、
前記テーパ形状をなす下部の長さは3〜6cmであることを特徴とする前立腺マッサージ器。 - 請求項1〜12のいずれかに記載の前立腺マッサージ器において、
前記頭部の下部から上端側に、環状の縁を備えることを特徴とする前立腺マッサージ器。 - 請求項13に記載の前立腺マッサージ器において、
前記環状の縁の直径は、内肛門括約筋で保持されるほどの大きさ以上であることを特徴とする前立腺マッサージ器具。 - 丸みをおびた上端を有し、当該上端から直腸に挿入される頭部を含み、
前記頭部の下部において、括約筋の収縮による力を受け、前記頭部が直腸内に入るように作用するテーパ状の力受け部と、当該力受け部の作用を低減する逆テーパ状の袴部とを備える前立腺マッサージ器。
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