JP4213841B2

JP4213841B2 - Temporary bearing construction method

Info

Publication number: JP4213841B2
Application number: JP2000081314A
Authority: JP
Inventors: 克之坂下; 宗典利波; 良弘田中
Original assignee: Taisei Corp
Current assignee: Taisei Corp
Priority date: 2000-03-23
Filing date: 2000-03-23
Publication date: 2009-01-21
Anticipated expiration: 2020-03-23
Also published as: JP2001262515A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、橋梁の架設工事において、橋脚上の主桁を一時的に支承する仮支承を施工する方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】
橋梁においては、図１に示すように、上部構造である主桁１からの反力を下部構造である橋脚２（橋台を含む）に伝達すると共に、荷重による応力，温度変化，クリープなどによる下部構造の回転や伸縮を円滑に行うために、主桁１と橋脚２との間隙Ｓに支承が設置される。この支承には、橋梁の完成後にも存置され、荷重の伝達機能の他に回転機能や伸縮機能を持つ本支承３と、橋梁の架設工事の際に一時的に設置されて完成後には撤去され、架設工事の際の荷重の伝達機能を持つ仮支承１０とがあり、それぞれ橋脚２上に適宜の数だけ設置される。
【０００３】
ここで、本支承３としては、鋼製支承やゴム支承などが用いられており、近年においては特にゴム支承が多用される傾向にある。また、仮支承１０としては、コンクリートブロックや鋼製ブロックあるいは油圧ジャッキなどが用いられている。この仮支承１０は、最終的には撤去されるものであるため、撤去する作業が容易であり、低コストであるものが望まれる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記の仮支承には、以下のような問題があった。
（１）本支承３としてゴム支承を用いた場合には、鋼製支承を用いる場合と比べて、主桁１と橋脚２との間隙Ｓ、即ち仮支承１０が設置される空間が極端に狭くなるため、仮支承１０としてコンクリートブロックを用いた場合には、撤去の際にコンクリートブロックをはつり取る作業が困難であった。
（２）仮支承として用いられるコンクリートブロックや鋼製ブロックあるいは油圧ジャッキは、比較的高コストでありコスト面で問題があったが、他に適当な代替案がなかったため放置されてきた。
【０００５】
そこで、本発明は、橋梁の架設工事において、主桁と橋脚との間隙が狭くても撤去作業が容易であり、しかも低コストで工費の削減に寄与するような、仮支承の施工方法を提供することを課題とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記課題を解決すべく構成されるものであり、その請求項１に係る発明は（例えば図５参照）、『橋梁の架設工事において、橋脚上の主桁を一時的に支承する仮支承を施工する方法であって、以下の第一工程乃至第六工程を含むことを特徴とする、仮支承の施工方法。（１）底板１１と、側板１２と、該側板で囲まれる領域よりもわずかに小さい面積を有する落とし蓋１３と、それらで囲まれる内部に詰められた砂１４と、からなる前記仮支承１０を、前記橋脚２上に設置する第一工程。（２）前記主桁１の施工に伴い、該主桁と前記橋脚とをＰＣ鋼材を緊張させて仮固定した後、該主桁と前記落とし蓋との間にスペーサを設置して、該主桁の荷重を前記仮支承に載荷する第二工程。（３）前記主桁の完成に伴い、前記ＰＣ鋼材を解放すると共に、前記側板を貫通し、前記仮支承の内部にある前記砂に向けてウォータージェット６を噴射して、該砂をかき出す第三工程。（４）前記側板を、前記橋脚上から撤去する第四工程。（５）前記橋脚上に露出する前記砂に向けてウォータージェットを噴射して、該砂を除去すると共に、前記落とし蓋及び前記スペーサを徐々に降下して、前記主桁の荷重を前記仮支承から除荷する第五工程。（６）前記底板，前記落とし蓋及び前記スペーサを、前記橋脚上から撤去する第六工程。』である。
【０００７】
これによれば、底板１１と側板１２と落とし蓋１３と砂１４とからなる簡易な構成の仮支承１０を用いるので、従来用いられていたコンクリートブロックや鋼製ブロックあるいは油圧ジャッキと比べて低コストである。また、側板１２を撤去し、次にウォータージェット６を用いて砂１４を除去し、最後に底板１１，落とし蓋１３及びスペーサ４を撤去するので、従来行われていたコンクリートブロックをはつり取る作業と比べて撤去作業が容易である。
【０００８】
また、その請求項２に係る発明は（例えば図２（ｂ）参照）、『前記側板１２に、開放可能な貫通孔１２ａが予め穿設されていることを特徴とする、請求項１に記載の仮支承の施工方法。』である。
【０００９】
これによれば、ボルト１２ｂを取り外して貫通孔１２ａを開放することにより、前記の第三工程において、側板１２を貫通してウォータージェット６を噴射することができるので、仮支承１０の内部にある砂１４を容易にかき出すことができ、側板１２に作用する側圧を容易に抜くことができる。
【００１０】
なお、請求項１又は請求項２に記載の仮支承の施工方法において、前記側板１２は、請求項３に係る発明（第一例：例えば図３（ａ）参照）のように、前記底板の上面にその一辺が固定される山形鋼である側板２２でも良く、請求項４に係る発明（第二例：例えば図３（ｂ）（ｃ）参照）のように、前記底板の上面に立設される立設板３２ａと、該底板の上面に固定されて該立設板の下端に当接する下端当接板３２ｂと、対向する該立設板同士を連結する連結部材３２ｃと、が組み合わされてなる側板３２でも良く、請求項５に係る発明（第三例：例えば図４（ａ）参照）のように、前記底板の上面にその下端が溶接されてなる側板４２でも良く、請求項６に係る発明（第四例：例えば図４（ｂ）参照）のように、円形の枠状を呈する側板５２でも良い。
【００１１】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る仮支承の施工方法における好適な実施の形態に関し、図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、説明の便宜上、まず仮支承の構成について説明し、次に仮支承の施工方法について説明する。
【００１２】
１．仮支承の構成
本発明で用いられる仮支承１０は、図１に示すように、橋梁の架設工事において、本支承３に載置された橋脚２上の主桁１を一時的に支承するものであり、ここでは橋脚２上で本支承３の両側に合計四個が設置され、最終的には撤去されるものである。なお、仮支承１０は、橋脚２上に設置されるものには限られず、図示しない橋台上に設置されるものでも良い。
【００１３】
この仮支承１０は、図２（ａ）に示すように、底板１１と側板１２と落とし蓋１３と砂１４とからなり、ここでは薄型の四角形の箱状を呈するサンドボックス仮支承である。以下、各構成要素について説明する。
【００１４】
底板１１は、図２（ａ）に示すように、仮支承１０の底部を構成する部材であり、鋼板により形成される四角形の板材である。なお、側板１２を橋脚の上面２ａにアンカーボルトなどによって直接固定する場合には、橋脚の上面２ａが底板１１としての役割を担うため、独立した板材としての底板１１は省略される。
【００１５】
側板１２は、図２（ａ）に示すように、仮支承１０の側部を構成する部材であり、鋼板により形成される四角形の板材が、底板１１の周縁に沿って垂直に立設され、四枚組み合わされて矩形の枠状を呈する。この側板１２は、本支承３に載置された主桁１の荷重が伝達される砂１４の圧力（以下「側圧」という。）を負担するものである。
【００１６】
この側板１２には、図２（ｂ）に示すように、適宜の位置に適宜の数だけ、開放可能な貫通孔１２ａが予め穿設されているのが好ましい。この貫通孔１２ａはボルト１２ｂが挿入されて閉塞されており、このボルト１２ｂを取り外して貫通孔１２ａを開放することにより、後述する第三工程において、側板１２を貫通してウォータージェット６を噴射することができるので、仮支承１０の内部にある砂１４を容易にかき出すことができ、側板１２に作用する側圧を容易に抜くことができる。なお、この貫通孔１２ａは必須の構成ではなく、貫通孔１２ａが無い場合には、側板１２をガス切断などによって部分的に除去することにより、後述する第三工程において、側板１２を貫通してウォータージェット６を噴射する。
【００１７】
落とし蓋１３は、図２（ａ）に示すように、仮支承１０の天部を構成する部材であり、側板１２で囲まれる領域よりもわずかに小さい面積を有し、鋼板により形成される四角形の板材である。ここで「側板１２で囲まれる領域よりもわずかに小さい面積」とは、側板１２で囲まれる領域の内側に落とし蓋１３を落とし込むことが可能であるが、側板１２と落とし蓋１３との隙間から砂１４が漏れ出すことがない程度の面積を意味する。この落とし蓋１３は、本支承３に載置された主桁１の荷重を砂１４に伝達するものである。
【００１８】
砂１４は、図２（ａ）に示すように、底板１１と側板１２と落とし蓋１３とで囲まれる内部、即ち仮支承１０の内部に詰められるものである。この砂１４は、落とし蓋１３を介して伝達された主桁１の荷重を側板１２に伝達するものである。そのため、砂１４としては、高圧による沈下が少ない種類のものを選択し、仮支承１０の内部の全域に亘って適宜の量だけ敷き詰め、十分に締固めを施す。ここで沈下を少なくする方法としては、粒径の大きい砂（例えば４〜５号硅砂）と粒径の小さい砂（例えば６〜７号硅砂）を、適当な比率（例えば粒径の大きい砂：粒径の小さい砂＝１：１〜２：１程度）で混合することにより、締固め後の間隙比を小さくすることが考えられる。
【００１９】
この仮支承１０は、前記の如く比較的簡易な構成であるため、従来用いられていたコンクリートブロックや鋼製ブロックあるいは油圧ジャッキと比べて低コストである。
【００２０】
なお、落とし蓋１３の上には、図２（ａ）に示すように、本支承３に載置された主桁１の荷重が落とし蓋１３の全体に均等にかかるように、間詰めコンクリートなどのスペーサ４が設置される。また、主桁１と橋脚２とは、図１に示すように、施工中の主桁１がぶれないように、ＰＣ鋼材５を緊張させることによって仮固定される。このＰＣ鋼材５は、プレストレスをかけることができる仮固定材である。ＰＣ鋼材５としては、ＰＣ鋼棒又はＰＣ鋼線などを使用すれば良い。
【００２１】
前記の如く側圧を負担する側板１２は、側圧の大きさ（＝主桁１の荷重の大きさ）に応じて、以下の第一例乃至第四例のように適宜選定される。
【００２２】
第一例では、図３（ａ）に示すように、底板の上面にその一辺が固定される山形鋼である側板２２とされている。具体的には、側板２２は、等辺又は不等辺の山形鋼（アングル材）であり、その両辺の間に補強リブ２２ｂを適宜の数だけ有する。この側板２２は、独立した板材としての底板が省略された橋脚の上面２ａに、アンカーボルト２２ａによってその一辺が直接固定され、四つ組み合わされて矩形の枠状を呈する。この場合の側圧は、アンカーボルト２２ａと、側板２２の曲げモーメントによって負担される。
【００２３】
第二例では、図３（ｂ）に示すように、底板の上面に立設される立設板３２ａと、底板の上面に固定されて立設板の下端に当接する下端当接板３２ｂと、対向する立設板同士を連結する連結部材３２ｃと、が組み合わされてなる側板３２とされている。具体的には、側板３２は、図３（ｃ）に示すように、独立した板材としての底板が省略された橋脚の上面２ａに、アンカーボルト３２ｄによって平板状の下端支持板３２ｂが横設固定され、四つ組み合わされて矩形の薄型領域が形成され、その薄型領域の内側に下端が当接するように、平板状の立設板３２ａが立設され、四つ組み合わされて矩形の枠状を呈し、さらに対向する立設板３２ａ同士が、ＰＣ鋼棒などの連結部材３２ｃによって連結されてなる。ここで、立設板３２ａは、その下端が下端当接板３２ｂに当接して係止され、外側方向への移動が拘束されているので、立設板３２ａで囲まれる内部に砂１４が詰められ、主桁１の荷重が載荷されても、外側にはらむことはない。この場合の側圧は、連結部材３２ｃと、アンカーボルト３２ｄによって負担されるので、側圧による側板３２の曲げモーメントを低減することができる。
【００２４】
第三例は、図４（ａ）に示すように、独立した板材としての底板１１の上面に、その下端が溶接されてなる側板４２とされている。この場合の側圧は、側板４２の曲げモーメントによって負担される。
【００２５】
第四例は、図４（ｂ）に示すように、円形の枠状を呈する側板５２とされている。具体的には、側板５２は、真円や楕円などの円形の枠状を呈し、底板１１又は橋脚の上面２ａに、第一例のような剛構造，第二例のような組立構造，又は第三例のような溶接によって取り付けられている。この場合の側圧は、側板５２の曲げモーメントのみならずフープテンションによっても負担されるので、矩形の側板と比べて側板５２の板厚を低減することができる。
【００２６】
なお、第二例において側圧を負担している連結部材３２ｃは、第一例，第三例，又は第四例においても、対面する側板を連結して側圧を負担する部材として適用が可能である。
【００２７】
２．仮支承の施工方法
仮支承１０は、図５に示すように、以下の第一工程乃至第六工程を経て施工される。なお、以下の説明において、側板１２には、側板２２，３２，４２，５２が適宜含まれる。
【００２８】
（１）第一工程では、仮支承１０を橋脚２上に設置する。具体的には、独立した板材としての底板１１を備える場合には、橋脚２上に底板１１及び側板１２からなる箱体を運び、橋脚の上面２ａに底板１１を固定し、その箱体の内部に砂１４を詰め、砂１４の上に落とし蓋１３を落とし込んで被せる。また、独立した板材としての底板が省略される場合には、橋脚２上に側板１２を運び、橋脚の上面２ａに側板１２をアンカーボルトなどによって直接固定し、側板１２で囲まれる領域に砂１４を詰め、砂１４の上に落とし蓋１３を落とし込んで被せる。なお、側板１２に貫通孔１２ａが予め穿設されている場合には、貫通孔１２ａにボルト１２ｂが挿入されて閉塞されている。
【００２９】
（２）第二工程では、主桁１の施工に伴い、主桁１と橋脚２とをＰＣ鋼材５を緊張させて仮固定した後、主桁１と落とし蓋１３との間にスペーサ４を設置して、主桁１の荷重を本支承３と共に仮支承１０にも載荷できるようにする。具体的には、まず、施工中の主桁１がぶれないように、主桁１と橋脚２とをＰＣ鋼材５（仮固定材）を緊張させて仮固定する。なお、ＰＣ鋼材５は、仮支承１０を外れた位置にセットされるものには限られず、仮支承１０を貫通してセットされるものでも良い。次に、施工中の主桁１と落とし蓋１３との隙間に型枠を組み、型枠の内部にコンクリートを打設し、コンクリートの強度が発現した後に型枠を撤去して、間詰めコンクリートであるスペーサ４を形成する。その後、主桁１が延伸施工されて荷重が増加することに伴い、本支承３に載置された主桁１の荷重が本支承３と共に仮支承１０にも載荷される。
【００３０】
（３）第三工程では、主桁１の完成に伴い、ＰＣ鋼材５を解放すると共に、側板１２を貫通し、仮支承１０の内部にある砂１４に向けてウォータージェット６を噴射して砂１４をかき出す。具体的には、まず、主桁１の完成後に、主桁１と橋脚２とを仮固定していたＰＣ鋼材５の緊張を解放して撤去する。それと共に、ボルト１２ｂを取り外して貫通孔１２ａを開放し、側板１２を貫通してウォータージェット６を噴射し、仮支承１０の内部にある砂１４をある程度かき出して、側板１２に作用する側圧をある程度抜く。このように、側圧をある程度抜くのは、側圧がかかった状態で側板１２を撤去すると、構造的に不安定になるおそれがあるからである。なお、貫通孔１２ａが無い場合には、側板１２をガス切断などによって部分的に除去することにより、側板１２を貫通してウォータージェット６を噴射する。
【００３１】
（４）第四工程では、アンカーボルトの取り外しやガス切断などによって側板１２を橋脚２上から撤去する。ここでは、前記の第三工程において、側板１２に作用する側圧がある程度抜けているので、側板１２を撤去しても構造的に不安定になることはない。
【００３２】
（５）第五工程では、主桁１とスペーサ４との縁を切り、橋脚２上に露出する砂１４に向けてウォータージェット６を噴射して砂１４を除去すると共に、落とし蓋１３及びスペーサ４を徐々に降下して、主桁１の荷重を仮支承１０から除荷する。ここでは、ウォータージェット６を用いて砂１４を除去するので、主桁１と橋脚２との間隙Ｓが狭くても、従来行われていたコンクリートブロックをはつり取る作業と比べて撤去作業が容易である。また、コンクリートの打設現場にあるウォータージェットを用いるので、コンクリートブロックをはつり取るために従来用意されていたブレーカなどが不要であり、工費の削減に寄与する。
【００３３】
（６）第六工程では、底板１１，落とし蓋１３及びスペーサ４を橋脚２上から撤去する。ここでは、橋脚２上に固定されていない落とし蓋１３及びスペーサ４を撤去するので、主桁１と橋脚２との間隙Ｓが狭くても、従来行われていたコンクリートブロックをはつり取る作業と比べて、撤去作業が容易であり、工費の削減にも寄与する。なお、底板１１は、独立した板材としての底板１１を備える場合に、橋脚の上面２から取り外して撤去する。
【００３４】
３．その他
本発明に係る仮支承の施工方法は、場所打ちコンクリート橋における張出し架設工法のような一般的な橋梁の架設工事には限られず、アーチ橋におけるアーチリブ張り出し架設時の仮支承などにも適用が考えられる。
【００３５】
【発明の効果】
以上のように構成される本発明に係る仮支承の施工方法によれば、橋梁の架設工事において、主桁と橋脚との間隙が狭くても撤去作業が容易であり、しかも低コストで工費の削減に寄与する、という顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図１】橋梁における仮支承の設置位置を表す図であり、（ａ）は平面図、（ｂ）は正面図である。
【図２】本発明で用いられる仮支承を表す図であり、（ａ）は基本的な形態を表す斜視図、（ｂ）は好適な形態を表す斜視図である。
【図３】本発明で用いられる仮支承を表す図であり、（ａ）は第一例を表す斜視図、（ｂ）は第二例を表す斜視図、（ｃ）は（ｂ）におけるＸ−Ｘ線断面図である。
【図４】本発明で用いられる仮支承を表す図であり、（ａ）は第三例を表す斜視図、（ｂ）は第四例を表す斜視図である。
【図５】本発明に係る仮支承の施工方法における各工程を表す正面断面図である。
【符号の説明】
１主桁
２橋脚
２ａ橋脚の上面
３本支承
４スペーサ
５ＰＣ鋼材
６ウォータージェット
１０仮支承
１１底板
１２側板
１２ａ貫通孔
１２ｂボルト
１３落とし蓋
１４砂
２２（山形鋼である）側板
２２ａアンカーボルト
２２ｂ補強リブ
３２（組み合わされてなる）側板
３２ａ立設板
３２ｂ下端当接板
３２ｃ連結部材
３２ｄアンカーボルト
４２（溶接されてなる）側板
５２（円形の枠状を呈する）側板[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a method for constructing a temporary support for temporarily supporting a main girder on a bridge pier in a bridge construction work.
[0002]
[Prior art]
In the bridge, as shown in FIG. 1, the reaction force from the main girder 1 as the upper structure is transmitted to the pier 2 (including the abutment) as the lower structure, and the lower part due to stress, temperature change, creep, etc. due to load In order to smoothly rotate and expand and contract the structure, a support is installed in the gap S between the main girder 1 and the pier 2. This support will remain even after the bridge is completed, and it will be temporarily installed during the construction work of the bridge, and will be removed after completion. There are provisional bearings 10 having a function of transmitting loads at the time of erection work, and an appropriate number of them are installed on the pier 2 respectively.
[0003]
Here, as the main bearing 3, a steel bearing, a rubber bearing, or the like is used. In recent years, a rubber bearing tends to be used frequently. Further, as the temporary bearing 10, a concrete block, a steel block, a hydraulic jack, or the like is used. Since the temporary support 10 is finally removed, it is desired that the temporary support 10 is easy to remove and low in cost.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, the provisional bearing has the following problems.
(1) When a rubber bearing is used as the main bearing 3, the space S between the main girder 1 and the bridge pier 2, that is, the space where the temporary bearing 10 is installed is extremely narrow compared to the case where a steel bearing is used. For this reason, when a concrete block is used as the temporary support 10, it is difficult to pick up the concrete block at the time of removal.
(2) Concrete blocks, steel blocks, or hydraulic jacks used as temporary bearings are relatively expensive and have problems in cost, but have been left alone because there were no other suitable alternatives.
[0005]
Therefore, the present invention provides a method for constructing a temporary support that is easy to remove even when the gap between the main girder and the pier is narrow and that contributes to a reduction in construction cost at a low cost. The task is to do.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The present invention is configured to solve the above-mentioned problems, and the invention according to claim 1 (see, for example, FIG. 5), “In the construction of the bridge, the main girder on the pier is temporarily supported. A method for constructing a temporary bearing, comprising the following first to sixth steps. (1) The temporary support 10 including the bottom plate 11, the side plate 12, the drop lid 13 having an area slightly smaller than the area surrounded by the side plate, and the sand 14 packed in the inside surrounded by the lid 14 The first step of installing on the pier 2. (2) Along with the construction of the main girder 1, the main girder and the pier are temporarily fixed by tensioning a PC steel material, and then a spacer is installed between the main girder and the drop lid. A second step of loading the girder load on the temporary bearing. (3) With the completion of the main girder, the PC steel material is released, the side plate is penetrated, and the water jet 6 is jetted toward the sand inside the temporary support to scrape the sand. Three steps. (4) A fourth step of removing the side plate from the pier. (5) A water jet is sprayed toward the sand exposed on the pier to remove the sand, and the drop lid and the spacer are gradually lowered to apply the load on the main girder to the temporary support. The fifth process to unload from. (6) A sixth step of removing the bottom plate, the drop lid and the spacer from the top of the pier. ].
[0007]
According to this, since the temporary support 10 having a simple configuration including the bottom plate 11, the side plate 12, the drop lid 13 and the sand 14 is used, the cost is lower than that of a conventionally used concrete block, steel block or hydraulic jack. It is. Further, the side plate 12 is removed, then the sand 14 is removed using the water jet 6, and finally the bottom plate 11, the drop lid 13 and the spacer 4 are removed. The removal work is easier than that.
[0008]
Further, the invention according to claim 2 (see, for example, FIG. 2B) is described in claim 1, wherein the side plate 12 has a through hole 12 a that can be opened in advance. Construction method for temporary support. ].
[0009]
According to this, since the water jet 6 can be injected through the side plate 12 in the third step by removing the bolt 12b and opening the through hole 12a, it is inside the temporary support 10. The sand 14 can be easily scraped off, and the side pressure acting on the side plate 12 can be easily removed.
[0010]
In addition, in the temporary bearing construction method according to claim 1 or claim 2, the side plate 12 is formed of the bottom plate as in the invention according to claim 3 (first example: see, for example, FIG. 3A). It may be a side plate 22 which is an angle steel whose one side is fixed to the upper surface, and is erected on the upper surface of the bottom plate as in the invention according to claim 4 (second example: see, for example, FIGS. 3B and 3C). The upright plate 32a, the lower end contact plate 32b fixed to the upper surface of the bottom plate and in contact with the lower end of the upright plate, and the connecting member 32c for connecting the opposed upright plates to each other are combined. As in the invention according to claim 5 (third example: see, for example, FIG. 4A), the side plate 42 having the lower end welded to the upper surface of the bottom plate may be used. As in the invention according to the present invention (fourth example: see FIG. 4B, for example), the side plate 5 having a circular frame shape But good.
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
DESCRIPTION OF EMBODIMENTS Hereinafter, preferred embodiments of a temporary bearing construction method according to the present invention will be described in detail with reference to the drawings. For convenience of explanation, the configuration of the temporary bearing will be described first, and then the construction method of the temporary bearing will be described.
[0012]
1. As shown in FIG. 1, the temporary support 10 used in the present invention temporarily supports the main girder 1 on the bridge pier 2 placed on the main support 3 in the construction work of the bridge. Yes, a total of four are installed on both sides of the main support 3 on the pier 2 and finally removed. In addition, the temporary support 10 is not restricted to what is installed on the pier 2, It may be installed on the abutment which is not illustrated.
[0013]
As shown in FIG. 2A, the temporary support 10 is composed of a bottom plate 11, a side plate 12, a drop lid 13, and sand 14. Here, the temporary support 10 is a sandbox temporary support having a thin rectangular box shape. Hereinafter, each component will be described.
[0014]
As shown in FIG. 2A, the bottom plate 11 is a member constituting the bottom portion of the temporary support 10, and is a quadrangular plate material formed of a steel plate. When the side plate 12 is directly fixed to the upper surface 2a of the pier with an anchor bolt or the like, the upper surface 2a of the pier serves as the bottom plate 11, and thus the bottom plate 11 as an independent plate material is omitted.
[0015]
As shown in FIG. 2A, the side plate 12 is a member constituting the side portion of the temporary support 10, and a rectangular plate material formed of a steel plate is vertically erected along the periphery of the bottom plate 11, Four pieces are combined to form a rectangular frame. The side plate 12 bears the pressure of the sand 14 (hereinafter referred to as “side pressure”) to which the load of the main girder 1 placed on the support 3 is transmitted.
[0016]
As shown in FIG. 2 (b), the side plate 12 is preferably provided with a through hole 12 a that can be opened in an appropriate position in advance. The through-hole 12a is closed by inserting a bolt 12b. By removing the bolt 12b and opening the through-hole 12a, the water jet 6 is ejected through the side plate 12 in a third step to be described later. Therefore, the sand 14 inside the temporary support 10 can be easily scraped, and the side pressure acting on the side plate 12 can be easily released. In addition, this through-hole 12a is not an essential structure, and when there is no through-hole 12a, by partially removing the side plate 12 by gas cutting or the like, it penetrates the side plate 12 in the third step described later. Water jet 6 is jetted.
[0017]
As shown in FIG. 2 (a), the drop lid 13 is a member constituting the top of the temporary support 10, and has a slightly smaller area than the area surrounded by the side plate 12, and is formed by a steel plate. It is a plate material. Here, “the area slightly smaller than the area surrounded by the side plate 12” means that the drop lid 13 can be dropped inside the area surrounded by the side plate 12, but from the gap between the side plate 12 and the drop lid 13. It means an area where the sand 14 does not leak out. The drop lid 13 transmits the load of the main girder 1 placed on the main support 3 to the sand 14.
[0018]
As shown in FIG. 2A, the sand 14 is packed in the inside surrounded by the bottom plate 11, the side plate 12, and the dropping lid 13, that is, in the temporary support 10. The sand 14 transmits the load of the main girder 1 transmitted through the drop lid 13 to the side plate 12. Therefore, as the sand 14, a sand with a low settling due to high pressure is selected, and an appropriate amount is spread over the entire area inside the temporary support 10 and sufficiently compacted. Here, as a method of reducing settlement, sand having a large particle size (for example, No. 4-5 sand) and sand having a small particle size (for example, No. 6-7 sand) are appropriately mixed (for example, sand having a large particle size: It is conceivable to reduce the gap ratio after compaction by mixing with sand having a small particle size of about 1: 1 to 2: 1.
[0019]
Since the temporary support 10 has a relatively simple configuration as described above, it is less expensive than a concrete block, a steel block, or a hydraulic jack conventionally used.
[0020]
Note that, as shown in FIG. 2A, on the drop lid 13, interstitial concrete or the like so that the load of the main girder 1 placed on the main support 3 is evenly applied to the entire drop lid 13. The spacer 4 is installed. Moreover, as shown in FIG. 1, the main girder 1 and the pier 2 are temporarily fixed by tensioning the PC steel material 5 so that the main girder 1 under construction does not shake. The PC steel material 5 is a temporary fixing material that can be prestressed. As the PC steel material 5, a PC steel rod or a PC steel wire may be used.
[0021]
The side plate 12 bearing the side pressure as described above is appropriately selected as in the following first to fourth examples according to the magnitude of the side pressure (= the magnitude of the load of the main girder 1).
[0022]
In the first example, as shown in FIG. 3A, the side plate 22 is an angle steel whose one side is fixed to the upper surface of the bottom plate. Specifically, the side plate 22 is an equal side or unequal side angle steel (angle material), and has an appropriate number of reinforcing ribs 22b between both sides. The side plate 22 is directly fixed to the upper surface 2a of the bridge pier from which the bottom plate as an independent plate member is omitted by an anchor bolt 22a, and four side plates 22 are combined to form a rectangular frame shape. The side pressure in this case is borne by the anchor bolt 22a and the bending moment of the side plate 22.
[0023]
In the second example, as shown in FIG. 3B, a standing plate 32a standing on the upper surface of the bottom plate, and a lower end contact plate 32b fixed to the upper surface of the bottom plate and contacting the lower end of the standing plate, The side plate 32 is formed by combining the connecting members 32c that connect the standing plates facing each other. Specifically, as shown in FIG. 3C, the side plate 32 has a flat plate-like lower end support plate 32b fixed to the upper surface 2a of the pier from which the bottom plate as an independent plate member is omitted by an anchor bolt 32d. A rectangular thin region is formed by combining the four, and a flat plate-like standing plate 32a is erected so that the lower end is in contact with the inside of the thin region. Further, the opposing standing plates 32a are connected by a connecting member 32c such as a PC steel bar. Here, since the lower end of the standing plate 32a is locked by being in contact with the lower end contact plate 32b and is restrained from moving outward, the sand 14 is packed inside the standing plate 32a. Even if the load of the main girder 1 is loaded, it will not be caught outside. Since the side pressure in this case is borne by the connecting member 32c and the anchor bolt 32d, the bending moment of the side plate 32 due to the side pressure can be reduced.
[0024]
As shown in FIG. 4 (a), the third example is a side plate 42 in which the lower end is welded to the upper surface of the bottom plate 11 as an independent plate material. The side pressure in this case is borne by the bending moment of the side plate 42.
[0025]
The fourth example is a side plate 52 having a circular frame shape, as shown in FIG. Specifically, the side plate 52 has a circular frame shape such as a perfect circle or an ellipse, and the bottom plate 11 or the upper surface 2a of the pier has a rigid structure as in the first example, an assembly structure as in the second example, or It is attached by welding as in the third example. Since the side pressure in this case is borne not only by the bending moment of the side plate 52 but also by the hoop tension, the plate thickness of the side plate 52 can be reduced compared to the rectangular side plate.
[0026]
In addition, the connection member 32c which bears the side pressure in the second example can be applied as a member which bears the side pressure by connecting the facing side plates in the first example, the third example, or the fourth example. .
[0027]
2. Temporary Bearing Construction Method The temporary bearing 10 is constructed through the following first to sixth steps, as shown in FIG. In the following description, the side plate 12 includes side plates 22, 32, 42, and 52 as appropriate.
[0028]
(1) In the first step, the temporary support 10 is installed on the pier 2. Specifically, when the bottom plate 11 as an independent plate material is provided, a box made up of the bottom plate 11 and the side plate 12 is carried on the pier 2, the bottom plate 11 is fixed to the upper surface 2 a of the pier, and the inside of the box The sand 14 is packed, and the drop lid 13 is dropped on the sand 14 and covered. When the bottom plate as an independent plate material is omitted, the side plate 12 is carried on the pier 2, the side plate 12 is directly fixed to the upper surface 2 a of the pier by an anchor bolt or the like, and sand 14 is placed in the region surrounded by the side plate 12. And drop the lid 13 on the sand 14 and cover it. In addition, when the through-hole 12a is previously drilled in the side plate 12, the bolt 12b is inserted in the through-hole 12a and closed.
[0029]
(2) In the second step, along with the construction of the main girder 1, the main girder 1 and the pier 2 are temporarily fixed by tensioning the PC steel material 5, and then the spacer 4 is placed between the main girder 1 and the drop lid 13. It is installed so that the load of the main girder 1 can be loaded on the temporary support 10 together with the main support 3. Specifically, first, the main girder 1 and the pier 2 are temporarily fixed by tensioning the PC steel material 5 (temporary fixing material) so that the main girder 1 under construction does not shake. The PC steel material 5 is not limited to the one set at a position off the temporary support 10, and may be set through the temporary support 10. Next, a formwork is assembled in the gap between the main girder 1 and the drop lid 13 under construction, and concrete is placed inside the formwork. A spacer 4 is formed. Thereafter, as the main girder 1 is stretched and the load increases, the load of the main girder 1 placed on the main support 3 is loaded on the temporary support 10 together with the main support 3.
[0030]
(3) In the third step, as the main girder 1 is completed, the PC steel material 5 is released, the side plate 12 is penetrated, and the water jet 6 is jetted toward the sand 14 inside the temporary support 10 to sand. Scrape 14 Specifically, first, after the main girder 1 is completed, the tension of the PC steel material 5 temporarily fixing the main girder 1 and the pier 2 is released and removed. At the same time, the bolt 12b is removed to open the through hole 12a, the water jet 6 is jetted through the side plate 12, the sand 14 inside the temporary support 10 is scraped out to some extent, and the side pressure acting on the side plate 12 is increased to some extent. Unplug. Thus, the side pressure is released to some extent because the side plate 12 may be structurally unstable if the side plate 12 is removed while the side pressure is applied. In addition, when there is no through-hole 12a, the side plate 12 is partially removed by gas cutting or the like, and the water jet 6 is ejected through the side plate 12.
[0031]
(4) In the fourth step, the side plate 12 is removed from the pier 2 by removing anchor bolts or gas cutting. Here, in the third step, since the side pressure acting on the side plate 12 is released to some extent, even if the side plate 12 is removed, there is no structural instability.
[0032]
(5) In the fifth step, the edge of the main beam 1 and the spacer 4 is cut, the water jet 6 is sprayed toward the sand 14 exposed on the bridge pier 2 to remove the sand 14, and the drop lid 13 and the spacer 4 is gradually lowered to unload the main girder 1 from the temporary bearing 10. Here, since the sand 14 is removed using the water jet 6, even if the gap S between the main girder 1 and the pier 2 is narrow, the removal work is easier than the conventional work of picking up the concrete block. is there. Moreover, since the water jet at the concrete placement site is used, a breaker that has been conventionally prepared for removing concrete blocks is unnecessary, which contributes to reduction of construction costs.
[0033]
(6) In the sixth step, the bottom plate 11, the drop lid 13 and the spacer 4 are removed from the pier 2. Here, since the drop lid 13 and the spacer 4 that are not fixed on the pier 2 are removed, even if the gap S between the main girder 1 and the pier 2 is narrow, it is compared with the conventional work of removing the concrete block. Removal work is easy and contributes to reduction of construction cost. When the bottom plate 11 includes the bottom plate 11 as an independent plate material, the bottom plate 11 is removed from the top surface 2 of the pier and removed.
[0034]
3. Others The temporary support construction method according to the present invention is not limited to general bridge construction work such as the overhang construction method for cast-in-place concrete bridges, but can also be applied to temporary support for arch rib overhang construction in arch bridges. Conceivable.
[0035]
【The invention's effect】
According to the construction method of the temporary bearing according to the present invention configured as described above, in the bridge construction work, even if the gap between the main girder and the bridge pier is narrow, the removal work is easy, and the construction cost is low. There is a remarkable effect of contributing to reduction.
[Brief description of the drawings]
BRIEF DESCRIPTION OF DRAWINGS FIG. 1 is a diagram showing the installation position of a temporary support in a bridge, where (a) is a plan view and (b) is a front view.
2A and 2B are diagrams showing a temporary bearing used in the present invention, in which FIG. 2A is a perspective view showing a basic form, and FIG. 2B is a perspective view showing a preferred form.
FIGS. 3A and 3B are diagrams showing a temporary bearing used in the present invention, wherein FIG. 3A is a perspective view showing a first example, FIG. 3B is a perspective view showing a second example, and FIG. 3C is an X in FIG. FIG.
4A and 4B are diagrams showing a temporary bearing used in the present invention, in which FIG. 4A is a perspective view showing a third example, and FIG. 4B is a perspective view showing a fourth example.
FIG. 5 is a front sectional view showing each step in the temporary bearing construction method according to the present invention.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Main girder 2 Bridge pier 2a Upper surface 3 of bridge pier 3 Spacer 5 PC steel 6 Water jet 10 Temporary support 11 Bottom plate 12 Side plate 12a Through hole 12b Bolt 13 Drop cover 14 Sand 22 Side plate 22a Anchor bolt 22b Reinforcement Rib 32 (combined) side plate 32a standing plate 32b lower end contact plate 32c connecting member 32d anchor bolt 42 (welded) side plate 52 (circular frame shape) side plate

Claims

橋梁の架設工事において、橋脚上の主桁を一時的に支承する仮支承を施工する方法であって、以下の第一工程乃至第六工程を含むことを特徴とする、仮支承の施工方法。
（１）底板と、側板と、該側板で囲まれる領域よりもわずかに小さい面積を有する落とし蓋と、それらで囲まれる内部に詰められた砂と、からなる前記仮支承を、前記橋脚上に設置する第一工程。
（２）前記主桁の施工に伴い、該主桁と前記橋脚とをＰＣ鋼材を緊張させて仮固定した後、該主桁と前記落とし蓋との間にスペーサを設置して、該主桁の荷重を前記仮支承に載荷する第二工程。
（３）前記主桁の完成に伴い、前記ＰＣ鋼材を解放すると共に、前記側板を貫通し、前記仮支承の内部にある前記砂に向けてウォータージェットを噴射して、該砂をかき出す第三工程。
（４）前記側板を、前記橋脚上から撤去する第四工程。
（５）前記橋脚上に露出する前記砂に向けてウォータージェットを噴射して、該砂を除去すると共に、前記落とし蓋及び前記スペーサを徐々に降下して、前記主桁の荷重を前記仮支承から除荷する第五工程。
（６）前記底板，前記落とし蓋及び前記スペーサを、前記橋脚上から撤去する第六工程。A method for constructing a temporary support for temporarily supporting a main girder on a bridge pier in a bridge construction work, which includes the following first to sixth steps.
(1) The temporary support comprising a bottom plate, a side plate, a drop lid having an area slightly smaller than a region surrounded by the side plate, and sand packed in the inside is surrounded on the pier. First step to install.
(2) Along with the construction of the main girder, the main girder and the pier are temporarily fixed by tensioning a PC steel material, and then a spacer is installed between the main girder and the drop lid. A second step of loading the load on the temporary bearing.
(3) Along with the completion of the main girder, the PC steel material is released, and the side plate is penetrated, and a water jet is jetted toward the sand inside the temporary support to scrape the sand. Process.
(4) A fourth step of removing the side plate from the pier.
(5) A water jet is sprayed toward the sand exposed on the pier to remove the sand, and the drop lid and the spacer are gradually lowered to apply the load on the main girder to the temporary support. The fifth process to unload from.
(6) A sixth step of removing the bottom plate, the drop lid and the spacer from the top of the pier.

前記側板に、開放可能な貫通孔が予め穿設されていることを特徴とする、請求項１に記載の仮支承の施工方法。2. The temporary bearing construction method according to claim 1, wherein an openable through-hole is previously formed in the side plate.

前記側板は、前記底板の上面にその一辺が固定される山形鋼であることを特徴とする、請求項１又は請求項２に記載の仮支承の施工方法。3. The temporary bearing construction method according to claim 1 or 2, wherein the side plate is angle steel whose one side is fixed to the upper surface of the bottom plate.

前記側板は、前記底板の上面に立設される立設板と、該底板の上面に固定されて該立設板の下端に当接する下端当接板と、対向する該立設板同士を連結する連結部材と、が組み合わされてなることを特徴とする、請求項１又は請求項２に記載の仮支承の施工方法。The side plate connects the upright plate standing on the upper surface of the bottom plate, the lower end contact plate fixed to the upper surface of the bottom plate and in contact with the lower end of the upright plate, and the opposed upright plates The construction method of the temporary support according to claim 1 or 2, wherein the connecting member is combined.

前記側板は、前記底板の上面にその下端が溶接されてなることを特徴とする、請求項１又は請求項２に記載の仮支承の施工方法。The said side plate has the lower end welded to the upper surface of the said bottom plate, The construction method of the temporary support of Claim 1 or Claim 2 characterized by the above-mentioned.

前記側板は、円形の枠状を呈することを特徴とする、請求項１又は請求項２に記載の仮支承の施工方法。The said side plate exhibits a circular frame shape, The construction method of the temporary support of Claim 1 or Claim 2 characterized by the above-mentioned.