JP4209950B2 - 基本的サービスに基づくコール再送のルート指定 - Google Patents
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Description
本発明は、テレコミュニケーションシステムに係り、より詳細には、コール再送(コールの転送)に関連した加入者データに基づきコール再送を実行するための少なくとも1つの再送交換機と、コール再送に関連した加入者データを記憶するための少なくとも1つの加入者データベースとを備えた移動システムにおいてコール再送を実行する方法及び装置に係る。この方法は、移動システムの加入者にアドレスされたコールを再送交換機で受け取り、加入者データベースへの加入者データ要求を実行し、そして加入者データベースから再送交換機へ応答メッセージを送信するという段階を含み、上記メッセージは、コール再送及び再送番号を示すデータを含んでいる。
先行技術の説明
近代的な移動システムは、従来のスピーチ送信に加えて、異なるデータ送信特性を加入者に与える。移動システムのサービスは、一般に、テレサービス及びベアラサービスに分割することができる。ベアラサービスは、ユーザネットワークインターフェイス間での信号の送信を構成するテレコミュニケーションサービスである。例えば、モデムサービスは、ベアラサービスである。テレサービスにおいては、ネットワークは、ターミナルサービスも提供する。重要なテレサービスは、次いで、スピーチ、ファクシミリ及びビデオテックスサービスを含む。
1人の移動加入者は、通常、異なるテレサービス及びベアラサービスにアクセスすることができ、これらのサービスを、ここでは、基本的サービスと称する。加入者は、例えば、スピーチ、ファクシミリ及びデータサービスを使用することができる。それ故、移動ステーションに着信するか又は移動ステーションから発信するコールは、これら基本的サービスのいずれかを必要とし、従って、正しいサービスを移動ネットワークに指示しなければならない。例えば、GSM移動システムでは、移動ステーションにより送信されるコール設定信号は、必要な基本的サービスに関するデータをベアラ能力情報エレメント(BCIE)に含んでいる。このように、移動ネットワークは、移動ステーションから発信するコールに対して正しい基本的サービスを選択することができる。一体化されたサービスデータネットワーク(ISDN)から到達するコールも、必要なサービスを指示する対応する情報エレメントを含む。しかしながら、コールが公衆交換電話ネットワーク(PSTN)から到達するか又はそれを経て進行する場合には、移動ネットワークは、コールのサービス形式に関するデータを受け取らない。このような場合には、移動ネットワークは、何らかの他のやり方で、コールに必要とされる基本的サービスの形式を知らねばならない。
この問題に対する既知の解決策は、マルチナンバリング機構であり、移動加入者は、入呼びの受信を希望するところのサービスと同数の番号を有する。又、この番号は、移動加入者ISDN番号、即ちMSISDNとも称される。例えば、加入者は、スピーチサービス、ファクシミリサービス及びモデムサービスの番号を有する。マルチナンバリング機構では、発呼加入者が、移動加入者の番号から、所望のサービスに対応する番号を選択する。
移動システムにおける付加的なサービスは、加入者によりアクチベートされるコール再送である。コール再送は、無条件でもよく、この場合に、コールは常に新たな所与の番号へ転送される。又、コール再送は、例えば、加入者がビジーであるか、加入者が応答しないか、又は加入者に到達し得ないときにという条件付でセットすることもできる。マルチナンバリング機構のために、加入者は、自分にアドレスされた異なる形式のコールを異なる番号へ転送することができる。しかしながら、これは、再送のアクチベーションに関連して再送が向けられる基本的なサービスを加入者が決定することを必要とする。基本的なサービスが決定されない場合には、全ての加入者コールが同じ番号へ転送される。加入者が各基本的なサービスごとに特定の再送を決定するときには、再送を何回もアクチベートし、そして各サービスに関連した番号のセット、アクチベートされた再送の手順等を別々に管理しなければならない。このような機能の管理は、ユーザが充分にトレーニングされることを必要とし、これはリソースを消費する。又、困難であると分かった機能が使用されないおそれもある。
コール再送の最も一般的な形式の1つは、音声メールサービスであり、加入者は、転送されるべき受信コールを無条件に又は条件付で音声メールサービスセンター(VMS)へ向け、このセンターは、それらコールに応答しそして加入者に残されたメッセージを記憶する。ほとんどのVMSは、入呼びがスピーチコールであるかファクシミリコールであるかを区別できるが、これは、VMSに到着する各コールごとに、その入呼びの形式を識別する装置を必要とする。必要とされる装置の数及びコストは、異なる形式の入呼びが異なるラインを経て交換機へ向けられる場合には著しく減少することができる。コールをVMSに転送させるために、被呼者の番号Cd#は再送において同じでなければならず、それ故、異なる形式のコールを被呼者の番号の分析に基づいて互いに区別することはできない。
発明の要旨
本発明の目的は、移動システムのコール再送を各基本的なサービスごとに特有に自動的にルート指定することのできる方法及びこの方法を実施する装置を提供することである。本発明の目的は、再送交換機に基本的なサービスコードを与えそしてこの基本的なサービスコードに基づいて再送番号へのコールのルート指定を実行することを特徴とする請求項1に記載の方法により達成される。
又、本発明は、コール再送に関連した加入者データに基づいてコール再送を実行するための少なくとも第1の交換機と、コール再送に関連した加入者データを記憶するためにこの第1交換機に接続された少なくとも1つのホーム位置レジスタとを備えた移動システムにおいてコール再送を実施するための請求項2に記載の方法にも係る。この方法は、移動システムの加入者にアドレスされたコール設定メッセージを第1交換機で受け取り、ホーム位置レジスタからルート情報を要求し、そしてホーム位置レジスタから第1交換機へ応答メッセージを送信するという段階を含み、上記メッセージは、コール再送及び再送番号を指示するデータを含んでいる。この方法は、コール設定メッセージ、又は上記ルート情報要求に対する応答メッセージについてコールに関連した基本的なサービスを指示する基本的サービスコードを再送交換機に与え、そして上記基本的サービスコードに基づいて再送番号へのコールルート指定を実施することを特徴とする。
又、本発明は、コール再送に関連した加入者データに基づいてコール再送を実行するための少なくとも1つの交換機と、コール再送に関連した加入者データを記憶するための少なくとも1つのビジター位置レジスタとを備えた移動システムにおいてコール再送を実行するための請求項4に記載の方法にも係る。この方法は、移動システムの加入者にアドレスされたコール設定メッセージを交換機で受け取り、交換機に接続されたビジター位置レジスタに加入者データ要求を与え、そしてビジター位置レジスタから交換機へ応答メッセージを送信するという段階を含み、このメッセージは、コール再送及び再送番号を指示するデータを含むものである。この方法は、コール設定メッセージ又は上記応答メッセージに関連して基本的サービスコードを再送交換機に与え、そしてこの基本的サービスコードに基づいて再送番号へのコールのルート指定を実行することを特徴とする。
又、本発明は、移動システムの第1交換機に接続された請求項5に記載のホーム位置レジスタにも係る。このホーム位置レジスタは、ルート情報要求に対する応答メッセージに関連して第1交換機へ基本的サービスコードを送信するように構成され、そのデータは、コールに関連した基本的サービスを指示することを特徴とする。
又、本発明は、コールを再送番号へ転送するための手段を備えた移動システムの請求項7に記載の第1交換機にも係る。この交換機は、コール設定メッセージから、又は加入者データ要求に応答してホーム位置レジスタにより第1交換機へ送信された応答メッセージから、基本的サービスコードを導出するように構成されると共に、その基本的サービスコードに基づいて再送番号へコールをルート指定するように構成されたことを特徴とする。
又、本発明は、再送番号にコールを転送するための手段を備えた移動システムの請求項11に記載の交換機にも係る。この交換機は、コールの基本的サービスを指示する基本的サービスデータであって、コール設定メッセージに関連して送信されるか、又は加入者データ要求に応答してビジター位置レジスタから交換機へ送信される応答メッセージに関連して送信される基本的サービスデータから、基本的サービスコードを導出するように構成されると共に、その基本的サービスコードに基づいて再送番号へのルート指定を実行するよう構成されたことを特徴とする。
本発明は、交換機がコールに関連した基本的サービスを識別できるようにするデータを再送交換機に与え、そして交換機がこのデータを使用して、コールを更にルート指定することをベースとする。基本的サービスデータは、コール設定中に交換機へ転送されるが、コールの形式に関するデータは、実質的に、交換機と加入者データベースとの間のシグナリングに関連して送信される。
本発明による構成体は、多数の効果を発揮する。入呼びを自動的に分離できるときには、それ以降のルートを所望のやり方で選択することができる。例えば、上記のケースでは、VMSに到着するコールは、再送交換機から異なるラインへルート指定することができ、コールの形式を識別する装置は必要とされない。このような場合には、サービス再送のアクチベーションに関連したユーザの問題が発生することなく、必要とされる装置の数が少なくなるので、オペレータに対するコストが著しく減少される。
又、本発明による構成体は、他の効果も与える。再送交換機は、基本的サービスコードに基づいて再送番号を変更することができ、それ故、コールは、例えば、異なるクオリティを与えそして対応的に料金の異なる接続を介して、基本的サービスに基づき後で分離することができる。
【図面の簡単な説明】
以下、添付図面を参照して本発明の好ましい実施形態を詳細に説明する。
図1は、GSMシステムの基本的な要素を示すブロック図である。
図2は、GSM型移動システムにおける移動ステーション(MS)に着信するコールの設定を示す図である。
図3は、ホーム位置レジスタ(HLR)における加入者データの一般的な実施を示す図である。
図4は、HLRによりアクチベートされるコール再送を含む、MSに着信するコールのコール設定手順を示す図である。
図5は、SRI−Resメッセージにおける本発明の拡張を例示する図である。
図6は、ビジター位置レジスタ(VLR)によりアクチベートされるコール再送を含む、MSに着信するコールのコール設定手順を示す図である。
図7は、ローミング番号割り当て要求に関連してVLRにおいて更新されるコール再送データを一般的に示す図である。
図8は、基本的サービスコードを使用する例を示す図である。
図9は、最適なルートをサポートするネットワークにおける条件付コール再送を示す図である。
図10は、HLRを経て指令されるコール再送の場合の本発明による方法を示すフローチャートである。
図11は、VLRを経て指令されるコール再送の場合の本発明による方法を示すフローチャートである。
好ましい実施形態の詳細な説明
本発明は、回路交換データ及びスピーチコールを設定することのできる移動システムに適用することができる。本発明は、特に、GSM移動システム及びそれと同様の最新の移動システム、例えば、DCS1800(デジタルコミュニケーションシステム)及びPCN(パーソナルコミュニケーションネットワーク)に使用することができる。以下、本発明の主たる実施形態は、GSMシステムについて説明するが、本発明は、これに限定されるものではない。
図1は、GSMシステムの基本的な要素を示し、それらの特性やシステムの他の部分については詳細に説明しない。GSMシステムの詳細な説明については、GSM推奨勧告及び「移動通信用のGSMシステム(The System for Mobile Communications)」、M.モーリ及びM.ポーテット著、パライゼウ、フランス、1992年、ISBN:2−9507190−0−0−7を参照されたい。
移動サービス交換センターMSCは、入呼び及び出呼びのスイッチングを管理する。又、PSTNの交換機と同様の機能も実行する。更に、ネットワーク加入者レジスタに関連して移動通信のみの特徴である加入者位置管理のような機能も実行する。GSMシステムでは、加入者レジスタは、ホーム位置レジスタHLR及びビジター位置レジスタVLRを含む。加入者データは、MSが位置するエリアのビジター位置レジスタVLRに関する情報と共に、ホーム位置レジスタHLRに永久的に記憶される。ビジター位置レジスタVLRは、次いで、そのビジター位置レジスタVLRに接続された移動サービス交換センターMSCのエリアにMSが位置する間にMSの加入者データを一時的に記憶する。通常、1つのビジター位置レジスタVLRが1つの移動サービス交換センターMSCにサービスする。MSは、ベースステーションシステムBSSを経て移動サービス交換センターMSCに接続される。ベースステーションシステムBSSは、ベースステーションコントローラBSC及びベースステーションBTSで形成される。1つのベースステーションコントローラBSCを使用して、多数のベースステーションBTSが制御される。
図2は、マルチナンバリング機構を使用するGSM型の移動システムにおいて移動ステーションMSに着信するコールの形成を示す。ステップ2.1において、コールがネットワークの第1交換機GMSCに到達し、これは、加入者番号MSISDNに基づいて決定された加入者のホーム位置レジスタHLRへルート情報要求(メッセージ2.2)を送信する。このルート情報要求メッセージ2.2も、MSISDNを含む。位置更新において、加入者のホーム位置レジスタHLRには、加入者が位置するエリアのビジター位置レジスタVLRに関する更新されたデータが与えられる。このデータに基づいて、ホーム位置レジスタHLRは、ビジター位置レジスタVLRにローミング番号割り当て要求(メッセージ2.3)を送信する。このローミング番号割り当て要求と共に、ビジター位置レジスタVLRは、国際移動加入者認識(IMSI)と、被呼MSISDNに関連したBCIE(又はメッセージ2.2において到達するISDN BCIE)も受け取り、これは、例えば、そのコールに必要とされるネットワークリソースを指示するが、基本的サービスの形式は指示しない。ビジター位置レジスタVLRは、それが受け取ったBCIEを記憶し、そして移動ステーションローミング番号(MSRN)を割り当てる(事象2.4).ビジター位置レジスタVLRは、その割り当てられたMSRNを応答メッセージ2.5においてホーム位置レジスタHLRに送信する。次いで、ホーム位置レジスタHLRは、ルート情報を要求した交換機GMSCへメッセージ2.6においてローミング番号を転送する。ローミング番号スペースは、ビジター位置レジスタVLRがローミング番号を割り当てたところの訪問先MSCへ常にコールが向けられるように決定される。それ故、ゲートウェイ交換機GMSCは、ローミング番号に基づき、そのローミング番号で指示された交換機VMSCへ初期アドレスメッセージ2.7を送信することにより、コールをルート指定することができる。
交換機VMSCは、初期アドレスメッセージ2.7を受け取った後、ローミング番号分析中に、コールがそれ自身のエリアに着信しつつありそしてそれが転送されてはならないことを見出す。このような場合に、交換機VMSCは、コール設定の目的でそれ自身のビジター位置レジスタVLRから被呼加入者のデータを求める(メッセージ2.8)。通常の状態では、ビジター位置レジスタVLRは、例えば、BCIEを含む要求されたデータを応答メッセージ2.9において返送する。交換機VMSCが、BCIEで指示されたデータ送信リソースを与えることができる場合には、矢印2.10及び2.11で示されたコール設定シグナリングが交換機VMSCと移動ステーションMSとの間で行なわれる。
上述したように、近代的な移動システムは、異なるテレサービス及びベアラサービスをサポートする。GSMのベアラサービスは、GSM推奨勧告02.02に規定されており、そしてテレサービスは、GSM推奨勧告02.03に規定されている。推奨勧告09.02にはテレサービス及びベアラサービスの各々について個別のテレサービス及びベアラサービスコードが決定されている。例えば、スピーチサービスのテレサービスコードは00010001であり、そして移動ステーションから発信するショートメッセージのテレサービスコードは00100010である。この説明においては、全てのサービスコードを基本的サービスコードと称する。1人の移動加入者が異なるテレサービス及びベアラサービスにアクセスすることができ、これらサービスは、ここでは、基本的サービスと称する。上述したように、各基本的サービスに個々のMSISDNが割り当てられるようなマルチナンバリング機構を使用するのが好ましい。
GSMシステムでは、加入者サービスは、他の加入者データをもつ加入者のホーム位置レジスタHLRにおいて特定される。図3は、n個の基本的サービスにアクセスすることのできる加入者に対するホーム位置レジスタHLRにおける加入者データの一般的な実施を示す。加入者は、自分のIMSIを有し、これは、移動ネットワーク内での加入者識別として使用される。加入者に特定されるサービスは、加入者のIMSIに関連している。マルチナンバリング機構の原理によれば、各加入者サービス1ないしnには、個々の番号MSISDN−1ないしMSISDN−nが与えられる。各MSISDNには、そのサービスを決定する1つの基本的サービスコードSC−1ないしSC−nが関連している。この基本的サービスコードは、上記のテレサービス及びベアラサービスコードの1つである。各基本的サービスに対して4つの異なるコール再送サービスを選択することができ、即ちコール再送無条件(CFU)と、条件付コール再送形式のコール再送非到達(CFNR)と、コール再送非応答(CDNA)と、コール再送ビジー(CFB)である。CFNRは、加入者に到達し得ないというデータ(IMSIデタッチ)を含み、そしてCFNAは、加入者がコールに応答しなければならないところの呼び出し時間に関する情報を含む。
図3及び4を参照して、MSに着信するコールのコール設定手順を説明する。この手順は、CFUを含む。この形式のコール再送は、一般に、ホーム位置レジスタHLRを経て指令される。又、コール再送は、加入者に到達し得ない場合にもホーム位置レジスタHLRを経て指令され、そしてこのデータは、ホーム位置レジスタHLRに記憶される。図4において、コール設定メッセージ及び事象4.1及び4.2は、図2に示された事象2.1及び2.2と同じである。ホーム位置レジスタHLRは、ルート情報要求を受け取ると、コール再送(CFUフラグアクティブ)及び再送番号(C#−n)に関するデータを見出す。GSM規格に基づくシステムでは、ホーム位置レジスタHLRは、再送加入者及び再送番号に関するデータをルート情報要求に応答して返送する(事象4.3)が、転送されるコールの形式に関する情報は返送しない。
図5は、ルート情報要求に対する応答(SendRoutingInfoResE、SRI−Res)と、上記SRI−Resメッセージに対する本発明による拡張(SriResExtention)の例とを示す。ここに示すメッセージは、現在のGSM推奨勧告に基づくものではなく、従って、この拡張は、そのメッセージを受信するGMSCにおいて考慮されねばならない。ここに述べる実施形態では、被呼者の番号に関連してHLRに記憶された基本的サービスコードSC−n([9]basicService)を、そのルート要求を行った交換機へ返送するという拡張で応答メッセージを補足する。本発明によれば、再送GMSCは、基本的サービスコードに基づいてサービスの形式を識別し、そしてコールを再送番号C#−nへルート指定し、そして基本的サービスコードに基づいてラインを選択する(事象4.4a又は4.4b)。例えば、上述した音声メールサービスでは、再送GMSCは、スピーチコール(4.4a)及びファクシミリコール(4.4b)を、基本的サービスコードに基づき異なるラインを経てVMSCへ誘導する。
GSMシステムには、別の加入者レジスタ即ちビジター位置レジスタVLRもあり、これには、加入者がそのVLRのエリアに位置するときにホーム位置レジスタHLRに記憶された加入者データの若干がコピーされる。条件付コール再送手順は、加入者の状態又はコール設定の進行に関するデータを必要とし、そしてこのデータは、通常、VLRを経て送られる。加入者に到達し得ないときに行われるCFNRでは、加入者の不到達に関するデータが記憶された場所に基づいて、HLR又はVLRを経てコール再送が指令される。
図6を参照し、移動ステーションにサービスする交換機VMSCにおける条件付コール再送を含む、MSに着信するコールのコール設定手順について説明する。図6において、コール設定メッセージ及び事象6.1ないし6.8は、図2を参照して上述したのと全く同じである。ビジター位置レジスタVLRは、図6に示すケースにおいて交換機VMSCから加入者データ要求6.8を受け取ると、例えば、移動ステーションがビジーであることを検出する。次いで、ビジター位置レジスタVLRは、加入者データから、加入者がビジーである間に移動加入者が条件付コール再送をアクチベートしたかどうかチェックする。ビジター位置レジスタVLRは、加入者がある再送番号へのこのような条件付コール再送を有することを検出し(CFBアクティブフラグ)、そして交換機が所与の番号へのコール再送を実行するよう指令する応答メッセージ6.9を交換機VMSCへ送信する。
GSM移動システムでは、コールに関連した送信レート、データの数及びストップビット等のネットワーク要求に関するデータが、GSM BCIEにおいて送信される。GSM BCIEに加えて、固定ネットワークからコール設定メッセージと共に到達するISDN BCIEを使用することもできる。このISDN BCIEは、コールの形式に関するデータを直接含んでおらず、それ故、情報エレメントHLC(上位層互換性)及びLLC(下位層互換性)がISDN BCIEと同時に基本的サービスデータとして使用される。交換機VMSCは、コール設定メッセージに関連して基本的サービスデータを受け取るが、これは、ある場合にしか行なわれない。このような状態は、例えば、同じ交換機のエリアに位置する移動ステーション間のコール、ISDNシグナリング(ISUP)が全接続にわたって使用されそしてその接続に関与する全ての交換機が基本的データの送信をサポートするときの移動ステーション間のコール、又はISDNシグナリングが各経路にわたって使用されそしてその接続に関与する全ての交換機が基本的サービスデータの送信をサポートするときの移動ステーションへのISDNコールを含む。例えば、PSTNから到達するデータコールに関連したコール設定メッセージは、コールの形式を明確に決定するに充分な基本的サービスデータを含むことは稀である。
図7は、位置更新に関連してGSMシステムのVLRにおいて更新されたコール再送データを一般的に示す。少なくとも、IMSIと、一次サービスに基づく一次MSISDNが、HLRからVLRへ転送される。この一次MSISDNは、通常、スピーチサービスのMSISDNである。これらに加えて、加入者に利用できる基本的サービスのリスト、及びそれに関連したデータ、例えば、アクチベーション及び再送番号が、VLRにおいて更新される。CFUは、HLRを経て指令されるので、それに関連したデータは、VLRでは更新されない。
ローミング番号割り当て要求は、IMSIに基づいてビジター位置レジスタVLRへ向けられ、そしてそれは、ホーム位置レジスタの被呼者番号MSISDNに関連したBCIEを含む。基本的サービスデータは、公知技術に基づくサービスデータ要求に対する応答6.9においてビジター位置レジスタVLRから交換機VMSCへ送信される。
本発明による構成体では、再送VMSCは、コール再送及び再送番号に関するデータを加入者データベース、実質的には、VLRから得ると、コール設定メッセージにおいて受け取られるか又は実質的に加入者データ要求に応答して交換機と加入者データベースとの間のシグナリングにおいて転送される基本的サービスデータに基づいて、基本的サービスコードを形成する。これは、実質的にBCIEに基づいて行なわれるVMSCの通常の機能である。以下、変換をいかに行うかについて幾つかの例を説明する。例えば、オクテット3におけるBCIEの情報転送容量(ITC)値が000(ビット1、2及び3)である場合には、基本的サービスコードは、スピーチサービス(電話)=00010001である。BCIEのITC値が011である場合には、基本的サービスコードは、自動ファクシミリグループ3=01100010である。上記分析及び変換は、一例に過ぎない。実際には、適当な分析によって変換を行うことができる。
交換機VMSCは、基本的サービスコードを形成した後に、その基本的サービスコードに基づいて再送番号C#−nにコールをルート指定する(事象6.10)。例えば、音声メールサービスの上記ケースでは、再送交換機GMSCは、スピーチコール(6.10a)及びファクシミリコール(6.10b)を基本的サービスコードにより異なるラインに沿ってVMSへ誘導する。
図8を参照し、GMS加入者がコールを広範囲に転送する状態において基本的サービスコードを使用してコール再送をルート指定する別の例を説明する。加入者は、プレフィックスにより互いに区別される2つのネットワーク接続を使用することができ、一方の接続は、クオリティはあまり良くないが低廉な接続を与え、そして他方の接続は、クオリティは良好であるが料金の高い接続を与える。加入者にとっては、スピーチの入呼びは低廉なネットワーク接続を経て自動的に指向することができそしてファクシミリの送信にクオリティの高い接続を使用できるのが好都合である。公知技術では、加入者は、転送されるコールのネットワークを各基本的サービスに対して特定に選択することができない。というのは、ホーム位置レジスタHLRは、再送番号を、形式<国コード−加入者番号>、アドレス指示子の特性=国際というように記憶し、例えば、形式<プレフィックス−国コード−ネットワーク指示子−加入者番号>というように記憶しないためである。又、PSTNから到達するアナログコールの形式は、ホーム位置レジスタHLRにおいてMSISDNに基づいて分析できるに過ぎないからである。本発明による構成では、再送交換機GMSCは、入呼びの基本的サービスに関するデータを基本的サービスコードの形態で受け取る。交換機が、再送番号の前に、ネットワーク接続を指示するプレフィックスを追加することが決定されそしてそれが基本的サービスコードに基づいて選択される場合には、転送されるコールは、そのコール形式に最も適すると決定された接続を経て自動的にルート指定される。
上記のルート指定の例は、本発明による構成を使用する可能性を例示するものに過ぎず、本発明をこれらの例に限定するものではない。基本的サービスに基づいて分離されたコールのルートは、各アプリケーションに特有に選択することができる。
本発明による方法は、最適なルートを使用するネットワークにも適用できる。図9は、最適なルートをサポートするネットワークにおける条件付コール再送を示す。図9において、コール設定メッセージ及び事象9.1ないし9.9は、主として、図6を参照して上述した事象6.1ないし6.9と同様である。ホーム位置レジスタHLRは、基本的サービスコードを、ルート情報要求に対する拡張された応答メッセージにおいてゲートウェイ交換機GMSCに送信する。コール設定は、交換機VMSCが事象9.9においてビジター位置レジスタVLRからコール再送及び再送番号に関するデータを得るまで、上記と同様に進行する。次いで、交換機VMSCは、最適なルートに従ってゲートウェイ交換機GMSCへコールを返送し(事象9.10)、そしてこの交換機GMSCは、ルート情報要求に応答して得た基本的サービスコードに基づいて上記のように例えば再送ルートを選択することにより再送番号への転送を実行する(9.11a又は9.11b)。
図10は、コール再送がHLRを経て指令される場合の本発明による方法を示すフローチャートである。ステップ101において、GMSCは、番号MSISDNに対してMSにアドレスされたコールを受け取る。ルート情報要求に関連して加入者が無条件コール再送を指定したことが検出される(ステップ102)。HLRは、MSISDNに対応する基本的サービスコードSC及び再送番号C#を検索し(ステップ103)、そしてそれらをGMSCへ返送する(ステップ104)。GMSCは、コール再送に関するデータを受信した後、コールに関連した基本的サービスコードSCを受け取り、そしてコールを、基本的サービスコードで指示されたように再送番号C#へルート指定する。
図11は、コール設定が、図2に示すように(事象2.1ないし2.7)、VMSCへと進行したときに、VLRを経てコール再送が指令される場合の対応的な方法を示す。VMSCがコール設定メッセージを受信し、そしてそれ自身のサービスエリアにそれが着信することを検出した後に、VMSCは、MSRNに関する加入者データ要求をVLRへ送信する(ステップ111)。VLRは、コール再送を検出し(ステップ112)、MSRNに対応しそしてローミング番号割り当て要求で更新された基本的サービスデータを検索し(ステップ113)、そして加入者データ要求に対する応答メッセージにおいて再送VMSCへそれらを送信する(ステップ114)。VMSCは、応答メッセージを受信した後に、VLRにより送信された基本的サービスデータをメッセージから分離し、そしてこのデータに基づいて基本的サービスコードSCを形成する(ステップ115)。その後、VMSCは、基本的サービスコードで指示されたように再送番号C#へコールをルート指定する(ステップ116)。
技術の進歩に伴い、本発明の基本的な考え方は、多数の異なるやり方で実施できることが当業者に明らかであろう。それ故、本発明及びその実施形態は、上記の例に限定されるものではなく、請求の範囲内で種々の変更がなされ得る。本発明は、GSM型の移動システムに関連して上述したが、他の同様の移動システムにも適用することができる。
Claims (14)
- コールの転送に関連した加入者データに基づきコールの転送を実行するための少なくとも1つの再送交換機(GMSC;VMSC)と、コールの転送に関連した加入者データを記憶するための少なくとも1つの加入者データベース(HLR;VLR)とを備えた移動システムにおいてコールの転送を実行する方法であって、
移動システムの加入者にアドレスされたコール設定メッセージを再送交換機(GMSC;VMSC)で受け取り、
加入者データベース(HLR;VLR)への加入者データ要求を実行し、そして加入者データベース(HLR;VLR)から再送交換機(GMSC;VMSC)へ応答メッセージを送信する段階を含み、
上記メッセージは、コールの転送及び再送番号を示すデータを含んでいるような方法において、
再送交換機(GMSC;VMSC)に基本的サービスコードを与え、そして
この基本的サービスコードに基づいて、異なるクオリティを与える利用可能な複数のラインの中から1つのライン選択することにより、再送番号へのコールのルート指定を実行することを特徴とする方法。 - コールの転送に関連した加入者データに基づいてコールの転送を実行するための少なくとも第1の交換機(GMSC)と、コールの転送に関連した加入者データを記憶するためにこの第1交換機に接続された少なくとも1つのホーム位置レジスタ(HLR)とを備えた移動システムにおいてコールの転送を実施するための方法であって、
移動システムの加入者にアドレスされたコール設定メッセージを第1交換機(GMSC)で受け取り、
ホーム位置レジスタ(HLR)からルート情報を要求し、そしてホーム位置レジスタ(HLR)から第1交換機(GMSC)へ応答メッセージを送信する段階を含み、
上記メッセージは、コールの転送及び再送番号を指示するデータを含んでいるような方法において、
コール設定メッセージ、又は上記ルート情報要求に対する応答メッセージについて、コールに関連した基本的サービスを指示する基本的サービスコードを再送交換機(GMSC)に与え、そして
上記基本的サービスコードに基づいて、異なるクオリティを与える利用可能な複数のラインの中から1つのライン選択することにより、再送番号へのコールのルート指定を実行することを特徴とする方法。 - 上記基本的サービスコードは、ルート情報要求に対する応答メッセージSend_Routing_Info_RESに追加される延長部を介してホーム位置レジスタ(HLR)から第1交換機(GMSC)へ転送される請求項2に記載の方法。
- コールの転送に関連した加入者データに基づいてコールの転送を実行するための少なくとも1つの交換機(VMSC)と、コールの転送に関連した加入者データを記憶するための少なくとも1つのビジター位置レジスタ(VLR)とを備えた移動システムにおいてコールの転送を実行するための方法であって、
移動システムの加入者にアドレスされたコール設定メッセージを交換機(VMSC)で受け取り、
交換機に接続されたビジター位置レジスタ(VLR)に加入者データ要求を与え、そしてビジター位置レジスタ(VLR)から交換機(VMSC)へ応答メッセージを送信する段階を含み、
このメッセージは、コールの転送及び再送番号を指示するデータを含むものである方法において、
コール設定メッセージ又は上記応答メッセージに関連して基本的サービスコードを再送交換機(VMSC)に与え、そして
この基本的サービスコードに基づいて、異なるクオリティを与える利用可能な複数のラインの中から1つのライン選択することにより、再送番号へのコールのルート指定を実行することを特徴とする方法。 - 移動システムの第1交換機(GMSC)に接続されたホーム位置レジスタ(HLR)において、このホーム位置レジスタ(HLR)は、ルート情報要求に対する応答メッセージに関連して第1交換機(GMSC)へ基本的サービスコードを送信するように構成され、その基本的サービスコードは、コールを再送するにあたって異なるクオリティを有する複数の利用可能なラインの中から選択されるべきラインのクオリティを指示することを特徴とするホーム位置レジスタ。
- 上記ホーム位置レジスタ(HLR)は、ルート情報要求に対する応答メッセージSend_Routing_Info_RESに追加される延長部により第1交換機(GMSC)へ基本的サービスコードを転送するように構成された請求項5に記載のホーム位置レジスタ(HLR)。
- コールを再送番号へ転送するための手段を備えた移動システムの第1交換機(GMSC)において、この交換機は、コール設定メッセージから、又は加入者データ要求に応答してホーム位置レジスタ(HLR)により第1交換機(GMSC)へ送信された応答メッセージから、基本的サービスコードを導出するように構成されると共に、その基本的サービスコードに基づいて、異なるクオリティを与える利用可能な複数のラインの中から1つのライン選択することにより、再送番号へコールをルート指定するように構成されたことを特徴とする交換機。
- 上記交換機は、ルート情報要求に対する応答メッセージSend_Routing_Info_RESに追加される延長部において基本的サービスコードを受け取るように構成された請求項7に記載の交換機。
- 上記再送番号は、多数のラインを有する音声メールサービスセンターの番号であり、そして上記交換機は、基本的サービスコードに基づいて転送に対して選択されたラインを経て音声メールサービスセンターへコールを転送するように構成される請求項7に記載の交換機(GMSC)。
- 上記交換機(GMSC)は、基本的サービスコードに基づいて選択された変換を再送番号に受けさせるように構成された請求項7に記載の交換機(GMSC)。
- 再送番号にコールを転送するための手段を備えた移動システムの交換機(VMSC)において、この交換機は、コールの基本的サービスを指示する基本的サービスデータであって、コール設定メッセージに関連して送信されるか、或いは加入者データ要求に応答してビジター位置レジスタ(VLR)から交換機(VMSC)へ送信される応答メッセージに関連して送信される基本的サービスデータから、基本的サービスコードを導出するように構成され、そして
上記交換機(VMSC)は、その基本的サービスコードに基づいて、異なるクオリティを与える利用可能な複数のラインの中から1つのライン選択することにより、再送番号へのルート指定を実行するよう構成されたことを特徴とする交換機。 - 上記交換機は、少なくとも、基本的サービスデータに含まれたベアラ容量情報エレメントに基づいて、基本的サービスコードを導出するように構成された請求項11に記載の交換機。
- 上記再送番号は、多数のラインを有する音声メールサービスセンターの番号であり、そして上記交換機は、基本的サービスコードに基づいて転送に対して選択されたラインを経て音声メールサービスセンターへコールを転送するように構成される請求項11に記載の交換機(VMSC)。
- 上記交換機(VM4SC)は、基本的サービスコードに基づいて選択された変換を再送番号に受けさせるように構成された請求項11に記載の交換機(VMSC)。
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